JPS61106709A - 焼入れにおける位置デ−タ検出方法および位置デ−タセンサ−ユニツト - Google Patents

焼入れにおける位置デ−タ検出方法および位置デ−タセンサ−ユニツト

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JPS61106709A
JPS61106709A JP59225929A JP22592984A JPS61106709A JP S61106709 A JPS61106709 A JP S61106709A JP 59225929 A JP59225929 A JP 59225929A JP 22592984 A JP22592984 A JP 22592984A JP S61106709 A JPS61106709 A JP S61106709A
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JP
Japan
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plate
axis
hardening
measuring device
sliding
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Application number
JP59225929A
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English (en)
Inventor
Masaaki Horiuchi
堀内 正明
Tetsuya Nakazato
中里 徹哉
Fumiaki Ikuta
文昭 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Neturen Co Ltd
Original Assignee
Neturen Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は部材の誘導加熱焼入れを完全自動化された精密
焼入れとするための位置データ検出方法および位置デー
タセンサーユニットに関する。
(従来の技術) 近来、工作機械類には故値制御隠能を備えたものが多い
。焼入れ装置にも数値制御機能を備えたものもあり、焼
入れ対象局部が一個所の部材をワンショット焼入れする
焼入れ装置が数値制御を取り入れて成功している。しか
し乍ら、焼入れ対象局部か−・個所の部(オであっても
当該局部が長大で連続移動焼入れをする場合の焼入れ装
置では例が少なく、また部材に複数の焼入れ対象局部乃
至隣I妾する焼入れ文・1象局部をもつ場合の焼入れ装
置については数値制御機能を導入するのに未だ成功して
いない。その理由は、連続移動焼入れの場合には、部材
の位置決めが極めて正確になされていない限り移V」時
に焼入れ対象局部全域に亙る部材と加熱コイルとの間隙
(以下コイルギャップという)を均一・に維持して均一
焼入れを行うことが難しく、焼入れ対!′に局部が複数
の場合には、既焼入れ局部に発生するにτのあるた′L
入れ歪が焼入れ対象局部にj′□・(”7; ’rJ’
 ”r :J =i /L/ヤE2”、rッ、ゆ工お工
よえ、才力、えうぇオ満足する焼入れ仕上がりを確保不
可能、あるいは焼入れ歪が大であるとコイルタッチ事故
が発生してコイル損傷・電源装置損壊等を惹起すると判
断されるからである。以上の理由から焼入れ装置の数値
制御化は遅々として進まず、殆どの装置が未だに機械的
自動化の域に留まっている。
(従来技術に存する問題点) ところで、工作機械類の数値制御化普及の要因を検討す
ると、当該数値制御工作機械類の殆どは、素材を切削・
研削するとか二部材を溶接するとかの動作工程を予めテ
ープに人力した数値データに従って自動的に行わせるも
ので、装置自体は一方的かつ能動的に動作するだけに終
始する一方、他方の素材自体は単に受動的に終始してい
るにすぎない。また焼入れ装置で数値制御化に成功した
ものも、たとえ焼入れにより歪の発生をみても、当該歪
はワンショット乃至移動焼入れによる焼入れ処理後に生
じ、従って加熱時のコイルギャップには影Wがない場合
であって、焼入れ特に関しては数値制御焼入れ装置も上
記工作機械類と全く同様に装置自体は一方的かつ能動的
、部材は小に受υJ的に終始していると言える。
これに反して、連続移動焼入れに数値制御を導入した場
合、−−−一−−例えば環状部材を回転せしめてその周
端面や周側面を移動焼入れする際の回転中心に偏心があ
ると、加熱開始端から終了端にいたる間のコイルギャッ
プに変動を生じ、連続した焼入れ層が不均一となる事故
が多発するなど問題点を指摘されている如<−−−−一
加熱位置決めが正確に行われない限り数値制御による完
全自動化された精密焼入れには程速い状態である。
一方、焼入れ歪は被焼入れ部材明々に、かつ各焼入れ局
部ごとに発現の程度・方向が異なり、云わば焼入れに対
して部材は生きていて、歪を個々に個性的に発現し、全
く予測不可能であることは周知のところであるが、この
予測不可能である点が一方的かつ能動的に動作する従来
数値制御の思想ど相反するが故に、焼入れ装置の数値制
御化普及を阻害する要因として特筆すべきところであっ
た。
尚、付言すれば、上記個々の焼入れ対象局部は予測し難
い歪を発現するが、全ての焼入れ対象局部の焼入れ終了
時点では、それぞれの焼入れ対象局部の歪が互いに牽制
・相殺し合って歪を矯正し、個々の焼入れ対象局部およ
び部材全体の歪は微少となってしまう場合が多く、焼入
れ過程における歪対処が問題とされるものである。
(発明の目的) 本発明は上述の如き阻害要因があるために普及が遅れて
いる焼入れ装置の数値制御化を促進する目的でなされた
もので、部材が如何なる状態にあっても常に所定焼入れ
局部に対してコイルギャップを適正に維持して完全自動
化された精密焼入れを実施しうるために必須とされる位
置データを検出する方法および位置データセンサーユニ
ットを提供するものである。
(第1発明の構成) 本願第1発明の技術思想は、 (1)部材の単数または複数の所定局部を誘導加熱によ
り移動焼入れする場合において、 (2)焼入れ装置に数値制御機構とホストコンビュー夕
とを備えるとともに、 (3)加熱コイルに近接して当該加熱コイルとともに、
用対移動しつつ部材と接触を維持可能な単数または複数
の接触子を設け、 (4)所定局部の焼入れに先立って一ヒ記接触子を当該
所定局部に1、な触させて予め入力されている数値側1
jllテ タに従う相対移動を行ね一已、(5)当該相
対移動時の移動方向を固定軸と見1故し、(c))部上
1の形状に(A’1つて移動する接触子が描<#1跡を
二次元軸上におり)る」−記見做し固定軸に対するい丁
47、かど+id+−Lの変位に分i’tX Llでそ
れぞれ4測の・う え 、 +7) J−記ホス1−コンピュータへ位置データとし
て入力することにより、 「8)所定局部の焼入れが当該位置データと数11?i
制御テ′−タとの1し咬・/、i6算から14られる差
1直で7市正さ;h、九d正コイルギャップを卸、持す
る実行データに:i       より実施可能とした
ことを特徴どする焼入れにおける位置データ検出方法に
ある。
(第1発明の作用) 上記技術思想からなる本願第1発明の作用を第1図(a
)〜第3図(c)を用いて以下に詳述する。
第1図(a)におけるWlとして示される歯形部材は例
えば歯底焼入れによる焼入れ実行中であって、歯形T1
とT3とは既に焼入れが施されており、歯形T2をこれ
から焼入れしようとするところである。焼入れ前には破
線で示される状態であった歯形の山部は、焼入れ歪によ
り実線で示す状態となっている。ところが、焼入れ装置
に付加されている数値制御機構のテープに予め人力され
ている数値制御データは山形の山部が破線で示される状
態にあるものとして設定されているので、もしこのまま
当該数値制御データに従って加熱コイルを部材Wlと相
対移動させて歯形T2の焼入れを行えば、加熱コイルは
歯形Tl側の山腹には近接・歯形12例の山腹には離間
したコイルギヤツブを、また歯底に対するコイルギャッ
プも焼入     1れ歪により南中方向で一定ではな
く、不均一焼入れとなる。
本発明は、同図にSとして示す、例えば先端部に球状部
を持ち、当該球状部を山形T2における相対向する山腹
間に挿入して球面が両歯腹と同時接触可能な接触子Sを
用い、当該測定子Sを例えば第1図(b)に示すように
加熱コイルInに近接した直上位置に固定して加熱コイ
ルI nの相対移動と同一の移動が可能であるように構
成しておき、上記歯形T2の焼入れに先立って接触子S
を両山腹と接触させつつ、この場合垂直方向である。
Z軸方向へ数値制?allデータに従って移動させる。
接触子Sは第1図(c)にto、  Ll、t2.で小
ずように焼入れ歪に倣って移動する。この移動時に接触
子Sが11貫く軌跡を、第1図(d)に示すX、  y
、2の3軸における移動方向−−−−−一この場合は2
軸 −は固定軸と見做すことにより三次元的変位を二次
元的変位として検知し、時々刻々の2軸上所定(5’i
、置−見做し原点0に対してそれぞれX軸およびy軸」
−で所定方向への−Fまたは一変位量に分−14?シて
a1測し、当該J1測値をホストコンピュータへ位置デ
ータとして出力する。即ち、接触子Sの中心Cは移動に
従って変位するが、点Pが測定位置となり、接触子Sの
位置データX、YおよびZそれぞれは、スタート時=1
0ではX−0゜y=oおよび2=0であり、時刻t1で
はX=α1、Y=β1および2=0であり、また時刻L
2ではX−α2. Y−β2および2=0である如く計
測される。(上記Z−Oの意味は摺動子がスタート位置
から2軸上を数値データに従う移動するので、厳密には
位置データとして0ではないが、z軸を固定軸と見做す
ので、移動の11!IL跡上での変位量Zが0と云うこ
とである。)斯く位置データを二次元的変位1iX−’
Yとして計測すれば、当該位置データの入力されるホス
トコンピュータは容易に当該位置データを数値制御機構
に予め入力されている数値制御データが描くべき所定の
Ut跡と比較して差値を演算し得ることとなり、かつ当
該差値を記憶しておき、焼入れ装置に焼入れりJ作実行
時の相対移動を差値で補正した適正コイルギャップを維
持する実行データで行わしめることが可1jヒとなる。
尚、イζJ言ずれは、実施上は差1il!Iか所定の許
容値を超える場合にのみ数値制御データを補正した実行
データで焼入れ装置を動作させることとなる。
第2図(a)および(b)はW2として示す環状部材の
(911えは外周面に設りられでいるレース溝1−舒連
軌移4す1焼入れする場合の本発明方法適用例を示すも
のである。焼入れに先立ら回転テーブル[旨こ・代置さ
れる環状部材W2を故jI++i、制fIIllデータ
により一回転−ヒしめ、その間に例えば2個の接触子S
1・S2が周端面およびレース溝り底面それぞれに接触
しつ”つ移動するにつれて固接触子S1・S2の変位の
合成からなる軌跡を、この場合には回動面一・・−y軸
方向を固定と見做すことにより、X軸1′jよび2軸上
の変位として分解して計測し、位置データとする。従っ
て得られた位置データは当該部材W2の軸線Cが正確に
回転テーブルBの)(回転中ri゛b l一致L’l)
4パ場合0偏′已゛量=゛軸上変位量Xおよび水平面1
に対する載置の1頃斜度=2軸上変位量Zとして計測さ
れるので、焼入れ時には焼入れ装置を上記位置データX
−Zを数値制御データと比較・演算して得られる差値て
数値制御データを補正した実行データにより動作せしめ
ることが可能となり、適正コイルギャップを維持する焼
入れが実施される。
第3図(a)〜(c)はW3として示すヘリカルギヤを
焼入れする場合の本発明方法適用例を示すものである。
焼入れ対象歯形の焼入れに先立つで、数値制御データに
より所定のねじれ角をもつで斜行する相対移動を行わせ
、その間に例えば2個の接触子S3・S4を歯底と山腹
間とに接触させ、固接触子S3・S4の変位の合成から
なる軌跡を、第3図(b)のようにZ軸方向を固定軸と
見做してX軸およびy軸上の変位量X−Yにそれぞれ分
解して計測するか、或いは第3図(c)のようにy軸方
向を固定と見做してX軸および2軸上の変位量X−Zに
それぞれ分解して計測するかして位置データとする。従
って、上記いづれかのヵ、やオニ、ヨ7.−ヶ6oイ、
7.ッ、、7お21.よ、   (焼入れ時の相対移動
を適正なコイルギャップを維持して行わしめることが可
能となる。
尚、付言するならば、いづれの場合においても、部材素
材の成形加工誤差も検知計測されるので、焼入れ実行時
の相対移動は成形加工誤差の宵す部材形状の現状をも含
めた位置データと数値制御データとの比較・演算により
得られた差値で補正された実行データによる動作となる
こと勿論である。
(第2発明の構成) 本願第2発明は上記第1発明の技術思想を実現するため
の装置に関するもので、その構成は、(11ボストコン
ピュータと数値制御機構とを備えている誘導加熱焼入れ
装置において、 (2)加熱コイル近傍に設けられ当該加熱コイルととも
に部1オに対して相対移動する支承部材、(3)当該支
承部[オに保持されてX軸、X軸および2軸中のいずれ
かにあたる第1の軸方向へ滑動可能かつ当該i7動を復
帰可能な第1プレート、(4)当該第1プレートに保持
されて上記第1の軸方向ど直行する何れか第2の軸方向
へ滑動可能かつ当該滑動を復帰可能な第2プレー1−1
(5)当該第2プレートに装着された単数または複数の
接触子、 (6)上記支承部材に枢着され滑動する第1プレートの
当該支承部材に対する変位量を計測可能な第1位置計測
器 (7)および上記第1プレートに枢着され滑動する第゛
 2プレートの当該第1プレートに対する変位置を計測
可能な第2位置計測器とからなり、(8)接触子を部材
に押圧接触せしめた状態で数値制御データに従って相対
移動する際に当該接触子が部材の形状に倣って滑動しつ
つ描く軌跡を第1位置計測器および第2位置計測器それ
ぞれが第1の軸方向の変位量および第2の軸方向の変位
量に分割して計測のうえホストコンピュータへ位置デー
タとして送出可能に設定してある ことを特徴とする焼入れにおける位置データセンサーユ
ニットにある。
(第1の実施例) 本発明をその一実施例として示す第4図(a)〜(C)
に従って以下に詳述する。
第4図(a)(よX軸方向およびy軸方向の位置データ
を得る場合に使用する本発明実施例位置データセンザー
ユニッ1. s u x yの平面図、(b)は正面図
、(c)は右側面図である。当該5Oxyば、例えば、
加熱コイルInが取り付けられるコイル取り(−1け板
りの加熱コイルIn取り付は位置の斜め上方に一辺を固
定され他辺を水平に維持する5字形の支承部材1、当該
支承材1の水平にのびる他辺の前部下面にその上面が固
定されている固定プレート21と可動プレート22とで
対になっている第1プレート2、当該第1プレート2の
可動プレート22下面に固定された中間プレート3、当
該中間プレート3の下面にその上面が固定されている固
定プレート41と可動プレート42とで対になっている
第2プレート4、当該第2プレート4の可動プレート4
2下面に固定された[妾触機構保持プレート5、接触子
支持部材6およ(、、’l−’fM M’j’ S h
”b A 6 a上記第1プレート2の固定プレート2
1と可動プレート22との間にはスラストベアリング2
3が介挿されており、固定プレート21は可動プレート
22がスラストベアリング23によりコイル取り付は坂
りと平行する水平方向−y軸方向へ滑動可能に上記支承
部材1に固定される。しかし当該X軸方向への滑動は、
たとえば支承部材lの滑動方向に平行する側端面に固着
されて左右に張り出している腕金具11・11それぞれ
の先端部に設けられている係止金具12・12と可動プ
、レート22の上記と同−側端面中央に設けられている
係止金具24との間に係挿され所定ばね常数を具えた引
張ばね25・25それぞれにより引き戻しが可能とされ
ている。
また上記第2プレート4の固定プレー1−41と可動プ
レート42との間にもスラストベアリング43が介挿さ
れており、固定プレート41は可動プレート42がスラ
ストベアリング43によりコイル取り付は板りと直交す
る水平方向=X軸方向へ滑動可能に上記中間プート3に
固定される。し     ゛かし当rKx軸方向への滑
動は、例えば中間プレート3の滑動方向に平行する側端
面に固着されて固視左方に張り出している腕金具31の
先端部に設けられている係止金具32と可動プレート4
2の上記と同−側端面中央に設けられている係止金具4
4との間に係挿され所定ばね常数を具えた引張ばね45
により引き戻しが可能とされている。
当該第2プレート4が上記第1プレート2のように、′
昌動双方向それぞれに対する引き戻し用引張′Iね25
・25を具えず、一方向に対する引き戻し用引張ばね4
5のみである理由は、位置データ検出時、tQ ′kJ
i子Sが部材Wに相寄ってこれと押圧+F(’ I′I
J!するにあたって当該引張ばね4 +]を十分伸張状
態となし、引き戻し可能となすからである。
1泥中間ブレ l・3のy軸方向に沿う側t′I;I1
1面所定位置には鉤形の当板33がその板面をy軸に対
して垂直面となる如く固着されており、また支承部1,
11の所定位置に設げられて上記当板33に相対向する
位置関係を頴7持する支持腕13には第1位置計測ニア
y−例えばマグネスケールや差すJトランス等位置変位
を電気的に計測可能な計測器がその検出子71yの先端
を当板33に直角に当接する如(装着される。
上記接触機構保持プレート5のX軸方向に沿う側端面所
定位置にも鉤形の当板51がその板面をX軸に対して垂
直面となる如く固着されており、また中間プレート3の
所定位置に設けられて上記当板51に相対向する位置関
係を維持する支持腕34には第2位置計測器7xがその
検出子71xの先端を当板51に直角に当接する如く装
着される。
前記第1位置計測器7yおよび上記第2位置計測器7x
それぞれは計測値をホストコンピータへ出力するように
設定されている。
上記接触子支持部材6は第1腕部61と第2腕部62と
接触子ホルダ63とから(■成されており、上記第1腕
部61は一端が加熱コイル■Ωのり一ドR直上所定位置
にある如く、他端を接触機構保持プレート5の下面に着
脱可能に装着され、上記 ′第2腕部62は第1腕部の
リードR直上位置からり−ドR方向へ垂下する如く一端
が着脱可能に装着され、他端には接触子ホルダ63を1
葛垂する。
上記接触子ボルダ63は接触子Sの基部を保持してリー
トRに平行して伸延する先端部が加熱コイル−n直上所
定位置にある如く構成しである。
(第3発明の構成) 而して本願第3発明は上記接触子Sに関するものて、そ
の要旨は (11本願第3発明の構成において第2プレートに装着
される小数または複数の接触子は、 (2)当該I妾触子を位置データが適切に検知可能な形
状とするとともに、 (3)加熱コイルに近接した所定位置にあって上記形状
に応して加熱コイルが適正コイルギャップを維持する位
置に対応した位置で部材に押圧接触可能に配設される ことを特徴とする焼入れにおける位置データセンサーユ
ニットにある。
当該第3発明を以下に挙げる例によって解説す)1、 
    る。
乃 例えは本実施例が前記第1図に示す歯形部材W■の]」
コ底焼入れ用加熱コイルInを備えていて、接触子Sが
図示の如く球形のヘッドshとなっているので、当縞ヘ
ッドshの球面が相隣る歯底に押圧接触することとなり
、計算上球面が相隣る歯底に接触状懇にある場合に加熱
コイルInが歯底および相隣る歯底それぞれと適正コイ
ルギャップを維持するようにF記法形の直径と接触子ホ
ルダ63に保持されて伸延する長さとが所定の如く設定
されている。RrJち、ヘッドshの球面先端は加熱コ
イルInの先端よりも後方位置にあり、第4図(a)に
Tとして示す間隙が適正コイルギャップとなるように設
定される。
これに反して、例えば第2図の82として示すような先
端に球形のヘッドshを備えていない1妾触子Sでは、
当該接触子Sの先端は加熱コイルInの先端より前方へ
所定長さ伸延してレース溝底しに押圧接触し、当該伸延
長さが部材W2のレース溝りの溝底に対する適正コイル
ギャップに相当するように設定されなければならない。
また、接触子Sは相対移動方向線上で加熱コイルInに
近接配置すると、適正位置データを検出可能となる。当
該実施例では、Z軸が見做し固定軸=」11スIFン動
方向線であるので、加熱コイルIn直上に配設するよう
にしている。
(第・1発明の構成) :i:た、本願第4発明は上記それぞれの位置計測器の
計測原点設定に閏するもので、その要旨は、(1)本願
第2発明の構成における第1位置計測器・第2位置計測
::■それぞれの原点設定機tANとして、(2)第1
位置計測器の原点設定機構が上記支承部材に固定された
保持部材に保持される前進・後退運1す1機11′+Y
であって、当該前進・後退運りJ機構のロッ(′の前進
位置が上記第1プレートを上記支承部材に対して第1の
軸方向のいずれか一方側へ所定m811だけ変位可能、 (3)第2位置計測器の原点設定機構が上記第1プレー
I・に固定された保持部材に保持される前進・後退運動
機構であって、当該前進・後退運動機構のロッドの前進
位置が上記第2プレー1−を上記第1プレートに対して
第1の軸方向のいずれか一方側一・所定距離だけ変位可
能に構成するとともに、(4)上記変位位置がそれぞれ
の位置計測器の計測エリアにおけるいずれか一方端・変
位が解除されているそれぞれのプレートの位置がそれぞ
れの位置計測器の計測エリアの略中央となる如く構成し
、(5)当該位置をそれぞれの位置計側器の計測原点に
設定することによりそれぞれの軸上における何れの方向
の変位量も計測可能とした ことを特徴とする焼入れにおける位置データセンサーユ
ニットにある。
本願第4発明を第5図に従って説明する。原点設定機構
は位置データセンサーユニット本体構成を示す第4図に
同時記載すると固視に錯綜を来すので、第5図として別
掲するものである。
支承部材lの上面所定位置にはL字状の保持部材81y
の一方辺の一端が固定されており、その他方辺は第1プ
レート2の可動プレート22のy軸移動方向いずれか一
方の側端面から所定間隔を隔てた位置まで下垂していて
、先端にシリンダ等の直線運動装置8yを保持している
。当該直線運動装置8yはそのロッド82yをy軸に沿
って前進・後退させ、前進時には先端を可動プレート2
21JI11端面に当接して当該可動プレート22を所
定だけ([≧方側−・押しやることが可能に構成しであ
る。
uIJち、可動プレート22はロッド82yの前進時に
は固定プレート21と位置ずれ状態にある。而して後述
する位置検出開始前に直線運動装置8yの1−7ツl”
 82 yを前進としておき、接触子Sが部材の所定焼
入れ局部方向へ相対移動して部けと接触した時点て直線
運動装置8yが自りJ的に動作してロツ182yを後退
とするように設定することは公知T段°ζ構成可能であ
る。従って第1位置計測+’s’;’j 7 ’jの計
測エリアの一方端をロッド82y前進位置にJ)わせ、
ロッド82yの後退によって固定プレート21と可動プ
レート22との位置ずれが解除された状態で接触子Sが
さらに前進して部材と和分押圧接触して停止した時点(
前記第3発明で説明した〃ロタ1シコイルInが適正コ
イルギャット1      プをとる位置)で、可動フ
ッ−ト22が固定プレ゛1−1.2N、:対、7略重な
り合い、同時0.計測器1゜アのo13中央位置におい
てy軸方向でフリーの状態となるように設定可能である
。このフリーの状態を第1位置計測器7yの計測原点に
設定する。
また、中間プレート3にもコイル取りつけ仮りに面する
側端面所定位置に図では見えないL字状の支承部材81
xの一方辺の一端が固定されており、その他方辺は第2
プレート4の可動プレート42の側端面から所定間隔を
隔てた位置まで下垂していて、先端に直線運動装置8X
を支承している。当該直線運動装置8xはそのロッド8
2xをX軸に沿って前進・後退させ、前進時には先端を
可動プレート42側端面に当接して当該可動プレー l
−42を所定だけ加熱コイル方向へ神しやることが可能
に構成しである。即ち、可動プレー1−42はロッド8
2xの前進時には固定プレー1−41と位置ずれ状態に
ある。而して後述する位置検出開始時に直線運動装置8
xのロッド82xを前進としておき、接触子Sが部材の
所定焼入れ局部方向へ相対移動して部材と接触した時点
て直線運動     1装置8xが自動的に動作してロ
ッド82xを後退とするように設定することは公知手段
で溝底可能である。従って第2位置計測器7xの計測エ
リアの一方端をロッド82x前進位置にあわせ、ロッド
R2Xの後退によって固定プレート41と可動プレート
42との位置ずれが解除された状態で接触7−5がさら
に前進して部材と十分押圧接触して停止した時点(加熱
コイルInが適正コイルギャップをとる位置)で可動プ
レート42が固定プレート41に対して略重なり合い、
同時に計測エリアのfill:中央位置においてX軸方
向でフリーの状態となるように設定可能である。このフ
リーの状態を第1位置計測器7xの計測原点に設定する
尚、第5図に83y・83xとして示すのは、第1位置
計測器7yおよび第2位置計測器7xの計測原点が計測
エリアの略中間位置にくるようにするため、支承部材1
および中間プレート3それぞれに装着した可動プレート
′22および42それぞれの位置ずれ喰を規制するスト
ッパである。
次に、本実施例位置データセンサーユニット5Uxyを
用いて所定焼入れ局部の焼入れに先立ち当該局部の位置
データを求める場合を以下に述べる。
まず、数値制御データに従う部材Wと加熱装置との相対
移動により、接触子Sを所定焼入れ局部の一方端に対向
する位置につかしめる。次いで直線運動装置8y・8x
それぞれのロッド82y・82xを前進状態としておき
、部材Wと接触子Sとを相寄る方向に移動させ、両者を
十分押圧接触状態とする。この状態では、接触子Sは部
材Wに対して上述の如く加熱コイル[n3J正コイルギ
ヤツプを維持可能な位置関係を保持していることなり、
かつ直線運動装置8y・8xそれぞれのロッド82y・
82xは後退して第1プレート2における固定プレート
21と可動プレート22および第2プレート4における
固定プレート41と可動プレート42それぞれはy軸方
向およびX軸方向でフリーの状態にあり、針側上の原点
設定がなされる。この状態において、当該焼入れ局部の
一方α1:1から他方端まで部材Wと加熱装置とを数値
制御データに従って相対移動せしめる。この間、接触子
Sは可動プレート22および42がtr!を動可能かつ
?n IJからi夏帰可能となっているので、局部の形
状に倣ったりL跡を161きつつ移動し、当該軌跡は第
1プレート2の可動プレート22の出動の方向−即ちy
軸上の士とl音Usの長さが、可動プレー1〜22と一
体となって移動する中間プレート3に固定した当板、′
33に検出子71yを当1妄させている第+ 1iχ置
訓測器7yにより、また第21し〜ト4の可促1プレー
ト42の7:’f 勅の方向−−−−1!II ′t3
X軸上の1と111動の長さが1■勤プレー1〜112
と一体となってしvノする接触機構保持プレート5に固
定した当JJ、シ51に検出子71Xを当接させている
第2位置計測ニア×により分割計測されることとなる。
ぞ!1.故、第2位置計測器・第2位置計測器それぞれ
か計測する:it /IIi埴茫位置データどしてホス
トコンピュ ター、出力される。当該位置データが入力
す乙ホストコンピュータは数値制御機構に予め入力され
ている数値制御データと比較・演算して差1・・、  
 Ia @ W fB ”T f:= T ;j6 Q
 ’J Wb N l“”゛“’f Wmj [El]
 ’i:iJa 7Lる場合には、焼入れ実行時の数値
制御データを差値でした実行データで実施することが可
能となる。
(第2の実施例) 第6図は本発明をX軸方向之Z軸方向との変位計を計測
する場合に適用した実施例位置データセンサーユニット
SUx zを示す。
当該実施例では、支承部材1はコ字状に形成されていて
、当該支承部材1のコイル取り付けJfflDへの取り
付は辺に対向する辺の例えば外側面に9止して示すZ軸
上をlr!I動する第3プレートが保持される。当該第
3プレート9は前記第1・第2プレート2・4と同様に
固定プレート91、可動プレート92および両プレート
91・92間に介挿された図上では現れていないスラス
トへアリング93とからなり、固定プレート91は可動
プレート92が2軸方向へ滑動可能となるよう支承部材
1に保持される。7zは可動プレート92の2軸方向の
滑動量を検知するための第3位置計測器、13は第3位
置計測器7zを支承部材1に支持する支持腕、33は可
動プレート92に固定された検出子71zの先端が当接
する当板である。中間プレートは端面視り字形の連結部
材35となっていて、第3プレート9の可動プレート9
2に一方辺が固定され、他方辺に第2プレート4を保持
する。第2プレート4は42がX軸方向へ滑動可能とさ
れている第4図のものと全く同一であり、当該第2プレ
ート・のX軸方向の滑動を検知するための構成も第4図
の場合と異なるところはない。その他第4図と同一記号
番号が付された部材は同一部材であり、その作用も同一
である。また、図示しない原点設定機構は各プレートの
滑動軸方向に対応して設けられる。
上述の構成から明らかな如く、第2の実施例位置データ
センサーユニットSUx zは第1の実施例位置データ
センザーユニツ)SUx yにおける第1プレー12を
第3プレート9で置き換えた構成であって、第3プレー
ト9−第1プレート2=第(の軸方向へ滑動可能なプレ
ートと云いうるちので、基本構成上は共通する構成であ
る。
(其の他の実施例) 前記第1の実施例ではZ軸を固定軸と見做してX軸・y
軸方向の変位量を計測する位置データセンサーユニット
SUx yを、また上記第2の実施例ではy軸を固定軸
と見做してX軸・Z軸方向の変位量を計測する位置デー
タセンサーユニット5Uxzを示したが、第2の実施例
における第3プレート9と第1の実施例における第1プ
レート2とを組み合わせることにより、X軸を固定軸と
見做してy軸・Z軸方向の変位量を計測する位置データ
センサーユニット5Uyzを構成可能なこと勿論である
また上記第1の実施例では、中間プレート3と接触機構
保持プレート5とを用いた構成例を示して説明したが、
中間プレー1−3および接触殿f、7.保持プレート5
それぞれは必ずしも設ける必要はない。即ち、第1プレ
ー1−2の可動プレート22の下面に第2プレート4の
固定プレ−ト41の上面を直接固着するように構成し、
また第2プレート4の下面に直接接触子支持部材6を装
着するようにして接触機構保持プレート5を省いてもよ
い。
この場合中間プレート3に固定していた腕金具31、当
板33.第2位置計測器7Xを支持する支持腕34およ
び直線運動問t;48xを保持する保持部Ll’ 81
 x等は第2プレート4の固定プレート41に装置する
こととなる。
さらに上記第1の実施例および第2の実施例では、第2
プL−−14を第1プし・−ト2または第3プレー1−
′]の下方に保持する構成をとっているが、こ丁1.に
固定されるものてはなく、部[オWと当該位置チー・タ
ヒンザーユニットSUとのt目者乙移動方向に応した関
1系上から選IRLで、設定位置を何れどしてもよい。
ただし、接触子支持部)716は下方に位置ずコプレ−
1に取り付けられる。
また、接触子支持部材6の構成は上記第1の実施例qv
第2の実施例に図示される構成に限定されるものではな
く、かつ直線状の腕部材やその複数本の組合せに限定さ
れるものでもでもない。部材および当該部材の所定焼入
れ局部の形状に応じて計測し易いように、直線状または
曲線状の腕部材):      を単数あるいは複数適
宜組合せて使用することが□(好よ、い。
(第2〜第4発明の作用) 上述の如く、本願第2〜第4発明は第1発明の技術思想
を実現する具体的手段である位;渓データセンサーユニ
ットの構成として、移動方向を見做し固定軸とし、かつ
互いに直交する軸方向に滑動かつ滑動を復帰可能なプレ
ー1−を備えることにより、当該プレートに装着され部
材Wに押圧I妾触伏態とした接触子Sが数値制御データ
に従う三次元的相対移動する際、局部の形状に倣って描
く軌跡を二次元的にコイルギートツプの適正維持に必要
な二軸方向の変位として分解して計測することを可能と
する。接触子Sは部材Wおよび局部の形状に応じて選択
された形状のものが使用され、かつ当該形状に応じて加
熱コイルInとの関係において所定の如く配設されるよ
うにしであるので、接触子Sを部材Wに押圧接触状態と
すると加熱コイルInは自動的に適正コイルギャップを
維持可能な位置をとることとなる。また、二軸方向の変
位として分解して計測する位置計測器7それぞれの計 
   :測原点は接触子Sを部材Wに押圧接触状態とす
ると自動的に当該位置計測器7それぞれ計測エリアのl
1tj中央にある如く構成されているので、各軸上の何
れの方向の変位も検知しうる。
斯くして位置データセンサーユニットsUで計1則され
た計測値はホストコンピュータへullW(7)所定焼
入れ局部の現状形状かつ部材と加1(キコイルとの相対
的現況を把握した位置データとして入力さり、ることと
なり、ホストコンピュータでは当該位置データを数値制
御機構に予め入力されている故1直制御データとの比較
・演算が極めて容易となり、その結果位置データと数値
制御データとの差値か所定許容範囲を超える場合には、
焼入れ時の焼入れ装置を上記差値によって数値制御デー
タを補正した実行データで動作させ、所定焼入れ局部・
\の通iJ−コ、イルギートツプを維[、テした焼入れ
が実施し・うる。
(発明の効果) 本発明分実施ずコごとにより、部材の所定焼入れ局部に
゛ついての既焼入れ部の焼入れ歪の2響、焼入れ定位置
に載置あるいは1果持される筈の部材の位置ずれおよび
部1オ自体の形状成形加工誤差を確実に把握可能となり
、これによって数値制御t1u構に予め入力されている
数値制御データに従う部材の現状に不適切で一方的な相
対移動が回避され、従って常に適正コイルギャップを維
持する焼入れをなすことが保証されることとなるので、
焼入れ工程に安心して数値制御を完全導入しうろことと
なり、遅れていた完全自動化による精密焼入れが実現さ
れるという顕著な効果を漂ず。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜第3図(c)は本発明方法の原理を説明
するための図であって、第1図(a)は焼入れ歪と本発
明方法との関係を示す♀i)視図、第1図(b)〜(d
)は二軸方向を固定軸と見做した場合のそれぞれ部材と
接触子との位置関係を示す側面図・模式的平面図および
三次元空間における計測軸方向を示す線図、第2図(a
)〜(c)はy軸方向を固定軸と見做した場合のそれぞ
れg++祠と接触子との位置関係を示す側面図・模式的
平面図および模式的(μm面を示す線図、第3図は見(
M!!し固定軸が曲線状である場合のそれぞれ部材と接
111i!子との位置関係を示す斜視図 2軸方向を固
定軸と見做した三次元における4測軸方向を示す線図お
よびy軸方向を固定軸と見做した三次元における計測軸
方向を示す線図、第4図Ca)〜(C)はそれぞれ本発
明位置データセンサーユニットの第1の実施例を示す平
面図・正面図および右側面図、第5図は本発明位置デー
タセンサーユニットにおける原点設定機構を示す斜視図
、第6図は本発明位置データ七ンナ〜ユニットの第2の
実施例を示す側面図である。 S IJ x y、  S U x z  −位置デー
タセンサーユニット I n−−−−・−−一−−−−−−−−−−−〜−−
−−−−−一加熱コイルS、31.S2.S3.S4−
−−一接触子1 、 −−−−−−−−−−−一一−−
−−−支承部材2、  (9) −−、−−−−−、、
−一−第1プレート (第3プレート) (Jj       4””−’−”’−””−”’−
’−”−””’−’−”−第2プレート7 x、  ?
 y、  7 z−−−−−−−−一第1.第2および
第3位置計測器 8 x 、  8 y−−−−・−−−−−〜 =−前
進・後退運動機構82 x 、  82 y−−−−ロ
ッド特許出願人 高周波熱錬株式会社 代理人・弁理士 小 林  イIp 第 1 図 (0 第1 図 (d) 第 2 図 (0) 73 図 (α) 第3図(b)  第3図(C) 第4図(α)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)部材の単数または複数の所定局部を誘導加熱により
    移動焼入れする場合において、焼入れ装置に数値制御機
    構とホストコンピュータとを備えるとともに、加熱コイ
    ルに近接して当該加熱コイルとともに相対移動しつつ部
    材と接触を維持可能な単数または複数の接触子を設け、
    所定局部の焼入れに先立つて上記接触子を当該所定局部
    に接触させて予め入力されている数値制御データに従う
    相対移動を行わせ、当該相対移動時の移動方向を固定軸
    と見做し、部材の形状に倣つて移動する接触子が描く軌
    跡を三次元軸上における上記見做し固定軸に対するいず
    れか二軸上の変位に分解してそれぞれ計測のうえ、上記
    ホストコンピュータへ位置データとして入力することに
    より、所定局部の焼入れが当該位置データと数値制御デ
    ータとの比較・演算から得られる差値で補正された適正
    コイルギャップを維持する実行データにより実施可能と
    したことを特徴とする焼入れにおける位置データ検出方
    法。 2)見做し固定軸が他の二軸に対して直角を維持するや
    否やを問わず、かつ直線・曲線の如何を問わないことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の焼入れにおける
    位置データ検出方法。 3)ホストコンピュータと数値制御機構とを備えている
    誘導加熱焼入れ装置において、加熱コイル近傍に設けら
    れ当該加熱コイルとともに部材に対して相対移動する支
    承部材、当該支承部材に保持されてx軸、y軸およびz
    軸中のいずれかにあたる第1の軸方向へ滑動可能かつ当
    該滑動を復帰可能な第1プレート、当該第1プレートに
    保持されて上記第1の軸方向と直行する何れか第2の軸
    方向へ滑動可能かつ当該滑動を復帰可能な第2プレート
    、当該第2プレートに装着された単数または複数の接触
    子、上記支承部材に枢着され滑動する第1プレートの当
    該支承部材に対する変位量を計測可能な第1位置計測器
    および上記第1プレートに枢着され滑動する第2プレー
    トの当該第1プレートに対する変位量を計測可能な第2
    位置計測器とからなり、接触子を部材に押圧接触せしめ
    た状態で数値制御データに従つて相対移動する際に当該
    接触子が部材の形状に倣つて滑動しつつ描く軌跡を第1
    位置計測器および第2位置計測器それぞれが第1の軸方
    向の変位量および第2の軸方向の変位量に分割して計測
    のうえホストコンピュータへ位置データとして送出可能
    に設定してあることを特徴とする焼入れにおける位置デ
    ータセンサーユニット。 3)ホストコンピュータと数値制御機構とを備えている
    誘導加熱焼入れ装置において、加熱コイル近傍に設けら
    れ当該加熱コイルとともに部材に対して相対移動する支
    承部材、当該支承部材に保持されてx軸、y軸およびz
    軸中のいずれかにあたる第1の軸方向へ滑動可能かつ当
    該滑動を復帰可能な第1プレート、当該第1プレートに
    保持されて上記第1の軸方向と直行する何れか第2の軸
    方向へ滑動可能かつ当該滑動を復帰可能な第2プレート
    、上記支承部材に枢着され滑動する第1プレートの当該
    支承部材に対する変位量を計測可能な第1位置計測器、
    上記第1プレートに枢着され滑動する第2プレートの当
    該第1プレートに対する変位量を計測可能な第2位置計
    測器および上記第2プレートに装着される単数または複
    数の接触子からなり、当該接触子は位置データを適切に
    検知可能な形状とするとともに、加熱コイルに近接した
    所定位置にあつて上記形状に応じて加熱コイルが適正コ
    イルギャップを維持する位置に対応した位置で部材に押
    圧接触可能に配設されていることを特徴とする焼入れに
    おける位置データセンサーユニット。 4)ホストコンピュータと数値制御機構とを備えている
    誘導加熱焼入れ装置において、加熱コイル近傍に設けら
    れ当該加熱コイルとともに部材に対して相対移動する支
    承部材、当該支承部材に保持されてx軸、y軸およびz
    軸中のいずれかにあたる第1の軸方向へ滑動可能かつ当
    該滑動を復帰可能な第1プレート、当該第1プレートに
    保持されて上記第1の軸方向と直行する何れか第2の軸
    方向へ滑動可能かつ当該滑動を復帰可能な第2プレート
    、当該第2プレートに装着された単数または複数の接触
    子、上記支承部材に枢着され滑動する第1プレートの当
    該支承部材に対する変位量を計測可能な第1位置計測器
    、上記第1プレートに枢着され滑動する第2プレートの
    当該第1プレートに対する変位量を計測可能な第2位置
    計測器および上記第1位置計測器・第2位置計測器それ
    ぞれの原点設定機構とからなり、第1位置計測器の原点
    設定機構が上記支承部材に固定された保持部材に保持さ
    れる前進・後退運動機構であつて、当該前進・後退運動
    機構のロッドの前進位置が上記第1プレートを上記支承
    部材に対して第1の軸方向のいずれか一方側へ所定距離
    だけ変位可能、第2位置計測器の原点設定機構が上記第
    1プレートに固定された保持部材に保持される前進・後
    退運動機構であつて、当該前進・後退運動機構のロッド
    の前進位置が上記第2プレートを上記第1プレートに対
    して第1の軸方向のいずれか一方側へ所定距離だけ変位
    可能に構成するとともに、上記変位位置がそれぞれの位
    置計測器の計測エリアにおけるいずれか一方端・変位が
    解除されているそれぞれのプレートの位置がそれぞれの
    位置計測器の計測エリアの略中央となる如く構成し、当
    該位置をそれぞれの位置計測器の計測原点に設定するこ
    とによりそれぞれの軸上における何れの方向の変位量も
    計測可能としたことを特徴とする焼入れにおける位置デ
    ータセンサーユニット。
JP59225929A 1984-10-29 1984-10-29 焼入れにおける位置デ−タ検出方法および位置デ−タセンサ−ユニツト Pending JPS61106709A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002006539A1 (de) * 2000-07-14 2002-01-24 Elotherm Gmbh Verfahren und vorrichtung zum härten von flächen an bauteilen
EP1215941A3 (de) * 2000-12-12 2004-01-02 EFD Induction GmbH Oberflächenvergüten metallischer Werkstücke durch induktive Wärmebehandlung mit Vermessung der räumlichen Position
KR100626300B1 (ko) 2005-12-23 2006-09-20 (주)세계토탈머신 고주파 열처리 시스템
JP2010222672A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Denki Kogyo Co Ltd 大型部品の高周波誘導焼入装置

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WO2002006539A1 (de) * 2000-07-14 2002-01-24 Elotherm Gmbh Verfahren und vorrichtung zum härten von flächen an bauteilen
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