JPS607597B2 - 粉末体のプレス成形設備 - Google Patents

粉末体のプレス成形設備

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JPS607597B2
JPS607597B2 JP55138355A JP13835580A JPS607597B2 JP S607597 B2 JPS607597 B2 JP S607597B2 JP 55138355 A JP55138355 A JP 55138355A JP 13835580 A JP13835580 A JP 13835580A JP S607597 B2 JPS607597 B2 JP S607597B2
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press
forming
cylinder
molding
powder
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明 浅利
一郎 宮田
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/028Loading or unloading of dies, platens or press rams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/02Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space
    • B30B11/14Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a ram exerting pressure on the material in a moulding space co-operating with moulds on a movable carrier other than a turntable or a rotating drum

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、各種粉末体のプレス成形設備として、粉末体
の加圧成形モールド内への供給、予備加圧、本加圧、成
形された製品の取出しという一連の加圧成形作業を、コ
ンパクトな機械設備の下に自動化、省力化、効率化の各
自的を充分に達成しつつ行ない、粉末成形プロジェクト
の高度な機械化を省力化されたハンドリングによって容
易に得られるようにしたものに関する。
従来の粉末体のプレス成形設備としては、単に成形プレ
スと、同プレスから成形工具を機外に取り出し、あるい
は機内に搬入する移動用機具のみに止まり、成形工具を
プレス外に取り出してからホィスト等によって、シリン
ダおよび上下アンビルを分解し、粉末体の供給充填、製
品の取出しや型内清掃等をハンドリング手段で行なって
いるのが通例である。
従って1台の成形プレス当りの作業要員の数も多く、そ
の役務内容も複雑かつ多岐化し、作業時間の長大化、労
力と危険性を伴なう作業内容も生じるし、生産性の点で
も満足すべきものが得られない点等で各種の問題点があ
る。本発明はこのような粉末体のプレス成形設備として
、従来の成形プレスの他に補助プレスを組合せることに
よって、粉末体の型内供給、充填、予圧、更には加圧成
形製品の敬出し、型内清掃等のプレス成形に必要とされ
る一連の予備作業を前記補助プレスにおいて自動化する
ことにより、一連のプレス成形作業時間を大幅に短縮し
、更に、そのプレス成形用の型として成形工具ユニット
を用いると共に、成形プレス並びに補助プレス間におけ
る成形工具ユニットの移動手段、更にはこれらプレスと
移動手段における設備ラインの構成を工夫することによ
って、稼動率の向上、省力化、作業内容の安全な機械化
等によって、生産性の大幅な向上、品質の安定と経済的
な量産を可能としたものであり、その特徴とする処は、
第1の発明として、加圧シリンダ、該シリンダに保持さ
れる昇降ラム、該ラムに保持されるクロスヘッドおよび
プレスベッドから成ると共に、前記クロスヘッド、プレ
スベッド間において成形工具ユニット内における予備加
圧状態の粉末体の加圧成形を行なう成形プレスと;粉末
体成形キャビテイを有する成形シリンダと、該シリンダ
の上下に配される上下アンビルおよびガスケットが分解
組立自在に結合された成形工具ユニットと;予備加圧用
シリンダ、該シリンダに保持されるクロスヘッド、前記
成形工具ユニットの搬入作業空間を有すると共に該ユニ
ットの分解、保持手段、成形シリング内の製品を上下方
向に取出すノックアウト手段、該シリンダの清掃、粉末
体の供給手段を具備した補助プレスとから成り;前記成
形プレスと補助プレスとの間に前記成形工具ユニットの
往復搬送装置が介在装設されることによって、粉末体の
供給より製品取出に亘る一連の操作を成形プレス、補助
プレス間において完結的に行なう点にあり、第2の発明
として、前記第1の発明における成形プレス、成形工具
ユニットおよび補助プレスとを具備する他、成形プレス
と補助プレスとの間に前記成形工具ユニットの弾支載層
手段を具備し、かつ両プレスセンタ間に往復移動可能な
ワーク台車が配設されることによって、粉末体の供給よ
り製品取出に亘る一連の操作を成形プレス、補助プレス
間において完結的に行なう点にあり、第3の発明として
、前記第1の発明における成形プレス、成形工具ユニッ
トおよび補助プレスとを具備する他、前記成形プレスと
補助プレスとの間にターンテーブルが介談され、同ター
ンテーブル上に前記成形工具ユニットの敦暦部村が付属
されることにより、粉末体の供給より製品取出に亘る一
連の操作を成形プレス、補助プレス間において完結的に
行なう点にあり、第4の発明として、前記第1の発明に
おける成形プレス、成形工具ユニットおよび補助プレス
を具備する他、1台の補助プレスに対して少なく共2台
以上の成形プレスが配備され、これら成形プレス群と補
助プレスとの間に前記成形工具ユニットの搬入搬出のた
めの搬送装置が介設されることにより、粉末体の供給よ
り製品取出に亘る一連の操作を、前記成形プレス群、補
助プレス間においてそれぞれ完結的に行なう点にあり、
第5の発明として、前記第1の発明‘こおける成形プレ
ス、成形工具ユニットおよび補助プレスとを具備する他
、補助プレスと成形プレス間に前記成形工具ユニットの
搬入搬出のための移動装置が介設され、前記補助プレス
、成形工具ユニット、成形プレスおよびユニット搬送装
置から成る単位設備の複数配列に当り、各補助プレスが
対応位置に作業スペースを介して対置されることにより
、粉末体の供給により製品取出に亘る一連の操作を各単
位設備の成形プレス、補助プレス間においてそれぞれ完
結的に行なう点にある。以下図示の実施例に塞いて本発
明を詳述すると、第1図乃至第6図は本発明における第
1の発明並び第2の発明の実施例を示し、第7図乃至第
10図は第3の発明の実施例を示し、第11図乃至第1
4図は第4の発明の実施例を示し、第15図乃至第18
図は第5の発明の実施例を示しているが、第1図乃至第
6図について、本発明の第1、第2の発明内容を詳述す
る。
即ち第1図は第1、第2の発明におけるプレス成形設備
全体の縦断正面図、第2図は第1図A−A線矢視の補助
プレス正面図、第3図は同プレス機構要部の第2図B−
B線断面図を示し、第4図は補助プレスにおける作業手
順の説明図、第5,6図は成形、補助両プレスの配置実
施例を示しているが、第1図乃至第3図において、Aは
本発明における成形プレス、Bは同補助プレスであり、
Cは両プレスA,B間において所定の各作業を受ける成
形工具ユニット、Dは両プレスA,B間に介在しかつ前
記成形工具ユニットCを両プレスA,Bに搬入搬出する
ための、往復搬送装置をそれぞれ示している。
本発明における成形プレスAは、従来のこの種粉末体の
成形プレスと同様の構造であって差支えなく、その要部
のみを概略的に図示しているが、加圧用のシリンダ1、
同シリンダ1に液圧その他の流体圧によって昇降自在に
装設されるラム2、同ラム2に保持されて同行昇降する
クロスヘッド3、同ヘッド3と成形工具ユニットCの装
入間隙を存して設置されるプレスベッド4から成るもの
である。
図例において成形プレスA内に装入されて加圧成形を受
ける成形工具ユニットCおよび補助プレスB内で所要の
準備作業を受ける成形工具ユニットCは、共に同一構造
のものであるが、このユニットCは、図示のように粉末
体5の成形用キヤビテイ6a、上下のアンピルガイドケ
ース6bを有する成形用シリング6と、前記ガイドケー
ス6bを介して成形用キヤビティ6aの上下を閉鎖する
上アンビル7下アンビル8と、両アンピル7,8と粉末
体5間に介装されるガスケツト9,9とから成り、上下
アンビル7,8はそれぞれサポートプレート10,11
を具備すると共に、これら各部材6,7,8,9は何れ
も分解組立自在に結合されてユニットCとして使用され
るのである。補助プレスBは、第1図乃至第3図に示す
ように、プレスフレーム12上に予備加圧用シリンダ1
3が設けられ、同シリンダ13のロッド13aにはクロ
スヘッド14が付設され、このクロスヘッド14にはヘ
ッド14と同行して昇降自在であると共に、ヘッド14
と直交方向にスライド自在なスライドプレートが、スラ
イド用シリンダー6ピストンロッド16aの駆動源と共
に設けられ、同スライドプレート15のスライド方向に
おける異なる位置に、ノックアウトバー17と、上アン
ビル7のサポートプレート10の支持部18とが何れも
プレスセンタと対応可能に配置され、前記支持部18の
一側には前記サポートプレート10のロック19が作動
シリンダ20ピストンロッド20aによる進退機構を介
して設けられる。更にプレスフレーム12の下部には成
形工具ユニットCの装入、作業空間をおいて、前記成形
工具ユニットCにおける成形用シリンダ6の昇降用ブロ
ック21が第2,3図に示すように設けられる。この昇
降用ブロック21はシリンダ6の長手方向の左右両側を
係合して昇降させるもので、その昇降に当っては両サイ
ドの昇降用シリンダ22のピストンロッド22aによっ
て行なうが、このさし、成規多用シリンダ6を左右平行
して正確に昇降させるために、昇降用ブロック21には
ラック23,23が付設され、同ラック23,23には
、駆動モータ24によって駆動される共通の駆動軸25
上の各同調用ギヤボツクス26,26を介してそれぞれ
ピニオン27,27が噛合され、成形用シリンダ6の平
均した昇降を可能とするもので、第2図において28は
軸25におけるジョイントを示し、また29はフレーム
12の両側に配設した上アンビル7の落下防止シリンダ
、30は成形用シリンダ6の落下防止シリングであり、
これらシリング29,30はそれぞれ上昇位置にある上
アンビル7成形用シリンダ6の安全な位置確保を期する
ためのもので、第3図に例示するように、成形用シリン
ダ6の落下防止シリンダ30の場合、フレーム12側に
進退自由に設けた落下防止ブロック30aをシリンダ3
01こよって前進させ、成形用シリング6の下面を係止
する等である。更にこの補助プレスBには第3図に例示
するように、成形用シリング6の成形用キヤビテイ6a
の清掃を行なうための手段が具備される。即ちプレスフ
レーム12を利用して軸受31を介しクリーナアーム支
持軸32が揺動並び昇降自由に立設され、同支軸32に
クリーナアーム33が取付けられ、同アーム33の先端
にはブラシ34のブラシ軸35が可回動に付設され、同
ブラシ軸35は駆動モータ36、プーリ37,37、V
ベルト38等を介して可回動とされ、これによりクリー
ナァーム支持軸32を揺動モータ39により揺動かつ昇
降させることにより、クリーナアーム33を旋回させて
成形用シリンダ6の成形用キャビティ6a内にセットし
て昇降させ、ブラシ34の回転によってキャビティ6a
内面の清掃を行なうことになる。またプレスフレーム1
2の下端にはプレスセンタと同○位置には、第1図にも
示すように、加圧成形された粉末体5の排出シュート4
0が、製品収容ボックス41と共に配設されるのである
。上記した成形プレスA、成形工貝ユニットCおよび補
助プレスBは、第1、第2の発明のみならず、第3、第
4、第5の発明においても全く同一のものであるが(従
って第3の発明以下についてはこれらプレス並びユニッ
トについての説明は省略する)、勿論図例構造以外にも
その設計変更は可能であり、必ずしも図示構造のみに限
定されるものではない。
上述の成形プレスAおよび補助プレスB間において、本
発明は成形工具ユニットCを両プレスA,B内外に搬入
搬出しかつ移動させるための搬送装置Dを、以下のよう
に設ける。
第1の発明においては、特に搬送装置Dとしては、前記
成形工具ユニットCを、例えばプレスA,B間に循環往
復回送自在な搬送コンベヤ(図示省略)を設置し、同コ
ンベヤを成形プレスAより補助プレスBに、また補助プ
レスBより成形プレスAに向って駆動させ、同コンベヤ
上に組立てられた成形工具ユニットCを乗せて移動させ
、それぞれのプレスA,Bの各プレスセンタ内に搬入ま
たは搬出させてもよく、また第1図示のように、両プレ
スA,B内にそれぞれレール42,43を設置し、両レ
ール42,43を連絡する移動用レール44を両プレス
A,B間に設置し、これらレール42,43,44上に
搬送部材45を移動自在に袈裟し、同部材45に成形工
具ユニットCを搭載することによって、両プレスA,B
に搬送部村45を移動させるようにしてもよく、両プレ
スA,Bを必要最少限の間隔に並設することによって搬
送装置Dはコンパクトなもので足り、かつ直線的な往復
経路を利用可能である。第2の発明においては、前記搬
送部材45として、車輪46を具備してレール42,4
3,44上を走行可能な台車とする。
台車45の場合、同台車45内には前記組立てられた成
形工具ユニットCにおける下アンピル8のサポートプレ
ート11を緩衝的に弾支する例えばバネ等の弾支部材4
7を設置すると共に、図示省略してあるが、台車45内
での自由な移動を阻止するため適当なストッパ等を設け
ることは自由である。また、第1図に示した図例では、
レール44はターンテーフル48上に設置され、そのテ
ーブル48の中心を基台49上のセンタ軸50‘こ可回
動に支持させ、駆動モータ51ギャ52,53等の駆動
源によって可回動とする。勿論これはターンテーブルで
なく単なるレール架台であってもよい。また各プレスA
,Bの各レール42,43は何れもレール架台54,5
4上に設置される。第5,6図は第1,2の発明におけ
る本発明の成形プレスAと補助プレスBの配置例を示し
たものであり、この両図例では、1台の補助プレスBに
対し、2台の成形プレスA−1,A−2の配置例を示し
ている。
勿論本発明では1台の成形プレスAに対し1台の補助プ
レスBを基本的な設置例とするが、搬送装置Dによって
は、この両図に例示するように、1台の補助プレスBに
よって、2台の成形プレスA−1,A−2に対処するこ
とが可能である。即ち第5図は搬送装置Dにおけるレー
ルをターンテーブル48上に十文字状に敷設し、テ一ブ
ル中心を通る対称周側に2台の成形プレスA−1,A−
2を配置し、両成形プレスA−1,A−2の中間位置に
おけるテーブル周側に補助プレスBを図示のように配置
すれば、搬送部材45または台車45を使用して成形工
具ユニットCを、成形プレスA−1またはA一2よりテ
ーブル48上のレール44とに搬出し、これをテーフル
48の90度回動によって補助プレスB側に正対させ、
補助プレスB内にプレス側のレール43を介して搬入さ
せること、反対に補助プレスBより搬出した成形工具ユ
ニットCを、成形プレスA−1またはA−2側に搬入さ
せることが自由に行なえ、このことは成形プレスA−1
側で成形工具ユニットCの粉末体5を加圧成形する作業
と、成形プレスA−2側で加圧成形の終了した成形工具
ユニットCを補助プレスB側に搬出し、製品敬出しより
粉末体5の供給充填、予備加圧等、一連の準備作業を同
時的に行なうことを容易に可能とすることを意味する。
第5図ではターンテーブル48のような回動台上にレー
ル44を敷設しているが、これは第6図のように、非回
動型式のレール44による搬送装置Dを用いても同効で
ある。即ち第6図では、一方向に直線的に延びる架台5
5上にレール44aを直線的に敷設し、レール44aを
挟んで−側に2台の成形プレスA−1,A−2を並設し
、反対の他側においてプレスA−1,A−2の中間位置
に1台の補助プレスBを配置し、レール44a上に2組
のレール44を敷設したキャリッジ45aを移動自在に
架装し、このキャリッジ45aをレール44a上におい
て移動させ、その2組のレール44を図示のように成形
プレスA−1,A−2側の各レール42,42と、補助
プレスBのレール43間に選択的に一致させることによ
り、第5図の場合と同様に、1台の成形プレスA−1で
加圧成形作業中、別のプレスA−2側より成形工具ユニ
ットCを搭載した搬送部材45を搬出して補助プレスB
側に搬入し、製品取出しより粉末体の供給充填、予備加
圧等の準備作業を同時的に進行させることが可能であり
、第1図に例示した1台の成形プレスAと1台の補助プ
レスBの他、この第5,6図のように搬送装置Dの内容
によって、1台の補助プレスBを用いて2台の成形プレ
スA−1,A−2における各プレス成形作業に用いる成
形工具ユニットCの処理も容易に可能となるのであり、
このさし、搬送部材45として、先に第1図で示した弾
支部材47を具備した車輪46付きの台車45が好適に
使用されることはいうまでもない。また搬送装置Dとし
て図例のレール、レール上を移動する搬送部材乃至台車
45の他に、ベルトコンベヤ、キャタピラ型式のコンベ
ヤタイプの搬送手段も勿論可能である。本発明に係る前
記第1、第2の発明による粉末体5のプレス成形作業は
以下のようにして行なわれる。
即ち第4図は本発明の補助プレスBにおける一連の準備
作業をその手順に図示したものであり、同作業は同図1
より狐に示すように行なわれる。この第4図では搬送装
置Dとして第2の発明における台車45を用いた場合を
便宜上示しているが、同図1は成形プレスAによって粉
末体5の加圧成形の終了した成形工具ユニットCが、成
形プレスA内に進入してユニットCを支持している台車
45により、搬送装置Dのレール44上を移動して、補
助プレスB内に搬入された状態を示しており、このさし
、プレスBにおけるクロスヘッド14は上昇位置にあり
「また、スライドプレート15はその上アンビル支持部
18がプレスセンタに向けこ位置した状態にある。次い
で同図川こ示すように、予備加圧用のシリンダ13によ
りクロスヘッド14スライドプレート15を台車45上
のユニットCにおける上アンビル7に向って下降させ、
スライドプレート15の支持部18内に上アンビル7の
サポートプレート10を係合させ、ロック19をシリン
ダ20‘こより前進させてサポートプレート10をロッ
クし、シリンダ13によるクロスヘッド14スライドプ
レート15の上昇を介して上アンビル7を上方に持ち上
げてユニットCより分離させると共に、同図mに示すよ
うにシリンダ昇降用シリンダ22の作動により、シリン
ダ昇降ブロック21を上昇させて、ユニットCにおける
成形用シリンダ6を上方に持ち上げ、下アンビル8はサ
ポートプレート11と共に台車45上に取り残され、か
くして成形工具ユニットCは分解されることになる。こ
のようにユニットCを分解して後、同図Wに示すように
、下アンビル8のみを支承している台車45を一旦プレ
スB外に移動させてプレスセンタを開放し、シリンダ昇
降用ブロック21の下降によって成形用シリンダ6をプ
レスBにおける緋出シュート40に対し、その成形用キ
ヤビテイ6aセンタとシュートセンタとが一致するよう
に下降させて接合させ、キャビティ6aの下端とシュー
ト40の上端とを蓮適状とし、また上昇位置にあるクロ
スヘッド14のスライドプレート15を、移動用シリン
グ16により図向って左方に移動させ、同プレート16
におけるノックアウトバー17をプレスセンタ位置に移
動させる。次いで同図Vに示すように、シリンダ13を
介しクロスヘッド14スライドプレート15を下降させ
ることにより、ノックアウトバー17が成形用シリンダ
6のキャピティ6a内に進入して、加圧成形された粉末
体5、即ち製品は排出シュート40‘こ排出されて、ボ
ックス41内に収容されることになる。かくして製品敗
出し後、同図のに示すように、クロスヘッド14スライ
ドプレート15を上アンビル7保持下に再び上昇させ、
スライドプレート15を図向って右方に移動させ、ノッ
クアウトバー17を避退させて上アンビル7をプレスセ
ン外こ位置させ、先に第3図で説明したブラシアーム支
持軸32を揺動モ−夕39により回動させ、そのブラシ
アーム33を旋回してブラシ軸35のブラシ34を成形
用シリンダ6のキャビティ6aに一致させ、支持軸32
の昇降とモータ36によるブラシ軸34の回動を介し、
成形用キャビティ6a内面の清掃を行なうのである。(
なお、この清掃は手動によっても良い)清掃終了と共に
これら清掃部材を避退させ、同図肌に示すようにシリン
ダ昇降ブロック21の上昇によって清掃の終了したシリ
ンダ6を上昇させ、シリンダ6の上昇によって空いたプ
レス内に再び台車45を下アンビル8と共に進入させ、
下アンビル8をプレスセンタに位置させ、同図肌に示す
ようにプレスセンタに位置した下アンビル8の上端にガ
スケット9を装着する(これは手動によって行なうが、
勿論ガスケツト9を保持したクランプ部材等を進入させ
、機械的に装着することも可能である)のであり、次い
で同図Kに示すように、再び昇降用ブロック21の下降
を介し成形用シリンダ6を下降させて、その成形用キャ
ビティ6aの下端内にガスケット9を装着した下アンビ
ル8の上部をガイドケース6bを介し係合させると共に
、この上位のキャビティ6a内に所要の粉末体5を供給
する(手勤またはシュートパイプ等による機械的供給に
よる)のであり、しかる後、充填粉末体5上にガスケッ
ト9を被着(手敷または機械的手段の何れでもよい)す
るのである。かくして成形用キヤビティ6a内に粉末体
5を充填して後、予備加圧用シリンダ13によりクロス
ヘッド14を下降させ、スライドプレート15と共に上
アンビル7を下降させて、上アンビル7の下部をキャビ
テイ6a内に下降させ、所定加圧の下に粉末体5の予備
加圧を行なう。補助プレスに於ける予備加圧は、上下ア
ンビルの平行度をだす為、又、成形工具ユニットを成形
プレス(本加圧)へ搬送中における上・下アンビル平行
度の維持の為に行なわれるものであって、本加圧に対す
る予備加圧の目的は4・さい。粉末体の成形という面か
らみれば、予備加圧をしなくとも本加圧だけで粉体の成
形は特に問題となるものではない。従って、補助プレス
の予備加圧能力は成形プレス(本加圧)に比して小さい
ものでよい。予備加圧が終了すれば上アンビル7のサポ
ートプレート10のロック19を外し、同図幻に示すよ
うにシリンダ13によりクロスヘッド14スライドプレ
ート15を上昇させることにより、ロック19を外され
た上アンビル7は成形用シリンダ6上に残ることになる
。こうして工具成形ユニットCは台車45上において、
予備加圧された粉末体5を内蔵した組立状態となるので
、同図皿に示すように台車45はしール43,44を介
してプレスB外に移動させ、第1図に示すように目的の
成形プレスAのプレスセンタ位置に、レール42を介し
て搬入させるのであり、補助プレスBはこれにより第4
図1の状態に復帰し、成形プレスA側で本加圧の終了し
たユニットCおよび台車45の進入に備えるのであり、
これによって補助プレスBにおいて、成形工具ユニット
Cよりのユニット分解、製品取出し、型内清掃、新しい
粉末体の供給、ユニットCの組立と粉末体5の予備加圧
という一連の準備作業が全て完結することになる。一方
成形プレスAにおいては、補助プレスBで準備作業の完
了した成形工具ユニットCが台車45レール43,44
,42によってプレスセンタ内に搬入されることにより
、第1図示のように、そのシリンダーにおける加圧、ラ
ム2の下降によって、クロスヘッド3を介し、ユニット
Cに上アンビル7を介し本加圧成形に必要な加圧力量が
付予されることによって、粉末体6のプレス加圧成形が
行なえることになる。こうしてプレスAにおける本加圧
成形が終了すれば、クロスヘッド3を上昇させ、台車4
5ユニットCをプレス機外に搬出し、再び補助プレスB
に搬入して「第4図で説明した一連の準備作業を受ける
ことになる。この補助プレスBにおける成形工具ユニッ
トCに対する一連の準備作業、また成形プレスAにおけ
る本加圧成形作業は、後述する第3、第4、第5の発明
においても全く同一である。前記第1、第2の発明によ
れば、これは以下の第3、第4、第5の発明においても
同様であるが、本発明の成形プレスA、補助プレスB、
成形工具ユニットCおよび搬送装置Dにより、粉末体5
のプレス成形作業は、きわめて効率化、省力化されかつ
、設備としてもコンパクトな集約形態にまとまってその
簡単化と、制御、操作の容易が得られることになる。
即ち、粉末体5の本加圧成形を行なう成形プレスAの他
に、粉末体5の成形工具ユニットCに対して、本加圧成
形以外の必要な各準備作業を集約的に行なうことのでき
る補助プレスBを併用することによって、両プレスA,
B間を連絡する前記ユニットCの搬送装置○の介在と相
まって、従釆区々に手動その他で多くの人手と時間と広
い作業スペースを要して行なっていた一連の準備作業は
、流れプログラム的に効率よく、無駄を省いて短時間と
最少の人手によってスピードアップできるのである。し
かもその機械化、自動化は工程内容の均一と安定とを保
証でき、未経験労力を以てしても容易に達成できる作業
内容として典型化でき、得られる製品品質のバラツキも
生じないことになる。両プレスA,Bを連絡する搬送装
置Dは最短の経路で足り、プレスA,Bの可及的近接、
プレスセンタ内における作業により、設備としての占有
スペース、作業空間スペースも最少で足り、コンパクト
な集約設備としてきわめて経済的に設置できるのであり
、限られた工場面積を有効に活用できるのであり、粉末
体のプレス成形設備としてその利′点はきわめて大であ
る。このさい第2の発明のように搬送装置Dとしてワ−
ク台車45を用いることは、その搬送移動はきわめて容
易で、実施例図示のような簡単なしール設備によって、
台車45を成形工具ユニットCと共に各プレスA,8の
センタ内に搬入させ、その補助プレスB内におけるユニ
ットCの分解、保持、組立を効率的かつ安全に行なうこ
とができ、また成形プレスA内での本加圧成形に対して
も、堅牢安定な担持部材として充分な加圧力量の集中に
耐えることができ、ユニットCの取扱い、ハンドリング
を著しく簡単化できる。
このさし、弾支部材47を具備してユニットCを弾性的
に支持することにより、加圧ショックの吸収緩衝が好適
に得られるし、ホィスト、クレンその他の揚重機具を全
く必要としない点できわめて有利であるし、メンテナン
スも容易化されることになる。次に本発明の第3の発明
について詳述する。
この第3の発明において、その成形プレスA補助プレス
Bおよび成形工具ユニットCは、第1の発明と全く同一
であるため、これらは第1図乃至第3図の実施例説明を
そのまま援用するが、この第3の発明の特徴は、その成
形プレスAおよび補助プレスB間を、成形工具ユニット
Cを搬入搬出するための搬送装置Dとして、ターンテー
ブルを用いる点にあり、以下このターンテーブル機構に
ついてのみ詳述する。即ち第7図乃至第10図は第3の
発明におけるターンテーブル機構の各実施例を示してい
るが、先ず第7図乃至第8図において、A−1,A−2
は2台の成形プレスを示し、Bはこれら2台の成形プレ
スA−1,A−2に対する準備作業を行なうための1台
の補助プレスを示しており、これらプレスA−1,A−
2プレスBの内部構造は、先の第1図乃至第3図に例示
したものと全く同一の構造であり「 またその成形工具
ユニットCも第1の発明におけるそれと全く同一であり
、補助プレスB内における成形工具ユニットCに対する
一連の補楠作業も全く同一である。本発明では図示のよ
うに円形のターンテーブル74を可回動に設ける。この
ターンテーブル74の回動は、第1図に例示したような
回転機構その他を用い、かつ間欠回動方式のものとする
。このターンテーブル74の中心を通る図例では左右方
向の直径延長線上の対称周側に成形プレスA−1成形プ
レスA−2を対置し、この2台のプレスA−1,A−2
の中間位置(90度間隔)の周側に補助プレスBを配置
し、これに対しテーブル74の上面には、十字状にクロ
スするレール76、レール76′、レール76″、レー
ル76″′を、中心部のジョイントレール78,78′
と共に敷設し、各レール76,76′,76″,76′
′′の各内側およびジョイントレール78,78′の各
内側にはこれらレールと平行するローラチェン75,7
5′,75″,75′′′およびローラチエン77,7
7′を設置し、補助プレスB側にはこれらレール76〜
76′′′ロ−ラチェン75〜75川と対応するレール
80ローラチェン79を設け、また成形プレスA−1,
A−2側にも、前記レール76〜76′およびローラチ
ェン75〜75川と対応するレール82,84、ローラ
チエン81,83を設置することにより、先に述べた成
形工具ユニットCを支持して移動する搬送部材乃至台車
45を走行自在とし、部材乃至台車45の向きを変える
にはテーブル74の回動によるものとし、図において8
6,87はテーブル74上のローラチェン55〜55″
の駆動機構、85は補助プレスB並び図示省略してある
が成形プレスA−1,A−2側の、各ローラチェン79
,81,83の各駆動機構を示している。このような搬
送装置○としてターンテーブル74方式を用いる時、第
8図に例示するような一連のプレス成形、準備作業が自
動化の下に行なわれることができる。
この場合成形工具ユニットCは成形プレス台数十1の割
合で、図例では2台の成形プレスA−1,A−2に対し
3個の成形工具ユニットC−1,C−2,C−3を準備
し、第8図■に示すように成形プレスA−1,A−2内
には予備加圧された粉末体5を内蔵した成形工具ユニッ
トC−1,C−2がそれぞれセットされて本加圧成形を
受けるようにされ、補助プレスB内には準備作業を受け
ている成形工具ユニットC−3がセットされているもの
とする。このさし、同図■に示すように補助プレスBに
おいて準備作業の終了した成形工具ユニットC−3を矢
印のようにターンテーブル74の、プレスBと180度
対称の周側に、ガイドレールおよびローラチェンを介し
て、搬送部村乃至台車45によって搬出し、同時に成形
プレスA−2において本加圧成形の終了した成形工具ユ
ニットC−1を部材乃至台車45とガイドレール並びロ
ーラチェンにより、テーブル74のプレス対面筒側上に
搬出し、次いで同図■のようにターンテーブル74を矢
印のように90度回動させることにより、準備作業の終
了した成形工具ユニットC−3は成形プレスA−2位置
に搬送され、又本加圧成形の終了したプレスA−2より
取出された成形工具ユニットC−1は、補助プレスBと
正対位置に回る。
従って同図■に示すように成形工具ユニットC−3は成
形プレスA−1内に搬入セットと、成形工具ユニットC
−1は補助プレスB内に搬入して、第4図で示した一連
の準備作業を受けるのである。次いで同図■に示すよう
に、成形プレスA−1内にユニットC−3がセットされ
て本加圧成形を受け、補助プレスB内においてユニット
C−1に対する製品取出し以下一連の準備作業が行なわ
れる間に、他方の成形プレスA−1内では、その成形工
具ユニットC−2に対する本加圧成形は終了するので、
同図■に示すように、成形プレスA−1より本加圧成形
を終了した成形工具ユニットC−2をテーブル74上に
搬出し、補助プレスB内で一連の準備作業の終了した成
形工具ユニットC−1をテーブル74の、プレスBと1
80度対称周側に搬出移送する。次いで同図■に示すよ
うに、テーブル74を矢印方向に90度回動し、本加圧
成形が終了した成形プレスA−1から取り出した成形工
具ユニットC−2を補助プレスBに正対させ、準備作業
が完了して補助プレスBから搬出移送した成形工具ユニ
ットC−1を、成形プレスA−1に正対させ、同図■の
ようにユニットC−2に対する一連の準備作業を補助プ
レスB内で行ない、また成形プレスA−1内に搬入した
成形工具ユニットC−1に対し本加圧成形を準備し、こ
の間他方の成形プレスA−2内では、既に搬入した成形
工具ユニットC−3に対する本加圧成形が進行するので
あり、以下順次■〜■の動作が反復され、1台の補助プ
レスBによって2台以上の成形プレスAに対する成形工
具ユニットCを用いての、各準備作業を効率良く行なう
ことができるのであり、この図例では2台の成形プレス
A−1,A−2の実施例を示したが、これは成形プレス
Aを3台として、ターンテーブル74の周辺に90度間
隔に成形プレスAの3台と1台の補助プレスBを(図示
省略)設けても同様に対処することが可能であるし、勿
論ターンテーブル74の周側の180度対称位置に1台
の成形プレスAと1台の補助プレスBとを対置する型式
、あるいは前記1台の成形プレスAと1台の補助プレス
Bと対置したものを1セットし、この1セットをターン
テーブル74の周側に複数組、放射状に設置する型式も
本発明に属することはいうまでもない。第9図並びに第
10図に例示したものは、ターンテーブル74上におけ
る成形工具ユニットCの搬送装置乃至台車45の走行移
動を、第7、8図で例示したローラチェン駆動方式によ
ることなく、シリンダによる駆動方式としたものであり
、第9図において、ターンテーブル74にレール89,
89を備えた2台の成形プレスA−1,A−2を180
度対称位置に配置すると共に、中間位置にレール88を
有する補助プレスBの1台を配議し、テーブル74の上
面にはテーブル中心より直角方向に2個のレール90,
91を図示のように設置し、これらレール90,91の
背後に進退用シリンダ92,93を配設した構造とし、
成形工具ユニットCを支承する搬送部村乃至台車45を
同シリンダ92または93によってレール上を送行させ
、レール90,91を介して、それぞれのプレスA−1
,A−2,Bに対して搬入搬出自在としたものである。
この型式によるものでは、第10図■〜■に示す作業手
順となる。
即ち同図■において、各プレスA−1,A−2,B内に
それぞれ成形工具ユニットC−1,C−2,C−3をセ
ットさせ、補助プレスB内でユニットC−3における製
品取出しより粉末体の予備加圧までの準備作業を行なう
と共に、成形プレスA−1,A−2内で本加圧成形を進
めることとなる。同図■に示すように、先ず成形プレス
A−2での本加圧成形が終了すれば、シリンダ92レー
ル89,90を介して成形工具ユニットC−1をテーブ
ル74のレール90上に搬出し、また補助プレスB内で
準備作業の終了したユニットC一3を、シリンダ93レ
ール91,89を介して同じくプレスB内よりテーブル
74上のレール91上に引き出し、次いで同図■のよう
に、テーブル74の矢印方向回動によりユニットC−3
を成形プレスA−2に正対させて、シリンダ93により
プレスA−2内に搬入セットし、このさし、ユニットC
−11‘ま図示位置となる。従って同図■に示すように
、テーブル74を矢印のように180度回動させて、■
位置にあったユニットC−1を補助プレスBに正対させ
、シリンダ92レール91,88を介してプレスB内に
搬入セットし、製品の取出しより粉末体の予備加圧まで
の一連の準備作業を行なうのであり、この間他方の成形
プレスA−1におけるユニットC−2における本加圧成
形が進行している。かくして同図■より■に示すように
成形プレスA−1内の本加圧成形の完了したユニットC
−2の搬出と、補助プレスB内で準備作業の完了したユ
ニットA−1のテーブル74上引出しが、前記シリンダ
92,93を介して行なわれ、次いで同図■に示すよう
にテーブル74の90度矢印方向への回動と、シリング
92によるユニットC−1の成形プレスA−1内への搬
入が得られ、次いでテーブル74の180度逆方向への
回動、即ち同図■の矢印方向回動により、成形プレスA
−1より搬出したユニットC−2は補助プレスB位置に
正対するので、シリング93によってこのユニットC−
2を補助プレスB内に搬入して、製品取出し以下一連の
準備作業を行なうように、順次ターンテーブル74の間
欠正逆回動、シリンダ92,93の作動によって1台の
補助プレスBにより2台の成形プレスA−1,A−2に
対する成形工具ユニットCの各準備作業を、本加圧成形
時間を利用して効率良く行なうことができるのである。
この第3の発明によれば、成形プレスA補助プレスBお
よび成形工具ユニットCによる先に述べた作用効果の他
に、その搬送装置Dの主体をターンテーブル74として
、各プレスA,B内外への搬入搬出を行なわせることに
よって、搬送装置として最少に近いスペースで足り、し
かも回転するテーブル74の存在は、この周囲に実施例
でも明かなように、多数の成形プレスAと補助プレスB
との合理的な配置ラインが得られ、より効率的な稼動運
転効果が容易に得られ、また1人の作業者によって多数
のプレスA,Bのメンテナンスを容易に行なえるのであ
り、成形工具ユニットCのハンドリングを容易とし、か
つユニットCの無駄のない運用が得られる点において、
コンベヤその他に比し優れた利点を発揮することが可能
である。
尚ターンテーブル74におけるモータ等の駆動電力やシ
リンダ92,93への流体圧力の供給等は、テーブル中
心部より簡単に給電乃至供給され、これら駆動源の設置
に当っても、テーブル74の表裏面を有効に活用できる
ものである。本発明における第4の発明は、先に述べた
通り、その成形プレスA、補助プレスBおよび成形工具
ユニットCそのものは第1の発明と全く同一であり、作
用効果としても同効であるが、この第3の発明は、更に
新しい特徴として、1台の補助プレスに対して少なく共
2台以上の成形プレスが配備され、これら成形プレス群
と補助プレスとの間に前記成形工具ユニットの搬入搬出
のための搬送装置が介設された点を持つものであり、従
ってこの点についてのみ第11図乃至第13図によって
詳述する。即ち第11図は搬送装置の回りに1台の補助
プレスBと、少なく英2台以上の成形プレスAが関連配
置された実施例を示し、第12図乃至第14図は直線的
な搬送装置を挟んで1台の補助プレスBと少なく共2台
以上の成形プレスAが配置された実施例を示しているが
、第11図において、Bは1台の補助プレス、A−1,
A−2,A−3は3台の成形プレスを示しており、図例
のようにターンテーブル95の円形周辺において、90
度間隔のもとに、1台の補助プレスB、成形プレスA−
1、成形プレスA−2、成形プレスA−3の順に配列す
る。これら補助プレスB、成形プレスAは全て第1の発
明のものと全く同一の内部構造を持ち、図示省略してあ
るが成形工具ユニットCおよびユニットCを搬送する搬
送部材乃至台車45も、第1の発明におけるものと同一
であることはいうまでもない。ターンテーブル95の上
面には、十字状にクロスするレール97,97′,97
″,97川が、クロス中心に位置する各ジョイントレー
ル99,99′と共に配設され、かつ各レール96〜9
6″′およびジョイントレール99,99′の各内側に
は搬送部村乃至台車45の走行装置としての各ローラチ
ェン96,96′,96″,96′′′およびローラチ
エン98,98′がそれぞれ平行に配設され、109,
110は各ローラチェン96〜96′″および98,9
8′のための駆動装置を示している。これに対応して補
助プレスB内にはしール101、ローラチェン100、
チェン駆動装置108が設置され、また各成形プレスA
−1,A−2,A−3にも、前記各レール97〜97′
″、ローラチェン96〜96′″と対応するように、プ
レス内にレール103ローラチエン102、レール10
5ローラチエン104、レール107ローラチヱン10
6力ミそれぞれ設けられ、これら各プレスA−1〜A−
3における各ローラチェン102,104,106にも
、補助プレスBで示した駆動装置108が図示省略して
あるが設けられる。この実施例は成形プレスAが3台で
あるに対し、補助プレスBは1台のものを示しているが
、成形プレスAは2台以上更にその数を増加させること
も可能である。この多列タイプのプレス成形設備によれ
ば、1台の補助プレスBと、各成形プレスA−1,A−
2,A−3および補助プレスBに充当される各成形ユニ
ット工具Cを搬送するための搬送部材乃至台車45の1
台によって、同時進行形式の下にプレスA−1,A−2
,A−3内での成形工具ユニットCの本加圧成形作業を
、1台の補助プレスBによる成形ユニット工具Cに対す
る準備作業処理によって、設備全体の効果的な稼動率を
最高に高めることができるのである。即ちこの第11図
に示した実施例は、先に第3の発明で実施例として第7
,8図に示したターンテーブル74によるものの作業手
順で明かなように、ターンテーブル95の間欠回動、そ
の回動停止による各レール97〜97′′′およびロー
ラチェン96〜96′′′の定角度変更によるそれぞれ
のプレスA−1,A−2,A−3およびプレスBへの正
対連絡により、ローフチエン96〜96′′′、ローラ
チエン1 00,1 02,104,106の各駆動に
より、搬送部材乃至台車45をプレス内よりターンテー
ブル95上へ、またターンテーブル95から各プレスA
−1,A−2,A−3,B内への搬出、搬入により、そ
の部材乃至台車45上に積載した成形工具ユニットCを
目的プレスAまたはBへの選択出入が容易に可能である
。その作動手順は第7,8図に示したものに、成形プレ
スAの1台を算術的に付加した作用であり、その詳細な
説明は反復をさげて省略するが、例えば第11図の状態
において、各成形プレスA−1,A一2,A−3内にそ
れぞれ粉末体5が予備加圧された成形工具ユニットCが
セットされ、また補助プレスB内には成形工具ユニット
Cがセットされ、内部製品の取出しから型内情婦、粉末
体の供V給、その予備加圧が先に第4図で示した順序に
行なわれている状態で、先ず成形プレスA−3における
ユニットCに対する本加圧成形が終了し、これと共に補
助プレスB内での準備作業が完了したとすれば、ターン
テーブル95上の図示レール97′′′上に成形完了の
ュニットCをプレスA−3より搬出し、補助プレスB内
のユニットCを同じくレール97上に搬出し、次いでタ
ーンテーブル95を時計方向に90度回転させ、補助プ
レスBよりの成形工具ユニットCを空いた成形プレスA
−3に正対させ、成形完了のユニットCは成形プレスA
−2位置に移動させ、成形プレスA−3内に準備完了し
た成形工具ユニットCをレール97レール107を介し
てこのプレスA−3内に搬入し、次にテーブル95を1
80度反時計方向に回動させて、成形完了ユニットCを
成形プレスA−2位置より補助プレスBに正対させ、レ
ール97″′レール101を介してプレスB内に搬入し
、その製品取出しより粉末体の予備加圧に至る一連の準
備作業を行ない、次には成形プレスA−2またはA−1
における本加圧成形の完了と共に、補助プレスB内での
準備作業の完了したユニットCと、成形完了ユニットC
をテーブル95上に搬出し、テーブル回敷と共に成形完
了ユニットCの補助プレスBへの搬入、空いた成形プレ
スA−2またはA−1への準備完了ユニットCの搬入と
いう一連の多列成形プレスA群に対する成形工具ユニッ
トCの順次搬入、搬出、準備作業と本加圧成形作業が関
連かつ同期的にそれぞれ進行するもので、これは先に第
7,8図において説示した場合と略同様である。即ちこ
れによって多数台の成形プレスA群を何れも有効に稼動
させつつ、1台の補助プレスと1台の搬送部材乃至台車
45によるハンドリング手段により、各成形プレスのた
めの成形工具ユニットCの準備と供給とが、時間のロス
なく、その1台当りの成形プレスにおける本加圧成形時
間を計算し、有効に各作業の同時進行による稼動率の大
幅な向上が期せられるのである。この第4の発明の特徴
はターンテーブル95のような回動部材の存在を必須と
するものでなく、非回動な搬送装置Dによっても充分適
用できる点である。即ちその好適な1例として第12図
1.mに示すような搬送装置Dによる実施例について説
明する。即ち搬送装置Dとして第12図1では、直線的
に延びるレール架台125上にレール126を直線レー
ルとして敷設し、この搬送用レール設備の一側に2台の
成形プレスA−1,A−2を並設し、反対の池側に1台
の補助プレスBを両プレスA−1,A−2の中間位置に
対向状に設置するのであり、このレール126上にキャ
リッジ124を駆動モータ134車輪135等を介して
往復走行自在に架設し、同キャリッジ124の上面には
2組のレール132,133をレール126と直交方向
に並列敷設し、一方のレール132側の一側に搬送部材
乃至台車45上の移動シリンダー29を設置し、成形プ
レスA−1,A−2には前記キャリッジ124の2組の
レール132,133の何れとも対応する各レ−ル13
0、レール131を設置し、また補助プレスBにも前記
2組のレール132,133の何れとも同じく対応する
レール136を設け、また成形プレスA−1,A−2に
もそれぞれのレール130,131の一側に台車45の
移動用シリンダ127,128を付設するのである。第
11図山こ例示したものは、1台の補助プレスBに対し
て3台の成形プレスA−1,A−2,A−3を対向させ
たものであり、レール架台146上にレール147を直
線的に付設し、一柳に成形プレスA−1,A−2,A−
3を並列設置し、他側に補助プレスBを対置し、キャリ
ツジ145をレール147上に駆動モータ157車輪1
41によって走行自在に架装し、キヤリッジ145上に
は同様に2組のレール155,156を搬送部材乃至台
車45の移動用として設置し、台車移動用シリンダ15
1を1と同様に付設すると共に、3台の成形プレスA−
1,A−2,A−3および補助プレスBには、前記各レ
ール155,156と合致する各レール152,153
,154およびレール158をそれぞれ設置し、また各
成形プレスA−1,A−2,A−3側の各レール152
,153,154の一側にも台車45の移動用シリンダ
148,149,150を付設した構造のものである。
これら両面1,0‘こおける構成によれば、キヤリツジ
移動用レール126またはしール147上におけるキヤ
リツジ124またはキヤリツジ143の、各成形プレス
A−1,A−2または成形プレスA−1,A−2,A−
3と、各補助プレスB間における選択的な直線的移動に
より、第11図実施例と同様に1台の補助プレスBによ
って、複数台の成形プレスA−1,A−2、または成形
プレスA−1,A−2,A−3に対する必要な成形工具
ユニットCの搬入、搬出を容易に行なうことができる。
即ちキヤリツジ124またはキヤリツジー43上におけ
るレール132レール133またはしール155レール
156を利用し、一方のレール上には補助プレスBによ
って準備作業の完了した成形工具ユニットCを搬送部材
乃至台車45と共に搬出し、他方のレール上には成形プ
レスA−1〜A−2または成形プレスA−1〜A−3内
において粉末体5の本加圧成形を完了した成形工具ユニ
ットCを該当プレスA内より同じく台車45と共に搬出
し、キャリッジ124乃至145をそのキャリツジレー
ル126乃至147に沿って往復移動させ、キャリッジ
124乃至145の一方のレール132またはしール1
55、他方のレール133または156を常に補助プレ
スBと1台の成形プレスAに移動正対させることにより
、一方のレール上の準備作業の完了したユニットBと粉
末体の本加圧成形の終了したユニットをそれぞれのプレ
スB、プレスA側に台車45と共に搬入させ、複数台の
成形プレスA群に対し、1台の補助プレスBによって必
要な成形工具ユニットCに対する準備作業を効率的に行
なうことができる。このキャリッジの往復走行とこれに
よる成形プレスAと補助プレスBとの選択的な組合せ運
動サイクルは、各種順序が考えられるが、1例として、
第13図に第12図1の構成によるものの作動サイクル
を示し、第14図に第12図ロの構成によるものの作動
サイクルを示している。もとよりこれは1例に止まるが
、第13,14図においてA−1,A−2乃至A−1,
A‐2,A−3は図示の成形プレスを示し、Bは補助プ
レスを示し、また第13図においてC−1,C−2,C
−3は、各プレスA−1,A−2,Bにおける順次充当
されてゆく成形工具ユニットを示し、第14図のC−1
,C−2,C−3,C−4は同じく各プレスA−1,A
−2,A−3補助プレスBに順次充当されてゆく成形工
具ユニットを示している。この第4の発明によれば、成
形プレスA補助プレスB成形工具ユニットC搬送装置D
による個有の作用効果の他に、1台の補助プレスBによ
って多数台の成形プレスAにおいて必要とされる各成形
工具ユニットCの準備作業を行なわせることにより、必
要機械装置の最も合理的な組合せと、無駄やロスのない
稼動内容が得られ、粉末体のプレス成形設備として、対
台稼動率の著しい向上による生産性の増大が得られる点
であり、第11図実施例の場合でも、第12図実施例の
場合でも、即ち成形プレスA補助プレスBの環状配置ラ
インでも、直線状配置ラインでも、ラインに必要な面積
は無駄のない最少範囲の占有スペースで足りるのである
。このさし、図例のターンテーブル式、キャリッジ移動
式には設計的に各種の変形形体は充分に考えられること
はいうまでもなく、図例のみには止まらないことは勿論
である。次に本発明における第5の発明について詳述す
る。
この第5の発明は第2乃至第4の各発明と同じく、その
成形プレスA、補助プレスB、成形工具ユニットCにつ
いては第1の発明におけるものと全く同一のものを使用
する点においては同様であるが、その異なる特徴は、か
かる成形プレスA、補助プレスB、成形工具ユニットC
および同ユニット搬送装置Dから成る単位設備の複数配
列に当って、各単位設備における各補助プレスが対応位
置に作業スペースを介して対置されることにより、粉末
体のプレス成形設備における省力化、対人効率の向上を
企図した点を具備するものであり、以下第15図乃至第
18図に示す実施例についてこの点のみを詳述する。即
ち第15図に示すものは、2台の成形プレスAと1台の
補助プレスB及びこれらプレスA,B間に介在されるタ
ーンテーブル等の回転式搬送装置Dによる単位設備のも
のを例示しているが、ターンテーブル型式の搬送装置D
−1の周辺の成形プレスA−1,A−2と1台の補助プ
レスBとを配設し、図示省略してあるが、各プレスA−
1,A−2,Bにそれぞれ成形工具ユニットCを充当し
、同じく図示省略しているが、これら成形工具ユニット
Cを搬送部材乃至台車45によってテーブルD−1の旋
回と、テーブルD−1上の走行し−ル(図示省略)を介
して、成形プレスA−1,A−2と補助プレスBとの間
に搬出入を行なうようにした単位設備X−1,×−2の
2組を設置する場合、図示のように単位設備×−1,×
−2における補助プレスB,Bを背中合せ状に、かつ両
プレスB,B間に作業員1名の介在できる作業スペース
Yを存置して対向状にするのであり、この図例では単位
設備×−1,×−2の側方にも同様の単位設備×−3,
×−4を、同じくその各補助プレスB,Bを作業スペー
スYを介して対向配置したものを示している。
第16図に示した実施例は、同じくターンテーブル型の
搬送装置D−1の鷹側に2台の成形プレスA−1,A−
2補助プレスBを配し、成形工具ユニットCと搬送部材
乃至台車45を用いる単位設備×一1,×一2を、第1
5図実施例が横型に並設するに対し、縦型に配置した場
合の実施例で、同じくその単位設備×−1,×−2にお
ける各補助プレスB,B間に作業員1名の入る作業スペ
ースYを存置して並設するのである。この場合第15図
のようにこの単位設備×−1,×一2組の側方に単位設
備×−3,×−4が並ぶことは妨げない。第17図に示
した実施例は、先に第12図で例示したような直線状の
レール設備とキャリッジdによる直線状の搬送装置D−
2の一側に2台の成形プレスA−1,A−2を並設し、
他側に補助プレスBの1台を配設し、図示省略してある
が、キャリツジd上のし−ルを介してプレスA−1,A
−2とプレスB内に出入自在な搬送部材乃至台車46と
成形工具ユニットC(何れも図示は省略)による単位設
備×−1,X−2の2組の横向き配置する場合、各設備
X−1,X−2における各補助プレスB,Bを作業員1
人の作業スペースYを存置して対向設置したものを示し
ている。この場合もこれら単位設備X−1,X−2に同
様の単位設備X−3,X−4が同様に設けられることは
妨げない。第18図は第17図実施例において単位設備
×一1,×−2が横向きに並設されるに反し、これを縦
向きに並列した場合の実施例であり、同様にその各補助
プレスB,Bは作業員1名の作業スペースYを存して背
中合せ状に対置されるのであり、この場合も単位設備×
−1,×−2組の側方に別の単位設備×一3,×−4が
同様に配設されることは妨げない。以上の各実施例で明
瞭なように、この第5の発明によれば、プレス成形設備
として、その単位設備×の2組を、各補助プレスB,B
を背中合せ状態に対向設置するライン型式を取ることに
より、1名の作業員を作業スペースYに配置投入するこ
とにより、対人効率の著しい向上、省力化が可能となる
のである。
即ち作業員1名によって2基の単位設備×の制御、操作
、保守管理が得られるのであり、これは本発明における
成形プレスA、補助プレスB、搬送装置Dにおける各自
勤化、特に補助プレスB‘こおける製品取出より原料粉
末体の予備加工に亘る一連の準備作業を、例えばガスケ
ット9の装着、粉末体5の供給以外は完全に自動化する
ことと相まって、きわめて容易に何等の困難なく両設備
×をコントロールできることになる。即ちこの第5の発
明によれば、その成形プレスA、補助プレスB、成形工
具ユニットCおよび搬送装置Dによる粉末体のプレス成
形作業の効率化、自動化と相まって、この単位設備×の
配置ライン構成により、粉末体のプレス成形設備として
、対台効率および対人効率を著しく向上させ、しかもガ
スケツト9の装着、粉末体5の供給充填を仮りに手動操
作としても、作業員の直接操作はこれらのみに止まり、
作業員に格別の負担を生じることもなく、作業内容の簡
略化、押動操作のみによる便利はいうまでもなく、大き
な効果を発揮できるのである。第19図は成形プレスA
と補助プレスBがそれぞれ一合で、これをクロスステー
ションで示す搬送装置Dで結合させ、2組の成形工具ユ
ニットC,C,を使用し、1組の成形工具ユニットC,
C,が成形プレスAで成形中、他の一組の成形工具ユニ
ットC,C,は補助プレスBにおいて製品の取出しが行
なわれ、引続き原料の充填及び予備加圧がなされるもの
である。
第20図は2組の成形工具ユニットC,C,の入換動作
手段を示し、クロスステーションには2台の台車が載る
スペースがあり、各々の中心が成形プレスAと補助プレ
スBを結ぶ中心線と一致するように1ピッチ往復敷する
構造となっている。
第20図において動作を説明すると、第20図1は成形
工具ユニットCは加圧成形中で、成形工具ユニットC,
は補助作業完了のときを示し、第20図2で示す如くユ
ニットC,をクロスステーションへ搬入してから、第2
0図3で示す如く横移動させ、ユニットCは第20図4
で示す如く成形完了されて補助プレスBに搬入され、次
いで、ユニットC,を第20図5で示す如くクロスステ
ーションに横移動させてから、第20図6で示す如くユ
ニットC,を成形プレスAへ搬入せしめて加圧開始し、
ユニットCは補助作業を開始するのである。本発明は以
上の通りであって、第1の発明より第5の発明に至るま
で、共通の特徴としては、その成形プレスAと補助プレ
スB、更には成形工具ユニットCと、同ユニットCを各
プレスA,B間に搬送する搬送装置Dとにより、従来の
粉末体成形プレスのみによる煩雑で非効率な作業内容に
比し、特に補助プレスBにおける加圧成形製品の取出し
、成形用キャビティ内の清掃、粉末体の供給、ガスケツ
ト装置、上下アンビルの組込みによる成形工具ユニット
Cの組立、粉末体の予備加圧という一連の準備作業を集
約的にかつ自動化のもとに行なうことにより、最も時間
を要する準備作業をきわめて短時間内に処理し、このよ
うにして準備作業の完了した成形工具Cを、搬送装置D
によって成形プレスA内への搬入、また本加圧成形完了
のユニットCのプレスA内よりの搬出、補助プレスBへ
の搬入する一連の作業を大幅な時間短縮のもとに進行さ
せることができ、粉末体のプレス成形を効率的に行なえ
るのであり、自動化による各動作内容の一定化による製
品品質の均一、安定性を確保し、工業的量産形態を効果
的に得るものとして優れたものである。
このさし、第2の発明においては、前述の効果に加える
に、その搬送装置Dの主体として台車45を用いること
により、成形工具ユニットCの安定な支持と移動を迅速
に行なえるのであり、台車45にユニットCの弾支部材
47を設けることにより、加圧ショック、搬送中のショ
ック等による悪影響をなくし得ると共に、台車45の採
用により、その搬送経路はしール構成とし、成形工具ユ
ニットCの安全確実かつ迅速な移動が得られる。また第
3の発明においては、搬送装置Dとしてターンテーブル
を用いることにより、成形プレスA補助プレスBを最少
間隔のもとに配列でき、かつターンテーブルの旋回によ
るテーブル上の台車45成形工具ユニットCの方向変換
は、至近距離における成形プレスA補助プレスB間にお
ける台車45ユニットCの搬出入動作を小さな行動半径
の下に行なえト設備全体のコンパクト化、集約化に有効
である。更に第4の発明においては、1台の補助プレス
Bによって2台以上の複数台の成形プレスAのための各
成形工具ユニットCの準備作業を、無駄のない稼動率の
もとに同期的に進行させ、対台効率、対人効率を著しく
向上させられるのである。また第5の発明においては、
これら成形プレスA、補助プレスB、成形工具ユニット
Cおよび搬送装置Dによる単位設備×の複数を、各補助
プレスB,Bを対向させ、その間に作業員1名の入る作
業スべ−スYをおいて設置することによって作業員1名
によって少なくとも2基の設備×のコントロールを可能
として、省力化に著しく寄与できるのであり、何れも粉
末体のプレス成形設備として優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明並び第2の発明実施例としての全体
縦断正面図、第2図は第1図A−A線矢視正面図、第3
図は同補助プレス要部の第2図BmB線側断面図、第4
図は補助プレスの作動手順説明図、第5,6図は変形実
施例の平面図、第7図は第3の発明実施例の平面図、第
8図は同実施例の作動手順説明図、第9図は同変形実施
例の平面図、第10図は同実施例の作動手順説明図、第
11図は第4の発明実施例の平面図、第12図は同変形
実施例の平面図、第13,14図は同実施例の動作サイ
クル説明図、第15図乃至18図は第5の発明各実施例
の各平面図、第19図は成形プレスと補助プレスがそれ
ぞれ一基の場合の実施例で、第20図1,2,3,4,
5,6はそのハンドリング動作の説明図である。 A…成形プレス、B・・・補助プレス、C・・・成形工
具ユニット、5・・・粉末体、D・・・搬送装置、6・
・・成形用シリンダ、6a・・・成形用キヤビテイ、7
,8・・Q上下アングル、9・・・ガスケツト、17・
・・ノックアウトバー、1 9・ヅロツク、34…清掃
用ブラシ、45・・・ワーク台車、48・・・ターンテ
ーブル、X・・・単位設備、Y・・・作業スペース。 第1図第2図′ 第5図 第6図 第3図 第4図 第8図 第9図 第7図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図 第17図 第15図 第16図 第18図 第19図 第20図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加圧シリンダ、該シリンダに保持される昇降ラム、
    該ラムに保持されるクロスヘツドおよびプレスベツドか
    ら成ると共に、前記クロスベツド、プレスヘツド間にお
    いて成形工具ユニツト内における予備加圧状態の粉末体
    の加圧成形を行なう成形プレスと;粉末体成形キヤビテ
    イを有する成形シリンダと、該シリンダの上下に配され
    る上下アンビルおよびガスケツトが分解組立自在に結合
    された成形工具ユニツトと;予備加圧用シリンダ、該シ
    リンダに保持されるクロスヘツド、前記成形工具ユニツ
    トの搬入作業空間を有すると共に、該ユニツトの分解、
    保持手段、成形シリンダ内の製品を上下方向に取り出す
    ノツクアウト手段、該シリンダの清掃、粉末体の供給手
    段を具備した補助プレスとから成り;前記成形プレスと
    補助プレスとの間に前記成形工具ユニツトの往復搬送装
    置が介在装設されることによって、粉末体の供給より製
    品取出に亘る一連の操作を成形プレス、補助プレス間に
    おいて完結的に行なうことを特徴とする粉末体のプレス
    成形設備。 2 加圧シリンダ、該シリンダに保持される昇降ラム、
    該ラムに保持されるクロスヘツドおよびプレスベツドか
    ら成ると共に、前記クロスヘツド、プレスベツド間にお
    いて成形工具ユニツト内における予備加圧状態の粉末体
    の加圧成形を行なう成形プレスと;粉末体成形キヤビテ
    イを有する成形シリンダと、該シリンダの上下に配され
    る上下アンビルおよびガスケツトが分解組立自在に結合
    された成形工具ユニツトと;予備加圧用シリンダ、該シ
    リンダに保持されるクロスヘツド、前記成形工具ユニツ
    トの搬入作業空間を有すると共に、該ユニツトの分解、
    保持手段、成形シリンダ内の製品を上下方向に取り出す
    ノツクアウト手段、該シリンダの清掃、粉末体の供給手
    段を具備した補助プレスとから成り;前記成形プレスと
    補助プレスとの間に前記成形工具ユニツトの弾支載置手
    段を具備し、かつ両プレスセンタ間に往復移動可能なワ
    ーク台車が配設されたことによって、粉末体の供給より
    製品取出に亘る一連の操作を成形プレス、補助プレス間
    において完結的に行なうことを特徴とする粉末体のプレ
    ス成形設備。 3 加圧シリンダ、該シリンダに保持される昇降ラム、
    該ラムに保持されるクロスヘツドおよびプレスヘツドか
    ら成ると共に、前記クロスヘツド、プレスヘツド間にお
    いて成形工具ユニツト内における予備加圧状態の粉末体
    の加圧成形を行なう成形プレスと;粉末成形体キヤビテ
    イを有する成形シリンダと、該シリンダの上下に配され
    る上下アンビルおよびガスケツトが分解組立自在に結合
    された成形工具ユニツトと;予備加圧用シリンダ、該シ
    リンダに保持されるクロスヘツド、前記成形工具ユニツ
    トの搬入作業空間を有すると共に、該ユニツトの分解、
    保持手段、成形シリンダ内の製品を上下方向に取り出す
    ノツクアウト手段、該シリンダの清掃、粉末体の供給手
    段を具備した補助プレスとから成り;前記成形プレスと
    補助プレスとの間にターンテーブルが介在され、同ター
    ンテーブル上に前記成形工具ユニツトの載置部材が付属
    されることにより、粉末体の供給より製品取出に亘る一
    連の操作を成形プレス、補助プレス間において完結的に
    行なうことを特徴とする粉末体のプレス成形設備。 4 加圧シリンダ、該シリンダに保持される昇降ラムに
    保持されるクロスヘツドおよびプレスベツドから成ると
    共に、前記クロスヘツド、プレスベツド間において成形
    工具ユニツト内における予備加圧状態の粉末体の加圧成
    形を行なう成形プレスと;粉末体成形キヤビテイを有す
    る成形シリンダと、該シリンダの上下に配される上下ア
    ンビルおよびガスケツトが分解組立自在に結合された成
    形工具ユニツトと;予備加圧用シリンダ、該シリンダに
    保持されるクロスヘツド、前記成形工具ユニツトの搬入
    作業空間を有すると共に、該ユニツトの分解、保持手段
    、成形シリンダ内の製品を上下方向に取り出すノツクア
    ウト手段、該シリンダの清掃、粉末体の供給手段を具備
    した補助プレスとから成り;1台の補助プレスに対して
    少なく共2台以上の成形プレスが配備され、これら成形
    プレス群と補助プレスとの間に前記成形工具ユニツトの
    搬入搬出のための搬送装置が介設されることにより、粉
    末体の供給により製品取出に亘る一連の操作を前記成形
    プレス群、補助プレス間においてそれぞれ完結的に行な
    うことを特徴とする粉末体のプレス成形設備。 5 加圧シリンダ、該シリンダに保持される昇降ラム、
    該ラムに保持されるクロスヘツドおよびプレスベツドか
    ら成ると共に、前記クロスヘツド、プレスベツド間にお
    いて成形工具ユニツト内における予備加圧状態の粉末体
    の加圧成形を行なう成形プレスと;粉末体成形キヤビテ
    イを有する成形シリンダと、該シリンダの上下に配され
    る上下アンビルおよびガスケツトが分解組立自在に結合
    された成形工具ユニツトと;予備加圧用シリンダ、該シ
    リンダに保持されるクロスヘツド、前記成形工具ユニツ
    トの搬入作業空間を有すると共に、該ユニツトの分解、
    保持手段、成形シリンダ内の製品を上下方向に取り出す
    ノツクアウト手段、該シリンダの清掃、粉末体の供給手
    段を具備した補助プレスとから成り;補助プレスと成形
    プレス間に前記成形工具ユニツトの搬入搬出のための搬
    送装置が介設され、前記補助プレス、成形工具ユニツト
    、成形プレスおよびユニツト搬送装置から成る単位設備
    の複数配列に当り、各補助プレスが対応位置に作業スペ
    ースを介して対置されることにより、粉末体の供給より
    製品取出に亘る一連の操作を各単位設備の成形プレス、
    補助プレス間においてそれぞれ間結的に行なうことを特
    徴とする粉末体のプレス成形設備。
JP55138355A 1980-10-02 1980-10-02 粉末体のプレス成形設備 Expired JPS607597B2 (ja)

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