JPS609551B2 - 熱安水の廃熱を回収する方法 - Google Patents
熱安水の廃熱を回収する方法Info
- Publication number
- JPS609551B2 JPS609551B2 JP53014664A JP1466478A JPS609551B2 JP S609551 B2 JPS609551 B2 JP S609551B2 JP 53014664 A JP53014664 A JP 53014664A JP 1466478 A JP1466478 A JP 1466478A JP S609551 B2 JPS609551 B2 JP S609551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ammonium water
- ammonia
- heat
- ammonia stripping
- surplus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
Landscapes
- Coke Industry (AREA)
- Industrial Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコークス炉ガスを冷却して精製する際に生成す
る循環熱安水中に混入される有害物質、有用物質を除去
した後余剰の安水を無公害の状態で系外に排出するため
に、アンモニアストリッピング装置に供V給して該余剰
安水中のアンモニア等を減圧下で除去、回収するための
加熱用として循環熱安水の廃熱を利用する循環熱安水の
廃熱を回収する方法に関するものである。
る循環熱安水中に混入される有害物質、有用物質を除去
した後余剰の安水を無公害の状態で系外に排出するため
に、アンモニアストリッピング装置に供V給して該余剰
安水中のアンモニア等を減圧下で除去、回収するための
加熱用として循環熱安水の廃熱を利用する循環熱安水の
廃熱を回収する方法に関するものである。
従来余剰に生成する熱安水を系外に放出するために余剰
安水に含有されているアンモニア等を除去回収するには
第1図に示す如く、5000程度の余剰安水6を熱交換
器7によって加熱後アンモニアストリッピング塔14に
導き、スチーム13をアンモニアストリツピング塔14
の余剰安水中に直接吹込むか、又はスチ−ム13をアン
モニアストリッピング塔14のボトム液の間接加熱によ
って常圧でアンモニアを分離し、アンモニアが除去さ0
れた廃水12として放出する方法が使用されている。
安水に含有されているアンモニア等を除去回収するには
第1図に示す如く、5000程度の余剰安水6を熱交換
器7によって加熱後アンモニアストリッピング塔14に
導き、スチーム13をアンモニアストリツピング塔14
の余剰安水中に直接吹込むか、又はスチ−ム13をアン
モニアストリッピング塔14のボトム液の間接加熱によ
って常圧でアンモニアを分離し、アンモニアが除去さ0
れた廃水12として放出する方法が使用されている。
この場合、常圧下ではアンモニアストリッピング塔の温
度は平均約100℃又はそれ以上の温度になるのが普通
で、アンモニアストリツピング塔全タ体の温度は高い。
度は平均約100℃又はそれ以上の温度になるのが普通
で、アンモニアストリツピング塔全タ体の温度は高い。
上記のスチームを直綾吹込む場合には原液の熱安水を沸
点近くまで加熱し、アンモニア等を蒸発せしめる。従っ
てアンモニア等を含むスチームがキャリア0ガスとして
の役割を果たし、アンモニアストリッピング塔を出たア
ンモニア等の含有蒸気はコンデンサーによって凝縮濃或
はそのまま蒸気の状態で次工程へ送られる。
点近くまで加熱し、アンモニア等を蒸発せしめる。従っ
てアンモニア等を含むスチームがキャリア0ガスとして
の役割を果たし、アンモニアストリッピング塔を出たア
ンモニア等の含有蒸気はコンデンサーによって凝縮濃或
はそのまま蒸気の状態で次工程へ送られる。
又スチームでアンモニアストリツピング塔のボトム液を
間接加熱する場合はアタンモニアストリツピング塔のボ
トム液中の水分が蒸発し、蒸発したスチームは上記直接
吹込みのスチームの場合と同様な役割を果すが、水分の
蒸発分だけ廃水の量が少なくなる。上記何れの場合も従
釆法においてはアンモニアストリッピング塔におけるア
ンモニアガス等の蒸発の熱源としてスチームを使用する
限り、アンモニアストリッピング塔におけるスチームの
消費量はアンモニアストリッピング塔に供給される余剰
安水1トン当り0.15〜0.2トン程度を必要とする
。
間接加熱する場合はアタンモニアストリツピング塔のボ
トム液中の水分が蒸発し、蒸発したスチームは上記直接
吹込みのスチームの場合と同様な役割を果すが、水分の
蒸発分だけ廃水の量が少なくなる。上記何れの場合も従
釆法においてはアンモニアストリッピング塔におけるア
ンモニアガス等の蒸発の熱源としてスチームを使用する
限り、アンモニアストリッピング塔におけるスチームの
消費量はアンモニアストリッピング塔に供給される余剰
安水1トン当り0.15〜0.2トン程度を必要とする
。
又は設備を改良し、スチーム消費量を極力少くした場合
でも余剰熱安水1トン当り0.05〜0.07トン程度
を要し、余剰安水中のアンモニア除去のためのコストは
著しく大きい。
でも余剰熱安水1トン当り0.05〜0.07トン程度
を要し、余剰安水中のアンモニア除去のためのコストは
著しく大きい。
更に処理流体である余剰安水は酸性分を含むアンモニア
の水溶液であるため「その腐食性が大であるのに加え、
アンモニアストリッピング塔及び関連機器の操作温度条
件が高温のため腐食がはげしく、現状では充分耐えられ
る適当な材質がないなどの欠点がある。
の水溶液であるため「その腐食性が大であるのに加え、
アンモニアストリッピング塔及び関連機器の操作温度条
件が高温のため腐食がはげしく、現状では充分耐えられ
る適当な材質がないなどの欠点がある。
本発明者等は上記に鑑み、従来約75qo程度の中温で
あるため利用されずに無為に廃棄されていた熱安水の廃
熱をアンモニアストリッピング塔の加熱用に有効に利用
することによって該廃熱を回収することを目的として鋭
意研究した結果、アンモニアストリッピング塔を減圧で
運転することにより低温操作が可能となるため、豊富に
存在する75℃程度の中溢の熱安水の廃熱を余剰安水の
加熱用の熱源として有効に利用することが可能となり「
熱安水の廃熱が系内で有効に回収され、しかも低温操作
であるため、従来欠点とされていたアンモニアストリッ
ピング塔及び関連機器の腐食が防止され、使用装置の材
質の品位を下げることが可能なことを見出して本発明の
完成するに至ったもので、本発明はコークス炉ガスの精
製時に発生する余剰安水よりアンモニアガス等を離脱せ
しめるアンモニアストリッピング装置を減圧下で運転し
、コークス炉ガスの冷却用に使用された熱安水を該アン
モニアストリッピング装置に供給して、該熱安水の廃熱
をアンモニアストリツピング装置の熱源として使用し、
アンモニアストリッピング装置で熱回収されたアンモニ
アストリッピング装置に供給された余剰安水よりアンモ
ニアガス等を離脱せしめ、該熱安水はコークス炉ガスの
冷却精製用に循環使用するようになした約75qC程度
の豊富に存在する中温の熱安水を廃熱を有効に回収する
方法を提供するもので、循環熱安水の廃熱を利用するす
ることによって、アンモニアストリツピング装置を減圧
下で運転して約5000程度の余剰安水からアンモニア
分等のストリッピング用にスチームが全然不要となるか
、又は大幅に削減され、しかもアンモニアストリッピン
グ装置及びその関連機器の操作温度条件が低温であるた
めそれらの腐食が防止される利点がある。
あるため利用されずに無為に廃棄されていた熱安水の廃
熱をアンモニアストリッピング塔の加熱用に有効に利用
することによって該廃熱を回収することを目的として鋭
意研究した結果、アンモニアストリッピング塔を減圧で
運転することにより低温操作が可能となるため、豊富に
存在する75℃程度の中溢の熱安水の廃熱を余剰安水の
加熱用の熱源として有効に利用することが可能となり「
熱安水の廃熱が系内で有効に回収され、しかも低温操作
であるため、従来欠点とされていたアンモニアストリッ
ピング塔及び関連機器の腐食が防止され、使用装置の材
質の品位を下げることが可能なことを見出して本発明の
完成するに至ったもので、本発明はコークス炉ガスの精
製時に発生する余剰安水よりアンモニアガス等を離脱せ
しめるアンモニアストリッピング装置を減圧下で運転し
、コークス炉ガスの冷却用に使用された熱安水を該アン
モニアストリッピング装置に供給して、該熱安水の廃熱
をアンモニアストリツピング装置の熱源として使用し、
アンモニアストリッピング装置で熱回収されたアンモニ
アストリッピング装置に供給された余剰安水よりアンモ
ニアガス等を離脱せしめ、該熱安水はコークス炉ガスの
冷却精製用に循環使用するようになした約75qC程度
の豊富に存在する中温の熱安水を廃熱を有効に回収する
方法を提供するもので、循環熱安水の廃熱を利用するす
ることによって、アンモニアストリツピング装置を減圧
下で運転して約5000程度の余剰安水からアンモニア
分等のストリッピング用にスチームが全然不要となるか
、又は大幅に削減され、しかもアンモニアストリッピン
グ装置及びその関連機器の操作温度条件が低温であるた
めそれらの腐食が防止される利点がある。
次に本発明を図面によって詳細説明する。
第2図は本発明に使用される装置の−実施例のフローシ
ートを示すものでコークス炉1より出たコークス炉ガス
2を冷却するためにドライメーン3に散布された熱安水
4は一旦デカンター5に集められ、タール分やスラッジ
を除去後、再びドライメーン3に循環され、コークス炉
ガス2の冷却用に使用される。
ートを示すものでコークス炉1より出たコークス炉ガス
2を冷却するためにドライメーン3に散布された熱安水
4は一旦デカンター5に集められ、タール分やスラッジ
を除去後、再びドライメーン3に循環され、コークス炉
ガス2の冷却用に使用される。
この熱安水4の1部もしくは全部が減圧下で運転される
アンモニアストリッピング装置8に供給され、余剰安水
6の加熱用として設けられた余剰安水予熱熱交換器7に
よって熱安水と余剰安水とを熱交換するか及び/又はア
ンモニアストリッピング装置のボトム循環液9の加熱用
としてボトムリボィラー10を設けることによって熱安
水とボトム循環液とを熱交換することによって余剰安水
6よりアンモニアガス等の離脱に必要な熱量が充分得ら
れ、アンモニアストリッピング装置8の上部よりアンモ
ニア分等の含有蒸気11が取出され、下部よりアンモニ
ア分等の有害物質及び有用物質の含有しないか又は著し
く稀薄になった廃水12が排出される。
アンモニアストリッピング装置8に供給され、余剰安水
6の加熱用として設けられた余剰安水予熱熱交換器7に
よって熱安水と余剰安水とを熱交換するか及び/又はア
ンモニアストリッピング装置のボトム循環液9の加熱用
としてボトムリボィラー10を設けることによって熱安
水とボトム循環液とを熱交換することによって余剰安水
6よりアンモニアガス等の離脱に必要な熱量が充分得ら
れ、アンモニアストリッピング装置8の上部よりアンモ
ニア分等の含有蒸気11が取出され、下部よりアンモニ
ア分等の有害物質及び有用物質の含有しないか又は著し
く稀薄になった廃水12が排出される。
第3図は本発明のアンモニアストリッピング装置に供給
される余剰安水の加熱に循環熱安水の断熱とスチームを
併用する場合に使用される装置の−実施例のアンモニア
ストリッピング装置廻りのフローシートを示すもので、
第2図の場合の装置に更にアンモニアストリッピング装
置のボトム液にスチーム13の直嬢吹込み装置又はスチ
ームによる間接加熱装置を併設されたアンモニアストリ
ッピング装置でアンモニアガス等の離脱に必要な熱量が
不足するか又は設備を4・型化する場合に使用すると好
適である。
される余剰安水の加熱に循環熱安水の断熱とスチームを
併用する場合に使用される装置の−実施例のアンモニア
ストリッピング装置廻りのフローシートを示すもので、
第2図の場合の装置に更にアンモニアストリッピング装
置のボトム液にスチーム13の直嬢吹込み装置又はスチ
ームによる間接加熱装置を併設されたアンモニアストリ
ッピング装置でアンモニアガス等の離脱に必要な熱量が
不足するか又は設備を4・型化する場合に使用すると好
適である。
更に第4図はアンモニアストリッピング装置8に供給さ
れる余剰安水6の加熱用にアンモニアストリッピング装
置8のボトム循環液9加熱用ボトムリボィラー10のみ
を使用し、第2、第3図の如き余剰安水の予熱熱交換器
7を設置していない場合の一実施例のアンモニアストリ
ツピング装置廻りのフローシートを示すものである。
れる余剰安水6の加熱用にアンモニアストリッピング装
置8のボトム循環液9加熱用ボトムリボィラー10のみ
を使用し、第2、第3図の如き余剰安水の予熱熱交換器
7を設置していない場合の一実施例のアンモニアストリ
ツピング装置廻りのフローシートを示すものである。
この第4図に場合も勿論、第3図の場合の様にスチーム
13を併用することも可能である。
13を併用することも可能である。
次に実施例によって本発明を説明する。.実施例 1
第2図に本発明に使用される装置の一実施例のフoーシ
ートを示す如く、コークス炉1より出る120000N
m3/hr、約300qoのコークス炉ガス2はドライ
〆−ン3にて散布される熱安水4180印h3/hrに
より約800ooに冷却される。
ートを示す如く、コークス炉1より出る120000N
m3/hr、約300qoのコークス炉ガス2はドライ
〆−ン3にて散布される熱安水4180印h3/hrに
より約800ooに冷却される。
一方ドライメーン3を出た熱安水4はコークス炉ガス中
のアンモニア分等の有害物質、有用物質を吸収し、約8
000となり、一旦デカンター5に集められ、タール分
、スラッジを除去した後、取出された時は約75qoに
なっている。この熱安水4のうち45m3/hrを系外
に放出するためアンモニアストリッピング装置8へ供給
される。
のアンモニア分等の有害物質、有用物質を吸収し、約8
000となり、一旦デカンター5に集められ、タール分
、スラッジを除去した後、取出された時は約75qoに
なっている。この熱安水4のうち45m3/hrを系外
に放出するためアンモニアストリッピング装置8へ供給
される。
余剰安水645h3/hrは先づそれの加熱用としての
余剰安水子熱熱交換器7に導き、熱安水4を使用して熱
交換すれば熱安水4は65qoに下がり、余剰安水6は
50ooから60qoまで昇温される。そのためここで
は4.5×1びKcal/hrの熱量が回収、利用され
たことになる。又熱安水4のうち315m3/hrをア
ンモニアストリッピング装置のボトム循環液9の加熱用
としてのボトムリボィラー1川こ導き、熱交換すれば熱
安水4は7000に下がり、アンモニアストリッピング
装置のボトム循環液931靴3/hrは66qoから7
1℃まで加熱され、1.6×1びKcal/hrの熱量
が回収され、装置全体として2.05×1ぴKcal/
hrの熱量が利用されたことになる。
余剰安水子熱熱交換器7に導き、熱安水4を使用して熱
交換すれば熱安水4は65qoに下がり、余剰安水6は
50ooから60qoまで昇温される。そのためここで
は4.5×1びKcal/hrの熱量が回収、利用され
たことになる。又熱安水4のうち315m3/hrをア
ンモニアストリッピング装置のボトム循環液9の加熱用
としてのボトムリボィラー1川こ導き、熱交換すれば熱
安水4は7000に下がり、アンモニアストリッピング
装置のボトム循環液931靴3/hrは66qoから7
1℃まで加熱され、1.6×1びKcal/hrの熱量
が回収され、装置全体として2.05×1ぴKcal/
hrの熱量が利用されたことになる。
一方アンモニアストリツピング装置8を平均操作圧18
0側日雛bs、の減圧下に保って運転するとアンモニア
分250の岬を含む余剰安水6から9の重量%以上のア
ンモニアの回収率が達成され、これによってアンモニア
ストリッピング装置8の下部よりの廃水12はアンモニ
ア分が250脚以下となり、放流可能な状態となる。
0側日雛bs、の減圧下に保って運転するとアンモニア
分250の岬を含む余剰安水6から9の重量%以上のア
ンモニアの回収率が達成され、これによってアンモニア
ストリッピング装置8の下部よりの廃水12はアンモニ
ア分が250脚以下となり、放流可能な状態となる。
熱回収された後の熱安水は熱回収されずにバィパスした
部分を合わせると温度は下がるが、ドライメーン3に散
布され、循環される熱安水の熱バランスには殆んど影響
がない。
部分を合わせると温度は下がるが、ドライメーン3に散
布され、循環される熱安水の熱バランスには殆んど影響
がない。
循環熱安水4の温度低下が大きく余剰安水子熱熱交換器
7及びボトムリボイラー10に導く熱安水の温度の低下
が著しいようであれば適宜配管保温を行なえば十分温度
は保持される。
7及びボトムリボイラー10に導く熱安水の温度の低下
が著しいようであれば適宜配管保温を行なえば十分温度
は保持される。
更にアンモニアストリッピング装置の能力によっては複
数系列の循環熱安水の廃熱を余剰安水よりアンモニアを
離脱せしめるために利用して複数系列の循環熱安水の廃
熱を回収することも可能である。
数系列の循環熱安水の廃熱を余剰安水よりアンモニアを
離脱せしめるために利用して複数系列の循環熱安水の廃
熱を回収することも可能である。
実施例 2
第3図に示す装置を使用してアンモニアストリツピング
装置8に供給される余剰安水量を実施例1の場合とほぼ
同様にして、アンモニアストリッピング装置のボトム循
環液9加熱用のボトムリボィラー1川こ導く熱安水4の
量を少なくして9皿3/hrにすれ‘ま、熱安水4は7
5℃から7が0に下がり、ストリッピング塔ボトム循環
液9のgh3/hrは66ooから69qoまで昇温さ
れ、2.7×1『Kcal/hrの熱量が回収、利用さ
れたことになる。
装置8に供給される余剰安水量を実施例1の場合とほぼ
同様にして、アンモニアストリッピング装置のボトム循
環液9加熱用のボトムリボィラー1川こ導く熱安水4の
量を少なくして9皿3/hrにすれ‘ま、熱安水4は7
5℃から7が0に下がり、ストリッピング塔ボトム循環
液9のgh3/hrは66ooから69qoまで昇温さ
れ、2.7×1『Kcal/hrの熱量が回収、利用さ
れたことになる。
アンモニアストリッピング装置8に供給される余剰安水
6の加熱のために実施例1に示すのと同一熱量4.5×
1びKcal/hrを熱安水4より回収すれば、全体と
して7.2×1びKcal/hrになるが、これでは実
施例1と同様なアンモニアの回収率を確保するためには
不充分であるため、6kg/地の飽和スチーム13を2
.3on/hrの直俵吹込みが必要となる。
6の加熱のために実施例1に示すのと同一熱量4.5×
1びKcal/hrを熱安水4より回収すれば、全体と
して7.2×1びKcal/hrになるが、これでは実
施例1と同様なアンモニアの回収率を確保するためには
不充分であるため、6kg/地の飽和スチーム13を2
.3on/hrの直俵吹込みが必要となる。
しかしながらこの場合はボトムリボィラー10の設備は
実施例1に比較して約1/10ですみ、又スチームの消
費量は従来法に比較すると大幅な減少となる利点がある
。
実施例1に比較して約1/10ですみ、又スチームの消
費量は従来法に比較すると大幅な減少となる利点がある
。
実施例 3
本発明の実施に使用される装置の一実施例のフローシー
トとして第4図に示す装置を使用した場合で、アンモニ
アストリッピング装置8に供給される余剰安水量を実施
例1の場合とほぼ同様にし、第4図に示す如くアンモニ
アストリッピング装置のボトム循環液9加熱用のボトム
リボィラー1川こ導びく熱安水4の量を40仇 n3/
hrにすれば熱安水4は75ooから7000に下がり
、アンモニアストリッピング装置8のボトム循環液94
0瓜h3/hrは6がoから71℃まで昇温され、2.
05×1ぴKcal/hrの熱量が熱安水4より回収、
利用されたことになる。
トとして第4図に示す装置を使用した場合で、アンモニ
アストリッピング装置8に供給される余剰安水量を実施
例1の場合とほぼ同様にし、第4図に示す如くアンモニ
アストリッピング装置のボトム循環液9加熱用のボトム
リボィラー1川こ導びく熱安水4の量を40仇 n3/
hrにすれば熱安水4は75ooから7000に下がり
、アンモニアストリッピング装置8のボトム循環液94
0瓜h3/hrは6がoから71℃まで昇温され、2.
05×1ぴKcal/hrの熱量が熱安水4より回収、
利用されたことになる。
これによって実施例1の場合と同一熱量にアンモニアス
トリツピング装置8に供給されたことになり、実施例1
とほぼ同じアンモニア回収率を得ることが出釆る。
トリツピング装置8に供給されたことになり、実施例1
とほぼ同じアンモニア回収率を得ることが出釆る。
この場合熱安水4の供給量は増加するが余剰安水6加熱
用の子熱熱交換器7を省略することが出来る利点がある
。更に余剰安水6加熱用子熱熱交換器7を使用し、熱安
水4の廃熱回収に利用する量的関係は多少異るが、ほぼ
、同様にしてアンモニアストリツピング装置8のボトム
循環液加熱用のボトムリボィラー10を省略することも
、又は更にアンモニアストリッピング装置8にスチーム
を併用することもできる。
用の子熱熱交換器7を省略することが出来る利点がある
。更に余剰安水6加熱用子熱熱交換器7を使用し、熱安
水4の廃熱回収に利用する量的関係は多少異るが、ほぼ
、同様にしてアンモニアストリツピング装置8のボトム
循環液加熱用のボトムリボィラー10を省略することも
、又は更にアンモニアストリッピング装置8にスチーム
を併用することもできる。
第1図は従来法の余剰安水よりアンモニアガスを離脱せ
しめるためのアンモニアストリツピング塔廻りのフロー
シート、第2図は本発明の実施に使用する装置の一実施
例のフローシート、第3、第4図は夫々本発明の実施に
使用される装置の他の実施例のアンモニアストリッピン
グ装置廻りのフローシートを示す。 1・・・・・・コークス炉、2・・・・・・コークス炉
ガス、3…・・・ドライメーン、4……熱安水、5・・
・・・・デカンタ−、6…・・・余剰安水、7・・・・
・・余剰安水の子熱熱光襖器、8……アンモニアストリ
ッピング装置、9……アンモニアストリッピング装置の
ボトム循環液、10…・・・アンモニアストリッピング
装置のボトムリポィラー、11・・・・・・アンモニア
蒸気、12…・・・廃水、13…・・・スチーム、14
・・・・・・従来装置のアンモニアストリッピング塔。 ※・凶機2図 ○3図 磯4図
しめるためのアンモニアストリツピング塔廻りのフロー
シート、第2図は本発明の実施に使用する装置の一実施
例のフローシート、第3、第4図は夫々本発明の実施に
使用される装置の他の実施例のアンモニアストリッピン
グ装置廻りのフローシートを示す。 1・・・・・・コークス炉、2・・・・・・コークス炉
ガス、3…・・・ドライメーン、4……熱安水、5・・
・・・・デカンタ−、6…・・・余剰安水、7・・・・
・・余剰安水の子熱熱光襖器、8……アンモニアストリ
ッピング装置、9……アンモニアストリッピング装置の
ボトム循環液、10…・・・アンモニアストリッピング
装置のボトムリポィラー、11・・・・・・アンモニア
蒸気、12…・・・廃水、13…・・・スチーム、14
・・・・・・従来装置のアンモニアストリッピング塔。 ※・凶機2図 ○3図 磯4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コークス炉ガスの精製時に発生する余剰安水よりア
ンモニアガス等を離脱せしめるアンモニアストリツピン
グ装置を、減圧下で運転し、コークス炉ガスの令却用に
使用された熱安水を該アンモニアストリツピング装置に
供給して、該熱安水の廃熱をアンモニアストリツピング
装置の熱源として使用し、アンモニアストリツピング装
置で熱回収された熱安水は再びコークス炉ガスの冷却用
に循環使用されることを特徴とする熱安水の廃熱を回収
する方法。 2 アンモニアストリツピング装置に送給される余剰安
水の加熱用そして予熱熱交換器を設けることによつて熱
安水と余剰安水とを熱交換するか、及び/又はアンモニ
アストリツプング装置内にボトム循環液の加熱用ボトム
リボイラーを設けることによつて熱安水とボトム循環液
とを熱交換する特許請求の範囲第1項記載の熱安水を回
収する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53014664A JPS609551B2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 熱安水の廃熱を回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53014664A JPS609551B2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 熱安水の廃熱を回収する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107904A JPS54107904A (en) | 1979-08-24 |
JPS609551B2 true JPS609551B2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=11867472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53014664A Expired JPS609551B2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 熱安水の廃熱を回収する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS609551B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006232904A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Hitachi Ltd | 石炭ガス化システムのガス精製方法 |
CN104034090A (zh) * | 2014-06-25 | 2014-09-10 | 济钢集团有限公司 | 一种循环氨水余热利用*** |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521489A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 | Yazaki Corp | Press-attached terminal for aluminium wire |
JPS52148505A (en) * | 1976-06-05 | 1977-12-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Recovering of sensible heat of coke oven gas and power generation thereby |
-
1978
- 1978-02-10 JP JP53014664A patent/JPS609551B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS521489A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-07 | Yazaki Corp | Press-attached terminal for aluminium wire |
JPS52148505A (en) * | 1976-06-05 | 1977-12-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Recovering of sensible heat of coke oven gas and power generation thereby |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107904A (en) | 1979-08-24 |
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