JPS6099531A - 部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エア給送不可能なねじを自動供給し、これを
所定の位置へ螺入するねじ締め装置等に１４設する部品
供給装置に関する。

従来、自動ねじ締め機では所望ねじを一個宛分離してこ
れをエア給送し、昇降自在のドライバビットが上方に配
置されたチャックユニットのチャック爪にねじを保持さ
せるとともに前記ドライバビットの下降により前記ねじ
を所定の位置に螺入する方法が一般的に行われている。

この自動ねじ締め機では、ねじの頭部径が軸部長さより
も充分小さい場合には問題ないが、頭部径が軸部長さと
ほぼ等しいねじの場合にはこれをエア給送すると給送途
中もしくはチャックユニット内でねじが転倒してしまい
、ねじが所望の姿勢でチャック爪に保持されず、所定の
ねじ締めを行うことができない等の欠点が生している。

この欠点を除去するため、この種のねじをエア給送せず
、１個宛ドライバビットにより吸着し、この状態でねじ
を所定位置まで移動させ、ねじを確実に螺入する方法が
行われている。

この方法では、所定のねじ供給位置までねじを１個宛供
給する装置が必要であるが、この種の装置としては第７
図に示ずようにシューＩ・レール（５１）上に一列に整
列配置されたねじをこれと直交する方向に移動するシャ
トルプレー１・（５２）により１個宛分離して供給する
装置があるに過ぎない。然しなから、この部品供給装置
（３／ｌ　）ではねじ（２４）を１個宛分離するため往
復自在のシャトルプレート（５２）が用いられており、
この時にねしく２４）がシュートレール（５１）とシャ
トルプレート（５２）との間に挾まることがあって、ね
じ（２４）を所望位置まで供給できないことがあり、以
後のねじ締め作業を行うことができない等の欠点が生じ
ている。

本発明は上記欠点の除去を目的とするもので、以下実施
例を図面について説明する。第１図において、（１）は
ねじ締め装置であり、基台（２）に固定されたコラム（
３）を有している。このコラノ、（３）にはねじ締めユ
ニット（４）と吸名ユニット（５）とが固定されている
。前記ねじ締めユニット（４）は第１シリンダ（］０）
の第１０ツド（Ｉ＋）の昇降に伴って昇降する電動ドラ
イバ（９）及びドライバビット（Ｉ２）を有し、ドライ
バビット（］２）は電動ドライバ（９）に対して引込み
自在に構成されている。又、前記吸着ユニット（５）は
第２シリンダ（１９）の第２０ツド（２０）の昇降に伴
って昇降する吸着ヘッド台（１８）及び吸着ヘッド（２
２）を有している。

前記コラＪ、（３）のねじ締めユニット（４）と吸着ユ
ニット（５）との間には、回転駆動源（２７）が保持さ
れており、その回転軸（２８）には円板状のチャック台
（２９）が一体に回転自在にまたは第３シリンダ（３０
）により昇降自在に配置されている。

このチャック台（２９）には、前記ドライバビット（１
２）の下方にチャックユニッＬ（３１ａ）が配置されて
おり、このチャックユニッ）　（３１ａ）は先端が閉じ
る方向に付勢された一対のチャック爪（３２）により形
成されるねじ係止穴（図示せず）を有している。

又、前記チャック台（２９）には前記吸着ヘッド（２２
）の下方に前記チャックユニット（３１ａ）と同様のチ
ャックユニッ）　（３１ｂ）が配置されており、ドライ
バビット（１２）、吸着ヘッド（２２）のいずれともチ
ャックユニット（３］ａＸ３１１Ｊ）を挿通可能に構成
されている。

さらに、前記エア吸引は吸着ヘッド（２２）がチャック
ユニッＩ−（３１ｂ）のチャック爪（３２）に接近する
位置に達すると開始され、チャ・ツク爪（３２）から離
脱する位置に達するとエア吸引を停止するように構成さ
れている。

一方、前記吸着ユニット（５）の下方でかつチ　′ヤッ
クユニッ）　（３１ｂ）の下方には部品供給装置（３４
）の回転マガジン（３５）が連続して回転するように第
１ばね（３３）と後記する摩擦板（４３）とからなるク
ラッチ機構を介してモータ（３６）に連結されている。

前記回転マガジン（３５）は硬質樹脂製でなり、しかも
その外周には第５図に示すようにねじ（２４）を保持す
る保持穴（３７）が複数制穿設されており、その上方に
配置されたボウルフィーダ（４１）の供給シュー）　（
３８）から自然落下するねじ（２４）が適当に選択され
て前記保持穴（３７）に収納されるように構成されてい
る。又、前記回転マガジン（３５）の保持穴（３７）の
外周は前記吸着ヘッド（２２）の先端の案内穴（図示せ
ず）にわずかな間隙をもって嵌合可能な段部（３９）を
有している。さらに、第４図に示すように前記回転マガ
ジン（３５）に近接する位置でしかも所望ねじ供給位置
には物品検出センサ（４２）が配置されており、チャッ
クユニッ）　（３１ｂ）の下方に位置する保持穴（３７
）にねじ（２４）が保持されている時物品検出センサ（
４２）が作動するように構成されている。

前記回転マガジン（３５）の下側には、第３図に示すよ
うに一体に回転する摩擦板（４３）が取付けられており
、その外周には歯部が削設されている。前記摩擦板（４
３）の近傍にはストッパ（４４）が回転自在に配置され
ており、このストッパ（４４）には前記歯部に噛合する
歯部が削設されている。

しかも、このストッパ（４４）には補助レバー（４５）
が一体に回転するように固定され、この補助レバー（４
５）は常時反時計方向にばね（４６）により付勢される
ように構成されている。又、この補助レバー（４５）は
前記回転マガジン（３５）に近接して配置された第４シ
リンダ（４７）の′ｍ４０ット（４１１）に当接して停
止しており、第４シリンダ（４７）作動時には補助レバ
ー（４５）及びストッパ（４４）が時計方向に回動する
ように構成されている。さらに、この第４シリンダ（４
７）は前記物品検出セン−ｆＪｃ４２＞からの信号によ
り作動するもので一５信月を受けるとただちにストッパ
（４り）を回動させて回転マカジン（３５）を停止さぜ
るように構成されている。

さらに、前記回転マガジン（３５）の上方にはニジ噴射
ノズル（４９）が複数個配置されており、保持穴（３７
）で保持されなかったねしく２４）をボウルフィーダ（
４υ内に戻すように構成されている。

上記ねじ締め装置において、ボウルフィーダ（４１）の
供給シュート（３８）からねじ（２４）が落下し回転マ
ガジン（３５）の保持穴（３７）に収納される。

この時、保持穴（３７）から離脱したねじ（２４）は再
度ボウルフィーダ（４１）内に戻る。前記回転マカジン
（３５）は常時回転しているため保持穴（３７）に保持
されたねじ（２４）が所望供給位置に達すると物品検出
センサ（４２）がねじ（２４）を検出し、第４シリンダ
（４７）を作動させる。第４シリンダ（４７）の作動に
より第６図に示すように補助レバー（４５）及びストッ
パ（４４）が時計方向に回転し、ストッパ（４４）が摩
擦板（４３）の歯部に噛合する。そのため回転マガジン
（３５）はその位置でたたちに停止する。これと同時に
吸着ユニット（５）が作動し、保持穴（３７）内のねじ
（２４）を吸着する。その後、吸着ユニット（５）が上
昇復帰し、チャック爪（３２）から離脱する瞬間にエア
の吸引が停止し、ねじ（２４）が吸着ヘラ）”（２２）
から離脱し、ねじ（２４）は頭部を−Ｌにしてチャック
爪（３２）に保持される。この時、エアを噴射してねじ
（２４）を吸着ヘッド（２２）から強制的に離脱させる
こともできる。

吸着ユニット（５）が復帰して後、回転駆動源（２７）
が作動し、チャック台（２９）が半回転して、チャック
ユニット（３１ｂ）がドライバビット（１２）の下方に
位置する。チャック台（２９）が停止し、さらに所定高
さまで下降すると同時にねじ締めユニット（４）が作動
して電動ドライバ（９）が所定位置まで下降し、ドライ
バビット（１２）がチャックユニット（３１ｂ）内を通
過する。この時、ドライバピッ）（１２）がチャック爪
（３２）に保持されたねしく２４）に当接し、ねじ（２
４）がチャック爪（２４）から離脱する。従って、ねし
く２４）は相手物（４０）の所定の位置に確実に螺入さ
れる。ねしく２４）を螺入し終えるとねじ締めユニット
（４）の−り昇復帰・とともにドライバビット（１２）
も」−昇復帰する。上記ねじ締めの間にも吸着ユニット
（５）は作動しており、チャックユニット（３１ａ）に
はねじ（２４）が供給され、次回のねし締め作業にｔ：
１１える。

以上説明したように、本発明はエア給送不可能な部分を
一旦回転マガジンの保持穴に保持するとともにこの保持
穴の部品を検出した時のみ回転マガジンを停止してこの
部品を所望供給位置に停止させるように構成しているた
め、部品供給ミスは皆無となり、確実なねじ締め等の作
業を行うことができ、２４時間無人化のねじ締め作業等
にも充分対応でさる部品供給装置を提供することができ
る等の利点がある。又、本発明は回転マガジンを回転駆
動源により回転させるように構成しているため、ねじの
供給速度を任意に選択でき、極めて作業性も向上する等
の利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るねじ締め装置の全体正面図、第２
図は本発明の要部平面図、第３図は本発明の要部説明図
、第４図は第２図のＡ−Ａ線に沿った要部断面図、第５
図は本発明に係る回転マガジンの平面図、第６図は本発
明の動作説明図、第７図は従来例の一要部平面図である
。 （１）ねじ締め装置、（２）基台、 〈３〉コラム、　（４）ねじ締めユニット、（５）吸着
ユニット、（９）電動ドライバ、（１０）第１シリンダ
、（１１）第１０ツド、（１２）ドライバビット、　（
１８）吸着ヘッド台、（１９）第２シリンダ、（２０）
第２０ツト、（２２）吸着ヘット、　（２４）ねじ、（
２７）回転駆動源、　（２８）回転軸、（２９）チャッ
ク台、　（３０）第３シリンダ、（３］ａ）（３１ｂ）
チャックユニット、（３２）チャック爪、　（３３）第
１ばね、（３４）部品供給装置、（３５）回転マガジン
、（３６）モータ、　（３７）保持穴、 （３８）供給シュート、　（３９）段部、（４０）相手
物、　（４１）ボウルフィーダ、（４２）物品検出セン
サ、　（４３）摩擦板、（４４）ストッパ、　（４５）
補助レバー、（４６）ばね、　（４７）第４シリンダ、
（４８）第４０ツド、　（４９）エア噴射ノズル、（５
１）シュートレール、　（５２）シャトルプレート特許
出願人　日束精工株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回転駆動源からの回転を受けて回転する回転マガジンを
   配置するとともにこの回転マガジンの外周部に複数個の
   保持穴を穿設し、所定部品供給位置に物品検出センサを
   前記回転マガジンと近接して配置し、物品検出セン１ノ
   により回転マガジンの保持穴に保持された部品を検出す
   るようにする一方、 前記回転マガジンの下方にその回転を防止するように回
   転するストッパを配置し、このストッパを前記物品検出
   センサの出力により回転させるように構成したことを特
   徴とする部品供給装置。