JPS60556Y2 - 低温タンクにおけるポンプバレル架構 - Google Patents

低温タンクにおけるポンプバレル架構

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JPS60556Y2
JPS60556Y2 JP18963080U JP18963080U JPS60556Y2 JP S60556 Y2 JPS60556 Y2 JP S60556Y2 JP 18963080 U JP18963080 U JP 18963080U JP 18963080 U JP18963080 U JP 18963080U JP S60556 Y2 JPS60556 Y2 JP S60556Y2
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JP
Japan
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pump
support
pump barrel
barrel structure
cryogenic tank
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Application number
JP18963080U
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JPS57112198U (ja
Inventor
光男 野村
幸一 伊東
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は低温の液化天然ガス等を収容する低温タンク
におけるポンプバレル架構に関するものである。
一般に、この種の低温タンクにおいては、図示は省略す
るが3〜4本のポンプノズル(所謂液払い出し管)が取
付けられている。
そして、これらのポンプノズルは地震等に際して揺動し
、そのつけ根部に損傷を与えるのを防ぐために、サポー
トにより相互に連結されている。
この、サポートによる連結の方式としては固定方式、又
はスリーブ管を用いたスライド方式等があるが、低温タ
ンクにおいてはポンプノズル、及びサポート自体も熱収
縮の影響を受けるため、前記の各方式によってはバレル
自体に大きな、好ましくない力学的影響を及ぼす。
例えば複数本のポンプノズルを相互に固定しておき、特
定の一本のポンプノズルを使用したとすれば、このポン
プノズルのみ熱収縮の影響が強まり、バレル全体に歪を
与えるのである。
この考案は上記の状況にかんがみてなされたもので、こ
の考案の目的は熱収縮の影響を緩和でき、バレル自体が
常にバランスを保つことのできる、低温タンクにおける
ポンプバレル架構を提供することである。
この考案の構成を、図面について述べると、第1図〜第
5図において、複数のポンプノズル1に、夫々支持部2
を設け、該支持部2に夫々連結部材3を有する連結部4
を設け、又前記各支持部2に共通のサポート5を、前記
各連結部4に夫々上下方向及び横方向移動自在に、連結
せしめたことを特徴とする低温タンクにおけるポンプバ
レル架構である。
なお図中7はタンクの底部、8は頂壁、9は懸吊部、1
0はタンクの側壁、11はコンクリート層を示す。
12はサポート5に形成された長穴であり、この長穴1
2は、その上下方向A及び横方向Bとも、前記連結部材
3より長く、巾広に形成されている。
又13はサポート5に設けられたストッパーであり、連
結部4との間に間隙Sを隔てて設けられている。
14はリブであり、4aは前記連結部4と対をなす他の
連結部であり、共に支持部2に設けられている。
前記連結部材3は−例としてボルトナツトであり、連結
部4,4aを貫通して取付けられている。
そして、前記ポンプノズル1のうち特定の一本だけが使
用される場合、このポンプノズル1は、他のポンプノズ
ル1より一層熱収縮を起し、このポンプノズル1に設け
られた支持部2を上方に引上げるが、この場合サポート
5は、各支持部2の、連結部4に、上下動、及び横方向
移動自在に連結されているため、前記特定のポンプノズ
ル1の熱収縮は、このバレル架構に大きな歪を与えずに
すむ。
又サポート5自体の熱収縮に際しても、前記同様な理由
により、各ポンプノズル1、ひいてはバレル架構に大き
な歪を与えずにすむ。
なおこの場合、サポート5に設けたストッパーが、前記
長穴12と共に作用するようになっている。
このように、この考案は上記の如く構成されたことによ
り、ポンプノズル1の、又はサポート5等の、不均一な
熱収縮が起きても、ポンプバレル架構に大きな歪を起す
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は低温タ
ンクにおけるポンプバレル架構の概略図、第2図は第1
図の要部の詳細を示す拡大斜視図、第3図は第1図の■
−■線矢視図、第4図は第3図の詳細を示す部分拡大図
、第5図はサポートと連結部材の関係を示す部分図であ
る。 1・・・・・・ポンプノズル、2・・・・・・支持部、
3・・・・・・連結部材、4・・・・・・連結部、5・
・・・・・サポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のポンプノズル1に、夫々支持部2を設け、該支持
    部2に夫々連結部材3を有する連結部4を設け、又前記
    各支持部2に共通のサポート5を、前記各連結部4に夫
    々上下方向及び横方向移動自在に、連結せしめたことを
    特徴とする低温タンクにおけるポンプバレル架構。
JP18963080U 1980-12-27 1980-12-27 低温タンクにおけるポンプバレル架構 Expired JPS60556Y2 (ja)

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JPS57112198U JPS57112198U (ja) 1982-07-10
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FR3050009B1 (fr) * 2016-04-07 2018-04-27 Gaztransport Et Technigaz Cuve etanche et thermiquement isolante

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