JPS61107088A - 連続式加熱炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する分骨〕 この発明は連続式加熱炉に係り、特に赤外線式電気ヒー
タからの放射エネルギーを加熱源とし温度制御に放射温
度計を用いて被加熱体の温度を検出するような加熱炉に
関する。

〔従来技術の説明〕

第２図に従来装置の一例を示す。これは連続式コンベヤ
ー１１の上下から遠赤外線ヒータ１３で被加熱物１４を
加熱するようなものである。この加熱炉の温度制御は炉
内空気温度が一定になるようヒータ加熱量を調節計で調
整したり、コンベヤー１１の移動速度をあらかじめ調整
して被加熱体１４の出口温度を一定にするのが一般的で
あった。

しかし、これでは被加熱物の大きさや入口温度が異なる
と、出口では被加熱体温度は必ずしも一定にならない。

そこで、コンベヤ−１１出口の被加熱物１４の温度を放
射温度計２０により測定し、コントローラ２１によって
遠赤外線ヒータ１３の加熱量を自動的に調整し、被加熱
物１４の出口温度を一定制御する方法がある。この際、
放射温度計の検出部は直接、被加熱物１４に面するため
、加熱炉内空気中の水蒸気や異物によって検出部表面が
汚染し正確な温度検出が出来なくなり制御精度が低下す
るという欠点があり、この方法は実用化されていない。

〔発明の目的〕

この発明の目的は前記従来技術の欠点を解消し。

放射温度計の汚染を防１にし、常に制御５悄度が高い連
続式加熱炉を提供するにある。

〔発明の要点〕

この発明は放射エネルギーで加熱する被加熱物の温度を
放射温度泪を用いて測定し、放射エネルギー−鼾を調整
して被加熱物温度を一定に制御する際、放射温度計が次
第に汚染され制御精度の低下を防ぐため、放射温度計の
測定方向前方に清浄な空気やガスを強制的に流すように
したものである。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の一実施例による加熱炉内部の正断面（
コンベヤ進行方向）を示したものである。

被加熱物１４の温度を測定するために放射温度計２０を
上方に設け、その下方に空気を水平方向に流すため空気
吹出口２２と空気吸込口２３を設けたものである。

しかも、この空気は加熱炉外の空気を送風機２４で取り
入れ、フィルタ２６で空気を）′Ｈ浄にしだものである
。

又、炉内の空気は排風ｍ２５により外に排出されるよう
になっており、吹出口２２と吸込口２３は空気がブツシ
ュ−プルの状態になっている。

このため、放射温度計２０は炉内の空気で汚染されずに
常時、クリーンに保たれることになる。

なお、この炉に用いた加熱源は遠赤外線ヒータ１３であ
り、放射加熱するために空気の楕れによって、ノ々射エ
ネルギーが（貰われることなく被加熱体に達するため加
熱効率は従来と変わらない。

しかも、従来の放射加熱するような加熱炉では炉内の空
気温度がｖも常に上昇するのを防ぐため空気を常時、排
出するようになっている。本発明によりこのような目的
での排気も兼ねることが出来る。

以」−のような構成と作用を持つ加熱炉は被加熱体の温
度を放射温度庄１で常にＩＦ確に１ｆｌ１１定できるた
め、遠赤夕１線ヒータによる加熱制御が正しく行えるこ
とになる。

〔発明の変形例、応用例〕

なお、前記実施例において、空気を水平に流しだがこれ
は放射温度計の測定方向と同一方向でも良い。

又、空気の替りに窒素などの不活性ガスを用いでも良い
。

〔発明の効果〕

本発明により放射温度計の検出部は汚染されず常に清浄
であるため、温度測定が正確に々り被加第十図は従来の
連続式加熱炉の構成要素を示す１１・・・コンベヤー　
　　１３・・・遠赤外線ヒータ１４・・・被加熱体　　
　　２０・・・放射温度計２２・・・空気吹出口　　　
２３・・・空気吸込口２４・・・送風機　　　　　２５
・・・排風機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 放射エネルギーにより被加熱物を連続的に加熱するとと
   もに、被加熱物の温度を放射温度計で測定し、前記放射
   エネルギーの量を調整して、前記被加熱物の温度を一定
   に制御するようにされた連続式加熱炉において、前記放
   射温度計の測定方向の前方に清浄な気体を流す手段を設
   けたことを特徴とする連続式加熱炉。