JPS606897Y2 - 記録再生切換回路 - Google Patents

記録再生切換回路

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JPS606897Y2
JPS606897Y2 JP7543778U JP7543778U JPS606897Y2 JP S606897 Y2 JPS606897 Y2 JP S606897Y2 JP 7543778 U JP7543778 U JP 7543778U JP 7543778 U JP7543778 U JP 7543778U JP S606897 Y2 JPS606897 Y2 JP S606897Y2
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JP
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recording
transformer
reproduction
amplifier
transistor
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JP7543778U
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JPS54177910U (ja
Inventor
市太郎 佐藤
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、VTR(ビデオテープレコーダー)等の、
記録状態と再生状態との切換回路に関する。
従来、ビデオテープレコーダーの記録再生切換回路とし
2て第1図に示すようなものが知られている。
即ち、第1図において、1は記録増幅器で、この増幅器
1の出力側は出カドランス2の1次巻線2aに接続され
、この出カドランス2の2次巻線2bの一端は大電流を
流し得るトランジスタ3のコレクタに接続され、他端は
接地される。
またトランジスタ3のベースは抵抗4を介して記録切換
信号入力端子5に接続されるとともにコンデンサ6を介
して接地される。
そして、このトランジスタ3のエミッタはロータリトラ
ンス7の2次巻線7bの一端に接続され、このロータリ
トランス7の2次巻線7bの他端は接地され、その1次
巻線7aの記録再生兼用の回転磁気ヘッド8に接続され
る。
またロークリトランス7の2次巻線7bの一端は、さら
に、再生増幅器9の入カドランス10の1次巻線10a
の一端に接続される。
そして、この入カドランス10の1次巻線10aの他端
とロータリトランス7の2次巻線7bの他端との間には
スイッチング用のトランジスタ11のコレクターエミッ
タ間が接続され、このトランジスタ11のベースは抵抗
12を介して再生切換信号入力端子13に接続されると
ともにコンデンサ14を介して接地される。
そして、入カドランス10の2次巻線10bの一端は再
生増幅器9の入力端に接続され、この2次巻線10bの
他端は接地される。
なお、1aは記録信号入力端子、9aは再生信号入力端
子である。
上述の回路において、記録時には、端子5に与えられる
記録切換信号がハイレベルとなってトランジスタ3が導
通する。
そして、記録増幅器1よりの記録信号が、このトランジ
スタ3を通じて磁気ヘッド8に供給されて記録される。
次に、再生時は、端子13に与えられる再生切換信号が
ハイレベルとなり、トランジスタ11が導通する。
そして、磁気ヘッド8よりの再生信号がこのトランジス
タ11を通じ、トランス10を介して再生増幅器9に供
給される。
ところで、この第1図の回路においては、再生増幅器9
の入カドランス10は通常は搬送波周波数の上限に同調
するようにされているが、ロークリトランス7の2次巻
線7bの他端は記録時及び再生時ともに接地されている
ので、ロータリトランス7と入カドランス10との間の
ケーブルが長くなったときは、このケーブルと接地間の
容量により、入カドランス10の同調周波数が下がり、
再生出力レベルが低下する欠点があるとともに、このケ
ーブルがアースに乗っているノイズをひろいやすい欠点
がある。
さらに、再生時、ヘッド8の出力に直列にトランジスタ
11が入るため、S/Nが劣化する欠点がある。
そこで、上記の欠点を除去したものとして第2図に示す
ような記録再生切換回路が考えられた。
即ち、この例においては、ロータリトランス7の2次巻
線7bの両端が入カドランス10の1次巻線10aの両
端に直接接続される。
そして、この入カドランス10の2次巻線10bの一端
が再生増幅器9の入力端に接続されるとともに、トラン
ジスタ15のコレクターエミッタを通じて接地され、こ
のトランジスタ15のベースが抵抗16を介して記録切
換信号入力端子5に接続され、抵抗16とベースの接続
点がコンデンサ17を介して接地される。
また、入カドランス10の2次巻線10bの他端が出カ
ドランス2の一端に直接接続されるとともにその接続点
がトランジスタ18のコレクターエミッタを通じて接地
され、このトランジスタ18のベースは抵抗19を介し
て再生切換信号入力端子13に接続され、このベースと
抵抗19との接続点がコンデンサ20を介して接地され
る。
その他は第1図と同様に構成される。
このように構成された、この例においては、記録時は、
記録及び再生切換信号によりトランジスタ15はオン、
トランジスタ18はオフとなって、記録増幅器1よりの
記録信号が出カドランス2と入カドランス10を通じて
ヘッド8に供給される。
一方、このとき、再生増幅器9には、トランジスタ15
がオンであるため、このトランジスタを通じて記録信号
はミューティングされて供給されない。
そして、再生時は、切換信号によりトランジスタ15は
オフ、トランジスタ18はオンとなり、ヘッド8にて再
生された信号が入カドランス10を通じて再生増幅器9
に供給される。
このように構成された第2図の回路の場合には、再生時
、入カドランス10の1次巻線10aの一端及び他端は
ともに接地されていないので、ケーブルとアース間に容
量が存在することはなく、第1図の回路の欠点を除去で
きる。
ところで、ヘッド8の再生出力に対してトランジスタが
直列に入らないのでS/Nの劣化も少なくなる。
また、この例の場合、記録信号はトランス2及び10の
2個のトランスを介してヘッド8に供給されるようにさ
れるが、このトランス2及び10のどちらも消略するこ
とは次のような理由によりできない。
即ち、低ノイズ化のため、再生増幅器9としては、FE
Tアンプが使用されるが、このFETアンプは高入力イ
ンピーダンスである。
従って、マツチング用のトランス10が必要になる。
また、ヘッド8の記録入力電圧は、通常4Vであるが、
トランス10の巻線比が、例えば、ヘッド側巻線:再生
増幅器側巻線=1:4とすると、記録増幅器1の出力と
しては16V程度が必要となる。
しかしながらこれは不可能であり、ステップアップトラ
ンス2が必要になるのである。
ところが、このように、記録信号がトランスを2個通じ
てヘッド8に供給されると、記録信号のサイドバンド成
分の位相回りが大きくなり、低域の特性が劣化する。
これは記録信号がカラー映像信号の場合には、搬送色信
号は低域変換されているので、この搬送信号成分の劣化
となる欠点を生じる。
また、各スイッチング用のトランジスタのオン時の抵抗
値を下げるため、ベース電流を多く流さなければならな
いが、この第2図の回路の場合、記録時、記録電流がト
ランジスタ15にそのまま流れ込むため、それだけ大き
なベース電流を必要とする欠点がある。
この考案は、上述した第1図及び第2図の従来回路の欠
点を一掃することができるようにした記録再生切換回路
を提案しようとするものである。
以下、この考案の一実施例を第3図を参照しながら説明
しよう。
この第3図の例は、回転磁気ヘッドが2個設けられ、こ
れら2個のヘッドに記録増幅器1よりの記録信号が供給
される場合の例で、8A、8Bがそれぞれ回転磁気ヘッ
ドである。
この場合、これら各ヘッド8A及び8Bについての記録
及び再生信号の系は全く同様であるので、ヘッド8Aに
対しては添字Aを、ヘッド8Bに対しては添字Bを付し
、一方の系、例えばヘッド8Aの記録、再生系について
説明して、他の系の説明を省略することにする。
即ち、この例においては、ロータリトランス7Aの2次
巻線7Abの一端がトランスIOAの1次巻線1QAa
一端に接続され、この、ロータリトランス7Aの2次巻
線7Abの他端が記録用トランス21の2次巻線21b
Aの一端に接続される。
そして、トランスIOAの1次巻線1QAaの他端がト
ランス21の2次巻線21bAの他端に接続される。
そして記録増幅器1の出力端が記録用トランス21の1
次巻線21aを通じて接地されるとともに、記録増幅器
1の出力端がトランジスタ22のコレクターエミッタを
通じて接地され、このトランジスタ22のベースが抵抗
23を介して再生切換信号入力端子13に接続され、ベ
ースと抵抗23の接続点がコンデンサ24を介して接地
される。
その他は第2図の例と同様に構成される。上述のように
構成された回路においては、記録時には、端子5に得ら
れる記録切換信号が立ち上がってハイレベルとなるので
、トランジスタ15A及び15Bはともにオンとなり、
入カドランス10A及びIOBの1次側が短絡されるこ
ととなる。
一方、このとき端子13に得られる再生切換信号はロー
レベルであるので、トランジスタ22はオフとなり、記
録増幅器1よりの記録信号が記録用トランス21を通じ
てヘッド8A及び8Bに供給される。
この場合、トランスIOA及びIOBはヘッド8A及び
8Bの出力をステップアップするものであるが、その巻
数比を、1次側:2次側=にN1とすると、2次側に流
れる電流は記録電流の17N□となり、トランジスタ1
5A及び15Bは少ないベース電流ですむ。
また、トランジスタ15A及び15Bのオン時の抵抗は
、(1/N□)2に変換されるので、非常に小さくなる
さらに、この場合には、記録信号は、記録トランス21
1個のみを介してヘッド8A及び8Bに供給されるので
、記録信号の低域の劣化は少なくなる。
次に再生時には、記録切換信号がローレベルとなり、ト
ランジスタ15A及び15Bはオフとなる。
そして、再生切換信号がハイレベルとなるので、トラン
ジスタ22がオンとなり、記録トランス21の1次側が
短絡される。
従って、ヘッド8A及び8Bにて再生された信号が入カ
ドランス10A及びIOBをそれぞれ通じて再生増幅器
9A及び9Bに供給される。
そして、この場合、記録トランス21は、記録電流をス
テップアップするためのものであるが、その巻数比を1
次側:2次側−N2:1とすると、ヘッド側からみたイ
ンピーダンスは、トランジスタ22のオン時の抵抗値の
(1/N2)2となり、非常に小さくなる。
このため再生時におけるS/Nの劣化が少なくなる。
以上述べたようにして、この考案によれば、第1図及び
第2図に示した従来の記録再生切換回路の欠点を良好に
除去することができるものである。
なお、この考案においては、再生増幅器の入カドランス
を省略してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案回路の従来例の接続図、第
3図はこの考案回路の一例の接続図である。 1は記録増幅器、5は記録切換信号入力端子、7はロー
タリトランス、8A、8Bは回転磁気ヘッド、9は再生
増幅器、10はその入カドランス、13は再生切換信号
入力端子、15A、15B及び22はスイッチング用の
トランジスタ、21は記録用トランスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 記録再生ヘッドに記録用トランスの2次巻線と入カドラ
    ンスの1次巻線との直列回路が接続され、上記記録用ト
    ランスの1次巻線に第1のスイッチング素子が並列接続
    されると共に、記録増幅器の出力端が接続され、上記入
    カドランスの2次巻線に第2のスイッチング素子が並列
    接続されると共に、再生増幅器の入力端が接続され、記
    録時には上記第1のスイッチング素子がオフとされると
    共に、上記第2のスイッチング素子がオンとされて上記
    記録増幅器からの記録電流が上記記録再生ヘッドに供給
    され、再生時には上記第1のスイッチング素子がオンと
    されると共に、上記第2のスイッチング素子がオフとさ
    れて上記記録再生ヘッドの再生出力が上記再生増幅器に
    供給される記録再生切換回路。
JP7543778U 1978-06-02 1978-06-02 記録再生切換回路 Expired JPS606897Y2 (ja)

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JP7543778U JPS606897Y2 (ja) 1978-06-02 1978-06-02 記録再生切換回路

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Publication Number Publication Date
JPS54177910U JPS54177910U (ja) 1979-12-15
JPS606897Y2 true JPS606897Y2 (ja) 1985-03-07

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