JPS6089090A - 可撓性発熱線 - Google Patents
可撓性発熱線Info
- Publication number
- JPS6089090A JPS6089090A JP19631283A JP19631283A JPS6089090A JP S6089090 A JPS6089090 A JP S6089090A JP 19631283 A JP19631283 A JP 19631283A JP 19631283 A JP19631283 A JP 19631283A JP S6089090 A JPS6089090 A JP S6089090A
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- JP
- Japan
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- wire
- heating wire
- flexible
- conductor wire
- flexible heating
- Prior art date
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- Pending
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- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電気カーペット、施工床暖房機器等に用いる可
撓性発熱線に関する。
撓性発熱線に関する。
従来例の構成とその問題点
従来、大きな正の抵抗温度係数（以下ＰＴＣと略す）を
有する発熱層を有する可撓性発熱線は第１図のような構
造であった。すなわち、芯糸１．１′上にスパイラル状
に第１、第２の電極２．２′を巻き、その上にＰＴＣの
発熱層３、絶縁外被４を順次設けていた。しかしながら
、高容量機器用のヒータとして適用するには、電極２．
２′の抵抗値を下げることが必要で、そのためには、最
も導電率の高い銅線を用い、かつ線径を太くして用いる
３ ・ ・ 必要があった。この太い銅線は、芯糸１．１′上に、ヒ
ータ径は細い程よいという制約より０゜４〜０．６ｍｍ
程度の小さな径で巻かわるとともあり、折り曲げテスト
に対し、断線に至り易いという問題があった。また、第
２図のような発熱層３を中心とする構造も提案されてい
たが同様の問題があった。
有する発熱層を有する可撓性発熱線は第１図のような構
造であった。すなわち、芯糸１．１′上にスパイラル状
に第１、第２の電極２．２′を巻き、その上にＰＴＣの
発熱層３、絶縁外被４を順次設けていた。しかしながら
、高容量機器用のヒータとして適用するには、電極２．
２′の抵抗値を下げることが必要で、そのためには、最
も導電率の高い銅線を用い、かつ線径を太くして用いる
３ ・ ・ 必要があった。この太い銅線は、芯糸１．１′上に、ヒ
ータ径は細い程よいという制約より０゜４〜０．６ｍｍ
程度の小さな径で巻かわるとともあり、折り曲げテスト
に対し、断線に至り易いという問題があった。また、第
２図のような発熱層３を中心とする構造も提案されてい
たが同様の問題があった。
なお芯糸１は発熱線の引張強度の保持のために必要なも
のであり、省くことはできないという条件がある。
のであり、省くことはできないという条件がある。
発明の目的
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、線径か細く
、かつ折曲断線強度の強い高容量の可撓性発熱線を提供
することを目的とする。
、かつ折曲断線強度の強い高容量の可撓性発熱線を提供
することを目的とする。
発明の構成
本発明は芯糸１と電気導体線５とよりなる複合芯糸上に
金属導体線２をスパイラル状に巻いて、この電気導体線
と金属導体線の両者を第１の電極とし、第１、第２の電
極間に発熱層を設けたものである。
金属導体線２をスパイラル状に巻いて、この電気導体線
と金属導体線の両者を第１の電極とし、第１、第２の電
極間に発熱層を設けたものである。
実施例の説明
本発明実施例の可撓性発熱線は第３図、第４図のように
構成さ扛る。すなわち、芯糸１と電気導体線５とよりな
る複合芯糸上に金属導体線２をスパイラル状に巻き、こ
扛らの金属導体線２と電気導体線５の両方が第１の電極
線として用いられる。
構成さ扛る。すなわち、芯糸１と電気導体線５とよりな
る複合芯糸上に金属導体線２をスパイラル状に巻き、こ
扛らの金属導体線２と電気導体線５の両方が第１の電極
線として用いられる。
なお、これらは長さ方向のどの箇所でも同電位となるた
め、両者が離れていても、所々接触しても、問題はない
。また、この芯糸１と電気導体線５．５′は平行に収束
されてその上にスパイラル巻さ扛ても、あるいは予め、
撚り糸化された後、スパイラル巻されてもよい。ここで
使用さ扛る芯糸１としては電気導体線５と熱膨張率の近
いものが望ましく、電気導体線５に銅線等を用いる場合
、熱膨張および収縮の少ない繊維が望ましい。中でもガ
ラスセンイや芳香族ポリアミド繊維が適し、線径が３０
００デニール以下の細い芯糸で、かつ、強力な糸の時、
その効果が大きい。（芳香族ポリアミド繊維はこの点か
ら最適である。） また、金属導体線２は導電率の高い銅及び銅合金線が適
し、その線の断面積は第６図ａに示す様５ぺ゛ に０．０１５〜０．０５ ｍｍ ２の範囲において折曲
強度が強く、また第６図すのごとく電気導体線５は０．
０５ｍｍ２以下の場合に折曲強度が強い。なお、６は発
熱層３上方の第２の電極、また１′、２′で第２の電極
が形成さ扛、と扛は上記第１の電極と上、下関係、平行
関係となっている。
め、両者が離れていても、所々接触しても、問題はない
。また、この芯糸１と電気導体線５．５′は平行に収束
されてその上にスパイラル巻さ扛ても、あるいは予め、
撚り糸化された後、スパイラル巻されてもよい。ここで
使用さ扛る芯糸１としては電気導体線５と熱膨張率の近
いものが望ましく、電気導体線５に銅線等を用いる場合
、熱膨張および収縮の少ない繊維が望ましい。中でもガ
ラスセンイや芳香族ポリアミド繊維が適し、線径が３０
００デニール以下の細い芯糸で、かつ、強力な糸の時、
その効果が大きい。（芳香族ポリアミド繊維はこの点か
ら最適である。） また、金属導体線２は導電率の高い銅及び銅合金線が適
し、その線の断面積は第６図ａに示す様５ぺ゛ に０．０１５〜０．０５ ｍｍ ２の範囲において折曲
強度が強く、また第６図すのごとく電気導体線５は０．
０５ｍｍ２以下の場合に折曲強度が強い。なお、６は発
熱層３上方の第２の電極、また１′、２′で第２の電極
が形成さ扛、と扛は上記第１の電極と上、下関係、平行
関係となっている。
発熱線は、高容量採暖具を暖ためるための、大電流を通
すとと刀）必要であり、本発明が特に重要になる。これ
ら第１、第２の電極が抵抗が高く発熱してしまえば、発
熱層３にかかる電圧が低下してＰＴＣ特性を得にくくな
る。そのため、先に述べたように抵低抗化した第１、第
２の電極が必要となる。しかし、この第１、第２の電極
を多少発熱する程度の適度の抵抗値として、第５図に示
すような等価回路構成で通電初期の突入大電流を制限さ
せる場合もある。図中７は電極抵抗であり、８は発熱層
３の抵抗で温度Ｔによる可変抵抗（ＰＴＣ抵抗）である
ことを示す。
すとと刀）必要であり、本発明が特に重要になる。これ
ら第１、第２の電極が抵抗が高く発熱してしまえば、発
熱層３にかかる電圧が低下してＰＴＣ特性を得にくくな
る。そのため、先に述べたように抵低抗化した第１、第
２の電極が必要となる。しかし、この第１、第２の電極
を多少発熱する程度の適度の抵抗値として、第５図に示
すような等価回路構成で通電初期の突入大電流を制限さ
せる場合もある。図中７は電極抵抗であり、８は発熱層
３の抵抗で温度Ｔによる可変抵抗（ＰＴＣ抵抗）である
ことを示す。
次にさらに具体的な実施例についてのべる。
芯糸１として１５００デニールの芳香族ボリア６ ″
・′ ミドと金属導体線５として４本の直径０．１５ｍｍの銅
銀線とを撚った後、電気導体線２として直径０．２３
ｍｍの銅銀線を厚さ０．０８ ｍｍに製箔し、ピッチ０
．９ ｍｍでスパイラル状に巻きつけて第１、第２の電
極とした。第１、第２の電極の抵抗は１ｍ長当り０２２
Ω／ｍであった。この第１、第２の電極２本を平行に製
線押出機にかけ、第４図のようにカーボンブラック−ポ
リエチレン−酢ビ共重合体を主成分とする発熱層３間に
設け、電子線架橋の後、外被４′ｆ：設けた。第１、第
２の電極間の発熱層３抵抗値は１ｍ長当り、常温で３０
０Ωであった。この可撓性発熱線を４０ｍづつ２本に切
断し、各々１畳分ずつの面積で２青用カーベントに配線
した。そ扛を交流１００ｖを印加して第５図のような回
路で通電したところ、温度７５°ＣにＰＴＣ最高温度を
もつ、局所過熱のないすぐ扛た電気カーペットが構成さ
れた。このカーペットの折り曲げテス）Ｔｈ９００往復
でさせたところ、従来形の第１図の発熱線の折曲強度２
８０回（この１場合電極２は直径０．５ ｍｍＯ銅銅純
銅線さ０．２７ベー゛ ｍｍに製箔したものをピッチｉ、５ｍｍでヌパイラル状
に形成）に対し、本発明実施例の発熱線では２３０００
回の折曲強度を示した。
・′ ミドと金属導体線５として４本の直径０．１５ｍｍの銅
銀線とを撚った後、電気導体線２として直径０．２３
ｍｍの銅銀線を厚さ０．０８ ｍｍに製箔し、ピッチ０
．９ ｍｍでスパイラル状に巻きつけて第１、第２の電
極とした。第１、第２の電極の抵抗は１ｍ長当り０２２
Ω／ｍであった。この第１、第２の電極２本を平行に製
線押出機にかけ、第４図のようにカーボンブラック−ポ
リエチレン−酢ビ共重合体を主成分とする発熱層３間に
設け、電子線架橋の後、外被４′ｆ：設けた。第１、第
２の電極間の発熱層３抵抗値は１ｍ長当り、常温で３０
０Ωであった。この可撓性発熱線を４０ｍづつ２本に切
断し、各々１畳分ずつの面積で２青用カーベントに配線
した。そ扛を交流１００ｖを印加して第５図のような回
路で通電したところ、温度７５°ＣにＰＴＣ最高温度を
もつ、局所過熱のないすぐ扛た電気カーペットが構成さ
れた。このカーペットの折り曲げテス）Ｔｈ９００往復
でさせたところ、従来形の第１図の発熱線の折曲強度２
８０回（この１場合電極２は直径０．５ ｍｍＯ銅銅純
銅線さ０．２７ベー゛ ｍｍに製箔したものをピッチｉ、５ｍｍでヌパイラル状
に形成）に対し、本発明実施例の発熱線では２３０００
回の折曲強度を示した。
なお、第３図に示す電極６は、巻径が太くとれるため、
太い電極ヲ用いても、折曲強度の低下は小さく、この構
造で折曲断線強度は非常に高く、問題を生じていない。
太い電極ヲ用いても、折曲強度の低下は小さく、この構
造で折曲断線強度は非常に高く、問題を生じていない。
発明の効果
本発明では、ＰＴＣ発熱層を有する発熱線において、ヒ
ータ線径が細く、引張強度、折曲強度共に強い可撓性発
熱線を構成できる。
ータ線径が細く、引張強度、折曲強度共に強い可撓性発
熱線を構成できる。
第１図、第２図は従来の発熱線の構造を示す正面図、第
３図、第４図はそ扛ぞ扛本発明の実施例の可撓性発熱線
の構造を示す正面図、第５図は等価回路図、第６図ａ、
ｂは特性図である。 １・・・・・・芯糸、２・・・・・・電気導体線、３・
・・・・・発熱層、５・・・・・・金属導体線。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名派
３図、第４図はそ扛ぞ扛本発明の実施例の可撓性発熱線
の構造を示す正面図、第５図は等価回路図、第６図ａ、
ｂは特性図である。 １・・・・・・芯糸、２・・・・・・電気導体線、３・
・・・・・発熱層、５・・・・・・金属導体線。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名派
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）芯糸と少なくとも電気導体線とよりなる複合芯線
上に金属導体線をスパイラル状に巻いてこれらの電気導
体線と金属導体線とで第１の電極を形成し、この第１の
電極と他の第２の電極間に、正の抵抗温度係数（以下Ｐ
ＴＣと略す）を有する発熱層を設けた可撓性発熱線。 ■ 第１、第２の電極線を平行に設けた特許請求の範囲
第１項記載の可撓性発熱線。 ａ 発熱層を介して下と上に第１、第２の電極を設けた
特許請求の範囲第１項記載の可撓性発熱線。 ■ 芯糸が３０００デニール以下の有機繊維糸である特
許請求の範囲第１・項記載の可撓性発熱線。 ６ 有機繊維糸が、芳香族ポリアミド繊維である特許請
求の範囲第４項記載の可撓性発熱ｌｓ。 ｅ 金属導体線および電気導体線が銅または銅合金線で
ある特許請求の範囲第１項記載の可撓性発２べ−゛ 熱線。 （７）金属導体線が断面積０．０１５〜０．０５ ｍｍ
２の製箔銅線である特許請求の範囲第６項記載の可撓性
発熱線。 ｅ 電気導体線が断面積０．０５ ｍｍ ２以下である
特許請求の範囲第６項記載の可撓性発熱線。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19631283A JPS6089090A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 可撓性発熱線 |
| CA000454007A CA1235450A (en) | 1983-05-11 | 1984-05-10 | Flexible heating cable |
| US06/609,216 US4575620A (en) | 1983-05-11 | 1984-05-11 | Flexible heating wire |
| DE8484303231T DE3482159D1 (de) | 1983-05-11 | 1984-05-11 | Flexibler heizdraht. |
| EP84303231A EP0125913B1 (en) | 1983-05-11 | 1984-05-11 | Flexible heating wire |
| US06/797,155 US4742212A (en) | 1983-05-11 | 1985-11-12 | Flexible heating wire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19631283A JPS6089090A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 可撓性発熱線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6089090A true JPS6089090A (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=16355711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19631283A Pending JPS6089090A (ja) | 1983-05-11 | 1983-10-20 | 可撓性発熱線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6089090A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0586927U (ja) * | 1992-05-06 | 1993-11-22 | 東洋製罐株式会社 | 物品搬送装置 |
| JP2013077384A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Matsubun Industries Inc | 面状発熱体 |
-
1983
- 1983-10-20 JP JP19631283A patent/JPS6089090A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0586927U (ja) * | 1992-05-06 | 1993-11-22 | 東洋製罐株式会社 | 物品搬送装置 |
| JP2013077384A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-25 | Matsubun Industries Inc | 面状発熱体 |
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