JPS6052945B2 - チユ−ブ状複合フイルム - Google Patents
チユ−ブ状複合フイルムInfo
- Publication number
- JPS6052945B2 JPS6052945B2 JP2572878A JP2572878A JPS6052945B2 JP S6052945 B2 JPS6052945 B2 JP S6052945B2 JP 2572878 A JP2572878 A JP 2572878A JP 2572878 A JP2572878 A JP 2572878A JP S6052945 B2 JPS6052945 B2 JP S6052945B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- composite film
- layer
- polyethylene
- deposited
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、チューブ状複合フィルムに係り、さらに詳し
くはガス遮断性、防湿性、耐ピンホール性等に優れ、し
かも折り曲け能の物理的作用を受けてもこれらの性能が
低下しないように改良されたチューブ状複合フィルムに
関する。
くはガス遮断性、防湿性、耐ピンホール性等に優れ、し
かも折り曲け能の物理的作用を受けてもこれらの性能が
低下しないように改良されたチューブ状複合フィルムに
関する。
従来、チルドビーフ等の畜肉製品、原料チーズや茶など
の食品分野或いは薬品等の非食品分野において、貯蔵中
湿度や酸素の作用を受けて変質し易い製品に使用されて
いる比較的大型の包装材としては、紙材を主体としてそ
れに各種目的に応じポリオレフィン系樹脂層や金属箔等
を積層したもの或いはポリアミド系樹脂層に各種樹脂層
を積層したものが知られている。
の食品分野或いは薬品等の非食品分野において、貯蔵中
湿度や酸素の作用を受けて変質し易い製品に使用されて
いる比較的大型の包装材としては、紙材を主体としてそ
れに各種目的に応じポリオレフィン系樹脂層や金属箔等
を積層したもの或いはポリアミド系樹脂層に各種樹脂層
を積層したものが知られている。
しかし、前者は、紙材を主体としているので、包装材と
しての適用範囲が狭くかつ耐ピンホール性にも難がある
ものである。また、後者は、ポリアミド系樹脂層の含水
率の低下を確実に防ぎ得ない結果として耐ピンホール性
の低下をきたしたり、さらに用途によつてはポリアミド
系樹脂層ではガス遮断性が不足する場合もある。特に前
者は、折り曲げ等の物理的作用によりガス遮断性、防湿
性、耐ピンホール性等の性能が容易に低下するという欠
点を有する。本発明者らは、上記の従来の欠点を解決し
た複合フィルムを提供すべく鋭意検討を進めた結果、本
発明に到達したもので、その要旨とするところは、チュ
ーブ状ポリアミド系樹脂層の内面にポリオレフィン系樹
脂層を形成し、外面には助合せ剤を介して金属蒸着ポリ
エステル系樹脂層、金属蒸着ポリプロピレン系樹脂層及
び金属蒸着ポリアミド系樹脂層よりなる群から選ばれた
金属蒸着樹脂層を形成してなるチューブ状複合フ、イル
ムに存する。以下、本発明を添付図様とともに詳しく説
明するに、第１図は本発明のチューブ状複合フィルムの
一例を平らにした場合の断面図である。
しての適用範囲が狭くかつ耐ピンホール性にも難がある
ものである。また、後者は、ポリアミド系樹脂層の含水
率の低下を確実に防ぎ得ない結果として耐ピンホール性
の低下をきたしたり、さらに用途によつてはポリアミド
系樹脂層ではガス遮断性が不足する場合もある。特に前
者は、折り曲げ等の物理的作用によりガス遮断性、防湿
性、耐ピンホール性等の性能が容易に低下するという欠
点を有する。本発明者らは、上記の従来の欠点を解決し
た複合フィルムを提供すべく鋭意検討を進めた結果、本
発明に到達したもので、その要旨とするところは、チュ
ーブ状ポリアミド系樹脂層の内面にポリオレフィン系樹
脂層を形成し、外面には助合せ剤を介して金属蒸着ポリ
エステル系樹脂層、金属蒸着ポリプロピレン系樹脂層及
び金属蒸着ポリアミド系樹脂層よりなる群から選ばれた
金属蒸着樹脂層を形成してなるチューブ状複合フ、イル
ムに存する。以下、本発明を添付図様とともに詳しく説
明するに、第１図は本発明のチューブ状複合フィルムの
一例を平らにした場合の断面図である。
図において、１はポリアミド系樹脂層であつて、その内
面にはポリエチレン系樹脂層２が、またその外面には助
合せ剤としてのポリエチレン系樹脂層３が積層してある
。このチューブ状の３層複合プール”ムは、共押出しに
より容易に得られる複合フィルム（以下、共押出フィル
ムＡという）である。この共押出フィルムＡの外面に、
さらに助合せ剤としてのポリエチレン系樹脂層４を介し
て、ポリエステル系樹脂層５の片面にアルミニウム金属
６を・真空蒸着した金属蒸着ポリエステル系樹脂層Ｂを
、金属蒸着６の表面を内側にして形成してある。すなわ
ち、本発明のチューブ状複合フィルムは、チューブ状の
共押出フィルムＡを使用しているため押出方向（通常は
長手方向）の継目部（シール部）がないので、シール不
良又は破袋の発生がしにくく、しかも取扱いが容易であ
る上にボトムシールを施すだけで包装袋とすることがで
き極めて便利である。
面にはポリエチレン系樹脂層２が、またその外面には助
合せ剤としてのポリエチレン系樹脂層３が積層してある
。このチューブ状の３層複合プール”ムは、共押出しに
より容易に得られる複合フィルム（以下、共押出フィル
ムＡという）である。この共押出フィルムＡの外面に、
さらに助合せ剤としてのポリエチレン系樹脂層４を介し
て、ポリエステル系樹脂層５の片面にアルミニウム金属
６を・真空蒸着した金属蒸着ポリエステル系樹脂層Ｂを
、金属蒸着６の表面を内側にして形成してある。すなわ
ち、本発明のチューブ状複合フィルムは、チューブ状の
共押出フィルムＡを使用しているため押出方向（通常は
長手方向）の継目部（シール部）がないので、シール不
良又は破袋の発生がしにくく、しかも取扱いが容易であ
る上にボトムシールを施すだけで包装袋とすることがで
き極めて便利である。
これに加えて、本発明のフィルムは、ポリアミド系樹脂
層１の外面に貼合せ剤を介して金属蒸着ポリエステル樹
脂層を形成してあるので、ガス遮断性、防湿性、さらに
は紫外線等の遮断性にも優れている。また、第１図に示
す如く蒸着金属が最外表に出ていない場合は、作業中や
輸送中に蒸着金属が破損する恐れも全くなく好ましい。
なお、上記で説明した第１図に示す本発明の一例の場合
のように予め共押出しによりポリアミド系樹脂層の外面
にポリエチレン系樹脂層を形成してあることは、さらに
その外面に金属蒸着ポリエステル系樹脂層を積層する際
、その貼合せ剤としてポリエチレン系樹脂層を金属蒸着
ポリエステル系樹脂層側のみに形成するだけで、上記の
積層は結局ポリエチレン系樹脂層同士の貼合せとなるの
て、積層成形上有利て好ましい。
層１の外面に貼合せ剤を介して金属蒸着ポリエステル樹
脂層を形成してあるので、ガス遮断性、防湿性、さらに
は紫外線等の遮断性にも優れている。また、第１図に示
す如く蒸着金属が最外表に出ていない場合は、作業中や
輸送中に蒸着金属が破損する恐れも全くなく好ましい。
なお、上記で説明した第１図に示す本発明の一例の場合
のように予め共押出しによりポリアミド系樹脂層の外面
にポリエチレン系樹脂層を形成してあることは、さらに
その外面に金属蒸着ポリエステル系樹脂層を積層する際
、その貼合せ剤としてポリエチレン系樹脂層を金属蒸着
ポリエステル系樹脂層側のみに形成するだけで、上記の
積層は結局ポリエチレン系樹脂層同士の貼合せとなるの
て、積層成形上有利て好ましい。
しかし共押しの際とは別にわざわざポリアミド系樹脂層
と金属蒸着ポリエステル系樹脂層の両者に別々にポリエ
チレン樹脂層を形成する必要はなく、要は貼合せ剤とし
てポリエチレン系樹脂層が存在すればよいのである。本
発明のチューブ状複合フィルムにおいて、チューブ状の
ポリアミド系樹脂層はその優れたガス遮断性や強靭性を
利用するものであり、その具体．例としては６，６６，
１０，１１，１２の各ナイロン又はこれらの２種以上の
コポリマーがあげられるが、製膜が可能であれが良い。
と金属蒸着ポリエステル系樹脂層の両者に別々にポリエ
チレン樹脂層を形成する必要はなく、要は貼合せ剤とし
てポリエチレン系樹脂層が存在すればよいのである。本
発明のチューブ状複合フィルムにおいて、チューブ状の
ポリアミド系樹脂層はその優れたガス遮断性や強靭性を
利用するものであり、その具体．例としては６，６６，
１０，１１，１２の各ナイロン又はこれらの２種以上の
コポリマーがあげられるが、製膜が可能であれが良い。
なお、成形上、無延伸のものが好ましいが延伸したもの
であつてもよい。また、ポリアミド系樹脂層の内面に形
成するポリオレフィン系樹脂層は、ポリアミド系樹脂層
の含水率の変化を防止するものてあり、しかも包装袋等
の成形時には接着剤の役割をも果すものである。
であつてもよい。また、ポリアミド系樹脂層の内面に形
成するポリオレフィン系樹脂層は、ポリアミド系樹脂層
の含水率の変化を防止するものてあり、しかも包装袋等
の成形時には接着剤の役割をも果すものである。
その具体例としては、密度が０．９１０〜０．９７０の
・範囲にある低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）、中密度
ポリエチレン（ＭＤＰＥ）、高密度ポリエチレン（ＨＤ
ＰＥ）又はこれらのブレンド、コポリマー樹脂、或いは
エチレンー酢酸ビニルコポリマー（ＥＶＡ）、アイオノ
マー樹脂やポリプロピレン及びその変性樹脂、そのブレ
ンド樹脂、さらには接着性ポリオレフィン樹脂等があげ
られる。なお、ポリアミド系樹脂層の内面にこれら上記
のポリオレフィン系樹脂のなかでも代表的な樹脂、例え
ば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン等の樹脂層を形成する際、これらの接着剤と
して上記のポリオレフィン系樹脂の群から選ばれた樹脂
、例えばアイオノマー、変性ポノリエチレン等をさらに
使用してもよい。また、ポリアミド系樹脂層と金属蒸着
樹脂層との貼合せ剤としては、ポリアミド系樹脂層の内
面に使用する上記であげたポリオレフィン系樹脂が同様
に使用され、その他通常ドライラミネート法・に使用さ
れるポリウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤等も使用
することがてきる。
・範囲にある低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）、中密度
ポリエチレン（ＭＤＰＥ）、高密度ポリエチレン（ＨＤ
ＰＥ）又はこれらのブレンド、コポリマー樹脂、或いは
エチレンー酢酸ビニルコポリマー（ＥＶＡ）、アイオノ
マー樹脂やポリプロピレン及びその変性樹脂、そのブレ
ンド樹脂、さらには接着性ポリオレフィン樹脂等があげ
られる。なお、ポリアミド系樹脂層の内面にこれら上記
のポリオレフィン系樹脂のなかでも代表的な樹脂、例え
ば低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン等の樹脂層を形成する際、これらの接着剤と
して上記のポリオレフィン系樹脂の群から選ばれた樹脂
、例えばアイオノマー、変性ポノリエチレン等をさらに
使用してもよい。また、ポリアミド系樹脂層と金属蒸着
樹脂層との貼合せ剤としては、ポリアミド系樹脂層の内
面に使用する上記であげたポリオレフィン系樹脂が同様
に使用され、その他通常ドライラミネート法・に使用さ
れるポリウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤等も使用
することがてきる。
また、ポリアミド系樹脂層の外面に貼合せ剤を介して形
成される金属蒸着ポリエステル系樹脂層、金属蒸着ポリ
プロピレン系樹脂層及び金属蒸゛着ポリアミド系樹脂層
よりなる群から選ばれた金属蒸着樹脂層は、ガス遮断性
が良好であるので、被包装物（内容物）の保護性に優れ
ているものである。
成される金属蒸着ポリエステル系樹脂層、金属蒸着ポリ
プロピレン系樹脂層及び金属蒸゛着ポリアミド系樹脂層
よりなる群から選ばれた金属蒸着樹脂層は、ガス遮断性
が良好であるので、被包装物（内容物）の保護性に優れ
ているものである。
しかもかかる金属蒸着樹脂層に設けられている金属蒸着
層のために、本発明の複合フィルムは、上記のガス遮断
性による効果が一層顕著となるばかりか、紫外線や可視
光線の遮断性にも優れ内容物の保護に一層好適である。
それに加えて、包装材に装飾性を付加することになるの
で適用範囲も拡大される。上記の金属蒸着樹脂層におい
て、ポリエステル系樹脂としては、テレフタル酸とエチ
レングリコールとからなるポリエチレンテレフタレート
のほか、イソフタル酸等のフタル酸と各種のグリコール
成分とからなるポリエステル類が使用でき、ポリプロピ
レン系樹脂としては、通常包装材として使用されている
ポリプロピレン及びその変性体等が使用でき、またポリ
アミド系樹脂としては、前記したポリアミド系樹脂層（
例えば第１図の共押出フィルムＡ等）に使用されるもの
なら同様に使用できる。
層のために、本発明の複合フィルムは、上記のガス遮断
性による効果が一層顕著となるばかりか、紫外線や可視
光線の遮断性にも優れ内容物の保護に一層好適である。
それに加えて、包装材に装飾性を付加することになるの
で適用範囲も拡大される。上記の金属蒸着樹脂層におい
て、ポリエステル系樹脂としては、テレフタル酸とエチ
レングリコールとからなるポリエチレンテレフタレート
のほか、イソフタル酸等のフタル酸と各種のグリコール
成分とからなるポリエステル類が使用でき、ポリプロピ
レン系樹脂としては、通常包装材として使用されている
ポリプロピレン及びその変性体等が使用でき、またポリ
アミド系樹脂としては、前記したポリアミド系樹脂層（
例えば第１図の共押出フィルムＡ等）に使用されるもの
なら同様に使用できる。
しかもこれらの樹脂は一軸又は二軸に延伸したものが機
械的強度等から望ましい。また、蒸着金属としては、ア
ルミニウム、錫、銀等の金属が使用できる。以上、詳記
した本発明のチューブ状複合フイルムは、ガス遮断性、
防湿性、耐ピンホール性等が優れ、しかも折り曲げ等の
物理的作用を繰り返し又は長時間受けてもこれらの性能
は低下せず、作業性にも優れ、包装材として適用性が広
いなど、多くの産業上価値ある利点を有する。
械的強度等から望ましい。また、蒸着金属としては、ア
ルミニウム、錫、銀等の金属が使用できる。以上、詳記
した本発明のチューブ状複合フイルムは、ガス遮断性、
防湿性、耐ピンホール性等が優れ、しかも折り曲げ等の
物理的作用を繰り返し又は長時間受けてもこれらの性能
は低下せず、作業性にも優れ、包装材として適用性が広
いなど、多くの産業上価値ある利点を有する。
次に本発明を実施例及び比較例により更に具体的に説明
する。
する。
実施例
共押出法により、中間層に厚さ３０μのポリアミド（Ｐ
Ａ）層を有し、その内面に厚さ７０ｐの低密度ポリエチ
レン（ＬＤＰＥ）層を、その外面に厚さ２０μの低密度
ポリエチレン（ＬＤＰＥ）層を、それぞれ有するチュー
ブ状３層複合フィルムを成形した。
Ａ）層を有し、その内面に厚さ７０ｐの低密度ポリエチ
レン（ＬＤＰＥ）層を、その外面に厚さ２０μの低密度
ポリエチレン（ＬＤＰＥ）層を、それぞれ有するチュー
ブ状３層複合フィルムを成形した。
ついでその外面に、厚さ１２μの二軸延伸ポリエチレン
テレフタレート（ＰＥＴ）の片面に真空蒸着法によつて
厚さ約０．０５μのアルミニウムを蒸着して得た金属蒸
着樹脂フィルムを蒸着アルミニウムの表面を内側にして
、ポリエチレン押出サンドラミネート法（ポリエチレン
厚み１５μ）によつて積層し、本発明の複合チューブを
得た。この複合チューブより直径８０Ｗ！Ｉ！Ｌの酸素
透過率測定用試料及び直径６０ｗｒｍの透湿度測定用試
料を採取し、これら試料の折曲前と折曲後の酸素透過率
及び透湿度を測定した結果を後記の表に示す。
テレフタレート（ＰＥＴ）の片面に真空蒸着法によつて
厚さ約０．０５μのアルミニウムを蒸着して得た金属蒸
着樹脂フィルムを蒸着アルミニウムの表面を内側にして
、ポリエチレン押出サンドラミネート法（ポリエチレン
厚み１５μ）によつて積層し、本発明の複合チューブを
得た。この複合チューブより直径８０Ｗ！Ｉ！Ｌの酸素
透過率測定用試料及び直径６０ｗｒｍの透湿度測定用試
料を採取し、これら試料の折曲前と折曲後の酸素透過率
及び透湿度を測定した結果を後記の表に示す。
比較例１厚さ７０μのクラフト紙と厚さ９μのアルミニ
ウム金属箔とをポリエチレン押出サンドラミネート法（
ポリエチレン厚み１５μ）によつて積層し、さらに厚さ
２０μのポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプロピレン
層をアルミニウム金属箔側にポリエチレン押出サンドラ
ミネート法（ポリエチレン厚み１５μ）にて積層し、そ
のポリプロピレン層の表面に厚さ４５μ低密度ポリエチ
レン（ＬＤＰＥ）層を押出ラミネートし比較用の複合フ
ィルムを得た。
ウム金属箔とをポリエチレン押出サンドラミネート法（
ポリエチレン厚み１５μ）によつて積層し、さらに厚さ
２０μのポリ塩化ビニリデンコート延伸ポリプロピレン
層をアルミニウム金属箔側にポリエチレン押出サンドラ
ミネート法（ポリエチレン厚み１５μ）にて積層し、そ
のポリプロピレン層の表面に厚さ４５μ低密度ポリエチ
レン（ＬＤＰＥ）層を押出ラミネートし比較用の複合フ
ィルムを得た。
この複合フィルムより実施例１と同様にして試料を採取
し、酸素透過率及び透湿度を測定した結果を後記の表に
示す。比較例２ 共押出法により、厚さ３０μの無延伸ポリアミド層を中
間層に有し、その内面に厚さ７０μの低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ）層を、その外面に厚さ２０μの低密度ポ
リエチレン（ＬＤＰＥ）層を、それぞれ有する比較用３
層複合チューブを得た。
し、酸素透過率及び透湿度を測定した結果を後記の表に
示す。比較例２ 共押出法により、厚さ３０μの無延伸ポリアミド層を中
間層に有し、その内面に厚さ７０μの低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ）層を、その外面に厚さ２０μの低密度ポ
リエチレン（ＬＤＰＥ）層を、それぞれ有する比較用３
層複合チューブを得た。
この複合チューブより実施例１と同様にして試料を採取
し、酸素透過率及び透湿度を測定した結果を下記の表に
示す。
し、酸素透過率及び透湿度を測定した結果を下記の表に
示す。
上記の表より明らかな通り、本発明の実施例の複合チュ
ーブは、折曲前と折曲後の酸素透過率及び透湿度のいず
れも低下しておらず、ピンホール、キズ等の発生もなく
、しかも各々の数値が極めて低いのて各種用途に広く適
用されるフィルムとして良好てある。
ーブは、折曲前と折曲後の酸素透過率及び透湿度のいず
れも低下しておらず、ピンホール、キズ等の発生もなく
、しかも各々の数値が極めて低いのて各種用途に広く適
用されるフィルムとして良好てある。
比較例１の複合フィルムは、折曲前の酸素透過率及び透
湿度は良好であるが、折曲後アルミニウム箔にピンホー
ルが発生し、その結果、酸素透過率、透湿度のいずれも
が低下し、フィルムとしての特性は勿論のこと取扱性も
極めて悪い。
湿度は良好であるが、折曲後アルミニウム箔にピンホー
ルが発生し、その結果、酸素透過率、透湿度のいずれも
が低下し、フィルムとしての特性は勿論のこと取扱性も
極めて悪い。
比較例２の複合フィルムは、折曲前と折曲後とで酸素透
過率及び透湿度のいずれにも低下は見られないが、その
数値が高いためフィルムとしての適用範囲が狭く好まし
くない。
過率及び透湿度のいずれにも低下は見られないが、その
数値が高いためフィルムとしての適用範囲が狭く好まし
くない。
試験方法
複合フィルムより採取した試料を半折し、さらにそれを
半折（計４つ折）した後５ｋ９の重りを載せ試料に折り
目をつけそれをひろげて供試料とし、次の方法により測
定した。
半折（計４つ折）した後５ｋ９の重りを載せ試料に折り
目をつけそれをひろげて供試料とし、次の方法により測
定した。
酸素透過率：製科研式ガス透過試験法による。
（２０′Ｃ絶乾条件）透 湿 度：ＪＩＳ
ＺＯ２Ｏ８による。
ＺＯ２Ｏ８による。
第１図は本発明のチューブ状複合フィルムの一例の断面
図である。 １・・・・・ポリアミド系樹脂層、２，３，４・・・・
・・ポリエチレン系樹脂層、５・・・・・ポリエステル
系樹脂層、６・・・・・・アルミニウム金属、Ａ・・・
・・・共押出複合フィルム、Ｂ・・・・・・金属蒸着ポ
リエステル系樹脂層。
図である。 １・・・・・ポリアミド系樹脂層、２，３，４・・・・
・・ポリエチレン系樹脂層、５・・・・・ポリエステル
系樹脂層、６・・・・・・アルミニウム金属、Ａ・・・
・・・共押出複合フィルム、Ｂ・・・・・・金属蒸着ポ
リエステル系樹脂層。
Claims (1)
- １ チューブ状ポリアミド系樹脂層の内面にポリオレフ
ィン系樹脂層を形成し、外面には貼合せ剤を介して金属
蒸着ポリエステル系樹脂層、金属蒸着ポリプロピレン系
樹脂層及び金属蒸着ポリアミド系樹脂層よりなる群から
選ばれた金属蒸着樹脂層を形成してなるチューブ状複合
フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2572878A JPS6052945B2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | チユ−ブ状複合フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2572878A JPS6052945B2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | チユ−ブ状複合フイルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54118479A JPS54118479A (en) | 1979-09-13 |
| JPS6052945B2 true JPS6052945B2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=12173854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2572878A Expired JPS6052945B2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | チユ−ブ状複合フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052945B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018184175A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | サンスター株式会社 | 長期保存用液体組成物 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6338943Y2 (ja) * | 1980-07-04 | 1988-10-13 | ||
| SE446703B (sv) * | 1982-01-20 | 1986-10-06 | Tetra Pak Finance & Trading | Sett att framstella ett for djupdragning eller streckning lempat laminatmaterial, genom settet framstellt laminat samt av laminatet tillverkad artikel |
| JPS5924331U (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-15 | 有限会社平商体 | 保存用ラミネ−ト袋 |
| JPS6092847A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | 新神戸電機株式会社 | ガスバリヤ−シ−ト |
-
1978
- 1978-03-06 JP JP2572878A patent/JPS6052945B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018184175A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | サンスター株式会社 | 長期保存用液体組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54118479A (en) | 1979-09-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4309466A (en) | Flexible laminated packaging material comprising metallized intermediate layer | |
| US4224367A (en) | Multiple ply packaging material comprising outer plies sealed around an inner ply | |
| US5006378A (en) | Polyethylene composite film | |
| US4243724A (en) | Thermoplastic multi-layer film | |
| AU671680B2 (en) | Tobacco pouch | |
| WO2021049385A1 (ja) | シート材容器 | |
| US4943780A (en) | Multi-layer sheet structure, method of making same and containers made therefrom | |
| JPS6052945B2 (ja) | チユ−ブ状複合フイルム | |
| JP2017193120A (ja) | 積層体、及びそれを用いたスティック状包装袋 | |
| CA2227541A1 (en) | Composite films with biaxially oriented polyethylene sealing layers | |
| US4608285A (en) | Laminated substrate and collapsible dispensing container made therefrom | |
| EP0121336B1 (en) | Multi-layer flexible sheet structure for packaging, a package made therefrom, and a method of making the said structure | |
| JP3119069B2 (ja) | 防湿性多層構造物およびそれを用いた防湿性多層容器 | |
| JP3836164B2 (ja) | バリヤー性包装材料およびその製造方法 | |
| JP3051614B2 (ja) | 深絞り成形用共押出複合フィルム | |
| JPH06155682A (ja) | 包装体 | |
| JP6873773B2 (ja) | 包装フィルム及び包装体 | |
| JP4043599B2 (ja) | ガスバリア性多層ヒートシールフィルムとその製造方法 | |
| JP3938219B2 (ja) | 積層体およびそれを使用した包装用容器 | |
| JPH11320739A (ja) | ガスバリア性多層ヒートシールフィルムとそれを用いた袋体 | |
| JPS5915066A (ja) | 透明窓付き包装材 | |
| JP3992502B2 (ja) | 包装袋 | |
| JPH0245000Y2 (ja) | ||
| JPS627480Y2 (ja) | ||
| JPS6218451Y2 (ja) |