JPS6072830A - ベシクル用組成物 - Google Patents

ベシクル用組成物

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JPS6072830A
JPS6072830A JP58181628A JP18162883A JPS6072830A JP S6072830 A JPS6072830 A JP S6072830A JP 58181628 A JP58181628 A JP 58181628A JP 18162883 A JP18162883 A JP 18162883A JP S6072830 A JPS6072830 A JP S6072830A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベシクル用組成物に関し、更に詳細には長期間
に渡って安定なベシクル形成能することのできるベシク
ル用組成物に関する。
生体膜の重9な構成成分であるリン脂質、特にレシチン
が水中においてリボゾームと呼ばれる二重膜中空小胞体
を形成することは既によく知られている。このリボゾー
ムは、中空脂質二重膜球であ)、内腔に種々の化学物質
を包含することができる等その構造が赤血球に酷似して
いるため、赤血球のモデルあるいは細胞モデルとして研
究され、生体膜研究に重要な役割りを果たしている。
また、近年、このリボゾームは薬物の生体内運搬体とし
て注目されている。すなわち、内腔に種々の化学物質を
包含することのできるリボゾームは一柚のカプセルと見
なすことができ、薬物をリボゾーム内部に入れて投与す
ると、薬物の生体内代謝が抑制され長期間生体内に留っ
て薬効を持続シタ力(例えばFEBS Letters
、 36巻、3号。
292頁、1973年)、薬物の副作用、例えばアレル
ギー性が抑制されたシ(例えばFEBSLetters
、 45巻、1号、71頁、1974年)、薬物の各a
t臓器への分布が変化したりする(例えばEur 、J
 、Biochem、 、 47巻、179頁、 19
74年)ことが報告されている。
この様にリボゾニムは薬物の生体内運搬体として優れた
諸性質を示すのであるが、中でも薬物の臓器分布を変化
させ得る性質は薬物を疾患臓器へ選択的に作用させ得る
可能性を有しておシ、所謂(7) リボゾームによる標的効果として注目を集めている。例
えば制癌剤は癌細胞のみならず健康な正常細胞にも作用
するため副作用の伴なうことが多いが、制癌剤全リボゾ
ームに入れて投与することによp癌組織に選択的に作用
させることができれば極めて有用であると考えられる。
実際、その様な試みが良好な結果を得ている場合がある
(例えば日本癌学会講演要旨集、8頁、1976年)。
また、二重膜部分にアルキルアミン等の適当な伝導性物
質を包埋し、リボゾームの内液に第2銅イオン等の光還
元性物質を、リボゾームの外液にアスコルビン酸等の光
酸化性物質を入れ、これに光を照射することによシニ重
膜に包埋した伝導性物質の性質1c応じて、特定のイオ
ンを外液から内液に濃縮することが可能であシ、たとえ
ば海水からめる特定の元素イオンを取出して資源化する
ことができる。この様にリボゾームは薬物投与等に画期
的な新しい手法をもたらすものであるが、リボゾームを
形成し得るリン脂質が生体由来物質のためその化学構造
が極めて制限されておシ各種機(8) 能の付与に不便であること、また、比較的化学的安定性
に乏しいこと等の欠点があった。
そこで、リン脂質リボゾームのかかる制約を取り除くた
めに、最近合成界面活性剤を原料とするりボゾーム型小
胞体、すなわちベシクルを形成せしめるための研究がな
され、現在までに数種類の界面活性剤にベシクル形成能
があることが確認されている。そしてかかる界面活性剤
のベシクルもリボゾームと同様に二重膜中空小胞体構造
を有してお勺、上記の薬物運搬体等に適用され得るもの
である。
しかしながら、これら界面活性剤のベシクルは、いずれ
も界面活性剤のみを水中に分散せしめ、これに例えば超
音波を照射する”ことにょシ得られるもので、そのベシ
クル構造が不安定であシ、長期間の保存に耐えられない
のが現状である。例えば、本発明で用いるジアルキルグ
リセリルエーテル誘導体について叙上の方法でベシクル
を得てもベシクル構造は数日以内に壊れ、溶液は白濁若
しくはゲル状を呈するようになる。
したがって、界面活性剤ベシクルを薬物運搬体やその他
の目的に利用するためにはこの安定性を改善することが
不可欠であり、そのための技術が強く要望されているの
が現状であった。
斯る現状に鑑み、本発明者らは長期間に渡って安定なベ
シクルを得べ(鋭意研究をおこなった結果、ベシクル形
成能を有する特定のリン酸エステル塩、ある種の界面活
性剤及び水を配合した系よ)得たベシクルは長期間に渡
って安定に存在し得ることを見出し、本発明を完成した
すなわち、本発明は次の2成分(A)及び(B)を含有
し、(A)成分とCB)成分の重量比が100:1〜i
oo:iooであるベシクル用組成物を提供するもので
ある。
(A)一般式(1) 式中、記号は次のものを示す。
R,及びR6:炭素数6〜24の炭化水素基M:アルカ
リ金属、アルカノールアンモニウム、水酸化テトラアル
キルアンモニウム、リジン、アルギニン、ヒスチジン又
はモルホリンのいずれか で表わされるリン酸エステル塩 (B)一種又は二種以上の、次の式(a)〜(W)R8
000M (a ) R,0i90.M (d) R,0(AO)n80.M (e) (11) R,0(AO)nH(h) HO(AO)p(CsHaO)q(AO)rH(DR,
COO(AO) n Ra (t)C)I、0(AO)
tcOR。
・ CHO(AO)mH(m) ■ C1−1,0(AO)nH CH,0OCR4 0H20B、 (n) 0H,0)’L。
(12) C120R。
CHORm c o ) CHOR1゜ CI(20COR。
HO鳴C−C−C鶴OH(p) ■ CH,0f( I’t□ ■ IL、、−N→0(S) 1s R5゜ 亀。
1■ O Ro −N (CH2テt COO(u)■、3 R,N)I蓋研いTCOOM 、 (V)式中、各記号
は次のものを示す。
R1:炭素数6〜36の炭化水素基 R4及び亀:炭素数5〜23の炭化水素基R,、it7
及び亀、水素原子又μ炭素数6〜24のアシル基 (ただし、−分子中に1′t7と電を両方含む場合、そ
のうち少なくとも一方は水 素原子である) Ho及びR,o:水素原子又は炭素数6〜24の炭化水
素基 (ただし、少なくとも一方は水素原子 である) R,、、R,、及びR,s:炭素数1〜24の炭化水素
基 R,4:炭素数9〜23の炭化水素基 R,l、:炭素数1〜24の炭化水素基若しくはヒドロ
キシ炭化水素基 R111及びR1,;炭素数1〜4の炭化水素基若しく
はヒドロキシ炭化水素基又は ベンジル基 A :炭素数2〜4のアルキレン基 M :前記と同じ意味を有する X :4級アンモニウムイオンの対イオンとなるアニオ
ン L、m及びn:0又は1〜150の整数p、q及びr;
1〜150の整数 t :1〜4の整数 で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。
(A)成分であるリン酸エステル塩(1)がベシクルを
形成することはすでに公知であシ、例えば学(15) 術雑誌J、Am、Chem、8oc、、 101巻、2
231頁(1979)に報告されている。しかしながら
、(A)成分にCB)成分を配合することによりベシク
ルが長期間安定に保たれることは全く知られておらず、
このことは本発明者らの研究によって初めて明らかにさ
れたものである。
本発明の(A)成分であるリン酸エステル塩は、次の式
(f′) (式中、R6及びR2は前記した意味を有する)で表わ
されるリン酸エステルを塩基性化合物で中和することに
よシ得られる。中和に用いられる塩基性化合物としては
アルカリ金属含有塩基性化合物(たとえは水酸化ナトリ
ウム、炭酸ナトリウムなど)、アルカノールアミン類、
水li化テトラアルキルアンモニウム類、リジン、アル
ギニン、ヒスチジンおよびモルホリンが好ましい。また
、ア(16) ルカノールアミン類の中では、アルカノール部分がモノ
エタノール、ジェタノール、トリエタノール、モツプロ
バノール、ジブロバノール又はトリプロパツールである
ものが特に好ましく、更に水酸化テトラアルキルアンモ
ニウム類の中ではアルキル部分がメチル、エチル、プロ
ピル、ブチル又はペンチルであるものが特に好ましい。
これら(A)成分の具体例としては、ジデシルリン酸ニ
スデルトリエタノールアミン塩、ジドデシルリン酸エス
テルトリエタノールアミン塩、ジヘキサデシルリン酸エ
ステルトリエタノールアミン塩、ジオレイルリン酸エス
テルトリエタノールアミン塩、ジオクタデシルリン酸エ
ステルナトリウム塩、ジオクタデシルリン酸エステル七
ノエタノールアミン塩、ジオクタデシルリン酸エステル
ジェタノールアミン塩、ジオクタデシルリン酸エステル
ジイソプロパノール゛rミン塩、ジオクタデシルリン酸
エステル水酸化テトラメチルアンモニウム塩、ジオクタ
デシルリン酸エステルリジン塩、ジオクタデシルリン酸
エステルアルギニン塩、ジオクタデシルリン酸エステル
モルホリン塩等′f:あげることができる。また、これ
らリン酸エステル塩の二本の疎水鎖(R’l、fi’2
)は不飽和結合を有するものでもさしつかえないが、飽
和の炭化水素基の方が好ましい。
また、本発明のCB)成分の界面活性剤は、ベシクルを
安定に保つ作用を有するものと考えられておシ、このう
ち(a)〜(g)は陰イオン性界面活性剤に、(h)〜
(8)は非イオン性界面活性剤に、(t)〜(W)は両
性界面活性剤にそれぞれ属するものである。これら(B
)成分のうち、(h)〜(S)の非イオン性界面活性剤
に付加するアルキレンオキサイドとしては、エチレンオ
キサイドが好ましい。
本発明のベシクル用組成物においては、(A)成分とC
B)成分の配合重量比が重要であシ、(A)成分と(B
)成分の比が]00:1〜100 : 100の範囲で
あることが必要である。配合重量比がこの範囲を外れた
場合、ベシクルが生成しないか又はベシクルが生成して
も不安定となる。
本発明のベシクル用組成物を製造するには公知の方法に
従い、(A)成分及び(B)成分を、これら両方を溶解
し得る溶媒に溶解し、攪拌して均一とし、次いで溶媒を
除去すれば良い。
斯<シて得られた本発明のベシクル用組成物からベシク
ルを得るには、ベシクル用組成物を水に懸濁させ、これ
に超音波を照射すれば良い。しかしながら、この方法の
みに限らず、例えば水に可溶なエタノールの様な溶媒に
ベシクル用組成物t−溶解させ、この水溶液を水中に強
(射出する方法や水溶性の界面活性剤で可溶化し、次い
で透析でその界面活性剤を除去しながら作成する方法等
も利用し、ベシクル溶液を得ることができる。
本発明のベシクル用組成物によ)調製されるベシクル溶
液は、その濃度が1〜50重量%(以下単に俤で示す)
が好ましく、より好ましくは5〜30%である。溶液の
ベシクル濃度が50係を越えると粘度が高(なシ過ぎ、
ベシクルの調製工程及びベシクルの使用時において不都
合の生じることがある。また、濃度が1%未満の場合、
調製及び使用には何ら支障はないが、ベシクル溶液の輸
(19) 送費や容器の面でコストが上昇し、経済的ではない。
このようにして調製されたベシクル溶液中のベシクルを
確認するための現在知られている最も確かな方法はネガ
テイヴ染色法による電子顕微鏡観察である。ネガテイヴ
染色法とはりンタングステン酸や酢酸ウラニールによっ
てベシクルを形成し得る界面活性剤等の親水基部分の電
子密度を高(し、その部分を黒(染色する方法である。
本発明においてはこの方法によってベシクルの生成を観
察した。ベシクルを含有するベシクル溶液は透明であシ
かつ流動性も良い。一方、前記化合物がベシクルとはな
らず多層状構造となった場合の溶液はゲル状で白濁しか
つ流動性も極めて不良である。
従がって、ベシクルの安定性試験(後述)においては、
たとえば超音波法でベシクル溶液を作シ、該溶液の透明
匿と流動性を経時的に観察することによシベシクル用組
成物の安定性全判定することができる。また、ベシクル
を確認するための補助的な簡便法として、核磁気共鳴(
NMR)法が知ら(20) れている。すなわち、1H−又は1°C−NMR,の緩
和時間もしくは吸収線幅は、ベシクルの場合とそうでな
い場合とでは大きく異なる。つまシ、ベシクルの場合は
緩和時間が長くなυ、吸収線幅は狭(鋭(なる。一方、
ベシクルでない場合は、緩和時間が短(吸収線幅は広(
なる。しかしながらNMR法では、ベシクルの%黴であ
る二重膜構造の存在全直接確認することができず、ベシ
クルの存在の厳密な確認のためには上記の電子顕微鏡に
よる観察を行うべきである。
次に実施例によシ本発明を更に詳しく説明するが、本発
明はかかる実線例に限定されるものではない。
実施例1゜ 表−1に示すリン酸エステル塩と各種界面活性剤とから
ベシクル用組成物を調製し、ベシクルの生成及びその安
定性を調べた。この結果を表−1に示す。
〔ベシクル用組成物の調製〕
エタノールに溶解せしめたリン酸エステル塩101と界
面活性剤12を混合し、均一になるまで攪拌した。次い
でエバポレーターを用いてエタノールを除去し、ベシク
ル用組成物の粉末を得た。
〔ベシクルの生成及びその確認〕
得られたベシクル用組成物の粉末101に対し、水90
7を加えて攪拌すると粘稠で白濁したゲル状組成物とな
った。このゲル状組成物を60℃に保ち、100W、2
5 KH2C)超音波を約1時間照射した。得られた溶
液について、電子顕微鏡観察全おこない、ベシクルの生
成を確認した。なお、ベシクルの生成しているものは、
はぼ透明で流動性の良い溶液となっていた。
〔ベシクルの安定性試験〕
上記の如くして得られたベシクル溶液を3力月間20℃
の恒温槽で保存し、3力月経過後の状態を透明度及び流
動性の面から製造直後の状態と比較して安定性を評価し
た。なお、ベシクルの生成及びその安定性についての評
価基準は次の通〕である。
A:保存後の状態が製造直後と全く変わらず、ベシクル
構造が完全に保持されている。
B:製造直後に比べわずかに増粘している程度であシ、
ベシクル構造がほぼ完全に保持されている。
C:製造直後の溶液の増粘と白濁が著しく、ベシクル構
造がほとんど存在しない。
D;製造直後の溶液が完全にゲル化白濁し、ベシクル構
造の存在が全く認められない。
*:超音波照射を行ってもベシクルとはならない。
表 −1 *界面活性剤 界面活性剤1゜ C□H!110803N(C’H,CH20)8(ドデ
シル硫酸トリエタノールアミン塩)界面活性剤2 Cps Hss O(CHtCHxO) +ooH(ポ
リオキシエチレンオレイルエーテル。
n’=100 ) 界面活性剤3゜ OH。
(ジステアリルアミニミド) 比較例1゜ 表−1に示したリン酸エステル塩i o t@水902
に溶解し、実施例1の方法に準じてベシクルを生成させ
た。これf:3力月間20℃の恒温槽で保存し、保存後
の状nを調べた。7種のリン酸エステル塩すべての場合
においてベシクル扛生成するが、3力月の保存の後は溶
液がゲル状で白濁し、ベシクル構造が失われていた。
実施例2゜ ジオクタデシルリン阪エステルトリエタノールアミン塩
と表−2に示された界面活性剤を用い、!j!施例1の
方法に従ってベシクル用組成物を調製し、諌組成物から
得られるベシクルの安定性を調べ良。この結果を表−2
に示す。
!!−2 実施例龜 表−3に示す合計15w1類のリン酸エステル塩と、実
施例1で用いた381類の界面活性剤をそれぞれ組み合
わせて、実施例1の方法に準じて合計45種類のベシク
ル用組成物を調製し、該組成物から得られるベシクルの
安定性を調べた。
この結果を表−3に示す3、 表 −3 (27) 実施例4゜ ジオクタデシルリン酸エステルトリエタノールアミン塩
と実施例1で用いた界面活性剤とを、懺−4に示す配合
比率で混合し、実施例1の方法に従って合計39種のベ
シクル組成物を調製した。
この組成物について、実施例1と同様にしてベシクル生
成及びその安定性を調べた。この結果を表−4に示す。
以下余白 (28) 表−4 以下分白 手続補正書(自発) 昭和59年9 月26日 特許庁長官志賀 学 殿 1 事件の表示 達′ 昭和58年 特 許 願第181628 号2 発明の
名称 ベシクル用組成物 3、 補正をする者 事件との関係 出願人 住 所 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
名 称 (091)花王石鹸株式会社 代表者丸田芳部 4、代理人 r Ct*Hzs080sN(CH2Cn20H)1 
jと訂正する。
6、 補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の如く訂正する。
(2) 明細書中、第1O頁、下から第4行ないし下か
ら第3行1 「シアルキルグリセリルエーテル誘導体」とあるを− 「シアルキルリン酸エステル塩」と訂正する。
(3) 同、第16頁、第13行ないし第14行rX:
4Mアンモニウムイオンの対イオンとなるアニオン」と
あるを削除する。
(4) 同、第25頁、第3行 −2、 特許請求の範囲 成分の重量比がioo:1−100:100であるベシ
クル用組成分O (劾一般式(1) 式中、記号は次のものを示す。
R1及び勧:炭素数6〜24の炭化水素基M:アルカリ
金属、アルカノールアンモニウム、水酸化テトツアルキ
ルアン%= ウム、リシン、アルギニン、ヒスチジ ン又はモルホリンのいずれか で表わされるリン酸エステル塩 (綽一種又は二種以上の、次の式(、)〜(w)130
00M (荀 1 R30−P−(OM)= (c) fJlosOlM (d) R30(AO) +90.M (e) R30(ム0人H(h) Rs + O(ム0)nIII (1)HO(ムO) 
(CsHsO) (AO) H(j)p q r RsCOO(AO)nR@ (1) CHHOam ■ CHORl。
CH,OH 2− テ12 RH−N−+0 (#) 13 Q R1゜ R3NHfcHz+tCOOM (v1SS  3一 式中、各記号は次のものを示す。
R3:炭素数6〜36の炭化水素基 R4及びR5:炭素数5〜23の炭化水素基R@ # 
R?及びR番=水素原子又は炭素数6〜24のアシル基 (ただし、−分子中にR1とRsを両方含む場合、その
うち少なくと4一方は 水素原子である) R,及びR1・:水素原子又は炭素数6〜24の炭化水
素基 (ただし、少なくとも一方は水素原子 である) R11r gin及びRxs:炭素数1〜24の炭化水
素基 ”14e炭素数9〜23の炭化水素基 R11l:炭素数1〜24の炭化水素基若しくはヒドロ
キシ炭化水素基 R1@及びR17:炭素数1〜4の炭化水素基若しくは
ヒドロキシ炭化水素基 又はペンシル基 *:炭素i2〜4のアルキレン基 M:前記と同じ意味を有する 124級アンモニウムイオンの対イオンとなるアニオン 1、m及びn:0又は1〜150の整数p、q及びr 
: l −150の整数t:l〜4の整数 で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。
2、(Bl成分中、基Vにおけるアルカノールアンモニ
ウムがモノエタノールアンモニウム、ジェタノールアン
モニウム、トリエタノールアンモニウム、モノインクロ
ノ9ノールアンモニウム、シインゾロノQノールアンモ
ニウム又はトリイングロノ9ノールアンモニウムのいず
れかであり、テトラアルキルアンモニウムがテトラメチ
ルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラシ
ロビルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、又は
テトラペンチルアンモニウムのいずれかである特許請求
の範囲第1項記載のベシクル用組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 次の2成分(A)及び(B)を含有し、(A)成
    分とCB)成分の重量比が100:]〜100:100
    であるベシクル用組a分。 (A)一般式(1) 式中、記号は次のものを示す。 R,及びR2:炭素数6〜24の炭化水素基M;アルカ
    リ金属、アルカノールアンモニウム、水酸化テトラアル
    キルアンモニウム、リジン、アルギニン、ヒスチジン又
    はモルホリンのいずれか で表わされるリン酸エステル塩 (B)一種又は二種以上の、次の式(a)〜(W)(1
    )r+77 R3000M (a) R,0−P−(OM)、 (c) 鳥080.M (d) R,0(AO)n80.M (e) 、。。。。CfFI。、M(g) 鳥0(AO)。” (h) R,()0(AO)。H(1) HO(AO) p (CiHaO)q (AO) rH
    (j )(2) C鳴0(AO)、4CO1’L3 ■ CHO(AO)mH(m) 0H20(AO)nH Of(2000R4 CH20R7(11) ■ CH,OR,8 CH20R。 CHOR,(01) ■ CF−1OR,。 (3) C搗0COR。 HOHIC−C7Cf(20H(p) Cf(,0H RI! 1N、、−N→0 (8) 11 (4) R,NHfc)4−)p C00M (V)式中、各記
    号は次のものを示す。 R3:炭素数6〜36の炭化水素基 R4及びR3,炭素数5〜23の炭化水素基R,、R,
    及びR6:水嵩原子又は炭素数6〜24のアシル基 (ただし、−分子中にIt7とRat−両方含む場合、
    そのうち少なくとも一方は水 素原子である) 几、及びR,o:水素原子又は炭素数6〜24の炭化水
    素基 (ただし、少な(とも一方は水嵩原子 である) R11,”+!及びR,3:炭素数1〜24の炭化水素
    j仁 R,4:炭素数9〜23の炭化水素基 R1,:炭素数1〜24の炭化水素基若しくはヒドロキ
    シ炭化水嵩基 R86及びR,7:炭素数1〜4の炭化水素基若しくは
    ヒドロキシ炭化水素基又は ベンジル基 A :炭素数2〜4のアルキレン基 M :前記と同じ意味を有する Xo :4級アンモ=ウムイオンの対イオンとなるアニ
    オン L、m及びn:0又は1〜150の整数p、q及びr:
    1〜150の整数 t :1〜4の整数 で表わされる化合物群から選ばれた界面活性剤。 2、(A)成分中、基Zにおける中和された陰イオM 意味を有する)である特許請求の範囲第1項記載のベシ
    クル用組成部。 3、(B)成分中、基Mにおけるアルヵノールアンモニ
    ウムがモノエタノールアンモニウム、ジェタノールアン
    モニウム、トリエタノールアンモニウム、モノイソプロ
    パツールアンモニウム−ジイソプロパツールアンモニウ
    ム又はトリイソプロパツールアンモニウムのいずれかで
    あり、テトラアルキルアンモニウムがテトラメチルアン
    モニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラプロピル
    アンモニウム、テトラブチルアンモニウム、又はテトラ
    ペンチルアンモニウムのいずれかである特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載のベシクル用組成物。
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