JPS605211A - 濾過器のケ−キ排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、側盤を水平に設けた濾過器において、ｕ１盤
上のケーキを排出する装置に関する。

水平１慮盤式の濾過器は、固形分を多量に含有した原液
の濾過に適しているが、しかし、濾盤上に堆積する多量
のケーキの排出に問題がある。

従来においては、ケーキの排出時に濾盤を電動機によっ
て高速回転させて、應盤上のケーキを遠心力で振り飛す
装置がある。ところ・が、この従来装置は、ケーキが貼
着力が強くて比重の小さいものの場合には、ケーキの排
出が困難であり、また、一般に、遠心力の小さい濾盤の
中心部においてはケーキの排出が困難である。その上に
、藺盤を高速回転させる大型の電動機を要する。

本発明の目的は、上記のような従来装置の欠点をなくシ
、ケーキの排出が容易な１慮過器のケーキ排出装置を提
供することである。

本発明者は、上記の目的を達成するため、蚊取９線香の
ように渦巻状に彎曲した掻取板に着眼したのである。隠
盤の上に渦巻状の掻取板を載架して掻取板又は濾盤を同
転させれば、岡盤上のケーキを掻取板で掻取って濾盤の
径方向に移動させ直盤から落下させることができるので
ある。即ち、本発明は、岡盤を水平に設けたｆ〆過器に
おいて、ケーキが堆積する１慮盤の上に渦巻状に彎曲し
た掻取板を配置し、薩盤と掻取板を相対的に回転可能に
装置して、その相対回転によって濾盤上のケーキを掻取
板で掻取って濾盤から落下可能にしたことを特徴とする
ケーキ排出装置である。

このケーキ排出装置においては、濾盤とその上の渦巻状
の掻取板の相対回転によってＩＪ帳盤上のケーキを掻取
板で掻取って濾盤から落下させるので、粘着力が強くて
比重の小さいケーキであっても、濾盤の中心部に堆積し
たケーキであっても、排出が容易である。また、藷盤と
掻取板のいずれか一方又は両方をケーキの掻取り移動の
ために回転させる動力は、ｆば盤をケーキの振飛しのた
めに高速回転させる動力より小さくて済む。

次に、本発明の実施例について説明する。

第１図と第２図に示す本例のケーキ排出装置を備えた水
平濾盤式〃ｄ過器は、器体（１）内に円輪盤状の１慮盤
（２）　、　（３）　、　（４）を３段に同芯状に配置
して設け、器体（１）とその上端開口に被せた蓋体（５
）の間に挾持した取付フワンジ（６）に下段の濾盤（２
）を複数本の吊下ホルト（７）で吊下げると共に、取付
フランジ（６）ト下段のｔ慮盤（２）の間に中段の濾盤
（３）と上段の濾盤（４）を挾持し、下段の濾盤（２）
の内周に垂設した接続筒（８）を器体（１）の底板に接
続した通路筒（９）に嵌合して連通し、通路筒（９）の
局面に原液路００を接続して、３段に積層した濾盤（２
）　、　（３）　、　（４＋内とこれに連通した蓋体（
５）内を原液通路に形成し、各段の１！を盤（２）。

（３）　、　（４１に形成した環状の濾過液室（１υの
上面に、多数の小孔を貫設した円輪板状の濾板Ｑ″４と
濾布０４又は濾紙を取付けて、各段の濾過液室０υを濾
布（１３で覆われた濾板０２を介して原液通路に接続し
、また、各段の濾過液室０］）を各段の１１何盤（２１
、（３）　、　（４）の周壁に貫設した通孔（＋４１１
．：、１ｍってｉ！Ｉ盤の外周側に連通して、３段の積
層１慮盤（２）　、　（３）　、　（４１と器体（１）
間を濾過液通路に形成し、器体（１）の周壁にＩ嵐過液
路（１９を接続している。また、蓋体（５）には原液の
越流路ＯＱを接続し、濾過液路（ｌＦ９に逆洗路αηを
分岐して接続し、通路筒（９）の下端開口に残液用の１
慮布０■を被せた開板ＯＩを受皿（イ）を介して取付け
、受皿（ホ）に残液の濾過液路ＯＤを接続し、原液の越
流路０１３に残液を押出す空気路（イ）を分岐して接続
している。

更に、蓋体（５）の上端中心部に設けた軸受筒（ハ）と
下段の濾盤の接続筒（８）の中心部に設けた軸受筒（ハ
）には、回転軸に）を挿通して軸受し、各段の濾盤（２
）。

（３）　、　（４３の中心を貫通する回転軸に）に十文
字状の取付腕（至）をキー（ハ）を〜介して軸芯方向に
のみ摺動可能に３段に取付け、各段の取付腕（至）の下
面に細長板を渦巻状に彎曲した掻取板に）を取付け、各
段の掻取板（ハ）をそれぞれ各段の濾盤（２）　ｌ　（
３）　、　（，１１の上に配置し、各段の取付腕（ハ）
の間の位置と上段の取付腕（イ）の上側位置及び下段の
取付腕（ホ）の下側位置の回転軸に）にそれぞれスナッ
プリング翰を嵌込み、各段の取付腕（ハ）とその上側位
置のスナップリング翰の間にそれぞれ螺旋ばね（至）を
嵌込んで、各段の取付腕（ハ）をそれぞれその下側位置
のスナップリング翰に向けて弾圧し、各段の掻取板（ハ
）をそれぞれ各段のＭ盤の濾布０３上に当接し、蓋体（
５）の軸受筒−上側位置に設けた軸受環（３υに回転筒
ｅ４を回転可能に取付け、回転筒（２）内に、蓋体の軸
受筒（至）から突出した回転軸（ハ）の上端部をキー（
至）を介して軸芯方向にのみ摺動可能に嵌装し、回転筒
（２）にハンドル（ロ）を取付けて、ハンド／ｌ／［ｉ
ｌの回動により回転筒０埠。

回転軸に）及び各段の取付腕（ハ）と掃取板（イ）を回
転するように装置し、また、回転筒０′４の上端板に螺
軸（ハ）を装置して回転可能に取付け、回転筒（２）内
に垂下した螺軸（至）の螺歯部を回転軸（ホ）の上端面
に穿設した線孔（至）に螺合し、螺軸（至）の上端にハ
ンド）Ｌ／＠を取付けて、ハンドル（ロ）の回転により
螺軸Ｇ９を回転して回転軸（ハ）を昇降し、従って、各
段の取付腕（ホ）と掻取板（イ）を昇降するように装置
している。

本例のｌ慮過器を使用する場合、固形分を多量に含有し
た原液を原液路Ｏｎに供給する。すると、原液はぼ液路
ＯｎからＩＩ傾盤（２）　、　（３）　、　（４１内と
蓋体（５）内の原液通路に流入し、各段の？虞盤の濾布
０３と開板（１カを経て固形分が除去された１虜過液が
各段の１慮過液室（１υに流入すると共に、各段の濾盤
の？ＩＩｉ布（１１の上に固形分がケーキとなって堆積
し、各段の１慮過液室（ｌυのｌ慮過液が各通孔（１→
を経て岡磐（２１、（３１、（、ｌ）と器体（１）間の
闘過液通路に流入し、纏懸液路０９を経て器体（１）外
に取出される。

濾盤上に多量のケーキが堆積した場合は、先ず、間過器
内に残留している原液即ち残液を流出させるため、空気
路（２）に高圧空気を供給する。すると、高圧空気は、
空気路（イ）から蓋体（５）内と０は盤（２）、（３）
（４）内の原液通路に流入して、原液通路の残液を下側
の通路筒（９）に押圧し、通路筒（９）の残液が残液用
の濾布０１１＋と濾板０１を通過して、濾過液が受皿−
に流入すると共に、ケーキが濾布００の上に堆積し、受
皿に）の濾過液が残液の濾過液路ｃ１０を経て取出され
る。残液を流出させた後には、ケーキを排出させるため
、受皿−を取外して残液用のｔ８布ＯＱと１慮板０９を
取外し５通路筒（９）の開放した下端開口の下１１１１
位置に図示しないバケツを配置し、掻取板回転用ハンド
ル（ロ）を回動して、各段の渦巻状の掻取板（ハ）を第
゛２図において時計回りに回転する。すると、各段の動
盤の濾布（１１上を摺動しつつ回転する各段の渦巻状の
掻取板−によって、各段の１周布ｆｌ’ｌ上に堆積して
いるケーキは、掻取られて、各段の１１＠盤（２）　、
　（３）　、　（４１上をその内周側に遅い速度で移動
し、各段の濾材（２）　、　（３）　、　（４１の内周
縁から落下し、通路筒（９）を貫通して、バケツ内に落
下する。ケーキを排出させた後には、１慮布ｆ１．９を
逆洗するため、掻取板昇降用ハンド／Ｉ／＠を回動して
、回転＠−を下降させ、６段の掻取板（ハ）をそれぞれ
各段の動盤の濾布０３に強く当接し、逆洗による濾布（
１３の浮上りを防止した後に、逆洗路０ηに水を供給す
る。すると逆洗水は、逆洗路０ηから器体（１）と動盤
（２）　、　（３）　、　（４１間の濾過液通路及び各
通孔α荀を経て各段の濾過室σηに流入し、各段の濾過
液室の濾板（１２１と濾布０３を通過して、濾布０４を
洗浄した後、各段σ）　７ｍ盤（２）。

ｒ３）　、　＜４）の内周縁から落下し、通路筒（９）
を頁通して排出される。

上記の図示実施例の濾過器においては、１（ｄ盤を固定
しておいて詠取板を回転させたが、逆に掻取板ご固定し
ておいて動盤を同転させるようにしても工く、また、ｍ
盤と丘取板を逆方向に回転させるようにしてもよく、要
するに動盤と掻取板を相対的に回転させるようにすれば
よい。゛ま次、諸盤上のケーキを、動盤の内周側に移動
させて動盤の内周縁から落下させたが、動盤の外周側に
移動させて動盤の外周縁から落下させるようにしてもよ
い。

【図面の簡単な説明】

第７図は本発明の実施例のケーキ排出装置を備えた水平
Ｍ盤式の濾過器の縦断正面図であり、第２図は同濾′過
器の横断平面図である。 ２、３，４：濾　盤　２８；掻取板 特許出願人　戸　田　茂

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｍ盤を水平に設けた濾過器において、ケーキが堆積する
   濾盤の上に渦巻状に彎曲した掻取板を配置し、濾盤と掻
   取板を相対的に回転可能に装置して、その相対回転によ
   って濾盤上のケーキを掻取板で掻取って濾盤から落下可
   能にしたことを特徴とするケーキ排出装置。