JPS604410Y2 - 時計バンドの駒構造 - Google Patents

時計バンドの駒構造

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Publication number
JPS604410Y2
JPS604410Y2 JP13019880U JP13019880U JPS604410Y2 JP S604410 Y2 JPS604410 Y2 JP S604410Y2 JP 13019880 U JP13019880 U JP 13019880U JP 13019880 U JP13019880 U JP 13019880U JP S604410 Y2 JPS604410 Y2 JP S604410Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
piece
circumferential groove
glaze
watch band
Prior art date
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Expired
Application number
JP13019880U
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English (en)
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JPS5752816U (ja
Inventor
勉 野口
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計バンドの駒の接続構造に関する。
時計バンドの駒の接続構造の従来例として、第1図に示
すものがある。
駒1は長手方向に凸部1aと凹部1bとを備え、隣接す
る駒2と噛合している。
駒1の凸部1aとこれに噛合する凹部2bとを横通して
ネジピン3が配設されている。
ネジピン3は凹部2bに螺着され、バンド全体の長さを
調節する場合に、頭部にあるドライバー溝3aを回転し
て駒より係脱される。
この構造は、ネジによる駒の連結を基本としているため
、取り扱いが容易で且つ確実に行なえる利点を有してい
る反面、下記の2つの理由による問題を抱えている。
先ず、第1の理由は、バンドの表面にメッキや塗装を施
す場合、駒2とネジピン3とにメッキ膜や塗装膜が形成
されてしまうことがある。
つまり、ネジピン3を回転する必要が生じた場合に、ネ
ジ回し溝がメッキ膜によって浅・くなり、ネジピン、3
を動かすことができない事態が発生し、商品化に支障を
きたす。
また、第2の理由は、長期間に亘ってこの種のバンドを
使用した場合、駒の凸部1aと凹部2bとの回動によっ
て、ネジピン3が緩み、駒2から外れてしまうことであ
る。
特に、塗装やメッキを施したものでなく、メッキ等の必
要のないステンレス鋼のバンドにこの問題が発生する。
以上、述べた如く本考案は、上記問題点を解決すべく、
駒の凸部と隣接する凹部の両端に横通ずる貫通穴を各々
設けると共に、該貫通穴の外側端部に該貫通穴より外径
大の有底穴を設け、少くとも生釉の一方の端部の周状溝
に、該貫通穴よりやや外径大で且つ、部分的に内側に突
出した内接部が該周状溝の底に接するC形止め部材を装
着して、駒を連結したことを特徴とし、生釉の係脱が容
易であり、生釉の不意の離脱もない駒の構造を提供しよ
うとするものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第2図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第2図はバ
ンドの部分断面図、第3図及び第4図は要部拡大断面図
、第5図は止め部材の平面図、である。
駒4はバンド長手方向に凸部4aと凹部4bとを備え、
隣接する駒5と相互に組合さってバンドを構成している
駒の凸部4aと隣接する凹部5bとの間には一軸上の貫
通穴6が設けられ、この貫通穴6の両端部、即ち、凹部
を形づくっている駒部には、貫通穴6より外径部の有底
穴7が設けられている。
貫通穴6の穴径は後述の生釉8よりやや径大であり、有
底穴7は止め部材9よりやや径大か同径である。
又、有底穴の深さは生釉8の外端から止め部材9の内側
迄の距離より大きい。
次に、生釉8は両端部に周状溝8aを有し、この周状溝
に平面、C形の止め部材9を弾着している。
止め部材9の外径は貫通穴6の穴径より大きく形成され
、通常、第3図の如く、間隙Sを保持した状態で周状i
8aに配設され、部分的に内側に突出した内接部9aは
周状溝8aの底に接して、止め部材9が生釉8に同心的
に配列されるようになっており、止め部材9の外径部が
生釉8の外径部から全周に亘って均一にはみ出している
そして、止め部材9が貫通穴6に通過中に、止め部材9
は間隙Sを利用して内方に弾性変形し、通過を可能にす
る。
第5図はその止め部材9の平面図であり、周状溝8aの
底と、止め部材9の内接部9aが接して、周状溝の底と
同じに配列されている。
次に、生釉の係脱について説明する。
先ず、駒4と隣接の駒5とを、凸部4aと凹部5bとが
噛合する状態で組合せる。
次に、止め部材9を弾着した生釉8を一方の有底穴7よ
り弾入する。
有底穴の底には斜面5Cが設けられているので、この斜
面5Cの働きにより、第4図に示す如く、止め部材9が
内方に弾性変形を生じ、貫通穴6を通過することができ
る。
そして、他方の有底穴7に到達したとき、止め部材9が
復元して、生釉の取り付けを完了する。
生釉の取り外しは、生釉8の端部を強く押してやると、
取り付けのときと同様に、止め部材9が弾性変形して、
貫通穴6から取り出すことができる。
尚、駒の形状は、第6図に示す如く、複数の凹部5bと
凸部4aとで構成したものでもよく、駒の接続構造は、
本考案の第2図と同様である。
(接続構造は省略) 第7図は本考案の更に他の実施例を示し、生釉8の一端
につば部8bを設け、他端に前記した止め部材9を弾着
したものである。
以上、述べた如く、本考案は、少なくとも一方の駒端部
の周状溝にC形止め部材を装着した生釉を貫通穴に挿入
したので、生釉の係脱がきわめて容易で、且つ確実であ
り、従来のネジピンによる駒連結の場合、バンド使用中
にネジピンがゆるんで不意に外れてバンドが分離するこ
ともなく、メッキや塗装で生釉の端部が駒と一体につな
がっても、生釉を押せば簡単に押し出すことができ、従
来の問題を回避することができる。
更に、止め部材は、部分的に内側に突出した内接部を生
釉の周状溝の底に接しているので、調心作用が発生し、
貫通穴との引掛りが全周に亘って平均的におこなわれ、
安定した掛止状態を維持でき、また止め部材を係脱する
ときも、止め部材が生釉に対して片寄らず操作性にすぐ
れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の部分断面図、第2図乃至第5図
は本考案の第1の実施例であり、第2図は部分断面図、
第3図及び第4図は部分拡大断面図、第5図は平面図、
第6図は本考案と関連ある他の駒形状を示す平面図であ
り、第7図は本考案の更に他の実施例を示す断面図であ
る。 4.5・・・・・・駒、4a、5a・・・・・・凸部、
4b、5b・・・・・・凹部、6・・・・・・貫通穴、
7・・・・・・有底穴、8・・・・・・生釉、8a・・
・・・・周状溝、9・・・・・・止め部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の駒がその凸部と凹部とで相互に組合せて連絡し
    てなる時計バンドの駒構造において、前記凸部と凹部の
    両端とに横通ずる貫通穴をそれぞれ設けると共に、該駒
    貫通穴の外側端部に骸貫通穴”より外径大の有底穴を設
    け、少なくとも生釉の一方の端部の周状溝゛に、該貫通
    穴よりやや外径大で且つ部分的に内側に突出した内接部
    が該周状溝の底に接するC形止め部材を装着し、該生釉
    を該貫通穴に挿入して駒を連結したことを特徴とする時
    計バンドの駒構造。
JP13019880U 1980-09-12 1980-09-12 時計バンドの駒構造 Expired JPS604410Y2 (ja)

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JP13019880U JPS604410Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 時計バンドの駒構造

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Publication Number Publication Date
JPS5752816U JPS5752816U (ja) 1982-03-26
JPS604410Y2 true JPS604410Y2 (ja) 1985-02-07

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ID=29490524

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2535586A1 (fr) * 1982-11-04 1984-05-11 Dupont S T Dispositif de fixation d'une laniere sur un boitier

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JPS5752816U (ja) 1982-03-26

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