JPS6052048B2 - 菓子片供給方法 - Google Patents
菓子片供給方法Info
- Publication number
- JPS6052048B2 JPS6052048B2 JP20745581A JP20745581A JPS6052048B2 JP S6052048 B2 JPS6052048 B2 JP S6052048B2 JP 20745581 A JP20745581 A JP 20745581A JP 20745581 A JP20745581 A JP 20745581A JP S6052048 B2 JPS6052048 B2 JP S6052048B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- confectionery
- disk
- confectionery pieces
- pieces
- detector
- Prior art date
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- Expired
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- Confectionery (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数個の菓子片を一括して包装する包装機な
どに適する菓子片供給方法に関する。
どに適する菓子片供給方法に関する。
在来、包装機などに供給される菓子片は、これが１個
宛包装される包装機に対しては、間欠運動を伴わない流
れ作業方式の高速供給方法が種々開発されているけれど
も複数個の菓子片を一括して同時包装する包装機へ、菓
子片を複数個宛等間隔毎に供給するような場合には間欠
運動を伴う低速供給は可能であつても、高速度による円
滑な供給が不可能であつて、作業能率の低下を免れなか
つた。 本発明の目的は上記した在来の欠点を除き、高
速度てしかも、菓子片を損傷し易い衝撃的な動きのない
円滑な流動状態で複数個宛の菓子片を順次、供給部へ給
送することができる菓子片供給方法を提供するにあつて
、その構成を図示の実施例について詳細に説明すれば次
のとおりである。
宛包装される包装機に対しては、間欠運動を伴わない流
れ作業方式の高速供給方法が種々開発されているけれど
も複数個の菓子片を一括して同時包装する包装機へ、菓
子片を複数個宛等間隔毎に供給するような場合には間欠
運動を伴う低速供給は可能であつても、高速度による円
滑な供給が不可能であつて、作業能率の低下を免れなか
つた。 本発明の目的は上記した在来の欠点を除き、高
速度てしかも、菓子片を損傷し易い衝撃的な動きのない
円滑な流動状態で複数個宛の菓子片を順次、供給部へ給
送することができる菓子片供給方法を提供するにあつて
、その構成を図示の実施例について詳細に説明すれば次
のとおりである。
図中１は機枠５１に軸架されて水平に回転する内側円
盤、２は内側円盤１の外周を内側円盤より速い速度で水
平に回転する外側円盤であつて、内側円盤１は可変速モ
ーター３により鎖輪４，５，６および鎖帯７を介して駆
動され、外側円盤２は鎖輪５軸の鎖輪８により鎖帯９、
鎖輪１０を径て、連動回転する。１１は原動ベルト車１
２とナイフエッジ１３間へ中間ベルト車１牡テンション
ローラ１５を介して張架したコンベアベルトであつてモ
ーター１６により鎖輪１７、鎖帯１８、鎖輪１９、原動
ベルト車１２を介して駆動され、その菓子片送出端は内
側円盤１上の半径線に沿う菓子片受入位置２０に臨ませ
てある、２１はこのベルト１１上の菓子片ａが円盤１上
に送出される時倒れないように設置した菓子片受板、２
２，２２″はコンベアベルト１１の菓子片送出端の両側
に設置した投光、受光の菓子片検出器、２３は内側円盤
１上の半径線に沿う菓子片受入位置２０の一側に設置し
た菓子片検出器であつて、この検出器２３は、コンベア
ベルト１１から円盤１上の菓子片受入位置２０へ送出さ
れた菓子片を検出すると同時に、ベルト１１の菓子片送
出端でも前記検出器２２，２２″により菓子片が検知さ
れる場合にだけ、その信号によりモーター１６を介して
コンベアベルト１１を停止せしめ、ベルト１１上の菓子
片が送出端まで来ていない楊合、あるいは検出器２２，
２２″の所に菓子片ａがあつても円盤１上の検出器２３
の所に菓子片がなければモーター１６が廻り続けるよう
にしてある、またこの検出器２３の信号は、円盤上の受
入位置２０で検出した菓子片ａが移動した後も、タイマ
ーによつて一定の時間即ち次に送り込まれる横１列の菓
子片．が円盤１上で前の列の菓子片２と２列にならない
程度の時間を持たせるとともに、このタイマーの切変り
時間は、可変速モーター３の円盤駆動速度に応じて長短
に切変り、モーター３が速くなければ検出器２３のタイ
マーが短くなつて菓子片が円．盤１の回転に合つて多く
入り、円盤が遅くなればタイマーも長くなつて遅いテン
ポで円盤上へ菓子片が入るようにしてある。
盤、２は内側円盤１の外周を内側円盤より速い速度で水
平に回転する外側円盤であつて、内側円盤１は可変速モ
ーター３により鎖輪４，５，６および鎖帯７を介して駆
動され、外側円盤２は鎖輪５軸の鎖輪８により鎖帯９、
鎖輪１０を径て、連動回転する。１１は原動ベルト車１
２とナイフエッジ１３間へ中間ベルト車１牡テンション
ローラ１５を介して張架したコンベアベルトであつてモ
ーター１６により鎖輪１７、鎖帯１８、鎖輪１９、原動
ベルト車１２を介して駆動され、その菓子片送出端は内
側円盤１上の半径線に沿う菓子片受入位置２０に臨ませ
てある、２１はこのベルト１１上の菓子片ａが円盤１上
に送出される時倒れないように設置した菓子片受板、２
２，２２″はコンベアベルト１１の菓子片送出端の両側
に設置した投光、受光の菓子片検出器、２３は内側円盤
１上の半径線に沿う菓子片受入位置２０の一側に設置し
た菓子片検出器であつて、この検出器２３は、コンベア
ベルト１１から円盤１上の菓子片受入位置２０へ送出さ
れた菓子片を検出すると同時に、ベルト１１の菓子片送
出端でも前記検出器２２，２２″により菓子片が検知さ
れる場合にだけ、その信号によりモーター１６を介して
コンベアベルト１１を停止せしめ、ベルト１１上の菓子
片が送出端まで来ていない楊合、あるいは検出器２２，
２２″の所に菓子片ａがあつても円盤１上の検出器２３
の所に菓子片がなければモーター１６が廻り続けるよう
にしてある、またこの検出器２３の信号は、円盤上の受
入位置２０で検出した菓子片ａが移動した後も、タイマ
ーによつて一定の時間即ち次に送り込まれる横１列の菓
子片．が円盤１上で前の列の菓子片２と２列にならない
程度の時間を持たせるとともに、このタイマーの切変り
時間は、可変速モーター３の円盤駆動速度に応じて長短
に切変り、モーター３が速くなければ検出器２３のタイ
マーが短くなつて菓子片が円．盤１の回転に合つて多く
入り、円盤が遅くなればタイマーも長くなつて遅いテン
ポで円盤上へ菓子片が入るようにしてある。
次に２５はコンベアベルト１１から内側円盤１上に送出
された菓子片が円盤の半径線に沿う横１列の状態で円盤
に乗つて・回行する途中でこの横列菓子片をその各回行
円周に対し偏心的に円盤１上を円盤の外周方向に誘導し
つつ、これを縦１列に外側円盤２上へ送出せしめるよう
にした案内板であつて取付金具２６へ、止ネジ２７で取
付けてある。２８，２９は、外側円盤２に乗つて回行す
る菓子片の整列案内板てあつて、それぞれ取付金具３０
，３１へ止ネジで取付けてある、３２は外側円盤２に乗
つて縦１列に回行する菓子を左右に振分ける振分け板で
あつて、その基部を支軸３３によつて取付枠３４に軸支
し、中腹部の連杆３５のカムローラ３６をモーター３７
て駆動されるカム３８のカム溝３９，３９″で誘導して
左右に揺振せしめるようにしてあノる、４０，４１は振
分け板３２の揺振位置での停止時間をタイマーて設定し
て停止信号を出す検出器であつて、この検出器と振分け
板３２の関係は、常時はカム３８が振分け板３２を例え
ばカム溝３９側で５秒、カム溝３９″側で５秒停止せし
・めるように検出器のタイマーが働いて、モーターを断
続回転させるようにしてある。
された菓子片が円盤の半径線に沿う横１列の状態で円盤
に乗つて・回行する途中でこの横列菓子片をその各回行
円周に対し偏心的に円盤１上を円盤の外周方向に誘導し
つつ、これを縦１列に外側円盤２上へ送出せしめるよう
にした案内板であつて取付金具２６へ、止ネジ２７で取
付けてある。２８，２９は、外側円盤２に乗つて回行す
る菓子片の整列案内板てあつて、それぞれ取付金具３０
，３１へ止ネジで取付けてある、３２は外側円盤２に乗
つて縦１列に回行する菓子を左右に振分ける振分け板で
あつて、その基部を支軸３３によつて取付枠３４に軸支
し、中腹部の連杆３５のカムローラ３６をモーター３７
て駆動されるカム３８のカム溝３９，３９″で誘導して
左右に揺振せしめるようにしてあノる、４０，４１は振
分け板３２の揺振位置での停止時間をタイマーて設定し
て停止信号を出す検出器であつて、この検出器と振分け
板３２の関係は、常時はカム３８が振分け板３２を例え
ばカム溝３９側で５秒、カム溝３９″側で５秒停止せし
・めるように検出器のタイマーが働いて、モーターを断
続回転させるようにしてある。
４２，４３は菓子片の並列搬送路であつて、振分け板３
２て振分けた菓子片を外側円盤２上の導入部４２″，４
３″を通して送り込むようにしてある。
２て振分けた菓子片を外側円盤２上の導入部４２″，４
３″を通して送り込むようにしてある。
４４は並”列搬送路４２，４３内に送り込まれた菓子片
を受載し、これを搬送路に沿つて搬送する搬送ベルトで
あつて、ベルト車４５，４６間に張架されモーター４７
により鎖輪４８，鎖帯４９、鎖輪５０、ベルト車４５を
介して駆動される。
を受載し、これを搬送路に沿つて搬送する搬送ベルトで
あつて、ベルト車４５，４６間に張架されモーター４７
により鎖輪４８，鎖帯４９、鎖輪５０、ベルト車４５を
介して駆動される。
５２，５３はそれぞれ搬送路４２，４３の中間部に設置
した菓子片検出器であつてこの検出器は何れか一方の搬
送路例えば搬送路４３に菓子片ａがなくなれば検出器５
３がその検知信号を前記振分け板３２の検出器４１のタ
イマーに送つてこの検出器４１側ての振分け板の停止時
間を長く（例えは今まで５秒間隔で繰返していたモータ
ー３７の作動を、振分け板３２が検出器４１側で１０８
′停止するように）して搬送路４３への多くの菓子片を
送り込み、反対に搬送路４２の菓子片がなくなれば検出
器５２の信号により検出器４０のタイマーを介して振分
け板３２のカム溝３９″側ての停止時間を長くして搬送
路４２へ菓子片を多く送り込ませ、また両搬送路共に菓
子片がなくなれば菓子片不足の信号を可変速モーター３
および検出器２３のタイマーに送つて、円盤１，２の回
転を速くし、コンベアベルト１１上の菓子片を内側円盤
１上へ多く送り込ませるようにしてある。
した菓子片検出器であつてこの検出器は何れか一方の搬
送路例えば搬送路４３に菓子片ａがなくなれば検出器５
３がその検知信号を前記振分け板３２の検出器４１のタ
イマーに送つてこの検出器４１側ての振分け板の停止時
間を長く（例えは今まで５秒間隔で繰返していたモータ
ー３７の作動を、振分け板３２が検出器４１側で１０８
′停止するように）して搬送路４３への多くの菓子片を
送り込み、反対に搬送路４２の菓子片がなくなれば検出
器５２の信号により検出器４０のタイマーを介して振分
け板３２のカム溝３９″側ての停止時間を長くして搬送
路４２へ菓子片を多く送り込ませ、また両搬送路共に菓
子片がなくなれば菓子片不足の信号を可変速モーター３
および検出器２３のタイマーに送つて、円盤１，２の回
転を速くし、コンベアベルト１１上の菓子片を内側円盤
１上へ多く送り込ませるようにしてある。
５４は包装機などの菓子片供給部（図示せず）へ菓子片
を供給するための菓子片給送路であつて、並列搬送路４
２，４３の送出端から搬送ベルト４４に乗つて出される
並列菓子片はこの給送路の側壁５５に受止められ、これ
が搬送路に沿つて進行せる押送杆５６により側方に引出
されて供給部へー括給送される。
を供給するための菓子片給送路であつて、並列搬送路４
２，４３の送出端から搬送ベルト４４に乗つて出される
並列菓子片はこの給送路の側壁５５に受止められ、これ
が搬送路に沿つて進行せる押送杆５６により側方に引出
されて供給部へー括給送される。
今コンベアベルト１１上へ第１図に示す如くランダムに
並べられた菓子片ａはモーター１６の回転によりコンベ
アベルトの終端から内側円盤１上の菓子片受入位置２４
へ略横１列の状態で送出され、円盤１に乗つて横１列の
まま円盤の回転方向に回行する。その間円盤１上の受入
位置で検出器２３が菓子片を検出すると同時にコンベア
ベルト１１の送出端でも検出器２２，２２″によつて菓
子片が検出されると検出器２３の信号がタイマーによソ
ー定時間モーター１６を止めるのでコンベアベルト１１
上の菓子片はきれいに整列して並べる必要がなく次の菓
子片との間に距離があつても、これがベルトの終端で追
いつくことになり、円盤１上には一定間隔毎に菓子片が
送出される。次に内側円盤１に乗つて回行する横列の菓
子片はその回行途上て案内板２５に誘導により各菓子片
がその回行方向に対し偏心的に円盤上を外周方向へ縦１
列に移行しながら円盤１の外周縁から外側円板２上に送
出されるが、円盤２は円盤１より回転が速いのでその際
菓子片は前後間隔を引延ばされて外側円盤２上に移乗し
、円盤２に乗つて等間隔毎に回行しつつ、長手の菓子片
の場合は案内板２８，２９の誘導により長手方向に向き
を揃えて縦１列に移送される。しかしてこの縦列菓子片
はその回行途上で振分け板３２により左右へ等分に振分
けられて並列搬送路４２，４３へ、導入部４２″，４３
″を介して導入され搬送ベルト４４に乗つて搬送路内を
前後相接して２列に並進した後、その送出端から給送路
５４に送出される。この時送出された菓子片はモーター
４７て駆動されている搬送ベルト４４により給送路の側
壁５５に押付けられ、これが給送路５４に沿い押送杆５
６によつて側方に引出されると同時に次の菓子片がすぐ
給送路５４へ送出されて２個宛の並列菓子が順次供給部
へ給送されるのであるが、この動作は、搬送路４２，４
３内の菓子片が給送路の側壁５５の所から検出器５２，
５３あたりまで並後相接して２列に延びていなければ円
滑に行なわれないから搬送路４２，４３の何れか一方の
菓子片がなくなると、検出器５２または５３の検知信号
が振分け板３２の検出器４０または４１のタイマーに送
られ、モーター３７の動きが変つて振分け板が菓子片の
なくなつた搬送路へ菓子片を送る側で停止している時間
が長くなり、菓子片不足側の搬送路へ送られる菓子片が
多くなつて搬送路４２，４３内の２列の菓子片のバラン
スがとられる。また両方の搬送路に菓子片がなくなれば
菓子片不足の信号が可変速モーター３および円盤１上の
検出器２３のタイマーに送られモーターによる円盤１，
２の回転が速くなつてコンベアベルト１１上の菓子片が
内側円盤１上へ多く送られる、かくして菓子片の量が増
加し搬送路４２，４３の検出器５２，５３の所まで菓子
片がたまると円盤１，２の速度およびコンベアベルト１
１の菓子片送出頻度は少なくなる。更に検出器５２，５
３が菓子片なしの信号を送つても菓子片が来ない場合は
何秒か後に運転が停止する。本発明は、上記したように
水平に回転する内側円盤と、その外周を内側円盤より速
い速度て同方向に連動回転する外側円盤とを可変速モー
ターにより駆動して、内側円盤上の半径線に沿う菓子片
送入位置へ、コンベアベルトの送出端から略横１列に順
次菓子片送出し、円盤に乗つて回行するこの横列菓子片
を、その回行円周に対し偏心的に案内板で誘導して円盤
上を外周方向へ縦１列に送り出しながら、これを内側円
盤の外周縁から外側円盤上へ等間隔毎に移乗させ、次い
で外側円盤に乗つて縦１列に回行するこの菓子片を、検
出器にセットしたタイマーで振分け動作を制御される振
分〔け板により等分に振分けながら、これを円盤上から
複数列の並列搬送路に導入して搬送した後各搬送路の送
出端から同時に菓子片給送路へ送出した複数個の並列菓
子片を順次給送路に沿つて菓子片供給部へ給送するとと
もに、その間、コンベアベ内レト上の菓子片送出位置と
、内側円盤上の菓子片受入位置とて検出器により菓子片
の有無を検出して両位置で同時に菓子片が検知される場
合にはその信号を、前記可変速モーターの円盤駆動速度
に見合う所定時間タイマーにより持続しつつ、コン）ベ
アベルトの駆動モーターを停止させることにより、コン
ベアベルトから内側円盤上へー定間隔毎に、一定量の菓
子片を送出し、また並列搬送路の中間位置でも、検出器
により各搬送路内の菓子片の有無を検出して、その何れ
かの搬送路に菓子片がない場合は、その信号を振分け板
の検出器のタイマーに送り、菓子片のない搬送路に対す
る側での振分け板の停止時間を長くして各搬送路の菓子
片量のバランスをとり、更に各搬送路に菓子片がない場
合はその信号を可変速モーターおよび内側円盤上の検出
器のタイマーに送つて円盤を速く回転させ、円盤上に送
られる菓子片量を多くするものであるから、コンベアベ
ルト上へランダムに並べた菓子片を、衝撃的な動きのな
い滑らかな流動状態において迅速かつ確実に、整列、分
離せしめて複数列の並列流とし複数個宛の菓子片を等間
隔毎に菓子片供給部へ供給することが可能になつたもの
てあつて複数個宛の菓子片を同時包装する包装機などの
菓子片供給に、これを用いればその作業能率を向上せし
めうるは勿論、チョコレート、クリーム等の如き表面の
損傷し易い菓子片に対しても高速度による円滑な供給作
業を可能ならしめ得たものである。
並べられた菓子片ａはモーター１６の回転によりコンベ
アベルトの終端から内側円盤１上の菓子片受入位置２４
へ略横１列の状態で送出され、円盤１に乗つて横１列の
まま円盤の回転方向に回行する。その間円盤１上の受入
位置で検出器２３が菓子片を検出すると同時にコンベア
ベルト１１の送出端でも検出器２２，２２″によつて菓
子片が検出されると検出器２３の信号がタイマーによソ
ー定時間モーター１６を止めるのでコンベアベルト１１
上の菓子片はきれいに整列して並べる必要がなく次の菓
子片との間に距離があつても、これがベルトの終端で追
いつくことになり、円盤１上には一定間隔毎に菓子片が
送出される。次に内側円盤１に乗つて回行する横列の菓
子片はその回行途上て案内板２５に誘導により各菓子片
がその回行方向に対し偏心的に円盤上を外周方向へ縦１
列に移行しながら円盤１の外周縁から外側円板２上に送
出されるが、円盤２は円盤１より回転が速いのでその際
菓子片は前後間隔を引延ばされて外側円盤２上に移乗し
、円盤２に乗つて等間隔毎に回行しつつ、長手の菓子片
の場合は案内板２８，２９の誘導により長手方向に向き
を揃えて縦１列に移送される。しかしてこの縦列菓子片
はその回行途上で振分け板３２により左右へ等分に振分
けられて並列搬送路４２，４３へ、導入部４２″，４３
″を介して導入され搬送ベルト４４に乗つて搬送路内を
前後相接して２列に並進した後、その送出端から給送路
５４に送出される。この時送出された菓子片はモーター
４７て駆動されている搬送ベルト４４により給送路の側
壁５５に押付けられ、これが給送路５４に沿い押送杆５
６によつて側方に引出されると同時に次の菓子片がすぐ
給送路５４へ送出されて２個宛の並列菓子が順次供給部
へ給送されるのであるが、この動作は、搬送路４２，４
３内の菓子片が給送路の側壁５５の所から検出器５２，
５３あたりまで並後相接して２列に延びていなければ円
滑に行なわれないから搬送路４２，４３の何れか一方の
菓子片がなくなると、検出器５２または５３の検知信号
が振分け板３２の検出器４０または４１のタイマーに送
られ、モーター３７の動きが変つて振分け板が菓子片の
なくなつた搬送路へ菓子片を送る側で停止している時間
が長くなり、菓子片不足側の搬送路へ送られる菓子片が
多くなつて搬送路４２，４３内の２列の菓子片のバラン
スがとられる。また両方の搬送路に菓子片がなくなれば
菓子片不足の信号が可変速モーター３および円盤１上の
検出器２３のタイマーに送られモーターによる円盤１，
２の回転が速くなつてコンベアベルト１１上の菓子片が
内側円盤１上へ多く送られる、かくして菓子片の量が増
加し搬送路４２，４３の検出器５２，５３の所まで菓子
片がたまると円盤１，２の速度およびコンベアベルト１
１の菓子片送出頻度は少なくなる。更に検出器５２，５
３が菓子片なしの信号を送つても菓子片が来ない場合は
何秒か後に運転が停止する。本発明は、上記したように
水平に回転する内側円盤と、その外周を内側円盤より速
い速度て同方向に連動回転する外側円盤とを可変速モー
ターにより駆動して、内側円盤上の半径線に沿う菓子片
送入位置へ、コンベアベルトの送出端から略横１列に順
次菓子片送出し、円盤に乗つて回行するこの横列菓子片
を、その回行円周に対し偏心的に案内板で誘導して円盤
上を外周方向へ縦１列に送り出しながら、これを内側円
盤の外周縁から外側円盤上へ等間隔毎に移乗させ、次い
で外側円盤に乗つて縦１列に回行するこの菓子片を、検
出器にセットしたタイマーで振分け動作を制御される振
分〔け板により等分に振分けながら、これを円盤上から
複数列の並列搬送路に導入して搬送した後各搬送路の送
出端から同時に菓子片給送路へ送出した複数個の並列菓
子片を順次給送路に沿つて菓子片供給部へ給送するとと
もに、その間、コンベアベ内レト上の菓子片送出位置と
、内側円盤上の菓子片受入位置とて検出器により菓子片
の有無を検出して両位置で同時に菓子片が検知される場
合にはその信号を、前記可変速モーターの円盤駆動速度
に見合う所定時間タイマーにより持続しつつ、コン）ベ
アベルトの駆動モーターを停止させることにより、コン
ベアベルトから内側円盤上へー定間隔毎に、一定量の菓
子片を送出し、また並列搬送路の中間位置でも、検出器
により各搬送路内の菓子片の有無を検出して、その何れ
かの搬送路に菓子片がない場合は、その信号を振分け板
の検出器のタイマーに送り、菓子片のない搬送路に対す
る側での振分け板の停止時間を長くして各搬送路の菓子
片量のバランスをとり、更に各搬送路に菓子片がない場
合はその信号を可変速モーターおよび内側円盤上の検出
器のタイマーに送つて円盤を速く回転させ、円盤上に送
られる菓子片量を多くするものであるから、コンベアベ
ルト上へランダムに並べた菓子片を、衝撃的な動きのな
い滑らかな流動状態において迅速かつ確実に、整列、分
離せしめて複数列の並列流とし複数個宛の菓子片を等間
隔毎に菓子片供給部へ供給することが可能になつたもの
てあつて複数個宛の菓子片を同時包装する包装機などの
菓子片供給に、これを用いればその作業能率を向上せし
めうるは勿論、チョコレート、クリーム等の如き表面の
損傷し易い菓子片に対しても高速度による円滑な供給作
業を可能ならしめ得たものである。
第１図は本発明方法を実施する装置の一例を示す平面図
、第２図は前図の側面図である。 １・・・・・・内側円盤、２・・・・・・外側円盤、３
・・・・・・可変速モーター、１１・・・・コンベアベ
ルト、１６・・モーター、２０・・・・・・菓子片受入
位置、２２，２２″・・・・・・菓子片検出器、２３・
・・・・・菓子片検出器、２５・・・・・・案内板、３
２・・・・・・振分け板、３７・・・・・・モーター、
３８・・・・・・カム、４０，４１・・・・検出器、４
２，４３・・・・・並列搬送路、４２″，４３″・・・
・・導入部、４４・・・・・・搬送ベルト、５２，５３
・・・・・検出器、５４・・・・・・菓子片給送路、５
６・・・・・・押送杆。
、第２図は前図の側面図である。 １・・・・・・内側円盤、２・・・・・・外側円盤、３
・・・・・・可変速モーター、１１・・・・コンベアベ
ルト、１６・・モーター、２０・・・・・・菓子片受入
位置、２２，２２″・・・・・・菓子片検出器、２３・
・・・・・菓子片検出器、２５・・・・・・案内板、３
２・・・・・・振分け板、３７・・・・・・モーター、
３８・・・・・・カム、４０，４１・・・・検出器、４
２，４３・・・・・並列搬送路、４２″，４３″・・・
・・導入部、４４・・・・・・搬送ベルト、５２，５３
・・・・・検出器、５４・・・・・・菓子片給送路、５
６・・・・・・押送杆。
Claims (1)
- １ 水平に回転する内側円盤と、その外周を内側円盤よ
り速い速度で同方向に連動回転する外側円盤とを、可変
速モーターにより駆動して、内側円盤上の半径線に沿う
菓子片送入位置へ、コンベアベルトの送出端から略横１
列に順次菓子片を送出し、円盤に乗つて回行するこの横
列菓子片を、その回行円周に対し偏心的に案内板で誘導
して円盤上を外周方向へ縦１列に送り出しながら、これ
を内側円盤の外周縁から外側円盤上へ等間隔毎に移乗さ
せ、次いで外側円盤に乗つて縦１列に回行するこの菓子
片を、検出器にセットしたタイマーで振分け動作を制御
される振分け板により等分に振分けながら、これを円盤
上から、複数列の並列搬送路に導入して搬送した後、各
搬送路の送出端から同時に菓子片給送路へ送出した複数
個宛の菓子片を、順次給送路に沿つて菓子片供給部へ給
送するとともに、その間、コンベアベルト上の菓子片送
出位置と、内側円盤上の菓子片受載位置とで検出器によ
り菓子片の有無を検出して、両位置で同時に菓子が検出
される場合には、その信号を前記可変速モーターの円盤
駆動速度に見合う所定時間タイマーにより持続しつつ、
コンベアベルトの駆動モーターを停止させることにより
、コンベアベルトから内側円盤上へ一定間隔毎に、一定
量の菓子片を送出し、また並列搬送路の中間位置でも、
検出器により各搬送路内の菓子片の有無を検出して、そ
の何れかの搬送路に菓子片がない場合はその信号を振分
け板の検出器のタイマーに送り、菓子片のない搬送路に
対する側での振分け板の停止時間を長くして、各搬送路
の菓子片量のバランスをとり、更に各搬送路に菓子片が
ない場合は、その信号を可変速モーターおよび内側円盤
上の検出器のタイマーに送り、内外側円盤を速く回転さ
せて円盤上に送られる菓子片量を多くすることを特徴と
する菓子片供給方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20745581A JPS6052048B2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 菓子片供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20745581A JPS6052048B2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 菓子片供給方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107138A JPS58107138A (ja) | 1983-06-25 |
| JPS6052048B2 true JPS6052048B2 (ja) | 1985-11-16 |
Family
ID=16540049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20745581A Expired JPS6052048B2 (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 菓子片供給方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052048B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6014915U (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-31 | 株式会社 スタ−精機 | 射出成型品自動取出装置における旋回駆動装置 |
| JPH0456124U (ja) * | 1990-09-18 | 1992-05-14 | ||
| JP2011051727A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Hitachi Setsubi Eng Co Ltd | 部品供給装置 |
| JP5587114B2 (ja) * | 2010-09-22 | 2014-09-10 | 第一実業ビスウィル株式会社 | 整列供給装置 |
| JP6590341B2 (ja) * | 2016-08-19 | 2019-10-16 | 株式会社トーショー | 薬剤フィーダ及び錠剤分割装置 |
| CN109249580B (zh) * | 2018-09-25 | 2021-02-26 | 珠海格力智能装备有限公司 | 分料机构及具有其的供料*** |
| CN110980224B (zh) * | 2019-12-24 | 2021-08-10 | 广州奇宏智能装备有限公司 | 一种餐具排列落料设备 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP20745581A patent/JPS6052048B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58107138A (ja) | 1983-06-25 |
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