JPS6044539A - ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法 - Google Patents
ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法Info
- Publication number
- JPS6044539A JPS6044539A JP15167883A JP15167883A JPS6044539A JP S6044539 A JPS6044539 A JP S6044539A JP 15167883 A JP15167883 A JP 15167883A JP 15167883 A JP15167883 A JP 15167883A JP S6044539 A JPS6044539 A JP S6044539A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法に関する。
更に詳しくは、高級脂肪酸エステル、常温で固体のワッ
クス及び無機充填剤とからなるゴム加工助剤であって、
その目的とするところは、含水量の低い流動性にすぐれ
たゴム加工助剤の顆粒成品を得んとするにある。
クス及び無機充填剤とからなるゴム加工助剤であって、
その目的とするところは、含水量の低い流動性にすぐれ
たゴム加工助剤の顆粒成品を得んとするにある。
従来、高級脂肪酸エステル系のゴム加工助剤の成形法の
−っとして、その溶融液を水中に添加し、成形化する方
法が行なわれている。この方法の場合、ゴム加工助剤の
乳化作用で、その成形品の濾過後の含水量は、１０重量
％程度以上となっている。この含水量は、ゴム加工助剤
の性能に影響を与えるので、乾燥が必要である。しかし
、加工助剤の性能に影響を与えない５重量％程度の含水
量のもの迄に、乾燥するには、製品の中に水が含まれて
いることと低融点であることもあって４、通常の乾燥で
は、製品化が非常に困虹である。
−っとして、その溶融液を水中に添加し、成形化する方
法が行なわれている。この方法の場合、ゴム加工助剤の
乳化作用で、その成形品の濾過後の含水量は、１０重量
％程度以上となっている。この含水量は、ゴム加工助剤
の性能に影響を与えるので、乾燥が必要である。しかし
、加工助剤の性能に影響を与えない５重量％程度の含水
量のもの迄に、乾燥するには、製品の中に水が含まれて
いることと低融点であることもあって４、通常の乾燥で
は、製品化が非常に困虹である。
このようなことから、本発明者等は、ゴム加工助剤につ
いて性能上良好な含水量の顆粒状物を乾燥工程なしに容
易に製造する方法に関し、鋭意検討の結果、本発明を完
成するに至った。
いて性能上良好な含水量の顆粒状物を乾燥工程なしに容
易に製造する方法に関し、鋭意検討の結果、本発明を完
成するに至った。
すなわち、本発明は高級脂肪酸エステル、常温で固体の
ワックス及び無機充填剤とからなる溶融状のゴム加工助
剤を陽イオン系界面活性剤を溶解してなる水溶液中ｔこ
添加、攪４！１化、冷却、固化させることを特徴とする
ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法である。
ワックス及び無機充填剤とからなる溶融状のゴム加工助
剤を陽イオン系界面活性剤を溶解してなる水溶液中ｔこ
添加、攪４！１化、冷却、固化させることを特徴とする
ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法である。
本発明の高級脂肪酸エステルとしでは、−価又は多価ア
ルコールの１脂肪酸エルテルが用いられる。
ルコールの１脂肪酸エルテルが用いられる。
こ）で使用する脂肪酸は、好ましくは炭素数が１２〜２
２更には、１４〜１８を有するステアリン酸、ノくルミ
チン酸、ミリスチン酸、又はこれらの混合物が挙げられ
、又、アルコールは一価のものより好ましくは多価のグ
リセリン、トリメチロールプロ／＜ン、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトール、ソルビットなどの使
用がよい。そして、エステルはモノエステルよりもポリ
エステルか好ましい。
２更には、１４〜１８を有するステアリン酸、ノくルミ
チン酸、ミリスチン酸、又はこれらの混合物が挙げられ
、又、アルコールは一価のものより好ましくは多価のグ
リセリン、トリメチロールプロ／＜ン、ペンタエリスリ
トール、ジペンタエリスリトール、ソルビットなどの使
用がよい。そして、エステルはモノエステルよりもポリ
エステルか好ましい。
本発明の常温で固体のワックスとしては、石油から分離
精製されたパラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、ペトロラクタム、一般的な植物ロウ、動物ロ
ウ又は鉱物ロウが適用で終る。−力、本発明の無１蔑充
填剤としては、本発明の高級脂肪酸エステルに対して、
不活性の無様物質ならいずれでもよい。その例としては
、炭酸カルシウム、クレイ１、タルク、微粉珪酸及び合
成珪酸塩などが挙げられる。すなわち、本発明の溶融状
のゴム加工助剤は、これ等の高級脂肪酸エステル、常温
で固体のワックス及び無（幾充填剤よりなるゴム加工助
剤を、加熱溶融したものである。
精製されたパラフィンワックス、マイクロクリスタリン
ワックス、ペトロラクタム、一般的な植物ロウ、動物ロ
ウ又は鉱物ロウが適用で終る。−力、本発明の無１蔑充
填剤としては、本発明の高級脂肪酸エステルに対して、
不活性の無様物質ならいずれでもよい。その例としては
、炭酸カルシウム、クレイ１、タルク、微粉珪酸及び合
成珪酸塩などが挙げられる。すなわち、本発明の溶融状
のゴム加工助剤は、これ等の高級脂肪酸エステル、常温
で固体のワックス及び無（幾充填剤よりなるゴム加工助
剤を、加熱溶融したものである。
本発明で用いられる陽イオン系界面活性剤としては、ト
リメチルオクタデシルアンモニウムクロライド、パルミ
チルトリメチルアンモンニ゛ンムクロライド、アルキル
ジメチルペンシルアンモニウムクロライドオクタデシル
アミンアセテート、ポリオキシエチレンアルキルアミン
などが例示される。陽イオン系界面活性剤の添加量は、
加工助剤１００部（以下の記載中部は重量部を示す）あ
たり０．１〜０．５部であり、好ましくは０．２〜０．
３である。溶融した加］二助剤の添加される陽イオン系
界面活性剤を含んだ水の温度は、２５〜５５℃、好まし
くは４５〜５３°Ｃであり低温では製品の形状が悪く、
高温では塊状物となり、顆粒状物が得られない。溶融状
の加工助剤の水溶液への添加方法は特に制限はなく、徐
々に添加しても、急速に添加してもよい。また、溶融状
加工助ｉすと水溶液の重量比は、水１００部に対して５
〜１００部、好ましくは２５〜４３部である。
リメチルオクタデシルアンモニウムクロライド、パルミ
チルトリメチルアンモンニ゛ンムクロライド、アルキル
ジメチルペンシルアンモニウムクロライドオクタデシル
アミンアセテート、ポリオキシエチレンアルキルアミン
などが例示される。陽イオン系界面活性剤の添加量は、
加工助剤１００部（以下の記載中部は重量部を示す）あ
たり０．１〜０．５部であり、好ましくは０．２〜０．
３である。溶融した加］二助剤の添加される陽イオン系
界面活性剤を含んだ水の温度は、２５〜５５℃、好まし
くは４５〜５３°Ｃであり低温では製品の形状が悪く、
高温では塊状物となり、顆粒状物が得られない。溶融状
の加工助剤の水溶液への添加方法は特に制限はなく、徐
々に添加しても、急速に添加してもよい。また、溶融状
加工助ｉすと水溶液の重量比は、水１００部に対して５
〜１００部、好ましくは２５〜４３部である。
かくして、溶融状の加工助剤は、陽イオン系界面活性剤
を含む水溶液中で、顆粒状の粒子として分離し、冷却、
固化した顆粒状粒子を水溶液から分離すると、乾燥なし
で水分５％前後の流動性にすぐれ、かつ崩壊しにくい顆
粒状物が好収率で得られる。
を含む水溶液中で、顆粒状の粒子として分離し、冷却、
固化した顆粒状粒子を水溶液から分離すると、乾燥なし
で水分５％前後の流動性にすぐれ、かつ崩壊しにくい顆
粒状物が好収率で得られる。
以下、実施例、比較例を挙げて説明する。
実施例１゜
無機充填剤（クレイ、炭酸カルシウム）パラフィンワッ
クス及び゛ペンタエリスリトールステアリン酸エステル
よりなるゴム加工助剤１００部を加熱溶融混合したもの
を、水５００部とトリメチルオクタデシルアンモニウム
クロライド０．２５部よりなる、５０°Ｃ溶液中１こ添
加し、攪拌しながら冷却、固化させる。濾過すると、流
動性のすぐれた崩壊しにくい水分４．７％、融点４８℃
、平均粒径１．０＋１１１１１の 顆粒状製品が１０４
．５部得られた。
クス及び゛ペンタエリスリトールステアリン酸エステル
よりなるゴム加工助剤１００部を加熱溶融混合したもの
を、水５００部とトリメチルオクタデシルアンモニウム
クロライド０．２５部よりなる、５０°Ｃ溶液中１こ添
加し、攪拌しながら冷却、固化させる。濾過すると、流
動性のすぐれた崩壊しにくい水分４．７％、融点４８℃
、平均粒径１．０＋１１１１１の 顆粒状製品が１０４
．５部得られた。
実施例２゜
無機充填剤（クレイ、炭酸カルシウム）パラフィンワッ
クス及びペンタエリスリトールステアリン酸エステルよ
りなる、ゴム加工助６Ｉｔｏｏ部を加熱し溶融したもの
を、水５００部とパルミチルトリメチルアンモニウムク
ロライド０．３部よりなる５０℃の水溶液中に添加し、
攪拌しながら冷却、固化させる。濾過すると流動性のす
ぐれた崩壊しにくい水分５．０％融魚４８℃乎均粒径１
．０＋ａｍの顆粒状製品が１０４．５部得られた。
クス及びペンタエリスリトールステアリン酸エステルよ
りなる、ゴム加工助６Ｉｔｏｏ部を加熱し溶融したもの
を、水５００部とパルミチルトリメチルアンモニウムク
ロライド０．３部よりなる５０℃の水溶液中に添加し、
攪拌しながら冷却、固化させる。濾過すると流動性のす
ぐれた崩壊しにくい水分５．０％融魚４８℃乎均粒径１
．０＋ａｍの顆粒状製品が１０４．５部得られた。
実施例３゜
無機充填剤（クレイ、炭酸カルシウム）パラフィンワッ
クス及びペンタエリスリトールと、高級脂肪酸混合物と
のエステルよりなる、ゴム加工助剤１００部を加熱し、
溶融混合したものを、水５００部とフルキルジメチルベ
ンジルアンモニウムクロライド０．２５部よ奮）なる、
５０’Ｃの水溶液中に添加し攪拌しながら冷却、固化さ
せる。濾過すると流動性のすぐれた崩壊しにくい水分５
．５％融点４８°Ｃ平均粒径１．２開の顆粒状製品が１
０５部得られた。
クス及びペンタエリスリトールと、高級脂肪酸混合物と
のエステルよりなる、ゴム加工助剤１００部を加熱し、
溶融混合したものを、水５００部とフルキルジメチルベ
ンジルアンモニウムクロライド０．２５部よ奮）なる、
５０’Ｃの水溶液中に添加し攪拌しながら冷却、固化さ
せる。濾過すると流動性のすぐれた崩壊しにくい水分５
．５％融点４８°Ｃ平均粒径１．２開の顆粒状製品が１
０５部得られた。
比較例
無（幾充填剤（クレイ、炭酸カルシウム）パラフィンワ
ックス及びペンタエリスリトールステアリン酸エステル
よりなるゴム加工助剤１００部の加熱溶融混合したもの
を５００部の５０℃の温水中に添加し、攪拌しながら冷
却、固化させる。濾過すると、一部軟化粘結し、粒子形
の不揃いの製品１１０部得られたが、このものは水分１
０％、融息４８℃であった。
ックス及びペンタエリスリトールステアリン酸エステル
よりなるゴム加工助剤１００部の加熱溶融混合したもの
を５００部の５０℃の温水中に添加し、攪拌しながら冷
却、固化させる。濾過すると、一部軟化粘結し、粒子形
の不揃いの製品１１０部得られたが、このものは水分１
０％、融息４８℃であった。
特許出願人
川口化学工業株式会社
手続補正書（方式）
昭和５８年ｌえ月２日
特許庁長官 若杉和夫殿
１、事件の表示
昭和５８年 １、″ｉ許願第１５１６７８号２、発明の
名称 ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ５、補正の対象 明細書 ６、補正の内容 明細書のタイプ浄書（内容に変更なし
）−３〇二
名称 ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ５、補正の対象 明細書 ６、補正の内容 明細書のタイプ浄書（内容に変更なし
）−３〇二
Claims (1)
- 高級脂肪酸エステル、常温で固体のワックス及び無機充
填剤よりなる溶融状のゴム加工助剤を陽イオン系界面活
性剤を溶解してなる、水溶液中に添加、攪拌し冷却、固
化させることを特徴とする、ゴム加工助剤の顆粒状製品
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15167883A JPS6044539A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15167883A JPS6044539A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6044539A true JPS6044539A (ja) | 1985-03-09 |
| JPH0410503B2 JPH0410503B2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=15523858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15167883A Granted JPS6044539A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | ゴム加工助剤の顆粒状製品の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044539A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5969026A (en) * | 1997-06-26 | 1999-10-19 | Techmer Pm | Wettable polymer fibers |
| US8198326B2 (en) | 2004-09-07 | 2012-06-12 | 3M Innovative Properties Company | Phenolic antiseptic compositions and methods of use |
| US9028852B2 (en) | 2004-09-07 | 2015-05-12 | 3M Innovative Properties Company | Cationic antiseptic compositions and methods of use |
| US9777407B2 (en) | 2009-03-27 | 2017-10-03 | 3M Innovative Properties Company | Hydrophilic polyproylene melt additives |
| US9826770B2 (en) | 2005-03-10 | 2017-11-28 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions comprising esters of hydroxycarboxylic acids |
| US10471036B2 (en) | 2003-09-09 | 2019-11-12 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions and methods |
| US10918618B2 (en) | 2005-03-10 | 2021-02-16 | 3M Innovative Properties Company | Methods of reducing microbial contamination |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP15167883A patent/JPS6044539A/ja active Granted
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5969026A (en) * | 1997-06-26 | 1999-10-19 | Techmer Pm | Wettable polymer fibers |
| US10471036B2 (en) | 2003-09-09 | 2019-11-12 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions and methods |
| US8198326B2 (en) | 2004-09-07 | 2012-06-12 | 3M Innovative Properties Company | Phenolic antiseptic compositions and methods of use |
| US9028852B2 (en) | 2004-09-07 | 2015-05-12 | 3M Innovative Properties Company | Cationic antiseptic compositions and methods of use |
| US10016501B2 (en) | 2004-09-07 | 2018-07-10 | 3M Innovative Properties Company | Cationic antiseptic compositions and methods of use |
| US9826770B2 (en) | 2005-03-10 | 2017-11-28 | 3M Innovative Properties Company | Antimicrobial compositions comprising esters of hydroxycarboxylic acids |
| US10918618B2 (en) | 2005-03-10 | 2021-02-16 | 3M Innovative Properties Company | Methods of reducing microbial contamination |
| US9777407B2 (en) | 2009-03-27 | 2017-10-03 | 3M Innovative Properties Company | Hydrophilic polyproylene melt additives |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0410503B2 (ja) | 1992-02-25 |
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