JPS6096487A - 画像記録材料用顕色シ−トの製造法 - Google Patents

画像記録材料用顕色シ−トの製造法

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JPS6096487A
JPS6096487A JP58205650A JP20565083A JPS6096487A JP S6096487 A JPS6096487 A JP S6096487A JP 58205650 A JP58205650 A JP 58205650A JP 20565083 A JP20565083 A JP 20565083A JP S6096487 A JPS6096487 A JP S6096487A
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acid
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JP58205650A
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Nobuhiro Torii
鳥居 宜弘
Hirokazu Tsukahara
束原 宏和
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
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    • B41M5/155Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は画像記録材料用顕色シートの製造法に関わり、
更に肝油IKは電子供与性無色染料と電子受容性顕色剤
、とりわけ酸性白土、活性白土などで代表される活性ク
レー、もしくはシリカの正四面体から成る層構造を有す
る粘土鉱物を乾燥基準(105℃で3時間乾燥)でS 
i 02含量が82乃至96.5重量バーセントとなる
ように酸処理し、得られる粘土鉱物を水性媒体中で該媒
体に少なくとも部分的に可溶性のマグネシウム及び/又
はアルミニウムの化合物と接触させ、この可溶性化合物
が水酸化物以外の場合には水酸化物が形成されるように
アルカリ又は酸で中和して核酸処理粘土鉱物中にマグネ
シウム及び/又はアルミニウムを導入し、所望により乾
燥することによって製造された半合成固体酸等の如き無
機系顕色剤とからなる画像記録材料に用いるための顕色
シートを製造する際に好適な塗液全調製する方法を提供
し、もって該画像記録材料用顕色シートの製造技術W=
めることを意図するものである。
電子供与性無色(ロイコ)染料と電子受容性顕色剤との
組合せによる発色反応を利用した画像記録材料は周知の
通り、たとえば米国特許第2505470号、同255
0471号、同2730456号、同3418250号
明細書、などに記載されている工うなノーカーボン感圧
記録材料があり、これは既に歴史もあり産業としても大
きく発達しているが、更にこの発色原理上利用した画像
記録材料はこの他にもあり、たとえば熱昇華性無色(ロ
イコ)染料熱発色画像記録材料(特開昭52−1491
23号、同54−53538号公報など)、感熱熱転写
発色画像記録材料、などが挙げられる。
従って本発明はかかる発色反応原理を利用した画像記録
材料の全てに亘るものでめる。
本明細曹においては、ノーカーボン感圧記録材料の顕色
シートの製造法における本発明の効果を中心に詳細に説
明するが、ノーカーボン感圧記録材料に限らないことは
上述の通りである。
ノーカーボン感圧記録材料は、基本的には無色(ロイコ
)染料ドナーシート(上用紙)と顕色シート(下用紙)
とから成り(この#丘かに、中用紙、セルフコンテイン
ド紙などの応用品もある)、無色(ロイコ)染料は高沸
点溶媒に溶解されマイクロカプセル中に内蔵されること
が多い。本発明は中用紙やセルフコンテインド紙の製造
にも適用され、好結果を得ている。
従来、lマイクロカプセル化はコアセルベーション法、
インサイチュ−重合法、界面重合法などによりおこなわ
れておシ、無色(ロイコ)染料としてはクリスタルバイ
オレットラクトン、3−3−ビス(P−ジメチルアミノ
フェニル)ナツタリド、3−(P−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2−メチルインドール−3−イル)−6
−シメチルアミノフタライドのようなトリアリルメタン
フタライド糸やメチレンブルーのベンゾイル、アニゾイ
ル、ピバロイルなどのアシル誘導体系;3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−ジペンジル7ミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−メチル−シクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−エチル−P−トリルアミ/−6
−メチル−7−アニリノフルオランのようなキサンチン
フタライド系などや、その他の染料ロイコ体がある。
ノーカーボン感圧記録材料でよく使われる高沸点溶媒と
してはジイソプロピルナフタレンで代表されるアルキル
ナフタレン類、1−フェニル−1−キシリルエタンで代
表されるジアリルアルカン類、インプロピルビフェニル
で代表されるアルキルビフェニル類、その他トリアリル
ジメタン類、アルキルベンゼン類、ベンジルナフタレy
類、シアリルアルキレン類、アリルインダン類などの芳
香族炭化水素;フタル酸ジプチル、マレイン酸ジオクチ
ルなどで代表されるカルボン酸エステル化合物;トリク
レジル7オス7エートで代表されるリン酸エステル系化
合物;ヒマシ油、大豆油、綿実油、鯨油などの天然産動
植物油脂又はその変性物;鉱油のような天然物高沸点留
分(脂肪族炭化水素工りなる)などがある。
電子受容性顕色剤は無機系顕色剤として酸性白土、アタ
パルガイド・クレーなどの天然粘土鉱物;モンモリロナ
イト系粘土鉱物である酸性白土を塩酸、硝酸、硫酸など
の無機塩(鉱酸)で軽度又は中程度に処理しただけの活
性白土;有機系顕色剤としては各種フェノール化合物、
ノボラック型フェノール樹脂、芳香族カルボン酸又はそ
れらの多価金属塩、などが既に提案され使用されている
これら顕色剤のうち有機系顕色剤の7ボラツク型フエノ
ール樹脂、芳香族カルボン酸である置換サリチル酸(塩
)は塗液の高濃度塗布が可能で顕色シートの発色濃度が
高い、など優れて−る点もあるが発色スピードが遅く、
又発色画像がプラスチック用可塑剤や油類に触れると消
色してしまう。
その上、インキセット性などの印刷適性が悪く、又有機
化学合成品であるためコスト高となる。一方、無機系顕
色剤はインキセット性の如き印刷適性に優れ、しかもコ
スト安であるために工業材料としては魅力的であるが顕
色シート製造上に大きな難点がある。それは無機系顕色
剤含有塗液の調製が困難で多くの場合塗液がゲル化し、
従って高濃度塗布ができないという欠点である。
無機系顕色剤の一種である活性白土は特公昭41−23
73号、同41−7622号、同42−8811号公報
に記載されているように酸性白土、或いはこれに類似の
粘土類金鉱酸にて処理し、酸に可溶のアルミニウム、鉄
、その他塩基性成分を溶出しその表面積に200m”7
9以上と七たものである。X線的に観察しても活性白土
は無定形であり、又比表面積も大きく一般紙塗工用クレ
ーとは著るしく性質會異にするものである。実際に活性
白土を水に分散するには、その粒子形状、及び表面活性
などのため多食の水を必要とする。
代表的な紙塗工用クレーであるカオリンは水分散時は7
0パ一セント以上の固形分濃度まで流動性を保つが、一
方活性白土は40パーセント程闇の固形分濃度で高粘度
となシ流動性會失ないゲル化してしまう。
現在、生産性及び省エネルギーの点よりでき得る限シ高
濃度塗液で塗布することが望まれているが、活性白土の
如き無機系顕色剤は上述の理由により高濃度塗液の調製
が非常に困難なため、現状では低濃度塗液(たとえば、
固形分濃度30パ一セント前後)を用いたエアーナイフ
コーターによる塗布が主におこなわれている。
従来よシ無機系顕色剤を高濃度塗液化する方法として、
特開昭52−2608号公報に、活性白土へ炭酸カルシ
ウムやカオリンを添加する例が記載されているが本発明
者らの実験によると確かにいくらか高濃度塗液化は可能
ではあるが依然としてゲル化しやすく流動性が充分でな
く未だ実用性に乏しい。
又、特開昭55−97982号公報には活性白土へマグ
ネシウム化合*’に添加する例が記載されているが上述
と同じように充分でなく、更に活性白土を水へ加える前
に予めラテックス系バインダ’c(/+≦7111する
例が記載されているが、本発明者らの実験によると活性
白土をほぼ完全に分散するためには、攪拌力會強くする
必要があシ、そうすると高粘度と温度上昇にエリラテッ
クスエマルジョンが破壊され塗布シートの表面強度が低
下して印刷適性が悪化し実用性がないことが判った。
本発明の目的は無機系顕色剤使用の顕色シート用塗液會
低粘度化し流動性をよくし高濃度塗布全可能ならしめ、
しかも印刷適性に優れ−hw色シート′(+−製造可能
とすることにある。
本発明に使用する無機系顕色剤の中でも特に推奨される
顕色剤は%開閉57−15996号公報において提案さ
れた製造法になる半合成固体酸である。
これはシリカの正四面体から成る層構造を有する粘土鉱
物全乾燥基準(105℃で3時間乾燥)で8 i02含
量が82乃至96.5重量パーセント好ましくは85乃
至95重量パーセントとなるように酸処理し、得られる
粘土鉱物を水性媒体中で該媒体中に少なくとも部分的に
可溶性のマグネシウム及び/又はアルミニウムの化合物
と接触させ、この可溶性化合物が水酸化物以外の場合に
は水酸化物が形成されるようにアルカリ又は酸で中和し
て核酸処理粘土鉱物中にマグネシウム及び/又はアルミ
ニウム成分を導入し、所望により乾燥することによって
製造された新しいタイプの無機顕色剤である。
本発明ではこれを半合成固体酸と呼ぶこととする。
即ち、製造法も新規であシ、核酸処理粘土鉱物をX線回
折、電子線回折によって測定した場合に、酸処理する前
の該粘土鉱物が有するシリカの正四卯体から成る層構造
の結晶に基ずく回折パターンを実質的に示さない構造を
している。又、この酸処理粘土鉱物に上述の如くマグネ
シウム及び/又はアルミニウム成分を導入することにJ
:9電子線回折によれば該シリカの正四面体から成る層
構造の結晶に基ずく回折パターンを示すが、X線回折に
よれば上述層構造の結晶に基ずく回折パターンを示さな
い。
この半合成固体酸に工9、従来からある酸性白土、活性
白土に代表される粘土鉱物系顕色剤の弱点である発色濃
度の不十分なこと、また、高湿度下での発色画像の濃度
低下金−新することができる新しいタイプの顕色剤であ
る。
ここにおいて本発明者らは無機系顕色剤、とりわけ、上
述の如く製造された新しいタイプの顕色剤である半合成
固体酸を低濃度で塗液を調製し顕色シートt−製造する
と確かに発色濃度が高く高湿度下での発色画像の濃度低
下は改善されているが、その反面、欠点として従来の活
性白土もその傾向があったが高濃度塗液にすると高粘度
となりゲル化して流動性を示さないという生産性の急さ
が判明した。
そこで本発明者らは無機系顕色剤の一種である半合成固
体酸使用における高濃度塗液での流動性改善1示す物質
をめて広範な研究をおこなった結果、顕色剤である半合
成固体酸へ炭酸カルシウムとビスフェノール化合物を併
用賢玩加することにより低粘度で優れた流動性を示し高
濃度塗液化が可能な塗液が得られ、しかも得られた顕色
シートは高湿度下での発色画像の濃度低下がなく、可塑
剤や油類によって画像が消えることがなく、その上印刷
適性に優れた高品質な顕色シートであるという新規な知
見を得て本発明に至った。
本発明で使用される炭酸カルシウムには特に制限はなく
、紙塗工用に用いられる白艶華などと称される白色顔料
であり、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウムから
選んで用いればよい。強いて言えば軽質炭酸カルシウム
の方が良い結果が得られる。
炭酸カルシウムの好ましい添加量は無機系顕色剤100
重量部に対して2.5乃至40重量部であり、特に好ま
しくは5乃至30重責部である。2゜5重量部以下では
粘度低下に効果を示さず、40重量部以上では発色濃度
が低下する。
また、本発明に使用されるビスフェノール化合物として
は、たとえば4.4′−イングロピリデンジフェノール
、4.4′−シクロヘキシリチンジフェノール、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)スルホン、チオビス(3−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、4.4’−ブチリ
デン−ビス(3−メチル−6−1−ブチルフェノール)
、2.2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)などであシ、特に好ましいものはビス(
4−ヒドロキシフェニル)スルホンテアル。
ビスフェノール化合物の好ましい添加量は無機系顕色剤
100重量部に対して2.5乃至40重量部であり、特
に好ましくは1o乃至30重量部である。
2.5重量部以下では粘度低下に効果を示さず、40重
量部以上では発色阻害を起こし発色濃度が低下する。
ビスフェノール化合物を無機系顕色剤に添加する方法は
あらかじめビスフェノール化合物粉末を少量の分散剤を
用いてボールミル、アトライター、サンドグラインダー
などの湿式粉砕機で粉砕分散して添加する。
本発明においては、無機系顕色剤に対して少なくとも炭
酸カルシウムとビスフェノール化合物とを併用添加して
塗液t”調製する点に特徴がある。
炭酸カルシウム又はビスフェノール化合物を単独で添加
しても若干の塗液粘度低下効果はあるが不十分である。
炭酸カルシウム又はビスフェノール化合物の単独添加で
塗液粘度を十分に低下させようと思うとその添加量は大
量となってしまい顕色層における肝心の無機系顕色剤の
含有量が少なくなって顕色能力が低下し、その上印刷適
性が悪化するなどして実用性がなくなる。
それに反して炭酸カルシウムとビス7エ/−ル化合物と
を併用添加した場合は、理由はよく解らないがそれぞれ
比較的少叶の使用で塗液粘度は十分に低下し、高固形分
濃度(たとえば40パ一セント以上)の流動性の良い塗
液が調製でき、しかも塗布された顕色シートの発色能力
は十分で、印刷適性なども優れたものが得られる。
本発明は無機系顕色剤へ炭酸カルシウムとビスフェノー
ル化合物と全併用添加しトリポリリン酸ナトリウム、ヘ
キサメタリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、ケ
イ酸ナトリウムなどの無機分散剤:カルボン酸系(アク
リル酸塩など)、マレイン酸系(スチレン無水マレイン
酸塩など風スルホン酸系(ナフタレンスルホン酸塩など
)の有機分散剤とデンプン、ポリビニルアルコールなど
の水溶性結着剤:スチレン・ブタジェンラテックス、ア
クリルラテックスなどのエマルジョン結着剤及び添加剤
(ダスティング防止剤、消泡剤)と共に固形分濃度で4
0パ一セント以上の高濃度塗液となし紙の如きシート状
支持体に、工業的に望ましくはブレードコータ一方式を
用いて塗布・乾燥會おこない画像記録材料用顕色シート
葡製造する。
本発明では所望によりクレー、カオリン、炭酸マグネシ
ウム、サテンホワイト、酸化チタン、酸化亜鉛、尿素樹
脂顔料、プラスチックピグメント、タルク、アルミナ、
水酸化アルミニウムなどの顔料類を塗液に更に加えても
よい。
本発明にエリ無機系顕色剤の水への分散性及び流動性が
非常に改善され血液の低粘度化が可能となり高濃度での
塗布全可能とし塗工作業性が向上し、それと共に省エネ
ルギー化、生産性の向上が図られた。更に得られ之顕色
シートの面質が良くなり、それと共に平滑性が良くスマ
ツジ(マサツによる発色汚五)が少なくなり、表面強度
が向上するという印刷適性向上効果があきらかになった
尚、塗液調製時の各化学薬品の添加順序は任意であって
調製された塗液中に少くとも無機系顕色剤ト炭1aカル
シウムとビスフェノール化合物が入っていれば本発明に
含まれる。
本発明で使用が特に推奨される無機系顕色剤は前述の通
り特開昭57−15996号公報記載の半合成固体酸で
あるが、このものに限らず無機系−色剤では無色(ロイ
コ)染料がその表面に吸着して発色するので、単位重量
当りの表面積は広い程発色の効率は良くなる。すなわち
、顕色剤の粒子径は小さい程有利である。しかし表面積
が大になればなるほど(粒子径が小さくなればなるほど
)、塗液粘度は増大し高濃度塗液が作りにくくなる。
本発明は無機系顕色剤の粒子径?極力小さくして発色効
率ケ良くシ、シかもゲル化しない流動性のある高濃度に
塗液を調製して省エネ、生産性向上を達成せんとする時
に最も効果を発揮する。この時使用するコータ一方式は
ブレードコーターが最適で高速塗布、作業環境の安全衛
生、塗布シートの良好な表面状態なども併せて得られる
従来、無機系顕色剤の粒子径は5乃至6ミクロンカット
(5乃至6ミクロンのメツシュ通過品)が通常であった
が、本発明によれば4ミクロンカットのものが使用でき
、更に3.5ミクロンカット品でも調液、塗布(ブレー
ドコーター)ができるようになっている。
次に、本発明の実施例に使用する発色(剤)シート〔無
色(ロイコ)染料ドナーシート〕の育発色用の製造方法
について述べる。以下の部はすべて重量部上表わす。
青発色用発色(剤)シートの製造方法 無色(ロイコ)染料であるクリスタルバイオレットラク
トン3.5部、マラカイトグリーンラクトン1部を高沸
点溶媒であるジアリールエタン系有機溶媒100部に溶
解し酸処理ゼラチン(等電点7.8 ) 10パ一セン
ト水溶液160部に乳化した。
この乳化液’k1500部の水に20部のアラビアゴム
を溶解した液に加え、カセイソーダでpH8,5とし5
0℃の液温を保ち酢酸でp)(4,4とし、10℃まで
冷却し更に37パーセントホルマリン水溶液?20部加
え24時間攪拌を続けたのちカセイソーダでpH10と
しマイクロカプセルトシた。
上述のマイクロカプセル100部(固形分)に10パー
セントポリビニルアルコール水m液50部1.小麦デン
プン301B’(m加え409/n?の上質紙に塗抹量
が5f〜(固形分)となるようにエアーナイフコーター
で塗抹・乾燥し青発色用発色(剤)シートとした。
以下、最も代表的な実施例によp本発明の好適態様とす
ぐれた効果全具体的に説明する。
実施例 ビスフェノール化合物40パーセント分散方法;χボー
ルミルで2日間粉砕分散した。
水55部に30パ一セントケイ酸ナトリウム水溶液2部
と10パーセント酸化デンプン水溶液100部を添加・
攪拌し軽質炭酸カルシウム10部を添加・分散し上述の
40パーセントビス(4−ヒドロキシフェニル]スルホ
ンlt[37,5部*添加・攪拌したのち半合成固体酸
100部會攪拌しながら徐々に添加・分散したのち50
パーセント・スチレンブタジエンラテックス2o部を添
加・攪拌し塗液とした。この塗液は固形分濃度45チで
あり、後述の通り流動性良好で、409/rr?の上質
紙に塗布量が5 t/lr? (固形分)となるように
ブレードコーターで塗布・乾燥が順調に行なわれ、良い
顕色シートが得られた。
比較例1 水45部に30パ一セントケイ酸ナトリウム水溶液2部
と10パーセント酸化デンプン水溶液100部を添加・
攪拌したのち半合成t+jJ体酸10O部を攪拌しなが
ら徐々に添加・分散したのち50パ一セントスチレンブ
タジエンラテツクス20部を添加・攪拌し塗液とした。
この塗液を40t/m’?上質紙に塗布量が5f〜(固
形分)となるようにブレードコーターで塗布・乾燥し顕
色シートとした。この際の塗液は非常に高粘度でしかも
流動性悪く、塗布に困難を来たした。
比較例2 水77部に30パ一七″ントケイ酸ナトリウム水溶液2
部と10パ一セント酸化デングン水溶液100部を添加
したの5軽質炭酸カルシウム25部會添加・分散し半合
成固体酸100mt”攪拌しながら徐々に添加・分散し
たのち5oパーセント・スチレンブタジェンラテックス
20部を添加@撹コーターで塗布・乾燥し顕色シートと
した。塗液は高粘度で流動性不良であり、塗布には困難
が伴なった。
比較例3 水40部に30パーセントケイ酸ナトリウム水溶液2都
と10パーセント酸化デンプン水溶液100部を添加・
攪拌し実施例の40パーセントビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホン分散液5O部全添加・攪拌したのち半
合成固体酸100部を攪拌しながら徐々に一添加・分散
したのち5oパーセント・スチレンブタジェンラテック
ス20部を添加・攪拌し塗液とした。この塗液t 40
 t/rr?の上質紙に塗抹量が5 t/n? (固形
分)となるようにブレードコーターで塗布・乾燥し顕色
シートとした。塗液は高粘度で流動性不良であり、塗布
には困碌が伴なった。
試験方法 このようにして得られた塗液及び顕色シートについて下
記のような方法にて試験・測定した。
O塗液 ・粘度 B型粘度計(東京計器製)でローターA41−用い友6
0rpm1分後の値、図1.2. a 4.はパーキュ
レス■型ハイシェアービスコメーター(日本理学工業製
)の粘度油i會示す。
・固形分 105℃で16時間乾燥させその固形分を測定した。
O顕色シート ・発色濃度 顕色シー1t−前述の発色(剤)シートと合わせてカレ
ンダーを通して発色させ色差計で下記の値を測定した。
数値は小さい程発色濃度が高い。
・平滑性 ペック平滑試験器で測定、数値(秒)が大きい程平滑性
大。
・スマツジ(マサツによる発色汚れ) おもりをのせて前述の発色シートとこすり合わせ、顕色
シートの汚れを色差計にて反射率(%)を測定した。裏
って値の高い程汚れが少ない。
・表面強度(印刷適性試験) IGT試験器を使用して測定した時の強度’t−0゜Δ
、X印とした(O良、X不良)。
試験結果 O塗液の特性 第1表 第1表より比較例1.2.3に比べ本発明の実施例は同
程度の固形分チであシながら粘度が大きく低は実施例に
比べ高回転数での粘度が高く、又低回転数の場合でも高
粘度でゲル化している。
比較例1.2.3のブレードコーター塗布は高粘度とゲ
ル化により極めて困難でめった。
O顕色シートの特性 第2表 カルシウムとビスフェノール化合物を併用添加すること
は半合成固体酸を使用して顕色シー)1−製造すると@
塗液の粘度、及び流動性並びに顕色シートの平滑性、ス
マツジ、表面強度に対して非常に効果的である。
における塗液のレオロジー図である。
第11!J o E −e )/L7. *IOayhe−c%第2図 一トtb7. x+o dyIIIe、cvy第十第 一図トパー7XIO,ら7間 cmし 手続補正書(自発) 昭和59年〔沖 7日 特許庁長官 若杉和犬 殿 1、事件の表示 昭和xe Q:、 特 許 願第 2ρよ61θ 号2
、発明の名称 & iL1乙gaif川頗用ソートの夏走J軟3、補正
をする者 事件との関係 特 許 出願人 住 1すj 東京都千代田区丸の内三丁目4番2号名称
 (598)三菱製紙株式会社 4、代理人 居 所 〒100束にテ部下−代田区丸の内三丁目4番
2号三、菱製紙株式会社内 5、補正命令のlj付 8、補正の内容 (1)明細書、第25頁の図面の簡単な説明の欄「第1
図〜4図は夫々本発明の実施例。
比較例1.2.3における塗液のレオ ロジー図である。」を r第1図〜4図は夫々本発明の実施例。
比較例1.2,3における塗液のレオ ロジー図である。Jに補11ミする。
(2)図面のうち第1図を別紙の通り補正する。
第1図 0 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子供与性無色染料及び該無色染料を発色させ得る
    電子受容性顕色剤から成る画像記録材料の顕色シートを
    製造するに際して、少なくとも無機系顕色剤と炭酸カル
    シウムとビスフェノール化合物とを含有する塗液上調製
    し、かく調製された塗液奮シート状支持体へ、塗布する
    こと全特徴とする画像記録材料用−色シートの製造法。 2 無機系顕色剤が7リカの正四面体から成る層構造I
    !−有する粘土鉱物全乾燥基準(105℃で3時間乾燥
    )でS i02含量が82乃至96.5重量ノ(−セン
    トとなるように酸処理し、得られる粘土鉱物を水性媒体
    中で、該媒体に少なくとも部分的に可溶性のマグネシウ
    ム及、び/又はアルミニウムの化合物と接触させ、この
    可溶性化付物が水酸化物以外の場合には水酸化物が形成
    されるようにアルカリ又は酸で中和して核酸処理粘土鉱
    物中にマグネシウム及び/又はアルミニウム成分全導入
    し、所望によシ乾燥することによって製造された半合成
    固体酸である特許請求の範囲第1項記載の画像記録材料
    用顕色シートの製造法。 3、 ビスフェノール化合物がビス(4−ヒドロキシフ
    ェニル)スルホンである特許請求の範囲第1項記載の画
    像記録材料用顕色シートの製造法。 4、塗布に使用する塗工方式がブレードコーターである
    特許請求の範囲第1項記載の画像記録材料用顕色シート
    の製造法。 5、無機系顕色剤が実際上4ミクロン以下の粒径から成
    る粉体である特許請求の範囲第1項記載の画像記録材料
    用顕色シートの製造法。 6、少なくとも無機系顕色剤と炭酸カルシウムとビスフ
    ェノール化合物とを含有する塗液が固形分濃度40重量
    パーセント以上である特許請求の範囲第1項記載の画像
    記録材料用顕色シートの製造法。
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