JPS609426B2 - 抵抗器付直流高電圧発生装置 - Google Patents

抵抗器付直流高電圧発生装置

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JPS609426B2
JPS609426B2 JP50047398A JP4739875A JPS609426B2 JP S609426 B2 JPS609426 B2 JP S609426B2 JP 50047398 A JP50047398 A JP 50047398A JP 4739875 A JP4739875 A JP 4739875A JP S609426 B2 JPS609426 B2 JP S609426B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抵抗器付直流高電圧発生装置に係り、一の塗体
内にブラウン管のフオーカス電圧分割用等の抵抗ブロッ
クとブラウン管の陽極電圧用等の直流高電圧発生ブロッ
クとを隔離収納し電気絶縁樹脂で封止した抵抗器付高電
圧発生装置を提供することを目的とする。
一般に、多くのトランジスタ式カラーテレビジョン受像
機では、ブラウン管の陽極に直流高電圧を供給するため
にシリコン整流素子を用いたコッククロフト軽直流高電
圧発生装置を使用しており、またその高電圧出力部とア
ース間に固定抵抗器と可変抵抗器とを挿入接続しアース
電位に対し高電圧の16〜24%程度のフオーカス電位
を取り出すように構成している。
これを第1図と共に説明するに、図中、T,は水平出力
トランジスタ励振用トランス、Qは水平出力トランジス
タ、Ddはダンパダイオード、Cは共振用コンデンサ、
Lhは水平偏向コイル、CSはS字補正コンデンサ、N
,はフライバックトランスT2の1次巻線、N2はその
2次巻線、破線で囲んで示す部分Mはコッククロフト型
直流高電圧発生装置、R,,R2はフオーカス用の分割
電圧を得るための固定抵抗器、Rvはブラウン管の最適
なフオーカス電圧に合わせるための可変抵抗器、Vfは
フオーカス電圧、Vccは電源電圧、Roはブラウン管
の管内放電により発生する衝撃電流に対する素子保護或
いは画面が黒から白に変る場合の急激な電流の変化によ
る高電圧出力の変動を緩慢にするために挿入された抵抗
器、t,はブラウン管の陽極に接続される端子、払まブ
ラウン管のフオーカス用電極に接続される端子を夫々示
す。
こ)で、上記抵抗R,の値としては110〜220MO
程度、抵抗R2の値としては20〜40MQ程度、可変
抵抗Rvとしては10〜20MQ程度のものが用いられ
る。上記フオーカス用分割電圧を得るための抵抗器とし
ては従来から種々の抵抗器を組み合わせたものがあるが
、最近第2図に示すフオーカス抵抗器モジュール8が開
発されている。
第2図中、1はフオーカス電圧分割用抵抗器ブロックで
、1枚のァルミナ基板上に特性の良い厚膿抵抗体により
各抵抗器R,,R2,Rvを燐付け、抵抗Rvの抵抗体
表面をカーボン接点の情動子がシャフトの回転により摺
動する様にした摺動装置を取り付けて構成される。この
ブロック1を抵抗体やアルミナ基板と比較的密着性が良
く熱的電気特性の優れたRTVシリコンゴム樹脂2等で
バッファコートして硬化させ、その後外装ケース3に収
納する。次にケース3内の隙間に耐湿性や密着性が他の
樹脂より優れ熱変形温度が高く硬いェポキシ樹脂4を注
入して硬化させ、更に高電圧部分に接続するための高圧
用リード線5、フオーカス電圧取出し用端子6、接地端
子7を夫々取り付けて、フオーカス抵抗器モジュール8
を得る。しかし、上記フオーカス抵抗器モジュール8で
は、RTVシリコンゴムの様な密着性及び熱的電気特性
の優れた樹脂は他の洋形用樹脂に比べ非常に高価であり
、それだけ材料費が高くなると共に、バッファコートし
て硬化させてから外装ケースに入れ隙間にェポキシ樹脂
を充填し硬化させる工程を必要とするため、それだけ作
業工程が多く作業も煩雑で、生産コストが高い等の欠点
があった。
また、シリコンゴムは他の樹脂との密着性が極めて高い
ため、プリコートの表面に沿ってリード線間が短絡する
こともあり、またバッファコートの厚さが薄いと使用時
の温度変化でアルミナ基板が割れることがあり、一方硬
いェポキシ樹脂で外装コートを厚く行なうとェポキシ樹
脂が温度変化により割れてしまうことになり、更に回路
の故障等で抵抗器が過電力の状態で運転され続け発熱し
て樹脂が焦げた場合、ガスの抜ける安全弁となる部分が
なく、爆発的に樹脂がはじき飛ばされ、その破片で機器
の他の部品が破壊される場合を生ずる等の欠点があった
。更に、実際に受像機に使用する場合には、高電圧発生
装置Mとフオーカス抵抗器モジュール8とを別々にセッ
ト内に取付け、その後フオーカス抵抗器モジュール8の
高電圧部のりード線5を高電圧発生装置Mの高電圧出力
側に接続しなければならず、またその部分の絶縁耐力を
充分に保つために大きなスペースをとり、しかも複雑な
絶縁処理を行なわなければならないため、取付けと絶縁
処理に長い時間を要し、更に高圧部品を2個取付け、し
かもセット内で接続を行なうため、大きなスペースを必
要とするので、特に大きな空間を取りにくい小型機種に
は使用できない等の数々の欠点があった。
本発明は上記欠点を除去したものであり、第3図以下と
共に本発明になる抵抗器付直流高電圧発生装置の1実施
例をその製造工程順に説明する。
先ず、第3図に示す如く、アルミナ磁器基板10の面上
に、酸化ルテニューム〜酸化ロジューム系の厚膜(グレ
ーズ)抵抗ペーストと電極及びそのうちの1つに連絡す
る電導層を形成するパラジューム〜銀系の導体ペースト
を印刷し焼成して、抵抗器R,,R2、可変抵抗器Rv
となる抵抗体11と、電極12a,12b,12cと、
導電層13とを形成して、フオーカス電圧分割抵抗器基
板14を得る。次に、第4図に示す如く、上記電極12
a〜12cに錫メッキ銅線等によりなるリード線15a
〜15cを半田16a〜16c等により取付け、また上
記導電層13及び可変抵抗器Rvの部分に摺動接触する
超動接点を有し回転軸56を有する膚動装置17をホル
ダー18によりアルミナ基板10‘こ取付けて、フオー
カス電圧分割用抵抗器ブロック19を得る。
この時導電層13、可変抵抗器Rvの部分、摺敷装置の
摺動接点部分等可変抵抗器となる部分に後の工程で絶縁
処理用の樹脂が侵入しないよう、ホルダー18を基板1
川こ隙間なく固定する。次に、第5図に示す如く、上記
抵抗器ブロック19を後述する外装ケースに組込むため
に、ホルダー18の円筒部20にシリコンゴム又はEP
Tゴム等よりなり溝22を有する保持用ブッシング21
を取付ける。
また、第6図に示す如く、シリコン整流素子をガラスモ
ールドしたガラスモールド型高耐圧整流器D,〜D5と
、磁器誘電体の両平面に銀電極を焼付け両方向にリード
線を取付けェポキシ樹脂等で絶縁処理を施した高耐電圧
セラミックコンデンサC,〜C5とが、第1 1図に破
線で囲んで示す部分26の直流高電圧発生回路を構成す
るように、整流器D,〜D5のリード線23とコンデン
サC,〜C5のりード線24とを半田25等により接続
し、コッククロフト型直流高電圧発生ブロック26を得
る。
なお、ダイオードD,及びコンデンサC4のリード線2
3,24に接続したりード線27、コンデンサC,のり
ード線24の先端に輪状に形成したアース端子28、及
びダイオードD5及びコンデンサC5の出力側のりード
線23,24に接続した高電圧出力端子29を夫々設け
てある。他方、第7図A,Bに示す外装ケース30を用
意する。外装ケース30は、直流高電圧発生ブロック2
6を収納する部分31と、フオーカス電圧分割用抵抗器
ブロック19を収納する部分32と、上記抵抗Ro及び
高圧リード線を収納する部分33と、抵抗器ブロック1
9からのりード線15aを直流高電圧発生ブロック26
の出力端子29に接続するために通す部分34と、抵抗
器ブロック19と直流高電圧発生ブロック26とを隔離
すると共に、抵抗器ブロック19の放熱を良くしまた抵
抗器ブロック19の発熱により直流高電圧発生ブロック
26が高温になるのを防ぐべく隙間35を設けるための
突部36と、入力端子37を取付けた部分38と、ブッ
シング挿入用U字型切欠部39を設けた外周壁40と、
外周壁40に設けたU字型切欠部55の周緑部をなし抵
抗器ブロック19に取付けたブツシング21の溝22に
孫合するU字型突出部41と、上記ホルダー18の爪部
42が係合する溝43とを夫々設けてある。更に外装ケ
ース30の外側底面には、シャーシ(図示せず)に取付
けるための取付部44,45と、後述する絶縁樹脂を注
入硬化させるときにケースが傾くのを防ぐための突起部
46,47とを夫々設けてある。なお、上記部分33,
34は夫々上記ブロック19,26及び抵抗Ro等の接
続に支障のない程度の深さにしてあり、突部36は樹脂
注入量の目安をつけるために外周壁40の高さよりも例
えば3〜5肋程度低くしてある。そこで、第8図に示す
如く、上記外装ケース30の部分31に直流高電圧発生
ブロック26を収納し、また部分33に抵抗器Roを収
納する。更にフオーカス電圧分割抵抗器ブロック19の
摺動装置17のホルダ18の爪部42を溝43に挿入す
ると共に、プッシング21の溝22を突出部41に係合
させることにより、抵抗器ブロックを部分32に収納す
る。この時槽動装置17の回転軸56は切欠部55より
ケース30外に突出する。次に抵抗器ブロック19のリ
ード線15aと固定抵抗器Roの一方のリード線とを直
流高電圧発生ブロック26の出力端子29に接続する。
また固定抵抗器Roの他方のリード線にブッシング48
に挿通され架橋ポリエチレン被覆された高圧リード線4
9の芯線とを接続し、ブッシング48を外装ケース30
の切欠部39に挿入固定し、更に直流高電圧発生ブロッ
ク26のリード線27を入力端子37に接続する。これ
により絶縁処理前のフオーカス抵抗器モジュール付コッ
ククロフト型直流高電圧発生装置50が得られる。次に
、上記の如くにして得られた発生装置50の上に、第9
図に示す如く、1本の比較的太いノズル51の先端から
、電気絶縁用樹脂52を突部36上に注入し、直流高電
圧発生ブロック26及び抵抗器ブロック19の部分に同
時に流し込んで、気泡をまき込まないように各ブロック
の下から上へ徐々に充填して硬化させる。この電気絶縁
用樹脂52としては、例えば本出願人が特豚昭50−3
789で出願した「厚膜抵抗器」の絶縁処理に用いたの
と同様の、耐湿性、吸水性に殴れ、熱的電気特性の優れ
た可擬性のある洋形用不飽和ポリエステル樹脂(例えば
、日立化成工業■製のWP−2601、ラバーラィクレ
ジン(商品名)等)に少量のシランカップリング剤(例
えば、信越化学工業■製のシランカップリング剤KBM
−40劣等)を添加して密着性を向上させた樹脂を用い
る。こ)で密着性は、各ブロックの絶縁基板、抵抗体或
いはガラスモールド型整流器のガラス表面に機械的な力
で剥離しない程度(無理に力を加えると樹脂がちぎれ、
各素子表面に樹脂が付着した状態でとれる程度)の密着
性が望ましい。上記電気絶縁用樹脂52の注入に際し、
両ブロック26,19の部分に夫々2本のノズルで同時
に樹脂52を別々に注入することも考えられるが、この
場合各ノズルと注入個所との位置を精度よく決めなけれ
ば、外装ケース30の内に樹脂が圧入されず外部へこば
れてしまうおそれがあり、また外装ケース30の寸法が
異なる毎にノズルの間隔位置を変更しなければならず、
望ましい方法ではない。
これに対し、上記実施例の如く、1本のノズル51によ
り樹脂52を突部36上からその両側へ同時に流し込ん
でいるため、上記の様な不都合はない。また上記実施例
によれば、各ブロックを構成する素子の下から上へ樹脂
を徐々に充填できるので、空気を巻き込むこともなく、
樹脂注入後の脱気を短時間で済ませることができ、更に
1本の太いノズルで両ブロックに同時に樹脂を注入でき
るので、例えば注入面の広い直流高電圧発生ブロック2
6の側に樹脂を注入して部分34を通して抵抗器ブロッ
ク19側へ樹脂を流し込む場合よりも極めて短時間で樹
脂を注入することができる。また電気絶縁用樹脂52と
してシランカップリング剤を添加した可榛性のある不飽
和ポリエステル樹脂を用いているため、シランカッブリ
ング剤の化学的作用により樹脂がアルミナ基板、抵抗体
、ガラスモールド型整流器のガラス表面に強固に密着し
ているので、上記密着性の悪いために起る沿面放電やコ
ロナ放電の発生のおそれがなく、高湿状態に放置されて
もアルミナ基板、抵抗体及び整流器と樹脂との界面に水
分が付着しないので、吸湿による抵抗値変化や電気化学
的作用による厚膜抵抗体の劣化も生じない。
更に、樹脂に可操性があるため、内部素子にバッファコ
ートを行なわなくても温度変化による樹脂の歪により抵
抗体が剥離したり、内部素子や外装ケースが割れたりす
ることがなく、万一回路の故障等で過電力の状態で運転
され続けて発熱して樹脂が焦げ、ガスが発生しても、樹
脂が軟かし、ので、ガスが外部に容易に吹き出し爆発す
るようなことはない。上記の如く電気絶縁用樹脂52を
所定量注入し硬化させることにより、第10図に示す如
く、入力端子37、接地端子15c,28、フオーカス
用分割電圧取り出し端子15b、先端にブラウン管の陽
極に接続するアノードキャツプ53を設けた高圧リード
線49等の必要最少限の外部接続部分以外の部分を全て
樹脂52で覆ったフオーカス低抗器モジュール付コック
クロフト型直流高電圧発生装置54を得る。なお抵抗器
ブロック19は、爪部42と溝43との係合及びブッシ
ング21の溝22と突出部41との係合によりケース3
0に取付けられているため、第8図に示す矢印A,B方
向及び回転軸56の回転方向と同じ回動方向に対して、
ずれ、ガタつきなく、正確に所定位置に規制されうる。
上記直流高電圧発生装置54の使用回路例を第11図に
示す。第11図中、第1図、第8〜10図と同一部分に
は同一符号を附してある。なお、上記実施例では、直流
高電圧発生ブロックとして第6図に示すブロック26を
用いているが、これに限ることなく、本出願人が先に実
糠昭49−131149で出願したrコッククロフト型
直流高電圧発生装置」に示されている様な直流高電圧発
生ブロックを用いてもよい。
また、抵抗器ブロック19のホルダー18の爪部42と
突部36の側面との係合態様も、上記実施例の如く爪部
42と溝43との係合に限ることなく、例えば突部36
に突出部57のみを設けてこれの両側を爪部42で挟持
する様にしてもよく、また突部36に突出部58のみを
設けて夫々の両側面に爪部42が当援する様にしてもよ
い。
上述の如く、本発明による抵抗器付直流高電圧発生装置
は、固定抵抗部分と可変抵抗用抵抗部分とを組合わせた
抵抗回路を絶縁基板上に形成し、さらに核可変抵抗用抵
抗部分に摺動接触する摺動接点及び回転軸を有する摺動
装置をホルダーにより該絶縁基板に取付けた抵抗器ブロ
ックと、直流高電圧を発生する回路素子よりなる直流高
電圧発生ブロックと、該直流高電圧発生ブロック及び前
記抵抗器ブロックを突出部により互いに隔離された各収
納部に収納した後電気絶縁樹脂を注入される蟹体とより
成り、該萱体の突出部の高さは該崖体の外周壁より低目
に形成し、かつ該突出部の裏面には隙間を設け、また、
該崖体の前記抵抗器ブロックを収納する収納部の外壁の
一部には、前記回転軸を該崖体外に突出させるべく、前
記ホルダーの周縁部に係合する切欠部を形成した構成と
しているため、■ 従釆の如く、抵抗器モジュールと直
流高電圧発生ブロックとを別々の外装ケースに組込み、
夫々に絶縁樹脂を注入し硬化させていたのに比し、崖体
が1個でよく、また絶縁樹脂の注入と硬化に要する手間
と時間が半減し、コストも大きく低減しうる、■ テレ
ビジョン受像機セット等に取付ける際、従来は抵抗器モ
ジュールと直流高電圧発生ブロックとを夫々別々にセッ
トに取付け、セット内で接続しなければならなかったの
に対し、本発明装置1個を取付けるだけで抵抗器ブロッ
クと直流高電圧発生ブロックとをセットに組込むことが
でき、取付けが極めて簡単で、必要なネジとナット及び
手間が半減できる、■ 抵抗器ブロックと直流高電圧発
生ブロックとは崖体内で既に接続されてしかも電気絶縁
用樹脂で覆われて完全に絶縁されているため、従来の様
にセットに取付けてから両ブロックの電気的接続を行な
い更に複雑な絶縁処理を施す必要なく、絶縁処理のミス
による絶縁不良の故障の発勢が皆無になり、信頼性が向
上し、また従来絶縁処理部分の絶縁を保つために必要と
した大きなスペースも必要なく、特に大きなスペースの
とれない小型のテレビジョン受像機に適用して特にその
効果が大である、■ 抵抗器ブロックが崖体内で所定位
置に正確に位置決めされ、抵抗器ブロックが誓体に接触
したり接近したりすることにより起る沿面放電や絶縁破
壊等のおそれがない、■ 達体の突出部めがけてノズル
で電気絶縁用樹脂を流し込んでもこの突出部を伝わって
篭体の外周壁から零れ出るという怖れがないので、電気
絶縁用樹脂を直流高電圧発生ブロックと抵抗器ブロック
の両方の収納部に同時に注入でき、従ってノズルは1本
ですみ、かつ夫々の収納部に個別に注入するのに比べて
時間や工程が節約でき、しかもこの突出部の高さを樹脂
注入量の目安とし得るので、注入量のばらつきを防ぐこ
ともできる。
等の数々の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフオーカス電圧分割用抵抗器と共に用い
られるテレビジョン受像機用高圧出力回路を示す図、第
2図は従来のフオーカス電圧分割用抵抗器の1例の一部
切教斜視図、第3図乃至第5図は夫々本発明になる抵抗
器付直流高電圧発生装置の1実施例に用いるフオーカス
電圧分割用抵抗器ブロックの1実施例を製造工程順に示
す斜視図、第6図は本発明装置に用いるコッククロフト
型直流高電圧発生ブロックの1実施例の斜視図、第7図
A,Bは夫々本発明装置に用いる外装ケースの1実施例
の斜視図及び側面図、第8図乃至第10図は夫々上記外
装ケースに上記抵抗器ブロック及び上記直流高電圧発生
ブロックを組み込んだ状態の平面図、それに樹脂を注入
している状態を示す斜視図、及び樹脂を注入硬化させて
完成させ本発明装置の1実施例の一部切教平面図、第1
1図は本発明装置を適用したテレビジョン受像用高圧出
力回路を示す図である。 10・・・・・・アルミナ基板、17・・・・・・摺動
装置、18・・・・・・ホルダー、19・・・・・・フ
オーカス電圧分割用抵抗器ブ。 ック、21・・・・・・ブツシング、26・・・・・・
コッククロフト型直流高電圧発生ブロック、30・・・
・・・外装ケース、36・・・・・・突部、40・・・
・・・外周壁、41・・・・・・突出部、42・・・・
・・爪部、43・・・・・・溝、51…・・・ノズル、
52・・・・・・電気絶縁用樹脂、54・・・・・・抵
抗器付直流高電圧発生装置。第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 (A) 第7図【B) 第8図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定抵抗部分と可変抵抗用抵抗部分とを組合わせた
    抵抗回路を絶縁基板上に形成し、さらに該可変抵抗用抵
    抗部分に摺動接触する摺動接点及び回転軸を有する摺動
    装置をホルダーにより該絶縁基板に取付けた抵抗器ブロ
    ツクと、 直流高電圧を発生する回路素子よりなる直流
    高電圧発生ブロツクと、 該直流高電圧発生ブロツク及
    び前記抵抗器ブロツクを突出部により互いに隔離された
    各収納部に収納した後電気絶縁樹脂を流し込まれる筐体
    とより成り、 該筐体の突出部の高さは該筐体の外周壁
    より低目に形成し、かつ該突出部の裏面には隙間を設け
    、また、該筐体の前記抵抗器ブロツクを収納する収納部
    の外壁の一部には、前記回転軸を該筐体外に突出させる
    べく、前記ホルダーの周縁部に係合する切欠部を形成し
    たことを特徴とする抵抗器付直流高電圧発生装置。
JP50047398A 1975-04-21 1975-04-21 抵抗器付直流高電圧発生装置 Expired JPS609426B2 (ja)

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