JPS6062621A - ガスタ−ビン発電プラント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明はガスタービン発電プラントに関する。

し発明の技術的青票］ 第１図および第２図は従来のガスタービン発電プラント
の一実施例を示すもので、図において符号１はタービン
建屋を示している。このタービン建屋１内には補機を収
容する補機室２、ガスタービンに空気を供給りる吸込室
３、ガスタービンを収容するガスタービン室４、ガスタ
ービンで燃焼したガスを排出する排気室５および発電機
を収容する発電機室６が順次直列に収容されている。ま
た、補機室２、ガスタービン室４および発電機室６の上
部には、それぞれ補機覆７、ガスタービン覆８および発
電機覆９が配設されている。さらにタービン建屋１の天
井部には大好クレーン１０が配設されている。タービン
建屋１の側方には、外部の空気を吸引し、この空気の浄
化を行なう吸込フィルター室１１が配設され、吸込フィ
ルター室１１と吸込室３とは１字形状の吸込ダクト１２
により接続されている。

以上のように構成されたガスタービン発電プラントでは
、タービン建屋１外の空気が矢符のように吸込フィルタ
ー室１１に吸引され、吸込フィルター室１１内に配設さ
れる図示しないフィルターにより清浄化され、補機室２
の上方に設置された吸込ダクト１２を通り、補機室２と
ガスタービン室４との間に配設される吸込室３に導かれ
、ガスタービン室４に収容される図示しないガス、ター
ビンに送り込まれた後、ガスタービンで圧縮燃焼されガ
スタービンを駆動した排気ガスは、ガスタービン室４と
発電機室６との間に配設される排気室５から排気ダクト
１３を通り大気中に放出される。

［背景技術の問題点］ しかしながら、以上のように栴成されたガスタービン発
電プラントでは、設備の信頼性向上のため一定期間毎に
保守点検および分解点検が必要であり、特に分解点検時
には補機室２の上部に配設される補機類７、ガスタービ
ン室４の上部に配設されるガスタービン覆８および発電
機室６の上部に配設される発電機種９を取外す必要があ
る。この各署７．８．９の取外しは、通常タービン建屋
１の上方に設置された天井クレーン１０を使用して行な
われる。

この天井クレーン１０は、ガスタービン室４に収容され
るガスタービン、補機室２内に収容される補機類および
発電機室６内に収容される発電機の分解修理にも使用さ
れるが、このようなガスタービン発電ブランドでは、補
機類を収めた補機室２の上方に吸込ダクト１２が配置さ
れているため、補機類７および補機類を天井り：レーン
１０を使用して分解するためには吸込ダク１〜１２を分
解する必要があり、分解作業が非常に煩雑になるという
問題がある。

また、吸込ダクト１２を分解せずに補機類７および補機
類を分解するには、他より小型のクレーンをこの近傍に
配置し、この小型クレーンにより分解する必要があった
。

一方、このようなガスタービン発電プラントに使用され
るガスタービンは、作動流体に空気を使用しているため
ガスタービンの吸込側および排気側を空気が流れる時の
圧力損失がその性能に大きく影響することが知られてい
る。

上述したガスタービン発電プラントでは、吸込ダクト１
２は吸込フィルター室１１および吸込室３との位置関係
から１字状の曲がり部を配設する必要があり、この結果
、吸込ダクト１２は比較的長い・ｂのどなり、また、Ｌ
字形状のため吸込ダクト１２の圧力損失が増大するとい
う問題がある。

［発明の目的］ 本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもので、
補機類の分解点検時にこれらの機器の周辺機器を分解す
ることなく、天引クレーン用いてこれらの機器の分解点
検を行なうことができるとともに、吸込ダクトの曲がり
部をなくし吸込ダクト全長を短くし、吸込ダクトによる
圧力損失を低減することのできるガスタービン発電プラ
ン１−を提供しようとするものである。

［発明の概要］ すなわち本発明シよ、補機を収容する補機室、吸込フィ
ルター室からの空気をガスタービンに供給する吸込室、
ガスタービンを収容するガスタービン室、ガスタービン
で燃焼したガスを排気する排気室および発電機を収容す
る発電機室を順次直列に配置し、これらの各室をタービ
ン建屋内に収容してなるガスタービン発電プラントにお
いて、前記吸込室上方に位置する前記タービン建屋屋上
に前記吸込フィルター室を配設し、この吸込フィルター
室と前記吸込室とを直線状の吸込ダクトにより接続した
ことを特徴とするガスタービン発電プラントである。

［発明の実施例」 以下本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明す
る。

第３図は本発明の一実施例のガスタービン発電プラント
を示すもので、図において符号１はタービン建屋を示し
ている。このタービン建屋１内には補機を収容する補機
室２、ガスタービンに空気を供給する吸込室３、ガスタ
ービンを収容するガスタービン室４、ガスタービンで燃
焼したガスを排出する排気室５および発電機を収容り−
る発電機室６が順次直列に収容されている。また、補機
室２、ガスタービン室４および発電ｇ１？６の上部には
、それぞれ補機類７、ガスタービン覆８および発電１［
９が配設されている。そして、吸込室３上方に位置する
タービン建屋１の屋上には、外部の空気を吸引し、この
空気の浄化を行なう吸込フィルター室１４が配設され、
吸込フィルター室１１と吸込室３とは直接状の吸込ダク
ト１５により接続されている。

そしてタービン建屋１の天井には、吸込ダクト１５の両
側にガスタービンおよび発電機用の天井クレーン１６お
Ｊ：び補機頻用の天井クレーン１７が配設されている。

これらの天井クレーン１６．１７は主にガスタービン、
発電機、補機類およびその覆７．８．９の分解用に用い
られるが、他の目的にも使用することができる。

以上のように構成されたガスタービン発電プラントでは
、吸込フィルター室１４を吸込室３の上方に位置するタ
ービン建屋１屋上に配置したので、補機室２が従来のよ
うに吸込ダクト１２により覆われることはなくなり、補
機室２内に収容される補機類を補機頻用の天井クレーン
１７により分解点検および組立することが可能となり、
分解保守点検性を向上することができる。

また吸込ダクト１５は、吸込室３と吸込フィルター至１
４との間に直線状に接続されるため、吸込ダクト１５の
全長を従来より大幅に短くすることができ、吸込ダクト
３の圧ノコ損失を減少することができる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明のガスタービン発電プラントで
は、吸込室の上方に吸込フィルター室を配置したので、
タービン建屋内に収容される各種機器の保守分解点検性
を向上することができる。

また、吸込フィルター室と吸込室とを直線状の吸込ダク
トで結ぶことができ、吸込ダクトの圧力損失を低減し、
ガスタービンの性能を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のガスタービン発電プラントを示す縦断面
図、第２図は第１図に示すガスタービン発電プラントの
横断面図、第３図５は本発明の一実施例のガスタービン
発電プラントを示す縦断面図である。 １・・・・・・・・・・・・タービン建屋２・・・・・
・・・・・・・補１１ｖ ３・・・・・・・・・・・・吸込室 ４・・・・・・・・・・・・ガスタービン室５・・・・
・・・・・・・・排気室 ６・・・・・・・・・・・・発電機室 ７・・・・・・・・・・・・補機類 ８・・・・・・・・・・・・ガスタービン覆９・・・・
・・・・・・・・発電機種 １４・・・・・・・・・・・・吸込フィルター室１５・
・・・・・・・・・・・吸込ダクト代理人弁理士　則　
′ｆＬ　憲　佑 （ほか１名） 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）補機を収容リーる補機室、吸込フィルター室から
   の空気をガスタービンに供給する吸込室、ガスタービン
   を収容するガスタービン室、ガスタービンで燃焼したガ
   スを排気する排気室および発電機を収容する発電Ｉｆｆ
   室を順次直列に配置し、これらの各室をタービン建屋内
   に収容してなるガスタービン発電プラントにおいて、前
   記吸込室上方に位置する前記タービン建屋屋上に前記吸
   込フィルター室を配設し、この吸込フィルター室と前記
   吸込室とを直線状の吸込ダクトにより接続したことを特
   徴とするガスタービン発電プラント。