JPS61111076A - テレビレンズの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビレンズの制御装置に関し、特にカメラ内
の定電圧電源にカメラ制御回路と複数の回路部とが接続
されているときに、複数の回路部に定電圧電源の電流容
量を超える電流が流れカメラ制御回路に悪影響を与える
ことを防止したテレビレンズの制御装置に関するもので
ある。

従来よりテレビカメラにおいては、ビデオ回路や制御回
路等のカメラ制御回路と複数の回路部、即ちオートアイ
リス機構、ズーム機構、フォーカス機構等に接続したサ
ーボモーターの駆動制御を行うサーボ回路部、外気温度
よりテレビレンズ内部機構の温度を調整する為のヒータ
制御回路部そしてカラーバランス等の調整用の内蔵チャ
ートを照明する為のランプ制御回路部等を有してい゛る
。

カメラ制御回路部と複数の回路部を動作させる為の電源
の容量はテレビカメラの小型化及び撮影の容易さという
点からあまり大きなものは使用できなく、多くのテレビ
カメラにおいては、カメラ制御回路部とサーボ回路部へ
の双方へ供給する程度の電力しか有していない。

一般に野外中継において、撮影停止中に外気温度が低く
なるときはヒーター制御回路へ電力を供給している。又
、撮影を始めるに際しては、ランプ制御回路へ電力を供
給してカメラの調整をしている０ 双方へのみ電力を供給しヒーター制御回路部やランプ制
御回路部には電源電力が少ない為に電力を供給していな
い。

この為、テレビ撮影中にヒーター制御回路部やランプ制
御回路部へ誤って電力を供給したりするとサーボ回路部
とこれらの回路部の両方に電流が流れて定電圧電源若し
くはバッテリー電源から電源の電流容量を超える電流が
流れて電源電圧が著しく低下しカメラ制御回路に悪影響
を与えてしまう。

本発明は、これら誤動作によるカメラ制御回路への悪影
響を防止し、常にカメラ制御回路の正常な動作を保証し
たテレビレンズの制御装置の提供を目的とする。

本発明の目的を達成する為のテレビレンズの制御装置の
主たる特徴は、電源に対してカメラ制御回路と複数の回
路部とを有するテレビレンズの制御装置において、前記
電源からの電力を前記複数の回路部のうち一部の回路部
に供給する連動スイッチを設けたことである。

このように、本発明においては、連動スイッチを利用し
例えばサーボ機構を動作させているときには他の回路部
であるヒーター制御回路部やランプ制御回路を動作させ
ないようにし、テレビカメラの主動作であるカメラ制御
回路への電圧低下を防止しカメラ制御回路へ悪影響を与
えないようにしている。

次に、本発明の実施例を各図と共に説明する。

第１図は本発明の一実施例の概略図である。同図におい
て、１は定電圧電源、２はビデオ回路、制御回路等のカ
メラ制御回路で定電圧電源１に接続されている。９は複
数の回路部のうちの一部のヒーター制御回路とランプ制
御回路等（以下「ヒータ／ランプ制御回路」という。）
を簡単の為１つの回路部として表わしたものである。１
１はサーボ増幅器でサーボモーター１２を制御している
。

７ａ、　７ｂは連動ス、イツチの一部であり定電圧電源
１の正端子６に連絡され、他端は各々ヒータ／ランプ制
御回路９及びサーボ増幅器１１の電源端子に接続されて
いる。

定電圧電源１の負端子５には、ヒータ／ランプ制御回路
９．サーボ増幅器１１の電源端子に接続されている。サ
ーボ増幅器１１の入力端の一方は定電圧電源１の接地端
子４に接続され、他方はサーボ制御信号入力端子乙に接
続されている。

サーボ制御信号入力端子６には不図示の、例えばテレビ
カメラのオートアイリス機構、ズーム機構。

フォーカス機構等の為の制御信号が加えられる。

サーボ増幅器１１の出力はサーボモータ１２の一端に接
続され、サーボモータ１２の他端は定電圧電源２の接地
端子４に接続されている。

ヒータ／ランプ制御回路９の接地端子は定電圧電源１の
接続端子４に接続されている。ヒータ／ランプ制御回路
９の出力端子はヒータ又はランプ（以下「ヒータ／ラン
プ」と言う。）１０の両端に接続されている。ヒータ／
ランプ制御回路の入力端はヒータ又はランプ制御信号入
力端子（以下「ヒータ／ランプ制御信号入力端子」と言
う。）８に接続され、このヒータ／ランプ制御信号入力
端子には不図示の、例えばテレビカメラのパネルやテレ
ビレンズの外観にヒータ又はランプ制御スイッチが取り
付けられる。

以上の構成のうち、定電圧電源１とカメラ制御回路２は
テレビカメラ側の構成部材であり、ヒータ／ランプ制御
回路９以下の構成部材はテレビレンズ側に内蔵あるいは
取り付けられている。連動スイッチ７へ７ｂはテレビカ
メラ側、テレビレンズ側のどちらにも内蔵あるいは取り
付けられるようになっている。

次に、上記構成における動作の説明を行う。

本実施例においては、連動スイッチ７ａ、７ｂは一方の
回路部がオンのとき他方の回路部はオフとなるように設
定されている。

まず、連動スイッチ７ａをオン、連動スイッチ７ｂｔ−
オフにすると、定電圧電源１から供給される電力はヒー
タ／ランプ制御回路９のみに供給され、ヒータ／ランプ
制御回路９によりヒータ／ランプ１０を駆動する。

このとき、スイッチ７ｂはオフであるのでサーボ増幅器
１１には定電圧電源からの電力供給はない。

次に、連動スイッチ７ａをオフ、連動スイッチ７ｂヲオ
ンにすると定電圧電源１かも供給される電力はサーボ増
幅器１１のみに供給され、サーボ制御信号入力端子６に
例えばテレビカメラからのビデオ信号が入ってくるとサ
ーざ増幅器１１により不図示の規準電位に対して比較増
幅され、サーボ増幅器出力にプラスあるいはマイナス出
力が発生しサーボモータ１２は正転あるいは逆転して、
これがテレビレンズの絞り機構等を駆動してビデオ出力
は一定に制御される。

このとき、スイッチ７ａはオフであるのでヒータ／ラン
プ制御回路には定電圧電源１からの電力供給はない。

このような構成において、ヒータ／ランプ制御回路９及
びヒータ／ランプ１０で消費する電力をテレビカメラと
して不可欠なサーボ増幅器１１及びサーボモーター１２
で消費する電力と同−又はそれ以下に設定しておけば、
定電圧電源１からの供給電力は連動スイッチ７ａ、スイ
ッチ７ｂのオン、オフ状態にかかわらずサーボ増幅器１
１及びサーボモーター１２で消費する電力と同一かそれ
以下とすることができ、定電圧電源１の端子電圧の低下
を防止でき、テレビカメラ側のカメラ制御回路を正常に
動作させ続けることが可能となる。

次に、第２図に本発明の他の実施−の概略図を示す。

＃！２図の実施例は、第１図の実施例の連動スイッチ７
ａ、　７ｂの挿入箇所を変更したものである。＃！２図
の実施例では、ヒータ／ランプ１０とヒータ／ランプ制
ｍ回路９の間に連動スイッチ７ａを、サーボモーター１
２とサーボ増幅器１１の間に連動スイッチ７ｂを各々入
れたものである。ヒータ／ランプ制御回路９に供給され
る電力のほとんどはヒータ／ランプ１０で消費されるの
で、スイッチ７ａのオン・オフ動作によるヒータ／ラン
プ制御回路９とヒータ１５ンプ１０の電力消費は、第１
図の実計測のヒータ／ランプ制御回路９とヒータ／ラン
プ１０の電力消費量とほぼ同じになる。

同様に、サーボ増幅器１１に供給される電力のほとんど
はサーボモーター１２に与えられるので、連動スイッチ
７ｂのオン・オフ動作によるサーボ増幅器１１とサーボ
モーター１２の電力消費量は、第１図の実施例のそれと
同様になる。

第６図、第４図は、各々第１図、第２図の実施例におけ
るサーボ増幅器１１とそれに接続されている連動スイッ
チ７ｂの一変形の実施例の説明図である。第６図の実施
例では、サーボ増幅器１３のゲイン決定要素に連動スイ
ッチを設け、連動スイッチ７ｂをオンすることでゲイン
を零にしてサーボモーターへの電力供給を停止させてい
る。

このようにすると、連動するスイッチ７ｂには信号電流
しか流れぬ為、電力容量の小さい小型な連動スイッチを
用いることができ、スペースを極力小さくしなければな
らないテレビレンズには大変有効である。

第４図の実施例は、サーボ増幅器の内部の制御信号線に
連動スイッチ７ｂを入れた場合である。本実施例では、
増幅器２３の入力端子２４と接地端子１８につながれて
る入力端子２５との差信号が増幅器２３で増幅され、こ
の電圧がサーボモーターにかかるので入力端子２４を連
動スイッチ７ｂで接地端子と導通することによりサーボ
モーターにかかる電圧を無くシ、サーボモーターへの電
力供給を停止させている。

このようにすると、第６図の連動するスイッチ７ｂと同
様に連動するスイッチ７ｂには信号電流しか流れず小型
な連動スイッチを用いることができ、スペースを極力小
さくしなければならないテレビレンズには大変有効であ
る。

第５図は、前述の実施例の連動スイッチ７ａ、とヒータ
／ランプ制御回路の一変形の実施例の説明図である。同
図は、ヒータ／ランプ制御回路の制御入万端子８とテレ
ビカメラ等の指令制御部の間を連動スイッチ７ａで切り
離すことにより、ヒータ／ランプ制御回路を停止させて
ヒータ／ランプへの電力供給を停止したものである。

このようにすると、第３図と同様に小型な連動スイッチ
が用いることができ、第３図の連動するスイッチと同様
な効果がある。

尚、上記第１図から第５図に用いた連動スイッチ７ａ、
７ｂは手動式のメカニカルスイッチだけでなく、リレー
や半導体、集積回路等を用いてテレビレンス外のテレビ
カメラや中継車等によってこのスイッチをオンオフする
ようにしでも良い。

以上のように本発明によれば、例えばテレビレンズのヒ
ーター又はチャート照明用ランプを使用中に誤ってヒー
タ／ランプとサーボ切換スイッチをサーボに切り換えず
にアイリス、フォーカス。

ズーム等のサーボ機構を動かそうとしても、サーボ増幅
器に電力が供給されないのでテレビカメラのテレビレン
ズ用電源の所定容量を超えないようにすることができ、
テレビカメラのビデオ回路等のカメラ制御回路への悪影
響をなくすことができる０

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は各々本発明の一実施例の回路を示す概
略図、第３．第４．第５図は各々第１図。 第２図の実施例の一部分の他の実施例の説明図である。 図中、１は定電圧電源、２はカメラ制御回路、９はヒー
タ／ランプ制御回路、１１はす５−ボ増幅器である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源に対してカメラ制御回路と複数の回路部とを
   有するテレビレンズの制御装置において、前記電源から
   の電力を前記複数の回路部のうち一部の回路部に供給す
   る連動スイッチを設けたことを特徴とするテレビレンズ
   の制御装置。
2. （２）前記複数の回路部はサーボ回路部、ヒータ制御回
   路部、ランプ制御回路部とを有しており、前記連動スイ
   ッチを前記複数の回路部の各電源供給線に挿入したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のテレビレンズ
   の制御装置。
3. （３）前記連動スイッチを前記複数の回路部の制御信号
   線に挿入したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載のテレビレンズの制御装置。
4. （４）前記複数の回路部はサーボ回路部を有しており、
   前記サーボ回路部への電力切換を該サーボ回路部のゲイ
   ンを前記連動スイッチの一部で零にすることにより行つ
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のテレビ
   レンズの制御装置。