JPS61106691A - 冶金用コ−クスの製造方法 - Google Patents

冶金用コ−クスの製造方法

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JPS61106691A
JPS61106691A JP22949784A JP22949784A JPS61106691A JP S61106691 A JPS61106691 A JP S61106691A JP 22949784 A JP22949784 A JP 22949784A JP 22949784 A JP22949784 A JP 22949784A JP S61106691 A JPS61106691 A JP S61106691A
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JP
Japan
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coke
coal
particle size
strength
oven
Prior art date
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Pending
Application number
JP22949784A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Igawa
井川 勝利
Shigeru Kuwajima
桑島 滋
Takeshi Fukutake
福武 剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はブロック状の圧縮成形炭を使用する冶金用コー
クスの製造方法に関する。
〈従来の技術とその問題点〉 装入炭の嵩密度を増加させてコークス炉の生産性及び生
成コークスの品質を向上させ、又は低品位炭を利用しよ
うとする試みは世界各国で行なわれている。
我国では成型炭一部装入法が商業規模で実施されている
。この方式は装入炭のうち30%をブリケット状に成型
して装入することにより装入炭嵩密度の増加をはかるも
のであるが、増加率はlO%程度と小さい、一方、欧州
で稼動しているスタンピング法は装入炭全量を圧縮成形
するため、装入炭嵩密度の増加は40〜50%にも達す
る。
装入炭嵩密度を増加していくと石炭粒子が圧密され、生
成するコークスは組織が緻密化してコークス強度、とり
わけ摩耗強度の向上が顕著となる。しかし、嵩密度の増
加にともなってセミコークス過程でセミコークスの収縮
差にもとづく熱応力が増加してコークスが細粒化する。
この傾向はコークス炉の稼動率のアップによりさらに拡
大される。
このためスタンピング法では0.2mm以下の微粉コー
クスを添加してコークスの細粒化を防11−.シている
が、この方法ではコークスの摩耗強度の向上度が低下す
るため、■低品位炭の配合率が低下する、■粉コークス
を微粉砕(0,2mm以下)しなければならず、発塵対
策を含む粉砕コストが増加する、などの欠点を有する。
一方、亀裂防]ト材添加以外の方法として、特開昭56
−14579号に記載されている方法がある。試料炭を
300℃以下に予熱して水分を零とし、石油系もしくは
石炭系の重質油を添加して混合、成形し炭化室へ装入す
ることにより、乾留時の炭化室での壁側と中心側との温
度差を縮小してコークス亀裂発生要因となる熱応力を軽
減し、コークスの細粒化を防1卜するというものである
が、この方式は、■原時点で大量処理する商業規模設備
の具体化がなされていない、■重質油添加による原料コ
ストの増加、■炭化室へ装入する際に発煙、着火の問題
が新たに生じる、などの欠点を有する。
)・、′1    ヶ。ア、よi+q*etよ9,1□
57−14□785ツ(特開昭59−38279号)に
おいて石炭マセラルグループのうち不活性成分と鉱物質
の和に着目してコークス強度と粒度の改善をはかる方法
を提案しているが、コークス炉のフリュー温度の変化に
対応して、ブロック状成形炭のコークス粒度−強度を管
理することは困難であった。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、従来技術の欠点を解消し。
コークス炉のフリュー温度の変化に対応してブロック状
成形炭のコークス粒度・強度を同時に管理することがで
きる冶金用コークスの製造方法を提供しようとするにあ
る。
〈発明の構成〉 本発明は、 配合炭を室炉よりや×小さい寸法のブロッ
ク状に圧縮成形して嵩密度1.0湿トン/m″以上とし
た後に室炉へ装入して乾留することにより冶金用コーク
スを製造するに際し、配合炭中の不活性成分と鉱物質と
の和をコークス炉のフリュー温度に応じて調整すること
によって、コークス炉ワーフ前におけるコークスの粒度
と強度を同時に管理することを特徴とする冶金用コーク
スの製造方法を提供するものである。
以下1本発明を更に詳細に説明する。
通常、炉上より装入されている(トップ装入法)と比較
して嵩密度が40〜50%高いブロック状成形炭ではセ
ミコークス過程における亀裂発生が大となり、第1図に
示すようにコークスは細粒化し、この傾向はコークス炉
フリュー温俄のアップによりさらに拡大する。つまりコ
ークスの粒度はフリュー温度の影響を大きく受ける。
本発明は石炭マセラルグループの中の不活性成分と鉱物
質の和、つまりトータルイナート(以下TIと略す)に
関して、 rr>TIは加熱時の膨張、収縮が小さいため、第2図
に示すようにTIの多い配合炭はどコークス亀裂を生成
するセミコークス−法線収縮係数(以下、β1と略す)
を低下できる。
(Q)T Iは過剰にすると石炭粒子間の溶融着不良を
おこしコークス強度を低下させるが、第3図に示すよう
にフリュー温度上昇による加熱速度の増加によってコー
クス強度が改善できる、などの性質に着目し、ブロック
状成形炭のコークス粒度中強度を管理する手段として配
合炭中のTIをフリュー温度の設定値に応じて適時調整
する方法が効果的であることを提案するものである。
トップ装入法では、フリュー温度によるコークス平均粒
度の変化が小さいために、主としてコークス強度をDI
、5で80以上を満足させるため、TIを通常20〜2
5Vo1.%で配合しているが、嵩密度が40〜50%
増加するブロック状成形炭においては1石炭粒子間距離
が短くなるため粘結性分量を低減できる結果、嵩密度増
加に伴なうコークス粒度低下に対してコークス粒度アッ
プの対策としてβ1を低下させる働きのあるTIの増量
が可能である。増量幅はコークス粒度・強度の管理値と
の関係でフリュー温度によって異なり、それぞれの管理
値に対する最適なTIは、第4図に示される線図より求
めることができる。
この第4図は本発明者らが多数の実験結果より求めたも
のであり、フリュー温度に応じてコークス粒度・強度を
管理する線図である。−例として、トップ装入法でのワ
ーフ下のコークス平均粒度60a+m以上1強度り工 
15が80以上を維持するためのブロック状成形炭のT
Iは第4図からフリュー温度の設定値が1150℃の場
合は23〜30 Vol、%、1250℃の場合は28
〜34Vo1.%の配合を選択すればよい、これらの範
囲外では1粒度(MSS)又は強度(DI  15)の
いずれかが不満足な値となる。
本発明では石炭の粉砕粒度は、トップ装入法で実施して
いる範囲で充分であるが、好ましくはTIの含有率の特
に高い低品位炭では1.5mm以下に微粉砕する方がψ
ましい、微粉コークス、石油コークス及び揮発分15%
以下を示すチャー等の亀裂防lト材を添加する場合も亀
裂防【ト材のTIと配合炭のTIの総和を前述と同様設
定、フリュー温度によって決定し、コークス粒度、強度
を同時に管理できる。
&ll、      以上、述べたところから明らかな
ように、本発明は配合炭中のTIをフリュー温度に応じ
て適時、調整することを特徴としており、TI含有率の
高い低品位炭の性状をフルに活用でき低品位炭増配合に
よる配合コスト低減につながるなどのメリットも有する
く実 施 例〉 以下、本発明を実施例につき具体的に説明する。
表1に示す性状を有する試料炭を用い、粉砕粒度−3m
m85%全水分10%の配合炭とし、圧縮成形して装入
量250に、のブロック状成形炭となし、炉幅400m
mの試験炉でフリュー温度1150°C及び1250℃
で乾留試験し、コークス粒度と強度を測定した。マセラ
ルグループの測定はJIS方に準拠して測定し、TIは
式(A)により算出して求めた。
TI=(フジニット)十%(セミフジニット)+(ミク
リニット)+(スフレロチニット)+(ミネラルマター
)−−−−−(A)β1の測定はTMA (島原製作所
)を用い、(1)試料粒度をl OOa+esh以下、
全水分を10%に調整し。
(2)前記(1)の試料を加圧して直径7ΦI、長さ5
〜6■となるように成形してテストピースを得、 (3)  (:’)のテストピースを測定装置にセット
し荷改を加えながら窒素ガス気流中で昇温して800℃
まで加熱し。
(0β1を式(B)により算出することにより行なった
上式において。
見0:固化点での試料長さ、6文:長さ変化量dt:時
間変化量、    dθ:温度変化着用  料、性・ 結果を表2に示す、ブロック状成形炭においてTIがト
ップ装入法並の20〜25Vo1.%を示すケースエ、
IIの場合において、トップ装入法の例であるケース■
、vmと比較して、コークス強度DIi7oは向上して
いるもののコークス粒度の低下が顕著であり、フリュー
温度の上昇によりこの傾向がさらに拡大している。従っ
て、ケースエ、Hの配合で成形炭によるコークス製造で
は、高フリュー温度になるとコークス粒度が維持できな
い。
本発明の管理手段により配合を調整したケースII1.
 rV、■、■の場合は、一般的なトップ装入法におけ
るフリュー温度1250℃の時の管理値の一例であるコ
ークス平均粒度60層1以上、コークス強#DI   
が80以上を目標値としてTIを第4図よりフリュー温
度に応じて調整したものであり、結果より明らかなよう
にコークス粒度と強度を同時に管理することが可能にな
っている。
〈発明の効果〉 本発明の方法によれば、所定の粒度および強度になるよ
うフリュー温度に応じてTIを選択決定することができ
るため、コークス炉の生産性および生成コークスの品質
を向上させることができ、また低品位炭を有効に利用す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は装入炭嵩密度と粒度との関係をフリュー温閤を
パラメータとして示すグラフである。 第2図はTIとβ1との関係を示すグラフである。 第3図はTIとDI   との関係をフリュー温度をパ
ラメータとして示すグラフである。 第4図はフリュー温間と粒度およびo I 1晋と)j
l、     の関係をTIをパラメータとして示すグ
ラフである。 FIG、1 装入、7¥:X M IX (温Kg/l)  (+F
IG、2 TI (voty、) FIG、3 TI  (VOI、%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 配合炭を室炉よりやゝ小さい寸法のブロック状に圧縮成
    形して嵩密度1.0湿トン/m^3以上とした後に室炉
    へ装入して乾留することにより冶金用コークスを製造す
    るに際し、配合炭中の不活性成分と鉱物質との和をコー
    クス炉のフリュー温度に応じて調整することによって、
    コークス炉ワーフ前におけるコークスの粒度と強度を同
    時に管理することを特徴とする冶金用コークスの製造方
    法。
JP22949784A 1984-10-31 1984-10-31 冶金用コ−クスの製造方法 Pending JPS61106691A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2854162A1 (fr) * 2003-04-25 2004-10-29 Nippon Steel Corp Procede de fabrication d'un coke de resistance mecanique elevee

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2854162A1 (fr) * 2003-04-25 2004-10-29 Nippon Steel Corp Procede de fabrication d'un coke de resistance mecanique elevee

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