JPS61117644A - クラスタ・システムにおける問合せ端末の二重問合せ防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、クラスタ・システムにおける問合せ端末から
の二重問合せの防止方式に関する。多数の端末と、これ
を制御し、端末のデータを中央のホスト計算機の判るイ
メージに編集するクラスタ（端末制御装Ｗ）の多数個と
、中央のホスト計算機からなるデータ処理システムをク
ラスタ・システムと称している。

第２図は、クラスタ・システムのシステム構成ブロック
図である。図において、１は中央のホスト計算機、２は
クラスタ、３は端末をそれぞれ示す０例えば、ある銀行
オンライン・システムの例では、約５０個の端末を制御
するクラスタが約２００個、中央のホスト計算機に接続
されており、即ち約１００００個の端末を持ったクラス
タ・システムとなっている。

銀行オンライン・システムにおける各種端末装置のよう
に、すべての処理を中央のホスト計ｎＩａに問合せし、
その結果に基づいて実行する端末を問合せ端末と称して
いる。このような問合せ端末の１つから、中央のホスト
計算機に対して問合せ°中に、さらにもう一度量合せが
発せられることは、誤動作の原因となるので厳重に防止
しなければならない。本発明は、この二重問合せ防止の
ための管理方法に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種のシステムにおける二重問合せ防止のため
の管理は、中央のホスト計算機において、総ての問合せ
端末骨の管理情報を持っていて、管理を実行していた。

［発明が解決しようとする問題点］ このように、中央のホスト計算機が総ての端末の二重問
合せの管理を実行することは、上記に説明した銀行オン
ライン・システムの例のように、万に及ぶ端末数となる
と、ホスト計算機の資源面（主記憶装置および外部記憶
装置等）、ならびに処理能力面で無視できなくなってき
た。

［問題点を解決するための手段］ 上記問題点は、各クラスタに、該クラスタに接続される
問合せ端末の問合せ状態を管理するテーブルを具備させ
、二重問合せ防止のための管理を行わせるよう構成した
本発明のクラスタ・システムにおける問合せ端末の二重
問合せ防止方式によって解決される。

［作用］ 即ち、各クラスタに、これに接続される問合せ端末の情
報と管理テーブルを持たせ、端末から問合せ電文の上が
るごとに、その端末のテーブルに“問合せ中”を記録し
、ホスト計算機からの応答電文の終了ごとに、“アイド
ル中”を記録することによって、二重問合せを、各クラ
スタで管理するものである。

［実施例］ 以下第１図に示す実施例により、本発明の要旨を具体的
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例における処理シーケンス図
である。

クラスタ２には、このクラスタに接続されている各問合
せ端末の情報と管理テーブルを持たせて二重問合せを管
理する。

■いま端末Ａ、３から問合せ電文が上がると、クラスタ
２では、端末Ａ、３のテーブルに、“問合せ中゛の旨登
録し、ホスト計算機へ問合せ電文を上げる。

■ホスト計算機１において、問合せ対する処理を行い、
応答電文を送信する。

■クラスタ２においては、ホスト計算機からの応答電文
を受信すると、これを問合せ端末Ａ。

３へ送出し、応答電文の最後を受信すると、端末Ａの管
理テーブルに“アイドル状態”の旨登録する。

上記に説明したように、ホスト計算機が極めて多数の問
合せ端末比ての二重問合せを管理するときは、その資源
および処理能力が無視できなくなるが、個々のクラスタ
でこれを管理するときは、僅かの資源および処理能力で
これを実行できる。

［発明の効果］ 以上説明のように本発明によって、ホスト計算機におけ
る所要資源および処理時間の削減が計れ、空いた資源お
よび処理能力を別目的に使用することが可能となる効果
を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における処理シーケンス図、 第２図はクラスタ・システムのシステム構成ブロック図
である。 図面において、 １はホスト計算機、　　　　　　２はクラスタ、３は問
合せ端末、 をそれぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の問合せ端末を有するクラスタ・システムにおいて
   、各クラスタに、該クラスタに接続される問合せ端末の
   問合せ状態を管理するテーブルを具備させ、二重問合せ
   防止のための管理を行わせるよう構成したことを特徴と
   するクラスタ・システムにおける問合せ端末の二重問合
   せ防止方式。