JPS6092222A - 炭化水素類からのc↓2留分の分離精製装置およびその運転方法 - Google Patents

炭化水素類からのc↓2留分の分離精製装置およびその運転方法

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JPS6092222A
JPS6092222A JP20054783A JP20054783A JPS6092222A JP S6092222 A JPS6092222 A JP S6092222A JP 20054783 A JP20054783 A JP 20054783A JP 20054783 A JP20054783 A JP 20054783A JP S6092222 A JPS6092222 A JP S6092222A
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JP
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JP20054783A
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Okiya Saitou
斎藤 興哉
Yoshio Ogura
小倉 良夫
Yoshinori Yokobori
芳徳 横堀
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui Zosen KK
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui Zosen KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 エタン、プロパン、ブタンおよびナフサ等を原料としス
チームクラッキングによりエチレンおよびプロピレン等
を製癒するエチレンプラント;二おいて、デエタナイダ
ーは製品の分離精製のため不可欠の構成l!素設備であ
ル、そこで消費されるエネルギーは製品のエネルギー原
単位に大きな影響を与え、その改善は省エネルギーやエ
ネルギーの有効利用の観点から極めて大きな意義をもつ
従来のデエタナイザー設備は第1図に示すよう(二1塔
の精留塔1と、塔頂コンデンt2. リフラックスドラ
ム3、リフラックスポンプ4およびリボイラー5とから
基本的に構成され操作圧は約14.5〜/−0前後で運
転されている。精留塔1に供給される原料6.7に水素
およびメタンを含む場合、塔頂コンデンサはパーシャル
コンデンサとして操作され、大部分の水素、メタンおよ
びエチレン等のC1留分は蒸気状態で次工程に送られる
。塔頂コンデンサ2における凝縮液の大部分はリフ2ツ
クスト2ム3およびり7ラツクスポンプ4を経て還流と
して精留#Ir1に戻されるので、塔頂コンデンサの所
i!#力は還流比にょ如支配される。
塔頂コンデンサ2での凝縮は一55℃前後で行われるた
め通常冷媒使用負荷I X 10’Kcat/H当ル約
iooom程度の所要動力を要するエチレン冷媒等の高
価な冷凍冷媒を必要とする。
また従来のデエタナイザー設備においては精留塔が1塔
であることからその濃縮部および回収部とも同一圧力で
操作しなければならず、その圧力は塔頂コンデンサ2で
の冷媒温度に見合う圧力が採用され、その結果精留塔内
でC!留分以上の軽質留分(以下C!′″留分と称す)
とC婁留分以下の重質留分(以下Cs留分と称す)とを
分離精製するに際し、その分離の難易の目安である比揮
発度は高い操作圧力によシ自ずからよシ小さい値に設定
される。このためCI留分以上の軽質留分を回収するだ
めの回収部において多数の段数を要するとともに塔底液
中の残存軽質留分の過剰損失が多くなる。また精留塔に
おける高い操作圧力によって精留塔1の底部温度を高く
維持しなければならないためリボイラー5の熱#12と
してスチーム等の高レベルの熱源を必要とする。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、回収部における比揮発度を改善するこ
とによって蒸留操作を容易なものとし、炭化水素類から
C1貿分およびC1貿分よpも軽質留分を容易に分離精
製することができ、かつ還流比を小さくすることによっ
て#Ii頂コンデンサの所要動力を小さくしまた精留塔
塔底温度の低下によってリボイラー熱源の低レベル化を
図ることができる炭化水素類からのC1留分の分離精製
装置およびその運転方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を達成させるために、デエタナイザ
ー梢貿瘉を、塔頂コンデンサ温度によって支配されるl
ll縮部と塔頂コンデンサ温度に支配を受けることのな
い同収部との二基ζ;分離し、回収部の操作圧力を低下
させ、第2塔の塔頂凝縮液を第1塔の濃縮部に供給させ
るようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示す概略的構成図であって
、第1塔のデエタナイザー梢貿塔101と、塔頂留出物
を凝縮させる塔頂コンデンサ102と、リフラックスド
ラム103と、リスラックスポンプ104とを備え、塔
頂留出物の一部が還流されるラインと、塔底液を加熱す
るためのりボイラー105と塔底液を循環させるライン
とを備えている点は従来のデエタナイザー装置と実質的
に同じである。本実施例)二おいて第2塔のデエタナイ
ザー精留塔106と、塔頂留出物を凝縮する塔頂コンデ
ンサ107と、リフラックスドラム108とりフラック
スポンプ109とを備え、塔頂凝縮液の凝縮液を還流さ
せるラインを備えているとともにり7ラツクスボンプ1
09を介して第2塔の塔頂留出物を第1塔のデエタナイ
ザー精留塔の濃縮部に戻すラインを備えている。またデ
エタナイザー精留塔106の回収部には第1塔の場合同
様第2塔塔底液な加熱するりボイラー110が設けられ
加熱された塔底液を回収部に戻すラインが設けられてい
る。
このようなデエタナイザー設備(二おいて、第2塔のデ
エタナイザー精留塔106は第1塔のデエタナイザー梢
留%101の操作圧力よ如も低い圧力で運転される。即
ち第1塔のデエタナイザー精留塔101においては、第
1塔の精留塔のみ力島らな、6従米のデエタナイザー設
備の場合と同様の圧下で運転される。従って第1塔のデ
エタナイザー棺留塔101におりては原料111中の水
素、メタン等のような軽質留分のほとんど大部分が除去
された第1塔の塔底液は第2塔のデエタナイザー精留梧
106に供給される。また必要に応じて精留塔106に
原料112が導入される。精留塔106においてはgi
#Eの精留塔101よりも低い操作圧力とされているの
で、比揮発度が向上するため(:精留塔106における
塔頂留出物はC2−留分が高濃度に濃縮された状態とな
る。精留塔106の塔頂留出物は塔頂コンデンサ107
において凝縮され凝縮物の一部は必要に応じて再び精留
ff1(lに還流される。コンデンサ107 ニおける
所要動力は第1塔に比べて水素、メタンが少くかつ濃縮
度がマイルドな分だけ低圧操作にかかわらず低グレード
の冷媒が使用でき所要動力を小さくすることができる。
また塔頂コンデンサ107における凝縮物の全部又は一
部はりフラックスドラム108、す7ラツクスボンプ1
09を経て第1塔の精留塔101の濃縮部に供給される
。この場合供給液は精留塔101における原料111の
供給位置よシも上方の濃縮部に供給される。即ち第2塔
の精留塔106の塔頂留出物はCI−留分に富むと同時
に若干のC,、C4留分をも混在している。従ってこの
ような性状の第2塔塔頂留出液は第1塔の濃縮部に供給
することによって留出液中に含まれる若干量の重質留分
が濃縮部におけるC3留分の吸収剤として働らくため第
1塔塔頂へ供給される還流液を大幅に低減することがで
きる。
従って第1塔の塔頂コンデンサ102の所要動力を小さ
くすることができる。1@2塔の精留塔106の低圧操
作は精留塔106の塔底温度を下げ、リボイラー110
で使用される熱媒の温度低下をもたらす。即ちリボイラ
ー110における熱媒をスチーム使用から熱媒レベルの
低い例えば温廃水を使用することができる。更に塔底プ
ロセス流体の低温を利用して冷熱回収を期待することが
できる。
なお本発明において@1塔の精留塔101の原料供給段
下に若干の回収段を設けることによって第2塔の塔頂コ
ンデンサ107の凝縮温度をよυ高く、即ち使用冷媒の
低グレード化を図ることもできる。
実施例1 第1表に示すようにデエタナイザー精留塔を1塔を有す
る従来のデエタナイザー設備と精留塔を2塔を有する本
実施例におけるデエタナイザー設備における性能を調べ
た。第1表において原料供給量、原料組成および原料供
給温度を一定とし、従来例においては操作圧力を14.
3〜/cjG、本実施例においては第1塔を14.2K
t/aiG、第2塔では7.2Kf/at(1とした。
第1表から明らかなよう:二本実施例においては従来例
と比較し塔頂留出物中のCs 留分の量が少なく、また
第2塔の塔底留出物におけるC1−留分の量が少ない。
従ってデエタナイザー精留塔における分離精製効果が優
れていることがわかる。更に本実施例においては従来例
に比べ冷媒使用量(冷凍能力換算)が少なくまkfI&
媒グレードの低い温廃水を適用できゐことがわかる。
また一般的に従来の1塔式デエタナイザー設備(二おい
ては塔頂コンデンサーにて使用する一60℃程度の温度
レベルの冷凍冷媒量は、所要還流比に支配され、また所
要還流比は原料供給温度によっても異なるが、−18℃
程度の原料供給温度においては0.4以上の還流比を必
要とするので、30万トンエチレンプラントにおいては
その所要冷凍動力は概ね3500〜4ooomを消費す
ることになる。しかるに前記2塔化方式(=おいては第
2塔の精留塔において低圧にて操作される結果、主とし
て回収部よりなる第2塔の塔頂凝縮液を主として濃縮部
よりなる第1塔の原料供給段より上方に供給することに
よシ第1塔の還流比を従来のα4から0.3以下に低減
することが可能であることが判明した。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば少なくとも原料供(11) グ、105,110・・・リボイラー。
給段の1つを含む主として濃縮部からなる第1塔と第1
塔塔底液を少なくとも1つの供給原料とし主として回収
部よシなる第2塔とに分割しているので第2塔の操作圧
力を第1塔の操作圧力よりも低く設定することによって
回収部の比揮発度を向上させ、第1塔の所要還流を低減
し、第1塔の還流量の不足分を第2塔の塔頂液を第1塔
の濃縮部に供給することによって補い、このときCl 
留分に富みC3,C4留分を含む第2塔の塔頂蒸気をグ
レードの低い安価な冷媒で凝縮化できるようにするとと
もに第1塔の濃縮部におけるC3留分の吸収除去効率を
高くし、C2留分の分離精製効果を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のデエタナイザー設備を示す概略的構成図
、第2図は本発明の一実施例を示すデエタナイザー設備
の概略的構成図である。 101.106・・・精留塔、 102,107・・・
塔頂コンデンサ、 103,108・・・リフラックス
トラム、104,109・・・リフラックスボン(12
) 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 第1のデエタナイザー精貿塔と、第1のデエタ
    ナイザー稍貿塔の塔y4凝縮液を咳塔の頂部に還流させ
    るラインと、前記第1のデエタナイザー精留塔の塔底液
    の少なくとも一部が原料として供給される第2のデエタ
    ナイザー梢留塔と、第2のデエタナイザー稍留塔の塔頂
    凝縮液の全部又は一部を前記第1のデエタナイザー精留
    塔における原料供給股上の濃縮部に供給させるラインと
    、を備えたことを特徴とする炭化水素類からのC8留分
    の分離精製装置。
  2. (2) エチレン等のCs貿分な含み、主として水素お
    よび炭化水素類からなる混合物からC!貿分およびC冨
    留分よりも軽質留分を分離精製する装置の運転方法1=
    おいて、前記混合物を少なくとも原料供給段の1つを含
    む主として濃縮部からなる第1のデエタナイザー精貿塔
    に供給し、第1のデエタナイザー精留塔の塔底液を少な
    くとも1つの供給原料とし主として回収部よシなる第2
    のデエタナイザー精留塔に供給するとと4に第2のデエ
    タナイザー精留塔の操作圧力を第1のデエタナイザー精
    貿塔の操作圧力よシも低くし、かつ第2のデエタナイザ
    ー精留塔の塔頂凝縮液の全部又は一部なlK1のデエタ
    ナイザー精留塔における原料供給段よυも上部の濃縮部
    に供給させることを特徴とする炭化水素類からのC3留
    分の分離精製装置の運転方法。 およびその他の炭化水素類からなる混合物からC1貿分
    およびC3留分よシも軽質留分を分#I精製する装置お
    よびその運転方法に関する。
JP20054783A 1983-10-26 1983-10-26 炭化水素類からのc↓2留分の分離精製装置およびその運転方法 Granted JPS6092222A (ja)

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JPS6247849B2 JPS6247849B2 (ja) 1987-10-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6964181B1 (en) 2002-08-28 2005-11-15 Abb Lummus Global Inc. Optimized heating value in natural gas liquids recovery scheme
CN104817421A (zh) * 2015-03-23 2015-08-05 七台河宝泰隆煤化工股份有限公司 一种轻烃分离装置轻烃分离的方法
US10851311B2 (en) 2015-08-28 2020-12-01 Uop Llc Processes for stabilizing a liquid hydrocarbon stream

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