JPS60501077A - 吸音構造物とその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的には吸音構造物に関し、更に詳しくは、反射又は透過音を少くす るように音を吸収することができろ頑強、軽量な吸音パネルに関する。

プレハブ吸音パネルの各種間仕切が商業用建物の中で内部空間を作業区域に分け るために普通便われている。そのような間仕切にはパネルを補強するためのフレ ーム及びパネルを垂直平面に支持するためのスタンド又は脚を含んでもよい。こ れらの間仕切は作業区域の内部体裁を改善しながら建物内でプライバシイーを与 えるのに有効であることが証明されている。このような間仕切に使われる吸音パ ネルは音を吸収するため、例えば、カーペット又は織物で覆つことによって軟い 外部仕上を備えてもよく、又はその体裁を改善するため装飾的被覆材料を備えて もよい。

同様なプレハブ吸音パネルは天井タイル、壁パネル、掲示板、隔壁又は囲い、及 びその他の建築要素として普通に使われている。これらの用途の各々はいくらか 異なる吸音構造に有利である特別の要求を有する。例えば、構造的剛性、強度、 耐火性、断熱能力、耐衝撃性、及び表面の滑かさ又は鋲留可能性は透過音又は反 射音を減少する能力に加えて要求されるがもじれない。

取付要件は特別の問題、な生ずる−がもしれない。

種々の構造が入射音、即ちパネルに垂直に向けられた音又は他の入射角の音−を 高率で吸収することができるプレハブパネルを提供するために提案されている。

１つのアプローチは矩形外周フレームによって補強され且つ織物被覆をもつ均質 ガラス繊維心材を備えることである。しかし、そのようなパネル＆＋多くの用途 に対し十分な強度と剛性を有しない。他っパネル設計は、米国特許第３，０２１ ，９１．！Ｓ号に提案されているもののように、軽量、半剛性パネルを提供する ため消音材料を補強するために積層ハニカム構造を利用している。

ハニカムコアを有するそのようなパネルは通常熱間Ｘ−は冷間プレス法によって 積板又は表面仕上される。

１与々の場合、接着剤が化粧面及び／又はハニカムコアにつＧ−］られてからパ ネルの各層が堆積され且つその接着剤が硬化する間圧力を受ける。もし、その接 着剤が高温で硬化しなければならないのなら熱間プレスが使われる。ある場合に は、接着剤をつけるための接着たなを作るためにコアに波形をつける。しかし、 そのようなパネルの接着剤はパネルの吸音特性を抑制し且つパネルが曲げを受け たときぜん断での積層分離に対し十分な抵抗を示さない。

もう１つの提案されたパネル構成は異なる密度の均質ガラス繊維の別々の層の組 立体である。例えば、そのようなパネルは織物被覆、圧縮ガラス繊維ボードの３ ．１７５ｍｍ層、低密度ガラス繊維の１９．５ｍｍ層、２０番金属皿、低密度ガ ラス繊維の第２の１９−５ｍｍ層、圧縮ガラス繊維ボードの第２の３．１７５ｍ ｍ層、及び第２織物被覆を有するかもしれない。この種のパネル構成は、特に必 要な強度を与えるため皿を金属で作らなければならないため及び完成パネルはプ レノ＼プパネルボードの挿入によるのではなく別々の層を組立てねばならないた めに高価である。

米国特許第４．０８４，６６９号に開示さねているように、隔膜又は仕切の両側 にハニカムコアを使うことも提案されている。そこに提案されているパネル構造 は音響エネルギーを閉じ込めるためのヘルムホルツ共鳴器を形成するためハニカ ムコアの各セルに１つの、小ヘルムホルン共鳴器の外壁を形成する板金外皮は入 射−音周波数を吸収するように調整できるだけである。

間仕切、天井タイル、壁パネル、黒板又は掲示板、隔壁又は囲い、及びその他の 建築要素に使用するのに適した改良された吸音構造物に対する要求が存在する。

高（・音響的性質に加えて、この構造物は各用途に対して適当な構造物剛性、強 度、耐火性、断熱性能及び表面きめを備えるべきである。この構造物はせん断を 受けた際の積層分離に対する改良された抵抗性を備えるべきで且種々の厚さ及び 構成でのプレハブパネルとして低フスト製造に適しているべきである。

従って本発明の目的は強度と密着度を有し且つ比較できる厚さの均質吸収材料で 得られるものより改良された音響エネルギーの吸収を示す低コスト吸音構造物を 提供することにある。本発明の他の目的はパネルを通る音の透過を防ぐ音響障壁 と組合せてパネルの片側又４ま両側に改良された吸収能力を有するそのような構 造物な提供することにある。本発明の更に他の目的は耐衝撃性又は鋲留め可能な 表面を備え且つ・埋込フレームを含んでもよい種々の心材構成を備えたそのよう な構造物を提供することにある。

発明の要約 本発明は入射音響エネルギーを吸収するのに適した新規な吸音構造物に及びこの 吸音構造物の製造方法に関する。

本発明の１つの局面によれば、心材と化粧面を有する吸音構造物が提供される。

この心材はこの心材の一面に開いたセルを形成する構造装置を有する。この化粧 面は心材の表面でこの構造装置に接合された音響的に半透明な材料でできている 。この化粧面の一部は心材の隣接する開いたセルの中に延びこの化粧面と心材の 間ＶＣ機械的連結を生ずる。この化粧面の延びた部分は心材のセルを部分的に充 し且つこの吸音構造物に向けられた音響エネルギーの吸収を改善する。

この吸音構造物はこの構造物を通る音響エネルギーの透過を減するため又はこの 構造物の強度及び剛性を増すために心材に化粧面が接合されているのとは反対の 面に接合された層を含んでもよい。心材のこの構造装置はハニカムでもよい。こ の化粧面は密度がセルの中に延びる部分よりセルを形成する構造装置付近で大き いように不均一であるのが好ましい。この化粧面はセルノ中に延びる凸枕状部分 を備えたキルテイング°状構成をとってもよい。この吸音構造物の種々の実施例 は心材の第２面上の第２化粧面又は隔膜及び第２心材を含んでもよい。

本発明の第２の局面によれば、吸音構造物の製造方法が提供される。結合剤を含 み、比較的均一な厚さ及び密度を有する未硬化繊維性要素が開いたセルを形成す る構造物を有する心材に対して配置される。この繊随、性要素は次に心材に対し て押しつけられそれでこの繊維性要素の表面が心材のセルに入り且つ繊維性要素 の厚さがセルを形成する構造物の付近で減少する。この圧縮された繊維性要素の 心材と反対の面は次に結合剤を硬化するため十分な熱を受け表面を硬化する。こ の繊維性要素は心材のセルに入る湾曲した部分と心材と反対の比較的平坦な面と を有する椀状構成に作られるのが好ましい。

本発明は、その他の目的及び付随する利点と共に、添付の図面に関連して行われ る以下の好ましい実施例の詳細な説明を参、照することによって最もよく理解さ 第１図は本発明によって作られた間仕切の、一部破断した、透視図である。

第２図は第１図の間仕切の吸音パネルの一部の、化粧面の一部を破断した立面正 面図である。

第３図は第２図のパネルの線３−６による断面図である。

第４図は第２図のパネルの第６図と類似ではあるが第２実施例を示す断面図であ る。

第５図は第２図のパネルの第ろ実施例を示す断面図である。そして、 第６図は第２図のパネルの第４実施例を示す断面図さて図面を参照すると、第１ 図は本発明によって作られた、全体を数字１０で指す間仕切を示す。この間仕切 １０は、補強のための任意の外周フレーム部材１４を有し、全体を数字１２で指 す吸音パネルと主として装飾のための被覆１５を含む。スタンド１６はこのパネ ル１２をは〈垂直平面に支持するために設けられている。同じ効果の他の構成を 使ってもよいが、このスタンド１６は、図示のように、水平四脚として作ると便 利である。

この吸音パネル１２の構造は、ブランケット又はマットとして作られた、音響的 に半透明材料、好ましくはガラス繊維のような繊維状材料の第１化粧面１８を含 む。この化粧面１８は第２図及び３図に示すように、全体を数字２０で指す気泡 質心材に直接接合されている。この気泡質心材２０は厚紙、紙、アルミ又は類似 の材料で作られたハニカムのような壁構造であるのが好ましい。図示の好ましい 実施例では、クラフト紙の壁２２をもつ発泡性六角セルが気泡質心材２０を構成 する。第６図に示すように、音響的に半透明の第２化粧面２４はこの気泡質心材 ２０ｖｃ直接接合されてこのパネル１２の背面を形成する。

化粧面１８と２４はそれらの外面２５ｖｃ沿って本質的に平面であるが心材２０ のセルを部分的、に充すように５枕として内方に延びる。これらの化粧面１８及 び２４は、最初は比較的均一な厚さ及び密度の未硬化のブランケットとして形成 され、この吸音パネル１２の製造中に、図示のようなキルテイング状構造に作ら れる。以下に更に詳細に説明するように、これらの化粧面１８及び２４は壁２２ を受けるため谷又は溝２８とこれらの壁２２と外面２５の間の対応する薄い部分 ３０を形成する。より密度の低い、音響的に半透明の部分３２はこれらの溝２８ の間に残り、且つ軟い内面３４は壁２２によって作られたセルの中に延びろ。

前から知られている積層パネルとは違って、この吸音パネル１２は化粧面とハニ カムコアの間に接着剤なしで作られる。その代り、化粧面１８及び２４は化粧面 を心材２０ｖｃ接合するため及び化粧面をキルテイング状構造に結合するために 結合剤を備える。これらの化粧面１８及び２４並びに心材２ｏは堆積関係に組立 てられ且つ熱盤が使用する特定の結合剤に適した所定の高温にある熱盤フ０レス の中に置かれる。このプレスは通常心材２０の厚さより約６．１８朋大きい所定 の熱盤間隔に閉じられる。この構造物は次に、使用する結合剤、化粧面１８及び ２４の厚さ、及び表面２５の所望のきめに依って、約１乃至６分間成形される。

この開に、結合剤が硬化し化粧面１８及び２４を心材に接合する。

更に詳しくは、結合剤はハニカムの壁２２付近で硬化され化粧面を壁に薄い部分 ３ｏで接合させろ。ハニカムの縁は、化粧面に使われる材料の最初の厚さと壁２ ２の間隔に依って、化粧面１８及び２４を壁２２の付近で約１．５９ｍｍの厚薯 に圧縮するが、化粧面を壁２２の間で約６．３５ｍｍの厚さに発泡させる。硬化 した化粧面の対応する密度は３倍以上にばらつくがも知れない、即ちハニカム構 造が大きければ厚さ及び密度に大きな差を生ずることになるだろう。成形プレス の熱盤と接触するよ５ＶＣなる外面２５は結合剤の硬化によって音響的に半透明 ではあるがいくらが硬くなるが、内面３４は軟かく且つふわふわしたま＼である 。

溝２８．５枕２６、及び壁２２は心材２０のハニカムと化粧面１８及び２４０間 に機械的連結を提供する。

この連結は吸音パネル１２のせん断強度を増しそしてハこカムコアを有する従来 のパネルが陥る積層分離の問題がなくパネルを曲げ且つ繰返したわめられるよう にする。硬化した外面２５は装飾被覆１５の取付けによく適した平滑な、耐衝撃 性のある、音響的に多孔質の面を提供し、且つ掲示板として鋲、ピン又は文チー ゾルを使うことができろ。この面２５の硬化は又この吸音パネル１２の剛性及び 強度を高め、それによってフレーム部材１４の必要を除去又は減少する。

その構成、特に化粧面１８及び２４の密度及び形状に変化があるため、この吸音 パネル１２は入射音響エネルギーの大部分を吸収し且つその音響エネルギーの音 源の方への反射返しを防ぐだろう。入射音波の小さな割合だけが反射される、即 ち音響エネルギーの残りは化粧面材料の隙間に入り、移動する音波とこの化粧面 材料の固定繊維の間の摩擦によって消散させられる。

部分的に消散した音波が第１化粧面１８のふわふわした内面３４を出るとき、そ れらはハニカムの壁２２で反射されるかもしれず又は第２化粧面２４に直接衝突 するかもしれない。音響エネルギーの付加的消散は音波がふわふわした内面３４ に入るときに起こる。

化粧面１８及び２４の音吸収に加えて、心材２０のセル内の空間３５が音を吸収 する。心材の厚さと壁２２０間隔はこの音響構造を特定の周波数範囲に同調でき るようにするため変えてもよい。一般に、セルの容積の増加は同調吸収周波数を 下げる結果となる。化粧面１８及び２４と心材２２の閉じ込められた空間３５と の組合せ吸音の結果、この吸音パネル１２は比較できる厚さの均質ガラス繊維よ り広い周波数範囲にわたってよい吸音を示す。更に、この吸音パネル１２は、心 材に従来の方法によって接着された比較的均一な厚さのガラス繊維を有する対応 するハニカムコア堆積よりよい吸音を示す。

この吸音パネル１２の熱的性質はそれを断熱構造が要求されるところｐｃ使用で きるようにする。化粧面１８パネル１２はすぐれた耐熱伝導性を有する。それに 加えて、ハニカムコアの閉じ込められた空間３５がこのパネルの熱障壁として作 用する能力を高める。心材２０のこのハニカム構造は耐火性材料で作られてもよ くもしくは、もし紙又は類似の材料で作られるなら、難燃性付与薬品で処理され てもよい。

これらの化粧面１８及び２４は直径０．００　’２５　ｍｍ乃至０．０１２７ｍ ｍの繊維を有する未硬化ガラス繊維マット又はブランケットで作られるのが好ま しい。そのような繊維性材料は、例えばオハイオ州トレド市のオーガラス・コー ニングがラス繊維会社又はインディアナ州シュルビービル市のナオフガラス繊維 会社から供給される。このマット又はブランナツトの構成要素として供給される 結合剤はユリアホルムアルデヒドとフェノールホルムアルデヒドの組合せである 。上記の供給源はこのマット又はブランケット材料をガラス繊維成形媒体又は単 に未硬化ガラス繊維と呼ぶ。このような未硬化マット又はブランケットの密度は １２　ｋｇ　／ｍ３と３２　ｋｇ／ｍ３の間にあり、通常２４　ｋｇ／ｍ３であ る。、Ｚ１７）未硬化マット又はブランケットの称呼厚さは典型的には２５．４ ｍｍである。未硬化第１化粧面１８の密度は、用途の要求によって、未硬化第２ 化粧面２４のそれと同じでも違ってもよく、厚さは同じでも違ってもよい。

心材２０の好ましい構造はオハイオ州デグラフ市のミツドステーツコンテナ社か ら入手できるもののような９０ｇ／ｍ２クラフト紙の対称六角セルをもつ発泡ハ ニカムである。このハニカム構造は強度対重量比が高く且つこの吸音パネル１２ １Ｃ曲面を作るように曲げ延ばし可能にする。この心材２Ｕの厚さは１２．７ｍ ｍから１５２．４ｍ＋ｉでよく通常の厚さは、各六角セルが通常的１９．０５ｎ ＋ｘであるが１２．７ｍｍ以下でもよいように、２２．２３＋ｎｍ又は４７．６ ”ｒｍｍである。１９．０５ｍｍより厚いセルを使ってもよいが化粧面の表面に でこぼこを生ずる結果となろう。通常は必要ないけれども、このハニカムは耐久 性を高め且つ耐湿性を高めるためフェノール樹脂を含浸して供給されてもよい。

上記の好ましい結合剤は１９０℃の硬化温度を有する。通常段プレスの熱盤は１ ９０℃と２６０℃の間に設定され、成形作業中５．４　Ｘ　１０”乃至１０．８ 　Ｘ　１．０３に９７ｍ２の圧力を動力）せる。その結果、硬化マント又はブラ ンケットの密度は６２に９層ｍ２とろ５２　ｋｇ／ｍ２の間であり、この硬化マ ットの称呼厚さは６．１７５ｍｍと９．５２５ｍｍの間で、典型的には３．１’ 　７５　ｍｍである。

このパネル１２は、主として辣飾のために化粧面１５をつけて使うのが好ましい 。出願人はギルフォード布ＦＲ７０１型番２１００のような吸音スクリーン布が 高周波音エネルギー吸収に有効であるので特に適していることを見つけた。その ような布は重！　０．５６ｋｇ／ｍ２の１００％ポリエステルで、難燃性である 。この材料から入手できる。０．２５ｍｍノ＝ガハイド又はビニールのようなプ ラスチックも化粧面１５として使ってもよい。

本発明の第２実施例は第４図に示され、それぞれ数字３８及び４０によって全体 を示す第１心材及び第２心材の間に挾まれた隔膜３６を特徴とする。これらの心 材３８及び４０並びにそれに重なる第１化粧面４２及び第２化粧面４４は前記の 第１実施例の心材２０並びに化粧面１８及び２４と類似である。この隔膜３６は １．２７ｍｍクラフト紙の２層で作られるのが好ましく、それは背中と背中を接 着した２つの紙で裏打ちされた３ ハニカムコアとして都合よく供給される。代りの適した構成は紙の単層、０．５ ８ｒｎｍ又は１．２７門のクラフト紙、３．１７５＋＋＋ｍハードボード、及び チツゾボールの単層である。

この非多孔質隔膜３６はこの吸音パネル１２を通して透過されろ音の量を減する 作用をし、且又このパネルの強度及び剛性を増すために使ってもよい。第１化粧 面４２に入射する音響エネルギーの小さな割合が音源の方に反射し戻され、大き な割合がこの化粧面の隙間に吸収される。この第１化粧面４２を出る音響エネル ギーは部分的に消散され且つ第１心材３８のセルに入りそこで更に消散されそし て隔膜３６で反射し戻きれる。この音響エネルギーが第１化粧面４２の軟い、ふ わふわした内面に再び入ると、更にエネルギーが消散され、音源の方へ反射し戻 される残りのエネルギーはかなり減少する。このパネル構成の対称性のために、 第２化粧面４４に入射する音響エネルギーも同様に消散される。

第６実施例は第５図に示され、第１化粧面４６及び全体を数字５０で示す心材と 第２化粧面５２との間に挾まれた中間層４８によって特徴ずけられている。この 中間層４８はこのパネル１２を通って透過する音響エネルギーを減する障壁とし て作用するように第２実施例の隔膜３６と類似の非多孔質材料で作られてもよい 。しかし、音響障壁を必要としない多くの用途のために、この中間層４８は、パ ネルの強度及び剛性を増すために、ゆるく織った織物のような多孔質材料でもよ い、この第２化粧面５２に入射する音響エネルギー閉じ込められた空間３５がな いため第１化粧面４６に入射するものほど効果的には吸収されない。

多くの用途に対してこの第６実施例の第２化粧面５２はなくてもよいことが理解 されよう。例えば、このパネル１２が壁掛は又は天井タイルとして使われろとき 、音響エネルギーはこのパネル１２の片側にたけ向けられ、それてこの第２化粧 面５２は不必要である。そのような用途では、中間Ｎ４Ｂは壁掛は又は天井タイ ルに強度及び剛性を加える構造部材として作用しそして又、特にもしこの中間層 ４８が非多孔質材料で作られているなら、それぞれ、隣接する室又は床への音の 透過を減少する作用もずろかもしれない。

第６図は第４図の第２実施例に類似はするが吸音パネル１２に埋込成形されたフ レーム部材１４を有する第４実施例な示す。このフレーム部材１４　＋１心ｔｔ 　２０の縁ＶＣ置かれ、そして重なる化粧面５６及び５８の結合剤が成形工程中 にこのフレーム部材１４を化粧面に接合ずろ。このフレーム部材１４は適当な硬 水で作られるのが好ましいが、それは又厚紙、プラスチック、金属、又は他の剛 性材料で作ることもできろ。このフレーム部材１４はパネル１２の構造的強度を 増し、被覆１５の取付けを容易にする面を提供し、且つ従来の吸音パイルを有す る間仕切に必要なもののような外円フレームの必要ななくするかもしれない。更 に、このフレーム部材１４はパネル１２に単によりすぐれた仕上り外観を与える ためだけに伺けられるかもしれない。

この吸音パネル１２は平担でも所望の曲線に輪郭ずけられてもよい。全体の大き さは３０５ｍｍＸ　４５７ｍｍから１５２４ｍｍＸ２７４３ｍｍて、最も典型的 にば１２１９ｍｍＸ１５２４ｍｍと１５２４ｍｍＸ１５２４ｍｍであるのが好ま しい。この吸音パイ・ルのコストは多数の製造工程の除去及び安価な材料での置 換のために従来のパネルのそれより安い。このパネルは高吸音構造物として（隔 ＠３６又は中間層４８なしで）又は成行構造物と障壁構造物の組合せとして（隔 膜３６又は中間層４８付で）のどち６ｃ役立ってもよい。

上記から、本発明か多種多様な壁、天井、隔壁、八び他の建築要素に対するパネ ル材料としての用途をもつ低廉、頑強、軽量の吸音構造物を提供することは理解 されろべきである。開示したこの吸音構造物は圧縮及び曲げで非常に高い単位面 積負荷に耐えることができ且つ広範囲の温度及び湿度条件で寸、去が安定してい る。この吸音構造物の改良された吸音は音響障壁と組合さってこの構造物の片側 に与えられても両側に与えられてもよい。耐衝撃性や針留めできる表面及び各種 心材構成も与えられてもよい。加えて、こ＼に開示したように、ガラス繊維化粧 面並びに難燃性心材及び被覆で作られると、この吸音構造物は有効な防火遮断層 である。

勿論、上記の好ましい実施例に対する各種変更や修整が当業者に明白であろうこ とは理解されるべきである。例えば、他の気泡質心材構成が使われてもよいし、 他の非平面的化粧表面が作られてもよい。そのような変更や修整は本発明の精神 や範囲から逸脱することなくなすことができ、従ってそのような変更や修整を以 下の請求範囲に含めるつもりである。

補正書の翻訳文提出書（特、；′１第１８４条の７第１項）特許庁長官　殿 １、特許出願の表示　ｐｃ　Ｔ／Ｕｓ８４１００４１６２、発明の名称　吸音構 造物とその製造方法３、特許出願人 居　所　〒１００東京都千代田区大手町二丁目２番１９新大手町ビルヂノグ３３ １ ５、補正書の提出年月日　昭和５９年　５月１４日補正請求の範囲 １　（補正後）音響吸収特性をもつ複合パネル構造物であって、 心材の少くとも片側に開いたセルを形成する構造装置を有する心材、及び 間ＴＩＣ隙間を設けて部分的に接合された繊維の比較的硬い外面を呈するように 作られた繊維性材料と結合剤の音響的に半透明な化粧面を含み、その化粧回船心 材の該開き側で構造装置に接合され且つ化粧面に近接しだせん断力に抗する際に この構造物の強度を増すため化粧面と心材の間に機械的連結を与えるに十分な深 さに心材の隣接する開いたセルの中へ延びる部分を有し、化粧面の該部分が比較 的歎く且つ心材の隣接する開いたセルを部分的に充してこの化粧面に向けちれた 音響エネルギーの吸収を強化する構造物。

２　（補正後）請求の範囲第１項記載の複合パネル構造物に於いて、心材の構造 装置がこの心材を複数のセルに分割するハニカムであり、化粧面が繊維を互に接 合するのと同じ結合剤によってこのハニカムに接合され、このハニカム付近の化 粧面の密度は心材のセルの中へ延びる化粧面の部分の密度より大きい構造物。

６、　請求の範囲第２項記載の吸音構造物に於いて、化粧面かはマ平面の外面を 有し、この化粧面の厚さは心材のセルの中へ延びる部分でハニカムに隣接する化 粧面の呼さより厚い吸音構造物。

４、（補正後）Ｈ求の範囲第１項記載の吸音構造物であって、更に、心材の′化 粧面が接合されている側と実質的に反対の側に接合されている非多孔質層を含み 、この非多孔質層がこの構造物を通る音響エネルギーの透過を減する障壁として 作用する吸音構造物。

５、（削除）請求の範囲第１項記載の吸音構造物に於いて、化粧面が結合剤を有 し且つ心、材と反対側に比較的硬い外面を備えた繊維性材料であり、心材のセル の中へ延びる化粧面の部分が比較的軟い吸音構造物。

６　（補正後）請求の範囲第１項記載の吸音構造物に於いて、心材のセルの中へ 延びる化粧面の部分か湾曲し且つ心材と反対の表面が比較的平坦である吸−音構 造物。

Ｚ　（補正後）音響吸収特性をもつ複合パネル構造物であって、 その第１側及び第２側に開いたセルな形成する壁装置を有する心材、 間に隙間を設けて部分的に接合された繊維の比較的硬い外面を呈するように作ら れた繊維性材料と結合剤の音響的に半透明で心材の該第１＠に接合されている第 １化粧面、及び 間ｖｃ＠間を設けて部分的に接合された繊維の比較的硬い外面を呈するように作 られた繊維性材料と結合剤の音響的に半透明で心材の該第２側に接合されている ９ 第２化粧面を含み、これらの化粧面がそれらの化粧面に近接しだせん断力に抗す る際にこの構造物の強度な増すに十分な深さに心材の隣接する開いたセルの中へ 内方に延びる部分を有し、これらの化粧面が非均質であり、セルの中へ延びる該 部分が該セル壁装置に隣接する部分より低密度である構造物。

８　請求の範囲第７項記載の吸音構造物に於いて、それらの化粧面が外向面で比 較的平坦であり且つ内向面で湾曲している吸音構造物。

９　（補正後）請求の範囲第７項記載の複合パネル構造物であって、更に、第１ 化粧面と第２化粧面の間に挾まれ且つ第１化粧面に接合されてこの吸音構造物の 強度及び剛性を増す構造部材として作用するフレーム部材を含む構造物。

１０（補正後）音響吸収特性をもつ複合パネル構造物であって、 セルを形成する壁装置を有する第１心材、セルを形成する壁装置を有する第２心 材、これらの心材の一つから他への音響エネルギーの透過な減する障壁として作 用するため第１及び第２心材が、それぞれ、第１側及び第２側に開いたセルな有 するように第１及び第２心材の間に挾まれ且つ接合された非多孔質材料の隔膜、 間ｖｃ＠間な設けて部分的に接合された繊維の比較的硬い外面を呈するように作 られた繊維性材料と結合剤の音響的に半透明で該第１側に接合されている第１化 粧面、及び 間Ｖ’Ｃｌ１Ｉｆ間を設けて部分的に接合された繊維の比較的硬い外面を呈する ように作られた皓維性材料と結合剤の音響的に半透明で該第２側に接合されてい る第２化粧面を含み、第１及び第２化粧面がこれらの化粧面と心材との間に機械 的連結を与え且つ音響エネルギーの吸収を強めるに十分な深さに第１及び第２心 材の隣接する開いたセルの中へ内方に延びる部分を有する構造物。

１１、（補正後）請求の範囲第１０項記載の複合パネル構造物に於いて、第１及 び第２化粧面が非均質であり且つ該繊維を接合するのと同じ結合剤によって該セ 装置に隣接する化粧面より密度が低い構造物。

１２（補正後）請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、これらの化粧面 が比較的平坦な外に向いたはソ平行な表面をもち且つ湾曲した内に向いた表面を もつ吸音構造物。

１ろ、　（削除）請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、第１面と第２ 面かはヌ平行である吸音構造物。

１４（補正後）請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、隔膜が更に、こ の吸音構造物の強度及び剛性を増すための比較的剛性の構造物を含む吸音構造物 。

１５、（補正後）請求の範囲第１０項記載の複合パネル構造物であって、更に、 第１化粧面と第２化粧面の間に挾まれ且つこの第１化粧面及び第２化粧面に接合 されてこの構造物の強度及び剛性を増す構造部材として作用するフレーム部材を 含む構造物。

１６（補正後）音響吸収特性をもつ複合パネル構造物であって、 多角形断面をもつセルを形成する壁装置をもつハニカムコアで、そのセルがこの コアのある側に開いているハニカムコア、及び 繊維を互に結合し且つセルを部分的に充す杭状部分を有するキルテイング状化粧 面を形成するようにコアの開いた側で壁装置に結合された音響的に半透明な材料 の繊維性化粧面な含み、該化粧面が隙間を設けて部分的に結合された繊維の外面 を備えるため熱と圧力を与えて成形された繊維性材料と熱硬化性結合剤で作られ ている構造物。

１７、（補正後）請求の範囲第１６項記載の複合パネル構造物に於いて、該結合 剤がユリアーフェノールホルムア゛ルデヒド樹脂であり且つ杭状部分がセルを部 分的に充す部分での湾曲表面とハニカムコアと反対側の比較的平坦な表面を有す る構造物。

１８、（補正後）音響吸収特性をもつ複合パネル構造物の製造方法であって、 未硬化結合剤を含み且つ比較的均一な呼さ及び密度を有する繊維性化粧面を準備 する工程、少くともその片側に開いたセルを形成する構造を有する心材を準備す る工程、 この繊維性化粧面を心材のその側に対してその開いたセルと連絡して置く工程、 化粧面に近接しだせん断力に抗する際にこの構造物の強度を増すため化粧面と心 材の間に′機械的連結を与えるに十分な深さにこの繊維性化粧面の一部が心材の セルに入るように繊維性化粧面を心材に押しつけ、化粧面の該部分が比較約款く 且つ心材の隣接する開いたセルを部分的に充してこの化粧面に向けられた音響エ ネルギーの吸収を強める工程、及び 結合剤を硬化し化粧面を心材、に接合し且つ音響エネルギーを吸収及び通過させ るために繊維の間に相当量の隙間を維持しながら平坦な接合された表面な提供す るために十分な温度に心材と反対の化粧面の表面を加熱する工程を含む方法。

１９（補正後）請求の範囲第１８項記載の方法であって、更に、セルを部分的に 充す杭状部分を有するキルテイング状構成に化粧面を圧縮するため約５．４×１ ０”から１０．８　Ｘ　１口３に９／７１Ｌ２の圧力を加えることによって繊維 性化粧面を成形する工程を含み、その杭状部分がセルを形成する構造物付近の薄 い厚さの繊維性材料より低い密度を有する方法。

３ ２０（補正後）請求の範囲第１９項記載の方法であって、更に、繊維性化粧面全 体にわたって分布された熱硬化性樹脂結合剤を準備する工程、及び繊維性材料に 熱盤を当てることによって繊維性化粧面力；圧縮され且つ加熱されるとき心材と 反対側の繊維性化粧面を平坦にする工程な含む方法。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　入射音響エネルギーを吸収するための吸音構造物であって、 心材の少くとも片面に開いたセルを形成する構造装置を有する心材、及び この心材の該面でその構造装置に接合された音響的に半透明な材料の化粧面であ って、この化粧面と心材の間に機械的連結を与えるため心材の隣接する開いたセ ルの中へ延びる部分を有し、化粧面の該部分が心材の瞬接する開いたセルを部分 的に充しこの化粧面に向けられた音響エネルギーの吸収を弾化する化粧面を含む 吸音構造物。 ２　請求の範囲第１項記載の吸音構造物に於いて、その心材の構造装置がこの心 材す複数のセルに分割するハニカムで、化粧面がこのハニカムに接合され、この ハニカムに隣接する化粧面の密度が心材のセルの中へ延びる化粧面部分の密度よ り大きい吸音構造物。 ３　請求の範囲第２項記載の吸音構造物に於いて、化粧面かはソ平面の外面を有 し、この化粧面の厚さは心材のセルの中へ延びる部分でハニカムに隣接する化粧 面の厚さより厚い吸音構造物。 ４　請求の範囲第１項記載の吸音構造物であって、更に、心材の化粧面が接合さ れている面の実質的に反対の面に接合されている非多孔質層を含み、この非多８ 孔質層がこの構造物を通る音響エネルギーの透過を減する障壁として作用する吸 音構造物。 ５、　請求の範囲第１項記載の吸音構造物に於いて、化粧面が結合剤を有し且つ 心材と反対側に比較的硬い外面を備えた繊維性材料であり、心材のセルの中へ延 びる化粧面の部分が比較的軟い吸音構造物。 ６　請求の範囲第１項記載の吸音構造物に於いて、心材のセルの中へ延びる化粧 面の部分が湾曲し且つ心材と反対の化粧面のある表面が比較的平坦である吸音構 造物。 ２　入射音響エネルギーを吸収するための吸音構造物であって、 その第１面及び第２面に開くセルを形成する壁装置を有する心材、 心材の該第１面に接合された音響的に半透明な材料の第１化粧面、及び 心材の該第２面に接合された音響的に半透明な材料の第２化粧面を含み、これら の化粧面が心材の隣接する開いたセルの中へ内方に延びる部分を有゛シ、これら 化粧面が非均質であり、セルの中へ延びる該部分が該セル壁装置に隣接する部分 より密度が低い、吸音構造物。 ８、請求の範囲第７項記載の吸音構造物に於いて、それらの化粧面が外向面で比 較的平坦であり且つ内向面で湾曲している吸音構造物。 ９　請求の範囲第７項記載の吸音構造物であって、更に、第１化粧面の間に挾ま れ且つ接合されてこの吸音構造物の強度及び剛性を増す構造部材として作用する フレーム部材を含む吸音構造物。 １０、入射音響エネルギーの透過を減するため及び入射音響エネルギーを吸収す るための吸音構造物であって、 セルを形成する壁装置を有する第１．心材、セルを形成する壁装置を有する第２ 心材、これらの心材の一つから他への音響エネルギーの透過を減する障壁として 作用するため第１及び第２心材が、それぞれ、第１面及び第２面に開いたセルを 有するように第１及び第２心材の間に挾まれ且つ接合された非多孔質材料の隔膜 、 該第１面に接合された音響的に半透明な材料の第１化粧面、及び 該第２面に接合された音響的に半透明な材料の第２化粧面を含み、この第１及び 第２化粧面が第１及び第２心材の隣接する開いたセルの中へ内方に延びる部分を 有してこれら化粧面と心材との間に機械的連結をもたらし且つ音響エネルギーの 吸収を強化する吸音構造物。 １１、請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、第１及び第２化粧面が非 均質であり、該セルの中へ内方に延びる該部分が壁装置に隣接する化粧面より密 度が低い、吸音構造物。 １２　請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、これらの化粧面が比較的 平坦な外に向いた表面をもち且つ湾曲した内に向いた表面をもつ吸音構造物。 １ろ　請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、第１面と第２面かはソ平 行である吸音構造物。 １４８　請求の範囲第１０項記載の吸音構造物に於いて、隔膜が更に、この吸音 構造物の強度及び剛性を増すための半剛性構造物を含む吸音構造物。 １５　請求の範囲第１０項記載の吸音構造物であって、更に、第１面と第２面に 挾まれ且つ接合されこの構造物の強度及び剛性を増す構造部材として作用するフ レーム部材を含む吸音構造物。 １６、入射音響エネルギーを吸収するための吸音構造物であって、 多角形断面をもつセルを形成する壁装置を有するノ・ニカムコアで、そのセルが このコアの面に開いているハニカムコア、及び 音響的に半透明な材料の繊維性層で、コアの面で壁装置に、この繊維性層を結び 付は且つセルを部分的に充す杭状部分を有するキルテイング状化粧面を形成する ように接合された繊維性層を含む吸音構造物。 １Ｚ　請求の範囲第１６項記載の吸音構造物に於いて、杭状部分がセルを部分的 に充す部分での湾曲表面とハニカムコアと反対側の比較的平坦な表面を有する吸 音構造物。 １８、吸音構造物の製造方法であって、結合剤を含み且つ比較的均一な厚さ及び 密度を有する未硬化繊維性要素を準備する工程、 少くともその一面に開いたセルを形成する構造を有する心材を準備する工程、 この繊維性要素を心材のその面に対してその開いたセル、と連絡して置く工程、 繊維性要素の一部が心材のセルに入るように且つ繊維性材料の厚さがセルを形成 する構造物付近で減するようにこの繊維性要素を心材に対して押しつける工程、 及び 心材と反対のマットの表面を、結合剤を硬化して該表面を固化するに十分な温度 に加熱する工程を含む製造方法。 １９　請求の範囲第１８項記載の方法であって、更に、セルを部分的に充す杭状 部分を有するキルテイング状構成に繊維性要素な成形する工程を含み、その杭状 部分がセルを形成する構造物付近の薄い厚さの繊維性材料より低い密度を有する 方法。 ２、特許請求の範囲第１９項記載の方法であって、更に、繊維性材料に熱盤を当 てることによって繊維性材料が圧縮され且つ加熱されるとき心材と反対側の繊維 性材料を平坦にする工程を含む方法。