JPS606163A - 脱気油脂性菓子の製造方法 - Google Patents

脱気油脂性菓子の製造方法

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JPS606163A
JPS606163A JP58111877A JP11187783A JPS606163A JP S606163 A JPS606163 A JP S606163A JP 58111877 A JP58111877 A JP 58111877A JP 11187783 A JP11187783 A JP 11187783A JP S606163 A JPS606163 A JP S606163A
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chocolate
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Iwao Hachiya
巌 蜂屋
Norio Kamiyama
上山 矩生
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Meiji Seika Kaisha Ltd
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G1/00Cocoa; Cocoa products, e.g. chocolate; Substitutes therefor
    • A23G1/04Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of cocoa or cocoa products
    • A23G1/18Apparatus for conditioning chocolate masses for moulding

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は気泡を実質的に含まず色調、光沢及び食感のす
ぐれたチョコレート、ホワイトチョコレート等の油脂性
菓子の製造方法VC関するものである。
従来、チョコレート、力/コリングチヨコレート等のチ
ョコレート生地又はホワイトチョコレート、カラーチョ
コレート等のチョコレート類似生地よりなる油脂性菓子
はその生地yJ造工程及び成形エイ基に於いてコンチェ
、スト−レジタンク、自IIjh調温機(テンパリング
マシン)、成形デボジッター又ハエンローパーに付設の
チョコレート貯MW Al、’qの中で攪拌される際に
該油脂性菓子生地中に若干量の空気が混入し、その一部
は気泡となシ該住地中に分散して存在して居た。
板状チョコレート等の成形型を使用する油脂性菓子の成
形時には、成形デポジッター等の注入装置により該菓子
生地を成形型内に注入後に空気除去の為にタラ、ピング
(」騒動)又はシェーキング(震動)が行われ、これ等
により該気泡の一部が成形型内の油脂性菓子生地の上表
面(成形後のチョコレートの底面)及びその近くに浮上
してつぶれ、該生地中よシ空気中に飛散し、このことに
よシ部分的には脱気されるのである。しかしながら該生
地中には、なお微細な気泡が残存し、これら効存気if
uは通常20〜50μ程度、小さいもので2〜10μ程
要の1μ径を持ち該生地中にこれら気泡が多数分散して
保持されたまま該生地は冷却固化される。そして成形中
の4反状チョコレート等の底面(」1、冷却固化工程中
に気泡の抜けた跡が凹状を呈した1ま1占1化し、或い
は上表面(成形後の底面)及びその付近で気泡が抜けき
らず、該生地が凸状に盛り上ったまま固化したりして粗
面を形成する。
同様に、成形型に油脂性菓子生地を注入後、型を反転し
、余剰の該生地を除去する様にタッピング(振動)又は
シェーキング(震動)及び/又は風の吹きつけを行った
後、型内に残った生地を冷却固化して該生地の外殻(シ
ェル)を形成し次いで再び型を反転したのち固形の中心
共晶(センタ−)の充填又は液状の中ノb食品(センタ
ー)の注入後に底面を形成するために丙び該生地の追加
量を注入し+if:、面をスクレーパーで掻き取った後
に冷却固化する所謂シェルモールド成形法によって油脂
性菓子を製造する場合にも、該油脂性菓子の底面が上記
と同イ子の理由でa’+を而を形成し7、光σぐが著し
く低下する欠点があった。さらに1該シエルモールド成
形法による場合には、該油脂性菓子の底面近くには多数
の気泡が分散して保持され、これらの気泡は成形後の油
脂性弟子の底面に乱反IJによる白っぽい色調をもたら
し、チョコレート等の油脂性菓子本来の色調と光沢をl
’i−tなって居るのが4」1゜状である。寸だこれ等
板状チョコレート、シェルモールド成形チョコレート等
油脂性菓子の内部に保持された微細な気泡はその数が多
いと、!ξリソと割れる時の(使度、所謂スナツプ性が
低下し、喫食時にもたついた感じの食感ケもたらし、嗜
好性を著しく低下させる欠点がある。従来、チョコレー
ト等油脂性菓子の気泡を相当程度除去する方法としては
、ココアバターの配合附を増して油脂性菓子生地の粘度
を下げ、気泡が浮上しつぶれ易くすることに上り脱気す
る方法が一般的であった。
そして所望により、成形型への注入後のタッピング又は
シェーキングの強さを大にするか及び/又はその振動又
は震動時間を艮ぐする手段が追加的にとられて居た。
しかしながらチョコレート′陛、油1JYT [1: 
44子の粘度を下げるために使用されるココアバターは
、高価な原料であり、これの増!d添加(・ま必然的に
油脂性菓子のコスト上昇をもたらす。オた、ココアバタ
ーが増触されるだけ、カカオマス、粉乳、砂糖笠の?1
味原料の比率が世上−〕゛るので査味の・2ランス上、
添加使用しイ(4るココ″アバクーーh10皿1約され
る。
一方、成形型のタッピング又はシェーキングの強さを大
にした場合には、強い機械的な衝撃の繰返しにより成形
型の摩耗、破損が生じ易くなると共に、振動又は震動(
(よる騒音が大きくなり作業Jf!境を著しく悪化させ
る。そして又品]14面では、振動又は震動により成形
型内でのチョコレート生 −地の粘度が一層低下し流動
性が大となるので、成形型の側壁面に必要以尖2の高さ
まで油脂性菓子生地が到達してしまい、かくして冷却同
化後、剥諭した油脂性菓子は成形型の側壁面に接した側
縁部近くが厚く、中央部が薄い凹形の底面−形状となり
、またこの底面形状のバラツキも大きく、特にjtii
さ2〜′5賭程度のリーフチョコレート等の#[状のチ
ョコレートの成形時には、1怜品形状として著しい欠陥
となる。さらにj騒動又は震動の時間の延長は油脂性菓
子生地の粘度が20.[] 00 cps以下程度と極
めて小なる場合には有効であるが、粘IWが25.00
0〜30.’000 cps程度以上と大なる場合には
振動又は震動時間の延長にょる脱気効果はほとんど達成
されない上に、振動又は震動時間の延長は成型速度の低
下、或いはタッピング装置の増設により実施せねばなら
ず、いずれの場合にも製造コストの上昇をもたらす欠点
がある。
本発明者等は、油脂性菓子の気泡を脱気する上記従来の
方法の諸欠点を除くべく@意(iff究の結果、油脂性
菓子生地を注入した成形型の撮動又#′i震動による脱
気によらず、菓子の成形工程に先立ち油脂性菓子生地を
調温(テン/ミリング)しながら減圧下に保持すること
Kより脱気処理するか、又は調温(テンパリング)した
油脂性菓子生地全調温状態をこわさない様に加温しつつ
減圧ドに保持することにより脱気処理するか、又&」]
減川下に、必要により冷却しつつ保持することにより脱
気した油脂性菓子生地を調温機で調温(テン・ξリング
)するか、或いは脱気処理後、必要により冷却した後に
調温することにより油脂性菓子生地を調製し、このよう
に調製されて脱気処理漕みの生地を使用して、固形チョ
コレート成形、シェルモールド成形、エンローパー被覆
等通常の方法により成形する場合には、油脂性菓子は本
来望ましい原料配合を変更する必要がなく、従来は全く
不IJI能であった粘度25,000〜30.O’00
 cps程度以上の粘度の大なる油脂性菓子生地につい
ても気泡をl’Lとんど會有せず、色調光沢及び食感に
すぐれた商密度の油脂性菓子を効率良く安価に製造する
ことを知見し、これに基づいて本発明を完成するに至っ
た。
従って、本ヴ6明の四旨とするととろは、稍洲S(コン
チング)処理を打玉て、1i11!l利された流動状の
油脂性菓子生地を、流動状態の斗ま大気圧より低い減圧
下に保持して該生地内の竿気を除去する脱気処理工程に
かけ、次いで脱気処理された該生地を常法による油脂性
菓子の成形工程にかけることを特徴とする油脂性菓子の
製造方法にある。
本発明の方法で用いられ、る油脂性菓子生地は、チョコ
レート、カバリンクブーヨコレート竹イ中々の711常
のチョコレート菓子の製造用の生地であり、またホワイ
トチョコレート、カラーチョコレート笠チョコレート巣
子類似品の製清用の生地であることもできる。
本発明の方法においては、+i”; k!・(コンチン
グ)処理を経て製造された粘度90. OOOcps程
度以下の油脂性菓子生地を、圧力1しづ50トル(i、
’orr)のg囲の減圧下に保持し7て脱気処理するの
が好寸しい。該油脂性菓子生地をその気泡ト龍が体AI
R率換算で0.7%以下になるまで脱気処理すると、0
7%より大きい気泡歇を含む通話のチョコレート生地の
場合に比して明らかに色調、光沢、食感のすぐれたチョ
コレート菓子を’N iYaできる。
本発明の方法において、脱気工程を連続的に行う場合に
は、脱気処理中の油脂性菓子生地は圧力650トル(T
o r r )以下の減圧下に流動性の薄膜の形で移動
しなから脱気処理されるのが好ましい。
しかしながら脱気工程を回分式に行う場合には、圧力6
50トル(1,”o r r ) 、lqJ、丁に減圧
された密閉の容器にυILレカ件の生地を溜り層として
収容しこれを攪口・器で攪f1°し9つ脱気処理する。
脣だ、本発明の方法において、脱気工程を連続的に行う
場合には、該油脂性菓子生地は容器内壁面の相異なる区
域の渦瓜をそれぞれ調fJijできる直立基型の脱気処
理用容器内に」二lTj シた減圧下に保持され、この
容器の上部には、菓子生地の入口を設は且つ容器の下部
には脱気処f111さノ1〜た4n子生地の出口を設け
て舎り、送入された財子牛地t」、θ、、(川下に容器
内壁面に沿って薄膜とし7て流トーシ、この間に、菓子
生地は該容器内に設けたJ型取回転翼で薄膜の表面を掻
き取られlがら脱気処理されるのが好ましい。
本発明の方法においては1通常、脱気処理工程の処理前
、処理中又は処理後に菓子生地を調温(テンパリング)
処理することが可能である3、そして1本発明の方法の
脱気工程全前記の直立略式の容器を用いて行う時には、
その脱気処理用容器の外壁面は、容器内壁面の相異なる
区域の温度をそれぞれ調節できる複数のジャケット部を
具えているのが好ましくへ。
本発明の方法に忰いては、精練(コンチング)処理を経
て調製された流動状の油脂性菓子生地は、内部を減圧下
に保持し目つ外壁面に内壁向の温度調節用ジャケット部
を具えた直立略式の脱気処理用容器の内壁面に沿って薄
膜と(1,て流下しなから脱気処理されることが可能で
あり:あるいは、流動状の油脂性菓子生地は、常法によ
り調温(テンパリング)処理された後に、内部を減圧下
に保持1−2且つ外壁面に内壁面の温度調節用ジャケッ
ト部を具えた直立略式の脱気処理用容器の内壁面に沿り
て薄膜として流下し、この間に該生地は該ジャケット部
からの伝熱によシ調温(テン・ξリング)状態を損わな
い様に加温されつつ脱気処理されることも、可能であり
:若しくは、流動状の油脂性菓子生地は潤製処理されず
に前QIJの直立略式の脱気処理用容器に供給され、該
生地が容器内壁面に沿って薄膜として流下する間に温+
Jy idA節用ジャケット部により常法による冷却−
加温の1温(テンパリング)処理を受けつつ脱気処理さ
れることも可能である。
さらに、本発明の方法においては、流動状の油脂性菓子
生地は、調温(テン・ξリング)処理されずにOfl記
の直立略式の脱気処理用容器に供給され、該生地が容器
内壁面に沿って薄膜として流下する間に温度調節用ジャ
ケット部で冷却されっつ脱気処理され、しかる後、該生
地を脱気処理用容器から通常の連続式密閉型自動調潟槓
中に送入して常法による調温(テンパリング)処J41
1を行ない、この際、心安ならば該調u1機に送入する
前に該生地を追加的に冷却することも可能である。
本発明の方法は、添旬図面の第1図、8jC9図、第6
図、第5図に図解的に示さtした(!Ii々な装置を用
いて好適に実施できる。
先づゎニジ1図、第2図の1ンl 11+Q’的に示さ
力5た装置について説明する。第1図について、1rr
立々i式の脱気処J1!用容器1が設けられ、この中で
不法の脱気処理工+′4が行われる。この容器1t」、
内1:41;を大気圧よシ低い圧力にまで排気さね、例
えに1:圧力10〜350トル(’l’r)r r )
の・i・II、囲の減圧下に保持さノ1.る密伺iJJ
′北な17q造を有し、この容÷IKの上部にkt、7
院気処1!11すべき流動状の俤子牛地の人r−12@
イ1し、腸。
気処l済みの生地の出口3 &J界器のド部又←1ノ戊
部に設けられている。入]コ2 &J1、生地を容器1
に送入するだめの2R管、開閉代弁圧出;l(ンツ−(
P)’&経C流動状の生地4を収容する貯槽5に連通ず
る。この貯槽5は外周を加温用ジャケット(図示せず)
で包囲される。容器1は排気口6勿イ1し、υ1・気1
」は排気管、開閉弁及び排気;1″′ンプ(1,)、、
 P、)に連結し、排気ポンプ(T)、 P、 )の作
動によって容器1の内部を減圧状態に保持させる。八日
2から送入された流動状の生地は容器1の内壁面1′に
沿って薄膜の形で流下し、この間に脱気処理を受ける。
その後、容器底部に流動状の生地の層4′として溜る。
なお、容器1の内部には、数枚の掻取回転兆8が設けら
れ、これの回転軸に連結した回転モーター(Mlにより
回転され、回1匠中の回転弦8の先端側縁は、容器内壁
向1′をi′lfら下している一菓子生地の薄114の
表層全掻き取るように部子生地と接触している。これに
よって、生地は内壁面1′の律周にわたって展延をオし
て、?”dt I漠として流下する。容器底部に生地j
烏4/と1−7で溜った脱気処理済みの生地は、出口6
を出て導出、−Iソンゾ171きの?導出管7を曲して
導出される。
更に、容器1は、容器内を菓子生地が薄膜としで流下し
ている内壁向に対応する部所の処に、別個の7黒度gf
N JJjl用ジャケット9,10.11が容器外壁に
設けられてあり、各個のジャケット中には、温度欲4節
の心安に応じて加熱水又は冷却水が導通される。
上記のように谷641で脱気処理された生地は、導出管
7及び導出ポンプfP)を経て送出された後には、例え
ば板状チョコレートに成型する場合には、第2図に示さ
れた公知のデボジッタ−成型装置への生地供給管12へ
導かノする。供給管12がら出た流動状態の生地は先づ
デボジッター成型装置のチョコレート貯槽13に入って
生地層14として溜る。この貯槽16は加温のため1t
u常外壁を温度調節用ジャケット(図示せず)で包囲し
である。
チョコレート生地層14(は、この内部に浸@場れてい
るnt、押入15によってR¥拌され、生地の一部は貯
槽13の底部に設けられ、ピストン16を具えたデポジ
ッター町動部17を経て1rJj続的に成形型1日へと
流し込まれる。菓子生地を注入された成形型18はタッ
ピング装置191.:に移送されて、成形型中の菓子生
地は撮動を受けて成形型内に充分にひろがる。
以下、第1図及び第21¥jK図711了した装置を用
いて本発明を実施する例を詳細に説明する。
第1図に示す如く、コンチングを終了して貯槽5に溜め
られたチョコレート生地4は、これを密閉式ポンプ、開
閉弁を経て入(コ2から連続式脱気処理用容器1(以下
、単に脱気装置と略称する)に定量供給される。
仁の脱気装置1の内部は、排気ポンプ(D、 p、 )
により圧力10〜350トル(Torr’)程度の減圧
状態傾保持されている。脱気装置1内に供給されたチョ
コレート生地4は、内壁向1′に沿って流下し、しかも
周速20〜150…/分で回転する一掻取型回転翼8に
より、脱気装置1の内壁向1′の全周にわたって薄膜状
に拡げられる。そして、流下しつつ出口6の方向に移行
する。脱気装置1を包囲するジャケラ)9.10内に、
冷却水を導通させ、これでチョコレート生地4を冷却し
品温24〜26′O程度に低下させココアバク−の結晶
を生成させる。
絖いで、同じく脱気装置色1のドR1sを包囲するジャ
ケット11内に温水を循環することにより、チョコレ・
−ト生地4の品温は、28〜30 ’04日度まで再上
昇をれる。これによってココアバク−のβ型結晶母核の
みを残す所謂テン・ξリング(調温)が、脱気装置1内
での減圧による脱気処理と同時に行われる。
チョコレート生地4の脱気の程度及び処IM1!能力(
処理量)は、王としてチョコレート生)1b 4の粘度
、脱気装置1内の圧力(減圧の度合)及びチョコレート
生地のトゾ拌速1n・等により吠まる。即ちチョコレー
ト生地の粘度が小なる程、また圧力が小なる程、さらに
チョコレート生tl+、の攪口゛速度が犬なる程、脱気
速度は大きく、且つ脱気の程度嬢、高くなる。
前述した様に、気泡含有)d”が体材率→νさ昏で07
%程度以下のチョコレートを得るには、粘度の人外るチ
ョコレート生地では、(tl、拌カッ果がほぼJ′14
犬となる周速が40 +n /分程度以上の攪1」゛を
行いつつ、チョコレート生地の粘度に合わせて圧力のH
’jt+1id1jを行う。
例えばチョコレート生地の粘ハーニが1(]、[1L1
0〜15.000 cps程度と小さい場合には圧力2
60〜310トル(Torr)の減圧で良く、一方、チ
ョコレート生地の粘度が80,000〜911,000
 cps程度と大きい場合には、圧力10〜20トル(
Torr)程度の減圧を維持せねばならない。そしてこ
れ等条件での脱気処理能力は装置の規模で決るので、後
工程の成形能力との関連で適当なノコは模の装置を使用
することが必要である。
本発明で使用する脱気装置1へのチョコレート生地4の
供給用の圧出ポンプと、脱気(?rみの生地の導出用の
ポンプとしては、脱気装置1内で圧力10〜350トル
(To r r )の減圧を維持するために密閉性が必
要であり、所期の減圧度に適合するポンプを選定使用す
る。例えばダブルメカシールタイプのポンプ等が密閉性
良好であるので好適である。
かくしてほぼ完全に脱気され、旧つ調温されて脱気装置
の底部に溜ったチョコレート生地4は、出口6、導出管
7及び¥イ閉式導出ポンプ(でより導出される。その後
、成形工程を行う成形装置1t(第2図に図示)へと移
送される。
本発明の方法において、脱気及び訓γkl処理を行うと
、チョコレート等油脂性菓子生地を1ilAI Jl処
理する効率が脱気を行わない場合に比しはるかにすぐれ
ている。即ち同一の611脂性菓子生地を同一条件でf
ilAl温した時に、脱気しつつ調温した場合には、脱
気処理を伴わない通常のiTh温の場合に比して処理効
率が20〜50%も向上する。その即由tまおそらく気
泡がなくなり油脂性菓子生地の熱伝導性が上昇するため
と考えられる。さらに又同一生地を同一条件で調温した
場合、本発明により脱気した油脂性菓子生地は通常のθ
41Aλを行ったチョコレート生地に比し、粘度が2,
00 U〜5.fl OOcps も低下し、後の成形
工程での、成形ノーリ等へのr−)−人流し込みが容易
に行われるすぐれた作用効果を4する。
L記のように241.’ 1図のルミ気4ムi++7.
1でほぼ完全な脱気と十分な調温処理を受けたヂョコレ
ート生地4′は第2図に示す如く成形型18を使用する
4ル状チヨコレー)%Sの成形工程にかけた場合には、
チョコレートデ;l:’ジッター装置′?Iのヂョコレ
ート貯槽16中に移送され生地層14としで?’rl’
(める。そして該生地をピストン16伺きの可動部17
によりチョコレート成形W、18内に注入し、続いてタ
ッピング装置19により振FArを与えて核型18内に
拡げ充満させるのである。この除、ま了デボジッター装
置のチョコレート貯槽16内に取り伺けた(4拌+M1
5によりチョコレート生地の油管層14中に空気が71
7゜太しない様に、′貯4’A内のチョコレート生地1
4の上向レベルは、′帛に体、471′格(15よシ上
方に位置さぜる様に配慮する必要がaちる。
一方、タッピング−裟膚、による成形]〜す18内への
流し込みはチョコレート生地14が成形型18の隅々ま
で流れ込み且つ成形後チョコレートの底面となるヂョコ
レート七面がほぼ平面化する程度の軽度のタッピングを
行えば十分に達成される。そね故、従来の成形型の隅々
への流し込みとチョコレートのルミ気とを兼ねてgin
、度のタッピングラ行った場合に比して、タッピング1
1)間を115〜1/1゜程度に!JA4.縮するか或
いはタッピング強度を約1/2〜1/38度以下に部域
するか、或いはこの双方を行うことが出来る。これ等に
伴ない、撮・iIh騒音としても成形型1枚の撮動又は
震動につき10〜12ホン穆度低下させることが出来、
作業環境の大IN、7.な改善と共に、クッピレグ時間
の頬縮による板チョコレート等の型内流し込み成形工程
の速度」二列、及び/又はタッピング装置61の大幅な
省略により省スズース化が計れる利点がある。
上記したタッピングに続いてル(ζ彫型18内に流し込
んだチョコレートを5〜12 ’(! J=’一度の冷
風を循環した冷却トンネル内に収容し冷却固化した後、
成形型よシ剥11m1t L、気泡をほとんどaま々い
成形チョコレート製品を得る。
本発明の方法において(寸、ト、記の腫に、減圧ばより
チョコレート等の油脂i/YJ!G子生地中より強制的
に気泡をほぼ完全に除ノモできる。従って、従来1本4
青率磨算で1.5〜2.0%イ”?jしニ又はそ]′7
,1臥トの;i(の気泡を含有しタッピング又dンエー
ギングではどうしても十分な脱気が行われずにココアバ
ター等の油脂分の少ないチョコレート、脱脂険乳の配合
1i:の多いチョコレート、温度低下により著しく粘度
上昇する傾向のある代用ココアバターを配合したチョコ
レート等、25,000−50.(] 00 cps程
度以上の粘度の大なる油脂性弟子生地を脱気する方法と
して、本発明の方法は極めて有効である。更に、本発明
方法で脱気すると、タッピングの強度全大幅に軽減した
成形プラントで成形できる力・ら、特に上記した厚さ2
〜6amの薄板状チョコレートの形状を良好なものとす
るのに効果的である。この場合、過度のタッピングによ
る形状のゆ力(みのない商品形状の良好な薄板状の板チ
ョコレートを高能率で製造することが可能となる。
この様にして不法で脱気処理して調製したr+++脂性
菓子の成形用(生地)の脱気の程度は、該/:#= j
l+。
中に残存する気泡の含有量を測定することにより比較す
ることが出来る。即ち、残存生地中に気泡の含有量が小
ないほど、油脂性菓子はより多く8見気されており且つ
密度が相対的に大きくなって居るからである。そして、
チョコレート菓子中の気泡含有量はチョコレート菓子の
密度を測定する隼により正確に算出できる。すな4ノち
、チョコレート集子製品の気泡含有量は、この製品の密
度を浜1j定し、その密度を、別途、完全に脱気されて
気泡含有量が実質的にゼロとなるように調製されたチョ
コレート菓子標準品のもつ密度と比較することによって
測定できる。この完全脱気チョコレート菓子標準品は第
3図に1ン1解的に示した装置で作成できる。即ち、調
温した流動状のヂョコレート生用)sony−を第6図
に示す調温水槽(30〜31℃)19内に設置した容量
1.Lの気密容器21内に収容し、モーター(財)で回
転される内壁而掻jry、型撹拌翼22で周速度40m
/分で担4−1′L真空ポンプ(v、p、)によシ1核
容器21内を圧力2〜4トル(Torr)の減圧に保持
する。真穿度耐(V、(Dにて圧力2〜4トル(Tor
r)に達した事を確認した後、そのまま減圧を60秒維
持して攪拌しっつ脱気を行う。しかる後攪拌を止めつい
でリーク/・丁ルブ23を開いて、該容器21内の圧力
を大気圧に戻し、ボルト24をゆるめて取りはずし、ゴ
ムパツキン25及び内面掻取型攪拌糾22を装着した上
蓋26を取シはずす。脱気したチョコレート生地を容器
本体21ごと、冷却室内に収容して冷却固化し、しかる
後、固化した生地を容器本体21より剥離し、19〜2
0 T、3に1週間放置して、カカオバターの結晶化を
完全に行なう。かくして調製した′チョコレート・ブロ
ックを完全脱気の標゛−準試料とする。
一方、本発明方法又は従来のタッピング方法で脱気処理
した同一のチョコレート試料を同様に冷却固化し、さら
に同様に19〜20′χ】に1週間放置した後に、その
チョコレート試料の密度を測定し、その測定値を先の完
全脱気4票7ψ試料の密度と比較する。この密度の測定
は、19〜20℃の室幅でベックマン社製の空気比較式
比重計930型を用い上記チョコレートの容積を+E 
<t(nに測定し、続いてメトラー社製の化学天秤にて
重MをfI7秤し、それらの値から20′Cでのチョコ
レートの密度を搬出する。
次に、下記の計算式により、体積換↑I率(鉤としてチ
ョコレート試料の気泡含有者が算出される。
すなわち、脱気4票準試料の体積の何パーセントに相当
するかを聯出して、チョコレートの気泡含有量とした。
一般に市販きれているブヨコレート菓子は配合組成及び
気泡含不量により密I■ld′)’I斤り、通常1、2
211−〜1.270 、V−/C1,の1iiil、
囲である。一方上記試験法により測定し■11−出しゾ
ζチョコレートの気泡含有−渚は、粘度が20.000
 Cpq以下と小さいチョコレートは体積換算率で07
 ’%〜10%枚度であり、他方、粘11′2−が30
,00 D cps以上と大きいチョコレートでは体積
換算率で15係〜2゜O%程度である。そこで体積換1
′)−率で0.2%〜20%の気泡含有量をもつチョコ
レートを4q造し、比較したところ気泡含有量が少ない
61ど板チョコレートの底面、被穆(カバリング)チョ
コレートの表面性の色W4及び光沢は良好となり、気泡
−Mが体稙換3゛?率で07%以下の場合には肉眼では
ほとんど差を判別出来ない程度にチョコレート本来のす
ぐれた深みのある色調と光沢になる。
この光沢を光学的測定で比較すると、村上色彩研究所製
の光沢計CI M’−26型を使用し5 mm X 5
mm角の面に対する反射角60°での正反射で気泡計0
.5%の板チョコレートの底面は気泡’、 ’)it’
、 2. ’0係の板チョコレートの底面より光沢)L
が約35倍に上昇することがわかった。
一方、チョコレートがパチンと割れる硬4J’f 、所
謂スナツプ性は抜食時の由とたえ、噛み心地に関;Iト
するが、板チョコでは、暁〈パチンと割れる方プバ好せ
れる。御閂家パネル60名による嗜好試験の納果では板
チョコレートの気泡含治優が少ないほど好才れ、気泡含
有」6が体積11)(3算率で0.7以下の板チョコレ
ートは良感が従来のものより明らかにすぐれて居ると云
う評価を得た。
更に、第4図に図解的に示すジョートメ−タートこて、
チョコレート碧子の20′Cで耐割れ強度を比較カリ定
したところ、同一のチョコレート生地から5周製した板
チョコレートでもチョコレートの気泡含有量が体積、I
l!l!!算率で0イ係以下になるとチョコレートの気
泡含有量が20%と多い場合に比し、耐割れ強度が約1
0%以上向上していることが判明した。この場合バネ秤
27」二に厚さ5朋の鋼板28を265韮の間隔を1i
いて載1AtL、更に板チョコレート29を該ユ十句板
28−トに・渣、j翻し、ノリ、さ2mmで45°の1
頃斜角の金AiX製ナイフ50の先GjMを該チョコレ
ートの中央に当て、モーター31の回転で該ナイフ60
を板チョコレート29に毎秒1 cmの速度で押しFげ
板チョコレート29がIllれた時の荷重をバネ秤27
で続み取り、これをチョコレートの耐割れ強度とした。
、上記した理由により色1iuJ 、、、)’L’沢及
び1”J:感の点で特にすぐれた品質の板チョコレート
を得るには、チョコレート生地の気泡含有に1を体41
<期昇率で07%程度以下にするまで脱気処理するのが
好寸しい。
本発明の方法においてQよ、脱気処理工程の直両に、脱
気されたチョコレート生地を密閉型の連続式自動11N
温4炎にてRt4 ?晶し、その後に成形工程に回すこ
とができる。この場合には、この自動調温機は第1図の
装置の導出管7、褥出ポ゛ンプ(P)の後方に挿入、設
置iされる。また、チョコレート生地を通常の連続自動
t’jl’l温機にて調温した後に、本発明の方法の脱
気処理工程にかけて+11!続的に脱気することもでき
るが、この場合に柑:1,01図の装置のチョコレート
生地の貯槽5へは、呻続式自動調611機から送られた
調温処理済みのチョコレート生地を供給する。
不発明の方法の上記実施態様として、脱気処理してから
調温処理する場合には、チョコレート生地4を貯槽5か
らポンプ(Plにて脱気装置1に定()4゛供給し、チ
ョコレート生地40枯度ギ1性に合せて装置1内の圧力
を10−65 ’01−ル(’t″orr)の抑1間の
減圧度にした状態で脱気するのである。この34合、温
度調節用ジャケット部9,10.11の全jτj(又は
一部に冷自1水をWf点させれば、ノーヨコレート生地
の予備冷却となり、説1気装置、1から稈出された後に
続いて行う密閉式庫続自動1iAl を晶槻による生地
の冷却負荷をrfi減することが出来る。そして脱気し
たチョコレート生地の調温処理はアーステッド社(テン
マークlit )’::’:4のテン・ξリング機等の
間作による望気の混入がない密閉式の連続自動詞γ1.
1X磯によるのが好寸しく、これで直続的に1417M
温、された後は、生地は成形プラントへと移送される。
他方、調温済みのチョコレート生地を貯槽5から脱気装
置1に供給して脱気する場合には、密閉IJ’j’を問
わない辿常の連続式自it’7’ 、、i、′i +x
、’を磯にて貼”4温したチョコレート生地を貯槽5に
貯え、その後、ジャケット部9,10.11中に30〜
ろ1°Cの調温水をイ)fi#iされている脱気装置t
′イ1に生;i12 (L−送入し、ここで連続的に脱
気処理するのが好ましい。
但しこの場合の連続式自!IIJlδ)、へ]温機の密
閉111:が良い場合には、脱気装置ρ1による脱気時
の減圧度の保持が容易となるため、かかる:j;43合
にはチョコレート生地を連続的に自動調RIA磯に定ボ
、供給して調温処理し、その後その1ま圧力90〜35
0トル(Torr)に減圧された脱気装置1に送入して
脱気処理できる。この時、該脱気装置〆t1のジャケッ
ト部9.10.11にはろO−31’0のR1m温水を
循環し、調温済みチョコレート生地の品温低下時のココ
アバターの結晶生成による粘度の上昇を防止するのが好
ましい。この様にして調温したチョコレート生地を連続
的に脱気処理したチョコレート生地(r1次いで成形プ
ラントへと移送されて成形工程にかける。
ト記の実施fp1様の方法に上り脱気−調温処理又はA
+Jd酩−脱気処理したチョコレート生地の場合にも、
チョコレートの気泡含有1d:は前記した脱気と調温を
同時に行った場合と同様に体積sM率で07%程度以下
のものが容易に調韓でき、またその色i周、光沢及び食
感が同様にすぐれたチョコレートとなる。
さらに小川、膜製造の場合には、本発明の方法は第5図
に図解的に示す回分式簡立塔式の脱気容器32゛を使用
しても実施できる。この容器ろ2は外壁を1つの諦1「
調頗用ジャケット部66が包囲し、容器32の内部には
、内壁面掻取型攪拌翼34が設けである。そして脱気と
同時に6周温を実施する場合には、貯槽5内のチョコレ
ート生地4を入口ろ5から該脱気装置i7’、 52に
適−1fLを送入し、m、拌翼34にて流動状のチョコ
レート生地の溜りを攪拌しつつ、排気口66に連通する
真空7珪゛ンプ(V、P、)で容器62の内部を圧力1
0〜650トル(・1・0菫r)の減圧状態に維持して
脱気処理する。それと同時にジャケット部ろろに冷水用
/zルブ37を介して冷水を循環させ、これにより容器
32内の該チョコレート生地の品温を24〜26 ”0
 程度寸でドげ、次いで直ちに冷水用のバルブ67を閉
めて温水用バルブ38を開いて温水を?+1!!環させ
、材器ろ2内の生地の品温を28〜30 ’Oに−」1
昇させて1ilQJ li譜(テ戸ξリング)を実施す
る。そしてiil”l I’lWlが完了すると同時に
?Q゛、拌を止めリークバルプ69を開いて該脱気装置
62内を常圧に戻し、脱気済みの生地の出口管40のバ
ルブを開いて該生地を取り出し、そのまま成形プラント
に移送する。また該脱気装j(j’、 32を用い調温
前に脱気する場合はジへ・ケラト部ろろに冷却水及び温
水を煽騙してチョコレートの調温(テンパリング)を行
わないだけであり、方法は前記の場合と全く同様である
そしてとのよ−うに、脱気した該チョコレート生地を続
いて、前記した空気の取り込み口のない密閉連続式の自
動調温機で調温してから、成形工程に移送する。
さらに第5図の該回分式脱気装め62を用いMl’fl
悪済みのチョコレート生地を脱気する場合には調温済み
のチョコレート生地を上記の方法と同様に適量該回分式
脱気装置32内に収容し前記した理由でジャケット部3
3に30°〜31 ”Oの調温水を循環させて該チョコ
レートの品温を維持しつつ攪拌興ろ4で攪拌しつつ、該
脱気装置ろ2内を真空ポンプ(V、I)、)に゛て圧力
10〜35 D ’、rorrの減圧下に保持しで脱気
処理を実施し、続いて攪拌を止め、リークバルブ39を
開いて該脱気装置32内を常圧に戻し、生地出口管40
のバルブを開いて該チョコレート生地を取り出し成形4
み置に移送する。
こうした回分式の脱気方法は前171<の連続式脱気方
法に比してその装置が単純で小型化出来て少斯生産や試
作等には適しているが、生地取出しの際に、内壁面掻き
取りのための’IZi:拌によシ空気の月免気生地への
再混入がもたらされる故に4内、4テし出来ないので脱
気生地の完全排出が困i1Aである事や調温時良好な調
温を実施するための冷却水とl晶水の切換のタイミング
が難かしく相当に熟練を必要とするので一般的に云って
太(14生産にはあまり適してルリない。
」1記の回分式脱気装置面の方法で脱気し、r’J?I
+温したチョコレート生地でのチョコレートの気泡h4
は、前述した脱気と調温を同時に実施する連hl=式の
場合と同様に0.7 %程度以Fのものとすることがで
き、その色調、光沢及び食感として同様にすぐれたチョ
コレートが得られる。
本発明方法による脱気処理チョコレート生+11i i
、j、前記説明の様に成形型内γイしし込みによる板チ
ョコレートの成形に適しているのみならず、下記実施例
3にポス様にエンローバーにより中心食品(−[テンタ
ー)をカバリングチョコレート生地で$、考夏すルチョ
コレートパー、スティックチョコレート等の被覆チョコ
レート製品の製造にも極めて好適であり、従来の方法に
よる被覆チョコレートの07%〜1.2%の気泡含有量
゛に比し02%〜04%程度と少なく粘度も数チから十
〇係程度低下するのでエンロー・2−での被覆作業性が
著しく改善きれ、且つ冷却同化時の波器チョコレートの
色調に於いてはるかにII)す、又光沢もすぐれておす
目つ食感にすぐれたものとなるので極めて翁用である。
尚該カバリングチョコレート生地の粘度は東京計器社製
のB型粘ff[計で1週60−クーを1j14用し、4
 r、 p、m (Cで測定した。
実施例1 カカオマス200部、((V糖42.0 ;!+lS、
全脂粉乳2 D、 OR:t、ココアバク−175部、
レシチン0.5部を混合しローラーミルを使用して25
0メツシュ日本標準篩を通過する程度まで磨砕し、常法
に江りコンチング処理したミルクチョコレート生地金調
製した。該ミルクチョコレート生地の約1/rqを容量
17のオープンナンバリング機内に収容し攪拌しながら
調温し、品温255°Cまで冷却した後、再び285°
0まで上昇させた。この時のミルクチョコレート生地の
粘度は50.00’Ocps%該生地の減圧法により測
定した水分代置は0.82%であった。このミルクチョ
コレートの約500?を、ジャケット部に29.5 ”
O〜36.5“Cの温水を循環しである第5図に図解的
に示した容量1Aの回分式内壁面掻取型脱気処理容器6
2内に送入し、内壁面掻取り型攪拌翼′54を40 m
 7分の周速度で回転させつつ攪拌し、同時に水利型真
空71ソンゾにより該処理容器内を圧力20トル(To
rr)に減圧し、該圧力に60秒保持して脱気した。
次いで撹拌を停止しリークバルブ39を開放して該脱気
処理容器内を大気圧に戻し/ζ。このB器のF部に設置
した生地取り出1−バルブを開き、脱気したミルクチョ
コレート生地を流下さぜ1■り出した。この1時のミル
クチョコレート生地の粘度は46.000 cpsであ
り、該生地の減圧法による水分含娼・の実測値は0,8
2%であった。
一方、比較試験として、上記オープンテンパリング磯で
調温したミルクチョコレート生地を、29.5“C〜3
0.5°Cの温水をジャケット部に循環させた容器32
内に収容し、上記脱気処理と同様に60秒攪拌したミル
クチョコレート生地の粘度は、49,000 cpsで
あシ、上記した脱気処理したミルクチョコレート生地に
比し粘度が5,000cps犬であった。そして該生地
の水分含州は脱気ミルクチョコレート生地と同じ0.8
2 %であった。
次いで該脱気ミルクチョコレート生地を平板内に幅21
酎、長さ36朋、深さ9テmmのチョコレート型を多数
配設してなるポリカーボネート樹脂製の成形型に各6y
−宛注入し、該樹脂製成形型を振動数960回転/分、
振幅2..5 am、加速度246゜で震動するタッピ
ング装置上に載せて12秒間震動させ、該ミルクチョコ
レート生地をチョコレート型内に完全に行きわたらせ上
面を水平にした。
この時のタッピング装置及び樹脂製成形型の震動による
騒音は該装置から約20cm離れた位置において99ホ
ンであった。騒音はノード社41μのザウンドレベルメ
ーターPS 101型にて測定した。
一方、対照試料として、上記と同一で未脱気のミルクチ
ョコレート生地を同様に6ilI−宛チョコレート型内
に注入し、同一タッピング装置上に載せて同−条件で震
動させたところ、肉眼的な観察結果では同一の流し込み
、脱気を行うのに125秒の震動時間を必袂とした。
サラに、一方、クツピング装Mf:を振動数960回転
ん、振幅6.1部m、加、速度7.4 Gと振動を強く
して」1記のチョコレート成形型への6it シ込みを
比較したところ、ノlQ気生地の場合に(dl 6秒間
のクツピング時間で十分であり、対照としての未脱気チ
ョコレート生地では65秒1早瓜のタッピング時間を必
要とした。
この時の騒音+dタッピング装買から20 cm l’
riFれた位置で116ホンを示した。こうして成形型
に流し込んだチョコレートを5〜10Cの冷風を循現せ
る冷却トンネルに移し、20分間冷却して固化した陵離
型し、底面が’l’:e+ 245 mm J+さ4o
mrnで上面が幅21 mm’、長さ36mmで高さ6
 amの65’ 7枚の板チョコレートを得た。
」1記本発明方法による板チョコレートの気泡含−有搦
を密度の測定結果からn−出すると、脱気したチョコレ
ート生地を成形したミルクチョコレートは気泡含有量が
0・21%であった。一方、対照の未脱気チョコレート
生地からのものは気泡含翁敏が207%で上記本発明方
法によるものに比して著しく気泡含有量が多かった。
これ等チョコ1/−トを肉眼的に四路すると本発明方法
による脱気チョコレート生地からの成形品は、対照品に
くらべで、裏17ijが平滑でチョコレート本来の淵チ
ョコレート色を呆し、光沢も著しく向上して居た1、こ
れを前記の方法で光学的に光沢IJjを測定すると、本
発明方法によるチョコレートの底iAiは579であツ
タが、対照品のそ′i″L(l−11,66と30%未
満の光沢度しか示さなかった。
一方、専門家パネル30人にて上記2411rの1−ヨ
コレートを2点比較法により1川好試験を行ったところ
29人が、本発明品の方が対照品に比して、歯ごたえ、
噛み心地が良く美味であると云う評価をし、1人が本発
明品と対照品の品買が同程度であるという評価を得た。
そして前記の方法によシ該チョコレートの20゛Cでの
耐割れ強度を比較してみると、本発明方法trよるもの
が10個の測定値の平均で2.7257r:17 / 
個であったのに対し、対照品は平均で2.419〕/個
で耐割れ強度が約り2%小で;それだけスナツプ性が劣
ることが示された。
実施例2 カカオマス205部、砂糖65.6141S1乳a!i
 2.0部、脱脂粉乳3.0部、ココアバター264j
ηIX、植物性油脂10.0部、レシチン05部を混合
し、250メツシュ日本標スv′、篩をj10遇する程
度まで粉砕し、常法によシコンチング処理して、42 
Cで10.000 cpsの粘度を持つカバリングチョ
コレート生地を調製した。この生地を、ダブルメカニカ
ルシールタイプのギヤポンプを用いて、内径250闘、
内高1,000+111ffの大きさをもち、内壁面薄
膜掻取型回転翼を有し、且つ240mmの内高の3つの
ジャケット部9,10.11を有する第1図に図pyf
的に示した如き直立基型の脱気装置1に200kg/時
の供給速度で定量供給した1、水封式ポンプにて該脱気
装置内の圧力を310トル(Torr)の減圧に維持し
つつ、回転翼を周速117m/分で作動させて生地を脱
気処理した。
上部2つの第1、第2ジヤケツト部9,1oに100の
冷水を循環し、第1ジャケット部により、装置内壁を流
下するカバリングチョコレート生地の品温を28℃に、
第2ジーヤケツト部で25′cに品温を下け、第6ジャ
ケット部11に温水を?I+¥環し、品温を28°Cに
上げる様に調温した。この時の幇、1温、脱気チョコレ
ート生地の粘度は12,500cpsであった。該チロ
コレ−トノ1.″池が該脱気装置内((滞留し流下する
迄の所袂時間は11〜12秒であった3、脱気済みの4
1−地は該脱気≠的の出1」部のダブルメカニカルシー
ルタイプのギヤポンプで輸送パイプによりエンローパー
装置に移送シ、中心物体に被拶し被棒チョコレートを製
造した。一方、比較試験として、上記脱気装置dl内で
真空ポンプを使用せず(減圧せずK)常圧にて1lAl
 渦のみを行った。この時10”Qの冷水を循甲して2
1)2ジャケット部10で、チョコレート生地品幅を2
5℃迄下けるにはチョコレート生地の供給量を125/
(19部時にIJ(下せねばなら々かった。次いで弔6
ジヤケツト部11のf7ii’l水でチョコレート付三
」11Lの、情1.温を28℃迄上げ、続いて該脱気装
置の出口1151(ろのポンプにてi+i5i送パイプ
によりココアロー、< −y: +とイーに移送し、中
心物体に被色し、被1゛〜ブーヨコレートを製造した。
そしてこの時、比較試験の対11へ試料の35゛4温済
みチョコレート生地の粘度は1’4,500 cpsで
あった。この様にして製造した被栓チョコレートの気泡
含有計は対照試料で0.90%あったのに対し、本発明
方法による61(料は[J、19%であり、不発19」
方法による試料の方がH’f)チョコレート製品の本来
の色調にすぐれ、光σ〈もあり共感に於いてもすぐれて
居た。
実施2例6 カカオマス18.5 ’il八砂へ4ろ7 j’!it
S、全脂粉乳20.0↑419、ココアバター17.3
 s++、レシチン0.5f〜1〜、沓料U、05都を
混合し、ローラミルで250メツシュ日本標準篩通過程
度まで)4?砕してミルクチョコレート生地をMS N
した。この生地をカールモンタナリー社(イクリー)に
J′FA型連続自動調温機(テンパリング機)にてi!
i ?i#+ 17だ。該調温ミルクチョコレート生地
の粘度i: 29.5 ”Oで70.000 cpsで
あつ/ξ。次に該41;′JIJ、をダブルメカニカル
シール型のギヤポンプで実施例2と同一の脱気純良1に
500に97時の:Iポ度で連続的に定量供給し、水封
式真空ポンプで該脱気装置内の圧力を20トル(To 
r r )の減圧に維持し、回転体の周速12’5m/
分で(W拌を行いつつ生地を1155気した。
該脱気装置べのジャケット部9.in、11には7)0
〜31゛Cに調節したl1児水を循嘱し、該生地の脱気
中の品温維持をはかった。該生地が脱気装置内にYW!
留し流下する迄の所要時間は9〜10秒で2、つプこ。
そして該脱気装置の出1コろ近くに設置したタ′プルメ
カニカルシール型のギヤポンプでI論送ノeイブを経て
成形装置のデボ゛ジッター付設貯槽に移1:決し、該デ
ポジッターにより該生地金ポリカーボネート製の成形型
18中に40yずつ注入し、次いで振幅25訂、振!1
」り数15.5 r、 p、m 、加速度2.6Gで撮
動するタッピング装置に15秒かけて該生地を成形型内
に完全に流し込むと共にチョコレート生地面を水平にし
た。
一方、比較試験として、上記、、i、IJ 、/q−Q
したチョコレ−1−生地を直ちにデボジッターにより成
形型に40y・ずつ注入し、タッピング・内置により」
辰1i、%3、1+Il+++ 、振71dI数15.
5 r、p、m 、加速1’L−7,4Gと振動を強く
し90秒間のタッピング4行った。次いで実施例1と同
様に冷却同化を行って40jl−/枚ノAji 状チョ
コレートをイ4′jた。
前記方法にて該チョコレートの気泡含有預金)・6度の
測定結果から算出したところ、比I咬試験の対照試料の
213係に対して本発明方法による試料は0.58%と
少なかった。また対照試料は奥1mが気泡の抜は跡や気
泡による凸状の盛り上りが多数;1忍められる粗面とな
って居り、本発明方法による試料がミルクチョコレート
本来の濃い色調と光沢とを有して居るのに対して色調が
けるかに白っぽく且つ光沢の劣るものであった。史に6
0人の専門家・ξネルにより2点比較法による暗灯試験
を行ったところ、60人全員より本発明方法による試料
は対照試料に比して由とたえ、噛み心地が良好で美味で
あると云う評価を得た。
実施例4 砂糖384部、乳糖6部、全脂粉乳21部、ココアバク
−21部、植物注油11?i’13部、レシチン05部
、香料0.1部を混合しローラーミルにて250メツシ
ュ日本桿準篩を通過する程度迄磨砕して調製し、11先
いて1)η常のコンチング処理したるホワイトチョコレ
ート生地を、アーステッド社製の連続自動6周温機(テ
ン・ξリング+(;% )にて調温しプヒ。この調温し
たホワイトチョコレート生−池は295°Cでの粘度は
32,500 cpsで該生地の減圧法による水分実Y
IIlj値は0.70係であった。
次に該生地をそのま墳ジャケット部に295”Cの調流
水を循現せる実Mlj例2の脱気装置1q1に800J
cy 7時の速度で且つ生地の該rjs11気装買の入
口管バルブを調節し常に生地送入管内圧力を0.5〜D
、 8Jrg/α2に保持1〜つつ連続的に定量(34
給し水利式真空ポンプにて該脱気装置?−【内の圧力を
30トル(To r r )の減圧に維持し、周速15
0m/分の(°「工拌を実施しつつ脱気した。この時該
チョコレート生地が脱気装置内に滞留し流下するまでの
所要時間は7〜8秒であった。そして脱気装置6の出口
部のダブルメカニカルシールタイプのギヤポンプにて輸
送用パイプを用い成形機のデポジッタ一部に移送した。
この時該脱気チョコレート生地は295”0で粘度が5
0.D OOcpsで脱気しない場合にくらべ2,50
0 cpsも粘)痰が低下していた。一方該脱気チヨコ
レート生地の水分はo、 68 %で未脱気の場合とほ
ぼ同じで本発明法の短時間脱気処理で(/J:はとんど
水分等の4%i発成分の変化けみられない。
該脱気チョコレート生地はデポジッタ一部で6)づつポ
リカーボネート製の成形型に往1;シ続いて振幅が25
關、振動数155/抄、加速+1’1.2.3Gで振動
するタッピング装置で15秒間振動させて成形型内に完
全に充填すると同時にチョコレート生地面を水平にした
一方対照として、上記の調温した未脱気のチョコレート
生地を直ちにデポジッターを用い同様に6ノづつ注入し
、タッピングN、4 tRにより流し込みと脱気を実施
したが、本発明法にくらべ振幅31mm、振動数15.
5ノ秒、加速度7.4 Gと振動を強くし且つタッピン
グ1時間を75秒と長くした。続いて実施例1と同様の
冷却固化を行い6y/枚の板状ホワイトチョコレートを
得た。
上記方法にて該ホワイトチョコレートの気泡量を密度か
ら算出すると、本発明法の場合には気泡量が0.41%
と少なく、一方、対照品は2.20係と多かった。さら
にスナツプ性を比較するため、前述の方法にて20″C
にてチョコレートの酬割れ強度を測定すると、本発明法
の場合に一一干均で2、787 y/枚で対11((晶
の平均は2618〕/枚で、脱気処理ホワイトチョコレ
ートの方がスナツプ性が向上していた。そして外観的に
は該ホワイトチョコレートの粗面が対照品では気泡の抜
は跡や、気泡による生地の凸状盛シ上りが多数認められ
る粗面となっており、本発明法の場合に比してはるかに
光沢の劣るものであった。
一方60人の専門家パネルにて2点比較法による嗜好試
験を行ったところ、27人が本発明品の方が対照品にく
らべ歯ごたえ、かみ心地が良く、美味であるという評佃
1をし、3人が本発明品と対照品とが同程度の品質であ
るというn′と一側をした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の脱気工程の実施に増する装置の
図解図、第2図は調温脱気チョコレート生地の成形及び
タッピング装置の紹断面図解図、第6図はチョコレート
菓子の密度i11!l定用の標鵡脱気チョコレートのA
M装置の縦1f)r’ 1111 i介11ン+ 7+
+’4図、第4図は耐割を強度測定用シートメーターの
斜視図であり、第5図は本発明の方θくの脱気工程実バ
jiに適する別の装置の図)I!日ス1である。 1・・・連続式脱気装置、5・・・生地貯僧、8−内壁
面1蚤取型回転翼、ろ・・脱気装置出口、9,10゜1
1・・ジャケット、14・・・調温、脱気済みのチョコ
レート生地、18・・成形ノξす、19・・タッピング
装置、20・・・調温水槽、21 ・気密容器、22・
・内面掻取り型(l拌翼、27・・・バネ秤、28・−
っ(・:・14尺、29・・・板チョコl/−)、30
・・・金属製ナイフ、32・・・回分式脱気装置、3ろ
・ジャケット、34・・・内壁面掻取り型回転翼、4o
・・生地取出し出口管。 第1図 第2図 第3図 第4図 手続補正書(自発) 12 、.28 昭和58年斗七月4十日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和58 年特許願第111877号 2、発明の名称 脱気油脂性菓子の製造方法 3、補正をする者 rii件との関係 特3′「出願人 柱 所 東京都中央区京橋二丁目4番16号(609)
名称 明治製菓株式会社 48代理人 〒105 住所 東京都港区西新橋1丁目1番15号物
産ビル別館 電話(591) 02615、補正の対象 (1)明細書第15頁14行の「開閉式弁圧量」を削除
して「開閉弁及び」を挿入する。 (2)同第15頁18行、第15自18〜19行、第1
8負4行の[排気ポンプ(D、P、)」を削除して「真
空ポンプ(V、P、)Jを挿入する。 (;3) 同第17頁11行の句点「、」を削除して「
た」を挿入する。 (・1)同第17白末行〜第18頁1行の「密閉式」を
削除する。 (5) 同第22頁1行の「19」を削除してr18’
Jを挿入する。 (6)同第22頁8行の「装置」の次に118′」を挿
入する。 (7)同E’J”p 31 R17行ノr 90Jを削
除し′Crl[]Jを挿入する。 tS+ 同第34頁12行のV Torr Jを削除し
て「トル」を挿入する。 (9) 同第49頁16行の「19」を削除してr、1
8’Jを挿入する。 (則 同第49頁17行の「20」を削除して「19」
を挿入する。 329−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 精練(コンチング)処理を経て調製された流動状の
    油脂性菓子生地を、流動状態のまま、大気圧より低い減
    圧下に保持して該生地内の空気を除去する脱気処理工程
    にかけ、次いで脱気処理された該生地を常法による油脂
    性菓子の成形1柳にかけることを特徴とする、油脂性菓
    子の製造方法。 2 油脂性菓子生地はチョコレート、カバリングチョコ
    レート、ホワイトチョコレート、カラーチョコレート等
    のチョコレート生地及びその類似生地である特許請求の
    範囲 6 精練(コンチング)処理を経て製造された粘度9 
    0,0 0 0 cps程度以下の油脂性逆子生地を、
    圧力10〜350トル(To r r )のink囲の
    減圧下に保持して脱気処理する特許請求の昶四第1頓記
    載の方法。 4、 該油脂性菓子生地をその気泡量が体積率換算゛で
    07%以下になるまで脱気処理する特許請求の範囲第1
    項乃至第6項の何れかに記載の方法。 5、脱気処理工程中の油脂性菓子生地は、650トル(
    To r r )以下の圧力の減圧下に流動性の薄膜の
    形で移動しなから脱気処理される特許請求の範囲第1項
    乃至第4項の何れかに記載の方法。 6 油脂性菓子生地は容器内壁面の相異力る区域の温度
    をそれぞれ調節できる直立基型の脱気処理用容器内に減
    圧下に保持され、この容器の上部に(l″ll:、菓子
    生地の入口を設は且つ容器の下部には脱気処理された菓
    子生地の出口を設けてあり、送入された菓子生地は減圧
    下に容器内壁面に沿って薄膜として流下し、この間に、
    菓子生地は該容器内に設けた掻取回転翼で薄膜の表面を
    掻き取られなから脱気処理される特許請求の呻1囲;.
    IS1項乃至第5項の何れかに記載の方法。 7 油脂性菓子生地は脱気処理工程の処理前、処理中又
    は処理後に調温(テンパリング)処理される特許請求の
    範囲第1項乃至弟6項の何れかに記載の方法。 8 脱気処理用容器の外壁向は、容器内壁面の相異なる
    区域の温度をそれぞれ調質できる複数ジャケット部を具
    えている特許請求の範囲第6項記載の方法。 9 脱気処理された油脂性菓子生地を、該生地の成形型
    内への流し込み法又は中心食品(センター)に対する該
    生地のエンローパー被覆法によp成型二[程にかける特
    許請求の範囲第1項を記載の方法。 10 精秤(コンチング)処理を);fて製造された流
    動状の油脂性菓子生地は、内部を減圧ドに保持し且つ外
    壁面に内壁面の幅度調節用ジャケット部を具えた直立略
    式の脱気処理用容器の内壁面に沿って薄膜として流下し
    なから脱気処理される特許請求の範囲第6項記載の方法
    。 11、流動状の油脂性菓子生地ケよ、常法により調温(
    テンパリング)処理された後に、内部を減圧下に保持し
    且つ外壁面に内壁面の温度調節用ジャケット部を具えた
    直立略式の脱気処理用容器の内壁面に沿って薄膜とし流
    下し、との間に該生地は該ジャケット部からの伝熱によ
    シ訓温(テンパリング)状態を損わない様に加温されつ
    つ脱気処理される%許請求の11+包囲第10項記載の
    方法。 12、流動状の油脂性菓子生地は尚温処理されずに前記
    の直立略式の脱気処理用客器に供給され、該生地が容器
    内壁面に沿って薄膜として流下する間に温度414節用
    ジャケット部により常法による冷却−加温の調温(テン
    パリング)処理を受けつつ脱気処理される特許請求の範
    囲第10項記載の方法。 13 流動状の油脂性菓子生地は、調温(テンパリング
    )処理されずに前記のIK立塔式の脱気処理用容器に供
    給され、該生地が容器内壁面に沿って薄膜として流下す
    る間に温度調節用ジャケット部で冷却されつつ脱気処理
    され、しかる後、該生地を脱気処理用容器から通常の連
    続式密閉型自動調温機中に送入して常法による調Y品(
    テンパリング)処理を行ない、この際、必要ならば該調
    温機に送入する前に該生地を追加的に冷却する特許請求
    の範囲第10項記載の方法。
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