JPS6067600A - 不燃性エマルジョン洗浄剤 - Google Patents

不燃性エマルジョン洗浄剤

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JPS6067600A
JPS6067600A JP58176020A JP17602083A JPS6067600A JP S6067600 A JPS6067600 A JP S6067600A JP 58176020 A JP58176020 A JP 58176020A JP 17602083 A JP17602083 A JP 17602083A JP S6067600 A JPS6067600 A JP S6067600A
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JP
Japan
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weight
emulsion
flash point
water
parts
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Pending
Application number
JP58176020A
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English (en)
Inventor
齋藤 資郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikka KK
Original Assignee
Nikka KK
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Publication date
Application filed by Nikka KK filed Critical Nikka KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は引火点を持たない洗浄用溶剤に関し、更に詳し
くは、石油系の如き有機溶剤を主成分の一つとしながら
、タグ密閉及びクリーブランド開放どちらの引火点試験
方法にあっても引火点を示さず、それ故、消防法上の危
険物に該当しないような不燃性エマルシロン洗浄剤に関
するものである。
洗浄剤は、消防法上の危険物に該当しなければ特別の建
築構造物を構築する必要がなく、屋内に多量貯蔵しても
、また1日当たり大量に消費しても届出を要しないので
、取り扱い上、多くの利点がある。このため、非危険物
として扱える洗浄剤の開発が各種業界から切望されてい
るが、数次にわたる消防法の改定により、常温で液体で
あるかぎり相当の高温、例えば200℃以上であっても
引火点を示すものはことごとく危険物第4類に包含され
ている。現状においては、非危険物洗浄剤の種類はごく
限られたものであり、例えば塩素系の溶剤、具体的には
トリクロルエタン、パークロルエチレン、トリクロルエ
チレン等がドライクリーニング用工業用洗浄剤として使
用されているにすぎない。
しかしこのような塩素系溶剤は、人体に対する蒸気の吸
引毒性が強いため取り扱いには十分注意する必要がある
し、東に溶剤の蒸気が200℃以上の熱に曝され石と分
解して塩化水素ガスや塩素ガスが発生し、種々の金[1
を腐食するという欠点もある。このため、ごく限られた
範囲でしか使用できない。そこで最近では毒性の低い弗
素系の溶剤も使われるが、非常に高価であるので、その
使用範囲は一部の精密部品の洗浄用などに限られている
このような事情を背景として、比較的低価格の石油系溶
剤、例えば白灯油あるいはミネラルスピリット等を原料
として引火点の無い洗浄剤を作れないかということが検
討されてきた。その過程において、一つの理論的考察か
ら、水という危険性のない物質を混合して使うことが考
えられた。例えばミネラルスピリットと水とを互いに微
細な液滴から成るエマルジーンとしたならば、もはや引
火点は消失するのではないかということである。このよ
うな考察に基づき製造された洗浄剤は既に市販されてい
るが、残念なことにその引火点はそれに含まれているミ
ネラルスピリットのそれと殆ど変わらない。
本発明は上記の如き従来技術の実情に鑑がみなされたも
ので、その目的とするところは、石油系等の有機溶剤を
主成分の一つとしながら、タグ密閉、クリーブランド開
放どちらの引火点試験方法にあっても引火点を全く示さ
ず、従って、消防法上の危険物に該当せず、それ故、貯
蔵法や消費量に制限されないし、取り扱いが極めて賽易
となるような不燃性エマルジョン洗浄剤を提供すること
にある。
本発明者等は、前記石油系溶剤と水とから成るエマルジ
ョン洗浄剤について更に鋭意検討を重ね、溶剤の種類及
びその混合割合を変えて種々実験を試みた結果、原料と
する石油系溶剤自身の引火点が次第に高くなっていくと
、その引火点が100℃を超えた時点でエマルジョン洗
浄剤の引火点が忽然として消失することを見出し、本発
明を完成するに至ったものである。
即ち本発明は、引火点が100℃以上で水と互いに溶解
し合わない有機溶剤80〜20重量%と水20〜80重
量%とからなる主原料100重量部に対し、30重量部
以下の乳化剤を添加し混合して均一なエマルジョンとし
た不燃性エマルジーン洗浄剤である。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
3一 本発明に係るエマルジョン洗浄剤の主原料は、有機溶剤
と水である。そのうち有機溶剤は、引火点が100℃以
上で水と互いに溶解し合わない性質をもつものであれば
如何なるものでもよい。
例えば脂肪族、芳香族、あるいはナフテン、不飽和いず
れの成分から構成されたものでもよい。
実用上は価格面等から石油系溶剤が用いられるであろう
が、何も石油系溶剤のみに限られるものではない。この
ような有機溶剤と水とは、有機溶剤80〜20重量%に
対し水20〜80重量%の割合で配合される。そして、
これらが混合した乳濁液の製造を容易にし、かつこれを
安定に保つため乳化剤が添加される。
本発明によるエマルジョン洗浄剤が引火点を持たず不燃
性を呈する理由は、温度が100℃を超えると同時に水
が沸騰を開始し、蒸気となって火焔の伝播を防ぐためと
考えられる。原理的には極く簡単であるが、これによっ
てその後いくら温度を上げようとしても温度が上がらず
引火点が現われることもなく、完全な不燃性を呈す4− るのである。
さて、前述した有機溶剤と水との配合割合を、有機溶剤
80〜20重量%、水20〜80重量%とじたのは次の
如き理由による。即ち、水が20重量%未満では火焔の
伝播を防ぐ水蒸気の量が不足し100℃以上において引
火点が現われてしまうし、逆に水が80重量%を超える
と洗浄能力が急速に低下するからである。しかし、乳化
安定性、溶解性、及び価格等の面から総合的に判断する
と、上記の範囲のうち、有機溶剤60〜40重量%、水
40〜60重量%の配合範囲が特に好ましいと言える。
このようなエマルジョン洗浄剤の具備すべき条件として
は、その他に製造の容易性と保存安定性がある。このた
め、前述の如く乳化剤が添加される。その添加量は前記
主原料100重量部に対し30重量部以下である。乙の
覆のエマルジョン洗浄剤では、[L常温で3ケ月程度安
定で分離層が現われないことが好ましく、短(でも1週
間程度の安定性が必要とされる。勿論、場合によっては
それ程の長期安定性を要しないものもある。従って、製
造工程において乳化剤の添加は必要であるが、長期安定
性を要しない場合には極く少量の乳化剤が添加されれば
よいことになる。しかし逆に乳化剤の添加量が30重量
部を超えると、引火点に乳化剤自身の影響が極端に現わ
れ所期の目的を達成しえなくなってしまう。また、5重
量部未満だと乳化安定性が低下し、1週間位経過すると
分離層が現われ、逆に10重量部を超えると引火点や溶
解性に乳化剤自身の影響が現われはじめるし、価格も高
いことからあまり実用的でなくなる。それ故、乳化剤の
添加量は主原料100重量部に対して30重量部以下、
特に好ましくは5〜10重量部の範囲である。乳化剤と
しては、例えば通常用いられているアニオン界面活性剤
及び非イオン界面活性剤を組み合わせたものでよい。
次に本発明に係る不燃性エマルシロン洗浄剤ノー実施例
について述べる。
[実施例] 有機溶剤として8石0号ソルベントH(商品名:日本石
油■製、比重0.769.引火点113℃。
沸点244〜262℃)50gをとり、これに乳化剤と
してラビゾールB−80及びHS −2045(商品名
:いずれも日本油脂■製)各3gを溶解し、良く攪拌し
ながら水50gを滴下し、30分間攪拌継続する。
その結果、両者は微細な液滴として混合し、安定なエマ
ルジョンが生成された。得られたエマルジョンをメスシ
リンダに入れ、1週間fillしたが分離層は現われず
、保存安定性が良好であることが確認された。
また、上記エマルジョン洗浄剤の一部を採り、タグ密閉
及びクリーブランド開放式引火点測定型にて測定したと
ころ、常温から100℃に至るまで引火点は認められな
かった。また、水が蒸発するため、それ以上潤度は上昇
せず、不燃性であることが確認された。
本発明は上記のように構成した不燃性エマルジョン洗浄
剤であるから、石油系などの有機溶=7− 剤を主成分の一つとしながら、引火点を持たず、消防法
上の危険物に該当せず、それ故、貯蔵法や消費量等に何
の制限もないし、安価で、かつ取り扱いが容易であるな
ど、数々のすぐれた効果を奏しうるものである。
特許出願人 ニッヵ株式会社 代 理 人 茂 見 積 8−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 引火点が100℃以上で水と互いに溶解し合わない
    有機溶剤80〜20重量%と水20〜80重量%とから
    なる主原料100重量部に対し、30重量部以下の乳化
    剤を添加し混合して均一なエマルシロンとした乙とを特
    徴とする不燃性エマルジ鄭ン洗浄剤。
JP58176020A 1983-09-22 1983-09-22 不燃性エマルジョン洗浄剤 Pending JPS6067600A (ja)

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JP58176020A JPS6067600A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 不燃性エマルジョン洗浄剤

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JP58176020A JPS6067600A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 不燃性エマルジョン洗浄剤

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JPS6067600A true JPS6067600A (ja) 1985-04-17

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ID=16006316

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JP58176020A Pending JPS6067600A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 不燃性エマルジョン洗浄剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06220491A (ja) * 1993-01-27 1994-08-09 Japan Field Kk 可燃性溶剤の保存及び再生方法

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JPS5140081A (ja) * 1974-09-30 1976-04-03 Tokyo Shibaura Electric Co Handotaishusekikaironoseizohoho
JPS5463108A (en) * 1977-10-29 1979-05-21 Daikin Ind Ltd Solution for washing oily abrasive material
JPS55102698A (en) * 1979-02-01 1980-08-06 Taiho Kogyo Co Ltd Method of cleaning oilldirty glass surface and glass cleaner
JPS5933396A (ja) * 1982-08-17 1984-02-23 大日本印刷株式会社 印刷用洗浄液およびこれを用いるオフセツト輪転印刷機のブランケツト胴の自動洗浄方法

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