JPS608563A - リードスクリュー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばプリンタにおける印字ヘッドまたは磁
気ディスク装置における磁気ヘッド等のヘッド移動に利
用するリードスクリューに関ｔろものである。

ヘッドの移動にリードスクリューを用いることは公知で
あるが、公知のリードスクリューは螺旋状溝の側壁が外
筒面から垂直に落ち込んだ角形乞なすものであった。か
かる溝形状によると、リードスクリューを正面から見た
とき、溝の底の一部が溝の外縁部に隠れ、いわゆるアン
ダーカット部を生じる。したがってこれ１では、かかる
リードスクリューはプラスチック成形が採用できず、止
むなく切削加工にて形成していた。切削加工で螺線状溝
な形成するには、高度の加工技術と長い加工時間を要し
、加工コストが烏くついていｆｃ０本発明の目的は、い
わゆる丁ンダーカ゛７ト部な生じることなしにプラスチ
ック成形によって製造できろリードスクリュー馨提供す
ることである。

そこで第１図に示す如き公知のリードスクリュー１の螺
旋状溝２について考察しよう。この溝２の断面形状は第
２図示のように矩形状、つまりその側壁が外同面に対し
垂直に落ち込んでいる。このだめに、溝２の外エッヂ５
によって内エツジ（底エッヂ）４が隠れる部分５が生じ
る。この部分５（１、いわゆるアンダーカットと称され
る部分であって、この隠れる部分５が存在するが故に、
これ寸ではかかるリードスクリュー１をプラスチック成
形で１Ｍ造するができなかったのである。

今、リードスクリュー１０回転角をβとするとそのとき
の溝２の進みｉｘは、 ・・・・・・・・・（１１ Ｘ＝Ｙ面一β ただしＰは溝２のピッチ で表わされる。

リードスクリュー１を正面から見たときの溝２の外エッ
ヂ３に ｙ　＝　Ｒ００８β ＝　Ｒ００Ｂ平β　・・・・・・・・・（２）で表わさ
れ、また内エッヂ４は ｙ冨ｒ　ＯＤＳβ ＝　ｒ　０Ｏ８−”−Ｘ　−・・・−・−（３１で表わ
される。ここにおいてＲ及びｒ　７４　’）−トスクリ
ユー１及び溝２の底の各半径である。

そして中心軸から高さｙｉなる位置の外工゛ンヂ５およ
び内エッヂ４の各Ｘ座標＠Ｘａ、ＸｂとするとＸａ−Ｘ
ｂがその高さ位置におけるアンダーカット量（溝２の底
の隠れ量）である。Ｘａ−ＸｂはＩＪ　−トスクリユー
１の中Ｉｕ軸回りのｙ軸からの回転角度βａ、βｂとす
ると次式で表わされる。

ｘ＆−ｘｂ一台（βａ−βｂ　）　−・−ｔ４）−万、
βａ、βｂは βａ　＝＝　（’！０８−Ｊ　Ｖｒ− β、−６゜８−・ｌ θ ＝　ｃｏ８−、　ｒｓｉｎ−Ｈ ＝　ａ０８−”　５ｉｎ−−−−（６１で表わされるか
ら、したがって式＋５１　、　＋６１　Ｙ式（４）に代
入することによって となる。

そこで上記関係（７）に鑑みて、本発明のリードスクリ
ュー６は第３図に示す如き溝７とした。溝７は底がＬだ
け挟まり、側壁が傾斜して落ち込んだ形状である。溝６
の底の狭１すＬｕ、 なる関係ケ満足するように設定される。ここに０は成形
型の分割角度（中１し角）である。式（８）を満足する
ように、Ｌ　、　Ｐ　、　Ｒ、ｒ　、θを定めれば、ア
ンダーカットが生じないからプラスチック成形によって
製造することが口■能である。、第５図において、８は
溝７に嵌合してリードスクリュー８０回転により右方へ
または左方へ送られるスクリューコマである。

一方リードスクリューの溝７の形状は、スクリューコマ
８に垂直分力を余り与えないことが望１しく、このため
には側壁に傾斜角度が小さい万が望ましい。そこで成形
型により成形・可能であると同時に、側壁の傾斜角度を
小さくするには、成形型の分割数を増やしたシ、溝７の
ピッチＰ７小さくとるようにすればよい。しかし分割数
を増やすと型構造が復調になるから、溝７のピッチル２
適当に設定することが好寸しい。

さらにリードスクリューにはキャリアの往および復ケと
もに溝によって行うものがあり、復路の溝では戻り速＃
を早めるためにそのピッチを大きくしている。この場合
溝の形状はピッチの大きい復路の万で上記式（８）を満
たすものでなければならない。

いまたとえば復路の溝のピッチＰ　＝　２５．４　ｍ／
ｒθＶとし、リードスクリューの直径２Ｒ＝１５■とし
た場合に、成形型馨２分割にするときは、第４Ａ図示の
溝７ａのように傾斜角度αａ＝５＆５度となる。また３
分割にするときは第４Ｂ図示の溝７ｂのように傾斜角度
αｂ＝３５．９［となる。また４分割にするときは、第
４０図示の溝７Ｃのように傾斜角度αｃ＝２５．９ｔ［
となる。さらに６分割にするときに、第４Ｄ図示の溝７
ｄのように傾斜角度α（１＝１６．７度となる。

さらに往復の溝？もつ分割型では、型の種類を少なくす
るために、溝の両端部を除いて全て同じ形にすることが
望ましい。このためには往復の溝のピッチの関係を適当
に選択することにより、往復の溝の交点をいくつかの軸
方向の直線上に並べこの交点を通る軸方向の直線を分割
線とする。これにより同一の溝の形をもった複数の分割
型による成形型とすることができ、型の構成が簡単とな
る。

そこで上記した棟々の条件を満たすものの一実施例とし
て第５図に示したリードスクリュー９は往復の溝のピッ
チの関係を１：５とすることにより、往復の溝の交点を
円周上の９０度ずつ位相のずれた４木の直線上に並べた
。これにより成形型ケ４分割することが容易となる。つ
ぎに復路ピッチＰ　’！　２５．４　ｍ　／　ｒｅｖと
しリードスクリューの直径２　π ２Ｒ１ｋ１５■として成形型を４外削θ＝□の場合には
、上記した第４０図示の溝７Ｃの形となり、側壁の傾斜
自明ハαｃ＝２５．９３であるので、スクリューコマ８
に垂直分力を余り与えない形状となる。

なお本発明は上側に限られるものでなく、（８）式を充
たす種々の分割数、ピッチなどのリードスクリューが得
られる。またキャリアの戻りを溝によらず他の手段で行
うものでは、送り用の溝について（８）弐馨充たすこと
になる。また溝は、第６図示の溝６０′のように底部を
円弧に形成し、ヌクリューコマ１０の突起１０ａ’ｌ溝
６ｃにほぼ合致する形状としてもよい。また成形型の分
割位置についても、上記した位置から中心軸回りに４５
°回転した位置で分割してもよい。

以上のように本発明によれば、プリンタのリードスクリ
ューの溝？、溝の底の一部分が溝の先に隠れることのな
い形状とし、これによりプラスチック成形によシリード
スクリューケ製造できる。

このためにリードスクリューの軽量化が達成でき、慣性
モーメントラ減少でき、コストダウンに役立ち、機構制
御の信頼性が向上する。合成樹１１旨であるので摩擦係
数が小さく潤滑の必要がない。またこのリードスクリュ
ーを成形型を用いて成形するので、切削加工が不要とな
り加工時間が短縮でき加工コストが低下できる。また量
産性が向上し、安定した高品質のものが提供できる。−
！だ分割線上に往路および復路の交点を並べることによ
り、分割型の母型の共通化が可能となり一型の製造が容
易で安価となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の溝形状の説明図、第２図は溝の断面図、
第３図は本発明の溝形状の一例ケ示す断面図、第４Ａ図
乃至第４Ｄ図は溝の側壁の傾斜角度を説明するだめの断
面図、第５図は本発明の一実施例を示すリードスクリュ
ーの正面図、第６図は本発明の溝形状の他の例？示す断
面図である。 ６．９・・・リードスクリュー ７．７ａ、、７ｂ、７ｃ　、７ｃ’、７ｄ・・・溝堀　
上 特許出願人　株式会社　精　工　舎 代理人　弁理士　最　上　務 手続補正内（自発） 昭和５９年７月３ｏＩｍ１ １Ｉｎ和５８年　特ｈ′［願　第１０３８０５号２　発
明の名称 ヘッド移動用のリードスクリュー 代表取締役　横　山　雄　− 明ＩＩ内の発明の詳細な説明の欄 ６　補正の内容 （１〉明細書第４頁第７行 ６０ 「Ｒｃｏｓ−β」を、ｒＲｃｏｓ”　ｘ　Ｊと補正Ｐ　
Ｐ ηる。 （２）同第６頁第１５行 「復調」を、「複雑」ど補正づる。 （３）同第６頁第５行 ［リードスクリュー８」を、［リードスクリＪ−−６］
と補正づる。 以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）複数に分割された成形型を用いて成形されたプラ
   スチック成形品であって、円柱状軸の外筒面に形成され
   た螺旋状の溝が Ｉ、　＞　−（。ａｓ−”Ｓｉｎ　！！−（！０８−”
   　Ｆｌｉｎ　！！−１３６０Ｒ２ま ただし、Ｐ：溝のピッチ Ｒ：軸の半径 ｒ：溝の底の半径 θ：成形型の分割角度 Ｌ：溝の底の挟まり なる関係にあることを特徴とするヘッド移動用のリード
   スクリュー、 （２、特許請求の範囲第１項において、上記溝が往路６
   ビツチに対して復路１ピツチの割合で形成され、上記成
   形型は往路と復路との交点を辿る軸方向の４木の線を分
   割線として４分割されたものであるヘッド移動用のリー
   ドスクリュー。 （３）特許請求の範囲第１項において、上記溝が往路３
   ピツチに対して復路１ピツチの割合で形成され、上記成
   形型は往路と復路との交点を通る軸方向の４本の線の中
   間を分割線として４分割されたものであるヘッド移動用
   のリードスクリュー、