JPS6043580B2 - テ−プレコ−ダ回路 - Google Patents

テ−プレコ−ダ回路

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Publication number
JPS6043580B2
JPS6043580B2 JP8360077A JP8360077A JPS6043580B2 JP S6043580 B2 JPS6043580 B2 JP S6043580B2 JP 8360077 A JP8360077 A JP 8360077A JP 8360077 A JP8360077 A JP 8360077A JP S6043580 B2 JPS6043580 B2 JP S6043580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
circuit
level
bass
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8360077A
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English (en)
Other versions
JPS5419723A (en
Inventor
立雄 藤原
浩行 相部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP8360077A priority Critical patent/JPS6043580B2/ja
Publication of JPS5419723A publication Critical patent/JPS5419723A/ja
Publication of JPS6043580B2 publication Critical patent/JPS6043580B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープレコーダ回路に係り、特に録音レベル
表示をみながら最適録音レベルを設定するだけで歪の少
ない録音を行なうことができるよう、適切な録音レベル
表示が可能なテープレコーダ回路に関する。
従来テープレコーダのレベル表示装置として、磁気テ
ープの飽和レベルの周波数特性と逆の周波数特性の補償
回路をもつたものが知られている(例えば特公昭45−
17261号、実開昭51−131220号)。
すなわち磁気テープは高音域で飽和し、出力が中音域に
対して低下する周波数特性を有しているのに対し、レベ
ルメータは周波数特性に関係なく同一条件で動作する。
このためメータの指示値では最適であつても実際には飽
和レベルに達していて歪が発生していることがある。従
つてこれを補償するようにしたものが上記の従来のレベ
ル表示装置である。 しかしこのようなテープレコーダ
の録音レベル表示装置においては、歪の少ない録音をす
る上で未だ不十分である。
すなわち従来のテープレコーダ回路は第1図に示すよう
に、録音信号11を録音増幅器12、録音レベルコント
ロール用ボリューム13を介して低音域および高音域増
強録音増幅器14に導き、低音域および高音域を増強し
た録音信号電流15に変換したのち、バイヤス回路16
からのバイアス電流を加えこれを録音ヘッドJ17に供
給して磁気テープ18にバイアス録音するように構成さ
れている。 前記低音域および高音域増強録音増幅器1
4は録音再生周波数特性の向上を目的としたもので、第
2図aに示す録音信号の周波数特性を第2図をiに示す
ように低音域および高音域を増強した電流特性に変換す
る。
このため実際に録音ヘッド17に供給して録音する信号
15のレベルは当初の録音信号11レベルとは異なつた
ものとなつている。従つて録音レベル表示回路も、当然
実際の録音信号15レベルを表示するものでなくてはな
らない。
それには前記低音域および高音域増強録音増幅器14の
出力側に録音レベル表示回路を接続することが考えられ
るが、録音増幅器14の出力端は録音ヘッド17に接続
されているため、録音ヘッド17の微分特性、すなわち
周波数に比例して電圧が増加する特性がそのままレベル
表示回路に加わり、全く誤つたレベル表示となつてしま
う。そこで従来は第1図に示すように低音域および高音
域増強録音増幅器14の入力側にメータ用増幅器19、
整流回路20およびレベルメータ21からなる録音レベ
ル表示回路22を接続するようにしている。しかしこの
ような構成にすると、すでに明らかなように、録音レベ
ル17に供給する録音信号電流と録音レベルメータ21
を駆動する録音信号との間には低音域および高音域にお
いてレベル差が生じる。従つてこの録音レベルメータ2
1をみて録音レベルを最適状態に設定した場合、実際に
は低音域および高音域においては前記増強分だけ過大レ
ベル録音となる。一般に歪(主に第3次高調波歪)は録
音レベルの2乗に比例して増一加する関係にあるから、
この場合、録音時の低域および高域歪は録音信号電流の
増強量の2乗で増大し、歪の大きな録音となる。本発明
はこのような点に鑑みてなされたもので、実際に録音ヘ
ッドに供給される録音信号電流丁レベルを表示すること
ができ、歪の少ない録音を行なうことのできるテープレ
コーダ回路を提供することを目自勺とするものである。
本発明は録音レベル表示回路に、録音回路で設けられて
いる低域および高域増強録音増幅器と略こ等しい周波数
特性を有する増強回路を設けることにより正しい録音信
号レベルを表示することのできるようにしたものである
以下本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第3図は本発明のテープレコーダ回路の一実施グ例を示
すブロック図である。図において録音信号31は録音増
幅器32、録音レベルコントロール用ボリューム33、
低音域および高音域増強録音増幅器34を介して録音ヘ
ッド36に供給され磁気テープ37に録音される。尚3
5はバイアス発振器である。かかる録音回路は第1図で
示した従来の構成と同じである。本発明のテープレコー
ダ回路が従来と異なる点は、録音レベル表示回路43と
して前記低音域および高音域増強録音増幅器34の増強
量と同じ量だけ録音信号の低音域および高音域を増強し
、その出力の周波数特性が、第2図bで示す録音信号電
流の周波数特性と等しくなるような低音域および高音域
増強回路38を設ノけた点である。すなわちこの低音域
および高音域増強回路38を前記低音域および高音域増
強回路38の入力側に接続することによつて、録音ヘッ
ド36に流れる録音信号電流の周波数特性と等しい出力
を得、これをメータ増幅器39で増幅し、整流回路40
て整流する。さらに瞬間的な過大録音入力信号でも検出
でき、瞬間的な過大録音入力信号によるひずみ増加を除
去するためにピークレベル検出回路41でピーク値を検
出し、レベルメータ42を駆動するように構成されてい
る。このような構成によると、録音信号の低音域、中音
域、高音域にわたりレベルメータ指示録音レベルと録音
信号電流レベルを完全に一致させることができる。従つ
てレベルメータの指示レベルによつて録音レベルの設定
を行なつても、従来のように低音域および高音域で過大
録音になるという心配はない。このため歪の少ない録音
が可能である。また本発明によるとレベルメータの録音
レベルと録音信号電流レベルが一致するため、レベルメ
ータの録音レベルをある一定値以下にすることにより、
録音時に発生するテープ・ヘッド系の歪を周波数特性に
よらず一定値以下にすることができる。更にテープ・ヘ
ッド系に発生する混度調歪も録音時の歪増大がないため
大幅に軽減できる。一方本発明によると再生時のひすみ
増大も防ぐことができる。すなわち再び第3図の回路に
おいて、再生ヘッド51に発生する電圧は微分特性、す
なわち周波数に比例して増加する。そこでこれを補償す
るため再生増幅器52および周波数補償回路53によつ
て再生回路に規定された時定数Tl,T2(カセットテ
ープでは低域1590μS1高域120psまたは低域
3180ps1高域70μs)により低音域を増強、高
音域を低減する再生周波数補償を行ない、再生出力が録
音テープ51に録音された信号、すなわち録音入力信号
と等しくなるようにしている。従つてその周波数特性は
第4図aの如くなつている。一方、このような再生周波
数補償のために再生時の歪(主に第3次高調波歪)はこ
れら補償の効果をうけ第4図bの如く低音域および高音
域が増大する。カセットテープレコーダの時定数159
0μsと120μsの再生周波数補償による理論カーブ
上における第3次高調波ひずみ増加は、中音域と比較し
て低域20HZでは大体2倍、高域6KHzでは大体2
.4倍増加する。そこで第3図に示す本発明回路におい
て、低音域および高音域増強回路38に、再生時の第3
次高調波歪(第4図b)の低音域および高音域の増大量
の1/2の量をさらに増強できるようにすることにより
、再生時の歪の増大を防ぐことができる。この結果、録
音、再生で低音域、中音域、高音域の歪率を一定値にす
ることができる。この楊合録音時においてメータは低音
域および高音域において実際の録音信号レベルより高い
表示をし、必ずしも正確な録音レベルを表示しないが、
このように実際の録音レベルより高めの表示をする場合
には、従来のように過大録音をする心配はない。尚、前
記実施例においてはレベル表示回路中の増強回路として
低音域および高音域の両方を増強するものを示したが、
低音域又は高音域のいずれか一方を増強するものであつ
ても、所定の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープレコーダ回路の構成を示す図、第
2図aは録音信号の周波数特性図、第2図bは録音ヘッ
ドに供給される録音信号電流の周波数特性図、第3図は
本発明の一実施例によるテープレコーダ回路の構成を示
すブロック図、第4図aは再生回路における周波数補償
特性図、第4図bは周波数補償にともなう歪率の変化を
示す図である。 31・・・録音信号、32・・・録音増幅器、34・・
・低音域および高音域増強録音増幅器、36・・・録音
ヘッド、37・・・磁気テープ、38・・・低音域およ
び高音域増強回路、39・・・メータ増幅器、40・・
・整流回路、41・・ゼークレベル検出回路、42・・
・レベルメータ、1立・・ルベル表示回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 録音すべき信号をその低音域および高音域を増強し
    た周波数特性の録音信号電流に変換する録音増幅器と、
    この録音増幅器の出力端に接続された録音ヘッドと、前
    記録音増幅器の入力端に接続され前記録音すべき信号を
    その低音域又は高音域もしくはその両方を増強した周波
    数特性に変換する増強回路と、この増強回路の出力を整
    流してレベル表示する手段とを備えることを特徴とする
    テープレコーダ回路。 2 前記増強回路は、前記録音増幅器の周波数特性と略
    等しいことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のテ
    ープレコーダ回路。 3 前記増強回路は、録音すべき信号の低音域又は高音
    域もしくはその両方を前記録音増幅器による増幅器の割
    合よりも大きな割合で増強するものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のテープレコーダ回路。
JP8360077A 1977-07-14 1977-07-14 テ−プレコ−ダ回路 Expired JPS6043580B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8360077A JPS6043580B2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 テ−プレコ−ダ回路

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JP8360077A JPS6043580B2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 テ−プレコ−ダ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5419723A JPS5419723A (en) 1979-02-14
JPS6043580B2 true JPS6043580B2 (ja) 1985-09-28

Family

ID=13806969

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8360077A Expired JPS6043580B2 (ja) 1977-07-14 1977-07-14 テ−プレコ−ダ回路

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JP (1) JPS6043580B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0539106Y2 (ja) * 1987-05-20 1993-10-04
JPH0637123U (ja) * 1992-10-23 1994-05-17 株式会社ダーツ・クリエイション 被封緘体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0539106Y2 (ja) * 1987-05-20 1993-10-04
JPH0637123U (ja) * 1992-10-23 1994-05-17 株式会社ダーツ・クリエイション 被封緘体

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JPS5419723A (en) 1979-02-14

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