JPS605367B2 - ピストン変位検出装置 - Google Patents
ピストン変位検出装置Info
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- JPS605367B2 JPS605367B2 JP7004979A JP7004979A JPS605367B2 JP S605367 B2 JPS605367 B2 JP S605367B2 JP 7004979 A JP7004979 A JP 7004979A JP 7004979 A JP7004979 A JP 7004979A JP S605367 B2 JPS605367 B2 JP S605367B2
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- rod
- displacement
- detection device
- cylinder
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/10—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll-gap, e.g. pass indicators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
- B21B13/147—Cluster mills, e.g. Sendzimir mills, Rohn mills, i.e. each work roll being supported by two rolls only arranged symmetrically with respect to the plane passing through the working rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/16—Adjusting or positioning rolls
- B21B31/20—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
- B21B31/32—Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis by liquid pressure, e.g. hydromechanical adjusting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピストン変位検出装置に関し、特に、多段圧延
機のロール圧下シリンダのピストンまたはピストンロッ
ドのように精密な変位検出を要求される個所で使用する
のに通したピストン変位検出装置を提供するものである
。
機のロール圧下シリンダのピストンまたはピストンロッ
ドのように精密な変位検出を要求される個所で使用する
のに通したピストン変位検出装置を提供するものである
。
先ず、第１図および第２図を参照して、従来のピストン
変位検出装置について説明する。
変位検出装置について説明する。
第１図は回転式のピストン変位検出装置を備えた多段圧
延機のロール位置制御系を示す図である。
延機のロール位置制御系を示す図である。
第１図において、多段圧延機はミルハゥジング１２内に
軸承された一対の作業ロール１４，１４および該作業ロ
ールをバックアップするよう多段に配列された複数個の
補強ロール１６を備えている。
軸承された一対の作業ロール１４，１４および該作業ロ
ールをバックアップするよう多段に配列された複数個の
補強ロール１６を備えている。
補強ロール１６の背後にはこれに接するパッキングベア
リング１８が配置されている。該パッキングベアリング
は、補強ロールの操作側（第１図の手前側）および駆動
側（第１図の向う側）に一対ずつ計４個設けられ、操作
側のものと駆動側のものとはそれぞれ同調軸２０，２川
こよって一体回転するよう結合されている。操作側およ
び駆動側において、一対のパッキングベアリング１８，
１８の内側に歯型が形成され、その間を上下方向に延在
するセクタギャ２２の両側に形成された歯型と噛合って
いる。
リング１８が配置されている。該パッキングベアリング
は、補強ロールの操作側（第１図の手前側）および駆動
側（第１図の向う側）に一対ずつ計４個設けられ、操作
側のものと駆動側のものとはそれぞれ同調軸２０，２川
こよって一体回転するよう結合されている。操作側およ
び駆動側において、一対のパッキングベアリング１８，
１８の内側に歯型が形成され、その間を上下方向に延在
するセクタギャ２２の両側に形成された歯型と噛合って
いる。
操作側および駆動側のそれぞれに前記ミルハウジングに
適当なサポート（図示せず）を介して固定された油圧作
動のシリンダ。ピストン装置２４が設けられ、そのピス
トン２６から下方へ突出したピストンロッド２８の下端
に前記セクタギャ２２が連結されている。各パッキング
ベアリング１８の周面には偏心カム面が形成されており
、シリンダ・ピストン装置２４を作動してセクタギャ２
２を矢印の如く上方へ移動させるとき各パッキングベア
リング１８を矢印の方向に回動させ、該橘Ｄカム面によ
って補強ロール１６および作業ロール１４を矢印方向に
圧下させるようになっている。
適当なサポート（図示せず）を介して固定された油圧作
動のシリンダ。ピストン装置２４が設けられ、そのピス
トン２６から下方へ突出したピストンロッド２８の下端
に前記セクタギャ２２が連結されている。各パッキング
ベアリング１８の周面には偏心カム面が形成されており
、シリンダ・ピストン装置２４を作動してセクタギャ２
２を矢印の如く上方へ移動させるとき各パッキングベア
リング１８を矢印の方向に回動させ、該橘Ｄカム面によ
って補強ロール１６および作業ロール１４を矢印方向に
圧下させるようになっている。
このロール圧下操作すなわちロール閉動作は、流量制御
弁３０により、油圧源へ接続された配管３２からの油圧
を配管３４を通して両側のシリンダ。ピストン装置のピ
ストン２６の下側へ供給するとともに、両側のピストン
・シリンダ装置のピストン上方の油室を配管３６および
３８を通してタンクへ蓮通させることによって行なわれ
る。配管３４および３６には開閉弁４０が適宜設けられ
ている。前記流量制御弁３０は流量設定器からの指令信
号×および回転式のピストン変位検出装置４２からフィ
ードバックされるピストン変位検出信号Ｙによって作動
し、前記ピストン２６の位置すなわち圧延ロールの圧下
位層を制御する。
弁３０により、油圧源へ接続された配管３２からの油圧
を配管３４を通して両側のシリンダ。ピストン装置のピ
ストン２６の下側へ供給するとともに、両側のピストン
・シリンダ装置のピストン上方の油室を配管３６および
３８を通してタンクへ蓮通させることによって行なわれ
る。配管３４および３６には開閉弁４０が適宜設けられ
ている。前記流量制御弁３０は流量設定器からの指令信
号×および回転式のピストン変位検出装置４２からフィ
ードバックされるピストン変位検出信号Ｙによって作動
し、前記ピストン２６の位置すなわち圧延ロールの圧下
位層を制御する。
すなわち、ピストン変位検出信号Ｙの値と指令信号Ｘの
値が等しくなったところで、流量制御弁３０への入力が
なくなり、ピストン２６を停止させるといういわゆる位
置サーボ系が構成されている。図示の例では、操作側の
シリンダ・ピストン装置２４のみが位置サーボ系を構成
しているが、これは同調軸２０，２川こより両側が同期
して動作するためである。しかして、従来の回転式のピ
ストン変位検出装置４２は、ピストンロッド２８に設け
た検出ラック４４、該ラックに噛合う検出ピニオン４６
、および該ピニオンの軸に連結されその回転変位を電気
的信号に変換する回転位置検出器４８で構成されていた
。
値が等しくなったところで、流量制御弁３０への入力が
なくなり、ピストン２６を停止させるといういわゆる位
置サーボ系が構成されている。図示の例では、操作側の
シリンダ・ピストン装置２４のみが位置サーボ系を構成
しているが、これは同調軸２０，２川こより両側が同期
して動作するためである。しかして、従来の回転式のピ
ストン変位検出装置４２は、ピストンロッド２８に設け
た検出ラック４４、該ラックに噛合う検出ピニオン４６
、および該ピニオンの軸に連結されその回転変位を電気
的信号に変換する回転位置検出器４８で構成されていた
。
なお、参照番号５川ま他側のピストンロッド‘こ連結さ
れたピストン位置表示器を示す。従来の回転式のピスト
ン変位検出装置４２は、前述のような構造を有するもの
であったため、険出ラック４４および検出ピニオン４６
の噛合い部や回転伝達部等の遊びや榛みが位置検出を不
正確にし、検出誤差が大きいという欠点があった。また
、遊びや操みを取るための機構を設けると、ピストン２
６の長ストローク動作や高速動作に追従不可能になると
いう問題があった。さらに、外部負荷によりピストンロ
ッド２８に曲がり等の変形が生じ、このための検出誤差
が大きいという欠点もあった。
れたピストン位置表示器を示す。従来の回転式のピスト
ン変位検出装置４２は、前述のような構造を有するもの
であったため、険出ラック４４および検出ピニオン４６
の噛合い部や回転伝達部等の遊びや榛みが位置検出を不
正確にし、検出誤差が大きいという欠点があった。また
、遊びや操みを取るための機構を設けると、ピストン２
６の長ストローク動作や高速動作に追従不可能になると
いう問題があった。さらに、外部負荷によりピストンロ
ッド２８に曲がり等の変形が生じ、このための検出誤差
が大きいという欠点もあった。
第２図は従来の直勤式のピストン変位検出装置の構造を
示す図であり、この図も部分的ではあるが第１図と同様
の多段圧延機のロール位置制御に使用する場合を示して
いる。
示す図であり、この図も部分的ではあるが第１図と同様
の多段圧延機のロール位置制御に使用する場合を示して
いる。
第２図中の参照番号で第１図中のものと同一の番号はそ
れぞれ同一または対応部分を表示している。
れぞれ同一または対応部分を表示している。
第２図において、ミルハゥジング１２に支持金具２３を
介して流体圧作動（油圧作動）のシリンダ・ピストン装
置２４が固定されている。
介して流体圧作動（油圧作動）のシリンダ・ピストン装
置２４が固定されている。
該シリンダ・ピストン装置は、シリンダ２５と該シリン
ダの円筒状内腔に鉄合し上下に二つの油室２５Ａおよび
２５Ｂを形成するピストン２６を備え、該ピストンの一
側（図示の例では下側）にはピストンロッド２８が一体
的に固定されている。該ピストンロッドは「シリンダの
下部に設けた密封構造の軸受５２で横振れを支持され、
かつ外部へ突出延している。
ダの円筒状内腔に鉄合し上下に二つの油室２５Ａおよび
２５Ｂを形成するピストン２６を備え、該ピストンの一
側（図示の例では下側）にはピストンロッド２８が一体
的に固定されている。該ピストンロッドは「シリンダの
下部に設けた密封構造の軸受５２で横振れを支持され、
かつ外部へ突出延している。
ピストンロッド２８の下端にはセクタギャ２２が連結さ
れ、該セクタギャの両側に形成された歯形は一対のパッ
キングベアリング１８，１８の内側に形成された歯形と
噛合っている。したがって、第１図の場合と同様、ピス
トン下側の油室２５Ｂに油圧を導入するとともに上側の
油室２５Ａの油圧を解放することにより「ピストン２６
を上方へ変位させセクタギャ２２を矢印方向（上向き）
に変位させると、各パッキングベアリング１８，１８は
図中の矢印方向へ回敷する。該パッキングベアリングの
周面には偏心カム面が形成されているので、その回動に
伴ない補強ロールおよび作業ロール（第１図参照）が圧
下される。しかして、従来のピストン変位検出装置にあ
っては、図示の如く、ピストン２６の上面にシリンダ端
壁５４の開□５６を貫通するガイドロッド５８を固定し
、該ガイドロッド先端に変位計可動部６０を取付け、一
方、シリンダ２５の端壁５４に固定されたサポート６２
に変位計固定部６４を取付けてし、た。
れ、該セクタギャの両側に形成された歯形は一対のパッ
キングベアリング１８，１８の内側に形成された歯形と
噛合っている。したがって、第１図の場合と同様、ピス
トン下側の油室２５Ｂに油圧を導入するとともに上側の
油室２５Ａの油圧を解放することにより「ピストン２６
を上方へ変位させセクタギャ２２を矢印方向（上向き）
に変位させると、各パッキングベアリング１８，１８は
図中の矢印方向へ回敷する。該パッキングベアリングの
周面には偏心カム面が形成されているので、その回動に
伴ない補強ロールおよび作業ロール（第１図参照）が圧
下される。しかして、従来のピストン変位検出装置にあ
っては、図示の如く、ピストン２６の上面にシリンダ端
壁５４の開□５６を貫通するガイドロッド５８を固定し
、該ガイドロッド先端に変位計可動部６０を取付け、一
方、シリンダ２５の端壁５４に固定されたサポート６２
に変位計固定部６４を取付けてし、た。
変位計可動部６０は変位計固定部を貫通して延在してお
り、ピストン変位に基づく変位計可動部の変位を電気的
に検出しうるようになっている。このような直動式変位
計は一般に差動トランスと呼ばれる型式のものである。
従来の直勤式のピストン変位検出装置は以上のような構
造を有していたため、図示の如く、ピストンロッド２８
の曲がりによるピストン２６の傾斜が生じ大きな検出誤
差が生じるという欠点があった。
り、ピストン変位に基づく変位計可動部の変位を電気的
に検出しうるようになっている。このような直動式変位
計は一般に差動トランスと呼ばれる型式のものである。
従来の直勤式のピストン変位検出装置は以上のような構
造を有していたため、図示の如く、ピストンロッド２８
の曲がりによるピストン２６の傾斜が生じ大きな検出誤
差が生じるという欠点があった。
さらに、ピストン・シリンダ装置の設置高さが高くなり
、圧延材噛み込み時の衝撃力等により変位検出部に横振
れが生じ大きな検出誤差が生じるという欠点、並びに検
出部の熱膨張による検出誤差が生じやすいという欠点も
あった。本発明は、以上第１図および第２図について説
明したような従来のピストン変位検出装置の欠点を解消
し、検出精度、耐久性、信頼性の向上を図ったピストン
変位検出装置を提供することを目的とする。
、圧延材噛み込み時の衝撃力等により変位検出部に横振
れが生じ大きな検出誤差が生じるという欠点、並びに検
出部の熱膨張による検出誤差が生じやすいという欠点も
あった。本発明は、以上第１図および第２図について説
明したような従来のピストン変位検出装置の欠点を解消
し、検出精度、耐久性、信頼性の向上を図ったピストン
変位検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、ピストンのピストンロッドとは反対側に中空
ロッドを固定して両ロッド形にし、該中空ロッドをもシ
リンダで鞠受して三点支持構造にして中空ロッド、ひい
てはピストンの曲りや傾斜を少なくし、さらに変位計固
定部はサポートへ、可動部は保持ロッドを介してピスト
ン側へそれぞれピボット支持するとともに、保持。
ロッドを固定して両ロッド形にし、該中空ロッドをもシ
リンダで鞠受して三点支持構造にして中空ロッド、ひい
てはピストンの曲りや傾斜を少なくし、さらに変位計固
定部はサポートへ、可動部は保持ロッドを介してピスト
ン側へそれぞれピボット支持するとともに、保持。
ッドの他端は、中空ロッドへ弾性体を介して支持するよ
うにして、ピストンが傾斜しても変位計は、ピストンの
軸万向に一致するようにすることにより、ピストンの変
位を正確に検出できるようにしたものである。以下、第
３図を参照して本発明の実施例を説明する。
うにして、ピストンが傾斜しても変位計は、ピストンの
軸万向に一致するようにすることにより、ピストンの変
位を正確に検出できるようにしたものである。以下、第
３図を参照して本発明の実施例を説明する。
第３図は、第２図と同様、第１図に示すような多段圧延
機のロール圧下位置を制御する位置サーボ系を形成する
油圧作動シリンダ・ピストン装置に使用する場合を例示
するものであり、第３図中の参照番号で第１図および第
２図中の番号と同じものはそれぞれ同一または対応部分
を表示している。
機のロール圧下位置を制御する位置サーボ系を形成する
油圧作動シリンダ・ピストン装置に使用する場合を例示
するものであり、第３図中の参照番号で第１図および第
２図中の番号と同じものはそれぞれ同一または対応部分
を表示している。
第３図において、圧延機のミルハゥジング１２には、支
持金具２３を介して、本発明のピストン変位検出装置を
備えた油圧作動形のシリンダ・ピストン装置２４が設置
されている。
持金具２３を介して、本発明のピストン変位検出装置を
備えた油圧作動形のシリンダ・ピストン装置２４が設置
されている。
該シリンダ・ピストン装置はシリンダ２５および該シリ
ンダの円筒状内腔に密封摺動可能に鉄合されたピストン
２６を有し、該ピストンの一側（下側）には負荷に連結
されたピストンロッド２８が一体的に固定されている。
ンダの円筒状内腔に密封摺動可能に鉄合されたピストン
２６を有し、該ピストンの一側（下側）には負荷に連結
されたピストンロッド２８が一体的に固定されている。
この場合の負荷は、第１図および第２図の場合と同様、
セクタギヤ２２およびパッキングベアリング１８を介し
て圧下する多段延機の圧延ロールである。前記ピストン
ロッドはシリンダ２５の下側端壁に設けた密封形の軸受
５２によって支持されている。
セクタギヤ２２およびパッキングベアリング１８を介し
て圧下する多段延機の圧延ロールである。前記ピストン
ロッドはシリンダ２５の下側端壁に設けた密封形の軸受
５２によって支持されている。
しかして、本発明のピストン変位検出装置にあっては、
ピストン２６の上側すなわちピストンロッド２８とは反
対側に中空ロッド６６が一対的に固定されている。
ピストン２６の上側すなわちピストンロッド２８とは反
対側に中空ロッド６６が一対的に固定されている。
該中空ロッドは、図示の如く、内部に充分な空間を形成
する程度の外径を有するものであり、シリンダ２５の上
側端壁６８に設けた密封形の軸受７０１こよって支持さ
れている。すなわち、本発明では、ピストン２６は上側
および下側にロッド２８，６６を有する両ロッドタイプ
のピストンになっており、シリンダ２５に対しピストン
槽動面および上下の軸受５２，７０の三点で支持される
ようになっている。中空ロッド６６内には、変位計可動
部７２を保持するための中空状の保持ロッド７４が支持
されている。
する程度の外径を有するものであり、シリンダ２５の上
側端壁６８に設けた密封形の軸受７０１こよって支持さ
れている。すなわち、本発明では、ピストン２６は上側
および下側にロッド２８，６６を有する両ロッドタイプ
のピストンになっており、シリンダ２５に対しピストン
槽動面および上下の軸受５２，７０の三点で支持される
ようになっている。中空ロッド６６内には、変位計可動
部７２を保持するための中空状の保持ロッド７４が支持
されている。
該保持ロッド７４は、その下端を、ピストン２６に対し
て頭斜および回転しうるピボット７６で支持し、その上
端部を、中空ロッドの端面内方フランジ部７８と保持ロ
ッドの外方フランジ部８０との間に配置した圧縮コイル
ばね８２により下方へ押圧することにより、中空ロッド
６６内に保持されている。したがって、保持ロッド７４
は、曲げの影響が全く作用しない方法で支持されている
。一方、シリンダ２５の上側端壁６８には上方へ突出し
前記中空ロッド６６を囲む空間を形成するケース状のサ
ポート８４が固定されている。
て頭斜および回転しうるピボット７６で支持し、その上
端部を、中空ロッドの端面内方フランジ部７８と保持ロ
ッドの外方フランジ部８０との間に配置した圧縮コイル
ばね８２により下方へ押圧することにより、中空ロッド
６６内に保持されている。したがって、保持ロッド７４
は、曲げの影響が全く作用しない方法で支持されている
。一方、シリンダ２５の上側端壁６８には上方へ突出し
前記中空ロッド６６を囲む空間を形成するケース状のサ
ポート８４が固定されている。
該サポートは上端壁部８４Ａを有し、該上端壁には下方
へ延在するガイドロッド８６が取付けられ、該ガイドロ
ッド先端には変位計固定部８８が固定されている。前記
ガイドロッド８６は、上端に形成されたピポット９０と
該ガイドロッドのフランジ部９２および上端壁８４Ａの
係合部９４間に配置した圧縮ばね９６とにより、サポー
ト８４に対し傾斜および回転可能に取付けられている。
へ延在するガイドロッド８６が取付けられ、該ガイドロ
ッド先端には変位計固定部８８が固定されている。前記
ガイドロッド８６は、上端に形成されたピポット９０と
該ガイドロッドのフランジ部９２および上端壁８４Ａの
係合部９４間に配置した圧縮ばね９６とにより、サポー
ト８４に対し傾斜および回転可能に取付けられている。
前記ガイドロッド８６は前記保持ロッド７４内へ延在し
、該ガイドロッド先端の変位計固定部８８は該保持ロッ
ド内に設けた前記変位計可動部７２内を貫通して延在し
、いわゆる菱勤トランスを構成している。
、該ガイドロッド先端の変位計固定部８８は該保持ロッ
ド内に設けた前記変位計可動部７２内を貫通して延在し
、いわゆる菱勤トランスを構成している。
図示の例では、ガイドロッド８６は保持ロッド内に設け
た２個のスライドベアリング９８，９８によって横振れ
を規制され、保持ロッド７４に対する直線度を確実に保
ち得るようになっている。また、保持ロッド７４の下端
ピポット支持部７６はできるだけピストン２６に接近し
た位置に設けられ、該ピボットの位置はピストンストロ
ークの全範囲において前記上側軸受７０と下側軸受５２
との間にある。こうすることによりピストン２６が傾斜
した場合でも保持ロッド７４の横変位を最小にすること
ができる。本発明の実施例に係わるピストン変位検出装
置は、以上の構成を有するものであり、その作用は次の
とおりである。
た２個のスライドベアリング９８，９８によって横振れ
を規制され、保持ロッド７４に対する直線度を確実に保
ち得るようになっている。また、保持ロッド７４の下端
ピポット支持部７６はできるだけピストン２６に接近し
た位置に設けられ、該ピボットの位置はピストンストロ
ークの全範囲において前記上側軸受７０と下側軸受５２
との間にある。こうすることによりピストン２６が傾斜
した場合でも保持ロッド７４の横変位を最小にすること
ができる。本発明の実施例に係わるピストン変位検出装
置は、以上の構成を有するものであり、その作用は次の
とおりである。
流量制御弁（第１図中の流量制御弁３０）の作動により
、下側の油室２５Ｂに油圧を導入するとともに上側の油
室２５Ａをタンクに蓮通させると、ピストン２６が上昇
する。
、下側の油室２５Ｂに油圧を導入するとともに上側の油
室２５Ａをタンクに蓮通させると、ピストン２６が上昇
する。
ピストンの上昇に伴ない、ピストンロッド２８、中空ロ
ッド６６、該中空ロッド内に支持された保持ロッド７４
、並びに該保持ロッド内に設けられた変位計可動部７２
が上昇する。第３図の如く、多段圧延機に使用する場合
は、ピストンロッド２８の上昇と同時に、セグメントギ
ャ２２が上昇し、これに噛合ったパッキングベアリング
２０，２０が矢印方向に回動する。該パッキングギャの
回動に伴ない、その周面に形成された偏心カム面により
補強ロールおよび作業ロ−ル（第１図参照）が所定位置
に圧下され、薄板や合金鋼等の圧延条件の制御操作が行
なわれる。一方、変位計固定部８８は、ガイドロッド８
６を支持するサポ−ト８４を介してシリング２５側に設
置されているので、上記ピストンの上昇に伴ない、変位
計可動部７２との間に相体変位が生じる。
ッド６６、該中空ロッド内に支持された保持ロッド７４
、並びに該保持ロッド内に設けられた変位計可動部７２
が上昇する。第３図の如く、多段圧延機に使用する場合
は、ピストンロッド２８の上昇と同時に、セグメントギ
ャ２２が上昇し、これに噛合ったパッキングベアリング
２０，２０が矢印方向に回動する。該パッキングギャの
回動に伴ない、その周面に形成された偏心カム面により
補強ロールおよび作業ロ−ル（第１図参照）が所定位置
に圧下され、薄板や合金鋼等の圧延条件の制御操作が行
なわれる。一方、変位計固定部８８は、ガイドロッド８
６を支持するサポ−ト８４を介してシリング２５側に設
置されているので、上記ピストンの上昇に伴ない、変位
計可動部７２との間に相体変位が生じる。
この相対変位は変位計により電気的な位置信号として出
力され、ピストン変位の検出を行なつｏ第３図の実施例
では、中空ロッド６６をピストン２６に一体的に固定す
るとともに、該中空ロッドをシリング２５の軸受７０で
支持するようにしたので、ピストンは三点支持によりそ
の煩斜が防止される。
力され、ピストン変位の検出を行なつｏ第３図の実施例
では、中空ロッド６６をピストン２６に一体的に固定す
るとともに、該中空ロッドをシリング２５の軸受７０で
支持するようにしたので、ピストンは三点支持によりそ
の煩斜が防止される。
このため、変位計の可動部７４および固定部８８間の真
直度が確保され、ピストン変位の検出誤差を大中に減少
することができる。また、変位計の可動部および固定部
はピボット支持されているので、これによっても曲げ蓬
みの影響に基づくピストン変位の検出誤差をなくすこと
ができる。さらに、変位計の可動部および固定部を中空
ロッド６６内に収納したので、スケール等を含む高温蒸
気から成る外部環境から測定部を保護するとともに、構
造をコンパクト化することができる。
直度が確保され、ピストン変位の検出誤差を大中に減少
することができる。また、変位計の可動部および固定部
はピボット支持されているので、これによっても曲げ蓬
みの影響に基づくピストン変位の検出誤差をなくすこと
ができる。さらに、変位計の可動部および固定部を中空
ロッド６６内に収納したので、スケール等を含む高温蒸
気から成る外部環境から測定部を保護するとともに、構
造をコンパクト化することができる。
また、ピストンから変位検出部まで（変位計可動部７２
まで）の長さを小さくできるので、温度差による部材の
伸縮に基づく検出誤差を小さくすることができる。以上
、本発明の実施例を、圧延ロールの位置を精密に制御す
る必要がある圧延ロール圧下用のサーボ油圧シリンダ装
置に適用する場合を例示して説明したが、本発明はこれ
に限らず流体圧作動のピストン位置を検出し制御する装
置に対し広く適用することができる。
まで）の長さを小さくできるので、温度差による部材の
伸縮に基づく検出誤差を小さくすることができる。以上
、本発明の実施例を、圧延ロールの位置を精密に制御す
る必要がある圧延ロール圧下用のサーボ油圧シリンダ装
置に適用する場合を例示して説明したが、本発明はこれ
に限らず流体圧作動のピストン位置を検出し制御する装
置に対し広く適用することができる。
以上の説明から明らかな如く、本発明のピストン変位検
出装置によれば、ピストン変位と変位測定部の動き（距
離および方向）との間のずれを大中に減少させることに
より、検出誤差を大中に低減することができ、精密なピ
ストン位置の検出および制御を行なうことが可能となる
。
出装置によれば、ピストン変位と変位測定部の動き（距
離および方向）との間のずれを大中に減少させることに
より、検出誤差を大中に低減することができ、精密なピ
ストン位置の検出および制御を行なうことが可能となる
。
第１図は従来の回転式のピストン変位検出装置を備えた
多段ロール式圧延機のロール圧下位贋制御系を示す説明
図、第２図は従来の直動式のピストン変位検出装置の要
部を示す縦断面図、第３図は本発明のピストン変位検出
装置の実施例の構造を示す縦断面図である。 ２４・・・・・・流体作動のシリンダ・ピストン装置、
２５……シリング、２６……ピストン、２８……ピスト
ンロッド、３０・・・・・・流量制御弁、５２，７０・
・・・・・軸受、６６…・・・中空ロッド、７２・・・
・・・変位計可動部、７４・・・・・・保持ロッド、７
６・・・・．・ピボット、８４……サポート、８６……
ガイドロッド、８８．．・・・・変位計固定部、９０・
・・・・・ピボット。 第１図２図 ３図
多段ロール式圧延機のロール圧下位贋制御系を示す説明
図、第２図は従来の直動式のピストン変位検出装置の要
部を示す縦断面図、第３図は本発明のピストン変位検出
装置の実施例の構造を示す縦断面図である。 ２４・・・・・・流体作動のシリンダ・ピストン装置、
２５……シリング、２６……ピストン、２８……ピスト
ンロッド、３０・・・・・・流量制御弁、５２，７０・
・・・・・軸受、６６…・・・中空ロッド、７２・・・
・・・変位計可動部、７４・・・・・・保持ロッド、７
６・・・・．・ピボット、８４……サポート、８６……
ガイドロッド、８８．．・・・・変位計固定部、９０・
・・・・・ピボット。 第１図２図 ３図
Claims (1)
- １ ピストンの一側にピストンロツドを備えた流体圧作
動のシリンダ・ピストン装置のピストン変位検出装置に
おいて、 前記ピストンロツドとは反対側でピストン軸
方向にシリンダを越えて延在して前記ピストンに固定さ
れ、かつ前記シリンダに軸受された中空ロツドと、 こ
の中空ロツド内に配置され、一端が前記ピストン側へピ
ボツト支持され、他端が弾性体を介して中空ロツドへ支
持された保持ロツドと、 前記シリンダの前記中空ロツ
ド側に設けられたサポートと、 前記保持ロツド内に配
置された変位計可動部と、 前記サポートにピボツト支
持された変位計固定部と、を有することを特徴とするピ
ストン変位検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004979A JPS605367B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | ピストン変位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004979A JPS605367B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | ピストン変位検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55161513A JPS55161513A (en) | 1980-12-16 |
| JPS605367B2 true JPS605367B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=13420313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7004979A Expired JPS605367B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | ピストン変位検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605367B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3328327C2 (de) * | 1983-08-05 | 1985-10-10 | Index-Werke Kg Hahn & Tessky, 7300 Esslingen | Vorrichtung zum spanabhebenden Bearbeiten eines Werkstücks sowie NC-gesteuerte Drehmaschine zur Druchführung eines solchen Verfahrens |
| USRE34155E (en) * | 1983-08-05 | 1993-01-05 | Index-Werke Gmbh & Co. Kg Hahn & Tessky | Machining a workpiece in a turret lathe and an NC lathe therefor |
| JPS61203015U (ja) * | 1985-06-11 | 1986-12-20 |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7004979A patent/JPS605367B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55161513A (en) | 1980-12-16 |
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