JPS6075625A - ボビン搬送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は粗紡機で玉揚げされた満ボビンの精紡工程へ
の搬送及び精紡工程で使用された後の残糸ボビンの残粗
糸を処理して空ボビンとして粗紡機へ搬送する粗紡・精
紡工程間のボビン搬送方法に関するものである。

従来技術 近年紡精工場においては省ノ〕化が進み、各工程内の自
動化から一歩進展して各工程間の連結、搬送の自動化を
取り入れる場合が多くなっている。

そして、粗紡・精紡工程間の連結及びボビンの自動搬送
についてもいくつかの提案がなされ°Ｃいる。

例えば、昭和４９年５月１１日公開の特開昭４９−４８
９３１号公報には、精紡機の土１５に多数列のレールを
配置し該レールに接続するレールを粗紡工程に至るレー
ルと連結し、粗紡■稈で玉揚げされた満ボビンをトロリ
ーに吊下して精ｖｉ機上方まで搬送して直接精紡機のク
リールを構成し、使用後の残糸ボビンを前記レールに沿
って粗紡工程へ搬送する方法が記載されている。又、昭
和５０年６月２３１コ公聞の特開昭５０−７６３４０号
公報には精紡機のクリールの側方に沿って搬送路を形成
し同搬送路を粗紡機に沿って配設された搬送路と連結し
、粗紡機で玉揚げされた満ボビンを前記搬送路に沿って
走行づるパレットに吊下して精紡機まで搬送しクリール
に吊下された使用後の残糸ボビンど満ボビンとを交換し
残糸ボビンを再び前記パレットに吊下して粗紡機側へと
搬送づる方法が記載されている。

ところが、紡績工場にＪｊいては精紡機の効率的稼動が
生産性の向上に大きな比重を占めているので、精紡機は
２４時間操業あるいはそれに近い操業が行われている。

そのため粗紡（幾あがりの満ボビンを常にストックして
おく必要があり前Ｊした従来方法のような工場の天井梁
下に配設された搬送レールを利用して粗紡工程から精紡
工程へとボビンの搬送を行う方法においては粗紡工程か
ら精紡工程までの搬送経路の他に満ボビンのストック場
所としての搬送レールを多数配設しなければならず設備
費用がかさむばかりでなく、美観上も好ましくないとい
う問題がある。

目的 この発明は前記従来の問題点を解消するためになされた
ものであって、その目的は粗紡工程から精紡工程への満
ボビンの搬送及び精紡工程で使用された後の空ボビンの
粗紡工程への搬送を自動的に行うことができ、しかも精
紡工程にお１）る２４時間操業に対応して粗紡機あがり
の満ボビンを常にストックしておくストック場所にあま
り制限がなく設備費用も僅かですむボビン搬送方法を捉
供することにある。

発明の構成 前記の目的を達成するためこの発明においては、満ボビ
ン又は残糸ボビンを吊下して搬送する搬送マガジンの搬
送路を精紡機群の各精紡機の上方にその長手方向に沿っ
て配設するとともに該精紡機群の両側において前記搬送
路に接続刃る主搬送路を設け、粗紡機の一端にはボビン
が垂直状態で挿入されるペッグを所定間隔に多数立設し
た搬送体上に垂直に積載されｌこ空ボビンを取り出すと
ともに、玉揚げされた満ボビンを前記空ボビンが取り出
されたペッグ上に受（）渡す作用をなす管替え装置を配
設し、前記主搬送路には満ボビンを垂直に積載した搬送
体から満ボビンを取り出して前記搬送マガジンのボビン
ハンガーに該満ボビンを挿入する作用をな′８Ｊ−満ボ
ビンローディング装置と、前記搬送マガジンに吊下され
た残糸ボビンを取り外し残相糸を除去した空ボビンを垂
直状態で前記搬送体上に受ｉ：ｌ渡づ゛作用をなず残糸
ボビン自動処理装置とを配設し、前記管台え装置と、満
ボビンローディング８四と、残糸ボビン自動処理装置と
を前記搬送体で連絡して粗紡機、精紡機間でボビンを搬
送するようにした。

又、第二の発明においては、前記第一の発明における満
ボビンローディング装置と、残糸ボビン自動処理装置と
を前記主搬送路の前記精紡機の長手方向ど平行に配設さ
れた部分に近接して配設し、前記管替え装置と、満ボビ
ンローディング装置と、残糸ボごン自動処理装回とを所
定の軌導に沿って移動する前記搬送体で連絡し、前記満
ボビンローディング装置と残糸ボビン自動処理装置とを
同期して作動さけるようにした。

実施例 以下この発明を具体化した一実施例を図面に従って説明
する。この実施例の精紡機１は第１，２図に示ずように
、クリール２がクリールピラー３を中心として左右両側
に配設されたクリール搬送路４と、該クリール搬送路４
を構成り−る搬送レールに対して移動可能に懸装された
多数の搬送マガジン５とから構成されている。前記各搬
送マガジン５には精紡機１に必要な位置関係に配列され
た複数個（通常８〜１２個）の粗糸巻をそれぞれ吊下し
、精紡機１上の粗糸巻がほぼ空になると使用済みの残糸
ボビンを吊下した搬送マガジン群ど満ボビンを吊下した
搬送マガジン群とが一斉に交換されるようになっている
。

精紡機群の周囲にはその両側において前記搬送路４に接
続されるとともに該搬送路４と平行に配設された待機通
路６を有する主搬送路７が配設されている。主搬送路７
には前記待機通路６の外側に該待機通路６と平行に設（
）られた部分に残糸ボビン自動処理装置８と満ボビンロ
ーディング装置９とが所定の間隔で配設されＣいる。残
糸ボビン自動処理装＠８は第３．４図に示ずように残糸
ボビン１０を吊下した搬送マガジン５を案内する搬送レ
ール１１と対応する位置に配設された残糸ボビン取り外
し装置１２と、その前方において前記搬送レール１１ど
直交する方向に延設された排出装置１３と、搬送レール
１１に沿って配設され前記排出装置′１３によりＪＪＩ
出された残糸ボビン１０を一定方向く第３，４図におり
る左方）に移送しながらボビンから残相糸を除去する残
粗糸除去装置１４と、該残ｉｔ＋糸除去装置１４から送
り出された空ボビン１５をその旧都に形成されたフラン
ジ部において吊下支承して所定位置まで案内づるシュー
タ１６と、該シ」−夕１６により案内供給される空ボビ
ン′１５をｌ＃Ｊ送体とし−Ｃのパレッ１へ１７に立設
されたペッグ１８に挿入するボビン受渡し装置１９とか
ら４７４成されている。

前記残糸ボビン取り外し装置１２は前記搬送マガジン５
の進行方向に向かって上方へ傾斜するように配設された
ボビン押上げコンベア２０の作用により、図示しない間
欠送り装置により移動される搬送マガジン５のボビンハ
ンガー２１に吊下された残糸ボビン１０の底部に当接し
て該ボビン１０を上方へ押上げ、ボビンハンガー２１か
ら取り外すようになっている。

ボビン受渡し装置１９は第５図に示づように支持フレー
ム２２の上面に垂直に固定されたシリンダ２３により昇
降されるとともにカム２４及びノＪムローラ２５の作用
により開閉作動する一対の支持レール２６と、前記シュ
ータ１６から供給される空ボビン１５を受け取り、該空
ボビン１５を前記支持レール２６と対向する位置に回動
配置するボビン送り装置２７のボビン支承部材２８に吊
下された空ボビン１５を前記支持レール２６の支承部２
６ａの所定位置まで移送する移送装置２９とを備えてい
る。そして第５図に示すようにパレット１７のペッグ１
８と対応する位置に４本の空ボビン１５が吊下される度
にシリンダ２３が作動して、ペッグ１８に空ボビン１５
が挿入されるとともに図示しない間欠送り装置によりパ
レット１７がペッグ１８の間隔分ずつ前方へ送られるよ
うになっている。

満ボビンローディング載置９は第６，７図に示すように
搬送レール１１に沿って移動する搬送マガジン５に装備
されたボビンハンガー２１に満ボビン３０を挿入りる作
業を行うリフター装置３１と、満ボビン３０を垂直に積
載したパレット１７から満ボビン３０を取り出して前記
リフター装置３１まで満ボビン３０を水平に移送づ゛る
ための水平移送装置３２と、パレット１７をベツグ１８
の間隔分ずつ間欠的に送る作用をなす間欠送り装置（図
示しない）とから構成されている。リフター装置３１は
−Ｌ下方向に立設された一対のガイドレール３３に沿っ
て十Ｆ　＃ｈ　ｉｉＪ能に支承され、搬送マガジン５の
ボビンハンガー２１の配列間隔と対応した間隔で各列２
個合ｉｔ　４　（！１１のベツグ３４ａが装備された昇
降部材３４がチェーン３５を介して両ロンド型複動シリ
ンダ３６により作動されて昇降作動するようになってい
る。

水平移送装置３２は断面口字状をなし搬送レール１１と
直交する方向に延びる一対の支持レール３７に対して該
支持レール３７に沿って横方向への移動可能に配設され
た一対のトラパーザ３８ａ。

３８ｂを備えている。トラバーサ３８ａ　、３８ｂの先
端部には各一対の把持装置３９ａ　、３９ｂがパレット
１７上の満ボビン３０の間隔に対応してそれぞれ設けら
れている。前記両支持レール３７の間には、前記トラパ
ーザ３８ａ　、３８ｂを両支持レール３７に沿って移動
さけるためのスクリューシャフト４０が正逆回転可能に
支持され、ギヤ等の駆動伝達手段４１を介してモータ４
２により正逆両方向へ回転駆動されるようにな−）てい
る。

前記１へラバーサ３８ａ　、３８ｂの下面には前記スク
リューシャフト４０の溝４０ａに係合り〜る係合ビン（
図示しない）が設けられ、スクリューシャフト４０の回
転により支持レール３７に沿って横方向に移動するよう
になっている。

前記精紡機１の側方に【よ精紡機１と平行に粗紡機４３
が段【プられている。この粗紡機４３は昭和５７年５月
２４日公告の特公昭５７−２４４１４号公報に記載され
た装置のように玉揚げ時には満ボビン３０がその駆動手
段から分離されて無端状のチェーンコンベアに装備され
たボビンボルダ４４の支持筒４４ａに１■装されチェー
ンコンベアの作動によりコンベアカバー４５の上面を移
動して、チェーンコンベアの周回部ずなわち粗紡機４３
の一端において満ボビン３３０が自動的に玉揚げされる
機（ｔを備えている。粗紡機４３の一端にはボビンが垂
直状態で挿入されるペッグ１８を所定間隔で多数立設さ
れた前記パレット１７上上に垂直に積載されＩｃ空ボビ
ン１５を該パレット１７上から取り出り′とともに、玉
揚げされた満ボビン３０を前記空ボビン１５が取り出さ
れたベツグ１８上に受渡す゛作用をなず管替え装置４６
が配設されている。

管替え装置４６は第８〜１１図に示すようにパレッ１〜
１７上から空ボビン１５を垂直状態に保持したまま一列
分回時に取り出し、前記ボビンホルダー４４上へ空ボビ
ン１５を１個ずつ供給り゛るための空ボビン供給箱４７
まで移送する空ボビン移送装置４８と、前記空ボビン移
送装置４８に隣接して配設され、前記チェーンコンベア
の周回部に配設されたボビン排出機構（図示しない）の
作用によりボビンホルダー４４との係合が解除されｔ＝
　′ａボビン３０を垂直状態に保持したまま順次前記パ
レット１７上方へ移送するとともに下降移動により所定
本数ずつ前記パレット１７上に載置する満ボビン受渡し
装置４９と、パレット１７をペッグ１８の間隔ずつ間欠
的に送る作用をなり゛間欠送り装置（図示しない）とか
ら構成されている。前記空ボビン移送装置４８は粗紡ｍ
４３の一端に配設されたフレーム５０上の前記ボビン供
給箱４７の配設位置の延長線上に配設され、シリンダ５
１によ・り昇降されるとともに時下時に開放され上昇時
に閉じるように構成された一対のガイドレール５２を備
えた空ボビン吊下装置５３と、該空ボビン吊下装置１１
５３に吊下された空ボビン１５を前記空ボビン供給箱４
７へと排出する空ボビンリ１出装置５４とを備えている
。

前記満ボビン受渡し装置４９は空ボビン移送装置４８の
前方でかつ両装置の中心間隔が前記パレット１７のペッ
グ１８の配設間隔と同じとなる位置において前記空ボビ
ン移送装＠４８と平行に配設されている。満ボビン受渡
し装置４９は前記ボビン排出機構によりボビンホルダ４
４との係合が解除された満ボビン３０を垂直状態で一時
的に支承保持する満ボビン保持装置５５と、満ボビン３
０をそのフランジ部３０ａにおいて支承するとどもに昇
降作動により所定本数ずつ前記パレット１７上のペッグ
１８に挿入づ−る満ボビン挿入装置５６と、前記満ボビ
ン保持装置５５に支持された満ボビン３０を前記満ボビ
ン挿入装置５６まで移送する満ボビン移送装置５７とか
らなっている。満ボビン保持装置５５は満ボビン３０を
フランジ部３０ａにおいて吊下支承づる一対の支持レー
ル５８と該支持レール５８に近接して回動可能に設（プ
られた一対の支承部材５９と、前記ボビン排出機構のボ
ビン押上げ部材６０の作用にＪ：リボビンホルダ−４４
上から排出される満ボビン３０のフランジ部３０ａの周
面に当接して満ボビン３０を前記支承部材５９まで案内
する一対のガイドバー６１とを備えている。

満ボビン挿入装置５６は前記満ボビン保持装置５５に近
接して配設され、支持フレーム６２の上面に固定された
シリンダ６３により昇降されるとともにカム６４及びカ
ムローラ６５の作用により開閉作動づる一対の支持レー
ル６６が装備されている。又、満ボビン移送装置５７は
満ボビン保持装置５５と満ボビン挿入装置５６の一側に
設（すられたブラケット６７間に架設され外周面に係合
片６８が所定間隔で突設された無端状のコンベアベル］
−６９により構成されている。そして、満ボビン保持装
置５５上に吊下された満ボビンを満ボビン挿入装置５６
の支持レール６６上に移送づるようになっている。

前記のように構成された残糸ボビン自動処理装置８、満
ボビンローディング装置９及び管替え装置４６間を前記
パレット１７で連絡するため残糸ボビン自動処理装置８
及び満ボビンローティング装置９の側方には精紡機の長
手方向に沿って延びるローラコンベア７０が又、粗紡機
４３の側りには粗紡機４３の長手方向と直交する方向に
延びるローラコンベア７１がそれぞれ配設され、両ロー
ラコンベア７０．７１の延長線上にはバレンｌ−１７の
移動方向を９０磨変換づるためのターンテーブル７２が
配設されている。ローラコンベア７０゜７１はそれぞれ
残糸ボビン自動処理装置８．満ボビンローディング装置
９．管替え装置４６に対応して配設されバレン１−１７
を前記各装置に装備された間欠送り装置へ送る作用をな
す送り用のローラコンベア７０ａ、７１ａと該ローラコ
ンベア７０ａ、７１ａと平（ｊに設【）られた搬送用ロ
ーラコンベア７０ｂ、７１ｂとから構成されている。各
ローラコンベア７０ａ　、７０ｂ　、７１ａ　、７１ｂ
はそれぞれ独立に駆動される複数台のローラコンベアに
より構成され、搬送用ローラコンベア７０ｂ、７１ｂは
それぞれ正逆回転駆動可能に構成されている。そして、
パレット１７が残糸ボビン自動処理装置８、満ボビンロ
ーティング装置９、管替え装置４６にそれぞれ装備され
た間欠送り装置と対応する位置まで送られた後は、該バ
レン１〜１７と対応する送り用ローラコンベア７０ａ、
７０ｂの駆動が停止されるとともにパレット１７は該ロ
ーラコンベア７０８．７０１１からフリーとなり前記各
間欠送り装置により間欠的に送られるようになついる。

前記一方のローラコンベア７０の両端にはパレット１７
を送り用ローラコンベアの７Ｑａど搬送用ローラコンベ
ア７０ｂとの間で横移動させるための移動装置７３がそ
れぞれ配設されている。移動装置７３は適宜の手段によ
り昇降される一対の支持フレーム７４と該支持フレーム
７／Ｉに設けられた多数の駆動ローラ７５とから構成さ
れ常には駆動ローラ７５の周面がローラコンベア７０の
ローラの周面より下方に位置するように支持フレーム７
４が配置され、パレット１７を横方向へ移動させる場合
には駆動ローラ７５がバレン１へ１７の下面に当接して
パレット１７とローラコンベア７Ｏのローラとの接触を
ｒＲ除する位置まで支持フレーム７４が上昇される。そ
してその後駆動ローラ７５が回動されることによりパレ
ット１７を横方向へ移動丈るＪζうになっている。又、
粗紡機４３の側方に配設されたローラコンベア７１にも
所定位置に移動装置７３が配設されている。

次に前記のように４１４成された装置を用いたボビンの
移送方法について説明りる。この実施例において【ま粗
紡機４３の一端に配設された管替え装置４６により満ボ
ビン３０かベツグ１８上に挿入されたパレット１７は、
送り用ローラコンベア７１ａの作用により移動装置７３
の−Ｌ方へ各パレット１７が到着するごとに移動装置７
３が作動されて送り用［１−ラコンベノ７７１ａ上から
搬送用ローラコンベア７１ｂ上へと移送される。そして
搬送用ローラコンベア７１ｂ上に載置されると搬送用ロ
ーラコンベア７１１」が作動しバレッｈ　１７が移動装
置７３と対応り゛る位置から移動する。通常はパレット
３台で粗紡機／Ｉ３の１台分の満ボビンを搬送するので
、以下同様してに後続の２台のパレット１７が送り用ロ
ーラコンベア７１ａ上から搬送用ローラコンベア７Ｉｂ
上へど移送される。搬送用ローラコンベア７１１）上に
移送されたパレット１７は該搬送用ローラコンベア７　
′ｌ　ｂにより第１゜１２図の矢印Ｐ方向へと移送され
先頭のパレット１７がターンテーブル７２上に移動した
時点で搬送用ローラコンベア７１１）が停止する。そし
てターンテーブル７２が９０度回動し、先頭のパレット
１７は他方の搬送用ローラコンベア７Ｑｂ上に移動され
る。そしてパレット１７が移動装置７３と対応する位置
に到達した時点で移動装置７３が作動しパレット１７は
満ボビンローディング装置９及び残糸ボごン自動処理装
置８と３・１１、ムする位置に延設された送り用ローラ
コンベア７０ａ上へと移送される。以下同様にして後続
の２台のパレット１７が順次ターンテーブル７２及び移
動装置７３により送り用ローラコンベア７０ａ上へと移
送される。そして先頭のパレット１７が満ボビンローデ
ィング装置９と対応覆゛る位置に到達した状態で待機す
る。

一方精紡機１のクリール搬送路４に導入された搬送マガ
ジン群に１の粗糸巻が使用されて粕ｌｆｈ桟が新たな満
ボビンを要求する信号が発せられると、第１２図にｔ１
１１１線で承りように待機通路６上に満ボビンを吊下し
た状態で待機していた満ボビン搬送マガジン群Ｆが１〜
レーラＴにより押動されて残糸ボビン１０を吊下した搬
送マガジン群Ｅ１が懸装されたクリール搬送路４へと搬
入される。第１２図に実線で示づ゛状態からさらに１〜
レーラ−「が満ボビン搬送マガジン群Ｆを押動して満ボ
ビン搬送マガジン群Ｆが精紡機１の所定位置まで搬入さ
れることにＪ：す、搬送マガジン群Ｅ１はクリール搬送
路４から押し出され先頭部分が待機通路６内へ搬入され
る。次にトレーラＴは搬送路４から逆方向へ移動して待
機通路０内に搬入された搬送マガジン群［１の前端部に
達し搬送ンガジン群Ｅ１を待機通路Ｇ内へと牽引作シＪ
づる。

次に第１３図に示づように再びトレーラＴが搬送マガジ
ン群Ｅ１を押動するど搬送マガジン群Ｅ１は残糸ボビン
自動処ｆｆＪ！装置８及び満ボビンローディング装置９
が配設された主搬送路７へと搬入される。トレーラＴは
搬送マガジン（！ＹＥＩの先頭の搬送マガジン５が残糸
ボビン自動処理装置８の間欠送り装＠（図示しない）と
対応する位置に到達した時点でその押動を停止する。次
に残糸ボビン自動処理装置８が作動され、その間欠送り
装置の作用により搬送マガジン群１三１が順次移送され
残糸ボビン取り外し装置１２の作用によりボビンハンガ
ー２１から順次残糸ボビン１０が取りはずされて排出装
置１３、残粗糸除去装置１４を経て空ボビン１５となっ
てシュータ１６を経てボビン受渡し装置１９へと案内さ
れる。

一方残糸ボビン取り外し装置′１２により残糸ボビンが
取り外された搬送マガジン５は順次満ボビンローディン
グ装＠９側へと移送される。ぞして先頭の搬送マガジン
５が満ボビンロープ、ｆング装置９と対応する位置に到
達すると満ボビンローディング装置９が作動を開始し、
水平移送装置３２がパレット１７上の満ボビン３０を垂
１ｉｉｉ　＃へｆ漂でリフター装置３１へと移送しりフ
タ−装置３１の昇降部拐３４が満ボビン３０を順次搬送
マガジン５のボビンハンガー２１へと吊下する。満ボビ
ンローディング装置９の作用により全ての満ボビン３０
が取り出されたパレット１７は送り化ローラコンベア７
０ａの作用により順次残糸ボビン自動処理装置８側へと
送られる。そしてパレット１７が残糸ボビン自動処理装
置８のボビン受渡し装置１９に到達するとボビン受渡し
装置１９が作動を開始しパレット１７上のペッグ１８に
順次空ボビン１５を挿入りる。そしてボビン受渡し装置
１つにより空ボビン１５が一杯に積載された状態でパレ
ット１７が移動装置７３まで達すると、送り用ローラコ
ンベア７０ａの作動が停止され移動装置７３が作動して
パレット１７を送り用ローラコンベア７０ａ上から搬送
用ローラコンベア７０ｂ上へと移送Ｊる。そしてパレッ
ト１７が搬送用ローラコンベア７０ｂに移送されると、
搬送用ローラコンベア７０ｂが作動してパレット１７は
第１，１２．１３図の矢印Ｒ方向へと搬送される。以下
同様にして順次３台のパレット１７が送り用ローラコン
ベア７０ａ上から搬送用ローラコンベア７０ｂ上へと移
送される。そして搬送用に１−ラコンベア７０ｂ、ター
ンテーブル７２を経（−粗紡機７′Ｉ３の側方に配設さ
れた搬送用ローラコンベア７１ｂ上へと順次移送される
。このとき搬送用ローラコンベア７１ｂは前記とは逆方
向に回転駆動されパレット１７を第１．１２．１３図の
矢印Ｑ方向へと搬送する。玉揚げが近付いた粗紡′ａ４
３後方（第１．１２．１３図の左方）に配設された移動
装置７３上に先頭のパレット１７が到達Ｊると搬送用ロ
ーラコンベア７１１）の駆動が停止し移ｆｌＩｖ装置７
３が作動してパレット１７が送り用１コーラコンベア７
１ａ上へと移送される。以下送り用ローラコンベア７１
、搬送用ローラコンベア７１（）、移動装置７３が交互
に作動して３台のパレット１７が送り用ローラコンベア
７１ａ上に搬送され玉揚げ時期まで待機する。

なお、この実施例においてはパレット１７が３台用いら
れる場合について説明したが、粗紡機４３の台数や玉揚
げ時間の関係からパレット１７を６台あるいは９台等任
意の台数で用いて満ボビン及び空ボビンの搬送を行うよ
うにしてもよい。又、残糸ボビン自動処理装置８と満ボ
ビンローディング装置９とを同一直線状に配置し両装置
を連動して作動さゼる場合について説明したが残糸ボビ
ン自動処理装置ＫＩ　８ど満ボビンローディング装置９
をまったく独立して配置し残糸ボビン１０の取り外し作
業と満ボビン３０のローディング作業とを別々に行うこ
とももらろん可能である。又、この実施例ではローラコ
ンベア７０．７１により搬送されるパレット１７を用い
て嵩ボビン３０及び空ボビン゛１５の搬送を行ったが、
ローラコンベア７０゜７１に代えてヂエーンコンベアを
段番プだりローラコンベア７０．７１を用いずに床に敷
設されたレールあるいは床面に埋設されかつ低周波電流
が流されている誘導線に沿って走行ケる運搬車を用いて
満ボビン３０及び空ボビン１５の搬送を行うようにして
もよい。さらにこの実施例においては搬送マガジン５自
体が精紡機１においてクリール２を構成するものについ
て説明したが、搬送マガジン５として予備粗糸巻きを吊
下して精紡１幾１のクリール側方まで搬送する構成の精
紡機に適用することももちるｌυ可能である。

効果 以上詳述したようにこの発明によれば粗紡機あがりの満
ボビンを自動的に精紡機まで搬送し、精紡機で使用され
た後の残糸ボビンをその残粗糸を除去し空ボビンとした
後粗紡機まで自動的に搬送することができるので紡績工
場にお番ノる自動化を促進することができ、しかも粗紡
機側にＪ３（プるボビンの搬送が搬送体により行われる
ため、精ｆｉ７ｉｌｆｆｉ側の２４時間操業に対応して
満ボビンをストックしておく場合に満ボビンを搬送体ご
とストツタしておくｑとができるのでそのストック場所
が限定されることなくしかもストック場所の設備費用が
わずかで済むという優れた効果を秦する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化するための装置を示す概略平
面図、第２図は精紡機とそのクリール部Ｉ７）概略を示
す側面図、第３図は残糸ボビン自動処理装置の平面図、
第４図は同じく残糸ボごン自動処理装置の概略側面図、
り１５図はボビン受渡し装置の一部破断圧面図、第６図
は満ボビンローディング装置の一部破断側面図、第７図
は第６図のＡ−Ａ線にお【ノる断面図、第８図は管替え
装置を示づ平面図、第９図は満ボビン受渡し装置の一部
破断背面図、第１０図は空ボビン移送装置を示す一部破
断正面図、第１１　ｆ’ＸＪは満ボビン受渡し装置の作
用を示づ背面図、第１２．１３図は作用を説明する平面
図である。 精紡機１、搬送路４、搬送マガジン５、待機通路６、主
搬送路７、残糸ボビン自動処理装置８、満ボビンローデ
ィング８茜９、搬送体としてのバレッ１−１７、ペッグ
１８．１１１紡機４３、管替え装置４６．１コーラコン
ベン’７０，７１、ターンテーブル７２、移動装置７３
゜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、満ボビン又は残糸ボビンを吊下して搬送する搬送マ
   ガジンの搬送路を精紡機群の各精紡機の上方にその長手
   方向に沿って配設するとともに該精紡機群の両側におい
   て前記搬送路に接続する主搬送路を設（プ、 粗紡機の一端にはボビンが垂直状態で挿入されるベツ、
   グを所定間隔に多数配設した搬送体上に垂直に積載され
   た空ボビンを該搬送体から取り出づとともに玉揚げされ
   １＝満ボビンを前記空ボビンが取り出されたベツグ上に
   受け渡す作用をなり管替え装置を配設し、 前記主搬送路には満ボビンを垂直に積載した搬送体から
   満ボビンを取り出して前記搬送マガジンのボビンハンガ
   ーに該満ボビンを挿入する作用をなす満ボビンローディ
   ング装置と、前記搬送マガジンに吊下された残糸ボビン
   を取り出し残粗糸を除去した空ボビンを垂直状態で前記
   搬送体上に受け渡す作用をなす残糸ボビン自動処理装回
   とを前記搬送体で連絡して粗紡機、精紡機間で小ビンを
   搬送することを特徴とするボビン搬送方法。 ２、前記主搬送路には搬送マガジン群の待機通路が配設
   されている特許請求の範囲第１Ｊｆｆに記載のボビン搬
   送方法。 ３、前記搬送体はローラコンベヤ、チェーンコンベヤ等
   の定められた軌導上を移動するパレッ１〜である特許請
   求の範囲第１項又は第２項に記載のボビン搬送方法。 ４、前記搬送体は床に敷設された誘導線、レール等に沿
   って走行する運搬車である特許請求の範囲第１項又は第
   ２項に記載のボビン搬送方法。 ５、満ボビン又は残糸ボビンを吊下して搬送する搬送マ
   ガジンの搬送路を精紡機群の各精紡機の上方にその長手
   方向に冶って配設するとどもに該精紡機群の両側におい
   て前記搬送路に接続づる主搬送路を設け、 粗紡機の一端にはボビンが垂直状態で挿入されるペッグ
   を所定間隔に多数立設した搬送体上に垂直に積載された
   空ボビンを取り出すとともに玉揚げされた満ボビンを前
   記空ボビンが取り出されたベツグ上に受番プ渡づ作用を
   なず管替え装置を配設し、 前記主搬送路には前記精紡機の長手方向と平行に配設さ
   れた部分に満ボビンを垂直に積載した搬送体から満ボビ
   ンを取り出して前記搬送マガジンのボビンハンガーに該
   満ボビンを挿入する作用をなづ満ボビンローディング装
   置と、前記搬送マガジンに吊下された残糸ボビンを取り
   出し残粗糸を除去した空ボビンを垂直状態で前記搬送体
   上に受り渡ず作用をなず残糸にボビン自動処理装置とを
   所定間隔で配設し、 前記管替え装置と、満ボビンローティング装置と、残糸
   ボビン自動処理８置とを所定の軌道に沿って移動する前
   記搬送体で連絡し、前記満ボビンローティング装置と残
   糸ボビン自動処理装置とを同期して作動させることを特
   徴とするボビン搬送方法。