JPS606264B2 - ウエブ状物体移動制御装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続作動機へ連続的に提供されるゥェブ状物体
の移動を制御する装置に関する。

この連続作動機ではゥェブ状物体がウェブ状物体を処理
するために設計されたプラテンプレス内にて２つの回転
板の鞠線に関して区切られたシリンダの周辺の一部に連
続的に案内される。ウェブ状物体例えば厚紙は一般に連
続状態で供給される。プラテンプレスは切断作業のため
移動ゥェブの一時的停止を必要とする機械であるので、
その連続供給は切断部所の前でウェブの必然的蓄積を伴
なう。これに関し種々の解法がこれまで試みられた。最
も簡単なものは蓄積するゥェブ状物体をループ状に形成
することである。しかしこうすることは案内されたゥヱ
ブリピ−ト長たの正確さを同時に維持しながら生産速度
を増大することが必要であるときには期待通りのもので
はなかった。しかして機械設計者は、このループがルー
プ制御機へ接するときに該ウェブのはためきを出来るだ
け減じるようにウェブのループ形成を制御する方法を開
発した。このため２つの回転坂間に取付けられた偏心ロ
ーラの周辺にウェブを案内する装置が使用された（１９
５７年７月６日付独乙特許ＰＳＩ０６１１６７号）。別
の解法が１９７７年１１月２９日付米国特許第４０６０
１８７号に発表された。しかしこの方法は高速度即ち３
０の＊／分までの直線厚紙速度で作動しているローラ上
の厚紙の粘着に関し種々の欠点を有していた。厚紙が低
速度で移動している場合には回転しているローラ上への
厚紙の粘着はよいことであり、オフセットローラ回転運
動は厚紙ゥェブの移動運動に応答している。一方高速度
になると厚紙ウヱブは回転ローラ上を滑りはじめる。そ
の結果回転ローラの角度運動による曲線が厚紙ゥェプに
よる曲線と異なり、移動が実際上整合不備を生じ「ウェ
ブのけん引と干渉する一時的ストレスを増大する。この
ように回転ローラの使用は厚紙ウェブへ過負荷を生じさ
せ、該ウェプのストレスにより該ウェブを定量整合周り
に運ばせかつローラ上を滑動する厚紙ゥェブによって及
び該ローフを案内するために使用したローラの面にて該
ウェブへ及ぼされる余分な圧力によって大きい音を発生
させねばならなかった。加工機へ供給されるべきゥェプ
状物体の移動を連続的に検査する制御装置はウェブ状物
体を案内しかつ引張る手段と、２つの側方フレーム間に
配置されたウェブガィドであって軸線が必要なら制御ね
じによって前記回転板の軸線に関して偏心しているウヱ
ブガィドと、回転板が回転している間中前記ウェブガィ
ドの軸線の角度位置を変化する手段と「を有し、ゥェブ
ガィドデザィンを含み、２つの前記回転板周りを回転で
きずかつ該回転板間に取付けられ、該ゥェブガィドの両
端が設けられ、２つのベアリングによってサポート上へ
保持された第１のハーフねじによって交差されたサポー
ト上の溝内を走るスライドを有するスリーブを有し、該
第１ハーフねじの一端が前記回転板と永久的に連結した
ベアリング内にてその１端に第２ハーフねじを永久的に
取付けられたボールジオィントを有し、前記サポートが
糟動溝を有し、該溝内をカムレバーのアームの１つに取
付けられた糟動シューが走っており、該カムレバーの枢
動軸が回転板へ取付けられ、前記カムレバーの他方アー
ムがフレームの側部に取付けられたカム上を移動するカ
ム従動子を有し、前記サポートは前記回転板の回転軸周
りを旋回できるように取付けられ、２つの前記回転板は
もし勢前記装置上を右から左へ移動しているウェブをみ
るときそれらが時計方向に回転されうるように配置され
ている。以下具体例について述べる。

本発明の原理はウェブ材料１が第１図に番号２で示すプ
ラテンプレスへ連続的に供給されるときに該ゥェブ材料
の運動を制御するために使用する場合特に有用である。

プラテンプレス２は該プレスの一対のプラテン２ａ，２
ｂ間に位置しているウェプの１部であってプラテン２ａ
，２ｂがブランクを打抜くように作動係合している間中
、静止しているウェブの１部に作用する。ゥェブ材料は
図示していない先行部所から矢印１′方向に出発し、ロ
ーラ４，５により受入れられかつ補償ローラ３へ至る。

ここからこのウェブ１はアィドラローラ７を通り引張装
置６へ入る。この引張装置６は、上面をウヱブ１が移動
する引張ローラ則ち被駆動ローラ８と圧力ローラ９とか
ら成っている。この引張装置６からウェブ１は次いで供
給装置１０へ供給される。この供給装置１０は、ゥェブ
１の最大移動速度よりも多少遠い周辺速度で作動してい
る下方ローラ１１と圧力ローラ組立体１２とを含む。こ
の圧力ローラ組立体１２はローラ１１によってウェブへ
及ぼされる引張力が中立化されうるよう要求によって特
上げられうるようになっている。引張装置６と供給装置
１０との間にはゥェブガィド部村１４を含む吸込み装置
１３が配設されている。このウェブ吸込み装置１３はウ
ェブ１の供給方向１′と同方向をなす矢印１３′の方向
に回転し、移動しているゥェフ１を所定時間中吸込み、
この間中プラテンプレス２が作用するウェブ部分が静止
し、打抜が施こされる。吸込み装置１３の構造は第２図
に示してある。

第２図にはその右側半分だけが示されており、左側は右
側と同様である。吸込み装置１３は一対の第１部材良Ｄ
ち回転板４２を有している。この部材４２は側枠３９に
ある担持部分３４によって第１軸線８０上に回動するよ
う載層されている。ウェプガィド部材１４は番号８１で
示す取付装置によって一対の回転板４２間に取付けられ
ている。ゥェブガィド部村４１は理論上の軸線即ち第２
軸線１５を有しておりかつ前記取付装置８１によって鞄
線８０から偏俺した位置にある軸線１５周りに戦置され
ている。図示の様にウェブガィド部材１４は望ましくは
円筒形部材郎ちシェル１６を有している。このシェル１
６は両端をハブ則ちスリーブ１７へ固定され、軸線１５
周りに回転することが出来ないようになよている。この
ハブ１７は溝２８を備えた第１の滑動シュー１８を有し
ている。取付装置８１はサポート２０を含んでいる。サ
ポート２川ま。ーラベアリング３０を受入れているハブ
部分則ち中央軸受部分２９を有し、第１部材即ち回転板
４２の軸部分即ち駆動軸３１上を回動するよう支持され
ている。第２図に示すように、ローラベアリング３川ま
中央軸受部分２９に受入れられかつリング３２によって
そこに保持されている。このリング３２はねじ３３によ
って該部分２９へ固着されている。サポート２０は軸受
部分２１，２２を有しており、これらは夫々軸受２３，
２４を受入れこれにより右ねじを有する第１ハーフねじ
２５を回転可能に支持している。この第１ねじ２５は、
突出部２７を有するナット２６を受入れている。ハウジ
ング２０は、第１ねじ２５に隣接しかつこのねじと同一
方向に沿って「ねじ７５と中央ピン７６とによってハウ
ジング２０へ固定されているバー６６，６７により形成
されている第１糟勤溝１９と、第２滑動溝６１と「を有
している。第１階動溝１９はハブ１７の滑動シュー１８
を受入れかつ該シュー１８の溝２８は突出部２７を受入
れている。これによりナット２６が第１ハーフねじ２５
に沿って轍線方向に移動するとシュー１８が溝１９に沿
って移動する。こうしてこのねじ、ナット及び溝が第１
鼠線８０１こ対する第２軸線１５の偏○量を調整する手
段を提供している。回転板貝０ち第１部材４２を回転す
るために、該都材は図において一体物として示している
駆動軸３１′を有している。

この駆動藤３１′は側枠３９に第１部材４２を戦瞳する
よう協働しかつ担持部分３４を利用している。担持部分
３４は管状ハウジング３５を有しており、このハウジン
グ３５は軸受３６，３７を受入れこれらの軸受を所望の
鞠線方向間隔に維持している。軸受３６，３７は側枠３
９のハブに糟勤可能に受入れられている管状ハウジング
３５内に軸３１′を回転可能に支持している。更にこの
管状ハウジング３５はフランジを有しておりこのフラン
ジへ、内方溝７４により形成されている対向したダブル
カム面を有している円形カム３８がボルト（図示なし）
などにより載暦されている。軸３１′を回転するために
、駆動ピニオン４０が駆動軸へキー止めされかつナット
４１によって軸受３７の内方レースに対し間隔をおいた
関係に保持されている。この取付装置８１はまた軸線８
０上を第１部材４２が回転している間中該第１部材４２
に関して第２軸線１５の角度位置を変動するための手段
を有している。

図示の様に、この手段は第２案内溝６１を有している。
該溝６１はピン又は軸７３（第４図）によってカムレバ
ー６３上へ回転自在に戦遣されている案内シュー６２を
受入れている。カムレバー６３は第１部材４２の部分４
２ａ（第２図）から伸長しているピン又は鞠６５上の軸
受により回転可能に支持されている。更に第４図に示す
ようにカムレバ−６３はカム３８の溝７４により形成さ
れた二重作動カム面間に受入れているカム従動子６４を
有している。こうして第２部材の回転中溝７４内を移動
している従動子６４はしバー６３が軸６５上を枢動する
ようになさしめている。レバー６３のこの松動運動は案
内溝６１内に受入れているシュー６２によって第１部材
４２に関する部分３１上でサポート２０を回転させ該部
材４２に対する第２軸線１５の角度位置を変動させる。
第２図に示すように第１部材４２はまたウェプガィド部
材１４の重量を補償するための手段８２を有している。

図示するようにこの補償手段８２は軸受部分４３を含ん
でいる。該部分４３は第１部材４２から伸長しており軸
受４４を受入れている。この軸受４４は第２ハーフねじ
４５を支承している。このねじ４５は左ねじを有しかつ
ねじ付きブッシュ７２によって釣合錘４６を支持してい
る。第１ねじ部材２５と第２ねじ部材４５とは継手手段
４９によって相互連結されている。この継手手段はねじ
部材の１方（例えば４５）の回転力を他方のねじ部材（
例えば２５）へ伝達し、ねじ部材４５の軸線に関するね
じ部材２５の軸線の運動を可能としている。図示するよ
うに継手４９はボール・ソケットタイプのユニーノゞー
サルジオイントであり、外方部ソケット４８が第２ねじ
部材４５のフランジ４７へ取付けられ、またボール部分
５０が第１ねじ部材２５の端部５１へピン止めされてい
る。図示していないが、ポール部分５０と外方部ソケッ
ト４８との間には、ソケットの回転がボールの回転を引
起しかつ２つのねじ部材の軸線間の相対的角度運動を可
能とする手段が設けてある。ねじ部材２５，４５を駆動
貝０ち回転するために第２ねじ部材４５はべベル状のテ
ーパ付きピニオン５２を備えている。

このピニオン５２は第２ねじ部材４５の端部へキー止め
されておりかつナット６８１こより保持されている（第
３図）。べベルギア則ちピニオン５２の付近において、
第１部材４２はギア停止部材５３を滑動可能に受入れて
いる孔を有している。この部材５３はピニオン５２の歯
と係合するようばね（図示なし）によって強制されてい
る。該部材５３は軸受５４を有し、この軸受５４は軸５
６が第２図に示すように右方へ移動するとき軸５６へキ
ー止めされているピニオン５５によって係合される。駆
動ピニオン５７が軸５６へキー止めされており、この駆
動ピニオン５７はピニオン５５がギア停止部村５３から
解放するときピニオン５２へ係合する。鞠線方向移動の
間中、ピニオン５５は安全ロック５８から解放されてい
ることは理解されよう。軸５６を移動するため電気機移
動システムを含む継手５９が図示の係合位置から非係合
＆壇から非係合＆層まで例えば変速装置において使用さ
れていると同様な方法にてカラーと軸５６とを移動し、
それによりステップモータ６０が鰍を回転出来るように
し、ねじ部材２５，４５を一緒に回転し、第１軸線８０
及び釣合錘４６部分に関するガイド部材１４の第２鞠線
１５の偏心距離を同時に変更する。第３図に示すように
第１ねじ２５はナット６９によってハウジング則ちサポ
ートへ取付けられている。

ユニバーサルジオィントの形態をなしかつ回転速度を変
動しない継手４９がその中心部を第２ねじ部材４５の垂
直軸線７１と第１部材４２の第１軸線８０を介して通る
水平軸線７０との交点上に配置されている。こうしてね
じ部材２５，４５が垂直軸線７１に配設されると同時に
、軸６５の周りに時計方向へ回転するカムレバーの運動
が第１ねじ部材２５の軸線を第３図に示すように反時計
方向へ軸線８０周りに枢動させる。作動時にウェブガィ
ド１４は、第１図に示すようにもしガイド部材１４と藤
３１′とが時計方向に回転すると「 ウェブ１の運動速
度と実質的に同一の速度で第１軸線８０の周りを回転す
る。

第１部材４２はサポート２０を受入れまたカムレバー６
３を受入れるための切取部分を備えている。またサポー
ト２０のハプ２９の一部はカムレバー６３のための空間
を提供するように切取られている。本発明の利点は、ウ
ェブガィド部材１４の慣性がもはやウェプ１へ及ぼされ
るストレスへ影響せず、そのためウェブガイド１４に至
る部分に存する引張力は該ガイド１４を去る部分に存す
る引張力と基本的に同一となる。

こうしてウェプ１上の部分とプレスのプラテンとの間の
整合の問題は全て解消される。これとの関連において、
僅かな機能的変動がみられる。ウェブ１がプラテンプレ
スのダィ間に静止している時にウェブガイド部材１４周
辺におけるウェブ１の巻取角度を減じるようにこの装置
は配置される。

【図面の簡単な説明】

第１図はゥェブ状物体を供給する手段の概略図、第２図
はゥヱブの取入のための装置の１部断面図、第３図は第
２図のｍ−ｍ矢視図、第４図は第２図のＷ−Ｗ矢視図、
第５図は第２図のＶ−Ｖ矢視図である。 符号の説明、１…・・，ウェプ、２・・…・プラテンプ
レス、６・・・・・・引張装置、１０・・・・・・供給
装置、１３…・・’吸込み装置、１４・・・・・・ウェ
ブガィド、１６・・・…シェル、１８…・・・精勤シュ
ー、１９…・・・滑動溝、２０……サポート、２５・・
・・・・第一ハフねじ、２６……ナット、２７…・・・
突出部、２９・・・・・・中央軸受部分、３１・…・・
駆動軸、３９・…・・側枠、４２…・・・回転板、４５
…・・・第２のハーフねじ、５２・・・…７ーパ付ピニ
オン、５７・・・…ナーパ−付歯付論、５８……安全ロ
ック、６２・・・・・・案内シュー、６３…・・・カム
レバー、６４…・・・カム従動子。 警ら／ 図第２図 終う図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ウエブ材料に作用する機械であって、該機械によっ
   て作用されている間にウエブ材料の一部が停止状態にあ
   る該ウエブ部分へ順次作用している前記機械へ連続的に
   供給される該ウエブ材料の運動を制御する装置であって
   、一対の側枠と、該側枠内に配設されており連続した供
   給速度で一方へウエブを供給する装置であってウエブ材
   料を引張りかつ導入する手段を備えているウエブ供給装
   置と、ウエブの一部が停止状態にあるときウエブ材料に
   係合し該ウエブを蓄積するウエブ吸込み装置と、を含み
   、 該ウエブ吸込み装置が、第一の軸線上で回転するよ
   う前記一対の側枠内に載置された一対の第一部材と、該
   一対の第一部材間に伸長しており第二の軸線と両端に配
   設された滑動シユーを有しているハブ部材とを有してい
   るウエブガイドと、前記第一の軸線からずれている第二
   の軸線を有するウエブガイドを前記一対の第一部材に載
   置する装置であって、第一の軸線からの第二の軸線のず
   れの量を変える手段と第一の軸線上を前記一対の第一部
   材が回転する間中前記一対の第一部材に対する第二軸線
   の角度位置を変える手段とを有しているウエブガイド取
   付装置と、前記第一部材の夫々に載置されている前記ウ
   エブガイドの重量を補償する補償手段と、を有し、 前
   記ウエブガイド取付装置が、第一軸線の周りを相対回転
   するよう第一部材の夫々に載置されている支持部材であ
   って、夫々がハブの滑動シユーを受入れるための第一滑
   動案内溝と第二滑動案内溝とを有している支持部材を含
   んでおり、 前記軸線の位置を調整する手段が、第一ね
   じ部材であって、シユーに係合し該ねじ部材が回転する
   間中前記第一滑動案内溝内にてシユーを移動するねじ切
   り部材と共に、前記支持部材の夫々内にて回転するよう
   載置された前記第一ねじ部材を含んでおり、 前記補償
   手段が、第一部材の夫々にある第二ねじ部材を含み、ね
   じ付の錘と、第一及び第二ねじ部材を一緒に回動しかつ
   第二ねじ部材の軸線に対し第一ねじ部材の軸線の移動を
   可能とするため第一及び第二ねじ部材の端部を継ぐ手段
   と、を支承しており、 前記角度位置調整装置が、各第
   一部材に枢支されサポートの第二滑動案内溝内に受入れ
   られている第二シユーを有しているカムレバーと、側枠
   へ載置されたカムに係合する従動子とを含んでおり、
   前記第一部材が、一方向に回動し、これにより初期吸込
   みの間中、ウエブガイドがウエブ材料の供給方向と同様
   の方向に第一軸線周りに偏心して回転するようになって
   いる ウエブ状物体の移動制御装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の制御装置において、
   ウエブガイドがハブへ固着された円筒形シエルから成り
   、これによって第二軸線周りに回転出来なくなっている
   移動制御装置。 ３ 特許請求の範囲第２項に記載の制御装置において、
   第一及び第二ねじ部材の端部を継ぐ手段が回転速度を変
   えないユニバーサルジオイントを含む移動制御装置。