JPS61107711A - 電気機器の側板振動防止装置 - Google Patents
電気機器の側板振動防止装置Info
- Publication number
- JPS61107711A JPS61107711A JP22786584A JP22786584A JPS61107711A JP S61107711 A JPS61107711 A JP S61107711A JP 22786584 A JP22786584 A JP 22786584A JP 22786584 A JP22786584 A JP 22786584A JP S61107711 A JPS61107711 A JP S61107711A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side board
- side plate
- plate
- additional mass
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/33—Arrangements for noise damping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は絶縁媒体を封入したタンクを有する電気機器に
おいて、タンクの振動を効果的に抑制する側板振動防止
装置に関する。
おいて、タンクの振動を効果的に抑制する側板振動防止
装置に関する。
絶縁油あるいは絶縁ガスのような絶縁媒体を筐体、いわ
ゆるタンク内に封入した電気機器、例えば絶縁油を封入
した油入変圧器は、稼動時巻線や鉄心が電磁力によって
振動することはよく知られている。この振動の周波数は
通電している交流の電源周波数の２倍を基本とし、以下
その周波数の２倍、３倍、・・・等の高周波を含んでい
る。
ゆるタンク内に封入した電気機器、例えば絶縁油を封入
した油入変圧器は、稼動時巻線や鉄心が電磁力によって
振動することはよく知られている。この振動の周波数は
通電している交流の電源周波数の２倍を基本とし、以下
その周波数の２倍、３倍、・・・等の高周波を含んでい
る。
ところで、このような油入変圧器のタンクが、局部的に
電磁振動に共振することがあり、外部に有力な騒音源と
なったり、油吐出弁など取付けられていると、これを激
しく加振し、内部４品の摩耗を促進し、油もれの原因と
なったりする。
電磁振動に共振することがあり、外部に有力な騒音源と
なったり、油吐出弁など取付けられていると、これを激
しく加振し、内部４品の摩耗を促進し、油もれの原因と
なったりする。
従来、このような不具合な点を防止するため、設計時点
においてタンクの側板の板場の固有振動数を予測し、共
振を回避するように考慮するが、多数の製品の中には完
成試験状態で始めて局部的な共振が発見され、手直しを
要することがある。
においてタンクの側板の板場の固有振動数を予測し、共
振を回避するように考慮するが、多数の製品の中には完
成試験状態で始めて局部的な共振が発見され、手直しを
要することがある。
この共振を発見するのは、油入変圧器が完成し、脱気処
理を施した絶縁油をタンク内に満した時点で、側板の固
有振動数が決るため、試験のための通電によって加振力
が生じた時点となる。従って機器は全く完成した姿にな
っているので、手直しの手段によっては相当工程の後戻
りを強いられることになる。
理を施した絶縁油をタンク内に満した時点で、側板の固
有振動数が決るため、試験のための通電によって加振力
が生じた時点となる。従って機器は全く完成した姿にな
っているので、手直しの手段によっては相当工程の後戻
りを強いられることになる。
例えば従来の電力用の油入変圧器は第３図に示すように
、鉄心１に巻線２を巻装してタンクｌｏ内に収納し、巻
線２から高圧日出線３を介して高圧ブッシング４に接続
し、また低圧日出線５を介して低圧ブッシング６に接続
し、タンク１０の上部にはコンサベータ７を設け、タン
ク１０の内部には絶縁油８が満され、コンサベータ７内
部に油面８ａが形成され、さらにタンク１０の側板（二
は補強ビーム１１が固着される。なお全体はベース１２
を介して基礎１２ａ上に据付けられる。また前述したよ
うに完成した時点で通電したときに局部的にタンク１０
の側板が振動するが、例えばその振動部分１３の位置に
おいて振動する。
、鉄心１に巻線２を巻装してタンクｌｏ内に収納し、巻
線２から高圧日出線３を介して高圧ブッシング４に接続
し、また低圧日出線５を介して低圧ブッシング６に接続
し、タンク１０の上部にはコンサベータ７を設け、タン
ク１０の内部には絶縁油８が満され、コンサベータ７内
部に油面８ａが形成され、さらにタンク１０の側板（二
は補強ビーム１１が固着される。なお全体はベース１２
を介して基礎１２ａ上に据付けられる。また前述したよ
うに完成した時点で通電したときに局部的にタンク１０
の側板が振動するが、例えばその振動部分１３の位置に
おいて振動する。
第４図はタンク側板の代表的な共振特性を示すンクが空
の状態で固有振動数１５を有する場合における振動曲線
を示し、タンクに絶縁油を満した結果は実線で示す曲線
■のように固有振動数１７のような振動応答となり、共
振周波数が固有振動数１７に移動したことを示す。ここ
にｘ／ｘ０は振幅増幅率であって、Ｘは側板の振幅、ｘ
ｏは加振振幅である。
の状態で固有振動数１５を有する場合における振動曲線
を示し、タンクに絶縁油を満した結果は実線で示す曲線
■のように固有振動数１７のような振動応答となり、共
振周波数が固有振動数１７に移動したことを示す。ここ
にｘ／ｘ０は振幅増幅率であって、Ｘは側板の振幅、ｘ
ｏは加振振幅である。
第５図（ａ） 、 （ｂ）は従来行われる共振板場の補
修方法の一例である。すなわち上下の補強ビーム１１を
利用して新たなビーム１８を溶接個所１８ａによって溶
接して振動板場、すなわち振動部分１３に取付ける。こ
のようにして固有振動数を共振帯域から高周波側に移動
させる場合である。
修方法の一例である。すなわち上下の補強ビーム１１を
利用して新たなビーム１８を溶接個所１８ａによって溶
接して振動板場、すなわち振動部分１３に取付ける。こ
のようにして固有振動数を共振帯域から高周波側に移動
させる場合である。
第６図（ａ） 、 （ｂ）は、補強ビーム１１間の側板
、すなわち振動部分１３に厚°板１９を溶接部１９ａに
おいて溶接して取付け、固有振動数を低域にずらせる場
合である。
、すなわち振動部分１３に厚°板１９を溶接部１９ａに
おいて溶接して取付け、固有振動数を低域にずらせる場
合である。
上述したように通常の補修手段としてビームあるいは厚
板を振動部分に溶接する場合には、このような溶接の前
に絶縁油の排出、中身の移動又は取出し、上述のような
溶接、再び中身の復旧、絶縁油の脱気注油、塗装、再試
験といったこの順序に従った作業が必要となり、百方ｋ
Ｖ人級の超大容量変圧器では数日から一週間程度の日程
の遅延と 、なり、その損失は莫大である。従ってこ
れらの手段によらない局部の振動抑制手段が強く望れて
いたＯ 〔発明の目的〕 本発明は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、構造が簡単であり、有効かつ恒久的な
電気機器の側板振動防止装置を提供することにある。
板を振動部分に溶接する場合には、このような溶接の前
に絶縁油の排出、中身の移動又は取出し、上述のような
溶接、再び中身の復旧、絶縁油の脱気注油、塗装、再試
験といったこの順序に従った作業が必要となり、百方ｋ
Ｖ人級の超大容量変圧器では数日から一週間程度の日程
の遅延と 、なり、その損失は莫大である。従ってこ
れらの手段によらない局部の振動抑制手段が強く望れて
いたＯ 〔発明の目的〕 本発明は上記の点を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、構造が簡単であり、有効かつ恒久的な
電気機器の側板振動防止装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明によれば、振動して
いる板場に鋼板ブロックのような付加質量を永久磁石に
より密着して配設することにより、板場の共振周波数を
低域に移行することができ構造が簡単であり、有効かつ
恒久的なことを特徴とする。
いる板場に鋼板ブロックのような付加質量を永久磁石に
より密着して配設することにより、板場の共振周波数を
低域に移行することができ構造が簡単であり、有効かつ
恒久的なことを特徴とする。
以下本発明の一実施例を第１図（ａ） ＃ （ｂ）及び
第２図（ａ） 、 （ｂ）を参照して説明する。第３図
、第５図及び第６図と同一部分は同符号を付しである。
第２図（ａ） 、 （ｂ）を参照して説明する。第３図
、第５図及び第６図と同一部分は同符号を付しである。
絶縁油あるいは絶縁ガスのような絶縁媒体を筐体、いわ
ゆるタンク内に封入した電気機器、例えば絶縁油を封入
した油入変圧器について説明する。すなわちタンクの側
板の両補強ビーム１１を取付けた間にある振動部分１３
に側板振動防止装置５を設置する。
ゆるタンク内に封入した電気機器、例えば絶縁油を封入
した油入変圧器について説明する。すなわちタンクの側
板の両補強ビーム１１を取付けた間にある振動部分１３
に側板振動防止装置５を設置する。
側板振動防止装置２５は側板の振動部分１３に永久磁石
２２によってシー）２０を介在して付加質量２１を吸着
固定するように形成される。そして永久磁石２２は最近
ではサマリウムコバルトなどを含有した高保磁力が得ら
れているカニｊキ加韓２１乃＄１．．防垢ゐ１侠ｎ。
２２によってシー）２０を介在して付加質量２１を吸着
固定するように形成される。そして永久磁石２２は最近
ではサマリウムコバルトなどを含有した高保磁力が得ら
れているカニｊキ加韓２１乃＄１．．防垢ゐ１侠ｎ。
・次に本発明の作用効果について説明する。第２図（ａ
） 、 （ｂ）は本発明の原理を示す一実験例である。
） 、 （ｂ）は本発明の原理を示す一実験例である。
第２図（−）において側板の振動部分１３にこの振動部
分の厚さｔｏの側板に厚さｔの同一材料２４を同一面積
だけ付加したとき合計の厚さｔとなり、このような板厚
さの増加に対し振動部分の共振周波数がどれだけ低周波
側へ移動するかを、供試品の寸法１ｍＸ １ｍＸ ｔ１
２ｍの鋼板について実験した結果を第２図（ｂ）に示す
。
分の厚さｔｏの側板に厚さｔの同一材料２４を同一面積
だけ付加したとき合計の厚さｔとなり、このような板厚
さの増加に対し振動部分の共振周波数がどれだけ低周波
側へ移動するかを、供試品の寸法１ｍＸ １ｍＸ ｔ１
２ｍの鋼板について実験した結果を第２図（ｂ）に示す
。
すなわち、縦軸に周波数の移動量比Ｐ／Ｆ′ｏをとり、
横軸に板厚さの比１／１ｏをとる。ここにＦは板厚さｔ
のときの周波数移動量、Ｆｏは板厚さｔｏのときの周波
数移動量である。そこで付加した鋼板２４の厚さｔ′を
増加、すなわち厚さｔが増加するにっれＦ／Ｆｏは特性
線入のように右下りに傾斜する。側板のような減衰の少
ない振１動系では、およそ５％以上共振点がずれればよ
いことがわかっているが、これに安全をみて１０％共振
をずらせるためには、第２図（ｂ）に示すようにｔ７ｔ
ｏ４１，２５ 、すなわち、もとの板厚ｔ０の２５％程
度を振動している部分に付加すればよいことを示してい
る。
横軸に板厚さの比１／１ｏをとる。ここにＦは板厚さｔ
のときの周波数移動量、Ｆｏは板厚さｔｏのときの周波
数移動量である。そこで付加した鋼板２４の厚さｔ′を
増加、すなわち厚さｔが増加するにっれＦ／Ｆｏは特性
線入のように右下りに傾斜する。側板のような減衰の少
ない振１動系では、およそ５％以上共振点がずれればよ
いことがわかっているが、これに安全をみて１０％共振
をずらせるためには、第２図（ｂ）に示すようにｔ７ｔ
ｏ４１，２５ 、すなわち、もとの板厚ｔ０の２５％程
度を振動している部分に付加すればよいことを示してい
る。
ところで、本発明では付加質量の取付けを永久磁石で行
うため、変圧器として完成した姿のとき共振が検出され
た時点で、簡単に防振対策が可能である。そして従来の
ように変圧器タンクの側板に溶接や、ねじ孔など一切加
工を施す必要がない。
うため、変圧器として完成した姿のとき共振が検出され
た時点で、簡単に防振対策が可能である。そして従来の
ように変圧器タンクの側板に溶接や、ねじ孔など一切加
工を施す必要がない。
また付加質量を接着のような手段によって行うことは、
どんな優れている接着剤を使用しても数十年間の変圧器
寿命の間にはその接着能力の劣化はロ 否めないこと
である。これに対して本発明は前述したようにサマリウ
ムコバルトなどを含有した高保磁力の永久磁石を使用し
ており、長期間安定して付加質量を所定の位置に保持す
ることができる。
どんな優れている接着剤を使用しても数十年間の変圧器
寿命の間にはその接着能力の劣化はロ 否めないこと
である。これに対して本発明は前述したようにサマリウ
ムコバルトなどを含有した高保磁力の永久磁石を使用し
ており、長期間安定して付加質量を所定の位置に保持す
ることができる。
以上説明したように本発明によれば、電源周波数に関係
した加振力で共振した電気機器の筐体の側板の共振を回
避するために、永久磁力の強力な保持力によって鋼板ブ
ロックなどの付加質量を側板に付加保持させることによ
り、従来のような溶接やねじ孔加工などを行うことなく
、従って防振対策が極めて容易な電気機器の側板振動防
止装置を提供することができる。
した加振力で共振した電気機器の筐体の側板の共振を回
避するために、永久磁力の強力な保持力によって鋼板ブ
ロックなどの付加質量を側板に付加保持させることによ
り、従来のような溶接やねじ孔加工などを行うことなく
、従って防振対策が極めて容易な電気機器の側板振動防
止装置を提供することができる。
第１図（ａ） 、 （ｂ）は本発明の電気機器の側板振
動防止装置を示し、第１図（−）は側断面図、第１図（
ｂ）は一部切欠き平面図、第２図（ａ） 、 （ｂ）は
本発明の一実施例の効果を示す実験例、第２図（ａ）は
供試品の斜視図、第２図（ｂ）は特性線図、第３図は従
来の変圧器の断面図、第４図は従来の変圧器の側板の固
有振動の特性線図、第５図（ａ） 、 （ｂ）及び第６
図（ａ） 、 （ｂ）は従来の変圧器の側板の振動防止
手段を示し、第５図（ａ）、第６図（ａ）はそれぞれ側
断面図；第５図（ｂ）、第６図（ｂ）はそれぞれ正面図
である。 １１・・・補強ビーム、１３・・・筐体側板の振動部分
、２１・・・付加質量（鋼板ブロック）、２１・・・シ
ート材、 ２２・・・永久磁石、ｎ・・・防錆層、２５
・・・側板振動防止装置、
動防止装置を示し、第１図（−）は側断面図、第１図（
ｂ）は一部切欠き平面図、第２図（ａ） 、 （ｂ）は
本発明の一実施例の効果を示す実験例、第２図（ａ）は
供試品の斜視図、第２図（ｂ）は特性線図、第３図は従
来の変圧器の断面図、第４図は従来の変圧器の側板の固
有振動の特性線図、第５図（ａ） 、 （ｂ）及び第６
図（ａ） 、 （ｂ）は従来の変圧器の側板の振動防止
手段を示し、第５図（ａ）、第６図（ａ）はそれぞれ側
断面図；第５図（ｂ）、第６図（ｂ）はそれぞれ正面図
である。 １１・・・補強ビーム、１３・・・筐体側板の振動部分
、２１・・・付加質量（鋼板ブロック）、２１・・・シ
ート材、 ２２・・・永久磁石、ｎ・・・防錆層、２５
・・・側板振動防止装置、
Claims (1)
- 振動している板場の共振周波数を低域に移行するために
、鋼板ブロックからなる付加質量を永久磁石により前記
板場に密着して配設したことを特徴とする電気機器の側
板振動防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786584A JPS61107711A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 電気機器の側板振動防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22786584A JPS61107711A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 電気機器の側板振動防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61107711A true JPS61107711A (ja) | 1986-05-26 |
Family
ID=16867566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22786584A Pending JPS61107711A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 電気機器の側板振動防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61107711A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2256756A3 (de) * | 2009-05-28 | 2011-01-05 | AREVA Energietechnik GmbH | Elektrischer Transformator oder elektrische Drosselspule |
| JP2020170797A (ja) * | 2019-04-04 | 2020-10-15 | 愛知電機株式会社 | 低騒音変圧器 |
| JP2020204379A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社東芝 | 構造物の振動抑制装置および超電導マグネット装置 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP22786584A patent/JPS61107711A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2256756A3 (de) * | 2009-05-28 | 2011-01-05 | AREVA Energietechnik GmbH | Elektrischer Transformator oder elektrische Drosselspule |
| JP2020170797A (ja) * | 2019-04-04 | 2020-10-15 | 愛知電機株式会社 | 低騒音変圧器 |
| JP2020204379A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | 株式会社東芝 | 構造物の振動抑制装置および超電導マグネット装置 |
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