JPS6056971A - 2−メルカプトベンゾチアゾ−ル類水溶性塩の安定化方法 - Google Patents
2−メルカプトベンゾチアゾ−ル類水溶性塩の安定化方法Info
- Publication number
- JPS6056971A JPS6056971A JP16400483A JP16400483A JPS6056971A JP S6056971 A JPS6056971 A JP S6056971A JP 16400483 A JP16400483 A JP 16400483A JP 16400483 A JP16400483 A JP 16400483A JP S6056971 A JPS6056971 A JP S6056971A
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- Japan
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- water
- soluble salt
- mercaptobenzothiazole
- mercaptoethanol
- mercaptobenzothiazoles
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- Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ンゾ千アゾール類の水溶性塩に、2−メルカプトエタノ
ールを添加することを特徴とする2−メルカプトベンゾ
チアゾール類水溶性塩の安定化方法に関するものである
。
ールを添加することを特徴とする2−メルカプトベンゾ
チアゾール類水溶性塩の安定化方法に関するものである
。
If W ’Z’ !viはNa, K, Li. H
NRIR2R3、カプトベンゾチアゾール類水溶性塩は
、不凍液や工業用水の防錆剤及びゴム用薬品、農薬また
は、/ − ′ その中間体として広く用いられているが、水溶液と
した場合に、安定性が悪く、白色沈殿物を生成する欠点
があ−)た。
NRIR2R3、カプトベンゾチアゾール類水溶性塩は
、不凍液や工業用水の防錆剤及びゴム用薬品、農薬また
は、/ − ′ その中間体として広く用いられているが、水溶液と
した場合に、安定性が悪く、白色沈殿物を生成する欠点
があ−)た。
米軍規格(MI L−E−5559)に安定剤として亜
硫酸ソーダが記載されているが、その効果は不十分で、
はとんど実用化されていなり)。特開昭56−547(
1号におV)ては、アミン類と溶剤シよび界面活性剤の
併用を提案しているが、沈殿は生成するため不十分であ
る。又その他多くの酸化防止剤等の添加が試みられたが
実用できるものはみつからず、早急な改善が望まれてい
た。
硫酸ソーダが記載されているが、その効果は不十分で、
はとんど実用化されていなり)。特開昭56−547(
1号におV)ては、アミン類と溶剤シよび界面活性剤の
併用を提案しているが、沈殿は生成するため不十分であ
る。又その他多くの酸化防止剤等の添加が試みられたが
実用できるものはみつからず、早急な改善が望まれてい
た。
本発明者は、このような要望を鑑み、鋭意研究の結果、
2−メルカプトエタノールが2−メルカプトベンゾチア
ゾール類の水溶性塩に対して、著しV)安定効果を発揮
することを見い出し本発明に至った。
2−メルカプトエタノールが2−メルカプトベンゾチア
ゾール類の水溶性塩に対して、著しV)安定効果を発揮
することを見い出し本発明に至った。
2−メルカプトエタノールは、分析における還元剤とし
て使用されることが、たとえば、日本ゴ法として、魚体
中の2−メルカプトベンゾチアゾールを、II (メチ
ルイソブチルケトン)で抽出した後2−メルカプトエタ
ノールを加えて、2−メルカプトベンゾチアゾールの酸
化を防止するとともに、その酸化生成物であるジベンゾ
チアジルジスルフィド全還元して、2−メルカプトベン
ゾチアゾールとし定量する為に添加している。
て使用されることが、たとえば、日本ゴ法として、魚体
中の2−メルカプトベンゾチアゾールを、II (メチ
ルイソブチルケトン)で抽出した後2−メルカプトエタ
ノールを加えて、2−メルカプトベンゾチアゾールの酸
化を防止するとともに、その酸化生成物であるジベンゾ
チアジルジスルフィド全還元して、2−メルカプトベン
ゾチアゾールとし定量する為に添加している。
ただし、この方法での還元剤である2−メルカプトエタ
ノールの添加量は、分析手法の常法として、2−メルカ
プトベンゾチアゾールに対して、5000〜20000
倍添加されており、工業的に使用出来るものではない。
ノールの添加量は、分析手法の常法として、2−メルカ
プトベンゾチアゾールに対して、5000〜20000
倍添加されており、工業的に使用出来るものではない。
本発明者は、2−メルカプトエタノールを2−メルカプ
トベンゾチアゾール類の水溶性塩に対して、しか、1’
0.1〜50.0重量パーセントという少ない量を加
えることにより水溶液中の沈殿を防止するという工業的
に有用な安定剤としての効果を見い出し本発明に至りた
。
トベンゾチアゾール類の水溶性塩に対して、しか、1’
0.1〜50.0重量パーセントという少ない量を加
えることにより水溶液中の沈殿を防止するという工業的
に有用な安定剤としての効果を見い出し本発明に至りた
。
2−メルカプトベンゾチアゾール7に溶性塩としては、
ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩。
ナトリウム塩、リチウム塩、カリウム塩。
などの金属塩のほかに、アンモニウム塩、トリエタノー
ルアミン塩、ジェタノールアミン塩、モノエタノールア
ミン塩などのアルカノールアミン塩が挙げられる。
ルアミン塩、ジェタノールアミン塩、モノエタノールア
ミン塩などのアルカノールアミン塩が挙げられる。
これら水溶性塩は、金属及びアミンの種類や水溶性塩の
濃度によって、そのPHは異なるが通常アルカリ条件で
使用され、その上限PHは13である。
濃度によって、そのPHは異なるが通常アルカリ条件で
使用され、その上限PHは13である。
これは、PH13以上の条件では、水溶性塩は安定であ
り沈殿を生成することはないため、安定剤を、必要とし
ないがしかし、PHが13までの弱アルカリ条件下にお
V3ては、酸化生成物を生成しやすいため、本発明の方
法を必要とする。
り沈殿を生成することはないため、安定剤を、必要とし
ないがしかし、PHが13までの弱アルカリ条件下にお
V3ては、酸化生成物を生成しやすいため、本発明の方
法を必要とする。
本発明を実施するには、上記2−メルカプトベンゾチア
ゾール類7に溶性塩に対して、2−メルカプトエタノー
ルを0.1〜50.0重量パーセント添加すればよく、
経済的実用性から2−メルカプトベンゾチアゾール類水
溶性塩に対して2−メルカプトエタノールを0.1〜3
0.0重量パーセント好ましくは0.5〜100重量パ
ーセントを添加すればよい。
ゾール類7に溶性塩に対して、2−メルカプトエタノー
ルを0.1〜50.0重量パーセント添加すればよく、
経済的実用性から2−メルカプトベンゾチアゾール類水
溶性塩に対して2−メルカプトエタノールを0.1〜3
0.0重量パーセント好ましくは0.5〜100重量パ
ーセントを添加すればよい。
また、他の安定剤と併用しても差し支えない。次に本発
明を実施例により更に詳細に説明する。
明を実施例により更に詳細に説明する。
尚、本実施例では、0.3〜3.0重量パーセントの2
−メルカプトベンゾチアゾール類水溶性塩の水溶液で実
施したが更に高濃度の場合でも使用でき、その濃度は、
本発明の範囲を限定するものではない。
−メルカプトベンゾチアゾール類水溶性塩の水溶液で実
施したが更に高濃度の場合でも使用でき、その濃度は、
本発明の範囲を限定するものではない。
実施例、比較例
本実施例においては、工業的に使用する場合を考慮して
2−メルカプトベンゾチアゾール、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、トリエタノールアミン塩及び4−メチル−2−
メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩、5−クロル
−2−メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩を各々
の濃度に調整し、オートクレーブ中140℃で6時間品
圧下加熱して、水溶液中の沈殿物をミクロフィルターに
て濾過し、乾燥後秤量し、無添加の場合の沈殿附から沈
殿生成抑制率を算出した。なお、ここで言う添加濃度と
は水溶液に対する濃度であり、PHとはオートクレーブ
で加熱試験に供する試験液のPHである。
2−メルカプトベンゾチアゾール、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、トリエタノールアミン塩及び4−メチル−2−
メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩、5−クロル
−2−メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩を各々
の濃度に調整し、オートクレーブ中140℃で6時間品
圧下加熱して、水溶液中の沈殿物をミクロフィルターに
て濾過し、乾燥後秤量し、無添加の場合の沈殿附から沈
殿生成抑制率を算出した。なお、ここで言う添加濃度と
は水溶液に対する濃度であり、PHとはオートクレーブ
で加熱試験に供する試験液のPHである。
沈殿生成抑制率(%)
無添加の沈殿量り、y−)′−添加したものの沈殿童話
よって無添加の場合の沈殿生成抑制率を0%とする。公
知の安定剤である亜硫酸ナトリウム、抱水ビドラジン、
硫化ナトリウムを比較例とした。
よって無添加の場合の沈殿生成抑制率を0%とする。公
知の安定剤である亜硫酸ナトリウム、抱水ビドラジン、
硫化ナトリウムを比較例とした。
以上より2−メルカプトエタノールは、2−メルカプト
ベンゾチアゾール類の水溶性塩を安定化させることが判
明した。
ベンゾチアゾール類の水溶性塩を安定化させることが判
明した。
特許出願人
三新化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) 下記式で示される2−メルカ少トベンゾチアゾ
ール類の水溶性塩に、2−メルカプトエタノールを添加
することを特徴とする2−メルカプトベンゾチアゾール
類水溶性塩の安定化方法トロ基を表わし、 Mハ、 Na、 K、 Li、 HNR,R2H,。 また、R11R2,Rsとは、各々水素又は2−ヒドロ
キシエチル基を表わす。) (2、特許請求の範囲第一項において、2−メルカプト
エタノールの添加量が、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル順境に対して、01〜50重量パーセントであること
を特徴とする2−メルカプトベンゾチアゾール類水溶性
塩の安定化方法。 (3)特許請求の範囲第一項において、2−メルカプト
ベンゾデアゾール類水溶性塩をアルカリ条件にi?V3
て使用し、その上限PHが13であることを特徴とする
2−メルカプトベンゾチアゾール類水溶性塩の安定化方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400483A JPS6056971A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 2−メルカプトベンゾチアゾ−ル類水溶性塩の安定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16400483A JPS6056971A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 2−メルカプトベンゾチアゾ−ル類水溶性塩の安定化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056971A true JPS6056971A (ja) | 1985-04-02 |
Family
ID=15784927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16400483A Pending JPS6056971A (ja) | 1983-09-06 | 1983-09-06 | 2−メルカプトベンゾチアゾ−ル類水溶性塩の安定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056971A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57153109A (en) * | 1981-02-19 | 1982-09-21 | Stal Laval Turbin Ab | Combustion equipment for polluting solid fuel |
US7670498B2 (en) * | 2005-03-02 | 2010-03-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Coolant composition for fuel cell |
-
1983
- 1983-09-06 JP JP16400483A patent/JPS6056971A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57153109A (en) * | 1981-02-19 | 1982-09-21 | Stal Laval Turbin Ab | Combustion equipment for polluting solid fuel |
JPH0238852B2 (ja) * | 1981-02-19 | 1990-09-03 | Asea Stal Ab | |
US7670498B2 (en) * | 2005-03-02 | 2010-03-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Coolant composition for fuel cell |
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