JPS6051776B2 - Ｘ線発生装置 - Google Patents
Ｘ線発生装置Info
- Publication number
- JPS6051776B2 JPS6051776B2 JP53018308A JP1830878A JPS6051776B2 JP S6051776 B2 JPS6051776 B2 JP S6051776B2 JP 53018308 A JP53018308 A JP 53018308A JP 1830878 A JP1830878 A JP 1830878A JP S6051776 B2 JPS6051776 B2 JP S6051776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- ray
- base material
- ray generator
- electron beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 239000013077 target material Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はＸ線発生装置に関し、特にＸ線断層像を得る
装置（ＣＴ装置）に使用して最適なＸ線発生装置に関す
る。
装置（ＣＴ装置）に使用して最適なＸ線発生装置に関す
る。
一般にＣＴ装置においてはＸ線管とＸ線検出器とを被
写体に対し機械的に平行移動および、もしくは回転移動
させるようにしていることから、被写体の任意切面の断
層像のための一連のデータを得るには数秒乃至は数十秒
費される。
写体に対し機械的に平行移動および、もしくは回転移動
させるようにしていることから、被写体の任意切面の断
層像のための一連のデータを得るには数秒乃至は数十秒
費される。
したがつて人体の心臓等の時間的に変化する臓器の断層
像を得ることは極めて困難である。このため例えば、特
開昭５２−１０７７８丹に示されたＣＴ装置においては
環状又はその一部をなすＸ線発生ターゲット上で電子線
を間歇的あるいは連続的に走査することにより、数十分
の一秒乃至数百分の一秒で必要なデータの取得を可能と
している。ところで上述した環状又はその一部をなすタ
ーゲットは直径が２ｍにも及び、このような大型のわん
曲したターゲットの製作は極めて困難であると共に高価
となる。更にターゲットの一部が電子線の照射等によつ
て破損した場合、交換が容易でない。 本発明は上述し
た点に鑑みてなされたものであり、ターゲットをターゲ
ット基材と該基材上に固定された多数のターゲット片よ
り構成しており、製作が容易で且つ安価なＸ線発生装置
を提供する。
像を得ることは極めて困難である。このため例えば、特
開昭５２−１０７７８丹に示されたＣＴ装置においては
環状又はその一部をなすＸ線発生ターゲット上で電子線
を間歇的あるいは連続的に走査することにより、数十分
の一秒乃至数百分の一秒で必要なデータの取得を可能と
している。ところで上述した環状又はその一部をなすタ
ーゲットは直径が２ｍにも及び、このような大型のわん
曲したターゲットの製作は極めて困難であると共に高価
となる。更にターゲットの一部が電子線の照射等によつ
て破損した場合、交換が容易でない。 本発明は上述し
た点に鑑みてなされたものであり、ターゲットをターゲ
ット基材と該基材上に固定された多数のターゲット片よ
り構成しており、製作が容易で且つ安価なＸ線発生装置
を提供する。
以下本発明の実施例を添付図面に基づき詳説する。
第１図は本発明に基つくＸ線発生装置を使用したＣＴ
装置を示しており、１は釣鐘状のＸ線発生装置カラムで
ある。
装置を示しており、１は釣鐘状のＸ線発生装置カラムで
ある。
該カラム１の一端には電子銃２が設けられており、又他
端にはリング状のＸ線発生ターゲット３が設けられてい
る。該電子銃２から発生し加速された電子線は収束レン
ズ４によつて適宜収束された後、第１偏向コイル５によ
つて大きく偏向され、更に第２偏向コイル６によつて偏
向されて該ターゲット３上に照射される。ここで該第１
偏向コイル５に供給される偏向信号を変化させればそれ
に伴つて電子線の偏向方向も変化し、リング状ターゲッ
ト３の異つた点に電子線が照射されることになる。該タ
ーゲツトヘの電子線の照射に伴い該ターゲットから発生
したＸ線は窓部７を通り、更に図示していないが適宜な
Ｘ線制限手段によつて一定方向に拡がりを有する扇状Ｘ
線となつて、支持台８上に載置された被写体９に照射さ
れる。該被写体９を透過したＸ線は窓部７に接近してリ
ング状に設けられた多数のＸ線検出素子より成るＸ線検
出器１０によつて検出される。 上述した如き構成にお
いて第１偏向コイル５に供給される偏向信号を例えば電
子計算機（図示せず）によつて制御すれば、電子線はタ
ーゲット３上の特定の多数の点に間歇的に照射される。
端にはリング状のＸ線発生ターゲット３が設けられてい
る。該電子銃２から発生し加速された電子線は収束レン
ズ４によつて適宜収束された後、第１偏向コイル５によ
つて大きく偏向され、更に第２偏向コイル６によつて偏
向されて該ターゲット３上に照射される。ここで該第１
偏向コイル５に供給される偏向信号を変化させればそれ
に伴つて電子線の偏向方向も変化し、リング状ターゲッ
ト３の異つた点に電子線が照射されることになる。該タ
ーゲツトヘの電子線の照射に伴い該ターゲットから発生
したＸ線は窓部７を通り、更に図示していないが適宜な
Ｘ線制限手段によつて一定方向に拡がりを有する扇状Ｘ
線となつて、支持台８上に載置された被写体９に照射さ
れる。該被写体９を透過したＸ線は窓部７に接近してリ
ング状に設けられた多数のＸ線検出素子より成るＸ線検
出器１０によつて検出される。 上述した如き構成にお
いて第１偏向コイル５に供給される偏向信号を例えば電
子計算機（図示せず）によつて制御すれば、電子線はタ
ーゲット３上の特定の多数の点に間歇的に照射される。
この結果被写体９には特定のそみ角毎に扇状Ｘ線が照射
され、例えば３６００の範囲で１扇毎に被写体に扇状Ｘ
線が照射され、夫々のＸ線はＸ線検出器１０によつて検
出される。該検出された信号は電子計算機によつて演算
処理され、被写体９の任意切面の断層像が得られる。こ
こで上述したＸ線発生ターゲット３は第２図に示す如く
、例えば銅によつて形成されたリング状の基材１１と該
基材１１の内面に例えばネジ止めされたタングステン等
より成る多数のターゲット片１２によつて構成される。
され、例えば３６００の範囲で１扇毎に被写体に扇状Ｘ
線が照射され、夫々のＸ線はＸ線検出器１０によつて検
出される。該検出された信号は電子計算機によつて演算
処理され、被写体９の任意切面の断層像が得られる。こ
こで上述したＸ線発生ターゲット３は第２図に示す如く
、例えば銅によつて形成されたリング状の基材１１と該
基材１１の内面に例えばネジ止めされたタングステン等
より成る多数のターゲット片１２によつて構成される。
該ターゲット片１２の厚さは数？であり、又該ターゲッ
ト片１２の夫々の幅は該ターゲット片に間歇的に照射さ
れる電子線の角度間隔に応じて決められる。例えば３６
０のの範囲を１応毎に扇状Ｘ線を発生させる場合該基材
１１の内径をＤとすれば、該ターゲット片１１の夫々の
幅は路次式を満足するように選ばれる。したがつて、例
えば基材１１の内径が２ｒｒＬ，であれば該ターゲット
片の幅は約３４ｗ＄ｔあるいはそれの整数倍にされる。
ト片１２の夫々の幅は該ターゲット片に間歇的に照射さ
れる電子線の角度間隔に応じて決められる。例えば３６
０のの範囲を１応毎に扇状Ｘ線を発生させる場合該基材
１１の内径をＤとすれば、該ターゲット片１１の夫々の
幅は路次式を満足するように選ばれる。したがつて、例
えば基材１１の内径が２ｒｒＬ，であれば該ターゲット
片の幅は約３４ｗ＄ｔあるいはそれの整数倍にされる。
このように該ターゲット片の幅ノを設定すれば、電子線
をターゲットに１ト毎に正確に照射しても、各ターゲッ
ト片の境界部分には電子線が照射されず、一定強度のＸ
線が常に被写体に照射されくことになる。以上本発明を
詳説したが本発明はターゲット片を固定させるようにし
ているため、ターゲット材を直径２ｒｒ１，にも及ぶリ
ング状に形成した従来のターゲットに比較して製作が極
めて容易となり、又製造コストも大幅に低減することが
できる。
をターゲットに１ト毎に正確に照射しても、各ターゲッ
ト片の境界部分には電子線が照射されず、一定強度のＸ
線が常に被写体に照射されくことになる。以上本発明を
詳説したが本発明はターゲット片を固定させるようにし
ているため、ターゲット材を直径２ｒｒ１，にも及ぶリ
ング状に形成した従来のターゲットに比較して製作が極
めて容易となり、又製造コストも大幅に低減することが
できる。
更に本発明において特定のターゲット片が破損したとし
ても該破損したターゲット片のみを交換すれば良く交換
の際の手間及び費用を軽減できる。本発明は上述した実
施例に限定されることなく幾多の変形が可能である。例
えばターゲット基材を必ずしもリング状とする必要はな
く半円状てあつても良い、又ターゲット基材の内面は曲
面状でなくとも、多数の平面の合成すなわち、多角面状
であつても良い。
ても該破損したターゲット片のみを交換すれば良く交換
の際の手間及び費用を軽減できる。本発明は上述した実
施例に限定されることなく幾多の変形が可能である。例
えばターゲット基材を必ずしもリング状とする必要はな
く半円状てあつても良い、又ターゲット基材の内面は曲
面状でなくとも、多数の平面の合成すなわち、多角面状
であつても良い。
第１図は本発明に基つくＸ線発生装置を使用したＸ線断
層像を得る装置を示す図、第２図は本発明に基づくＸ線
発生ターゲットの一実施例を示す図である。 １・・・・・・Ｘ線発生装置カラム、２・・・・・・電
子銃、３・・Ｘ線発生ターゲット、４・・・・・・収束
コイル、５，６・・・・・・偏向コイル、７・・・・・
・窓部、８・・・・・・支持台、９・・・・・・被写体
、１０・・・・Ｘ線検出器、１１・・・・・・ターゲッ
ト基材、１２・・・・・・ターゲット片。
層像を得る装置を示す図、第２図は本発明に基づくＸ線
発生ターゲットの一実施例を示す図である。 １・・・・・・Ｘ線発生装置カラム、２・・・・・・電
子銃、３・・Ｘ線発生ターゲット、４・・・・・・収束
コイル、５，６・・・・・・偏向コイル、７・・・・・
・窓部、８・・・・・・支持台、９・・・・・・被写体
、１０・・・・Ｘ線検出器、１１・・・・・・ターゲッ
ト基材、１２・・・・・・ターゲット片。
Claims (1)
- １ 環状又はその一部をなすＸ線発生用ターゲットを有
し、該ターゲット上の電子線照射位置を間歇的に移動さ
せるようにしたＸ線発生装置において、該ターゲットは
ターゲット基材と、固定された多数のターゲット片より
成ることを特徴とするＸ線発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53018308A JPS6051776B2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | Ｘ線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53018308A JPS6051776B2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | Ｘ線発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54111296A JPS54111296A (en) | 1979-08-31 |
| JPS6051776B2 true JPS6051776B2 (ja) | 1985-11-15 |
Family
ID=11967977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53018308A Expired JPS6051776B2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | Ｘ線発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051776B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5990399A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-05-24 | イメ−ジング・サイエンス・アソシエイツ・リミテツド・パ−トナ−シツプ | Ｘ線発生方法及びその装置 |
| CA3209805A1 (en) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | Empyrean Medical Systems, Inc. | Three-dimensional beam forming x-ray source |
| EP3720660A1 (en) * | 2017-12-04 | 2020-10-14 | Ecolab USA, Inc. | Floor care tools |
| US11672491B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-06-13 | Empyrean Medical Systems, Inc. | Validation of therapeutic radiation treatment |
-
1978
- 1978-02-20 JP JP53018308A patent/JPS6051776B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54111296A (en) | 1979-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4045672A (en) | Apparatus for tomography comprising a pin hole for forming a microbeam of x-rays | |
| US5550889A (en) | Alignment of an x-ray tube focal spot using a deflection coil | |
| US4866745A (en) | Ultrahigh speed X-ray CT scanner | |
| US4135095A (en) | Apparatus for obtaining an X-ray image | |
| US4075489A (en) | Method and apparatus involving the generation of x-rays | |
| US10082473B2 (en) | X-ray filtration | |
| GB1583053A (en) | Apparatus for tomography | |
| JPH04250143A (ja) | コンピュータ断層撮影装置 | |
| GB1598058A (en) | Apparatus for tomography using penetrating radiation | |
| JPS6051776B2 (ja) | Ｘ線発生装置 | |
| US4345158A (en) | Tomographic apparatus for the production of transverse layer images | |
| GB1579265A (en) | Tomography | |
| JPS6283772A (ja) | Ｘ線像形成装置 | |
| JPS631698B2 (ja) | ||
| JPS6146136B2 (ja) | ||
| JPH04317635A (ja) | コンピュータトモグラフ | |
| JPH0562205U (ja) | Ｘ線像用ｘ線撮影装置 | |
| JPH0223945A (ja) | コンピュータトモグラフ | |
| JP4792187B2 (ja) | オブジェクトデータセットからの横断面分布の導出 | |
| GB1564309A (en) | Apparatus for obtaining an x-ray image of a slice plane ofan object | |
| JPH0576524A (ja) | Ｘ線ｃｔ装置 | |
| JPH01318946A (ja) | コンピュータトモグラフィ装置 | |
| GB1603593A (en) | Device for computed tomography | |
| JPS632608B2 (ja) | ||
| JPS6114815B2 (ja) |