JPS6055035B2 - 時計の始動装置 - Google Patents
時計の始動装置Info
- Publication number
- JPS6055035B2 JPS6055035B2 JP13810376A JP13810376A JPS6055035B2 JP S6055035 B2 JPS6055035 B2 JP S6055035B2 JP 13810376 A JP13810376 A JP 13810376A JP 13810376 A JP13810376 A JP 13810376A JP S6055035 B2 JPS6055035 B2 JP S6055035B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pawl
- starting device
- wheel
- speed rotating
- start pawl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は時計の始動装置に関するものである。
自起動性をもたない同期モータを駆動源に用いた時計の
始動装置として、本願特許出願人は、「スタートレバー
とそれに連動するスタート爪を設け、スタートレバーの
動作により時計の輪列の高速回転歯車を回転付勢すると
ともにスタート爪で時計の輪列の低速回転歯車を回転付
勢してロータに同期回転速度付近の回転を付与すること
を特−徴とする時計の始動装置」を提案した。
始動装置として、本願特許出願人は、「スタートレバー
とそれに連動するスタート爪を設け、スタートレバーの
動作により時計の輪列の高速回転歯車を回転付勢すると
ともにスタート爪で時計の輪列の低速回転歯車を回転付
勢してロータに同期回転速度付近の回転を付与すること
を特−徴とする時計の始動装置」を提案した。
ところが、この装置は、スタート爪と低速回転歯車との
係合解除時点を考慮していなかつたので、歯車列のバッ
クラッシュにより始動が円滑に行なわれないという問題
があつた。
係合解除時点を考慮していなかつたので、歯車列のバッ
クラッシュにより始動が円滑に行なわれないという問題
があつた。
したがつて、この発明の目的は、始動を円滑に行なうこ
とができる時計の始動装置を提供することである。
とができる時計の始動装置を提供することである。
この発明の一実施例を第１図に示す。
図において、１はスタートレバー、２はスタート爪、３
はねじりコイルばねからなるスタートばね、４はコイル
、５はロータ、６は１番カナ、７は２番車、８は３番車
、９は４番車、１０は秒針車である。’第１図の状態か
らスタートレバー１を図示の右方向へ操作すると、第２
図に示すように２番車７が時計方向に蹴られて回転付勢
され、スタートばね３により付勢されたスタート爪２が
スタートレバー１に連動して反時計方向に回動し、４番
車９を時計方向に蹴つて回転付勢する。このようにして
ロータ５が回転し同期回転状態に入ると、スタートばね
３の紙面に垂直方向の付勢力によりスタート爪２と４番
車９との係合が外れる。より詳しく述べると、第３図に
示すようにスタートばね３がＦ、、Ｆ。の力でスタート
爪２に作用し、Ｆ１がｏになつたときＦ。がスタート爪
２と４番車９との係合を解除する。その結果、ロータ５
は第４図に示すように直線時間はスタートレバー１によ
り回転付勢され、曲線ＡＢ間はスタート爪２により回転
付勢され、Ｂ点においてスタート爪２の係合が外れてそ
のまま円滑に同期回転に移行する。以上のように、この
発明の時計の始動装置は、スタートばねで付勢するスタ
ート爪をスタートレバーに連動させ、スタートレバーで
高速回転歯車を回転付勢するとともにスタート爪で低速
回転歯車。を回転付勢するようにし、同期モータが同期
回転状態になつたときスタート爪と低速回転歯車との係
合をスタートばねの付勢により解除するように構成して
いるため、駆動側と従動側が連続的に入れかわり、時計
を円滑に始動させることができる。
はねじりコイルばねからなるスタートばね、４はコイル
、５はロータ、６は１番カナ、７は２番車、８は３番車
、９は４番車、１０は秒針車である。’第１図の状態か
らスタートレバー１を図示の右方向へ操作すると、第２
図に示すように２番車７が時計方向に蹴られて回転付勢
され、スタートばね３により付勢されたスタート爪２が
スタートレバー１に連動して反時計方向に回動し、４番
車９を時計方向に蹴つて回転付勢する。このようにして
ロータ５が回転し同期回転状態に入ると、スタートばね
３の紙面に垂直方向の付勢力によりスタート爪２と４番
車９との係合が外れる。より詳しく述べると、第３図に
示すようにスタートばね３がＦ、、Ｆ。の力でスタート
爪２に作用し、Ｆ１がｏになつたときＦ。がスタート爪
２と４番車９との係合を解除する。その結果、ロータ５
は第４図に示すように直線時間はスタートレバー１によ
り回転付勢され、曲線ＡＢ間はスタート爪２により回転
付勢され、Ｂ点においてスタート爪２の係合が外れてそ
のまま円滑に同期回転に移行する。以上のように、この
発明の時計の始動装置は、スタートばねで付勢するスタ
ート爪をスタートレバーに連動させ、スタートレバーで
高速回転歯車を回転付勢するとともにスタート爪で低速
回転歯車。を回転付勢するようにし、同期モータが同期
回転状態になつたときスタート爪と低速回転歯車との係
合をスタートばねの付勢により解除するように構成して
いるため、駆動側と従動側が連続的に入れかわり、時計
を円滑に始動させることができる。
第１図はこの発明の一実施例の構成図、第２図はその始
動状態図、第３図は同じく要部拡大斜視図、第４図は同
じく動作説明図である。 １・・・・・・スタートレバー、２・・・・・・スター
ト爪、３・・・・・・スタートばね、５・・・・・・ロ
ータ、７・・・・・・２番車、９・・・・・・４番車。
動状態図、第３図は同じく要部拡大斜視図、第４図は同
じく動作説明図である。 １・・・・・・スタートレバー、２・・・・・・スター
ト爪、３・・・・・・スタートばね、５・・・・・・ロ
ータ、７・・・・・・２番車、９・・・・・・４番車。
Claims (1)
- １ 同期モータおよび輪列を有する時計の始動装置であ
つて、回動自在かつ回転軸心方向移動自在に設けられて
回動により前記輪列のうちの低速回転歯車を蹴るスター
ト爪と、進退自在に設けられて前進により前記輪列のう
ちの高速回転歯車を蹴りかつ後退により前記スタート爪
に係合してこのスタート爪の蹴り方向の回動を阻止する
スタートレバーと、前記スタート爪に一端が結合されて
このスタート爪をねじれ復元力により蹴り方向に回動付
勢しかつねじれ復元に伴う軸方向の伸びにより前記スタ
ート爪を前記低速回転歯車と噛み合わない位置まで回動
軸心方向に移動させるねじりコイルばねとを備えたこと
を特徴とする時計の始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13810376A JPS6055035B2 (ja) | 1976-11-15 | 1976-11-15 | 時計の始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13810376A JPS6055035B2 (ja) | 1976-11-15 | 1976-11-15 | 時計の始動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5362573A JPS5362573A (en) | 1978-06-05 |
| JPS6055035B2 true JPS6055035B2 (ja) | 1985-12-03 |
Family
ID=15214010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13810376A Expired JPS6055035B2 (ja) | 1976-11-15 | 1976-11-15 | 時計の始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055035B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000054113A1 (fr) * | 1999-03-08 | 2000-09-14 | Seiko Epson Corporation | Dispositif d'enclenchement pour convertisseur electromagnetique, et dispositif horloge |
-
1976
- 1976-11-15 JP JP13810376A patent/JPS6055035B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5362573A (en) | 1978-06-05 |
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