JPS6047279A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はディスクカートリッジに係り、ディスクシー
トの中央部に上下二分子ｉｌｌ型のフープを組付ける形
態のものにおいて、ディスクシートの円周方向の位置決
めを容易にしてその組付は作業性の向上を図ることを主
眼とする。

すなわち、第１図に示す如きディスクカートリッジにお
いて、ディスクケース１に内装されるディスクシート６
ばその中央にハブ７を有し、第３図に示すごとくハブ７
が上下のノλブ構成体７ａ・７ｂからなっていて、この
ハブ構成体７ａ７ｂの合わせ面間でディスクシート６の
中央孔５の周縁部を挟着保持している。上下のノ＼ブ構
成体７ａ・７ｂはその中央に孔１２を、その中央より偏
した位置に駆動孔１３をそれぞれ上下貫通状に開口して
あり、ディスクシート６には前記駆動孔１３に連通ずる
透孔１６を開口してあり、ディスクドライブに装填した
ときディスクドライブ側の三叉状駆動軸が前記中央孔１
２と駆動孔１３とに係合するものとなっている。

したがって、上下のハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ間で
ディスクシート６の中央孔５の周縁部を挟持するには、
まずボス８を有する片方のハブ構成体７ｂの合わせ面上
にディスクシート６の中央孔５の周縁部を前記駆動孔１
３にディスクシート６の透孔１６が合致するように重ね
合わせ２次にボス嵌合孔９を有する他方のハブ構成体７
ａをディスクシート６の中央孔５の周縁部の上に重ね合
わせて前記ハブ構成体７ｂと接合一体化することになる
。

しかし、上記組付げに際し、ディスクシート６をハブ構
成体７ｂの合わせ面上に重ね合わせただりではディスク
シート６が円周方向に回転自由な状態にあるため、その
透孔１６を駆動孔１３に位置合わせすることが容易な作
業ではない。

この発明は、かがる事実に着目して、上下のハブ構成体
が相対的に円周方向に位置ずれすることのないように上
下のハブ構成体の合わせ面間に形成されたハブ位置決め
突起を利用して、該ハブ位置決め突起にディスクシート
の中央孔の周縁部を回り止め状に嵌合させることにより
、ディスクシート側の透孔とハブ側の駆動孔が合致する
ようにし、また前記駆動孔とハブ位置決め突起はハブ中
央孔の中心点に関して対称に設けてディスクシートのＡ
面又はＢ面を確認することなしにこれを上下ハブ構成体
間に組付けられるものとし、以てハブ構成体に対するデ
ィスクシートの円周方向の位置決めを容易にするととも
に、その組付は作業性の向上を図れるようにしたもので
ある。

以下、その詳細を図面に基づき説明する。

第１図において、ディスクカートリッジは、プラスチッ
ク製の上下ケース１ａ・１ｂを蓋合わせ状に結合してな
る薄い矩形のディスクケース１と。

このディスクケース１に可回転に内装されるディスク２
とからなる。

ディスクケース１はその略中央部に上下貫通状の駆動軸
挿入窓３を有するとともに、該駆動軸挿入窓３の前方に
ヘッド挿入窓４を連通状に設けである。

ディスク２はディスクシート６と、該シート６の中央部
に一体結合されて前記駆動軸挿入窓３に臨むハブ７とか
らなり、駆動軸挿入窓３を介してディスクドライブ側の
二叉状の駆動軸がハブ７の中央孔１２および駆動孔１３
の２点で係合して回転駆動される。

第２図ないし第４図において、ハブ７はプラスチック製
の上下のハブ構成体７ａ・７ｂがらなり。

この上下のハブ構成体７ａ・７ｂをディスクシート６の
中央孔５で合わせるとともに、その合わせ面間でディス
クシート６の中央孔５の周縁部を挟持する。

上下のハブ構成体７ａ・７ｂはそれ自体が射出成形性に
優れたポリアセクールやポリブチレンテレフタレート等
に好ましくは無機質フィラメントを入れたプラスチック
材で成形する。無機質フィラメントとしてはガラスｔｊ
ａ維やチタン酸カリウムウィスカー等があるが、と（に
後者が望まれる。

ガラス繊維を充填したプラスチック成形品のハブ７では
これに係合するディスクドライブ側の金属製駆動軸が摩
耗するおそれがあるに対し、チタン酸カリウムウィスカ
ー（Ｋ２Ｏ−ｎＴｉｏ２）は平均繊維長さ１０〜２０μ
ｍ、繊維径０．２から０．５μｍ、モース硬度４．０．
引張強さ５００〜７００　ｋｇ　ｆ　／龍２．引張弾性
率約２８．ＯＯＯｋｇｆ　／部２１体積抵抗率３．３　
ｘ　１（ｆｈ　ｃｍの特性を有し、ガラス繊維に比べて
直径が１／２０．長さが１／１００の剣状結晶体であっ
てこれを充填したプラスチック成形品のハブ７によると
きは、耐摩耗性が良いうえにディスクドライブ側の駆動
軸を削って摩耗させることもなく、また線膨張係数が低
いのでディスクシート６の変形も少ないからである。な
お、チタン酸カリウムウィスカーの充填量は１０〜３０
％で好ましくは２０％前後とする。

上下のハブ構成体７ａ・７ｂはその一方の中央に設けた
ボス８と他方の中央に設けたボス嵌合孔９とで嵌合し合
う関係にある。図示例では下側のハブ構成体７ｂの中央
にボス８が突設し、上側のハブ構成体７ａの中央に該ボ
ス８が圧入嵌合するボス嵌合孔９を開口したものとなっ
ている。

上下のハブ構成体７ａ・７ｂはボス８とボス嵌合孔９と
が嵌合した状態で超音波溶接により一体結合される。具
体的には、第４図に示す如くボス８の外周面に段部１０
を周方向に形成してポス８の下半部の外径を上半部のそ
れよりも大きく設定し、ポス嵌合孔９の内径をボス８の
下半部の外径よりも小さく設定し、ボス嵌合孔９の下端
周縁に超音波溶着時における熔は代を逃がす溝１１を円
周方向に形成する。そして、下側のハブ構成体７ｂに上
側のハブ構成体７ａを嵌合した状態において、窮４図に
示す如く前記段部１ｏで上側のハブ構成体７ａを一旦受
止め支持したのち、上側のハブ構成体７ａを下方に押し
込みながら超音波溶接機で段部１０を熔かして行ってポ
ス８の外周面とボス嵌合孔９の内周面どうしを溶着する
。

上下のハブ構成体７ａ・７ｂにはその中央孔１２より偏
した位置に駆動孔１３が設けられているので、その上下
の駆動孔１３・１３どぅしが同心状に合致するように両
ハブ構成体７ａ・７ｂを位置決め嵌合しなければならな
い。具体的には前記ボス８とボス嵌合孔９との強い嵌め
合いによって両ハブ構成体７ａ・７ｂは径方向および軸
方向への位置ずれが規制されでいるので５両ハブ構成体
７ａ・７ｂのハブ回転方向（周方向）の位置決めを行な
う必要がある。

そのために１両ハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ面間には
凹凸嵌合による位置決め手段が設けられている。具体的
には、第３図に示す如く下側のハブ構成体７ｂの合わせ
面上にハブ位置決め突起１４を、上側のハブ構成体７ａ
の合わせ面上に該突起１４が嵌合するハブ位置決め凹部
１５をそれぞれ設ける。ここで注目すべき特徴点はこれ
らハブ位置決め突起１４および凹部１５は中央孔１２の
中心点０に関して駆動孔１３と対称であるように位置設
定したことにある。しかるときは、上下のハブ構成体７
ａ・７ｂはその中心のボス８をボス嵌合孔９に嵌合する
とともに、ハブ位置決め突起１４を凹部１５に嵌合する
ことによって上下の駆動孔１３・１３どうしが確実に位
置決めされて合致する。因に９位置決め突起１４は成形
時のヒケ発生の問題を解消するために筒形断面に形成し
ておくことが望まれる。

上下のハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ面間にばこれを接
合溶着するに先立ってディスクシート６が介装される。

ディスクシート６は第５図に示すごとく中央孔５より偏
した位置に２個の透孔１６・１７を有し、この透孔ＩＧ
・Ｉ７もハブ７側の駆動孔１３およびハブ位置決め突起
１４に合致するように中央孔５の中心点０に関して対称
となるように位置設定しである。また、ふたつの透孔１
６・１７ば駆動孔１３またはハブ位置決め突起１４にそ
れぞれ対応させて同径寸法に設定しである。

しかるときは、上下のハブ構成体７ａ・７ｂを接合する
に先立ってディスクシート６ばこの中央孔５が下側のハ
ブＪＲ成体７ｂのボス８に嵌合するとともに片方の透孔
（１６又は１７）がハブ位置決め突起１４に嵌合するよ
うに下側のハブ構成体７ｂの合わせ面上に載せると、他
方の透孔（１７又は１６）が駆動孔１３に自動的に合致
する。

ハブ構成体７ａ・７ｂの肉厚は各部で相違するので、プ
ラスチック成形時に両者の合わせ面の平面度を厳しく確
保することば困難である。そこで。

両ハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ面の径方向内方寄りに
互いに突き合わされる環状の押え面１８・１９を突出形
成し、これら押え面１８・１９の突き合わせ面間におい
てのみディスクシート６の中央孔５の周縁部を挟着保持
する。しかるときは両ハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ面
間でその全面的にディスクシート６の中央孔５の周縁部
を挟着保持するものと異なり、ハブの内周で挾持する為
。

挟持部の半径が小さくなり、それに伴ってハブ材質とシ
ート材質の温湿度膨張係数に差がある場合も、絶対的な
寸法変化量の差が少なくなって、温湿度変化に伴うシー
ト変形を生じ難い。次にシート６に変形が生じたとして
も両ハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ面間に生じた間隙ｇ
内においてシート６の変形が吸収され、該シート６にま
で変形が及ばない。

第４図において、ディスクシート６の中央孔５の周縁部
は下側のハブ構成体７ｂの押え面１９に接着剤２０を以
て接着する。このさい、接着剤２０がポス８の根元にま
で均一に塗布されるようにポス８の根元全周に接着剤溜
め溝２１を設けてある。更に、第６図に示す如く溜め溝
２１より放射溝２２を設げれば押え面１９これ全体に対
し接着剤２０をより均一に塗布できる。また、押え面１
９は粗面加工してシート６の接着強度を上げている。

ディスクシート６を下側ハブ構成体７ｂに接着剤２０で
接着するに代えて、第７図および第８図に示す如く下側
ハブ構成体７ｂの押え面１９に２個以上のテーバ突起２
３を突設し、上側ハブ構成体７ａの押え面１８に該テー
バ突起２３の先端が嵌入する逃げ孔２４を設け、前記テ
ーバ突起２３にディスクシート６の中央孔５の周縁部に
設けた孔２５を圧入するようにしてもよい。これによれ
ば接着剤を使用することなしにディスクシート６の挟着
保持力を高めることができる。

なお、説明の便宜上、上下を設定したまでであり３ボス
８とボス嵌合孔９．又はハブ位置決め突起１４と凹部１
５とが上下逆の態様で実施されてもよいことば言うまで
もない。

以上説明したように、この発明によれば、ハブ７に設け
られる駆動孔１３と、ノ＼ブ位置決め突起１４および凹
部１５は中央孔１２の中心点０に関して対称にあるもの
とした。したがって、ディスクシート６の日周方向の位
置決めが容易になり。

該シート６の反転装着が可能になるので、その組付作業
性も著しく向上できる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明ディスクカート１ノソジの
一実施例を示すもので、第１図はディスクカー゛トリッ
ジの斜視図、第２図はノ＼ブの一部切欠き平面図、第３
図は第２図におけるｍ−ｍ線断面図、第４図は上下ノ幻
゛構成体どうしを接合する途中の状態を示す断面図、第
５図はディスクシートの一部平面図である。 第６図は本発明ディスクカー１・肝ノジの他の実施例を
示すハブの平面図である。 第７図および第８図は本発明ディスクカー１１ノソジの
更に他の実施例を示すもので、第７図番よノ＼ブの一部
切欠き平面図、第８図は第７図←こお番する■−■線断
面図である。 ５・・・・・ディスクシートの中央孔。 ６・・・・・ディスクシート。 ７ａ・７ｂ・・・・ハブ構成体。 １２・・・・ハブの中央孔。 １３・・・・駆動孔。 １４・・・・ハブ位置決め突起。 １５・・・・ハブ位置決め凹部。 １６・１７・・・・ディスクシートの透孔。 第５図 ６ 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクシート６の中央孔５の周縁部を挟着保持
   する上下のハブ構成体７ａ・７ｂの中心に中央孔Ｉ２が
   、又該中心より偏した位置に駆動孔１３がそれぞれ設け
   られ、ハブ構成体７ａ・７ｂの合わせ面間において一方
   のハブ構成体にハブ位置決め突起１４が設けられ、他方
   のハブ構成体に該位置決め突起１４が嵌合するハブ位置
   決め凹部１５が設けられ、前記駆動孔１３と、ハブ位置
   決め突起１４および凹部工５とは、中央孔１２の中心点
   Ｏに関して対称にあり、ディスクシート６の中央孔５の
   周縁部には前記駆動孔１３およびハブ位置決め突起１４
   にそれぞれ嵌合する透孔１６・１７を設けであることを
   特徴とするディスクカートリッジ。