JPS608512Y2 - ケーブル絶縁接続部 - Google Patents

ケーブル絶縁接続部

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Publication number
JPS608512Y2
JPS608512Y2 JP2784580U JP2784580U JPS608512Y2 JP S608512 Y2 JPS608512 Y2 JP S608512Y2 JP 2784580 U JP2784580 U JP 2784580U JP 2784580 U JP2784580 U JP 2784580U JP S608512 Y2 JPS608512 Y2 JP S608512Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
corrosion layer
protection device
insulated
junction box
Prior art date
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Expired
Application number
JP2784580U
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English (en)
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JPS56129140U (ja
Inventor
貢 相原
潤一 品川
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は防食層保護装置のリード線部分の電圧降下を少
なくする場合に有用なケーブル絶縁接続部に関するもの
である。
(考案の技術的背景とその問題点) 超高圧ケーブル線路は、シース回路損失を減じるため、
所定の線路長毎にケーブルシース間を絶縁し得る絶縁接
続箱によってケーブルの接続を行い、ここでケーブルシ
ースのクロスボンドを施している。
ところで、前記の絶縁接続箱には防食層が被覆されてい
るが、上記のようにクロスボンドを施した線路にサージ
が侵入すると、クロスボンドされた絶縁接続箱にサージ
電圧が発生し、防食層が破壊されるおそれがある。
このため、クロスボンドされた絶縁接続部には、第1図
に示すように防食層保護装置が設けられている。
すなわち、A相ケーブルIA、1’A、B相ケーブルI
B、1’B、C相ケーブル1G、1’Cはそれぞれ絶縁
接続箱2A、 2B、 2Cにより、シース間を絶縁
して接続し、絶縁接続箱2AのケーブルIC側シースと
絶縁接続箱2Bのケーブル1’B側のシース、絶縁接続
2BのケーブルIC側のシースと絶縁接続箱2Cのケー
ブル1’C側のシース、絶縁接続箱2CのケーブルIC
側のシースと絶縁接続箱IAのケーブル1′A側のシー
スはクロスボンディングワイヤ3A。
3B、3Cによってそれぞれ電気的に接続されている。
また、絶縁接続箱2A、2B、2Cの各ケーブルIA、
IB、IC側のシースは、リード線4A、4B、4Cに
よって通常三相一括型の防食層保護装置5に接続され、
接地線6を介して接地されている。
しかしながら、このような防食層保護装置の設置方法に
おいては空間の節約上、防食層保護装置5を絶縁接続箱
から離れたマンホールの壁面に設置しなければならない
ので、配線に要するリード線が長くなり、この結果リー
ド線部分のインダクタンスを大きくシ、もってこの部分
の電圧降下を大きくし、ひいては防食層保護装置の期待
するサージ抑制効果を有効に発揮でき得ない不都合があ
った。
一方、リード線を短かくしたものと解されるケーブル絶
縁接続部としては、1個の防食層保護装置を絶縁接続箱
の外側に配設してなるものが知られている。
(特公昭35−15181号)。しかし、かかるケーブ
ル絶縁接続部においては、防食層保護装置に接地線が取
付けられていないので、ケーブルシースと対地間に侵入
する誘導電圧を制限でき得ない難点がある。
(考案の目的) 本考案は上記事情に基づきなされたもので、防食層保護
装置のリード線を短長にしてこのリード線部分の電圧降
下を小さくしかつ、ケーブルシースと大地間に侵入する
誘導電圧をも制限しうるケーブル絶縁接続部を提供せん
とするものである。
(考案の概要) 本考案においては、絶縁接続箱の外側に、連結リード線
で直列接続した2個の防食層保護装置を配置し、連結リ
ード線を接地線でアースすることにより前記目的を遠戚
している。
(考案の実施例) 以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。
第2図において、中間に絶縁筒を有する各相の絶縁接続
箱2A’、 2B’、 2C’の外側には、それぞ
れ連結リード線9で直列接続した2個の防食層保護装置
8,8′が配置されている。
しかして、例えば左側の各防食層保護装置8の非接続側
すなわち連結リード線9が接続されていない側と絶縁筒
を境として左側の絶縁接続箱2A’、 2B’、
2C’とはそれぞれリード線7a、7b、7cにより電
気的に接続されている。
また、右側の防食層保護装置8′の非接続側と右側の絶
縁接続箱との間も同様にしてそれぞれリード線により電
気的に接続されている。
2個の防食層保護装置8,8′間を電気的に直列接続す
る各連結リード線9は、接地線10を介してアースされ
ている。
防食層保護装置8,8′は、例えば第8図a。
bに示すように、円板状の非線形抵抗素子11と、該素
子の各面にそれぞれ径方向に1個の端子12a、12b
を突出させて装着した円板状の電極13a、13bと、
前記端子の端部近傍部分を露出させてモールドした防水
層14とで樹皮されている。
以上のように本考案に係るケーブル絶縁接続部において
は、防食層保護装置8,8′の接地線10が絶縁接続箱
毎に取付けられているので、従来法より接地線が長くな
るが、後述するようにその影響は殆んどない。
すなわち、ケーブルシースにeなるサージ電圧が侵入し
た場合、絶縁接続箱に発生するサージ電圧は第4図の等
価回路から求めることができる。
ここで、4は心線、シース間のサージインピーダンス、
4はシース、大地間のサージインピーダンス、ccpu
は防食層保護装置を示している。
この等価回路によれば、一対のリード線によるインダク
タンスL、、 L□′の値が略等しく、かつ各インダク
タンスL1. L□′間が同電位であるため防食層保護
装置の接地線によるインダクタンスL2には殆んど電流
が流れないことになる。
従って、接地線のインダクタンスL2部分の電圧降下が
小さくなるので、接地線が長くともこれによる影響は殆
んどないことになる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案においては、絶縁接続箱の外側
に、連結リード線で直列接続した2個の防食層保護装置
を配置し、連結リード線を接地線でアースしているので
、防食層保護装置のリード線のインダクタンスを小さく
でき、ケーブルの絶縁接続部にあられれるサージ電圧を
防食層保護装置の制限電圧に 近似する値に抑制できる
また、防食層保護装置自体を絶縁接続箱に抱かせて取付
けることにより、マンホール内等の挾い場所における取
付の制約を解消できる。
更に、本考案においては、連結リード線が接地線により
アースされているので、ケーブルシースと対地間に侵入
する誘導電圧をも制限しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブル絶縁接続部における防食層保護
装置の設置状況を示す模式図、第2図は本考案における
ケーブル絶縁接続部における防食層保護装置の設置状況
を示す模式図、第3図a。 bは、本考案において使用する防食層保護装置の切断平
面図、切断正面図、第4図は第2図の等価回路図である
。 2A’、 2B’、 2C’−−−−−−絶縁接続箱
、7a、7b。 7c・・・・・・リード線、 8゜ 8′・・・・・・防食層保護 装置、 9・・・・・・連結リード線、 10・・・・・・接地線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間に絶縁筒を有する絶縁接続箱の外側に、連結リード
    線で直列接続した2個の防食層保護装置を配置し、一方
    の防食層保護装置の非接続側を絶縁接続箱の一方側に、
    他方の防食層保護装置の非接続側を絶縁接続箱の他方側
    にそれぞれリード線を介して取付け、前記連結リード線
    を接地線でア゛−スしてなることを特徴とするケーブル
    絶縁接続部。
JP2784580U 1980-03-04 1980-03-04 ケーブル絶縁接続部 Expired JPS608512Y2 (ja)

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JP2784580U JPS608512Y2 (ja) 1980-03-04 1980-03-04 ケーブル絶縁接続部

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JP2784580U JPS608512Y2 (ja) 1980-03-04 1980-03-04 ケーブル絶縁接続部

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Publication Number Publication Date
JPS56129140U JPS56129140U (ja) 1981-10-01
JPS608512Y2 true JPS608512Y2 (ja) 1985-03-26

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