JPS609813B2 - タンポンの製造方法及び装置 - Google Patents

タンポンの製造方法及び装置

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Publication number
JPS609813B2
JPS609813B2 JP54164341A JP16434179A JPS609813B2 JP S609813 B2 JPS609813 B2 JP S609813B2 JP 54164341 A JP54164341 A JP 54164341A JP 16434179 A JP16434179 A JP 16434179A JP S609813 B2 JPS609813 B2 JP S609813B2
Authority
JP
Japan
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tampon
cylindrical
molding
pressure
molded
Prior art date
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Expired
Application number
JP54164341A
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English (en)
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JPS5689254A (en
Inventor
敏夫 武部
弘 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5689254A publication Critical patent/JPS5689254A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はタンポンの製造方法及び装置に関するものであ
る。
(従来技術) 一般に長手方向に緩く捲回するか又は折畳んでなる円筒
状タンポン素材よりタンポンを得るには従来加圧成形が
行なわれており、4本乃至8本の加圧稗の開いた中央に
円筒状タンポン素材を置き、加圧稗を交互あるいは同時
に強い圧力で閉じることにより繊維に弾性降伏点を超え
た強い圧力が瞬時に加えられて保形成形されている。
(考案が解決しようとする問題点) したがって、このような加圧成形法によって得られたタ
ンポンは水分を吸収して膨張する際の繊維の弾性回復力
が著しく弱められていて、圧縮以前の緩やかな円筒状タ
ンポン素材の原形に復することは不可能であり、圧縮以
前の素材に〈らべ遥かに低い吸収能を示す欠点がある。
(問題点を解決するための手段)本発明は以上の欠点を
是正すべく発明されたものであって完成した成形タンポ
ンと同一の円周を4分割した弧面をもつ整形板と加圧稗
とからなる整形体で、長手方向に緩く捲回するか又は折
畳んでなる円筒状タンポン素材をその素材の弾性降伏点
以内において素材中心に対し、略略同等の圧縮比をもっ
た円筒形に仮圧縮成形してタンポンを成形することと、
この仮圧縮された成形素材を更に加熱ダイスに挿入し、
熟成形して完成されたタンポンを得ることを本発明の骨
子とするものである。
(発明の効果) 本発明のものによれば完成した成形タンポンと同一の円
周を4分割した弧面をもつ整形体、すなわち弧状凹溝を
それぞれ持つ一対の整形板と之等の間に挿入される一対
の加圧樟とで素材の弾性降伏点以内において円筒状タン
ポン素材の中心に対し略々同等の圧縮比をもった円筒形
として整形するので、これを更に熱ダイスで熟成形して
も熱ダイスは単に形を固定するだけのものであるから素
材繊維の弾性回復性はほとんど損なわれずト使用時には
十分膨張して吸収能が何等損なわれることはない。
したがってタンポン本来の使用価値を大いに高めること
ができるという特徴がある。以下図面に示す実施例につ
いて説明する。第1,2,3図は本発明の整形体の動作
を説明する平面図である。
1は長手方向に緩く捲回するか又は折畳んでなる円筒状
タンポン素材であって、パルプ、綿、レーヨンと合成ポ
リマーのグラフト重合によるステープル、更には合成繊
維、ステープル等あらゆる種類のステープルから選択さ
れた素材が用いられる。
又前記のもの)1種あるいは2種以上を混紡して用いる
ことも可能である。2,2は前後一対の成形板であって
先端中央表面に弧状溝2a,2bが成形されており、3
,3は以上のような成形板2,2の間に挿入される加圧
稗を示す。
成形板および加圧稗は、プラスチックあるいはアルミニ
ウム、鋼、砲金等の金属により製造できる。この加圧稗
の先端にも弧状溝3a,3aが形成されている。そして
之等の弧状溝2a,2a,3a,3aは完成された成形
タンポンの円筒と等しい円筒を4分割した断面形状のも
のとなっていて、成形時タンポン素材の弾性降伏点以内
においてタンポン素材をその中心に対し、略々同等の圧
縮比をもった円筒形に圧縮できるようになっている。そ
こで素材から成形タンポンを得るには先ず第1図に示す
ように整形板2,2と加圧稗3,3の中央に素材をおき
、次に第2図に示すように素材の半径方向に整形板2,
2を閉じて成形してから加圧稗3,3を同機に閉じて第
3図に示すように円筒形に成形する。
たゞしソフト圧縮する場合は整形体としてプラスチック
の方が好ましい。
以上のように円筒状タンポン素材を成形すると素材の弾
性降伏点以内において素材中心に対し、略々同等な圧縮
比をもった円筒内に成形されるので素材繊維の弾性回復
性はほとんど損なわれない。
このことはこの時点で整形体を四周に開くと一旦圧縮さ
れた円筒形が容易に成形以前の容積に房ることが自ら明
らかである。
ところが従来の4本の加圧稗による成型法は一対の相対
する加圧稗により局平体に圧縮成形し、更に残りの加圧
梓を強い力で左右から閉じタンポンを成形するものであ
ると言われているが、実際にはこれだけの操作で成形す
ることは限られた素材繊維を用いた場合に限られ、弾性
の強い繊維を素材として用いた場合は全く成形は完了さ
れない。
8本の加圧稗を交互に閉じ成形する場合も同様であって
素材繊維の種類により成形が完了されない場合が多い。
すなわち加圧稗を用いて強い加圧のみによって成形を完
了させる場合は、繊維の弾性降伏点を超えるような強い
圧力で閉じる必要がある。ところが一般に加圧稗の同じ
的開閉運動では強い圧力を期待し難い。
このような構造にあっては素材繊維の選択に自ら限界が
ある。
又加圧梓の同心的開閉による加圧力が弾性降伏点を超え
るように素材繊維を限定された範囲から選択できたとし
ても、これにより成形されたタンポンの弾性回復力は著
しく損われていて、本来の目的である吸収性の劣化は著
しい。
そこで本発明にあっては以上のような装置によって仮成
形された素材を更に加熱ダイスに挿入して熟成形し、タ
ンポンの形を保持するものである。
このように仮圧縮成形と加熱成形とを併用すれば如何な
る繊維を用いたタンポン素材であっても、その弾性回復
力をほとんど損なわずに成形しうるので、得られたタン
ポンの吸収能の低下は従来の方法に比し著しく少ない。
加熱成形における加熱は通常130o〜200o位で1
0〜6現段、間行なわれる。第4図乃至第5図に示すも
のは以上のような仮圧縮成形と加熱成形とを併用した装
置の切断面図であって、第4図は第3図に対応する動作
を示す。
図中の1〜3符号は第1図乃至第3図に示すものと同一
のものであり、仮圧縮成形された素材1は整形板2,2
と加圧稗3,3とで閉成された形孔8のその上方から挿
入された挿入榛4によって下方に装置された熱ダイス5
の型孔5a中に押出され、こ)でヒーター9,9で熱せ
られて加熱成形される。
その際端部成形型6が第5図の如く下方から上昇して端
部が成形される。
成形完了したタンポンlaは形孔8のその上方から挿入
される図示しない排出棒により押出され所望の個所に導
かれる。
なお図中1川まタンポン1の紐であり、加熱成形時挿入
榛4の先端でタンポン1に圧縮成される。
成形板2,2は上下部のフレーム11,12に形成され
たガイドレール11a,12aに沿って移動でき、上部
フレーム11から垂設した支柱7と成形板2,2の背面
との間にスプリング16が張設されて早戻り機構を構成
し、成形板2,2の後退を早めるのに役立つようになっ
ている。
成形板2,2はギャー15が回転自在に軸架され、これ
が下部フレーム12に装置される別のフレーム13に固
定の支柱14に設けられた図示しないラックに噛合いギ
ャー15を図示しない動力源から駆動することにより成
形板2,2は前進する。成形板2,2の駆動機構は図示
以外の任意の機構が用いられたものであり、加圧稗3,
3についても同様である。なお又仮圧縮成形は熱成形に
比べて短時間で完了するが熱成形は熱伝導に要する時間
が必要なので製造装置の高速化を図るためには仮圧縮成
形部と熟成形部を分離し、更に熱成形部をチェーンコン
ベア、円テーブル等に等間隔に多数並列し、仮圧縮成形
の能力との均衡を図るようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明による仮圧縮成形を示すそれ
ぞれ異なる動作の平面図。 第4図、第5図はそれぞれ異なる動作状態の本発明装置
の切断面図である。1…・・タンポン素材、2,2…・
・・成形板、3,3・・…・加圧稗、4・・・・・・挿
入棒、5・・・・・・熱ダイス、6・・・・・・端部成
形型。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 完成した成形タンポンと同一の円筒を4分割した弧
    面をもつ整形板と加圧稈とで、長手方向に緩く捲回する
    か又は折畳んでなる円筒状タンポン素材をその素材の弾
    性降伏点以内において素材中心に対し、略々同等の圧縮
    比をもった円筒形に仮圧縮し、次いでこれを加熱成形す
    ることを特徴とするタンポンの製造方法。 2 長主方向に緩く捲回するか、又は折畳んでなる円筒
    状タンポン素材の弾性降伏点以内において素材中心に対
    し、略々同等の圧縮比をもった円筒形に圧縮でき、しか
    も完成した成形タンポンと同一の円筒を4分割した弧面
    からなる弧状凹溝をそれぞれ持つ一対の整形板と之等の
    間に挿入された一対の加圧稈とで仮圧縮成形装置を構成
    し、更に該加圧縮成形装置で整形された素材を熱成形す
    る加熱ダイスを設けてなることを特徴とするタンポン製
    造装置。
JP54164341A 1979-12-18 1979-12-18 タンポンの製造方法及び装置 Expired JPS609813B2 (ja)

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JPS5689254A JPS5689254A (en) 1981-07-20
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JPH02112617U (ja) * 1989-02-27 1990-09-10

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