JPS61112556A - 直流回転機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、直流回転機、特にその電機子巻線が重ね巻
きに構成されている電機子とブラシとに関するものであ
る。

〔従来の技術〕

第５図は例えば電気学会大学講座直流機（昭和ｑ２年３
月２０日初版発行９発行所電気学会）Ｐ。

ｇ６に示された従来の弘極重ね巻巻線の直流回転機の巻
線接続矢示す原理図であり、図において、Ｎ、Ｓはそれ
ぞれ主極、Ｂ、　、　Ｂ、は正ブラシ、Ｂユ。

馬は負ブラシ、符号（１）は電機子巻線、（す、（３）
は同極性のブラシを並列接続する導体、（す、（り）は
正端子及び負端子である。Ｃ６）、Ｃ７）は頂度ブラシ
下にある巻線の同電位点間を接続した均圧結線である。

この均圧結線（４Ｊ、（７）は、その他に適当な間隔で
電機子巻線に取り付けであるが原理図では省略されてい
る。

次にこのような直流回転機の一例として直流発電機の動
作について説明する。

電機子が回転することにより、主極Ｎ、Ｓ下の電機子巻
線（υに矢示の方向に起電力ｅが発生し、主極の中間点
に設けられたブラシＢ、　、Ｂ、　、Ｂユ、Ｂ、を介し
て正及び負端子（す、（！ｒ）の間に電圧ｅが発生する
。今、電機子回路の内部抵抗を無視し、正負端子（旬、
（５）間に負荷抵抗Ｒを接続すると、負荷の電流が流れ
ろ。

均圧結線（す、（７〕は、主極磁束の不均一により、発
生電圧ｅが不均一の場合に循環電流により不均−に是正
することにより、ブラシを介し並列接続導体（２）、（
Ｊ）に循環電流が流れ、整流が悪化することを防止する
目的で同電位点を接続している。

第６図は第５図を回路図により示したものであり、第Ｓ
図と同一符号のものは同一機能を有するものである。

従来の電機子に重ね巻巻線を有する直流回転機は、以上
のように構成されているので、ブラシは各主極Ｎ、Ｓの
中間点に設げられ、極数と同数が等ピッチで設げられて
いる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の電機子に重ね巻巻線を構成している直流回転機は
、上記のように構成されているので、そのブラシの保守
、点検にはそのためのスペースが必ず両側に必要であり
、従って、直流回転機をそれが取り付けられる装置に組
み込む場合には、上記必要スペースを確保しなければな
らない等のレイアウト上の制約があるなどの欠点があっ
た。

この発明は、上記のような従来の直流回転機における欠
点を除去してブラシの要するスペース上の制約を少なく
すると共に構成も単純にした直流回転機を提供すること
を目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明の直流回転機は、電機子巻線の同賊位点間を接
続している均圧結線ヲ太くし、この目玉結線上の／箇所
に対応する位置にのみブラシを設けて、均圧結線に同極
並列接続導体の機能を持２せることにより、必ずしも極
数と同数のブラシを必要とせず、最低コ個でよく、重ね
巻巻線をＭする直流回転機でありながら、保守、点検の
ためのスペースを片側のみでよいようにした直流回転機
である。

〔作用〕

この発明の直流回転機は、上記のように構成されている
ので、この発明の均圧結線は、同極性の他のブラシと同
極並列接続導体との０能を共に持ち、端子に起電力を引
き出すようになる。

〔実施例〕

以Ｆ、この発明をその一災施例を示す図に基づいて説明
する。

第１図は本発明にょろり極重ね巻巻線によつ℃構成され
る電機子を有する直流回転機の巻線接続を示す原理図で
あり、第タ図、第６図と同一符号のものは同一機能を有
するものを示すものである。

第１図において符号（ＩＩ）　、　（？）は適当な線径
を有し、頂度ブラシ下にある電機子巻線に接続された均
圧結線であり、第５図にあった同極性の他方のブラシ８
ユ、Ｂ、及びそれぞれの並列接続導体（コ）。

（３）は設けられていない。その他の構造は従来の直光
回転機におけるものと同じである。

次に上記実施例の直流発電機の動作について説明する。

電機子が回転し、起電力ｅが発生し、ブラシＢ、　、Ｂ
、を介して固定端子（す、（５）に電力ｅが発生し、負
荷抵抗Ｒにより、負荷’ＵＬＨ，Ｉか流れることは従来
のもの（第５図）と同様であるが、電機子＝工 巻線の電流１　　は第１図の破線で示すようにブ弘 ラン下のＴｊＬ機子巻線に接続された均圧結線を流れて
れ路を形成する。このため、均圧結線には２１＝工の電
流が流れることになり、従来の均圧結線ユ に比べ熱的理由から線径な太くする必要がある。

実際にはブラシ下でのみ通電されるため、ＲＭ８値は小
さく、線径の増大はわずかである。こりように、電機子
巻線の同電位点を結んでいる均圧結線が、接続された電
機子巻線が重度プツシ下にあるとざには、他の同極性の
ブラシの機能と、同極並列接続導体の機能とを同時に持
ち、こｎらを省略している。また、第二図は、第１図を
回路図で示したものであり、第５図、第６図及び第１図
と同一符号のものは同一機能を有するものを表わしてい
る。

な２、上記実施例では弘極の発電機について示したが、
電動機でも同様であり、極数も弘極に限らす、同極でも
よい。

第３図は、６極の場合の′電機子回路の概念図であり、
第１〜コ図と同一符号のものは同一イシ能留有するもの
であり、また、符号（ｌθ）　、　Ｃｌ／）は爪皮プラ
ン下にある電機子巻線に接続し７た均圧結線である。こ
の場合、電機子巻解電流１＝工が破線のように均圧箱縁
を介して流れ、上記実施例と同様の効果がある。

また、正、負極のブラシは必しも相丙る極である必要は
ない。

更に、第９図は、を極の場合の電機子回路の概念図であ
り、第１〜３図と同一符号のものは同一機能を有し、符
号（ｔ２）、（ｔ３）は重度ブラシ下にある電機子巻線
に接続した均圧結線であり、ブラシＢユはＢ７に対し相
跨る位置にない。そして、電機予巻ｉｔ流１＝工が破線
のように均圧結線を介して流れ、従って、上記実施例と
同様の効果を有する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、電機子を重ね巻巻線
によって構成した直流回転機におい℃、均圧結線の線径
を適当に選んで、この均圧結線のｌ箇所に対応する位置
にブラシを投げ、他の同極ブラシ及び同極並列導体を省
略したので、設置を必要とするブラシ個数が減少させる
ことができてブラシの保守、点検のためのスペースの設
置カ片側のみですみ、また、点検窓の位置も自由に選定
でさるために、上記スペース設置による制約も少なくな
って、機械のレイアイトの自由度を同上し、また、一方
のブラシ及び同極並列導体の設置も省略し得たので構成
も単純となった電機子’ｔ４する直流回転機が得られる
という効果をイしている。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の原理図、第２図は第１図
の回路図、第３図及び第９図は他の実施例を示す概念図
、第５図は従来の重ね巻巻線の原理図、第６図は第５図
の回路図である。 Ｂ、　、Ｂ、・・正、負極ブラシ、（１）・・電機子巻
線、（ｇ）　、（デ）、（１０）、（／υ、（／コノ、
（／、？）・・均圧結線。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分又は機能を
示す。 帛１図 皐２１！ＸＩ　　　　　　Ｒ’蛯抵抗 許に　　　１２．＋３均斤枯蒜 氾５図 手続補正書（自発） 昭和６゜チ、２０月１２　日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電機子に重ね巻巻線を有する直流回転機において、上記
   電機子巻線の同電位点間を接続している均圧結線上の１
   箇所に対応する位置にのみブラシを設けて極数より必要
   ブラシ数を減少させたことを特徴とする直流回転機。