JPS6055067B2 - N−置換α,ω−アミノ−及びイミノ−スルホン酸塩並びにその塩を有効成分として含有する陽イオン欠乏症治療剤 - Google Patents

N−置換α,ω−アミノ−及びイミノ−スルホン酸塩並びにその塩を有効成分として含有する陽イオン欠乏症治療剤

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JPS6055067B2
JPS6055067B2 JP58122258A JP12225883A JPS6055067B2 JP S6055067 B2 JPS6055067 B2 JP S6055067B2 JP 58122258 A JP58122258 A JP 58122258A JP 12225883 A JP12225883 A JP 12225883A JP S6055067 B2 JPS6055067 B2 JP S6055067B2
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Description

【発明の詳細な説明】 タウリン(2−アミノエタンスルホン酸)及びホモタウ
リン(3−アミノプロパンスルホン酸)は医薬において
経口投与ではほとんど活性を示さないα、ω−アミノス
ルホン酸の2つの例である。
N一置換によつて極性を変えたこれらの両性化合物の種
々の誘導体を製造することによつて、経口投与でα,ω
−アミノスルホン酸に対するより大きな活性を得ること
ができると考えられてきた。
これらの生成物の製法はスルホン酸の製造を許容しない
が、しかし逆にスルホン酸塩の製造を許容するものであ
る。
非常に驚くべきことに、ピリドキシルによつてN一置換
されたアミノ酸のアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩
の特別の性質がイミン中間体に関してその合成中に見い
出された。アミノ酸の性質を変える試みにおいて、製造
される塩のカチオンが本発明の課題と関連して特に高い
浸透という予期しない性質を有することが見い出された
。この性質は、治療学的に実際上有用な形のカチオンが
例えばマグネシウム塩についての場合のように低い活性
しか有しないために、特に望ましいものである。α,ω
−アミノー(又はイミノー)エタン(及びプo/ぐン)
−スルホン酸の塩のN−ピリドキシル置換誘導体に関し
て与えられた性質は特有のものである。
なせならこの性質は数多くの種々のN一置換誘導体中に
見い出されないからである。本発明の化合物の基に共通
であると同時に、それはそれらのカチオンのベクターと
してそれらの使用を許容し、そして本発明による種々の
化合物はさらに、それらの構造に依り、特に飽和されて
いるか否かにより、且つそれらのカチオンの性質により
各々の所望の特性を有するものである。本発明はその目
的として式 で示されるN−ピリドキシリデンーイミノーアルカンー
スルホン酸の塩、及び式で示されるN−ピリドキシルー
アミノーアルカンースルホン酸の塩(上記2つの式中、
nは2又は3,MはNa,K,Li,Rb,Csから選
ばれるアルカリ金属、又はCa,Mg,Ba,Sr等か
ら選ばれるアルカリ土類金属である。
)、及びそれらの薬剤としての用途を有する。例として
、N−ピリドキシリデン及びN−ピリドキシル置換基を
有する2−アミノエタンー及び3−アミノプロパンスル
ホン酸のナトリウム、力目Jウム、カルシウム及びマグ
ネシウム塩の製造を記載する。
本発明のイミノ化合物のアルカリ金属塩、又はシッフ塩
基はアルコール媒体中で塩基の存在下にピリドキサル塩
基をα,ω−アミノスルホン酸の塩と反応させることに
よつて製造してもよい。
該イミノ誘導体は次いでアルカリ金属ポロハイドライド
を用いて相当するアミノ化合物に還元される。例1 β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)エタンスルホン酸
ナトリウム水20c!iとタウリン25g(イ).2モ
ル)をソーダKg(イ).2モル)に攪拌しながら添加
する。
次いで、得られた溶液に無水エタノール300a1を添
加する。混合物を60Cに加熱し、細かく粉砕したピリ
ドキサル塩基33.4g(4).2モル)を添加する。
混合物を60℃で3紛間加熱し、次いで温度を20℃に
する。黄色沈殿を乾燥し、無水エタノール200c!1
1で洗浄し、60℃の通風オープン中て乾燥し、生成物
55gを得る。収率部%。分析 絋〉2500C 水に可溶 アセトン及びアルコールに不溶 例2 β一(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチルアミノ)エタソ1ル士ソ胎+
Klr&71をメタノール150c!lに添加する。
温度を20℃に維持しながら、ナトリウムボロハイドラ
イド1.8g(イ).05モル)を少しずつ攪拌しなが
ら添加する。ボロ時間攪拌し、不溶物質を枦去し、枦液
を乾燥まで濃縮する。
生成物約30gが得られ、これを2容量のメタノール中
で再結晶する。枦過後、白色結晶25g(84%)が得
られる。分析 融点〉250℃ 水に可溶 メタノールにわずかに可溶 アセトンに不溶 例3 β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)エタンスルホン酸
カリウム水10d及びタウリン12.5g(0.1モル
)を炭酸カリ5.6g(イ).1モル)に攪拌しながら
添加する。
次いで、得られた溶液に無水エタノール150a1を添
加する。混合物を60℃に加熱し、細かく粉砕したピリ
ドキサル塩基16.7g(0.1モル)を添加する。混
合物を60℃て3紛間加熱し、次いで温度を20℃に下
げる。黄色沈殿を乾燥し、無水エタノール100cI1
て洗浄し、60℃の通風オープン中で乾燥し、生成物2
7.7gを得る、収率89%。分析融点〉250℃ 水に可溶 アセトンに不溶 例4 β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチルアミノ)エタンスルホン酸カ
リウム例3の細かく粉砕した生成物32g(0.1モル
)をメタノール150a1に添加する。
温度を20℃に保ちながら、カリウムボロハイドライド
2.7g(0.05モル)を少しずつ添加する。ボロハ
イドライドを入れ終つた後、混合物を20℃で1時間攪
拌し、不溶物質を枦去し、枦液を乾燥まで濃縮する。生
成物約31gが得られ、これを2容量のメタノールから
再結晶する。枦過後、白色結晶27g(86%)が得ら
れる。分析 融点〉250℃ 水に可溶 アセトンに不溶 例5 γ−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)プロパンスルホン
酸ナトリウムホモタウリン13.9g(イ).1モル)
を水10cI1中NaOH4g(0.1モル)の溶液に
添加する。
完全に溶解するまて攪拌を続け、無水エタノール150
c11を添加し、混合物を60℃に加熱して溶解を生じ
させ、細かく粉砕したピリドキサル塩基16.7g(0
.1モル)を一度に添加する。溶解のあとで沈殿がある
。混合物を60℃でさらに3紛間攪拌し、20℃に冷却
し、5℃に乾燥する。生成物を無水エタノール中で再び
スラリー化し、乾燥し、次いで60℃で減圧下にオープ
ン乾燥する。黄色結晶25.5g(収゜率82%)が得
られる。分析 水に可溶 アセトン及びエタノールに不溶 例6 γ−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルj−2−
メチルー4−ピリジルメチルアミノ)プロパンスルホン
酸ナトリウム例5の細かく粉砕した生成物31g(0.
1モル)をメタノール150c111に添加する。
温度を20℃に保持しながら、ナトリウムボロハイドラ
イド1.8g(4).05モル)を少しずつ攪拌しなが
ら添加する。ボロハイドライドを入れ終つた後、混合物
を20すCで1時間攪拌し、不溶物質を?去し、炉液を
乾燥まで濃縮する。生成物約31?≦得られ、これを2
容量のメタノールから再結晶する。洒過後、白色結晶2
8g(91%)が得られる。分析 水に可溶 アセトンに不溶 例7 γ−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)プロパンスルホン
酸カリウムホモタウリン13.9g(0.1モル)を水
10a1中炭酸カリ6.16g(イ).11モル)に攪
拌しながら添加する。
次いで無水エタノール150cT1を添加すると溶解は
完全になる。混合物を60℃に加熱し、細かく粉砕した
ピリドキサル塩基16.7g(0.1モル)を一度に添
加する。それは溶解する。混合物を60′Cに3紛間保
つ。壁をこするか種晶を添加することにより結晶が生じ
る。生成物を5℃で乾燥し、無水エタノールで再びスラ
リー化し、60℃で減圧下にオープン乾燥する。吸湿性
の黄色結晶27.3g(収率83.7%)が得られる。
分析 水に可溶 アセトンに不溶 例8 γ一(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチルアミノ)プロパンスルホン酸
カリウム例7の細かく粉砕した生成物32.6g(イ)
.1モル)をメタノール150c71に添加する。
温度を2(代)に保ちながら、カリウムボロハイドライ
ド2.7g(0.05モル)を少しずつ攪拌しながら添
加する。ボal〜イドライドを入れ終つた後、混合物を
200Cで1時間攪拌し、不溶物質を淵去し、乾燥まで
濃縮する。生成物約33g75く得られ、これを2容量
のメタノールから再結晶する。沖過後、白色結晶29.
5g(90%)が得られる。分析 水に可溶 アセトンに不溶 ナトリウム及びカリウム塩について記載した方法と同様
の方法により、Li,Rb,Csのような他のアルカリ
金属の塩を製造することができる。
例9β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2
−メチルー4−ピリジルメチレンイミノ)エタンスルホ
ン酸リチウムタウリン12.5g(0.1モル)を水1
0cr1中LiOH4.2g(4).1モル)に添加す
る。
混合物を60℃に加熱して溶解を生じさせ、無水エタノ
ール150dを添加する。混合物を60℃に保ち、細か
く粉砕したピリドキサル塩基16.7g(0.1モル)
を添加する。60℃で3紛間加熱した後、混合物を20
℃に冷却し、次いで0℃に冷却する。
黄色沈殿を素早く乾燥し、エタノール100a1で洗浄
する。次いで、これを60℃でオープン乾燥する。23
.8gが得られる(収率85%)。
分析 融点〉250℃ 水に可溶 アセトンに不溶 同様の方法により、250℃より高い融点を有するγ−
(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メチル
ー4−ピリジルメチレンイミノ)プロパンスルホン酸リ
チウムが得られる。
これは水に可溶でアセトンに不溶である。例10 β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチルアミノ)エタンスルホン酸リ
チウム例9の細かく粉砕した生成物28g(イ).1モ
ル)をメタノール150a1に添加する。
温度を20℃に維持しながら、リチウムボロハイドライ
ド1.1g(0.05モル)を少しずつ攪拌しながら添
加する。不溶物質を戸去し、p液を乾燥まで濃縮する。
生成物約28gが得られ、これを2容量のメタノールか
ら再結晶する。p過後、白色結晶27g(96%)が得
られる。分析 水に可溶 アセトンに不溶 同様の方法により、γ一(3−ヒドロキシー5ーヒドロ
キシメチルー2−メチルー4−ピリジルメチルアミノ)
プロパンスルホン酸リチウムが得られる。
これは水に可溶で、アセトンに不溶である。上で製造し
たイミノ化合物のアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩
と、アルカリ土類金属塩、例えばアルカリ土類金属塩化
物との間の交換によりまずイミノ化合物のアルカリ土類
金属塩を形成させる。
次いで、そのイミノ化合物を相当するアミノ化合物に還
元する。例11 β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)エタンスルホン酸
カルシウム例1の化合物26g(4).0878モル)
を水50c11に溶かす。
水30c!!l中無水塩化カルシウム6.kg(4).
0439モル)の溶液を全部一緒に添加する。混合物を
30分間攪拌し、戸紙でろ過する。戸液を乾燥するまで
濃縮する。赤色固体が得られ、これをメタノール100
c!lに溶かす。塩化ナトリウムを戸去し、戸液を乾燥
まで濃縮し、次いで減圧下でオープン乾燥する。オレン
ジ色の生成物25g(97%)が得られる。分析 融点〉250℃ オレンジ色の無定形結晶 水に可溶 アセトンに不溶 例12 γ一(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)プロパンスルホン
酸カルシウム水20c!l中無水塩化カルシウム3.7
g(0.025モル)の溶液を水30c!l中例5のナ
トリウム塩15.5g(4).05モル)の溶液に添加
する。
混合物を1紛間攪拌し、わずかな濁りを戸去する。戸液
を乾燥するまで濃縮し、次いで、沸騰しているメタノー
ル100c!l中に導入する。塩化ナトリウムを淵去し
、戸液を乾燥するまで濃縮する。オレンジ色の塩15.
3g(収率100%)が得られる。分析 水に可溶 アセトンに不溶 メタノールに可溶 C22H3OrSJ4s2OlOca=614.32例
13β−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2
−メチルー4−ピリジルメチレンイミノ)エタンスルホ
ン酸マグネシウム例1のナトリウム塩29.6g(4)
.1モル)をメタノール180c!lに懸濁する。
次いでメタノール2圓中水和塩化マグネシウム10.2
g(イ).05モル)の溶液を添加する。ほとんど完全
に溶解し、次いで塩化ナトリウムが沈殿する。混合物を
30分間攪拌し、枦過する。戸液を乾燥まで濃縮し、減
圧下て乾燥する。固体を沸騰しているメタノール100
c11に導入し、加熱乾燥する。次いで減圧下80Cで
オープン乾燥する。オレンジ色の無定形生成?>7g(
95%)が得られる。分析水に可溶 メタノール及びアセトンに不溶 ′J)口,ヨE.)U′υ 例14 γ−(3−ヒドロキシー5−ヒドロキシメチルー2−メ
チルー4−ピリジルメチレンイミノ)プロパンスルホン
酸マグネシウム例5のナトリウム塩31g(0.1モル
)をメタノール180c!lに懸濁する。
次いでメタノール2圓中塩化マグネシウム水和物10.
2g(0.05モル)の溶液を添加する。ほとんど完全
に溶解し、塩化ナトリウムが沈殿する。混合物を3紛間
攪拌し、泊過する。戸液を乾燥まで濃縮し、減圧下で乾
燥する。固体を沸騰しているメタノール10c7j中に
導入し、加熱により乾燥する。次いで減圧下80Cでオ
ープン乾燥する。オレンジ色の無定形生成牡(2)婉(
97%)が得られる。分析 水に可溶 メタノール及びアセトンに不溶 Ca及びMg塩について記載された方法と同様の方法に
より、Sr,Ba等のような他のアルカリ土類金属の塩
を製造することができる。
カチオンベクター特性の立証 この調査は、驚くべきことに各カチオンについての後記
B/P比が明らかに好ましい、すなわち相当する参照塩
についてのB/P比よりも著しく低いことを示すために
、アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩の経口毒性(胃
挿管法によるLD5O=B)と非経口毒性(腹腔内LD
5。
=P)との比(B/P)を参照塩(相当するアルカリ金
属又はアルカリ土類金属塩化物)のB/P比と比較する
ものである。マグネシウム塩 この調査はスイスI,O,P,Sマウスを用いて雌雄2
0匹の群で行われる。
MmOl/K9で表わされる参照塩MgCl2について
のB/P比は19.2/9.4j=2.04である。本
発明のMg塩は、すなわち例13及び14のMg塩につ
いては、B/P比は参照塩に関してかなり、そして相当
顕著に減少する(Pく0.01分析により可変)、すな
わちそれぞれ3.3/2.8=1.17及び4.1/3
.3=1.24である。対照してみると、これらの結果
は互いに著しく異なつている訳ではない。本発明の狗塩
はしたがつて、この試験により経口及び腸管外投与の両
方で有効であり、このことはマグネシウム塩については
全く例外的なことである。
スプレイグードウリー(Sprague−Dawley
)1,0,P,S.ラットに対して、塩化マグネシウム
についてのB/P比が39.3/4.4=&89より大
きいという同様の観察を行うことによつて、このような
知見は特定の動作には適合しないことが確認された。
例13及び14のそれぞれの化合物について、その比は
著しく(P〈0.001)3.3/2.2=1.5及び
4.2/2.4=1.66に減少する。このことは再び
、この試験により、本発明のMg塩の例外的な有効性を
立証しており、他方2つの化合物(イミノ及びアミノ)
についての比は前記2種類の動物において互いに著しく
異なるものではない。カルシウム塩 同様の知見がカリウム塩について得られた。
スイスI,O,P,Sマウスにおいて塩化カリウム(参
照塩)についての比は107.3/14.8=7.25
よりも大きい。この比は例3及び7のイミノ化合物につ
いてはそれぞれ7.0/3.9=1.79及び7.0/
4.0=1.75に減少し、例4及び8の化合物につい
てはその比はそれぞれ15.7/13.0=1.20及
び17.0/14.2=1.19に減少する。再び、B
/P比のかなり著しい減少(pく0.001)であり、
このことは該化合物の有効性を立証している。さらに、
アミノ化合物はーイミノ化合物も同様に一子期しないベ
クター特性を有することも注目すべきである。上記例の
4つの化合物、すなわちイミノ及びアミノ化合物につい
ての前記の比は互いに著しく異なつている訳ではない。
ナトリウム塩 参照塩、塩化ナトリウムについての比が 205.4/61.2=3.36より大きい一方、例1
のイミノ化合物についてはそれぞれ57.0/3.0=
2.33及び6.7/4.4=1.52であり、そして
例2及び6のアミノ化合物については正確に確かめられ
た訳ではないが、しかし確かに1より大きく、それぞれ
20.1/20.1=1及び19.2/13=1.43
より大きい。
再び、イミノ及び相当するアミノ化合物は同様のカチオ
ンベクター特性を有している。本発明の化合物の高度の
細胞浸透はその有利なり/P比からだけでは明らかでは
ない。
この特性は薬理学的活性試験の結果から同様に明らかと
なる。例として、該化合物は一方でマカラム (Macallum)等のCar.Chem.PrOc
essIndustries26(1942)569記
載の試験(これはウサギにおけるスルホンによるインシ
ュリンの相乗作用を調べたものである。
)により試験され、他方でフアリエロ(Fariell
O)等のNeurOlOgy3O(1980)386(
この中で著者はホモタウリンがラットに体系的に投与さ
れたカイニン酸の神経毒又はけいれん活性に拮抗するこ
とを示している。)記載の方法により試験される。第1
の試験により、タウリン及びホモタウリン(これは静脈
内投与では有効である。
)が経口投与では有効ではないけれども、経口的に投与
された本発明の化合物はインシュリンの静脈内、非けい
れん用量の低血糖活性を強化することが判つた。第2の
試験において、経口的に投与されたタウリン及びホモタ
ウリンはカイニン酸の神経毒効果を著しく減少させるこ
とはない(ぬれた犬が震えるような症状が観察される。
)が、経口的に投与された本発明の化合物は活性をはつ
きりと示す。これらの試験、すなわち1つは代謝的、他
は神経学的な試験の後、本発明の化合物は経口的に著し
く有効であることが判り、他方タウリン、ホモタウリン
、ビタミンB6及び本発明の塩に相当するカチオン参照
塩は経口的には不活性であることが判る。本発明の範囲
のイミノ及びアミノ両方の化合物、マグネシウム、カル
シウム、リチウム、カリウム及びナトリウムの塩はすべ
て口腔的に例外的な有効性を示し、最良の場合における
非経口投与経由によるものとほぼ同等であり、且つ良好
な中の最小の場合における非経口投与経由によるものの
113の有効性を示す。
それにもかかわらず、この有効性はすべての場合におい
て相当する参照カチオンの塩、すなわち相当する塩化物
の有効性よりも著しく大きい。治療学的な適用法 カチオンベクター特性は、通常の治療では治りにくい、
イオンの損失があるすべての場合において、それぞれの
カチオンの浸透を起こさせるために使用することができ
る。
本発明のナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム
及びマグネシウム塩は、通常の治療では治りにくい場合
に、相当するカチオンの損失を軽減するために使用する
ことができる。特にマグネシウムの損失はしばしばマグ
ネソセラピイ(MagIleSOtheraPy)に反
応しない。従来の治療ではマグネシウム塩はわずかしか
吸収されず、かつ細胞壁をわすかしか浸透しない。細胞
内損失の証拠として用いられる赤血球中のマグネシウム
の損失はしばしばマグネシウムの再チャージに抵抗する
のである。そこで、マグネシウム欠乏においては、スプ
レイグードウレイ(Sprague−Dawley)I
,O,P,Sラットにおけるわずか25ppmのマグネ
シウム治療法に関して、経口投与によるマグネシウムの
再チャージの実施における例13及び14の塩の有効性
がこれらの2つの塩について種々の方法で示された。
例えば、マウスに関する欠乏ラットの減少した攻撃性(
殺マウス活性の減少)を示すことができるが、しかし予
測できないことに、種々の投薬量(強:40Tn9マグ
ネシウム/K9/眠中程度:20m9マグネシウム/K
g/日、弱:5m9マグネシウム/Kg/日)を用いて
、プラズママグネシウムの減少に対して赤血球マグネシ
ウムの減少を調整ないしは補正する基本的な効果を示す
ことができる。このことは赤い小球膜を横切る本発明の
マグネシウム塩の選択的な浸透によつては説明すること
ができない。上記の補正は最初の日に観察することがで
き、過度の補正は第3E1&こ観察することがてきる(
それぞれ例13の化合物については79.2mg及び例
14の化合物については75.8m9)。欠乏動物は4
0m9のレベル、対照動物は60m9のレベルを有する
。対照として、先に試験した用量では、実験的に亜急性
の欠乏症におけるプラズママグネシウムの減少は該化合
物の投与の第3日以前には決して生じない。
これらの遅延は参照マグネシウム塩(塩化マグネシウム
)について観察された遅延よりも常に短い。他の特性 本発明の化合物の体系的なりチオンベクター特性はこれ
らの化合物の他の特別の治療用途を排除するものではな
い。
ある種の特性はアニオンの構造、特に飽和されているか
否かによつて、且つカチオンの性質によつてかなり変動
し得る。例えば、本発明の化合物の範囲の中で唯1つだ
け、すなわち例8の化合物がタウリンの活性と同様の活
性を有するが、しかしかなりの相乗作用、すなわちフラ
ンシズ(Frarlces)等のPrOg.Neur′
0psych0pharmac01.1(1977)2
27−230記載の試験において17倍以上の活性を有
することを見い出すことができる。
その結果を次表に示す。本発明の化合物の水溶性が皮下
、筋肉及び静脈内経由のために作られたアンプルの形で
非経口投与を許容するとしても、好ましい投与形態は経
口投与であり、いずれのガレン形、すなわち圧縮錠剤、
被覆された丸剤、顆粒、溶液、シロツプ等を使用するこ
とができる。坐剤、及び高い細胞浸透を有するこれらの
生成物の局所投与のための形状、例えば点眼薬、鼻又は
耳の滴剤(DrOps)、軟膏等も排除されない。ガレ
ン製剤の例によつて、例13の化合物250m9を含有
するゼラチン被覆丸剤、例12の化合物200W!9を
含有する5m1の飲めるアンプル、及び例8の化合物の
10%水溶液を作るために、通常のゲラン方法を使用し
てもよい。
これらの種々の組成物の単位用量は10〜1000m9
であつてよい。治療への使用例患者A(年令3′77,
女性)はマグネシウム欠乏により潜状テタニーに襲われ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 I 又は式II ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II)(式中、nは2又は3で
    あり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属である。 )で示される塩。2 式 I 中のnが2であり、MがN
    a、K、Li、Ca、Mgから選択される特許請求の範
    囲第1項に記載の塩。 3 式 I 中のnが3であり、MがNa、K、Li、C
    a、Mgから選択される特許請求の範囲第1項に記載の
    塩。 4 式II中のnが2であり、MがNa、K、Liから選
    択される特許請求の範囲第1項に記載の塩。 5 式 I 又は式II ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼(II)(式中、nは2又は3で
    あり、Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属である。 )で示される塩を有効成分として含有するカチオン欠乏
    症治療剤。6 経口、局所又は非経口投与用である特許
    請求の範囲第5項に記載のカチオン欠乏症治療剤。
JP58122258A 1982-07-05 1983-07-05 N−置換α,ω−アミノ−及びイミノ−スルホン酸塩並びにその塩を有効成分として含有する陽イオン欠乏症治療剤 Expired JPS6055067B2 (ja)

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FR8211768 1982-07-05

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