JPS6045724B2 - タ−ビン制御系の試験方法 - Google Patents

タ−ビン制御系の試験方法

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JPS6045724B2
JPS6045724B2 JP53144106A JP14410678A JPS6045724B2 JP S6045724 B2 JPS6045724 B2 JP S6045724B2 JP 53144106 A JP53144106 A JP 53144106A JP 14410678 A JP14410678 A JP 14410678A JP S6045724 B2 JPS6045724 B2 JP S6045724B2
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JP
Japan
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turbine
test
gain
backlash
motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP53144106A
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English (en)
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JPS5572609A (en
Inventor
寿朗 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5572609A publication Critical patent/JPS5572609A/ja
Publication of JPS6045724B2 publication Critical patent/JPS6045724B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蒸気タービンの蒸気流量制御弁を制御すること
により、タービン回転数または発電機出力を制御するタ
ービン制御系の試験方法に関する。
第1図はタービンバイパス弁によるタービン回転数の制
御ブロック図の一例を示している。
目標回転数No及ひ目標加速率α。は制御演算回路1に
与えられ、その制御演算回路1では実際のタービン回転
数Nとタービンバイパス弁開度(揚程)θとをフィード
バックしバイパス弁の必要な揚程変化量Δθを算出し変
調器2に伝達しここでバイパス弁モータ(65BM)を
駆動する電気信号aに変換する。これによりバイパス弁
モータ(6山M)3は信号に応じた動きをする。
そのモータの回転量mは油圧機構4によつてバイパス弁
の揚程θとして表われる。ここではタービン回転数Nを
タービンバイパス弁で制御する例を述べたが、タービン
バイパス弁による発電機出力を制御する場合も同様な制
御が行なわれる。又、加減弁によつてタービン回転数N
および発電機出力を制御する場合も、モータ(65M又
は77M)を用い、油圧機構により増巾し実際の加減弁
を制御している。この様な制御系において、モータ3及
びモータ駆動回路の特性と力の伝達機構であるウォーム
ギヤ及び油圧ピストンの機構のバックラッシュが経年的
に又、定期点検時の調整等により当初設定した値と違つ
てきて、思わぬ制御不良を招いていることが多々ある。
それで現状は定検毎、又長期間の停止後には、必ずこれ
らの特性試験を行い、前回の設定値に調整している。そ
の為これらの調整試験の出来る技術者を派遣したり、又
は養成しておく必要がある。本発明はかかるタービン制
御系の試験を円滑に行なうことができる試験方法を得る
ことを目的と’する。
以下図面に示す実施例を参照して説明する。
第2図は第1図のタービンバイパス弁によるタービン回
転数制御方法に適用した本発明の実施例を示しており、
図から明らかな様に試験設定及び定数・決定を行なう回
路(以下試験演算回路と言う)6が付加されている。ま
ず試験の要求Sが試験演算回路6に与えられると制御装
置に対する制御ブロック信号5、が送られ、制御装置か
らの信号Δθが変調器2に入力されない様にする。試験
演算回路6から制御系のモータ駆動回路及びモータのゲ
インを測定するための試験信号及びモータのトルク伝達
機構であるウォームギヤ及び油圧機構のバックラッシュ
を測定する試験信号S2が変調器2を介して伝達され、
そのフィードバック信号のバイパス弁の揚程0が試験演
算回路6に帰還される。試験信号S2とフィードバック
信号θから容易に上記のゲイン及びバックラッシュが測
定出来る。当然これらの試験機能はプラントが停止して
おり、ボイラからの蒸気はタービン迄は来ていないか、
又はバイパス弁系統の試験を行なう時はタービンバイパ
ス弁の後にある加減弁を全閉にし、又逆に加減弁系統の
試験を行う時には加減弁の前段にあるタービン主塞止弁
及びバイパス弁を全閉して行う訳でその確認を行う機能
も含まれている。しかし、リークその他で実際に蒸気タ
ービンが動くこともあり得るので、タービン回転数Nを
、試験演算回路6にフィードバックして監視している。
もしタービン回転数Nに変化があればタービンバイパス
弁を全閉するための全閉信号S3を変調器3を経由し伝
達しバイパス弁を全閉する。一方測定されたゲイン及び
バックラッシュは前回との比較を行い更に得られた値の
妥当性をチェックし、問題なければゲイン及びバックラ
ッシュの設定変更S4,S5を制御系に対して行なう。
ゲイン及びバックラッシュが前回と著しく違う時又は許
容値以上ある時は異常信号S6を出し警報器7へ伝達し
異常を知られる。第3図は上記試験演算回路6の動作シ
ーケンスのブロック図である。
又、第4図はバツクラツシ.ユを測定し決定する動作シ
ーケンスの概略フローである。第5図はゲインを測定す
るための動作シーケンスの概略フローである。第3図の
試験演算回路6の動作シーケンスは、試験演算回路動作
チェック部8とバックラッシュ試験部9とゲイン試!験
部10とからなる。試験演算回路動作チェック部8は試
験要求の有る事と試験が行なえる状態にある事をチェッ
クし、どちらも各件を満たした時に、以下のバックラッ
シュ試験部9とゲイン試験部10の実行を行う。バック
ラッシュ試験部9は4バックラッシュの計測を行うため
に、試験信号S2を変調器2に出力し、バイパス弁の揚
程を、フィードバック信号0として入力しバックラッシ
ュの計測計算を行う。バックラッシュの計測計算が完了
すると、計測結果が前回に較べて規定値以上差があるか
のリーズナブルチェックを行ない、前回と蓄しく異なる
場合は警報を出力する。
又、計測結果が前回に較べて規定値以内の時は、第2図
の制御演算回路1内のバックラッシュの設定値を計測結
果に設定変更し変更内容の表示を行なう。ゲイン試験部
10はモータ及びモータ駆動回路部のゲインの計測を行
うため、試験信号変調器2)に出力し、バイパス弁の揚
程をフィードバック信号θとして入力し、ゲインの計測
計算を行う。
ゲインの計測計算が完了すると、計測結果が前回に較べ
て規定値以上差があるかのリーゾナブルチエツクを行な
い、前回と著しく異なる場合は警報を・出力する。又、
計測結果が前回に較べて規定値以内の時は、第2図の制
御演算回路1内のゲイン設定値を計測結果に設定変更し
変更内容の表示を行う。第4図のバックラッシュを測定
し決定する動作シーケンスは、第2図の変調器2に対し
て出力を行うバックラッシュ試験信号出力部11とバッ
クラッシュ計測計算部13とタービン回転数監視部12
とからなる。
バックラッシュ試験信号出力部11はプログラム変数1
Nj..k及びプログラム定数M..nを用いてモータ
駆動に対する駆動方向、駆動速度を決定し、バックラッ
シュ試験信号を出力する。尚、前記プログラム変数1は
駆動速度を切替える為に用い、プログラム変数jはj=
0の時、開方向のバックラッシュ計測、j=1の時閉方
向のバックラッシュ計測を行う事を示す。
プログラム変数kは1回のバックラッシュ計測にて出力
する駆動信号数をカウントすると共に駆動方向を切替え
る為に用いる。又、前記プログラム定数mは1回のバッ
クラッシュ計測にて出力する駆動信号数を設定しプログ
ラム定数nはバックラッシュを計測する際の駆動速度の
種類の数を設定している。閉方向のバックラッシュ試験
信号出力例としては、初期開度に設定→開方向の駆動→
開方向の駆動開閉方向の駆動→閉方向の駆動の様になる
。バックラッシュ計測計算部13は前記バックラッシュ
試験信号出力部11により試験信号が出力される毎にバ
イパス弁揚程のフィードバック信号を計測する。試験信
号の出力操作が完了すると、バックラッシュの計算を行
なう。バックラッシュ値BRUSHijの計算は、開方
向のバイパス弁揚程移動量と、閉方向のバイパス弁揚程
移動量の差を「バイパス弁を1秒駆動すると移動するバ
イパス弁揚程量」T1で割り求める。又、閉方向のバッ
クラッシュ値と開方向のバックラッシュ値の平均を求め
バックラッシュ平均値BRUSHiも求める。タービン
回転数監視部12は前記バックラッシュ測定信号出力部
11により試験信号が出力される毎に、タービン回転数
を入力し、リークその他で実際に蒸気タービンの回転数
が上昇した場合は警報を出力すると共に蒸気流量制御弁
を急速て全閉し、機器の損傷を防ぐ為にある。第5図の
ゲインを測定するための動作シーケンスは、第2図の変
調器2に対して出力を行うゲイン試験信号出力部14と
ゲイン計測計算部15とタービン回転数監視部12とか
らなる。
ゲイン試験信号出力部14は、プログラム変数1,.j
..k及びプログラム定数M,.n..lを用いてモー
タの駆動方向、駆動速度を決定しゲイン試験信号を出力
する。尚、前記プログラム変数1は駆動速度を切替える
為に用い、プログラム変数jはゲイン測定の繰返しカウ
ンタとして用いる。プログラム変数kは1回のゲイン計
測にて出力する駆動信号をカウントすると共に、駆動方
向の切替える為に用いる。又、プログラム定数mは、1
回のゲイン計測にて出力する駆動信号数を設定し、プロ
グラム定数nは一種類の駆動速度におけるゲイン計測の
繰返し回数を設定している。プログラム定数1はゲイン
計測を行う際の駆動速度の種類の数を設定している。例
えば、1回のゲイン計測の出力形式は、初期開度設定一
閉方向の駆動をw回出カー開方向の駆動をw回出力の様
になる。
ゲイン計測計算部15は前記ゲイン試験信号出力部14
により試験信号が出力される毎に、バイパス弁揚程のフ
ィードバック信号を計測する。出力操作が完了するとゲ
インの計算を行う。ゲイン計算は、閉方向のゲインMG
Aijと開方向のゲインMGBijと開●閉の平均ゲイ
ンMGijと開閉の平りゲインMGijをn回繰返して
平均をとつた駆動速度1における開閉の平均ゲインMG
iを計算する。タービン回転数監視部12は、前記ゲイ
ン試験信号出力部14により試験信号が出力される毎に
、タービン回転数を入力し、リークその他で実際に蒸気
タービンの回転数が上昇した楊合、警報を出力すると共
に、蒸気流量制御弁を急速に全閉し機器の損傷を防ぐた
めにある。
ここては、タービンバイパス弁によるタービン回転数制
御装置への適用例で説明したが、当然タービン加減弁に
よる回転数、負荷制御装置への適用も同じである。本発
明により、従来手動にていちいち測定し、調整していた
ものを、自動的にかつ安全に確実に行え、制御装置の一
部を使用するので全体制御系の事前確認も合せて行うこ
とが出来る。更にデータの設定で特殊技術者の必要もな
い。図面の簡単な説明第1図は従来のタービンバイパス
弁を用いたタービン回転数制御系のブロック図、第2図
は本発明のゲイン及びバックラッシュの試験、測定機能
を付加したタービン回転数制御系のブロック図、ノ第3
図は上記試験演算回路の動作ブロック図、第4図はバッ
クラッシュを測定する動作シーケンスのフロー、第5図
はゲイン測定のための動作シーケンスのフローである。
1・・・・・・制御演算回路、2・・・・・・変調器、
3・・・・・・バ7イパス弁モータ、4・・・・・・油
圧機構、5・・・・・・蒸気タービン、6・・・・・・
試験演算回路、7・・・・・・警報器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蒸気流量制御弁の揚程をフィードバックし、タービ
    ン油圧制御機構のモータの回転角により前記蒸気流量制
    御弁を制御する電子計算機によるタービン直接制御系に
    おいて、前記モータの駆動回路に試験演算回路より試験
    信号を与え、この試験信号により動作した蒸気流量弁の
    揚程をフィードバックし、このフィードバック信号に基
    いて前記モータ駆動回路と前記モータのゲインおよび前
    記モータの回転角の伝達機構のバックラッシュを測定し
    、それらの測定値が正常であるかどうかを判断するター
    ビン制御系の試験方法。
JP53144106A 1978-11-24 1978-11-24 タ−ビン制御系の試験方法 Expired JPS6045724B2 (ja)

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JPS5572609A JPS5572609A (en) 1980-05-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61188613U (ja) * 1985-05-17 1986-11-25

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755603Y2 (ja) * 1986-03-18 1995-12-20 ソニー株式会社 光ディスク装置のサーボ利得測定装置

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