JPS6056994A - トコフエロ−ル誘導体 - Google Patents
トコフエロ−ル誘導体Info
- Publication number
- JPS6056994A JPS6056994A JP16641383A JP16641383A JPS6056994A JP S6056994 A JPS6056994 A JP S6056994A JP 16641383 A JP16641383 A JP 16641383A JP 16641383 A JP16641383 A JP 16641383A JP S6056994 A JPS6056994 A JP S6056994A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- tocopherol
- residue
- tocopheryl
- item
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なトコフェロール誘導体、さらに詳しくは
、トコフエリルグリコシドに関する。
、トコフエリルグリコシドに関する。
トコフェロールは、従来、抗不姐ビタミン(ピタミンE
)(!:して、また、抗酸化剤として知られているが、
末梢血管拡張作用などの種々の薬理作用を有するところ
から、近年、各種の医薬としても繁用されるようになっ
ている。しかし、トコフェロールは非常に不安定な化合
物で、また、脂溶性の物質であるために腸管や皮膚から
の吸収が悪い問題が61、かかる問題を解消するため、
カルボン酸等のエステルのごとき誘導体とすることが提
案されている。
)(!:して、また、抗酸化剤として知られているが、
末梢血管拡張作用などの種々の薬理作用を有するところ
から、近年、各種の医薬としても繁用されるようになっ
ている。しかし、トコフェロールは非常に不安定な化合
物で、また、脂溶性の物質であるために腸管や皮膚から
の吸収が悪い問題が61、かかる問題を解消するため、
カルボン酸等のエステルのごとき誘導体とすることが提
案されている。
本発明は、このようなトコフェロール誘導体として有用
な新規トコフェリルグリコシドを提供するもので、本発
明のトコフェリルグリコシドは1式: 〔式中、R,はグルコース残基、ガラクトース残基、セ
ロビオース残基またけグルコース、ガラクトースもしく
はセロビオースのアセチル化誘導体残基。
な新規トコフェリルグリコシドを提供するもので、本発
明のトコフェリルグリコシドは1式: 〔式中、R,はグルコース残基、ガラクトース残基、セ
ロビオース残基またけグルコース、ガラクトースもしく
はセロビオースのアセチル化誘導体残基。
視および八は、同一または異なって、各々、水素または
メチルを意味する〕 で示される、トコフェロールの6位ヒドロキシ基に糖残
基またはアセチル化糖残基が導入された構造を有する。
メチルを意味する〕 で示される、トコフェロールの6位ヒドロキシ基に糖残
基またはアセチル化糖残基が導入された構造を有する。
式(I)中、3,4−ジヒドロベンゾピラン環の2位の
−C+eH33はトコフェロールの2位側鎖の4゜8.
12−)リメチルトリデシル基を示す。また、トコフェ
ロールおよび6位のヒドロキシ基に導入される糖には異
性体が存在するが、本明細書においては、異性体混合物
および単離された異性体を含め、これら全てを式(1)
で表わすものとする。
−C+eH33はトコフェロールの2位側鎖の4゜8.
12−)リメチルトリデシル基を示す。また、トコフェ
ロールおよび6位のヒドロキシ基に導入される糖には異
性体が存在するが、本明細書においては、異性体混合物
および単離された異性体を含め、これら全てを式(1)
で表わすものとする。
好ましくは、R2および−が共にメチルまたは共に水素
、すなわち、α−またはδ−トコフェリルグリコシドで
ある。
、すなわち、α−またはδ−トコフェリルグリコシドで
ある。
式(1)の代表的な化谷物としては、
dl−α−トコフエリルグルコシド、
dl−α−トコフエリルガラクトシド、(117α−ト
コフエリルセロビオシド、d−δ−トコフエリルガラク
トシド、 6−o−(β−2,3,4,6−テトラアセチルグルコ
ヒラノシル)−aX−α−トコフェロール、5−0−(
β−2,3,4,6−テトラアセチルガラクトビラノシ
ル)−d’1−a−1コフエロール、6−O−(4−0
−β−a −2,s’、 4.6−テトラアセチルグル
コピラノシルー2.3.6−ドリアセチルゲルコヒラノ
シル)−dl−α−トコフェロール、6−o−(β−2
,3,4,6−テトラアセチルガラクトピラノシル)−
d−δ−トコフェロール、が挙げられる。
コフエリルセロビオシド、d−δ−トコフエリルガラク
トシド、 6−o−(β−2,3,4,6−テトラアセチルグルコ
ヒラノシル)−aX−α−トコフェロール、5−0−(
β−2,3,4,6−テトラアセチルガラクトビラノシ
ル)−d’1−a−1コフエロール、6−O−(4−0
−β−a −2,s’、 4.6−テトラアセチルグル
コピラノシルー2.3.6−ドリアセチルゲルコヒラノ
シル)−dl−α−トコフェロール、6−o−(β−2
,3,4,6−テトラアセチルガラクトピラノシル)−
d−δ−トコフェロール、が挙げられる。
式CI)の化合物中、町がグルコース残基、ガラクトー
ス残基またはセロビオース残基のものは、トコフェロー
ルの安定性、吸収性を改善した誘導体として有用であり
、几豊がアセチル化糖残基のものはその製造中間体とし
て有用である。
ス残基またはセロビオース残基のものは、トコフェロー
ルの安定性、吸収性を改善した誘導体として有用であり
、几豊がアセチル化糖残基のものはその製造中間体とし
て有用である。
式(1)の化合物は、アリールグリコシドを合成する方
法として公知のへシフエリツq&1fericb)法に
従って製造できる。
法として公知のへシフエリツq&1fericb)法に
従って製造できる。
すなわち、トコフェロールと所望の過アセチル化糖を適
当な溶媒中、高温、例えば、80〜100℃で、例えば
、3〜7時間加熱反応させることにより、鴇がアセチル
化糖残基の式CI)の化合物が得られる。溶媒として、
二酢酸エチレングリコールまたはニトロベンゼンヲ用い
、p−トルエンスルホン酸を触媒として添加すると、こ
の反応が好適に進行することが判明した。
当な溶媒中、高温、例えば、80〜100℃で、例えば
、3〜7時間加熱反応させることにより、鴇がアセチル
化糖残基の式CI)の化合物が得られる。溶媒として、
二酢酸エチレングリコールまたはニトロベンゼンヲ用い
、p−トルエンスルホン酸を触媒として添加すると、こ
の反応が好適に進行することが判明した。
出発物質として用いるトコフェロールは(1−1β−1
r−またはδ−トコフェロールいずれでもよく、マた、
過アセチル化糖は公知であるか、所望の糖を公知のアセ
チル化法によってアセチル化することによシ製造できる
。
r−またはδ−トコフェロールいずれでもよく、マた、
過アセチル化糖は公知であるか、所望の糖を公知のアセ
チル化法によってアセチル化することによシ製造できる
。
得られたR、がアセチル化糖残基の式(1)の化合物を
、常法、例えば、無水メタノール中、ナトリウムメトキ
シドの存在下に加熱還流させ、ついで、アンバーライト
IR−120(H’型)のようなイオン交換樹脂で処理
す′ることにより脱アセチル化すると、鳥がグルコース
残基、ガラクトース残基またはセロビオース残基の式(
1)の化合物が得られる。この化合物はアルコール、ク
ロロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒に可溶性、水に難
溶性の安定な結晶として得られ、再結晶等の常法により
、さらに精製することができる。
、常法、例えば、無水メタノール中、ナトリウムメトキ
シドの存在下に加熱還流させ、ついで、アンバーライト
IR−120(H’型)のようなイオン交換樹脂で処理
す′ることにより脱アセチル化すると、鳥がグルコース
残基、ガラクトース残基またはセロビオース残基の式(
1)の化合物が得られる。この化合物はアルコール、ク
ロロホルム、ベンゼンなどの有機溶媒に可溶性、水に難
溶性の安定な結晶として得られ、再結晶等の常法により
、さらに精製することができる。
かくして得られたトコフエリルグリコシドは、水溶性分
子である糖成分が導入されているところから、トコフェ
ロールの脂溶性の改善、ひいては、吸収性の向上を図る
ことが期待でき、また、生体内で代謝加水分解され、遊
離のトコフェロールを生じ、その活性を発現させること
ができる。
子である糖成分が導入されているところから、トコフェ
ロールの脂溶性の改善、ひいては、吸収性の向上を図る
ことが期待でき、また、生体内で代謝加水分解され、遊
離のトコフェロールを生じ、その活性を発現させること
ができる。
つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1
6−0−(β−2,3,4,6−テトラアセチルグルコ
ピラノシル)−(11−α−トコフェロールd1−α−
トコフェロール2.亀、9(5,30ミリモル)および
p−)ルエンスルホン酸186Ing(1゜08ミリモ
ル)を二酢酸エチレングリコール6祠中で加温し、溶解
させる。この溶IKβ−D−グルコビラノースペンタア
セテート20g(5,12ミリモル)を加え、沸騰水浴
中、6011%の減圧下、生成する酢酸を留去しながら
、4時間反応させる。ついで、反応混合液に水300m
ftを加え、ベンゼン50mづつで3回抽出する。ベノ
セン抽出液を合し、脱水し、減圧下で溶媒を留去して黒
紫色の油状物3.45gを得る。
ピラノシル)−(11−α−トコフェロールd1−α−
トコフェロール2.亀、9(5,30ミリモル)および
p−)ルエンスルホン酸186Ing(1゜08ミリモ
ル)を二酢酸エチレングリコール6祠中で加温し、溶解
させる。この溶IKβ−D−グルコビラノースペンタア
セテート20g(5,12ミリモル)を加え、沸騰水浴
中、6011%の減圧下、生成する酢酸を留去しながら
、4時間反応させる。ついで、反応混合液に水300m
ftを加え、ベンゼン50mづつで3回抽出する。ベノ
セン抽出液を合し、脱水し、減圧下で溶媒を留去して黒
紫色の油状物3.45gを得る。
得られた油状物3.45gをシリカゲル180gの中圧
力ラム(32(liyx500mm)上、5に9/dの
圧力でカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン−酢
酸エチルのグラジェントで溶出させ、溶媒を除去して黄
色油状の標記化合物0.59 gを得る。
力ラム(32(liyx500mm)上、5に9/dの
圧力でカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン−酢
酸エチルのグラジェントで溶出させ、溶媒を除去して黄
色油状の標記化合物0.59 gを得る。
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メルク社製Art
、 7749、展開溶媒:クロロホルム)におけるRf
= 0.37 (単一スポット)。
、 7749、展開溶媒:クロロホルム)におけるRf
= 0.37 (単一スポット)。
UV : λ−OHnm(log g) = 223
(2,69ax )、2B2(2,15)。
(2,69ax )、2B2(2,15)。
〔α)24=+1.0° (c’=l、O、M、eOH
,)、IR: 1776(C=0)ci’。
,)、IR: 1776(C=0)ci’。
MS:m/e760(M+)、761 (Mj4−1)
、430(M−330、トコフェロール)、331(M
+−429、糖)。
、430(M−330、トコフェロール)、331(M
+−429、糖)。
実施例2
dl−α−トコフエリルグルコシド
実施例1で得られた6−o−(β−2,3,4,6−テ
トラアセチルグルコピラノシル)−dl−α−トコフェ
ロール0.599C0,77ミリモル)を乾燥メタノー
ル8−に溶解し、0.INナトリウムメトキシド2m6
t−加え、沸騰水浴中で加熱還流する。
トラアセチルグルコピラノシル)−dl−α−トコフェ
ロール0.599C0,77ミリモル)を乾燥メタノー
ル8−に溶解し、0.INナトリウムメトキシド2m6
t−加え、沸騰水浴中で加熱還流する。
5分後、反応混合液を冷却し、アンバーライトエ几−1
20(H”m) 5mlで中和する。得られたメタノー
ル溶液を減圧下に蒸発させて白色結晶の粗製の標記化合
物0.40.l収率87.0%)を得る。
20(H”m) 5mlで中和する。得られたメタノー
ル溶液を減圧下に蒸発させて白色結晶の粗製の標記化合
物0.40.l収率87.0%)を得る。
融点:133〜137℃。
得られた粗結晶f:50℃において、水−エタノール(
1:1)から再結晶させて精製した標記化合物0.28
.l収率71%)を得る。
1:1)から再結晶させて精製した標記化合物0.28
.l収率71%)を得る。
融点:140〜141℃。
UV 二 ’A”all nm(10g c)=293
(2゜6ax 8)、210 (3,28)。
(2゜6ax 8)、210 (3,28)。
(a)A+= 45°(C= 1.0 、 Mean)
。
。
ILL:3390(On)、2915(C−■)、12
50(δ−CH)cIrLo M S : m / e 592 (’)、430 (
M −06H+。
50(δ−CH)cIrLo M S : m / e 592 (’)、430 (
M −06H+。
05)・
元素分析・C3sH6oOyとして・
計算値(%):0,70.91;J 10.20実測値
(支)):C,70,28;H,10,48実施例3 6−0−(β−2,3,4,6−テトラアセチルガラク
トビラノシル)−d’1−tz−)コフエロールd1−
α−トコフェロール:2.82.16.55ミリモル)
およCF p −)ルエンスルホン酸188.5 mg
(1,10ミリモル)を二酢酸エチレングリコール4f
rIl中で加温し、溶解させる。この溶液にβ−り一ガ
ラクトビラノースベンタアセテート317g(8,12
ミリモル)を加え、油浴中、100℃、70IIIIH
gの減圧下、生成する酢酸を留去しながら4時間反応さ
せる。ついで、反応混合液に水15υ4を加え、酢酸エ
チル50−づつで3回抽出する。酢酸エチル抽出液を合
し、脱水し、減圧下で溶媒を留去して黒紫色の油状物6
33gを得る。
(支)):C,70,28;H,10,48実施例3 6−0−(β−2,3,4,6−テトラアセチルガラク
トビラノシル)−d’1−tz−)コフエロールd1−
α−トコフェロール:2.82.16.55ミリモル)
およCF p −)ルエンスルホン酸188.5 mg
(1,10ミリモル)を二酢酸エチレングリコール4f
rIl中で加温し、溶解させる。この溶液にβ−り一ガ
ラクトビラノースベンタアセテート317g(8,12
ミリモル)を加え、油浴中、100℃、70IIIIH
gの減圧下、生成する酢酸を留去しながら4時間反応さ
せる。ついで、反応混合液に水15υ4を加え、酢酸エ
チル50−づつで3回抽出する。酢酸エチル抽出液を合
し、脱水し、減圧下で溶媒を留去して黒紫色の油状物6
33gを得る。
得られた油状物6.33.9をシリカゲル180gの中
圧力ラム(3201111X5QQim)上、5に9/
dの圧力でカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン
−酢酸エチルのグラジェントで溶出させる。
圧力ラム(3201111X5QQim)上、5に9/
dの圧力でカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン
−酢酸エチルのグラジェントで溶出させる。
溶出液から溶媒を除去して橙色油状の標記化合物084
gを得る。
gを得る。
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メルク社製Art
、7749、展開溶媒:ベンゼン−メタノール(6:1
))における助=08(単一スポット)。
、7749、展開溶媒:ベンゼン−メタノール(6:1
))における助=08(単一スポット)。
UV:J:?”nm(log t)−223C2,69
)、282 (2,19)。
)、282 (2,19)。
〔α)、;’=+1.6°(c = 1.0 、 Me
an)。
an)。
■几: I 766 (C=0 )cIIL−’。
M S : m / e 760 (M+)、43o(
M+−330、トコフェロール)、331(M+−42
9、糖)。
M+−330、トコフェロール)、331(M+−42
9、糖)。
実施例4
dl−α−トコフエリルガラクトシド
実施例3で得られた6−0−(β−2,3,4,6−テ
トラアセチルガラクトビラノシルルdl−/Z−トコフ
ェロール0.83g(1,1ミリモル)unメタノール
8づに溶解し、0.INナトリウムメトキシド2−を加
え、沸騰水浴中で加熱還流する。5分後、反応混合液を
冷却し、アシバーライ) l R−120(H+型)5
−で中和する。得られたメタノール溶液を減圧下に蒸発
させて白色結晶の粗製の標記化合物0.54.1収率8
3%)を得る。
トラアセチルガラクトビラノシルルdl−/Z−トコフ
ェロール0.83g(1,1ミリモル)unメタノール
8づに溶解し、0.INナトリウムメトキシド2−を加
え、沸騰水浴中で加熱還流する。5分後、反応混合液を
冷却し、アシバーライ) l R−120(H+型)5
−で中和する。得られたメタノール溶液を減圧下に蒸発
させて白色結晶の粗製の標記化合物0.54.1収率8
3%)を得る。
得られた粗結晶を50℃において、水−エタノール(3
: 7)から再結晶させて精製した標記化合物0.38
p(収率70%)を得る。
: 7)から再結晶させて精製した標記化合物0.38
p(収率70%)を得る。
融点:176〜177°C0
UV:λM8(:Mnm(log E) =210 (
3,30ax )、293(2,70)。
3,30ax )、293(2,70)。
〔α耀=+10.1°(c = l、 O、MeOH)
。
。
MS : m/ e 592 (M’)、430 (M
+−06M+。
+−06M+。
Os)・
元素分析、Css HioOrとして、計算値(イ):
0,70.91 ; H,10,20実測値(%)
: C,70,93; H,I O,26実施例5 5−o−(4−o−β−性−21314[6′−テトラ
アセチルグルコピラノシル−2,3,6−)リアセチル
グルコピラノシル)−al−α−トコフェロール実施例
1の方法に従って、dl−α−トコフェロールとオクタ
アセチルセロビオースを反応させて油状の標記化合物を
得る。
0,70.91 ; H,10,20実測値(%)
: C,70,93; H,I O,26実施例5 5−o−(4−o−β−性−21314[6′−テトラ
アセチルグルコピラノシル−2,3,6−)リアセチル
グルコピラノシル)−al−α−トコフェロール実施例
1の方法に従って、dl−α−トコフェロールとオクタ
アセチルセロビオースを反応させて油状の標記化合物を
得る。
UV: ’AMeOHnm(1ogt)−207(3,
50ax )、292 (20,72)。
50ax )、292 (20,72)。
(α)”=+2.3°(c ” 1.0 、 MeOH
)。
)。
実施例6
dl−α−トコフエリルセロビオシド
実施例5の生成物を実施例2の方法に従って脱アセチル
化し、標記化合物の結晶を得る。
化し、標記化合物の結晶を得る。
融点:>300℃。
UV : 1”OHnm(log e)= 206 (
3,30)、aX 290(2,48)。
3,30)、aX 290(2,48)。
〔α) A4−十a、 1°(c −1,0、MeOH
)。
)。
実施例7
6−o−(β−2,3,4,6−テトラアセチルガラク
トピラノシル)−d−δ−トコフェロールd−δ−トコ
フェロール5.2.112.9ミリモル)およびp−)
ルエンスルホン酸76m!?(0,44ミリモル)をニ
トロベンゼン5−中で加温し、溶解させる。ついで、β
−ガラクトピラノースペンタアセテ−)3.3.!i’
(8,50ミリモル)を加え、油浴中、201111H
g(7)減圧下で生成する酢酸を留去しながら4時間反
応させる。ついで、反応混合液に水300frLeを加
え、クロロホルム50−づつで3回抽出する。クロロホ
ルム抽出液を合し、脱水し、減圧下で溶媒を留去して黒
紫色の油状物10Iを得る。
トピラノシル)−d−δ−トコフェロールd−δ−トコ
フェロール5.2.112.9ミリモル)およびp−)
ルエンスルホン酸76m!?(0,44ミリモル)をニ
トロベンゼン5−中で加温し、溶解させる。ついで、β
−ガラクトピラノースペンタアセテ−)3.3.!i’
(8,50ミリモル)を加え、油浴中、201111H
g(7)減圧下で生成する酢酸を留去しながら4時間反
応させる。ついで、反応混合液に水300frLeを加
え、クロロホルム50−づつで3回抽出する。クロロホ
ルム抽出液を合し、脱水し、減圧下で溶媒を留去して黒
紫色の油状物10Iを得る。
得られた油状物5gをシリカゲル360gの中圧力ラム
(3201111×1500mm)上、5 kg /(
iの圧力でカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン
−酢酸エチルのグラジ”エンドで溶出させる。
(3201111×1500mm)上、5 kg /(
iの圧力でカラムクロマトグラフィーに付し、ベンゼン
−酢酸エチルのグラジ”エンドで溶出させる。
溶出液から溶媒を除去して黄色油状の標記化合物4.0
gを得る。
gを得る。
シリカゲル薄層クロマトグラフィー(メルク社製Art
、7749、展開溶媒:ベンゼンー酢酸エチル(9:1
))におけるBf−0,6(単一スポット)。
、7749、展開溶媒:ベンゼンー酢酸エチル(9:1
))におけるBf−0,6(単一スポット)。
M S : m / e 402 (M+−330、δ
−トコフェロール)、331(M+−399、糖)。
−トコフェロール)、331(M+−399、糖)。
実施例8
d−δ−トコフエリルガラクトシド
実施例7の生成物3.8 g(5,2ミ!j’モル)を
乾燥メタノールIofneに溶解し、0、INナトリウ
ムメトキシド2−を加え、沸騰水浴中で加熱還流する。
乾燥メタノールIofneに溶解し、0、INナトリウ
ムメトキシド2−を加え、沸騰水浴中で加熱還流する。
5分後、反応混合液を冷却し、アンバーライトIR−1
201”型)5−で中和し、得られたメタノール溶液を
減圧下に蒸発させて白色結晶の粗製の標記化合物25g
(収率875%)を得る。
201”型)5−で中和し、得られたメタノール溶液を
減圧下に蒸発させて白色結晶の粗製の標記化合物25g
(収率875%)を得る。
得られた粗結晶を60°Cにおいて、水−エタノール(
2:3)から再結晶させて精製した標記化合物1.8g
を得る。
2:3)から再結晶させて精製した標記化合物1.8g
を得る。
融点:140°C0
UV、λCt(3a(nm(10gε)=206(1,
9aX 99)、282(1,498)。
9aX 99)、282(1,498)。
(α)20=−11,0°(C= 1.0 、 MeO
H)。
H)。
MS : m/ e 564 (M+)、402 (M
+−162)。
+−162)。
前記実施例で得られたdl−α−トコフエリルガラクト
シドおよびd−δ−トコフエリルガラクトシドを、30
%t−ブタノール−水系中、37℃にてβ−ガラクトシ
ダーゼを作用させ、その加水分解の経過を調べたきころ
、dl−α−トコフェリルガラクトシドは、β−ガラク
トシダーゼ作用開始8時間後にその約40%が加水分解
され、d−δ−トコフエリルガラクトシドは、約15分
後にその約50チが、また、約30分後に約70%が加
水分解され、夫々、相当する遊離のa−またはδ−トコ
フェロールを生じた。
シドおよびd−δ−トコフエリルガラクトシドを、30
%t−ブタノール−水系中、37℃にてβ−ガラクトシ
ダーゼを作用させ、その加水分解の経過を調べたきころ
、dl−α−トコフェリルガラクトシドは、β−ガラク
トシダーゼ作用開始8時間後にその約40%が加水分解
され、d−δ−トコフエリルガラクトシドは、約15分
後にその約50チが、また、約30分後に約70%が加
水分解され、夫々、相当する遊離のa−またはδ−トコ
フェロールを生じた。
特許出願人サンスター株式会社
代理人弁理士青山 葆Iワ)2名
Claims (9)
- (1)式: 〔式中、川はグルコース残基、ガラクトース残基、セロ
ビオース残基またはグルコース、ガラクトースもしくは
セロビオースのアセチル化誘導体残基几2およびへは、
同一または異なって、各々、水素またはメチルを意味す
る〕 で示される化合物。 - (2) (11−α−トコフェリルグルコシドである前
記第(1)項の化合物。 - (3) al−α−トコフエリルガラクトシドでらる前
記第(1)項の化合物。 - (4)dl−α−トコフエリルセロビオシドである前記
第(1)項の化合物。 - (5)d−δ−トコフエリルガラクトシドである前記第
(1)項の化合物。 - (6) 6−0− (β−2,3,4,6−テトラアセ
チルグルコピラノシル)−+11−α−トコフェロール
である前記第(1)項の化合物。 - (7) 6−0− (β−2,3,4,6−テトラアセ
チルガラクトピラノシル)−til−α−トコフェロー
ルである前記第(1)項の化合物。 - (8)6−0− (4−0−β−d −2’:、3:4
: 6’−テトラアセチルグルコピラノシル−2,3,
6−ドリアセチルゲルコヒラノシル)−a:i−α−ト
コフェロールである前記第(1)項の化合物。 - (9)6−0−(β−2,3,4,6−テトラアセチル
ガラクトピラノシル)−d−δ−トコフェロールである
前記第(1)項の化合物。′
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16641383A JPS6056994A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | トコフエロ−ル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16641383A JPS6056994A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | トコフエロ−ル誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056994A true JPS6056994A (ja) | 1985-04-02 |
JPH0155278B2 JPH0155278B2 (ja) | 1989-11-22 |
Family
ID=15830960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16641383A Granted JPS6056994A (ja) | 1983-09-08 | 1983-09-08 | トコフエロ−ル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056994A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0169716A2 (en) * | 1984-07-21 | 1986-01-29 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Pharmaceutical composition and method for producing antiallergic activity |
EP0188079A2 (en) * | 1984-11-28 | 1986-07-23 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Use of tocopheryl glycosides for activating the function of phagocytes |
WO1991007179A1 (en) * | 1989-11-08 | 1991-05-30 | Nippon Hypox Laboratories Incorporated | Medicine comprising tocopheryl glycoside as active ingredient |
US5280111A (en) * | 1991-03-26 | 1994-01-18 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Sulfated tocopheryl oligosaccharides and antiviral agents including the same as active ingredients |
JP2001253816A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-18 | Nof Corp | 皮膚化粧料 |
JP2001253815A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-18 | Nof Corp | 皮膚化粧料 |
JP2005082506A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-31 | Kao Corp | イソプロピルメチルフェノール配糖体 |
JP2008133275A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-06-12 | Api Corporation | トコフェロール配糖体及びその製造方法 |
JP2013129658A (ja) * | 2005-12-26 | 2013-07-04 | Hayashibara Co Ltd | アルキルレゾルシノール配糖体とその製造方法並びに用途 |
CN111973485A (zh) * | 2019-05-23 | 2020-11-24 | 珀莱雅化妆品股份有限公司 | 一种用于眼部的祛皱组合物凝胶及其制备方法 |
WO2024058024A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | 株式会社レゾナック | グリコシドの製造方法 |
WO2024058023A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | 株式会社レゾナック | 保護されたグリコシド誘導体の製造方法 |
-
1983
- 1983-09-08 JP JP16641383A patent/JPS6056994A/ja active Granted
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0169716A2 (en) * | 1984-07-21 | 1986-01-29 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Pharmaceutical composition and method for producing antiallergic activity |
EP0188079A2 (en) * | 1984-11-28 | 1986-07-23 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Use of tocopheryl glycosides for activating the function of phagocytes |
WO1991007179A1 (en) * | 1989-11-08 | 1991-05-30 | Nippon Hypox Laboratories Incorporated | Medicine comprising tocopheryl glycoside as active ingredient |
US5280111A (en) * | 1991-03-26 | 1994-01-18 | Dainippon Ink And Chemicals, Inc. | Sulfated tocopheryl oligosaccharides and antiviral agents including the same as active ingredients |
JP2001253816A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-18 | Nof Corp | 皮膚化粧料 |
JP2001253815A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-18 | Nof Corp | 皮膚化粧料 |
JP2005082506A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-03-31 | Kao Corp | イソプロピルメチルフェノール配糖体 |
JP4568488B2 (ja) * | 2003-09-05 | 2010-10-27 | 花王株式会社 | イソプロピルメチルフェノール配糖体 |
JP2013129658A (ja) * | 2005-12-26 | 2013-07-04 | Hayashibara Co Ltd | アルキルレゾルシノール配糖体とその製造方法並びに用途 |
JP2008133275A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-06-12 | Api Corporation | トコフェロール配糖体及びその製造方法 |
CN111973485A (zh) * | 2019-05-23 | 2020-11-24 | 珀莱雅化妆品股份有限公司 | 一种用于眼部的祛皱组合物凝胶及其制备方法 |
WO2024058024A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | 株式会社レゾナック | グリコシドの製造方法 |
WO2024058023A1 (ja) * | 2022-09-16 | 2024-03-21 | 株式会社レゾナック | 保護されたグリコシド誘導体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0155278B2 (ja) | 1989-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU902666A3 (ru) | Способ получени плевромутилиновых гликозидных производных | |
Dickey et al. | A polymer-homologous series of sugar acetates from the acetolysis of cellulose | |
JPS6056994A (ja) | トコフエロ−ル誘導体 | |
Kováč et al. | Synthesis and NMR Spectra of Methyl 2-Deoxy-2-fluoro-and 3-Deoxy-3-fluoro-α-and β-D-Glucopyranosides | |
EP0553358A1 (en) | Process for producing 3-dpa-lactone | |
Stevens et al. | Synthesis and proof of structure of perosamine (4-amino-4, 6-dideoxy-d-mannose) derivatives | |
US4117224A (en) | Preparation of sucrose 6,6'-dichloro hexa-acetate | |
EP0169716B1 (en) | Pharmaceutical composition and method for producing antiallergic activity | |
Baer et al. | Synthesis of 3-acetamido-2, 3, 6-trideoxy-D-lyxo-hexose (N-acetyl-D-daunosamine) and its D-arabino isomer | |
Weissmann | Preparation of 2-Acetamido-2-deoxy-α-glycopyra nosides1 | |
Hernández-Torres et al. | Optimized synthesis of an orthogonally protected glucosamine | |
Benzing-Nguyen et al. | Stepwise synthesis of N-acetylneuraminic acid and N-acetyl [1-13C] neuraminic acid | |
Weiss et al. | Novel method for the synthesis of cholesteryl glucosides starting from disaccharides | |
US3723506A (en) | Oxidation of sugars | |
JP5078108B2 (ja) | 糖供与体 | |
László et al. | Stereochemistry of the palladium (II) promoted carbocyclization of hex-5-enopyranosides | |
Williams et al. | Preparation of unsaturated carbohydrates from methyl 4, 6-O-benzylidene-3-chloro-3-deoxy-β-d-allopyranoside, and their utility in the synthesis of sugars of biological importance | |
Baer et al. | An application of the palladium-catalyzed, allylic amination of unsaturated sugars: a new synthesis of d-forosamine | |
CA1300132C (en) | Process for the preparation of 2,3,4,3',4'-penta-o-acetyl sucrose | |
Mastihubová et al. | Deoxy and deoxyfluoro analogues of acetylated methyl β-d-xylopyranoside––substrates for acetylxylan esterases | |
Acher et al. | Gangliosides. V. Synthesis of 2-acetamido-2-deoxy-O-. beta.-D-glucopyranosyl-(1. far. 3)-O-. beta.-D-galactopyranosyl-(1. far. 4)-D-glucose | |
Ozawa et al. | Structures of the new phenolic glycosides MP-2 and MP-10 from chestnut galls | |
Kumazawa et al. | Regioselective acetyl transfer from the aglycon to the sugar in C-glycosylic compounds facilitated by silica gel | |
Watanabe et al. | Proximately Assisted and Chemoselectively Cleavable Protecting Groups for Alcohols, 2-(2-(Arylmethyloxy) ethyl) benzoic Esters. | |
US4496485A (en) | Asymmetric 7-O-(substituted acetyl)-4-demethoxydaunomycinones |