JPS607774Y2 - カバ−に空気流入口を配設して成る簡易型二段式エアクリ−ナ - Google Patents
カバ−に空気流入口を配設して成る簡易型二段式エアクリ−ナInfo
- Publication number
- JPS607774Y2 JPS607774Y2 JP13245479U JP13245479U JPS607774Y2 JP S607774 Y2 JPS607774 Y2 JP S607774Y2 JP 13245479 U JP13245479 U JP 13245479U JP 13245479 U JP13245479 U JP 13245479U JP S607774 Y2 JPS607774 Y2 JP S607774Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- air
- air inlet
- cleaner
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一般的には内燃エンジンのためのエアクリーナ
に関し、更に詳細には第１段階として取外し自在のカバ
ーに遠心式予備クリーナを兼用させたものと、第２段階
として円筒形乾式エレメントを有する簡易型二段式エア
クリーナにおいて、カバーに配設する複数個の空気流入
口に関する。
に関し、更に詳細には第１段階として取外し自在のカバ
ーに遠心式予備クリーナを兼用させたものと、第２段階
として円筒形乾式エレメントを有する簡易型二段式エア
クリーナにおいて、カバーに配設する複数個の空気流入
口に関する。
従来この種のエアクリーナにおいては、コンパクトで簡
易型というのが特長であることより、カバーに配設する
複数個の空気流入四個々の大きさはある程度の制約を受
け、このためできるだけ数多く設けた場合でもその開口
部面積の合計はエアクリーナ出ロチューブ内径面積の４
０％程度に過ぎず、空気流入口の吸入抵抗は高くなる。
易型というのが特長であることより、カバーに配設する
複数個の空気流入四個々の大きさはある程度の制約を受
け、このためできるだけ数多く設けた場合でもその開口
部面積の合計はエアクリーナ出ロチューブ内径面積の４
０％程度に過ぎず、空気流入口の吸入抵抗は高くなる。
一般的にエンジンに対する吸入抵抗の限界値はエアクリ
ーナエレメントの目詰まりにより増加する抵抗の限界で
決まるが、これには初期抵抗も含まれるため吸入抵抗が
高い場合はエレメントの目詰まりライフが短かくなり、
エレメントを清掃または交換する頻度が多いという欠点
があった。
ーナエレメントの目詰まりにより増加する抵抗の限界で
決まるが、これには初期抵抗も含まれるため吸入抵抗が
高い場合はエレメントの目詰まりライフが短かくなり、
エレメントを清掃または交換する頻度が多いという欠点
があった。
本考案は以上の欠点を解消するため、従来型の構造を逸
脱することなく空気流入口のみを改良することによって
、コンパクトで簡易型という特長を失うことなく吸入抵
抗を低減し、エレメントの目詰まりライフを延長させよ
うとするものである。
脱することなく空気流入口のみを改良することによって
、コンパクトで簡易型という特長を失うことなく吸入抵
抗を低減し、エレメントの目詰まりライフを延長させよ
うとするものである。
以下に図面を参照しながら詳細な説明をする。
第１図は従来の簡易型エアクリーナの一例で、その破断
側面図を示し、第２図はその破断上面図を示す。
側面図を示し、第２図はその破断上面図を示す。
円筒形ハウジング１の開放上端部へかぶせる形でしっか
りと嵌装され、ウィングナツト４によってヨーク先端部
３へねじ止めされるカバー２の、エレメント５とハウジ
ング内壁との環状空気通路６へ合致した上面部７へは、
スロット加工を基として形成された空気流入口８がリン
グ状に複数個配設されている。
りと嵌装され、ウィングナツト４によってヨーク先端部
３へねじ止めされるカバー２の、エレメント５とハウジ
ング内壁との環状空気通路６へ合致した上面部７へは、
スロット加工を基として形成された空気流入口８がリン
グ状に複数個配設されている。
第３図にその空気流入口８の縦断面図を示す。
吸入に際し旋回流を起こさせるようにスロット部の一端
９を陥没させた半円すい形１１としているため、流入口
の開口部形状はほぼ半円形に成形されている。
９を陥没させた半円すい形１１としているため、流入口
の開口部形状はほぼ半円形に成形されている。
エンジンが始動されると空気はエアクリーナの出口チュ
ーブ１２より吸引されるが、この時空気流入口８より流
入する空気はエレメント５とハウジング１内壁との環状
の空気通路６を通り旋回流となって下方へ向かう。
ーブ１２より吸引されるが、この時空気流入口８より流
入する空気はエレメント５とハウジング１内壁との環状
の空気通路６を通り旋回流となって下方へ向かう。
該空気に含まれるダスト中の重い粒子は遠心力によりハ
ウジング内周に沿って落下し、ついにはダスト排出口１
３を経て、ハウジング底部へ固着されたダスト溜め室１
４へ至る。
ウジング内周に沿って落下し、ついにはダスト排出口１
３を経て、ハウジング底部へ固着されたダスト溜め室１
４へ至る。
溜められたダストは溜め室１４へ装嵌された弾性体排出
弁１５によって周期的に外方へ排出される。
弁１５によって周期的に外方へ排出される。
一方、空気中に残された微粒ダストは空気がエレメント
５を通過する際捕そくされるため清浄なものとなってエ
ンジンへ吸引される。
５を通過する際捕そくされるため清浄なものとなってエ
ンジンへ吸引される。
第４図に本考案のカバー単体上面図を示し、第５図にそ
の空気流入口１６の縦断面図を示す。
の空気流入口１６の縦断面図を示す。
空気流入口１６は前述した従来型形状つまり半円すい陥
没形１１の外、スロット加工の残り一端１０を陥没とは
逆に盛り上げて半円すい形１７を追加してもので、これ
によって陥没形のみの開口面積より盛り上げた形状の分
だけ面積が多くなり、従って吸入抵抗は従来のものより
低くなるというものである。
没形１１の外、スロット加工の残り一端１０を陥没とは
逆に盛り上げて半円すい形１７を追加してもので、これ
によって陥没形のみの開口面積より盛り上げた形状の分
だけ面積が多くなり、従って吸入抵抗は従来のものより
低くなるというものである。
第６図に本考案の応用例としてのカバー単体図を示し、
第７図にその空気流入口１８の縦断面図を示す。
第７図にその空気流入口１８の縦断面図を示す。
吸入抵抗と前述した考案のものより更に低くする目的の
一例で、スロット加工の代わりに角形穴１９を配設し、
該角穴を挟んで半円すい陥没形１１と半円すい盛り上げ
形１７を設けることにより、開口部の面積は第６図に示
したスロット加工を基としたものより更大きくでき、吸
入抵抗を低くしてエレメントの目詰まりライフを従来公
知のものに比べ大巾に延長することができるというもの
である。
一例で、スロット加工の代わりに角形穴１９を配設し、
該角穴を挟んで半円すい陥没形１１と半円すい盛り上げ
形１７を設けることにより、開口部の面積は第６図に示
したスロット加工を基としたものより更大きくでき、吸
入抵抗を低くしてエレメントの目詰まりライフを従来公
知のものに比べ大巾に延長することができるというもの
である。
第１図は従来の簡易型エアクリーナのカバーとエレメン
トを一体型としたものの一例で、その破断側面図、第２
図はその破断上面図、第３図はそのカバーの空気流入口
縦断面図、第４図は本考案のカバー単体上面図、第５図
はそのカバーの空気流入口縦断面図、第６図は本考案の
応用例としてのカバー単体上面図、第７図はそのカバー
の空気流入口縦断面図を示す。 １・・・・・・円筒形ハウジング、２・・・・・・カバ
ー、３・・・・・・ヨーク先端部、４・・・・・・ウィ
ングナツト、５・・・・・・エレメント、６・・・・・
・空気通路、７・・・・カバー上面部、訃・・・・・空
気流入口、９，１０・・・・スロット端部、１１・・・
・・・半円すい陥没形、１２ ・・・・出口チューブ、
１３・・・・・・ダスト排出口、１４ ・ダスト溜め室
、１５・・・・・・弾性体排出弁、１６・・・・空気流
入口、１７・・・・・・半円すい盛上げ形、１８・・・
・・・空気流入口、１９・・・・・・角形穴。
トを一体型としたものの一例で、その破断側面図、第２
図はその破断上面図、第３図はそのカバーの空気流入口
縦断面図、第４図は本考案のカバー単体上面図、第５図
はそのカバーの空気流入口縦断面図、第６図は本考案の
応用例としてのカバー単体上面図、第７図はそのカバー
の空気流入口縦断面図を示す。 １・・・・・・円筒形ハウジング、２・・・・・・カバ
ー、３・・・・・・ヨーク先端部、４・・・・・・ウィ
ングナツト、５・・・・・・エレメント、６・・・・・
・空気通路、７・・・・カバー上面部、訃・・・・・空
気流入口、９，１０・・・・スロット端部、１１・・・
・・・半円すい陥没形、１２ ・・・・出口チューブ、
１３・・・・・・ダスト排出口、１４ ・ダスト溜め室
、１５・・・・・・弾性体排出弁、１６・・・・空気流
入口、１７・・・・・・半円すい盛上げ形、１８・・・
・・・空気流入口、１９・・・・・・角形穴。
Claims (1)
- エアクリーナーを構成する円筒形ハウジング１の開放端
部へかぶせ、取外し自在に嵌装されるカバー２において
、組付は状態におけるエレメント５とハウジング内壁と
の空間すなわち空気通路６へ合致するよう該カバー２の
上面部７へ複数個の空気流入口を配設し、その開口部形
状によって吸入に際し旋回流を起こさせるよう成形する
遠心式予備クリーナ兼用のもので、該空気流入四個々の
開口部形状を半円すい陥没形１１と半円すい盛上げ形１
７の組合わせとすることを特徴とした簡易型二段式エア
クリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13245479U JPS607774Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | カバ−に空気流入口を配設して成る簡易型二段式エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13245479U JPS607774Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | カバ−に空気流入口を配設して成る簡易型二段式エアクリ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5649257U JPS5649257U (ja) | 1981-05-01 |
| JPS607774Y2 true JPS607774Y2 (ja) | 1985-03-16 |
Family
ID=29364069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13245479U Expired JPS607774Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | カバ−に空気流入口を配設して成る簡易型二段式エアクリ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607774Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5937860U (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-09 | ナイリス部品株式会社 | ブラシホルダーを有するモータ |
-
1979
- 1979-09-25 JP JP13245479U patent/JPS607774Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5649257U (ja) | 1981-05-01 |
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