JPS6059162A - 繊維染色装置における給熱方法 - Google Patents

繊維染色装置における給熱方法

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JPS6059162A
JPS6059162A JP16790083A JP16790083A JPS6059162A JP S6059162 A JPS6059162 A JP S6059162A JP 16790083 A JP16790083 A JP 16790083A JP 16790083 A JP16790083 A JP 16790083A JP S6059162 A JPS6059162 A JP S6059162A
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JP
Japan
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dyeing
heat
temperature
heat pump
boiler
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JP16790083A
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JPS6130068B2 (ja
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染谷 祥二
岩松 徳夫
敬介 笠原
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Mayekawa Manufacturing Co
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Mayekawa Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、繊維染色装置における給熱方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来技術を】71図により説明する。
染色機(1)内において、繊維糸(5)はローラ(4)
により染色液(7)に摩潰され回転される。染色液(7
1は管O2を経て加熱熱交換器(3)のコイル(6)に
流入し、蒸気により加熱され約80〜130Cの範囲に
昇温された後、ノズル(9)から流出し繊維糸(5)を
回転させなから万遍な(摩潰して染色させる。繊維の種
類により染色液(刀の温度は約80〜150tl:の範
囲で夫々所定の値Kまで昇温される。染色液(71c湛
度は温度調節用熱交換器のを流れる井水により調節され
る。また染色機111内には井水が希釈冷水管(16)
を経て流入し、約11OCの温水が導管Cl1lを経て
流入する。加熱熱交換器(3)への蒸気はボイラ(2)
の蒸発管t151.蒸気管Ilυを経て導入され、一方
凝縮水は導管Iを通りボイラ(2)に流入し循環する。
染色装置に対する井水は管G3によって井戸より汲上げ
られ一旦井水タンク12II内忙貯溜された後、約16
Cの温度で導管(Lηfull (19K分流して供給
される。すなわち導管(17)に流入した井水はボイラ
(2)及び希釈冷水雪止に供給され、導管(18に流入
した井水は温度調節用熱交換器@に供給され、導管a9
に流入した井水は熱交換器圓に供給される。
染色機(1)から流出する使用済み温排水は約118〜
60Cの温度で熱交換器(淵内の管1221に流入し、
管(21内を流れる約16Cの井水と熱交換してこれを
加熱した後約38Cの排水となって管(13+を経て排
水タンク額に流入する。排水タンク!271には他の設
備からの排水も管翰より流入し、前記排水と共に約5D
Cで管儲から排水処理施設艶に流入し処理された後、外
部へ排出される。
一方、熱交換器■で加熱された井水は約)10Cの温水
となって温水タンク四に流入する。温水タンク12jに
は温度調節用熱交換器Q31を流通して染色液の温度を
調節した50C以下の温水も流入し、前記温水とともに
約10Cの温度で導管C’lll内に流通する。
このような従来技術の染色様による染色は常温染色液か
ら動物性、植物性、化学繊維等の種類によつ゛〔それぞ
れ異なる染色温度(80Cないし150U)で行なわれ
るが、染色機は繊維の種類、着色の種類によってバッジ
式に行なわれ、染色液の加熱は井水の16cまたは市水
の常温から前記各段階の温度まで昇温され、加熱を持続
させながら染色し、1バツジ2ないし)時間位かかつて
おり、その間、染色液は加熱、温度調節、除冷、排水(
オーバーフロー)、排棄と行なわれ、残りの排出される
染色液は311t:’位であえから、結局、原水16G
から511Cまで昇温した状態で大部分は廃棄されるこ
とになる訳である。プレートクーラやコイル熱交換器に
よって熱交換が行なわれている従来方式であるが、それ
による効率の上昇は僅かなものであり、前記の熱交換器
のない従来施設を加えると熱の損失が莫大である。また
、撚糸の隙間に表面張力で染色液の摩潰が妨げられ促進
と染色液の摩潰と染色温度が速やかに伝達し得なかった
。そのためむらがあったので長時間工程を続けなければ
ならない欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は紡記従来技術の莫大な熱の損失を解消しボイラ
の燃料を節約することによって省エネルギーを達成する
とともに染色速度の増進と染色滲透と染色むらを排除す
ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、染色機より排出される温排液を熱源としてヒ
ートポンプを作動させて加熱し、該ヒートポンプの成績
係数が少な(とも2.5以上になる冷媒凝縮温度から所
要の染色液温度の間、すなわち例えば70Cから150
C位の温度範囲においてはボイラによる加熱を行なう繊
維染色装置忙おける給熱方法に関する。
また本発明は、染色機より排出される温排液を熱源とし
てヒートポンプを作動させて加熱するとともに、染色機
内の染色液を所要の温度に調節することにより加熱され
た温水な■]記ヒートポンプの加熱側に導入し、該ヒー
トポンプの成績係数が少なくとも2.5以上になる冷媒
凝縮温度から所要の染色液温度の間はボイラによる加熱
を行なう繊維染色装置における給熱方法に関する。また
本発明は前記染色様内に超音波を発生させて染色を促進
させる前記給熱方法に関する。
〔発明の冥施例〕
本発明の集施の一例な牙2図により説明する。
図中、矛1図と同一符号の部分は矛1図と同一の構造お
よび作動を行なうものである。
井戸より汲上げられ井水タンク閣内に貯溜された井水の
一部は16Cの温度のまま貯湯槽(25α)に供給され
る。管0を経て排水タンク(271に流入した温排水と
管器かも流入した排水とは約311Cの温度で排水タン
クに貯溜し、管(281(105)を経てこの温排水の
温度ポテンシャルを熱源とし電動機(105) 、圧縮
様(102)により作動されるヒートポンプ(101)
の吸熱器(蒸発器) (104)に311tl’で流入
し熱を与えた後、23Cの排水となって排水処理施設(
31に流入する。一方吸熱器(104)で吸収された熱
はヒートポンプ(101)の凝縮器(加熱器)(103
)で放出される。貯湯槽(25りの入口の平均温度11
5Cの温水は管(10〕)から凝縮器(103)に導入
され前記の熱により50〜60Cに昇温され管(10B
)を経て貯湯槽(25a) IC貯溜する。この温水は
ポンプで供給管011から染色機111に50〜60C
の温度で供給される。
そして染色機(11内の染色液は加熱熱交換器(3)に
より例えば90Cまで加熱される。繊維糸(5)はこの
90Cの染色液に浸漬されて染色される。ヒートポンプ
(101)は蒸発器(104)の冷媒蒸発温度が+15
C,凝縮器(103)の冷媒凝縮温度が60Cとすると
凝縮器出口温水は約55U位に加熱される。
したがって55Cから90Cまでの温度差55C分だけ
ボイラ(2;かもの蒸気により加熱されることになる。
電動ヒートポンプの成績係数は牙う図に示されるよjK
m論値より大分低い値となるが前記実施例の場合はその
成績係数c 、o 、pは約1.0であってC1O,P
 = 2.5より良いことになる。ヒーを トポンブのc、o、p少なくとも2.5とした理由はヒ
ートポンプとボイラ加熱の燃料経費がほぼ見合うボーダ
ーラインであるからである11気料金な一定とする)、
ちなみに、冷媒蒸発温度十1IC1冷媒凝縮温度70C
(温水温度65C)のとき、C00、P = 2.5と
なるので、これがヒートポンプとボイラ加熱との比較経
済バランス線となる。
、1−1図の従来技術では特に熱交換器囚を使用してい
る場合において排水の温度を利用したとしても16Cの
井水をqocに昇温して染色機ill K戻しているに
すぎないが、矛2図の本発明によれば16Cの井水を5
0〜60Cにまで昇温して戻すことができ、これにかけ
る電力も損をしない。またt動機の代りにエンジン等で
駆動して排気熱、ジャケット熱、油の冷却熱等の利用を
加算することにより更に効率を高めることもできる。
また、染色機(1)内忙は超音波発信器包1が設けられ
染色液または撚糸に微振動を与えて染色効果を上げ工程
の短縮と染色むらをな(するようにした。
なお、原水は井水に限らず水道水等の他の水源でもよい
〔発明の効果〕
従来技術においては、染色加熱は繊維糸の種類に応じて
きめられる所要の加熱温度までその都度常温からボイラ
により染色液を上外し、更に染色完了後はその温度から
除冷し、この加熱と除冷の両方を必要とし除冷には井水
を使用してそのオーバーフローの低温温水を吸熱するた
めに、ヒートポンプが低温排熱を吸み上げるのに適して
おり、したがって本発明は、最後に低温水3O−110
C前後に棄てられている熱をヒートポンプの吸熱源とし
て利用して加熱目的に使用し、ヒートポンプの成績係数
c、o、pがボイラと比べて優位になる2゜5を境とし
てこれより大きいところでヒートポンプを使用し、更に
それ以上の昇温はボイラ加熱を使用することKより、ヒ
ートポンプの良好な運転売件を確保するとともにボイラ
の使用範囲も高り効率のところで使用するため有用な省
エネルギーシステムである。従来のボイラ加熱のみによ
るのに比べて燃料費がllO〜50俤の節約となる。
また、井水が1秦用水等の場合は、原水温度は夏季は高
(効率は上るが、冬季は水温が地下水16C以下に下る
ので加熱効率は下るのでこのときの排か利用は大きな効
果がある。
また、超音波発信器を機内に設けて染色液または撚糸に
微振動を与えることにより染色効果を上げむらをなくし
作業時間の短縮、染料の節約にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
J−1図は繊維染色装罠罠おける給熱方法の従来技術の
フローシートダイヤグラム、矛2図は本発明の70−レ
ートダイヤグラムであり、牙う図は電動ヒートポンプの
成績係数のグラフである。 11.1−−染色機、12)・Oボイラ、(101)・
拳ヒートポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 染色機より排出される温排液を熱源としてヒー
    トポンプを作動させて加熱し、該ヒートポンプの成績係
    数が少くとも2.5以上になる冷媒凝縮温度から所要の
    染色液温度の間はボイラによる加熱を行なうことを特徴
    とするヒートポンプとボイラな併用する繊維染色装置に
    おける給熱方法。 (21冷媒凝縮温度が約75C以下であり、所要の染色
    液温度が約130C以下であることを特徴とする特許請
    求の範囲牙1項記載の繊維染色装置における給熱方法。 (3)染色機より排出される温排液を熱源としてヒート
    ポンプを作動させて加熱するとともに、染色機内の染色
    液を所要の温度kKi節することにより加熱された温水
    を前記ヒートポンプの加熱側に導入し、該ヒートポンプ
    の成績係数が少な(とも2.5以上になる冷媒凝縮温度
    から所要の染色液温度の間はボイラによる加熱を行なう
    ことを0徴とするヒートポンプとボイラを併用する繊維
    染色装置における給熱方法。 【4(染色機内に超音波を発生させて染色を促進させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲牙1項ないし牙5項の
    いずれかに記載の繊維染色装置における給熱方法。
JP16790083A 1983-09-12 1983-09-12 繊維染色装置における給熱方法 Granted JPS6059162A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104626A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Hisaka Works Ltd 繊維品の洗浄方法およびそれに用いる繊維品の処理装置
CN107761292A (zh) * 2017-11-02 2018-03-06 界首市永顺服饰有限公司 一种服装加工用布料染色装置

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JP4562484B2 (ja) * 2004-10-07 2010-10-13 株式会社日阪製作所 繊維品の洗浄方法およびそれに用いる繊維品の処理装置
CN107761292A (zh) * 2017-11-02 2018-03-06 界首市永顺服饰有限公司 一种服装加工用布料染色装置
CN107761292B (zh) * 2017-11-02 2020-02-14 界首市永顺服饰有限公司 一种服装加工用布料染色装置

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