JPS6110129A - バンドブレ−キ装置の潤滑装置 - Google Patents

バンドブレ−キ装置の潤滑装置

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Publication number
JPS6110129A
JPS6110129A JP12762284A JP12762284A JPS6110129A JP S6110129 A JPS6110129 A JP S6110129A JP 12762284 A JP12762284 A JP 12762284A JP 12762284 A JP12762284 A JP 12762284A JP S6110129 A JPS6110129 A JP S6110129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch drum
band brake
clutch
oil
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12762284A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Taki
滝 政久
Toshinari Katase
片瀬 俊成
Takashi Totsugi
孝 戸次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON JIDO HENSOKUKI KK
Original Assignee
NIPPON JIDO HENSOKUKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON JIDO HENSOKUKI KK filed Critical NIPPON JIDO HENSOKUKI KK
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Publication of JPS6110129A publication Critical patent/JPS6110129A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、バンドブレーキ装置の潤滑装置に関するもの
である。
(ロ)従来の技術 自動変速機の変速制御機構には、摩擦要素としてバンド
ブレーキ、湿式多板クラッチ等が使用される。例えば、
特開昭54−132062号には、湿式多板クラッチを
構成するクラッチドラムの外周にバンドブレーキを配置
した変速制御機構が示されている。このような変速制御
機構の場合、バンドブレーキとクラッチドラム外周との
摩擦部を潤滑し冷却するために、クラッチドラムに内径
側から外径側へ貫通する穴を設け、湿式多板クラッチの
潤滑に使用された油をバンドブレーキの摩擦部に供給す
るようにしである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来のバンドブレーキ装置の潤滑
装置では、湿式多板クラッチの潤滑に使用されて温度が
上昇した潤滑油が直接バンドブレーキの摩擦部に供給さ
れることとなっていたため、発熱量の多いバンドブレー
キとクラッチドラムとの摩擦部の潤滑及び冷却が不十分
となり、過酷な使用条件ではバンドブレーキの焼付き、
摩耗等の不具合を発生し、耐久性が低下するという問題
点があった0本発明は、上記のような問題点を解決し、
焼付き、摩耗等を発生することがなく、十分な耐久性を
確保することができるバンドブレーキ装置の潤滑装置を
得ることを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、バンドブレーキの潤滑及び冷却のためにバン
ドブレーキの外側から摩擦部に比較的温度の低い潤滑油
を供給し、クラッチドラム内部の高温の潤滑油は直接バ
ンドブレーキの摩擦部に供給しないようにすることによ
り、上記目的を達成する。すなわち、本発明によるバン
ドブレーキ装置の潤滑装置では、変速制御機構を収容す
るケーシングの内面上側に、ケーシング内面に付着した
潤滑油を集めてバンドブレーキ上まで導き滴下させる連
続***部が設けられており、バンドブレーキには連続隆
起部から滴下してくる油をクラッチドラムとバンドブレ
ーキとの摩擦部に供給する供給穴が設けられており、ま
たクラッチドラムにはその内径部の湿式多板クラッチの
潤滑に使用された油”をバンドブレーキとの摩擦面以外
の外径部に排出する排出穴が設けられている。
(ホ)作用 上記のような構成とすることにより、バンドブレーキと
クラッチドラムとの摩擦部には、ケーシングに設けた連
続***部から低温の潤滑油が供給され、一方クラッチド
ラム内部の高温の潤滑油はバンドブレーキの摩擦部に供
給されることなく外部に排出される。従って、バンドブ
レーキの摩擦部は十分に冷却及び潤滑され、焼付き、摩
耗等の不具合は発生しない。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を添付図面の第1図に基づいて説
明する。
第1図に本発明の1実施例を示す。ケーシング10の内
部に変速制御機構を構成するクラッチドラム12及びバ
ンドブレーキ14が設けられてし)る、クラッチドラム
12は静止軸16の外周に回転可能に支持されている。
クラッチドラム12は内径部にピストン18、クラッチ
プレート20、・リターンスプリング22等を有してお
り、これらによって湿式多板クラッチを構成している。
この湿式多板クラッチによって別のクラッチドラム24
と連結・切り離しが行なわれるようにしである。クラッ
チドラム12の外周にはバンドブレーキ14が巻き付け
られる円筒状の摩擦面12aが設けられている。この摩
擦面12aの外周に非常に小さなすきまをおいてバンド
ブレーキ14が配置されている。バンドブレーキ14は
、図示してない油圧サーボ機構によって、摩擦面12a
に対して巻き付けた状態(締結状8)と、わずかなすき
まを形成した状態(解放状態)との間を切換可能としで
ある。クラッチドラム12には内径部と外径部とを連通
させる穴12bが設けられているが、この排出穴12b
の外径側の開口は摩擦面12a以外の場所に設けられて
いる。ケーシング10の上側内面には、リブ状の連続隆
起部10aが設けられている。連続***部10aは第1
図中で左から右へ下り傾斜を有しており、バンドブレー
キ14の中央部上方まで伸びている。バンドブレーキ1
4の上側中央部(すなわち、連続***部10aの終端の
下方)には供給穴14aが設けである。
次にこの実施例の作用について説明する。ケーシング1
0の内部では、自動変速機の回転部材によって常に油が
半径方向外方に飛散されている。
飛散した油はケーシング10の内面に付着し、その一部
は連続***部10aに沿って流れ、その終端で下方に滴
下する。ケーシング10の外側は外気と接触しており、
常に空冷状態にあるため、ケーシング10の壁の温度及
び連続***部10aの温度は比較的低い、このため、ケ
ーシング10の内面に付着し連続***部10aに沿って
流れ滴下するまでの間に潤滑油は熱を奪われ、温度が低
下スル、従って、バンドブレーキ14の供給穴14aに
は冷却された潤滑油が連続的に滴下する0滴下した潤滑
油は、供給穴14aを通ってバンドブレーキ14とクラ
ッチドラム12の摩擦面12aとの間を流れ、摩擦部を
潤滑し同時に冷却する。
一方、クラッチドラム12の内径部の湿式多板クラッチ
のクラッチプレート20は締結の際に多量の摩擦熱を発
生する。クラッチプレート20は、内径側から供給され
る潤滑油によって潤滑されると共に冷却される。こうし
て潤滑を終え温度が上昇した潤滑油は、排出穴12bを
通ってクラッチドラム12の外部に放出される。放出さ
れた潤滑油の一部は上述のようにケーシング10の内面
に付着し、冷却された後、供給穴14aからバンドブレ
ーキ14の摩擦部に供給される。従って、バンドブレー
キ14の摩擦部には常に冷却された潤滑油が供給される
ため、十分な冷却及び潤滑が行なわれ、過酷な使用条件
で多量の熱を発生する場合であっても、焼付き、摩耗等
の問題は発生しない。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、へンドブレー
キ摩擦部に外側から低温の潤滑油を供給すると共にクラ
ッチドラム内部の高温の潤滑油は摩擦部具外の場所に排
出するようにしたので、バンドブレーキの摩擦部には常
に冷却された潤滑油が供給され、十分な冷却及び潤滑効
果を得ることができ、バンドブレーキの耐久性能を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバンドブレーキ装置の潤滑装置を
示す図である。 10−φΦケーシング、1Oa−争・連続***部、12
・・・クラッチドラム、12a・・φ摩擦面、12b・
・・排出穴、14・・・バンドブレーキ、14a・・・
供給穴。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 湿式多板クラッチを内蔵するクラッチドラムと、クラッ
    チドラムの外周に設けられたバンドブレーキと、を有す
    るバンドブレーキ装置の潤滑装置において、 バンドブレーキ装置を収容するケーシングの内面上側に
    は、ケーシング内面に付着した潤滑油を集めてバンドブ
    レーキ上まで導き滴下させる連続***部が設けられてお
    り、バンドブレーキには連続***部から滴下してくる油
    をクラッチドラムとバンドブレーキとの摩擦部に供給す
    る供給穴が設けられており、またクラッチドラムにはそ
    の内径部の湿式多板クラッチの潤滑に使用された油をバ
    ンドブレーキとの摩擦面以外の外径部に排出する排出穴
    が設けられていることを特徴するバンドブレーキ装置の
    潤滑装置。
JP12762284A 1984-06-22 1984-06-22 バンドブレ−キ装置の潤滑装置 Pending JPS6110129A (ja)

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JP12762284A JPS6110129A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 バンドブレ−キ装置の潤滑装置

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JPS6110129A true JPS6110129A (ja) 1986-01-17

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ID=14964636

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12762284A Pending JPS6110129A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 バンドブレ−キ装置の潤滑装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62194361U (ja) * 1986-05-30 1987-12-10

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