JPS605336Y2 - 製氷機の停電補償装置 - Google Patents

製氷機の停電補償装置

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JPS605336Y2
JPS605336Y2 JP10390780U JP10390780U JPS605336Y2 JP S605336 Y2 JPS605336 Y2 JP S605336Y2 JP 10390780 U JP10390780 U JP 10390780U JP 10390780 U JP10390780 U JP 10390780U JP S605336 Y2 JPS605336 Y2 JP S605336Y2
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JP
Japan
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ice
water
making
ice making
power outage
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Expired
Application number
JP10390780U
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English (en)
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JPS5740081U (ja
Inventor
信隆 成瀬
Original Assignee
星崎電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は製氷機の停電補償装置に関し、特に、サーモ
スタット又はサーミスタ等の温度センサを使用してエバ
ポレータ(製氷室)の温度を検出して製氷完了信号を出
し、かつ水位スイッチを有する形式の製氷機の停電時に
おける作動を補償するための装置の新規な改良に関する
ものである。
従来用いられていたこの種の製氷機の構成としては、第
1図に示されるように、製氷室1の上部に温度センサー
2が設けられ、水タンク3に供給された水がポンプ4の
作動により水皿5から製氷室1に送られる構成であった
このような構成においては、例えば、製氷を完了した時
点より水皿5が開き始めた時に停電が発生したとすると
、製氷機械は作動を停止する。
この場合、停電時間が長時間に及ぶと製氷室1内の氷は
溶けて温度センサー2の温度は上昇することになる。
このように温度センサー2の温度が上昇することにより
、サーモスタットが復帰して仮想的に除氷完了状態とな
って回路は製氷運転に切換えられる。
再通電された時は第1図に示されている状態で製氷運転
を開始する。
ポンプ4の作動により水皿5から製氷室1へ噴水するだ
けでなくストッカー内へも放水を開始するため、水タン
ク3内の水は速く減少することになり、水の減少によっ
て図面には示していないが水位スイッチが作動してウォ
ーターバルブ6を開にして水道水を給水することになる
従って、ストッカー内への放水と水道からの給水を連続
的に行なうために製氷室1および温度センサー2の温度
は低下せず、製氷完了信号を出すことなく運転を続ける
ことになるため、いくら時間が経過しても氷は全く出来
なかった。
そのため、製氷機全体がウォーターチラー(冷水機)の
ようになり、水を連続的に冷却することだけで結氷せず
、冷凍回路としては高負荷運転状態となっていた。
この考案は以上のような欠点をすみやかに除去するため
のきわめて効果的な手段を提供することを目的とするも
ので、この目的を遠戚するためのこの考案の要旨とする
ところは、製氷完了検知装置である温度センサーの働き
をスイッチ装置、即ちキープリレー又はマイクロスイッ
チで保持する機能を設けることにより水皿を駆動するア
クチュエータモータの制御を行なうことによって誤動作
を防止するようにした構成である。
以下、図面と共にこの考案による製氷機の停電補償装置
の好適な実施例について詳細に説明する。
まずマイクロスイッチによって制御するマイクロスイッ
チ方式について述べると、第2図のAおよびBに各々示
されるように、マイクロスイッチ10の作動片11が水
皿5の上面部に接触していることにより、水皿5の位置
がマイクロスイッチ10によって常に検出される構成と
なっている。
この水皿5には隣接して水タンク3が設けられていると
共に、さらに製氷室1が設けられている。
このマイクロスイッチ方式の回路図は第4図に示されて
いるが、主な構成部品について説明すると、Slは安全
ブレーカ−1S2はリセットスイッチ、S3は切替スイ
ッチ、S4は水位スイッチ、S5は自動圧力調節器、S
6は貯水スイッチ、S7はマイクロスイッチ、Lは過負
荷表示灯、CMは圧縮器、PMはポンプモータ、AMは
アクチュエータモータ、HVはホットガス弁、WVはウ
ォータバルブ、MSは電磁開閉器、TMはサーマルタイ
マ、Th1は製氷サーモ、Th2は除氷サーモである。
以上のような回路構成において、製氷完了を製氷サーモ
Th1で検知すると、その接点を切換えてアクチュエー
タモータAMを作動させると水皿5が開いていくが、こ
の時、マイクロスイッチS7によってこの状態を検知し
、マイクロスイッチS7の接点をC−aからアクチュエ
ータモータAMに対して直列に接続されるc−bに切換
えるようにすると、停電復帰後においても継続して水皿
5が開かれて除氷に移り、水皿5が開き切ると切替スイ
ッチS3が切換えられてホットガス弁HVに通電されて
除氷される。
次に、除氷が完了されたことを除氷サーモTh2で検知
し、アクチュエータモータ周をONの状態にして水皿5
を上昇させると、水皿5の所定角度にてマイクロスイッ
チS7の接点はc−bからc−aに切換わり、水皿Sが
完全に上り切った状態で切替スイッチS3を切換えてア
クチュエータモータAMを停止させ製氷運転に入るもの
であ。
さらに、キープリレ一方式について説明すると、このキ
ープリレ一方式の回路図は第5図に示されているが、主
な構成部品について説明すると、Slは安全ブレーカ、
S2はリセットスイッチ、S3は切替スイッチ、S、は
水位スイッチ、S5は自動圧力調節器、S6は貯水タン
ク、Xはスイッチ装置、即ちキープリレー、Lは過負荷
表示灯、CMは圧縮器、PMはポンプモータ、個はアク
チュエータモータ、HVはホットガス弁、WVはウォー
タバルブ、MSは電磁開閉器、TMはサーマルタイマ、
Th1は製氷完了検知装置、即ち製氷サーモ、Th2は
除氷サーモである。
以上のような回路構成において、製氷完了を製氷サーモ
Th□で検知すると、キープリレーXのセットコイルS
に通電し、このセットコイルSのON状態により、アク
チュエータモータAMに直列に接続されたその接点Xが
閉じ、アクチュエータモータAM がON となって水
皿5が開く。
この状態で停電復帰したとすると、セットコイルSがO
N状態を保持するため水皿5が続いて開かれ除氷に移る
次に、水皿5が開き切って切替スイッチS3を切換えホ
ットガス弁HVに通電すると同時にキープリレーXのリ
セットコイルRにも通電するため、その接点Xを開いて
除氷状態に入る。
除氷が進行して氷塊が落下した後に、除氷が完了したこ
とを除氷サーモTh2で検知し、アクチュエータモータ
AMをONとして水皿5を上昇させる。
水皿5の上昇により、上り切ったところで切替スイッチ
S3を切換えるとアクチュエータモータ心およびホット
ガス弁軸をOFFにして製氷運転に入るものである。
従って、この方式によれば、製氷完了信号が製氷サーモ
h□から出ると、キープリレーXのセットコイルSが通
電され、キープリレーXの接点によりアクチュエータモ
ータAMが回転して水皿を開き始め、キープリレーXは
一度セットコイルSに通電がされると電源を切ってもそ
の状態を保つため、水皿が開き終るまでに停電があって
も再通電後は水皿を開く動作を行ない、従来のような誤
動作を起すことはない。
第3図は水皿の開き角度と連続運転の関係について説明
するためのもので、Aの開き角度では噴水はしてもタン
ク外に水は出ない為、サーモスタットの感温部は温度が
下がり製氷完了する。
又、Bの状態では連続運転が発生する。
さらに、Cの状態では水タンク前側より水はもれてポン
プは回転しても噴水はしないで製氷完了することができ
、無負荷のためにすぐに製氷が完了するものである。
つまり、前述のマイクロスイッチ方式においては水皿が
Bの範囲でマイクロスイッチがON−0FFするように
しておけば停電時の補償回路とすることができる。
この考案による製氷機の停電補償装置は以上のような構
成と作用とを備えているために、例え、水皿の動作中に
停電が発生したとしても、従来のようにウォーターチラ
ーとなることもなく、安定して水皿を制御し、製氷動作
を安定して継続9反復することができるもので、この考
案により初めて停電時の問題を除去することができるよ
うになったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置を示す側面図、第2図のAおよびB
はこの考案による装置を示す側面図および一部正面図、
第3図は水皿の開き角度を示す状態図、第4図はマイク
ロスイッチ方式を示す回路図、第5図はキープリレ一方
式を示す回路図である。 1・・・・・・製氷室、3・・・・・・水タンク、5・
・・・・・水皿、10・・・・・・マイクロ、PM・・
・・・・ポンプモータ、AM・・・・・・アクチュエー
タモータ、H■・・・・・・ホットガス弁、Th1・・
・・・・製氷サーモ(製氷完了検知装置)、X・・・・
・・キープリレー(スイッチ装置)、Th2・・・・・
・除氷サーモ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 製氷室と、この製氷室に対して開閉自在に設けられた水
    皿と、前記製氷室における製氷完了を検知する製氷完了
    検知装置と、該製氷完了検知装置の製氷完了時に通電さ
    れ、前記水皿を駆動して開くアクチュエータモータとを
    備える製氷機において、該アクチュエータモータに対し
    て直列に接続された接点を有するスイッチ装置を備え、
    該接点は、前記製氷完了検知装置の製氷完了検知後、再
    通電後も前記水皿が実質的に全開するまで、オン状態に
    維持されることを特徴とする製氷機の停電補償装置。
JP10390780U 1980-07-24 1980-07-24 製氷機の停電補償装置 Expired JPS605336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10390780U JPS605336Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 製氷機の停電補償装置

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JP10390780U JPS605336Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 製氷機の停電補償装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5740081U JPS5740081U (ja) 1982-03-04
JPS605336Y2 true JPS605336Y2 (ja) 1985-02-19

Family

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JP10390780U Expired JPS605336Y2 (ja) 1980-07-24 1980-07-24 製氷機の停電補償装置

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