JPS61111138A - 冷蔵庫用兼冷凍庫用脱臭剤 - Google Patents

冷蔵庫用兼冷凍庫用脱臭剤

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JPS61111138A
JPS61111138A JP59234254A JP23425484A JPS61111138A JP S61111138 A JPS61111138 A JP S61111138A JP 59234254 A JP59234254 A JP 59234254A JP 23425484 A JP23425484 A JP 23425484A JP S61111138 A JPS61111138 A JP S61111138A
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JP
Japan
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salts
odor
salt
water
ammonia
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JP59234254A
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Toshiko Matsushita
松下 敏子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵厚内や冷凍庫内の臭気、とくに魚貝間、
その他の肉類が発生するアンモニア臭、低級アミン類臭
(主として、トリメチルアミン臭)等のアルカリ性を呈
する庫内悪臭を強力かつ速やかに吸着化合物化して無臭
化する速効性の冷蔵庫用前途・凍原用脱臭剤に関する。
従来の技術 冷蔵庫用や冷凍庫用脱臭剤としては、ヤシガラ活性炭が
広く使用されている。
発明が解決しようとする問題点 周知のヤシガラ活性炭は、アンモニア臭、低級アミン類
臭等の粒子の小さい悪臭に対しては、はとんどその効果
を発揮しない。従って、ヤシガラ活性炭のみでは、冷蔵
庫内や冷凍庫内の悪臭を十分に除去することが困難であ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、吸湿性かつ潮解性又は水溶性で水の存在に於
て加水分解を起す塩類が強力な吸湿性をもっていること
、アンモニア臭は、低温になるほど水によく溶解するこ
と〔たとえば0℃で水の体積1に対して約1300(2
0℃で700しか溶解しない)溶解すること〕、冷蔵庫
内や冷凍庫内は、比較的乾燥した状態かつ低温であって
、空気が循環しているため、少ない湿気ではあるが、ア
ンモニア臭を多量に溶解した状態を呈して上記塩類に吸
着されること、上記塩類は吸湿によって次第に固化し、
最後には水溶液になる場合と、ならない場合とあるが、
上記塩類は、水の存在に於て加水分解を起して酸性を呈
するため、アリカリ性物質であるアンモニア臭と酸アル
カリ反応及び置換反応(イオン交換反応)を起し、アン
モニウム塩としてアンモニア臭を吸着丈ること、低級ア
ミン類臭く主としてトリメチルアミン臭)に対しても上
記アンモニア臭の場合と同様なことがいえること、上記
トリメチルアミン((CH3’>3 N)は、水に対す
る溶解度がアンモニア臭よりも少ないが、アンモニア臭
よりも強いアルカリ性物質であって、庫内空気の循環に
よって上記アンモニア臭の場合と同様に前記塩類と水の
存在に於て駿アルカリ反応、置換反応(イオン交換反応
)を起して吸着され、脱臭されること、又一部の塩類は
、アンモニア臭の存在に於て当初アンモニウム塩をつく
り、中性もしくは弱アルカリ性を呈し、次いで置換反応
(イオン置換反応)を起してカルボン酸類の脱臭をする
こと(たとえば、塩化バリウム及び塩化カルシウム塩が
酢酸等と最終的に塩をつくって脱臭すること)。
さらに又一部の塩類は、アンモニア臭と醋イオンをつく
り、溶解して脱臭すること(たとえば、硫酸鋼、硝酸銀
、塩化銀及び塩化カルシウム塩のように分子化合物をつ
くるものがあること、とくに塩化カルシウム塩の場合固
結防止剤として比重の似ている黒鉛が有効であること)
等に着目したうえで、前記塩類単独又は二種以上混合し
ても反応しない塩類の混合使用もしくは併用からなるも
のである。
作用 本発明は、吸湿性、潮解性又は水溶性で水の存在に於て
加水分解を起して酸性を呈する塩類の単独又は該塩類で
あって二種以上混合しても反応しない塩類の混合使用も
しくは併用からなるので、透湿性かつ通気性のある容器
に充填して使用するときは、上記塩類は、吸湿性を強力
に発揮し、冷蔵庫内や冷凍庫内が低温かつ少ない湿気状
態であるにもかかわらず、低温はど水によく溶解するア
ンモニア臭を条苗に溶解した冷湿気を極力に吸収すると
共に、上記塩類は、水の存在に於て加水分解を起して酸
性を呈するため、アルカリ性を呈する物質であるアンモ
ニア臭、トリメチルアミン臭と酸アルカリ反応。
W−反応(イオン交換反応)を起し、−価基は、アルカ
リ金属のように強いアルカリ性を呈するために強酸性の
塩酸類、硝酸類と反応して中性の物質をつくり、また中
程度の酸及び弱酸類と反応してアルカリ性物質をつくる
ために有効な物質が少ない。
ただし、アルカリ金属塩である硝酸ナトリウムは、吸湿
性であり、アンモニア臭を吸収した水分を吸収すること
ができるが、酸アルカリ反応、置換反応(イオン交換反
応)を起さない。
また、一部硝酸銀のように醋イオンをつくるものがある
が、この場合は錯塩(配位結合を含む)をつくるために
−価でも1個のアンモニアを吸収するとはかぎらない。
二価塩は2個のアンモニア臭及び2個のトリメチルアミ
ン臭と、三価塩は3個のアンモニア臭及び3個のトリメ
チルアミン臭と、多価塩はその数に応じたアンモニア臭
及びトリメチルアミン臭と酸アルカリ反応、置換反応(
イオン交換反応)を起し、アンモニウム塩となって脱臭
する。ところで、塩化カルシウム塩のように分子化合物
をつくるもの、塩化バリウムのようにカルボン酸類を脱
臭するもの、銅塩、銀塩のようにアンモニア臭と酪化合
物をつくって脱臭するもの、第一鉄、塩化第二コバルト
のようにアンモニア臭と配位結合(一種の錯塩)して脱
臭するもの等がある。
実施例 本発明の実施例を使用可能な塩類の種類、実験例、試験
例などを含めて以下に説明する。
使用、可能な吸湿性、潮解性の塩類は、塩化物として、
塩化カルシウム塩、塩化ストロンチウム塩、塩化ニッケ
ル塩、塩化マグネシウム塩。
塩化マンガン塩、塩化クロム塩、塩化セリウム塩、塩化
アルミニウム1話、塩化銀塩、塩化第二コバルト塩、そ
の他等があり、その他酸順にあっては、硝M塩として、
硝酸コバルト塩、硝酸第二鉄塩、硝酸第二銅塩、硝酸ア
ルミニウム塩。
硝酸マグネシウム塩、硝酸マンガン塩、硝酸銀塩、その
他等がある。酢酸塩としては、酢酸コバルト塩、その他
等があり、燐酸塩として、五酸化燐、その他等があり、
硫酸塩としては、硫酸銅塩、その他等がある。また、二
種以上の塩類を混合使用する場合は、たとえば、強蔵同
志の塩類で塩化マグネシウム塩、硝酸マグネシウム塩と
の混合、その他等が考えられる。そして、主として吸湿
性、iI解性の塩類(強酸と弱アルカリ土類金属或はそ
の他の元素と反応して生成してできた塩類)は、水の存
在に於て加水分解を起し、酸性を呈するために最も有効
である。
上記した塩類は、塩化カルシウム塩を除き、分子化合物
をつくらないため、水の存在において加水分解を起して
酸性を呈し、単なる酸アルカリ反応、置換反応(イオン
交換反応)を起し、アルカリ性物質であるアンモニア臭
や低級アミ矛     ン類臭(主としてトリメチルア
ミン臭)を脱臭する。たとえば、一般に弱い酸による物
質より強い酸の物質のほうが、アルカリ性であるアンモ
ニア臭や低級アミン類臭の吸収による酸アルカリ反応、
置換反応(イオン交換反応)が強く、又吸湿、潮解性の
強い物質はどアンモニア臭の脱臭く水に溶解した状態で
吸収される)が強力である。
また、水溶性のみの塩類は、庫内の空気循環によってア
ンモニア臭や低級アミン類臭を吸収して反応するため、
その効果が弱い。アルカリ土類金属である二価塩の場合
、塩化マグネシウム塩を使用す、れば、2個のアンモニ
ア臭及び2個の低級アミン類臭と酸アルカリ反応、l換
反。
応(イオン交換反応)を起し、三価塩の場合、塩化アル
ミニウム塩を使用すれば、3個のアンモニア臭及び3個
の低級アミン類臭と酸アルカリ反応、置換反応(イオン
交換反応)を起し、いずれもアンモニウム塩をつくって
脱臭するが、その持続力は、三価塩な、らば二価塩の3
/2倍、多価塩ならば二価塩の多価/2倍というように
向上してゆく。
使用可能な水溶性の塩類は、硫酸塩として、硫酸アルミ
ニウム塩(#2  (304)3 )、硫酸ニッケル塩
(NLSOa  ・7HzO)、硫酸マグネシウム塩(
hJS04 ・7H20)、塩化物として、塩化ニッケ
ル塩、塩化アンモン塩、硝酸塩として、硝酸亜鉛塩、酢
酸塩として、酢酸マンガン塩、その他等がある。
しかして、上記した各種の塩類は、塩化物中或は酸類中
もしくは水溶性中の適当な薬剤を単独で使用する場合の
みならず、該薬剤の2種以上を適宜に混合使用する場合
がある。混合使用の場合は、互に反応して不溶解性物質
を生じないものが好ましい(たとえば、塩化マグネシウ
ム塩と硝酸マグネシウム塩、塩化アルミニウム塩と硝酸
マグネシウム塩、その他等)。又、稀酸類の水溶液と前
記塩類とを混合使用する場合があるが、この場合も前記
塩類と反応して不溶解性物質をつくらないことが好まし
い(たとえば、塩化マグネシウム塩と稀硝酸水溶液、そ
の他等)。
前記塩類は、単独使用、混合使用等に限られるものでな
く、2種以上を適宜に併用することができる。たとえば
、塩化カルシウム塩と塩化マグネシウム塩、塩化アルミ
ニウム塩と塩化カルシウム塩、その他が考え・られる。
又、酸類の水溶液と前記塩類との併用、前記塩類とアル
カリ性物質又はヤシガラ活性炭との併用など、併用の場
合も各種の組合せが考えられる。
前記塩類を単独使用又は混合使用もしくは併用する場合
に、それら塩類に混合しても反応しない安定な物質を固
結防止剤又は空隙保持剤として混合使用することができ
る。混合使用できる固結防止剤としては、黒鉛(比重1
.8〜2.2で、融点が極めて高く、酸やアルカリなど
の薬品に対して安定であり、弗素以外には侵されない粒
子又は粉末、その他等)が考えられ、これを混合するこ
とによって、前記塩類(たとえば、塩化カルシウムJs
g)が吸湿によって固化することがあっても、固結して
塊になることを防止でき、微細な連通空隙を黒鉛その他
等で維持せしめ、該空隙内を冷湿気がよく流通するよう
にすることができる。空隙保持剤としては、脱臭作用の
あるものとないものとの2種類が考えられるが、条件と
しては、前記安定性のほかに粒子であること及び耐酸性
の有機物又は無機物であることである。脱臭作用のある
ものとしては、酸性活性化したヤシガラ活性炭、素灰。
二酸化珪素粒(シリカゲル粒)等が考えられ、脱臭作用
のないものとしては、耐酸性の合成樹脂ペレット、食塩
、コークス粒、陶器膜等が考えられる。空隙保持剤は、
固結防止剤と同じ目的のために混合するが、単に併用す
ることもある。併用可能な他の脱臭剤は、前記したもの
のほか、尿酸水溶液(主成分は石炭酸、グアヤコール酸
等)、アルカリにて安定化された二酸化塩素水溶液に不
凍剤水溶液(たとえば、プロピレングリコール、エチレ
ングリコールなど)を配合した寒天ゲル状物、スルホン
化石炭又は陽イオン交換樹脂に上記不凍剤水溶液を配合
して得た水溶液を含浸せしめた粒状物、第一鉄とアスコ
ルビン酸との混合物などが考えられる。
冷蔵庫内や冷凍庫内で使用するときは、前記塩類単独又
は混合したものもしくは前記塩類に。
固結防止剤もしくは空隙保持剤を混合したものを、熱可
塑性合成樹脂孔あきフィルム製袋(たとえば、ポリオレ
フィン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ナイロン樹脂、テトロ
ン樹脂、塩化ビニリデン樹脂、テフロン樹脂など)、通
気性及び透湿性をもった不織布製袋(たとえば、ポリオ
レフィン系樹脂繊維、上記熱可塑性合成樹脂繊維。
耐酸性金属繊維、ガラス繊維、炭素繊維、その他繊維状
物製不織布等)、織物製袋(たとえば、上記不織布製袋
に使用したと同じ繊維の織物。
人絹織物、綿織物、生糸織物、麻織物、その他の動植物
繊維織物、耐酸性金属繊維織物、ガラース繊維織物等)
1通気性及び透湿性をもち、かつ非親水性のポリオレフ
ィン系多孔性シート状合成樹脂製袋(たとえば、徳山曹
達株式会社製の商品名NFレシート積水化学工業株式会
社製の商品名セルボア等)などの容袋に密封した後、通
気性及び透湿性をもった容器(開閉蓋の付いた箱など)
に収容する。このほか、前記塩類単独又は混合したもの
もしくは前記塩類に固結防止剤もしくは空隙保持剤を混
合したものと、他の脱臭剤とを夫々各別の通気性及び透
湿性容袋に密封した後、一つの上記容器に収容すること
ができるし、前記塩類の単独と、脱臭性のある空隙保持
剤とを夫々各別の上記容袋に密封し、一つの上記容器に
収容して併用することができる。さらに、通気性及び透
湿性のある上記容器内部に幾つかの小室°を画成し、そ
の小室を相互に通気及び透湿が可能なるように構成せし
め、(たとえば、前記塩類、空隙保持剤、固結防止剤な
どの粒子径以下の通気孔を画壁に無数に開穿する〉、小
室一つおきに前記塩類の単独又は混合したものもしくは
前記塩類に固結防止剤もしくは空隙保持剤を混合したも
のを上記容袋に収容することなく直接収容することがで
きる。
通気性及び透湿性をもった前記容袋及び前記容器は、前
記塩類に強酸類及び中程度の酸類1弱酸性の塩類などが
含まれること、前記塩類のなかには、塩化カルシウム塩
、その他のように水溶液になると加水分解を起し、PH
6以下の酸性を呈するも°のが存することを考慮して、
耐酸性及び耐アルカリ性の材質であることが好ましい。
通気性及び透湿性をもった前記容器は、前記塩類のなか
に塩化カルシウム塩のように吸湿によって液化すること
があるかもしれない物質があることを考慮して、周壁土
部適所に通気孔を開穿すると共に、周壁下部及び底部は
通気孔を開穿せずに構成し、容器内部を通気及び透湿が
可能な画壁(たとえば、前記塩類、固結防止剤、空隙保
持剤等の粒子径以下の径の無数の小さな通気孔が開穿さ
れた水平な画壁)で上下二段に仕切り、上部を脱臭室、
下部を吸水室(吸水材としてヤシガラ活性炭、綿、綿状
バルブ。
二酸化珪素粒、厚手の濾紙、ゼオライト、海綿。
連続気泡のポリウレタンフォーム、その他の吸水性材料
を収容する室)として使用するようにし、冷蔵庫や冷凍
庫内での漏水を防止するようにする。通気性及び透湿性
をもった前記容器に通気性及び透湿性のある開閉蓋を具
備せしめ、収容物の漏出を防ぐと共に、交換を可能なら
しめる。なお、通気性及び透湿性をもった前記容器に代
えて、既に汎用されている冷蔵庫用の脱臭剤容器を使用
することができるが、吸水至を備えていないので、液化
した塩類の溜り具合に注意する必要がある。以上のこと
から、通気性及び透湿性をもった前記容器の全部又は一
部(周壁下部及び底部)を透明にすれば、前記塩類の変
化程度を透視確認し得て便利である。前記容器の材質と
しては、アクリル樹脂、アクリルスチレン樹脂、ポリス
チレン樹脂、A、BS樹脂、ポリプロピレン樹脂、塩化
ビニル樹脂、中低圧ポリエチレン樹脂、ハイインパクト
スチロール樹脂などの耐酸性、耐アルカリ性資材が使用
可能である。
前記塩類は、極力な吸湿性をもっているので瀞(但し、
水溶性塩類の場合は混合又は併用を含む)冷蔵庫内や冷
凍庫内の湿気を吸収せしめながら、悪臭を強力に除去せ
しめることができると共に、吸湿性、WA解性の塩類を
冷凍庫内で使用するときは、既に発生した霜の除去は無
理としても、吸湿作用によって新たな霜の発生を防ぐこ
とができる。
実験例1 吸湿性、潮解性の塩類 (塩化カルシウム塩)        70%空隙保持
剤く石炭から)      25%固結防止剤(黒鉛の
粒子又は粉末 を塩化カルシウム塩に加える)    5%上記塩類(
気温15℃で比重2.152)と上記固結防止剤(比重
1.8〜2.2、粒子がこまかくなるほど比重が軽くな
る)とは、比重が同じ位であるため、両者が分離するこ
と少なく、塩類の表面に付着せしめることにより、塩類
が吸湿で固化しても:固結防止剤によって固結が防止さ
れ、かつ空隙保持剤によって塩類相互間の微細な連通空
隙が維持され、庫内の臭気が塩類とよく接触し、脱臭効
果が時間と共に低 −下することを防止し得る。
実験例2 塩化マグネシウム塩(二価塩)の使用例N H3+ H
20→N H< OH (アンモニア臭を溶解した庫内の冷湿気)−C第2+2
NH40H→ 2NHa CR+t’b (OH)2 実験例3 塩化アルミニウム塩゛(三価塩)の使用例NH3+H2
0−+HH40H (アンモニアを溶解した庫内の冷湿気)M Cj 3 
+ 3 N H’ 40 H→3NH,s C1+AI
 (OH)3 上記2例は、いずれも二価塩、三価塩が水の存在におい
て加水分解を起して酸性を呈し、前者は2個のアンモニ
ア臭と、後者は3個のアンモニア臭とそれぞれ酸アルカ
リ反応、置換反応(イオン交換反応)を起し、塩化アン
モニウム塩を生成して脱臭する。
実験例4 塩化カルシウム塩でカルボン酸を脱臭する場合。
酢酸を使用するとくアンモニア臭の存在において可能) N Ha 十820−+HHa OH (アンモニア臭を溶解した庫内の冷湿気)C’H3C0
OH+NH40H− CH3GOONH4+H20 2CH3COON Ha + Ca C12→Ca (
CH3Coo)2 +2N84 C1この場合、まず中
性又は弱アルカリ性の酢酸アンモニウムを生成し、次い
で酸性である塩化カルシウム塩と置換反応(イオン交換
反応)を起し、塩化アンモニウム塩を生成して脱臭する
試験例 上記実験例1で示したと同じものを冷蔵庫の上部と下部
とにそれぞれ置いたところ、上部に置いたものよりも、
下部に置いたもののほうにすぐれた脱臭効果が認められ
た。このすぐれた脱臭効果は、塩類相互間の微細な連通
空隙が、空隙保持剤よって確保され、かつ固結防止剤に
よって固結が防止され、庫内の臭気が微細な連通空隙内
に入り込んで、塩類とよく接触するためであると考えら
れる。この場合、塩類に多少の湿気を与えておくほうが
、脱臭効果の顕著なることが認められ、持続性のあるこ
とが認められた。
発明の効果 本発明は、上記構成からなるので、周知の脱臭剤では十
分に脱臭できなかったアンモニア臭く湿気にとくに吸収
されやすい)、低級アミン類臭(主としてトリメチルア
ミン臭)などを塩類の吸湿作用及び冷蔵庫内や冷凍庫内
における空気循環により、塩類に吸着せしめ得、また、
塩類が水の存在において加水分解を起して酸性を呈し一
アルカリ性物質であるアンモニア臭。
低級アミン類臭(主としてトリメチルアミン臭)などと
酸アルカリ反応、置換反応(イオン交換反応)を起し、
アンモニウム塩として吸着脱臭I     する反応が
加味されるので、脱臭作用が向上すると共に、速攻性、
持続性のある脱臭効果を発揮する。そして、吸湿性、潮
解性の塩類を冷凍庫で使用すれば、強力な吸湿作用によ
って、既にできた霜の除去は無理としても、その債の霜
の発生を防止できると共に、冷蔵庫内の前記悪臭と同様
の庫内悪臭を除去することができる。
特  許  出  願  人     松  下   
敏  子手続補正書 昭和59年12月 /り日 1、 事件の表示 昭和59年特許願第234254号 2、発明の名称 冷蔵庫用兼冷凍庫用脱臭剤 3、補正をする者 事件との関係       特許出願人氏名(名称) 
   松・  下  敏  子4、代理人 ゛ 昭和   年   月   日 補    正    書 L 明細書3頁1行目、7頁9〜10行目の「アリカリ
」なる記載をすべて「アルカリ」なる記載に補正する。
2、同書7頁9行目の「潮解性jという記載の次に「(
水溶性を含む)」なる記載を挿入、する03、同書8頁
17行目の「3/2倍」なる記載をr−4−Jという記
載に補正する。
& 同書9頁1行目のr (Adz (SO4)s)J
という記載をr (Adz (8041) Jという記
載に補正する。
6、同書9頁2行目の「(NLSo< ・7&O) J
という記載をr(Ni S 04・7HxO)Jなる記
載に補正する07、同書9頁3行目のr(MgSo< 
−7H20)Jという記載をr(Mgso、・7&O)
Jなる記載に補正する。
8、同書9頁4行目の「塩化アンモ/塩」という記載を
「塩化アンチ七ン塩」なる記載に補正する0 9、同書10頁4行目の「その他」なる記載の次に「等
」なる記載を挿入すると共に、同行目の「「又、」の次
に「稀」なる記載を挿入する◇10、  同書■頁7行
目の「(シリカゲル粒)Jという記載の次に「その他」
なる記載を挿入する。
11、同書11頁9行目の「陶器粒」という記載の次に
「その他」という記載を挿入する。
12、  同書球頁10〜U行目の[その他繊維状物製
不織布Jなる記載の次と、同頁14〜15行目の「ガラ
ス繊維織物」という記載の次とに、それぞれ「その他」
なる記載を挿入する。
13、  同書18頁9〜lO行目の「酢酸アンモニウ
ム」なる記載の次K「塩」なる記載を挿入する。
14、  同書18頁四行目の「空隙保持剤」なる記載
の次に「に」という記載を挿入する。
手続補正書 昭和60年11月)λ日 1、事件の表示 昭和59年特 許 願第234254号2、発明の名称 冷蔵庫用前途凍印用脱臭剤 3、補正をする者 事件との関係     特 許 出 願 人氏名(名称
)    松  下   敏  子4、代理人 住 所  東京都文京区白山5丁目14番7号早川ピル
電話東京946−0531番(代表)6、補正の対象 明IB書の発明の詳細な説明の欄 (2)同書11貢19〜20行目の[冷蔵庫や冷凍庫内
での漏水を防止するようにする。]という記載の次に下
記の記載を挿入する。
記 また、吸水苗は、吸水性ポリマーを入れた吸水紙と、ア
ルカリ性固型薬剤(たとえば、無水珪酸ナトリウム塩、
その他等)とを収容し、前記吸湿性、m解性の塩類(た
とえば、塩カルシウム塩)が水溶液に手続?1i正宙 昭和61年 2月 6日 昭和  年  月  日 補  正  明  細  書 1、発明の名称 冷蔵床用兼冷凍庫用脱臭剤 2、特許請求の範囲 吸湿性、潮解性又は水溶性で水の存在に於て加水分解を
起して酸性を呈する塩類の単独又は該塩類であって二種
以上混合しても反応しない塩類の混合使用もしくは併用
からなる冷蔵床用兼冷凍庫用脱臭剤。
3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫内や冷凍庫内の臭気、とくに魚貝肉、
その他の肉類が発生するアンモニア臭、低級アミン類臭
(主として、トリメチルアミン臭)等のアルカリ性を呈
する厚内悪臭を強力かつ速やかに吸着化合物化して無臭
化する速効性の冷蔵床用兼冷凍庫用脱臭剤に関する。
従来の技術 冷蔵庫用や冷凍庫用脱臭剤としては、ヤシガラ活性炭が
広く使用されている。
発明が解決しようとする問題点 周知のヤシガラ活性炭は、アンモニア臭、低級アミン類
臭等の粒子の小さい悪臭に対してtよ、はとんどその効
果を発揮しない。従って、ヤシガラ活性炭のみでは、冷
蔵庫内や冷凍庫内の悪臭を十分に除去することが困難で
ある。
問題点を解決するための手段 本発明は、吸湿性かつ潮解性又は水溶性で水の存在に於
て加水分解を起す塩類が強力な吸湿性をもっていること
、アンモニア臭は、低湿になるほど水によく溶解するこ
と〔たとえば0℃で水の体積1に対して約1300(2
0℃で70OL、か溶解しない)溶解すること〕、冷蔵
庫内や冷凍庫内は、比較的乾燥した状態かつ低温であっ
て、空気が循環しているため、少な(1湿気ではあるが
、アンモニア臭を多量に溶解した状態を呈して上記塩類
に吸着されること、上j      記塩類は吸湿によ
って次第に固化し、最後に&工水溶液になる場合と、な
らない場合とあるが、上記塩類は、水の存在に於て加水
分解を起して酸性を呈するため、アルカリ性物質である
アンモニア臭と酸アルカリ反応及び置換反応(イオン交
換反応)を起し、アンモニウム塩としてアンモニア臭を
吸着すること、低級アミン類臭(主としてトリメチルア
ミン臭)に対しても上記アンモニア臭の場合と同様なこ
とがいえること、上記トリメチルアミン((CH3)3
 N)は、水に対する溶解度がアンモニア臭よりも少な
いが、アンモニア臭よりも強いアルカリ性物質であって
、庫内空気の循環によって上記アンモニア臭の場合と同
様に前記塩類と水の存在に於て酸アルカリ反応、置換反
応(イオン交換反応)を起して吸着され、脱臭されるこ
と、又一部の塩類は、アンモニア臭の存在に於て当初ア
ンモニウム塩をつくり、中性もしくは弱アルカリ性を呈
し、次いで置換反応(イオン交換反応)を起り、T−”
A′、IC/酸類′)ni臭をすルZk<t:jニー 
       。
えば、塩化バリウム及び塩化カルシウム塩が酢酸等゛と
最終的に塩をつくって脱臭すること)。
さらに又一部の塩類は、アンモニア臭と醋イオンをつく
り、溶解して脱出すること(たとえば、硫酸銅、硝酸銀
、塩化銀及び塩化カルシウム塩のように分子化合物をつ
くるものがあること、とくに塩化カルシウム塩の場合固
結防止剤として比重の似ている黒鉛が有効であること)
゛等に着目したうえで、前記塩類単独又は二種以上混合
しても反応しない塩類の混合使用もしくは併用からなる
ものである。
作用 本発明は、吸湿性、潮解性又は水溶性で水の存在に於て
加水分解を起して酸性を呈する塩類の単独又は該塩類で
あって二種以上混合しても反応しない塩類の混合使用も
しくは併用からなるので、透湿性かつ通気性のある容器
に充填して使用するときは、上記塩類は、吸湿、性を強
力に発揮し、冷蔵扉内や冷凍厚内が低温且つ少ない湿気
状態であるにもかかわらず、低温はど水によく溶解する
アンモニア臭を多量に溶解した冷湿気を極力に吸収する
と共に、上記塩類は、水の存在に於て加水分解を起して
酸性を呈するため、アルカリ性を呈する物質であるアン
モニア臭、トリメチルアミン臭と酸アルカリ反応。
置換反応(イオン交換反応)を起し、−価基は、アルカ
リ金属のように強いアルカリ性を呈するために強酸性の
塩酸類、硝酸類と反応して中性の物質をつくり、また中
程度の酸及び弱酸類と反応してアルカリ性物質をつくる
ために有効な物質が少ない。
ただし、アルカリ金属塩である硝酸ナトリウムは、吸湿
性であり、アンモニア臭を吸収した水分を吸収すること
ができるが、酸アルカリ反応、置換反応(イオン交換反
応)を起さない。
また、一部硝酸銀のように醋イオンをつくるものがある
が、この場合は錯塩(配位結合を含む)をつくるために
−価でも1個のアンモニアを吸収するとはかぎらない。
二価塩は2個のアンモニア臭及び2個のトリメチルアミ
ン臭と、三価塩は3個のアンモニア臭及び3個のトリメ
チルアミン臭と、多価塩はその数に応じたアンモニア臭
及びトリメチルアミン臭と酸アルカリ反応、置換反応(
イオン交換反応)を起し、アンモニウム塩となって脱臭
する。ところで、塩化カルシウム塩のように分子化合物
をつくるもの、塩化バルウムのようにカルボン酸類を脱
臭するもの、銅塩、銀塩のようにアンモニア臭と酪化合
物をつくって脱臭するもの、第一鉄、塩化第二コバルト
のようにアンモニア臭と配位結合(一種の錯塩)して脱
゛奥するもの等がある。
実施例 本発明の実施例を使用可能な塩類の種類、実験例、試験
列などを含めて以下に説明する。
使用可能な吸湿性、潮解性の塩類は、塩化物として、塩
化カルシウム塩、塩化ストロンチウム塩、塩化ニッケル
塩、塩化マグネシウム塩。
塩化マンガン塩、塩化クロム塩、塩化セリウムt   
   塩、塩化アルミニウム塩、塩化銀塩、塩化第二コ
バルト塩、その他等があり、その他酸類にあっては、硝
酸塩として、硝酸コバルト塩、硝酸第二鉄塩、硝酸第二
銅塩、硝酸アルミニウム塩。
硝酸マグネシウム塩、硝酸マンガン塩、硝酸銀塩、その
他等がある。酢酸塩としては、酢酸コバルト塩、その弛
等があり、燐酸塩として、五酸化燐、その他等があり、
硫酸塩としては、硫酸銅塩、その他等がある。また、二
種以上の塩類を混合使用する場合は、たとえば、強酸同
志の塩類で塩化マグネシウム塩、硝酸マグネシウム塩と
の混合、その他等が考えられる。そして、主として吸湿
性、潮解性(水溶性を含む)の塩類(強酸と弱アルカリ
土類金属或はその他の原素と反応して生成してできた塩
類)は、水の存在に於て加水分解を起し、酸性を呈する
ために最も有効である。
上記した塩類は、塩化カルシウム塩を除き、分子化合物
をつくらないため、水の存在において加水分解を起して
酸性を呈し、単なる酸アルカリ反応、置換反応(イオン
交換反応)を起し、アルカリ性物質であるアンモニア臭
や低級アミン類臭(主としてトリメチルアミン臭)を脱
臭する。たとえば、一般に弱い酸による物質より強い酸
の物質のほうが、アルカリ性であるアンモニア臭や低級
アミン類臭の吸収による酸アルカリ反応、置換反応(イ
オン交換反応)が強く、又吸湿、潮解性の強い物質はど
アンモニア臭の脱臭(水に溶解した状部で吸収される)
が強力である。
また、水溶性のみの塩類は、庫内の空気循環によってア
ンモニア臭や低級アミン類臭を吸収して反応するため、
その効果が弱い。アルカリ土類金属である二価塩の場合
、塩化マグネシウム塩を使用すれば、2個のアンモニア
臭及び2個の低級アミン類臭と酸アルカリ反応、置換反
応(イオン交換反応)を起し、三価塩の場合、塩化アル
ミニウム塩を使用すれば、3f[!1のアンモニア臭及
び3個の低級アミン類臭と酸アルカリ反応、置換反応(
イオン交換反応)を起し、いずれもアンモニウム塩をつ
くって脱臭するが、その持続力は、三価塩ならば二価塩
の7倍、多価塩ならば二価塩のy爵倍というように向上
し一 てゆく。
使用可能な水溶性の塩類は、硫酸塩として、硫酸アルミ
ニウム塩(#2  (304) 3 ) 、 WIWニ
ツ’7)Li塩(NiSO<  e 7H20) 、硫
酸マグネシウム塩(1’bsO4・7H20)、塩化物
として、塩化ニッケル塩、塩化アンチモン塩。
硝酸塩として、硝酸亜鉛塩、酢酸塩として、酢酸マンガ
ン塩、その他等がある。
しかして、上記した各種の塩類は、塩化物中或は酸類中
もしくは水溶性中の適当な薬剤を単独で使用する場合の
みならず、該薬剤の2種以上を適宜に混合使用する場合
がある。混合使用の場合は、互に反応して不溶解性物質
を生じないものが好ましいくたとえば、塩化マグネシウ
ム塩と硝酸マグネシウム塩、塩化アルミニウム塩と硝酸
マグネシウム塩、塩化カルシウム塩二水塩と塩化カルシ
ウム塩無水塩、その他等)。
又、稀酸類の水溶液と前記塩類とを混合使用する場合が
あるが、この場合も前記塩類と反応して不溶解性物質を
つくらないことが好ましい(たとえば、塩化マグネシウ
ム塩と稀硝酸水溶液、その他等)。
前記塩類は、単独使用、混合使用等に限られるものでな
く、2種以上を適宜に併用することができる。たとえば
、渇化カルシウム塩無水塩と塩化カルシウム塩二水場、
塩化カルシウム塩と塩化マグネシウム塩、塩化アルミニ
ウム塩と塩化カルシウム塩、その他等が考えられる。又
、稀酸類の水溶液と前記塩類との併用、前記塩類とアル
カリ性物質又はヤシガラ活性炭との併用など、併用の場
合も各種の組合せが考えられる。
前記塩類を単独使用又は混合使用もしくは併用する場合
に、それら塩類に混合しても反応しない安定な物質を固
結防止剤又は空隙保持剤として混合使用することができ
る。混合使用できる固結防止剤としては、黒鉛(比重1
..8〜2.2で、融点が楊めて高く、酸やアルカリな
どの薬品に対して安定であり、弗素以外には侵?   
    されない粒子又は粉末、その他等)が考えられ
、これを混合することによって、前記塩類(たとえば、
塩化カルシウム塩)が吸湿によって固化することがあっ
ても、固結して塊になることを防止でき、微細な連通空
隙を黒鉛その他等で維持せしめ、該空隙内を冷湿気がよ
く流通するようにすることができる。空隙保持剤として
は、脱臭作用のあるものとないものとの2種類が考えら
れるが、条件としては、前記安定性のほかに粒子である
こと及び耐酸性の有機物又は無機物であることである。
脱臭作用のあるものとしては、活性炭、素灰、二酸化珪
素粒(シリカゲル粒)その他の等が考えられ、脱臭作用
のないものとしては、耐酸性の合成樹脂ベレット、食塩
、コークス粒、陶器粒、その他等が考えられる。空隙保
持剤は、固結防止剤と同じ目的のために混合するが、単
に併用することもある。併用可能な他の脱臭剤は、前記
したもののほか、木酸水溶液(主成分は石灰酸、グアヤ
コール酸等)、アルカリにて安定化された二酸化塩素水
溶液に不凍剤水溶液(たとえば、プロピレングリコール
、エチレングリコールなど)を配合した寒天ゲル状物、
スルホン化石灰又は陽イオン交換樹脂に上記不凍剤水溶
液を配合して得た水溶液を含浸せしめた粒状物、第一鉄
とアスコルビン酸との混合物などが考えられる。
冷蔵庫内や冷凍庫内で使用するときは、前記塩類単独又
は混合したものもしくは前記塩類に固結防止剤もしくは
空隙保持剤を混合したものを、熱可塑性合成樹脂孔あき
フィルム箸袋(たとえば、ポリオレフィン系樹脂、塩化
ビニル樹脂、ナイロン樹脂、テトロン樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、テフロン樹脂など)、通気性及び透湿性をも
った不織布製袋くたとえば、ポリオレフィン系樹脂繊維
、上記熱可塑性合成樹脂繊維。
耐酸性金属繊維、ガラス繊維、炭素繊維、その他繊維状
物製不織布その他等)、R物製袋(たとえば、上記不織
布製袋に使用したと同じ繊維の織物1人絹織物、綿織物
、生糸織物、麻織物。
その他の動植物繊維織物、耐酸性金属繊維織物、。
ガラス繊維織物その他等)1通気性及び透湿性をもち、
かつ非親水性のポリオレフィン系多孔性シート状合成樹
脂製袋(たとえば、徳山曹達株式会社製の商品名NFシ
ート、積水化学工業株式会社製の商品名セルボア等)な
どの容袋に密封した後、通気性及び透湿性をもった容器
(開閉蓋の付いた箱など)に収容する。このほか、前記
塩類単独又は混合したものもしくは前記塩類に固結防止
剤もしくは空隙保持剤を混合したものと、他の脱臭剤と
を夫々各別の通気性及び透湿性容袋に密封した後、一つ
の上記容器に収容することができるし、前記塩類の単独
と、脱臭性のある空隙保持剤とを夫々各別の上記容袋に
密封し、一つの上記容器に収容して併用することができ
る。さらに、通気性及び透湿性の   ゛ある上記容器
内部に幾つかの小室を画成し、その小室を相互に通気及
び透湿が可能なるように構成せしめ、(たとえば、前記
塩類、空隙保持剤、固結防止剤などの粒子径以下の通気
孔を画壁に無数に開穿する)、小室一つおきに前記塩類
の単独又は混合したものもしくは前記塩類に固結防止剤
もしくは空隙保持剤を混合したものを上記容袋に収容す
ることなく直接収容することができる。通気性および透
湿性をもった前記容袋及び前記容器は、前記塩類に強酸
類及び中程度の酸類2弱酸性の塩類などが含まれること
、前記塩類のなかには、塩化カルシウム塩、その他のよ
うに水溶液になると加水分解を起し、PH6以下の酸性
を呈するものが存することを考慮して、耐酸性及び耐ア
ルカリ性の材質であることが好ましい。通気性及び透湿
性をももた前記容器は、前記塩類のなかに塩化カルシウ
ム塩のように吸湿によって液化することがあるがもじれ
ない物質があることを考慮して、周壁上部適所に通気孔
を開穿すると共に、周壁下部及び底部は通気孔を開穿せ
ずに構成し、容器内部を通気及び透湿が可能な画壁(た
とえば、前記塩類、固結防止剤、空隙保持剤等の粒子径
以下の径の無数の小さな通気孔が開穿された水平な画壁
)で上下二段に仕切り、上部を脱臭室、下部。
l      を吸水室(吸水材としてヤシガラ活性炭
、綿。
綿状パルプ、二酸化珪素粒、厚手の濾紙、ゼオライト、
海綿、連続気泡のポリウレタンフォーム、その他の吸水
性材料を収容する室)として使用するようにし、冷蔵庫
や冷凍庫内での漏水を防止するようにする。また、吸水
室は、吸水性ポリマーを入れた吸水紙と、アルカリ性固
型薬剤(たとえば、無水硅酸ナトリウム塩、その他等)
とを収容し、前記吸湿性、a4解性の塩類(たとえば、
塩カルシウム塩)が水溶液になった場合の危険性を酸ア
ルカリ反応、置換反応(イオン交換反応)によって、中
性な不溶性の珪酸として固化し、固めて安全化を図るた
めにも使用する。通気性及び透湿性をもった前記容器に
通気性及び透湿性のある開閉蓋を具備せしめ、収容物の
漏出を防ぐと共に、交換を可能ならしめる。なお、通気
性及び透湿性をもった前記容器に代えて、既に汎用され
ている冷蔵庫用の脱臭剤容器を使用することができるが
、吸水室を備えていないので、液化した塩類の溜り具合
に注意する必要がある。以上のことから、通気性及び透
湿性をもった前記容器の全部又は一部(周壁下部及び底
部)を透明にすれば、前記塩類の変化程度を透視確認し
得て便利である。
前記容器の材質としては、アクリル樹脂、アクリルスチ
レン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂、ポリプロピ
レン樹脂、塩化ビニル樹脂。
中低圧ポリエチレン樹脂、ハイインパクトスチロール樹
脂などの耐酸性、耐アルカリ性資材が使用可能である。
前記塩類は、極力な吸湿性をもっているので(但し、水
溶性塩類の場合は混合又は併用を含む)冷蔵庫内や冷凍
庫内の湿気を吸収せしめながら、悪臭を強力に除去せし
めることができると共に、吸湿性、i11解性の塩類を
冷凍庫内で使用するときは、既に発生した霜の除去は無
理としても、吸湿作用によって新たな霜の発生を防ぐこ
とができる。
実施例1 吸湿性、潮解性の塩類 (塩化カルシウム塩)       70%空隙保持剤
(石炭から)     25%固結防止剤(黒鉛の粒子
又は粉末 を塩化カルシウム塩に加える)   5%上記塩類(気
温15℃で比重2.152>と上記固結防止剤(比重1
.8〜2.2、粒子がこまかくなるほど比重が軽くなる
)とは、比重が同じ位であるため、両者が分離すること
少なく、塩類の表面に付着せしめることにより、塩類が
吸湿で固化しても、固結防止剤によって固結が防止され
、かつ空隙保持剤によって塩類相互間の微細な連通空隙
が維持され、庫内の臭気が塩類とよく接触し、脱臭効果
が時間と共に低下することを防止し得る。
実験例2 塩化マグネシウム塩(二価塩)の使用例NH3+H20
→NH< OH (アンモニア臭を溶解した庫内の冷湿気)rc12+2
NH40H→ 2NH4Cf+l’に+ (OH,) 2実験例3 塩化アルミニウム塩(三価塩)の使用例NH3+H20
→NH40H (アンモニアを溶解した庫内の冷湿気)AJ (J 3
 + 3 N H40H→3NH4(J+AI (OH
)3 上記2例は、いずれも二価塩、三価塩が水の存在におい
て加水分解を起して酸性を呈し、前者は2個のアンモニ
ア臭と、後者は3個のアンモニア臭とそれぞれ酸アルカ
リ反応、置換反応くイオン交換反応)を起し、塩化アン
モニウム塩を生成して脱臭する。
実験例4 塩化カルシウム塩でカルボン酸を脱臭する場合。
酢酸を使用すると(アンモニア臭の存在において可能) NH3+H20−→NH40H (アンモニア臭を溶解した庫内の冷湿気)CH3C0O
H+NH40H CH3GOONH4+820 2CH3GOONH4+CafJ2 →Ca (CH3
Coo)2  +2N84  C1この場合、まず中性
又は弱アルカリ性の酢酸アンモニウム塩を生成し、次い
で酸性である塩化カルシウム塩と置換反応(イオン交換
反応)を起し、塩化アンモニウム塩を生成して脱臭する
実験例4 吸湿性、潮解性の塩類として、塩化カルシウム塩の二水
塩(粒状)に水を加えて四水塩(湿っているが粒状)と
したものを使用し、その四水塩に空隙保持剤として活性
炭(直径21TIT11位の粒状)を体積比(分子量比
に非ず)1:’l。
1:2(活性炭)、1:3(活性炭)に混合し、この3
種類の各混合物を夫々冷蔵庫、冷凍庫の上段、中段、下
段に載置して脱臭力、固結状態を実験した結果、゛大変
好ましい結果が得られた。
塩化カルシウム塩は、吸湿(吸水)して四水塩になると
、単体では本来固化するが、冷蔵庫内(4℃以下)、冷
凍庫内(0℃以下)でも固化する。
ところが、上記3種類の各混合物は、冷蔵庫内、冷凍庫
内などでは湿っているが、原形の粒状を呈し、1ケ月位
経過しても固化せず、アンモニア臭、トリメチルアミン
臭を強力に脱臭している。そして、空隙保持剤も脱臭力
を有する活性炭のため、他の臭気の吸収を低下せしめる
湿気(水分)を塩化カルシウム塩が吸湿することによっ
て乾燥状態を保ち、その効果(脱臭力)を発揮している
本例に使用した活性炭は、単に空隙保持剤としてのみに
とどまらず、塩化カルシウム塩の固結防止剤として、ま
た自体が脱臭力を兼備した混合剤として、塩化カルシウ
ム塩にとって最良の混合剤であると思われる。ヤシガラ
活性炭又酸性活性化した活性炭、アルカリ活性化した活
性炭でも同様と思われる。
塩化カルシウム塩は、水分を吸収した状態のほうが、固
化しなければ、アンモニア臭、トリメチルアミン臭とよ
り強く分子化合物をつくりやすく、又酸アルカリ反応、
イオン交換反応を起しやすい。活性炭は、乾燥している
ほうが、多孔質の孔を水分で塞がれないために独自の脱
臭効果が大きくなるためと思われる。
試験例 上記実験例1で示したと同じものを冷蔵庫の上部と下部
とにそれぞれ置いたところ、上部に置いたものよりも、
下部に置いたもののほうにすぐれた脱臭効果が認められ
た。このすぐれた脱臭効果は、塩類相互間の微細な連通
空隙が、空隙保持剤によって確保され、かつ固結防止剤
によって固結が防止され、庫内の臭気が微細な連通空隙
内に入り込んで、塩類とよく接触するためであると考え
られる。この場合、塩類に多少の湿気を与えておくほう
が、脱臭効果の顕茗なることが認められ、持続性のある
ことが認められた。
これまで種々の薬剤について記してきたが、実験の結果
、塩化カルシウム@(無水塩、二水塩及びそれらの混合
物)と、ヤシガラ活性炭または多孔質の高品質活性炭(
ともに酸性活性化したものと、アルカリ活性化したもの
とがあり、それぞれ吸収する成分が異なってくるが)と
の混合または併用が、とくに広い範囲にわたって臭気を
吸収し、かつ互いに欠点をおぎない得るため、すぐれて
いるという結論に達した。塩化カルシウム塩(無水塩、
二水塩またはこれらの混合物)は、アンモニア臭、トリ
メチルアミン臭、低級アルコールと分子化合物(前記カ
ッコ書参照〉をつくり、少ない塩化カルシウム塩量で多
量の蒸気を吸収せしめることができる。その反面、吸湿
によって固化する欠点がある。蒸気塩化カルシウム塩は
、穴水塩になっても、29.5℃以下では水溶液になら
ないため、ヤシガラ活性炭または前記高品質活性炭を空
隙保持剤として使用することが可能である。一方、ヤシ
ガラ活性炭または前記高品質活性炭は、非常に多4  
    孔性かつ吸着保持力の大きな薬剤で、臭気とし
ては、メチルメルカプタン、硫化メチルなどの硫黄化合
物、アルコール類、脂肪酸類、へロゲン化炭化水素、脂
肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エステル類などを強力
に吸収する。その欠点として、多孔質が吸湿によって埋
ってしまうため、極端に吸収力を失う。塩化カルシウム
塩と併用または混合することにより、その失った湿気を
塩化カルシウム塩が吸収してまたもとの乾燥状態に戻る
。従って、前記ヤシガラ活性炭類を乾燥状態に保持せし
め得て、長期に・わたって脱臭せしめ得る。この二種類
を塩化カルシウム塩と混合使用または併用する場合、塩
化カルシウム塩の比率が多い場合は、前記ヤシガラ活性
炭類を乾燥せしめ得ると共に、アンモニア臭。
トリメチルアミン臭、低級フルコールなどに対する吸収
が強力になり、前記ヤシガラ活性炭類の比率が多いと、
前記臭気類に対する吸収が強力になるので、これら両者
の混合使用または併用によって優れた品質の製品が得ら
れるという結論を得た。
なお、併用の場合は、他の空隙保持剤(たとえば、合成
樹脂ベレット、石炭ガラ、その他等)固結防止剤(たと
えば、黒鉛、その他等)を塩化カルシウム塩に混合して
固結を防止するようにする。
発明の効果 本発明は、上記構成からなるので、周知の脱臭剤では十
分に脱臭できなかったアンモニア臭く湿気にとくに吸収
されやすい)、低級アミン類臭(主としてトリメチルア
ミン臭)などを塩類の吸湿作用及び冷蔵庫内や冷凍庫内
における空気循環により、塩類に吸着せしめ得、また、
塩類が水の存在において加水分解を起して酸性を呈し、
アルカリ性物質であるアンモニア臭。
低級アミン類臭(主としてトリメチルアミン臭)などと
酸アルカリ反応、置換反応(イオン交換反応)を起し、
アンモニウム塩として吸着脱臭する反応が加味されるの
で、脱臭作用が向上すると共に、速効性、持続性のある
脱臭効果を発揮する。そして、吸湿性、潮解性の塩類を
冷凍庫で使用すれば、強力な吸湿作用によって、既にで
きた霜の除去は無理としても、その後の霜の発生を防止
できると共に、冷蔵庫内の前記悪臭と同様の庫内悪臭を
除去することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸湿性、潮解性又は水溶性で水の存在に於て加水分解を
    起して酸性を呈する塩類の単独又は該塩類であつて二種
    以上混合しても反応しない塩類の混合使用もしくは併用
    からなる冷蔵庫用兼冷凍庫用脱臭剤。
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