JPS6059610A - Ofケ−ブル - Google Patents
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- JPS6059610A JPS6059610A JP16708183A JP16708183A JPS6059610A JP S6059610 A JPS6059610 A JP S6059610A JP 16708183 A JP16708183 A JP 16708183A JP 16708183 A JP16708183 A JP 16708183A JP S6059610 A JPS6059610 A JP S6059610A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic film
- cable
- composite
- kraft paper
- insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は導体上にプラスチックフィルムとクラフト紙を
積層して一体化した絶縁テープを巻Hし絶縁油を含浸し
た電カケーブルの改簿に係わる。
積層して一体化した絶縁テープを巻Hし絶縁油を含浸し
た電カケーブルの改簿に係わる。
近年■電源立地離から生ずる長距離大電力送電、■送電
線建設用地厚から生ずる1ルート当りの送電容量の増大
、■交流系統の短絡電流抑制等の理山により、UHV地
下ケーブルの必要性が多方面で検討されてきている。こ
れらUHVケーブルでも、既に多数の実績をEHV級で
持つOFケーブルが、その高い信頼性より第一の候補と
なる。本発明者等は、EHV級OFケーブルの研究開発
の実績をもとに、鋭意UHV級OFケーブルの研究開発
を進めて来た結果、以下に詳述する様な極めて優れたU
HViOFケーブルを発明するに致った。UI(V級O
Fケーブルを検討する場合には以下の諸点に留意する必
要がある。
線建設用地厚から生ずる1ルート当りの送電容量の増大
、■交流系統の短絡電流抑制等の理山により、UHV地
下ケーブルの必要性が多方面で検討されてきている。こ
れらUHVケーブルでも、既に多数の実績をEHV級で
持つOFケーブルが、その高い信頼性より第一の候補と
なる。本発明者等は、EHV級OFケーブルの研究開発
の実績をもとに、鋭意UHV級OFケーブルの研究開発
を進めて来た結果、以下に詳述する様な極めて優れたU
HViOFケーブルを発明するに致った。UI(V級O
Fケーブルを検討する場合には以下の諸点に留意する必
要がある。
(1)電気破壊強度については、EHV級と同様の安全
係数を保持する十分に信頼性の高いケーブルであること
。
係数を保持する十分に信頼性の高いケーブルであること
。
(2)誘電体(絶縁体と同義)損失については、誘電体
の比誘電率(ε)と誘電正接(tanδ)の積、すなわ
ちεX tanδが、EHV級に比して十分に低いこと
。
の比誘電率(ε)と誘電正接(tanδ)の積、すなわ
ちεX tanδが、EHV級に比して十分に低いこと
。
(3〕ケーブル外径上は、製造上及び布設等の取扱い上
十分にコンパクトであること。特に、現有製造設備に大
lJな改造を施すことな(、UHV級ケーブルの製造が
可能であることが好ましい。
十分にコンパクトであること。特に、現有製造設備に大
lJな改造を施すことな(、UHV級ケーブルの製造が
可能であることが好ましい。
以上の諸点を基本に、特に強制冷却を必要としない。、
すなわち自然冷却でも使用できるOFケーブルを開発す
るには、絶縁層としてεX tanδが十分低く、又電
気破壊強度が十分に高い絶縁テープを使用する必要があ
り、この点からEHV級以下で主流を占めてきたクラフ
ト絶縁紙の使用は望めない。クラフト紙にかわるものと
して、クラフト紙より高い絶縁耐力及び低いεX ta
nδのプラスチックフィルムとクラフト紙を積層して一
体化した複合絶縁材料(以下、例として1つの材料をと
りあげる場合は、プラスチックとしてポリプロピレンを
使用した複合絶縁材料をPPLPと略称して説明に用い
ることにする。)が開発され、EHV i OFケーブ
ルで使用される様になってきているが、EHV級では通
常全絶縁層ともに同一ε、同−tanδの複合絶縁紙(
PPLP等)が使われている。しかしUHVケープ・・
では、これら複合絶縁材料をも昌してもEHVと同様の
考え方では、十分の信頼性を有し、取扱い上必要な程度
にコンパクトなOFケーブルを得ることはむずかしい。
すなわち自然冷却でも使用できるOFケーブルを開発す
るには、絶縁層としてεX tanδが十分低く、又電
気破壊強度が十分に高い絶縁テープを使用する必要があ
り、この点からEHV級以下で主流を占めてきたクラフ
ト絶縁紙の使用は望めない。クラフト紙にかわるものと
して、クラフト紙より高い絶縁耐力及び低いεX ta
nδのプラスチックフィルムとクラフト紙を積層して一
体化した複合絶縁材料(以下、例として1つの材料をと
りあげる場合は、プラスチックとしてポリプロピレンを
使用した複合絶縁材料をPPLPと略称して説明に用い
ることにする。)が開発され、EHV i OFケーブ
ルで使用される様になってきているが、EHV級では通
常全絶縁層ともに同一ε、同−tanδの複合絶縁紙(
PPLP等)が使われている。しかしUHVケープ・・
では、これら複合絶縁材料をも昌してもEHVと同様の
考え方では、十分の信頼性を有し、取扱い上必要な程度
にコンパクトなOFケーブルを得ることはむずかしい。
そこで本発明者らは、検討を重ねた結果、複合絶縁材料
のプラスチックフィルムの比率を増加させてεを小さく
した同じ構造の複合絶縁材料を開発し、これらεの異な
る材料を、εの大きい側を導体直上部分に、以下導体か
ら遠ざかるにつれてε εの小さい複合絶縁材料を積層させる与−グレーディン
グを採用して、導体直上の最大電位傾度(電気ストレス
)を低下させ、又使用絶縁油の油と同程度の信頼性を有
するOFケーブルを実現させることを見い出した。以下
PPLPを例にとり、1000KV級OFケーブルをと
りあげて本発明を詳述する。PPLPのεは、2枚のク
ラフト紙にはさ座れるポリプロピレン(PPと略称する
)の全体に占める比率によって変わる。一般にクラフト
紙のεが3〜4、PPのεが2.2ゆえPPの比率がふ
える程εは下る。この関係は我々の研究成果によれば、
PP比率(kとする)を で表わす時、 εC で表わされる。ここに添字は、T : PPLP全(4
5C:セルロースすなわちクラフト紙、P : PP計
を表わす。(2)式によってPPLPのεであるεTは
kを変化させれば、理論上いくらでも変えられるが、組
合せるクラフト紙で商業的に入手可能なものは限定され
るので、εTも限定される。
のプラスチックフィルムの比率を増加させてεを小さく
した同じ構造の複合絶縁材料を開発し、これらεの異な
る材料を、εの大きい側を導体直上部分に、以下導体か
ら遠ざかるにつれてε εの小さい複合絶縁材料を積層させる与−グレーディン
グを採用して、導体直上の最大電位傾度(電気ストレス
)を低下させ、又使用絶縁油の油と同程度の信頼性を有
するOFケーブルを実現させることを見い出した。以下
PPLPを例にとり、1000KV級OFケーブルをと
りあげて本発明を詳述する。PPLPのεは、2枚のク
ラフト紙にはさ座れるポリプロピレン(PPと略称する
)の全体に占める比率によって変わる。一般にクラフト
紙のεが3〜4、PPのεが2.2ゆえPPの比率がふ
える程εは下る。この関係は我々の研究成果によれば、
PP比率(kとする)を で表わす時、 εC で表わされる。ここに添字は、T : PPLP全(4
5C:セルロースすなわちクラフト紙、P : PP計
を表わす。(2)式によってPPLPのεであるεTは
kを変化させれば、理論上いくらでも変えられるが、組
合せるクラフト紙で商業的に入手可能なものは限定され
るので、εTも限定される。
られる。εr janδを従来のクラフト紙より十分小
さくし、又電気破壊強度もクラフト紙より十分大きくし
、又PPLPとしての伸び引張強度等の機械力にもすぐ
れ、又EHVで実績のある絶縁油(DDB)中でのPP
LPのPP フィルムの膨訓I武を十分吸収するだけの
クッション効果を持たせ、かつ商業的に入手容易なりラ
フト紙の種類を用いたPPLPとしては、PP比率kが
、略4・0%のPPLP (これをA群とする)及び略
6o96のPPLP ’(これをB群とする)が実用化
されてEHV同一ケーブル用されている。これらのεz
tanδは A1洋ε=2.75〜2.8. tan
δ= 0.08−0.1%、B群E: = 2.6−2
.7. tanδ=0.05〜o、oq%である。EH
V級では必要絶縁厚も例えば、275KV級OFでは、
]、6.5y+x、500KV級OFでは25mと、そ
んなに厚くなく、又要求電気性も十分であり、従って同
一ケーブルには、同一εのPPLPのみが用いられてき
た。
さくし、又電気破壊強度もクラフト紙より十分大きくし
、又PPLPとしての伸び引張強度等の機械力にもすぐ
れ、又EHVで実績のある絶縁油(DDB)中でのPP
LPのPP フィルムの膨訓I武を十分吸収するだけの
クッション効果を持たせ、かつ商業的に入手容易なりラ
フト紙の種類を用いたPPLPとしては、PP比率kが
、略4・0%のPPLP (これをA群とする)及び略
6o96のPPLP ’(これをB群とする)が実用化
されてEHV同一ケーブル用されている。これらのεz
tanδは A1洋ε=2.75〜2.8. tan
δ= 0.08−0.1%、B群E: = 2.6−2
.7. tanδ=0.05〜o、oq%である。EH
V級では必要絶縁厚も例えば、275KV級OFでは、
]、6.5y+x、500KV級OFでは25mと、そ
んなに厚くなく、又要求電気性も十分であり、従って同
一ケーブルには、同一εのPPLPのみが用いられてき
た。
これは、PPLP等ポリオレフィン系プラスチックを用
いた複合絶縁材料をDDB絶縁油中で用いた場合に必然
的に生じるポリオレフィン系プラスチックフィルAの膨
潤による厚さ増大分を吸収して、機械特性を損なわず、
従って電気特性も損なわないケーブルを作るためにも同
一プラスチック比率にであることが好ましかったことに
もよる。
いた複合絶縁材料をDDB絶縁油中で用いた場合に必然
的に生じるポリオレフィン系プラスチックフィルAの膨
潤による厚さ増大分を吸収して、機械特性を損なわず、
従って電気特性も損なわないケーブルを作るためにも同
一プラスチック比率にであることが好ましかったことに
もよる。
更に詳述すると、一般に、ポリオレフィン系プラスチッ
クフィルムを用いた複合絶縁材料より成るDDB絶縁油
を用いたOFケーブルでは、この絶縁油中でのプラスチ
ックフィルムの膨潤による厚さ増大現象をいかpて克服
するかが、最大の技術」二の問題になっていた。現在ま
でに開発され、かつ実第907653号、特願昭56−
125300号参照)しかし、この方法は本質的にクラ
フト紙の水分吸収による厚さ増加と、乾燥工程中の脱水
による厚さ減少の厚さの差分てプラスチックフィルムの
膨潤による厚さ増加分を補償する方法であるからプラス
チック比率kを、例えばに=70%程度(これをC群と
する。)まで増加させて相対的にクラフト紙の厚さを減
じ、もって更に低ε、低tanδの複合絶縁材料の実現
を図り、これらA−Cを組合せてε−グレーディングを
施そうとしても、相対的に少ないクラフト紙の調湿、脱
水による厚さ変化分が相対的に多いプラスチックフィル
ムの膨潤による厚さ増加分を補償しきれなくなってしま
い、これらC群の絶縁材料が入手できたとしてもケーブ
ルに仕上げることができなかったために、C群に相当す
る材料そのものの開発もなされなかった。
クフィルムを用いた複合絶縁材料より成るDDB絶縁油
を用いたOFケーブルでは、この絶縁油中でのプラスチ
ックフィルムの膨潤による厚さ増大現象をいかpて克服
するかが、最大の技術」二の問題になっていた。現在ま
でに開発され、かつ実第907653号、特願昭56−
125300号参照)しかし、この方法は本質的にクラ
フト紙の水分吸収による厚さ増加と、乾燥工程中の脱水
による厚さ減少の厚さの差分てプラスチックフィルムの
膨潤による厚さ増加分を補償する方法であるからプラス
チック比率kを、例えばに=70%程度(これをC群と
する。)まで増加させて相対的にクラフト紙の厚さを減
じ、もって更に低ε、低tanδの複合絶縁材料の実現
を図り、これらA−Cを組合せてε−グレーディングを
施そうとしても、相対的に少ないクラフト紙の調湿、脱
水による厚さ変化分が相対的に多いプラスチックフィル
ムの膨潤による厚さ増加分を補償しきれなくなってしま
い、これらC群の絶縁材料が入手できたとしてもケーブ
ルに仕上げることができなかったために、C群に相当す
る材料そのものの開発もなされなかった。
又実用化されているA群とB群の2種類を混用してε−
グレーディングするにも、A群に必要な調湿量(クラフ
ト紙中の水分の重量%ンとB群に必要な調湿量が異なる
ために、材料の保管、加工、テープ巻き時のクラフト紙
中の水分を保持するための環境条件が異なってしまい、
実用化が著しく困@なために、実現されなかった。
グレーディングするにも、A群に必要な調湿量(クラフ
ト紙中の水分の重量%ンとB群に必要な調湿量が異なる
ために、材料の保管、加工、テープ巻き時のクラフト紙
中の水分を保持するための環境条件が異なってしまい、
実用化が著しく困@なために、実現されなかった。
本発明者等は、その後、ポリオレフィン系プラスチック
フィルムを用いた複合絶縁材料をOFケーブルに適用す
る場合の最大の技術上の問題点であるプラスチックフィ
ルムのDDB絶縁油中での膨潤対策について鋭意研究を
進めた結果、「調湿法」とは全く異なる原理、すなわち
「重加エニンボス法」を開発した。(詳細は特願昭57
−134723号)これによって初めてプラスチック比
率に=70〜75%のC群の複合絶縁材料の開発及びケ
ーブルへの適用が可能となり、A、B群の開発実用化の
技術実績を発展させてC群の材料の開発に成功した。C
群PPLPの実測ε、 tanδは、(2)式の理論値
にほぼ合致した値で、ε−2,4・〜2.4・5.ta
nδ−0,027〜0.4.5%を得た。又重加エニン
ボス法によれば、周囲条件(雰囲気空気の相対湿度)に
よらないからA〜C群をこの順序に導体直上から外へ向
けて巻回して絶縁層となすε−グレーディングはEHV
iOFケーブルにも適用できることになったが、以下効
果がより明白になるUHV級(1,100Kv) の場
合を例にとって効果を説明する。1,100KV級OF
ケーブル線路に要求される絶縁性能は、AC長時間耐圧
試験電圧で(1,1oo/r) X 1.38 X 1
.5= 5so(へ)、Imp、耐圧試験電圧で、2,
4.00 x 1.2 =2,880(ハ)(但しB
I L = 2,400 KV とした)と推定される
。これに使われるA−C群のPPLPの設計上の性能を
実試験データーより下表の通りとする。
フィルムを用いた複合絶縁材料をOFケーブルに適用す
る場合の最大の技術上の問題点であるプラスチックフィ
ルムのDDB絶縁油中での膨潤対策について鋭意研究を
進めた結果、「調湿法」とは全く異なる原理、すなわち
「重加エニンボス法」を開発した。(詳細は特願昭57
−134723号)これによって初めてプラスチック比
率に=70〜75%のC群の複合絶縁材料の開発及びケ
ーブルへの適用が可能となり、A、B群の開発実用化の
技術実績を発展させてC群の材料の開発に成功した。C
群PPLPの実測ε、 tanδは、(2)式の理論値
にほぼ合致した値で、ε−2,4・〜2.4・5.ta
nδ−0,027〜0.4.5%を得た。又重加エニン
ボス法によれば、周囲条件(雰囲気空気の相対湿度)に
よらないからA〜C群をこの順序に導体直上から外へ向
けて巻回して絶縁層となすε−グレーディングはEHV
iOFケーブルにも適用できることになったが、以下効
果がより明白になるUHV級(1,100Kv) の場
合を例にとって効果を説明する。1,100KV級OF
ケーブル線路に要求される絶縁性能は、AC長時間耐圧
試験電圧で(1,1oo/r) X 1.38 X 1
.5= 5so(へ)、Imp、耐圧試験電圧で、2,
4.00 x 1.2 =2,880(ハ)(但しB
I L = 2,400 KV とした)と推定される
。これに使われるA−C群のPPLPの設計上の性能を
実試験データーより下表の通りとする。
上記の値を使用し、ケーブル製造」ユの裕度も考慮して
、設計上の最大インパルス強度をll0KV/m。
、設計上の最大インパルス強度をll0KV/m。
最大AC強度を40 KV/M とし、導体サイズを断
面積g、500m” (導体外径645m1)として絶
縁設計する。ε−グレーディング時のケーブルの等価誘
厚te は以下の諸式でめられる。
面積g、500m” (導体外径645m1)として絶
縁設計する。ε−グレーディング時のケーブルの等価誘
厚te は以下の諸式でめられる。
je =rl −−を士・A
て等しくした場合が、ε−グレーディングな17、すな
わちA−C群の一つの群の複合絶縁材料のみを使用した
場合を表わす。以上より設計すると、油圧θ〜2 Ky
/1m2・Gでは、AC設計上絶縁厚が略50裁となり
、絶縁外径でl 6 Q、m 、ケーブルの仕」ユリ外
径で、/95mzriどなり、εグレーディングを施し
ても製造上及び、取扱」ユ非常に困難な値となる。そこ
で絶縁油圧を大きくしてAC絶縁性能を向上させること
を考え、開発したA−C群のPPLPを用いてAC破壊
ストレスと絶縁油圧特性をめ ゛た所、絶縁油圧を0−
2 K9/cm2 ・Gから]、 OKy/cm2・G
に高めればAC破壊ストレスは略30%改善されるこ
とが確認され、AC性能がj肢しくで絶縁性能を決めて
しまう状態は解消された。次にインパルス設計上の絶縁
厚をめると、ε−グレーディングを施した場合、絶縁厚
は略37mM、、従って絶縁外径は、139肌、ケーブ
ル仕上り外径は170皿で十分製造、取扱容易なケーブ
ルとなった。一方ε−グレーディングを用いないと絶縁
厚は略4.1程絶縁外径は147ruL1ケーブル仕上
り外径は181飢とかなり太き(なり、製造上及び取扱
」二かなり厳しい値となるために、ε−グレーディング
の効果は極めて大きいことが分る。以上で設計したε−
グレーディング有りのOFケーブルの油圧10に5+/
1yn2・Gでの電気性能はインパルスで破壊性能が3
.250〜3,520KVとなって、インパルス耐圧試
験重用2,880KVを十分満足し、ACで破壊性能が
1,4羽〜’t760 KV となってAC長時間耐圧
試験電圧1,320■を十分満足することが判明した。
わちA−C群の一つの群の複合絶縁材料のみを使用した
場合を表わす。以上より設計すると、油圧θ〜2 Ky
/1m2・Gでは、AC設計上絶縁厚が略50裁となり
、絶縁外径でl 6 Q、m 、ケーブルの仕」ユリ外
径で、/95mzriどなり、εグレーディングを施し
ても製造上及び、取扱」ユ非常に困難な値となる。そこ
で絶縁油圧を大きくしてAC絶縁性能を向上させること
を考え、開発したA−C群のPPLPを用いてAC破壊
ストレスと絶縁油圧特性をめ ゛た所、絶縁油圧を0−
2 K9/cm2 ・Gから]、 OKy/cm2・G
に高めればAC破壊ストレスは略30%改善されるこ
とが確認され、AC性能がj肢しくで絶縁性能を決めて
しまう状態は解消された。次にインパルス設計上の絶縁
厚をめると、ε−グレーディングを施した場合、絶縁厚
は略37mM、、従って絶縁外径は、139肌、ケーブ
ル仕上り外径は170皿で十分製造、取扱容易なケーブ
ルとなった。一方ε−グレーディングを用いないと絶縁
厚は略4.1程絶縁外径は147ruL1ケーブル仕上
り外径は181飢とかなり太き(なり、製造上及び取扱
」二かなり厳しい値となるために、ε−グレーディング
の効果は極めて大きいことが分る。以上で設計したε−
グレーディング有りのOFケーブルの油圧10に5+/
1yn2・Gでの電気性能はインパルスで破壊性能が3
.250〜3,520KVとなって、インパルス耐圧試
験重用2,880KVを十分満足し、ACで破壊性能が
1,4羽〜’t760 KV となってAC長時間耐圧
試験電圧1,320■を十分満足することが判明した。
fl、]、実運用時かつ絶縁油圧を高めた複合絶縁材料
よりなる1100プルであることが分る。
よりなる1100プルであることが分る。
0.053%となり、C群のより低e低tanδのPP
LPを使用した効果が表われていて極めて低い値を得る
ことに成功している。伺、絶縁油としては、EHV級で
最も一般性のあるアルキルベンゼン系のDDBが電気性
能、ガス吸収特性、比重、ε、tanδ、経済性すべて
の点で最も有効であり、複合絶縁材料を用いたOFケー
ブルのEHV−UHV級では、今後とも主流を占め続け
るものと考える。
LPを使用した効果が表われていて極めて低い値を得る
ことに成功している。伺、絶縁油としては、EHV級で
最も一般性のあるアルキルベンゼン系のDDBが電気性
能、ガス吸収特性、比重、ε、tanδ、経済性すべて
の点で最も有効であり、複合絶縁材料を用いたOFケー
ブルのEHV−UHV級では、今後とも主流を占め続け
るものと考える。
伺、複合絶縁材料に関する詳細説明は例えば、特許第9
284.05号になされている。
284.05号になされている。
以上説明した様に、本発明によれば、[前加工エンボス
法」を採用することにより、更に一段低ε、低tana
化した複合絶縁材料の開発と実使用が可能となり、又プ
ラスチックフィルム比率にの異なる複合絶縁材料の混用
が可能となるからε−グレーディングが可能となって、
よりコンパクトでかつより低ε、低tanδの、すなわ
ち、きわめて低損失、高絶縁耐力の優れたOFケーブル
を実現することができる。又特にUHV級では、これら
ε−グレーディングされた複合絶縁材料よりなる絶縁層
に高い絶縁油圧を適用することにより、AC的にもイン
パルス的にもEHVと同程度の信頼性(裕度)をもった
、OFケーブルが可能となる。しかもケーブル製造上も
、布設等の取扱い上も現在実績のあるEHV級の設備を
殆んど変更することなく使用できるなど、本発明の効果
には極めて太きいものがある。
法」を採用することにより、更に一段低ε、低tana
化した複合絶縁材料の開発と実使用が可能となり、又プ
ラスチックフィルム比率にの異なる複合絶縁材料の混用
が可能となるからε−グレーディングが可能となって、
よりコンパクトでかつより低ε、低tanδの、すなわ
ち、きわめて低損失、高絶縁耐力の優れたOFケーブル
を実現することができる。又特にUHV級では、これら
ε−グレーディングされた複合絶縁材料よりなる絶縁層
に高い絶縁油圧を適用することにより、AC的にもイン
パルス的にもEHVと同程度の信頼性(裕度)をもった
、OFケーブルが可能となる。しかもケーブル製造上も
、布設等の取扱い上も現在実績のあるEHV級の設備を
殆んど変更することなく使用できるなど、本発明の効果
には極めて太きいものがある。
第1頁の続き
0発 明 者 広 瀬 正 幸 大阪市此花区島に大阪
製作所内 千1丁目1番3号 住友電気工業株式会社手続補正書(
方式) 昭和59年2月24日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願 第 167081 号2、発明の名
称 OFケーブル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜5丁目15番地 名称(213)住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 屯代理人 住所 大阪市此花区島屋1丁目1番3号住友電気工業株
式会社内 (電話 大阪461−103’l) 氏名(7881)弁理士 上代骨用 5、補正命令の日付 昭和59年 1月31日 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 タイプ印書により鮮明に記載した明細書を別紙の如く提
出します。
製作所内 千1丁目1番3号 住友電気工業株式会社手続補正書(
方式) 昭和59年2月24日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願 第 167081 号2、発明の名
称 OFケーブル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜5丁目15番地 名称(213)住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 屯代理人 住所 大阪市此花区島屋1丁目1番3号住友電気工業株
式会社内 (電話 大阪461−103’l) 氏名(7881)弁理士 上代骨用 5、補正命令の日付 昭和59年 1月31日 6、補正の対象 明細書 7、補正の内容 タイプ印書により鮮明に記載した明細書を別紙の如く提
出します。
Claims (5)
- (1)プラスチックフィルムの両表面にクラフト紙を積
層一体化させて成る複合絶縁テープを積層絶縁材料とし
、これのプラスチックフィルム含有率を変化させて複合
絶縁テープの比誘電率を変化させ、複数ブロックに分割
した積層絶縁層の、各ブロック内の複合絶縁テープの比
率電率を一定に保ちながらブロックが異なる毎に、導体
直上から外側に向けて高−比誘電率から低比誘電率の複
合絶縁テープを使用してゆき、絶縁油を含浸して成るO
Fケーブル。 - (2)プラスチックフィルムとしてポリプロピレンを使
用し押出溶融法によってクラフト紙とボリプbenze
n )主体の油を含浸したことを特徴とする特許請求の
範囲第(1)項記載のOFケーブル。 - (3)少なくとも、プラスチックフィルムの厚さ比率6
0%以上の複合絶縁テープにエンボス処理を施したこと
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項及び第(2)項
記載のOFケーブル。 - (4)エンボス処理方法として、予めクラフト紙にエン
ボスを施しておき、然る後にプラスチックフィルムと一
体化したことを特徴とする、第(3)項記載のOFケー
ブル。 - (5)運用時の絶縁油の油圧を5 Kg/α2G願わく
ば10 K47cm2 G以上としたことを特徴とする
特許請求の範囲第(1)〜(4)項記載のO’Fケーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16708183A JPH0241131B2 (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | Ofkeeburu |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16708183A JPH0241131B2 (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | Ofkeeburu |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059610A true JPS6059610A (ja) | 1985-04-06 |
JPH0241131B2 JPH0241131B2 (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=15843046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16708183A Expired - Lifetime JPH0241131B2 (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | Ofkeeburu |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241131B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6399878B2 (en) | 1998-02-03 | 2002-06-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Solid cable, manufacturing method thereof, and transmission line therewith |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP16708183A patent/JPH0241131B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6399878B2 (en) | 1998-02-03 | 2002-06-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Solid cable, manufacturing method thereof, and transmission line therewith |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241131B2 (ja) | 1990-09-14 |
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