JPS6045026B2 - モ−ルド内容鋼レベル制御方法 - Google Patents

モ−ルド内容鋼レベル制御方法

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JPS6045026B2
JPS6045026B2 JP12622578A JP12622578A JPS6045026B2 JP S6045026 B2 JPS6045026 B2 JP S6045026B2 JP 12622578 A JP12622578 A JP 12622578A JP 12622578 A JP12622578 A JP 12622578A JP S6045026 B2 JPS6045026 B2 JP S6045026B2
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JP
Japan
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molten steel
mold
level
nozzle
slab
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JP12622578A
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English (en)
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JPS5554249A (en
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哲啓 近藤
伸行 富樫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は連続鋳造設備において、鋼片引抜き速度を一
定としたモールド内溶鋼レベル制御に関するものである
タンデイツシユからモールドに注入される溶鋼をモー
ルド内で一定に保つことは、オーバフローあるいはブレ
イクアウトを防ぐばかりでなく、鋳片の横割れや表層介
在物の生成を防ぐ等品質上非常に重要である。
そのため溶鋼レベルの変動を最少限にする必要があり、
高い制御性および安定性が要求される。この溶鋼レベル
を制御する方法として、次の3つの方法がある。 (1
)鋼片引抜き速度を一定にしてタンデイツシユからの溶
鋼流入量を制御する。
(2)タンデイッシユからモールドヘの溶鋼流入量を固
定し銅片引抜き速度を制御する。(3)上記(1)およ
び(2)の組合せによ り制御する。方式(1)は、鋼
片引抜き速度が一定てあるから鋳片の品質上好ましく、
鋳込み終了時刻の予測も簡単で連連鋳においてもチャー
ジ終了予定が立てやすい。しかし、現実にはタンデイツ
シユノズルの損耗やノズル詰りの発生により、流量特性
の変化が生じこの方法での制御を困難なものとしている
。方式(2)は、鋳片の引抜き速度の制御可能な範囲は
限られている。すなわち上限は鋳片の冷却能力や品質と
の関係上あまり大きくするこ とはできず、また低速す
ぎても操業能力の低下を招く。引抜き速度をこの範囲内
に押えるのには、 タンデイツシユからの溶鋼流入量の
変化を最小限にする必要があり、実際には操業パターン
等での制約条件が多くなる。方式(3)は、制御が複雑
になるという欠点がある。J いずれにしても、鋳片の
品質を保つために、モールド内溶鋼レベル変化は±5〜
10wt以内に押える必要がある。本発明は、ノズル損
耗やノズル詰りの程度を把握することにより、方式(1
)の欠点を補う溶鋼レベルの制御を行なうものである。
; 本発明の目的は、モールド内溶鋼変化量と鋳片移動
量より、タンデイツシユノズルの断面積を計算し、溶銅
レベル制御にこの計算値を適用することにより精度の良
い溶鋼レベル制御方法を提供するにある。本発明の要点
を簡単に説明する。
タンデイツシユからモールドへの単位時間内溶鋼流入量
は、同一時間内の鋳片移動量とモールド内溶鋼変化量を
加えたものに等しい。この関係は式(1)の様に表わさ
れる。ここで S:ノズル断面積 g:重力加速度 h:タンデイツシユ湯面レベルのモールド内溶 鋼レベ
ルからの高さW:鋳片巾 D:鋳片厚 L:鋳片移動量 Δx:モールド内溶鋼レベル変化量 いま、タンデイツシユノズル開度設定値をSmとし、S
mとノズル断面積の差dを式(2)の様に定義すると、
dは正常ならOに近い値となるはずである。
ところがタンデイツシユノズル損耗が生じている場合に
は、実際のノズル断面積はノズル開度設定値Smより大
きくなつており、dく−k(kは正定数)となる。同様
に、タンデイツシユノズル詰りが生じている場合には、
ノズル断面積はノズル開度設定僅βmより小さくなつて
おり、d>kとなる。本発明では、このdをOにすべく
ノズル開度設定値を決定することにより良好なモールド
内溶鋼レベル制御を可能とする。以下第1図によつて本
発明の一実施例を説明する。
溶鋼はレードル(図示せず)からタンデイツ.シユ1に
注入された後、該タンデイツシユよりタンデイツシユノ
ズル3を経て浸漬ノズル4を通りモールド5内に鋳込ま
れ、モールド5内での溶鋼の凝固に伴い、該モールド下
方開方端より鋳片6として引抜かれる。この発明で問題
にしているのはタンデイツシユノズル3の詰まり具合、
あるいは損耗によつて、設定開度と実際の開度とのずれ
が生じてきている場合にオンラインで如何に修正するか
にある。
鋳片移動量計算装置12は、一定間隔毎に信号を発する
タイミング発生器11からの信号を受けたとき鋼片引抜
き用駆動ロール9に取付けられたパルスゼネレータ10
より鋳片移動量に対応するパルス数を入力し、単位時間
内の鋳片移動量を計算する。例えば鋳片の引き抜き速度
が速くなるとパルスゼネレータからのパルス数が多くな
る、といつた関係にある。
したがつて一定間隔毎にパルス信号フを発しているタイ
ミング発生器11からのパルス数をカウントする方法で
、前記鋳片移動量計算装置12では鋳片の移動量を計算
する。溶銅変化量計算装置14は、前記同様タイミング
発生器11からの信号を受けたとき溶鋼レベル・検出器
8よりモールド内溶鋼レベル値を取込み、前回取込み値
との差ΔXを計算する。
ノズル開度計算装置15は、前記鋳片移動量計算装置1
2の出力L1および鋳片仕様記憶装置13より刻時点鋳
込中の鋳片巾W1鋳片厚D..鋼種固有の定数Kとを入
力し溶鋼レベルが一定となるようタンデイツシユノズル
開度を計算する。
このときの鋳片引抜き速度は、当該鋳片の鋳造に最適と
なる引抜き速度に固定されている。このノズル開度計算
装置15の出力てあるノズル開度S1は、式(3)より
求められる。ここでKは該鋼種に対応した定数である例
えば銅種の粘性や比重などによつて変るものである。
開度補正計算装置16は、前記溶鋼変化量計算装置14
の出力ΔX1および鋳片仕様記憶装置13より該時点鋳
込中の鋳片巾W1鋳片厚D、定数Kとを入力し、モール
ド内溶鋼レベル変化に対すタンデイツシユノズル開度補
正量を計算する。この開度補正量ΔS1は、式(4)に
より求められる。このΔS1は溶鋼レベル変化から求め
た補正量、すなわち溶鋼レベルを一定に保つ場合のタン
デイツシユノズルの開度補正量である。加算器1,18
は、ノズル開度計算装置15の出力であるノズル開度S
1および開度補正計算装置16の出力である開度補正量
ΔS1を入力し、溶鋼レベル変化の補正を加えたタンデ
イツシユノズル開度S2を出力する。
S2とS1およびΔS1の関係は式(5)の通りである
。断面積計算装置17は、前記鋳片移動量計算装置12
の出力Lおよび溶鋼変化量計算装置14の出力ΔXを入
力とし、更に鋳片仕様記憶装置13から鋳片巾W1鋳片
厚Dを入力して、該時点でのノズル断面積S3を式(6
)より計算する。式(6)で計算されたノズル断面積S
3は、ノズルの損耗あるいはノズル詰りが発生した場合
でも該時点での変化したノズル断面積そのものを示して
いる。減算器19は、前記加算器1,18の出力である
S2および断面積計算装置17の出力であるS3を入力
とし両者の差ΔS2を求める。
すなわち、iν乙 −6

′IIとなる。このΔS2は先の説明における式(2)
のdに相当するものであり、タンデイツシユノズル損耗
あるいはノズル詰り等の異常に関する制御パラメータと
しての役割を本制御装置で果している。ノズルに異常が
なければΔS2は当然0に近い値となつている。加算器
20では、前記加算器18の出力S2および減算器19
の出力ΔS2を入力としたタンデイツシユノズル開度設
定値S4を求める。
即ちS4は式(8)の様に表わされる。このS4はタン
デイツシユノズルの異常を考慮したノズル開度設定値で
あり、この設定値S4をノズル開度設定器ブへ送りノズ
ル開度を調節する。
第2図は、本発明の動作のフローに図である。すなわち
ブロック25ではタイミング発生器11の起動によりパ
ルス数をとり込み、ブロック26では鋳片移動量Lを計
算する鋳片移動量計算装置12に対応する処理を行なう
。ブロック27,28は溶鋼レベルを取込みΔxを計算
する溶鋼レベル検出器8と溶鋼変化量計算装置14に対
応する処理を行なう。
ブロック29,30はD,W,Kを読み込んでS1を計
算する処理を、31は開度補正計算装置16に対応し、
ブロック32は加算器18に、ブロック33は断面積計
算装置17に、ブロック34は減算器19に、ブロック
35は加算器20にそれぞれ対応する。本発明によれば
、タンデイツシユノズルの損耗やノズル詰りによるノズ
ル断面積の変化を考慮したノズル開度の補正設定を行な
うことにより流量特性の変化をなくした良好なモールド
内溶鋼レベル制御が可能となる。
ノ図面の簡単な説明 第1図は、本発明の実施例を示す構成図、第2図は、本
発明の詳細な説明した流れ図である。
7・・・・・・ノズル開度設定器、8・・・・・・溶鋼
レベル検出器、10・・・・・・パルスゼネレータ、1
1・・・・・タイタミング発生器、12・・・・・鋳片
移動量計算装置、13・・・・・・鋳片仕様記憶装置、
14・・・・・・溶鋼変化量計算装置、15・・・・・
・ノズル開度計算装置、16・・開度補正計算装置、1
7・・・・・・断面積計算装置、18・・・・・・加算
器1、19・・・・・・減算器、20・・・・・・加算
O器2。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続鋳造設備におけるモールド内溶鋼レベルを制御
    するものにおいて、モールド内溶鋼レベル変化を測定し
    、鋼片引抜駆動ロール回転数より鋳片移動量を演算し、
    前記鋳片移動量およびモールド内溶鋼変化量よりタンデ
    イツシユノズル断面積を演算し、タンデイツシユノズル
    開度の設定値の補正を行ない、溶鋼レベルの制御を行な
    うことを特徴とするモールド内溶鋼レベル制御方法。 2 前記特許請求の範囲第1項記載において、モールド
    内溶鋼レベルの変化量からタンデイツシユノズル開度補
    正値を演算し、タンデイツシユノズル開度を補正するこ
    とを特徴とするモールド内溶鋼レベル制御方法。
JP12622578A 1978-10-16 1978-10-16 モ−ルド内容鋼レベル制御方法 Expired JPS6045026B2 (ja)

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JPS5554249A JPS5554249A (en) 1980-04-21
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