JPS6095B2 - 気流中の飛沫状液滴を分離除去する方法と分離器 - Google Patents

気流中の飛沫状液滴を分離除去する方法と分離器

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JPS6095B2
JPS6095B2 JP13014382A JP13014382A JPS6095B2 JP S6095 B2 JPS6095 B2 JP S6095B2 JP 13014382 A JP13014382 A JP 13014382A JP 13014382 A JP13014382 A JP 13014382A JP S6095 B2 JPS6095 B2 JP S6095B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、飛沫状液滴を含む管路内気流中から、遠心
分離作用、凝集作用および衝突作用を利用して飛沫状液
滴を分離除去する方法と分離器とに関する。
この種の気液の分離方法および分離器は、化学工業をは
じめとして多くの産業分野において適用されている。
ミスト等の微小粒径の液滴(以下飛沫状液滴という)や
ドレーンなどを含む気体が管路内を流れるとき、飛沫状
液滴は相互に凝集するとドレーンとなって管路の低い部
位に集合し、気流に随伴して流下する。このとき気体の
流速が大きいと(おおむね6m/sec以上)、流路の
低い部位に集合して流下する前記のドレーンは、管内気
体の流速のために再び飛沫化されて気流と共に流下し、
このような管路内気流と共にある飛沫状液滴は気体内に
おいて重力による沈降作用を有効に受けにくいため、気
液分離が行われにくいので、飛沫状液滴の効果的な除去
排出が困難である。従来から行われている気流中の液体
の液体の分離手段は色々あるが、それらにおける気液分
離作用は次のように大別される基本的原理に基づいてお
り、これを単独又は複合して適用しているものが多い。
すなわち‘1’ 重力沈降による気液分離。
{2} 衝突による凝集液滴化と気液分離。
【3ー 遠心分離と凝集をともなう液滴化による気液分
離。【4ー 衝突板(ルーバ−)など気流の急激な方向
変換による気液分離。
などである。
上記の作用原理に基づいて従来から行われている気流分
離器においては、構造が簡便で、機器内圧力損失が少な
い等の特長を有するものがあるが、これはまた、他面に
おいて分離機器が大型化する傾向にあるとか、飛沫状液
滴のような微小粒径の液滴に対しては分離能力が低いと
か、および前記のような分離機器の大型化を回避して小
型化すると、気体の流速が増大した時に分離能力の劣化
を来すなど、何らかの問題が残されている。
従って、既存の気液分離機器の選択に当っては、上記の
ような理由からある種の機能上の問題は黙視せざるを得
ない実状にある。さらに、具体的な実例によって考察す
れば、例えば、液滴を含む気体を衝突させて気体中の液
滴の凝集を促したうえ、気流を急激に方向変換させて気
液を分離し、液滴を除去する衝突式分離器があり、これ
らは第1図、第2図に示すように、縦型の分離タンクb
の上部の左右対称位置に、それぞれ気体の流入管a、流
出管cを設け、この流入管a、流出管cの間を遮るよう
に、下端に樋部eを有するバッフルプレートdを分離タ
ンクbの上部から吊下し、前記樋部eとの間に所要の間
隔をおいてドレ−ン管gに通じる切欠き部hを設けた仕
切板fを取付けて構成し、流入管aから送り込まれた液
滴を含む気体をバッフルプレートdに衝突させるときの
衝突力と、仕切板fで方向変換させるときの慣性力とに
より気液を分離し、気体は気体流出管cから送り出し、
分離タンクbの内側壁やバッフルプレートdに付着した
液滴は、切欠き部hからドレーン管gを経て分離タンク
b外部に排出するようにしたものであるが、これは構造
が簡便であるため圧力損失が小ないという利点を有する
反面、他の方式に比べて気液分離のために比較的大きい
空間を必要とし、設計容量に対する上限側付近の実流入
速度においては、分離タンクb内の液滴の一部が気流に
よって再び飛沫化し、気流と共に気体流出管cから流出
するとか、また、気体中のミストなどの飛沫状液滴は、
この方式では十分な凝集液瓶化が行われないまま気流と
共に流動する等、気液分離除去上の問題点を持っている
また、遠心分離法を利用するサイクロン分離器は種々の
形状のものが実用されており、例えば、第3図、第4図
に示す形状のものにおいて、円筒状の胴体部Bの下部側
に下向きの中空円錐部Cを一体状に形成し、その下端部
に分離液排出口Lを設けるとともに胴体部Bの上端には
底板を形成し、その中央部に排気筒Dがその下部側を胴
体部B内に突出するように固定保持させてあり、また、
胴体部Bの上部側の外周壁に沿って胴体部B外周壁を囲
むように気体流入管Aが配設され、この気体流入管Aは
胴体部B内に気流を旋回流入させるように胴体部Bに連
接された構成とされ、気体導入管Aから液滴を含む気体
が胴体部B内に吹き込まれると、これによる気流は胴体
部B内をEで示す下降回流となって旋回しながら下降し
、中空円錐部Cの下端付近に達して反転し、Fで示す上
昇旋回流となって旋回上昇し、排気筒Dを通って排気さ
れ、他方、気流の旋回反転等により分離された液滴は中
空円錐部C下部の分離液排出口Lから排出される。
このサイクロン分離器の分離能力を評価するのに「50
%捕捉平均粒径」という概念があるように、サイクロン
分離器による液滴の捕捉能力は、一つには、気体中の液
滴粒径に依存するものである。この場合、サイクロン分
離器の胴体部内で遠心分離作用を充分に受けられない程
度の微小粒径の飛沫状液滴は、分離除去されないまま気
体と共にサイクロン分離器を通過して排出される。 し
かし、サイクロン分離器内で分離されないで流出する飛
沫状液滴量は、サイクロン分離器内に流入する前記飛沫
状液滴を含む気体の流入速度にも依存し、気体の流入速
度が設計速度を超えると、飛沫状液滴が排気筒Dを経て
サイクロン分離器外に流出すると割合が増加するが、こ
れは第4図に示すように、排気筒Dの入口付近における
排気筒Dの入口に向かう上昇旋回流Fが大きくなり、こ
のとき胴体部B内の遠心分離作用を充分に受けていない
微小粒径の飛沫状液滴が短絡流Sとして前記上昇旋回流
Fに乗るためである。また、サイクロン分離器への気体
の流入速度が設計速度より小さくなっても飛沫状液滴が
排気筒Dへ流出する量は増大するが、これは主として遠
心力による分離効果が劣ってくるためであるとされ、こ
れらのことから管路内の気流速度の変化が大きいものへ
のサイクロン式の気液分離器の適用は不向きであること
がわかる。サイクロン分離器の機能を左右する作動理論
に関する調査、研究が従来から多岐にわたって行われて
おり、その結果、理論の解明と適用方法が明らかにされ
ており、上記のようなサィク。
ン分離器の機能に関する見解も、これら作動理論の研究
成果から導かれている。以上を要するに、サイクロン分
離器への気体の流入速度が設計値に対して低すぎても、
また、高すぎても捕捉率が劣化し、また、飛沫状液滴の
ような微小粒径のものは概して捕捉されにくいものであ
り、捕捉すべき平均粒径の大小に対応して8同径の大き
さを変更する必要がある。このような機能上の特徴的事
項を構造上の観点から説明すれば、遠心分離作用を発生
する胴体部Bに気体流入管Aが連接してあり、胴体部B
と同心的にその内側に排気筒Dが配段され、さらに、胴
体部Bの下位に中空円錐部Cが連接されている典型的な
サイクロン分離器の構造は極めて簡素であるけれども、
一方において、胴体部Bと気体流入管Aの流入口T、な
らびに排気筒Dの入口とが直接的に隣接しており、また
、胴体部B内および中空円錐部C内の外側寄りの下降旋
回流Eと中心の上昇旋回流Fとの間に介在する構造物が
なく、ここにおいても直接的に隣接している構造であり
、これらのことが前述のような気液分離機能の劣化を発
生させる要因ともなっている。
上記したように衝突式分離器ならびにサイクロン分離器
の従来実施例は管路内への配設が比較的容易な構造であ
るけれども、また、それぞれの構造に基づく本質的液滴
分離除去上の機能的弱点をもっている。
この発明は、従来の実施例における前記のような欠点の
実状にかんがみてなされたもので、この発明の目的は、
サイクロン方式や衝突方式などよりも、気体の流入速度
の影響および粒径の影響などを受けにくくて分離効率が
良く、同一処理容量に対して分離器を小型化できる、気
流中の飛沫状液瓶を分離除去する方法と分離器とを提供
することにある。
この発明の方法の要旨は、分離タンク本体内に設置され
ている渦巻形状体の上部に形成される渦巻状流路の入口
部から前記渦巻流路内に飛沫状液滴を含有する気体を送
入し、この渦巻状流路内を上記の気体が進行するときに
、遠心分離作用によつて渦巻形状体の壁の湾曲内側面に
飛沫状液滴を集合させて気液分離させるとともに、渦巻
状流路が先行するのに従ってその断面積を漸減させて気
流中の飛沫状液滴の凝集を促進させ、ならびに、曲率半
径を4・さくすることにより遠心力による分離作用を受
けやすくし、気流から遠心分離した分離液は渦巻状流路
の外側壁内面に沿って流下させたのち収集し、液滴衝突
受板に導いて衝突させ、一方、気流は渦巻状流路の終端
部付近で渦巻状壁に衝突させ、これにより気流中に残留
する飛沫状液滴を分離して前記渦巻状壁を経て液滴衝突
受板へ衝突させ、これらの分離液は分離タンク本体下方
の仕切板の切欠部から分離タンク本体下部に流下させて
排出し、また、前記気流は方向転換させて分離タンク本
体内の広い空洞都下部に流出させ、該空洞都内を上昇さ
せて気液分離のうえ分離タンク本体の上部位にある気体
流出管より排気させることにより気液を分離するもので
あり、また、この発明の方法を実施するのに適した分離
器の要旨は、平面上の渦巻曲線をこの平面に直角方向に
移動して形成される2個の渦巻形状体を分離タンク本体
内に片寄せて設置し、これらの渦巻形状体の渦巻方向は
互に反対方向をなすように形成するとともに、それぞれ
の入口部の壁面を相互に背中合せに粗合せて渦巻部がそ
れぞれの両側に相対する構造とし、前記入口部を分離タ
ンク本体の周壁上方に臨ませた気体流入管に蓮設し、ま
た、分離タンク本体内の前記渦巻形状体の下部に分離液
を導く液滴衝突受板を酉己設し、かつ、分離液と気体を
隔離する仕切板を分離タンク本体下方に設けるとともに
前記仕切板に分離液を流下させる切欠部を形成し、この
分離液を排出するための排出管を分離タンク本体下端に
蓮設し、さらに、分離タンク本体の気体流入管の反対側
位置に気体流出管を取付け、この気体流出管と前記渦巻
形状体との間における分離タンク本体内の空洞部に複数
個のバツフルボードを設けてなるものである。
以下この発明による実施例の構成を図によって詳細に説
明する。第5図、第6図において、1は円筒状の分離タ
ンク本体で、該分離タンク本体1はその円筒部の軸心を
垂直として設置され、上部には上部旨板2が取付けてあ
るとともに下部には液体が自然流下可能な勾配を有する
下部官板3が取付けてあり、下部富板3の下端には分離
液を排出するための排出管4が蓮設してあり、また、分
離タンク本体1の周壁の上方には後記する気体流入管7
,7aに適合する寸法の閉口部5,5aが形成してある
。6,6aは渦巻形状体で、それぞれは平面上の渦巻曲
線をこの平面に直角方向に移動して形成される渦巻形状
よりなり、それぞれの渦巻方向は左勝手と右勝手のよう
に互に反対方向をなして形成し、各渦巻形状体6,6a
の上部に形成される入口部20,20aの壁に関し、そ
れぞれの渦巻部が両側に相対するように入口部20,2
0aの壁面を相互に背中合せに組合せ、分離タンク本体
1の気体流入管7,7a側の内側壁に片寄せて位置させ
て、渦巻形状体6,6aの渦中心文を通る渦軸心を分離
タンク本体1の軸心と平行にして取付部材等により固定
して設けるとともに、それぞれの入口部20,20aは
前記各開□部5,5aを貫通して分離タンク本体1内に
臨ませた気体流入管7,7aの一端に蓮設されて気体流
入管7,7aからそれぞれ気体が送入可能とされている
8,8aは渦巻形状体6,6aの渦中心部下側にそれぞ
れ傾斜して配設される液滴衝突受板で、それぞれの先端
側は分離タンク本体1内を後記の分離液室11と空洞部
14とに区画して分離液と気体とを隔離するように、下
方に水平状に設けられた仕切板9に形成される切欠部1
0,10aに蓮適するように臨ませてあって、液瓶衝突
受板8,8aからその傾斜により分離液を仕切板9下側
の分離液室11に流出可能な構成とし、また、仕切板9
の中心に関して前記切欠部10,10aの反対側にドレ
ーン孔を兼ねる通気孔12を形成し、さらに、分離タン
ク本体1の軸心に関して前記気体流入管7,7aの反対
側位置でこの分離タンク本体1の周壁外面の上方に気体
流出管13を取付け、該取付部における壁面を開口して
、気体流出管13と分離タンク本体1内における渦巻形
状体6,6a等を除いた仕切板9上の広い空間より形成
される空洞部14とを蓬通させ、このような空洞部14
の液滴衝突受板8,8a付近から気体流出管13の流入
開□端に至る間には、気流の短絡を防止する垂直バッフ
ルボード15,15a、第1バッフルボード16および
第2バッフルボード17がそれぞれ配設してある。次に
、前記渦巻形状体6,6a、液滴衝突受板8,8aおよ
び各バッフルボード15等についてさらに詳述する。2
1,21aはそれぞれ渦巻形状体6,6aを形成する渦
巻状壁で、この渦巻状壁21,21aのそれぞれにおい
て相対する渦巻状壁面間を板状部材からなる下底板23
,23aでそれぞれ接続して気流の通る渦巻状流路22
,22aの下底部を形成し、前記下底板23,23aは
前記渦巻状空間を先進方向に所要の下り勾配の渦巻状を
なして延設し、渦巻状壁21,21aにおける前記の相
対する渦巻状壁面間をそれぞれ接続して渦中心部へ向か
い、所要数の旋回後、渦巻形状体6,6aへの気体の流
入向きと反対向きになった位置で、下底板23,23a
の前記延設を停止してそれぞれ終端部24,24aを形
成する。
また、終端部24,24aの位置からなお渦中心部に向
かって延びる渦巻状壁21,21aは、さらに一旋回す
る位置まで延設されて渦巻形状の形成を終り、この終端
部24,24aから延設された一旋回分の渦巻状壁21
,21aはこの渦巻形状を保持して禍軸D‘こ平行に垂
下し、その下端側は前記液滴衝突受板8,8aの上部に
それぞれ臨ませてある。さらに、下底板23,23aの
それぞれの上方部位において、同様な板状部材よりなる
上底板25,25aにより渦巻状壁21,21aのそれ
ぞれにおける相対する渦巻状壁面間を接続して渦巻状流
路22,22aの上底部を形成し、それぞれの下底板2
3,23aに沿って同様な延設要領の下に延設して前記
終機部24,24aの上方部に達し、さらに、渦中心部
付近の空洞部を横断するとともに、渦巻状壁21,21
aの一旋回延設されたそれぞれの壁面に達するまで拡張
して前記壁面に接続することにより渦中心部付近の上端
部を閉塞する。前記下底板23,23aからそれぞれに
対応する上底板25,25aに至る高さは、それぞれの
渦巻状壁21,21aと前記下底板23,23aおよび
上底板25,25aとによって区画形成されるそれぞれ
の渦巻状流路22,22aがその流入気体の流量に対し
て所要の断面積を画定する大きさとし、次に、前記下底
板23,23a並びに上底板25,25aのそれぞれの
渦巻状壁2!,21aとの接続部外郭に沿って該渦巻状
壁21,21aの下底板23,23a下方部渦巻状壁と
上底板25,25aの上方部渦巻状壁とを切除すること
により、下流へ向かって断面積が漸減する先細の渦巻状
流路22,22aが完成されるが、下底板23,23a
の下方部の渦巻状壁の切除は前記終端部24,24a位
置までとし、これら終端部24,24aから先の渦巻状
壁21,21aの壁面部分は、前記したように液滴衝突
受板8,8aに向かって蚤下延設されていることはもち
ろんであり、このような下底板23,23aの下方部に
相当する渦巻状壁21,21aの切除と、該渦巻状壁2
1,21aの一部華下延設とにより、渦巻状流路22,
22aの終機を開放する気体吐出間隙部26,26aが
前記華下延設された渦巻状壁21,21aのそれぞれに
おける相対する壁面間に形成され、かつ、下庭坂23,
23aのそれぞれの終端部24,24a部位直における
流路断面部により、渦巻状流路22,22aの終端部付
近が構成される。次に、それぞれの終端部24,24a
位置における渦巻状壁21,21aの外側壁から、それ
ぞれの渦巻状流路22,22a内に向かってこの部位に
おける渦巻状壁21,21aの各曲率半径よりも小さく
、かつ、同じ湾曲方向の曲面を有して半円筒状に巻き込
んで形成した分離液収集部材27,27aをそれそれ延
設し、この分離液収集部材27,27aの半円筒下端部
には分離液導管28,28aの上端が蓮設されるととも
に、この各分離液導管28,28aの下端はそれぞれ液
滴衝突受板8,8aの上面部に臨ませて配談してある。
前記液滴衝突受板8,8aには、上向き側が凹部になる
トラフ状の湾曲面からなり、この湾曲方向の両端部は、
その湾曲面の曲率半径よりも小さい曲率半径をもって湾
曲面の内側に向けて波返し状に巻き込んで、それぞれ緑
部31,31aを形成し、また、液滴衝突受板8,8a
の湾曲面によるトラフ軸方向の一端側には、湾曲面によ
るトラフ部を堰止めるとともに分離液満の飛散を防止す
るために所要の高さに形成した平板部村32,32aを
付設するが、この平板部材32,32aは、液滴衝突受
板8,8aの湾曲面を前記のように分離液室11へ分離
液を流出可能とする所要の鏡斜状態に配設したとき、平
板部材32,32aの面が鉛直をなすように前記トラフ
部横断面に対して煩斜して設け、このような平板部材3
2,32aをそれぞれ付設した液滴衝突受板8,8aは
、前記平板部材32,32aを渦巻形状体6,6aのそ
れぞれの渦中心部を通る渦軸心間において背中合せにし
、煩斜面を反対向きとして配設されている。
次に、垂直バッフルボード15,15a、第1バッフル
ボード16および第2バッフルボード17の構成につい
て詳述する。
垂直バッフルボード15,15aは渦巻状壁21,21
aの外周壁面に沿って、それぞれ密着するよう水平方向
に弧状をなすとともに垂直方向に所要の長さを有する形
状の板状部材からなり、このような垂直バッフルボード
15,15aはそれぞれ前記気体吐出間隙部26,26
aから吐出する気体の噴流方向に対時する位置に、渦巻
状壁21,21aの外周壁面にそれぞれ密着して配設さ
れ、また、垂直バッフルボード15,15aの前記弧状
方向の長さは、気体吐出間隙部26,26aからそれそ
れ吐出する気流の広がり城をカバー可能な長さとし、か
つ、前記弧状方向に垂直の前記長さは、垂下した下端部
が前記仕切板9との間にそれぞれの気体吐出間隙部26
,26aから吐出する気体を流通させるための所要の間
隔を保持する長さに形成する。
次に、第1バッフルボード16を前記垂直バッフルボ−
ド15,15aの両外側端間にわたる長さをパネル幅と
して、分離タンク本体1の内壁と垂直バッフルボード1
5,15a外壁との間に架設し、同様にして、第2バツ
フルボード17を前記第1バッフルボード16の上位側
に所要の間隔を置いて架設し、第1バッフルボード16
、第2バッフルボード17のそれぞれには、気流通過に
必要な断面積を有する第1バッフルボード孔41、第2
バッフルボード孔42を穿設し、これらは前記空洞部1
4内を気体流出管13の入口に向かう気流をジグザグに
偏向させる関係位置に配設してある。
次に、この発明による実施例の作用を説明する。
飛沫状液滴を含有する気体(以下単に気体という)は分
離タンク本体1のそれぞれの気体流入管7,了aより渦
巻形状体6,6aの入口部20,20aを経て渦巻状流
路22,22a内にそれそれ送入され、該渦巻状流路2
2,22aに沿って旋回下降する。
このとき気体に比べて慣性の大きし、飛沫状液滴は、遠
心力作用により渦巻状流路22,22aの外側壁を形成
する渦巻状壁21,21aの湾曲内側壁面に集合付着し
た状態で移行するが、さらに、前記液滴は重力の影響も
受けて渦巻状流路22,22aの下底板23,23aに
向かう成分も持って移行する。このように気体が渦巻状
流路22,22a内を旋回下降しながら進行するに従っ
て、渦巻状流路22,22aの渦巻状壁21,21aの
曲率半径は漸減するから、微粒のため気流中からまだ分
離されていない飛沫状液滴が受ける遠心力作用は漸減し
、また、このとき渦巻状流路22,22aの断面種も漸
減するため、気流中に分散している前記飛沫状液滴は相
互に接触して凝集する機会が増加し、この凝集によって
飛沫状液滴の粒径が大となる結果、遠心分離作用を受け
やすくなってこれらは気流中より分離し、前記同様に渦
巻状壁21,21aの湾曲内側壁面に付着集合し、前記
液滴と共に分離液となって、渦巻状流路22,22aの
前記湾曲内側壁面に続くそれぞれの下底板23,23a
の外側隅部を渦中心部へ向かって流下する。次いで、こ
のように流下してきた前記分離液は下底板23,23a
のそれぞれの終端部24,24aに達し、該終端部24
,24aにおいて分離液収集部材27,27aに収集さ
れ、続いて分離液収集部材27,27aに蓮設した分離
液導管28,28aへ誘導されて流下し、液滴衝突受板
8.8aに衝突する。また、前記分離液の除去された気
流は渦中心部付近の渦巻状流路22,22aの終端部2
4,24a付近において噴出して、前記の一旋回延設し
た渦巻状壁21,21aの内側面に衝突し、これにより
微粒のためなお気流中に残留している飛沫状液滴は分離
されて分離液となり、該分離液は前記渦巻状壁21,2
1aに沿って流下して各液滴衝突受板8,8aに衝突す
る。次いで、前記の延設された渦巻状壁21,21aの
内側面に衝突した気流は方向を逆方向に転換して気体吐
出間隙部26,26aから空洞部14へ向かう斜め下方
へ噴出し、垂直バッフルボード15,15a下端と仕切
板9との間隙を経て空洞部14の下部に達する。上記の
ように、渦巻状流路22,22aのそれぞれの渦巻状壁
21,21aへの飛沫状液滴の分離集合、および渦巻状
流路22,22aの終端部付近における延設された渦巻
状壁21,21aの内側面への気流の衝突による飛沫状
液滴の分離、ならびに後記する空洞部14内への気流の
流入によって該気流中より飛沫状液滴の分離が行われ、
一方、分離液導管28,28aを経て流下した分離液と
、延設された渦巻状壁21,21aの内側面に沿って流
下した分離液とは共に液滴衝突受板8,8a上に落下衝
突して合流分離液となり、該液滴衝突受板8,8a面上
をその凹状の湾曲面と両側の縁部31,31aおよび傾
斜により正しく案内されて流下し、仕切板9のそれぞれ
の切欠部10.10aを経て分離液室11へ流下貯留さ
れ、下部盲板3下端の排出管4から適宜外部へ排出され
る。
また、空洞部14下部に達した前記気流は、多4・でも
まだ飛沫状液滴が気流中に残留しておれば、広い空洞部
14内において第1バッフルボード16、第2バッフル
ボード17の第1バッフルボード孔41および第2バッ
フルボード孔42によりゆっくりとした減速状態で上昇
し、この間に気液沈降分離作用を受けて飛沫状液滴が最
終的に除去され、続いて気体流出管13より飛沫状液滴
を含有しない状態として排気される。なお、空洞部14
内で沈降した気流中の飛沫状液滴は、仕切板9の切欠部
10,10aならびに通気孔12から分離液室11内に
流下し、前記合流分離液と同様に貯留され、排出される
。この発明の構成および作用は以上のようであるから、
次のような効果を発揮する。
〔1} 渦巻形状体によって飛沫状液滴を遠0分離する
ものであるから、サイクロン分離器の中空円錐部と同様
の遠心力加速作用をもっているが、渦巻形状体内では気
液分離は気流の旋回下降による流下と共に逐次進行し、
この間に分離液が気流内に拡散して気体流出管に流出す
る現象が起きない。
■ 流入する気流を2分割にして遠心分離することを目
的として、渦巻形状体を分離タンク本体内に2個内蔵し
た構成であるから、他のサイクロン分離方式よりも分離
器の外郭寸法が小さい割に遠心分離作用の効果が大きい
{3} 流入気体を2分割して処理するから、渦巻形状
体を小形にすることができ、従って分離タンク本体内で
の占有体積が小さくなり、分離タンク本体内の空洞部の
容積を相対的に大きく取ることができる。
このため液滴衝突受坂部で気液分離された液滴が気流に
乗って再混入するのを防止できる。‘4)渦巻形状体内
で遠心分離された液滴は、分離液収集部材に収集された
後、分離液導管内に誘導されて液滴衝突受板に至り、渦
中心部付近の渦巻状流路の狭い部分において渦巻状壁に
衝突しないから分離液の再飛珠化が防止でき、従って高
い気液淵酸効果が確保できる。
【51 渦巻形状体内の渦巻状流路は流入口部から渦中
心部に向かうのに従ってその断面積が縮小するから、気
流中の飛沫状液滴の相互凝集を促進して粒径を粗大化し
、遠心分離作用を受けやすい液粒径を形成するとともに
、気流速が加速されて遠心力作用も増加し、これらによ
り飛沫状液滴の分離がよくなる。
‘61 遠心分離作用を行うための渦巻状流路と気体流
出管の入口部とは渦巻形状体を形成する渦巻状壁により
区画されていて、相互間に短絡流を生じない構造である
から、サィク。
ン分離方式にみられるような旋回気流の内側領域部にあ
る微粒の飛沫状液滴が短絡流に乗り移って気体流出管に
流出する現象がない。従って、気液の分離効率が高い。
(7} 気液分離して最終的に分離液を排出する部位は
分離タンク本体の底部に近い位置にあって、斜め上方部
位にある気体流出管口から落差をもって離隔しているた
め、流出気流中に飛沫状液滴を再混入することがない。
{8’分離液が除去されたのちの気流は、最初に分離タ
ンク本体内の空洞部の広い空間に導入されるため、この
部位における気流速度は大きくないから飛沫状液滴を再
び気流に乗せることがない。{9} 気流中から分離さ
れた飛沫状液滴は、分離液として仕切板下方の分離液室
内に直ちに隔離されるから、斜昇して流出する気流中へ
再混入することがない。
00) 分離液導管内に収集された分離液は、懐斜して
いる液滴衝突受板に衝突したのち分離液室に流下するが
、液滴衝突受板の凹部の弧状方向に向く分離液は綾部に
よって捕捉されて飛沫化と気流中への再混入が防止され
る。
0l) 2個の液瓶衝突受板は対称的に反対向きに傾斜
面を有するように配設されているから、分離液室内に分
離液が流入するとき分離液室の鞠心を中心とする旋回運
動を起さない。
このため中心部にある排出管部に渦流による空洞を生ず
るおそれがない。この発明は、前記の実施例による説明
および図例にのみ限定されるものではなく、この発明の
技術的思想から逸脱しない範囲において種々変更し、変
形して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の衝突式分離器の水平断面概略図、第2図
は同じく垂直断面概略図、第3図は従来のサイクロン分
離器の平面概略図、第4図は同じく一部切欠側面概略図
、第5図はこの発明による分離器の実施例における一部
切欠平面図、第6図は同じく一部切欠側面図である。 1・・・分離タンク本体、2…上部盲板、3…下部旨板
、4…排出管、6,6a…渦巻形状体、7,7a・・・
気体流入管、8,8a・・・液滴衝突受板、9・・・仕
切板、10,10a・・・切欠部、11・・・分離液室
、12・・・通気孔、13・・・気体流出管、14…空
洞部、15,15a…垂直バッフルボード、16…第1
バッフルボード、17…第2バツフルボ−ド、20,2
0a・・・入口部、21,21a・・・渦巻状壁、22
,22a…渦巻状流路、23,23a・・・下底板、2
4,24a…終端部、25,25a・・。 上底板、267 26a・・・気体吐出間隙部、27,
27a…分離液収集部材、28,28a・・・分離液導
管。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 飛沫状液滴を含有する気流を分離タンク本体内に形
    成されて下り勾配を有する先細の渦巻状流路へ送入して
    旋回下降させながら飛沫状液滴を相互に凝集させるとと
    もに遠心力により気流中より分離し、この分離液を前記
    渦巻状流路に沿つて流下させたのち収集して液滴衝突受
    板へ衝突させ、また、前記分離液の除去された気流を渦
    巻状流路の終端部付近において渦巻状壁に衝突させて気
    流中になお残留する飛沫状液滴を分離し、この分離液を
    渦巻状壁に沿つて流下させたのち前記液滴衝突受板に衝
    突させることにより前記分離液と合流させ、この合流分
    離液を液滴衝突板を経て分離タンク本体底部へ流下させ
    て外部へ排出するとともに、渦巻状壁に衝突させた前記
    気流を分離タンク本体内の広い空洞部へ流入させたのち
    上方より排気して気流中の飛沫状液滴を分離除去する方
    法。 2 軸心を垂直として設置した分離タンク本体1の上部
    に上部盲板2を取付けるとともに下部に分離液の排出管
    4を連設した下部盲板3を取付け、この分離タンク本体
    1内の上方に気体流入管7,7aの一端を臨ませ、また
    、分離タンク本体1内の下方に内部を分離液室11と空
    洞部14とに区画する仕切板9を水平状に設け、さらに
    分離タンク本体1の気体流入管7,7aの反対側上方に
    空洞部14と連通する気体流出管13を取付け、この分
    離タンク本体1内の気体流入管7,7a側に2個の渦巻
    形状体6,6aをそれぞれの渦軸心が分離タンク本体1
    の軸心と平行になるように設け、前記宇巻状体6,6a
    はそれぞれの渦巻方向が互に反対方向をなすとともに、
    それぞれの入口部20,20aの壁に関してそれぞれの
    渦巻部が両側に相対するように入口部20,20aの壁
    面を相互に背中合せに組合せて気体流入管7,7aにそ
    れぞれ連設し、この渦巻形状体6,6aを形成する渦巻
    状壁21,21aの相対する間を下底板23,23aで
    接続し、前記下底板23,23aは下方へ向かう先進方
    向に所要の下り勾配の渦巻状をなして延設され、所要数
    の旋回後に渦巻形状体6,6aへの気体の流入向きと反
    対向きの位置で終端部24,24aを形成し、また、下
    底板23,23aの上方に沿つてそれぞれの渦巻状壁2
    1,21aの相対する間を上底板25,25aによつて
    所要の断面積の渦巻状流路22,22aを形成するよう
    な高さで接続し、さらに前記下底板23,23aの下方
    部のそれぞれの渦巻状壁21,21aを前記終端部24
    ,24a位置まで切除することによりなお一旋回延設さ
    れる渦巻状壁21,21aのそれぞれにおいて相対する
    壁面の間に気体吐出間隙部26,26aをそれぞれ形成
    するとともに、前記の垂下延設された渦巻状壁21,2
    1aの下端側を分離タンク本体1に傾斜面をそれぞれ反
    対向きとして配設される液滴衝突受板8,8aの上部に
    臨ませ、また、終端部24,24a位置における渦巻状
    壁21,21aの外側壁からそれぞれ半円筒状の分離液
    収集部材27,27aを渦巻状流路22,22a内に延
    設し、それぞれの分離液収集部材27,27aの下端部
    に分離液導管28,28aを連設するとともに、これら
    分離液導管28,28aの下端を液滴衝突受板8,8a
    の上部にそれぞれ臨ませ、前記仕切板9に各液滴衝突受
    板8,8aの先端側と前記分離液室11とを連通する切
    欠部10,10aならびにドレーン孔を兼ねる通気孔1
    2を形成し、また、前記気体吐出間隙部26,26aよ
    り吐出される気体の噴流方向に対峙する位置に垂直バツ
    フルボード15,15aを配設するとともに、液滴衝突
    受板8,8aと気体流出管13との間の空洞部14に第
    1バツフルボード16、第2バツフルボード17を架設
    してなる気流中の飛沫状液滴を分離除去する分離器。
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