JPS6041536B2 - 高調波除去装置 - Google Patents
高調波除去装置Info
- Publication number
- JPS6041536B2 JPS6041536B2 JP52022653A JP2265377A JPS6041536B2 JP S6041536 B2 JPS6041536 B2 JP S6041536B2 JP 52022653 A JP52022653 A JP 52022653A JP 2265377 A JP2265377 A JP 2265377A JP S6041536 B2 JPS6041536 B2 JP S6041536B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harmonic
- power supply
- induction motor
- harmonics
- impedance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P25/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
- H02P25/16—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the circuit arrangement or by the kind of wiring
- H02P25/24—Variable impedance in stator or rotor circuit
- H02P25/26—Variable impedance in stator or rotor circuit with arrangements for controlling secondary impedance
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J3/00—Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks
- H02J3/18—Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks
- H02J3/1892—Arrangements for adjusting, eliminating or compensating reactive power in networks the arrangements being an integral part of the load, e.g. a motor, or of its control circuit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野）
本発明はサィリスタ変換器等により発生した電源高調波
を吸収除去する高調波除去装置に関する。
を吸収除去する高調波除去装置に関する。
最近、サィリスタを使用し、その点孤角を変えることに
よって負荷に供給する電力を制御するサィリスタ変換器
が多く使用されている。
よって負荷に供給する電力を制御するサィリスタ変換器
が多く使用されている。
サィリス夕変換器は点弧角を制御されるものであり、そ
の電源側電流は大きく歪むようになる。したがって、高
調波成分が大きくなり、サィリス夕変換器の力率を低下
させる原因となるばかりでなく、隣接した通信線への誘
導雑音障害の原因となる。この対策のため、周知のよう
に静止コンデンサを用いたフィル夕を設けている。しし
、このようなフィル夕は除去すべき高調波に対して共振
状態になりインピーダンスが零になるけれども、基本波
に対してインピーダンスが有限の値となる。そして、フ
ィル夕は高調波の角周波数が基本波の角周波数より大き
いので、基本波に対しコンデンサ的に動作する。このよ
うに、フィル夕は高調波を吸収する際に無効電力も同時
に取込むため、交流電源の容量が小さい場合に無効電力
の処理が問題となる。すなわち、交流電源に接続された
負荷の状態が変化し軽負荷になると、交流電流に進相電
流が流れる。したがって、電源電圧が過電圧となり、交
流電源に接続された機器を破損する煤れか：ある。過電
圧を防止するにはコソデンサと直列にサィリスタを接続
した無効電力調整装置を設け、サィリスタをオン、オフ
制御してコンデンサの容量を変化させて無効電力を調整
することによって軽負荷時に、電源電圧が過電圧となる
のを防止できる。しかしながら、このような無効電力調
整装置を設けることはシステムを複雑にし、かつ経済的
にも得策でない。〔発明の目的〕 本発明の目的は、フィル夕の容量を低減して電源高周波
を充分に除去できる高調波除去装置を提供することにあ
る。
の電源側電流は大きく歪むようになる。したがって、高
調波成分が大きくなり、サィリス夕変換器の力率を低下
させる原因となるばかりでなく、隣接した通信線への誘
導雑音障害の原因となる。この対策のため、周知のよう
に静止コンデンサを用いたフィル夕を設けている。しし
、このようなフィル夕は除去すべき高調波に対して共振
状態になりインピーダンスが零になるけれども、基本波
に対してインピーダンスが有限の値となる。そして、フ
ィル夕は高調波の角周波数が基本波の角周波数より大き
いので、基本波に対しコンデンサ的に動作する。このよ
うに、フィル夕は高調波を吸収する際に無効電力も同時
に取込むため、交流電源の容量が小さい場合に無効電力
の処理が問題となる。すなわち、交流電源に接続された
負荷の状態が変化し軽負荷になると、交流電流に進相電
流が流れる。したがって、電源電圧が過電圧となり、交
流電源に接続された機器を破損する煤れか：ある。過電
圧を防止するにはコソデンサと直列にサィリスタを接続
した無効電力調整装置を設け、サィリスタをオン、オフ
制御してコンデンサの容量を変化させて無効電力を調整
することによって軽負荷時に、電源電圧が過電圧となる
のを防止できる。しかしながら、このような無効電力調
整装置を設けることはシステムを複雑にし、かつ経済的
にも得策でない。〔発明の目的〕 本発明の目的は、フィル夕の容量を低減して電源高周波
を充分に除去できる高調波除去装置を提供することにあ
る。
本発明の特徴とするところは、多相の１次巻線と２次巻
線を有する誘導電動機の１次巻線を交流電源に接続する
と共に、２次巻線にフィル夕を接続し、このフィル夕の
容量を除去すべき特定高調波に対し誘導電動機の１次イ
ンピーダンスが小さくなるよう設定するようにしたこと
にある。
線を有する誘導電動機の１次巻線を交流電源に接続する
と共に、２次巻線にフィル夕を接続し、このフィル夕の
容量を除去すべき特定高調波に対し誘導電動機の１次イ
ンピーダンスが小さくなるよう設定するようにしたこと
にある。
〔発明の実施例〕第１図は本発明の一実施例を示す構成
図で、ＡＣは３相交流電源で、サィリスタ変換器等の高
調波発生源（図示しない）が負荷として接続されている
。
図で、ＡＣは３相交流電源で、サィリスタ変換器等の高
調波発生源（図示しない）が負荷として接続されている
。
１は１次巻線（固定子巻線）が交流電源ＡＣに接続され
た巻線形３相誘導電動機、２はコンデンサｃとりアクト
ルＬ，を直列接続した共振回路で、スイッチ６を介して
誘導電動機１の２次巻線（回転子巻線）に接続される。
た巻線形３相誘導電動機、２はコンデンサｃとりアクト
ルＬ，を直列接続した共振回路で、スイッチ６を介して
誘導電動機１の２次巻線（回転子巻線）に接続される。
なお、共振回路２のリアクトルＬ，は場合によって省略
できる。３はリアクトルＬ２と抵抗Ｒから成るバイパス
回路で、２次電流のうちのすべり周波数成分の通路とな
る。
できる。３はリアクトルＬ２と抵抗Ｒから成るバイパス
回路で、２次電流のうちのすべり周波数成分の通路とな
る。
４は始動抵抗器、５，６はスイッチで、始動時には始動
抵抗器４が、平常運転時は共振回路２およびバイパス回
路３が２次巻線に接続されるように切換える。
抵抗器４が、平常運転時は共振回路２およびバイパス回
路３が２次巻線に接続されるように切換える。
この構成において、誘導電動機１を始動する際にはスイ
ッチ６をオフしたままスイッチ５をオンする。
ッチ６をオフしたままスイッチ５をオンする。
勿論、電動機１の１次巻線は図示しない開閉器により交
流電源ＡＣに接続される。したがって、電動機１は同期
速度近くまで加速する。加速する際、、始動抵抗器４を
連続的に調整する。同期速度近くまで加速したならば、
スイッチ５をオフして、スイッチ６をオンして平常運転
に入る。次に、平常運転時の動作について述べる。第２
図はその場合における、特に誘導電動機１の１次および
２次巻線ｗ，，ｗ２，共振回路２およびバイパス回路３
の接続関係を示す簡略化した回路図である。いま、バイ
パス回路３には後述するように、高調波が流れ込まない
のでこれを無視すると４高調波に対する電動機１の１次
インピーダンスＺ，は次式で表わされる。０ ここに、
Ｅ，：１次相電圧の高調波分１，：１次電流の高調波分 の．：高調波の角周波数 ｒ．，ら：巻線ｗ，，ｗ２の抵抗 そ，：１次巻線ｗ，のィンダクタンス タ 〆２：２次巻線ｗ２とりアクトルＬのイン
ダクタンスの和Ｃ：コンデンサｃの容量 ｓ：高調波に対するすべり Ｍ：相互インダクタンス ‘１｝式の右辺第３項の分母に着目し、この分母のうち
ｉの．〆２十ｂ毒．ＣのすべりＳに後述する■式の共振
条件のｓを代入すると次式のようになる。
流電源ＡＣに接続される。したがって、電動機１は同期
速度近くまで加速する。加速する際、、始動抵抗器４を
連続的に調整する。同期速度近くまで加速したならば、
スイッチ５をオフして、スイッチ６をオンして平常運転
に入る。次に、平常運転時の動作について述べる。第２
図はその場合における、特に誘導電動機１の１次および
２次巻線ｗ，，ｗ２，共振回路２およびバイパス回路３
の接続関係を示す簡略化した回路図である。いま、バイ
パス回路３には後述するように、高調波が流れ込まない
のでこれを無視すると４高調波に対する電動機１の１次
インピーダンスＺ，は次式で表わされる。０ ここに、
Ｅ，：１次相電圧の高調波分１，：１次電流の高調波分 の．：高調波の角周波数 ｒ．，ら：巻線ｗ，，ｗ２の抵抗 そ，：１次巻線ｗ，のィンダクタンス タ 〆２：２次巻線ｗ２とりアクトルＬのイン
ダクタンスの和Ｃ：コンデンサｃの容量 ｓ：高調波に対するすべり Ｍ：相互インダクタンス ‘１｝式の右辺第３項の分母に着目し、この分母のうち
ｉの．〆２十ｂ毒．ＣのすべりＳに後述する■式の共振
条件のｓを代入すると次式のようになる。
】の．そ２十三；了：−・叫ム ……■
｛１）式の相互ィンダクタンスＭは通常用いられている
誘導電動機においてィンダクタンスク，より数十倍の値
である。
誘導電動機においてィンダクタンスク，より数十倍の値
である。
また、高調波に対するすべりｓは大きく、例えば、電源
周波数が５０日２の第５次高調波については後述するよ
うにｓ＝１．２となる。｛１）式の右辺第３項の分母の
第２項におけるｒ２／ｓも小さな値となる。してみると
、【１ｌ式の右辺第３項の分母の第２項は１に比べては
るかに小さなものとなり無視することができる。その結
果｛１｝式は次式のように表わされる。乙＝（ｒ．十害
）十ｉ｛の・（夕・十〆２）−Ｓ交；｝
‐‐‐‘３’譲導機１の１次インピーダンス乙が制式
のように表わせることを第４図、第５図により更に説明
する。
周波数が５０日２の第５次高調波については後述するよ
うにｓ＝１．２となる。｛１）式の右辺第３項の分母の
第２項におけるｒ２／ｓも小さな値となる。してみると
、【１ｌ式の右辺第３項の分母の第２項は１に比べては
るかに小さなものとなり無視することができる。その結
果｛１｝式は次式のように表わされる。乙＝（ｒ．十害
）十ｉ｛の・（夕・十〆２）−Ｓ交；｝
‐‐‐‘３’譲導機１の１次インピーダンス乙が制式
のように表わせることを第４図、第５図により更に説明
する。
第４図は譲導機１の２次側にコンデンサｃが倭銃された
場合の等価回路図である。
場合の等価回路図である。
第４図の等価回路の２次側を１次側に換算するためにィ
ンピ−ダンスに１／ｓを乗算すると第５図のようになる
。第５図から明らかなようにインダクタンスそ２はすべ
りｓと無関係になる。ここで、電源周波数が５０日２の
第５次高周波のすべりｓについて考えてみる。
ンピ−ダンスに１／ｓを乗算すると第５図のようになる
。第５図から明らかなようにインダクタンスそ２はすべ
りｓと無関係になる。ここで、電源周波数が５０日２の
第５次高周波のすべりｓについて考えてみる。
第５次高周波は逆相分のために基本波の作る磁界に対し
て逆方向に５倍の速さで回転する磁界を作る。一方、誘
導機１の回転子は基本波に対するすべりを無視すると基
本波磁界と同期して回転している。したがって、第６次
高調波磁界を基準にして回転子を考えると、回転子は逆
方向にすべり０．２で回転していることになり、第５次
高調波磁界の速度を１．０とするとすべりｓは１．２と
なる。さて、‘３｝式より １ ．．．．．．．・・｛４｝
ＷＩ＝ｓゾ（そ，十そ２たである場合に、周波数の，の
高調波に対し共振条件が成立する。
て逆方向に５倍の速さで回転する磁界を作る。一方、誘
導機１の回転子は基本波に対するすべりを無視すると基
本波磁界と同期して回転している。したがって、第６次
高調波磁界を基準にして回転子を考えると、回転子は逆
方向にすべり０．２で回転していることになり、第５次
高調波磁界の速度を１．０とするとすべりｓは１．２と
なる。さて、‘３｝式より １ ．．．．．．．・・｛４｝
ＷＩ＝ｓゾ（そ，十そ２たである場合に、周波数の，の
高調波に対し共振条件が成立する。
ところで、誘導電動機は高調波に対し普通次の条件が成
立する。
立する。
ｒ．十尊《の・（そ・十そ２） …‐‐…‐【５｝し
たがって、【４ー式の共振条件を成立させると、例えば
、単に２次巻線ｗ２を短絡する場合より１次インピーダ
ンスＺは極めて小さくなる。
たがって、【４ー式の共振条件を成立させると、例えば
、単に２次巻線ｗ２を短絡する場合より１次インピーダ
ンスＺは極めて小さくなる。
第３図にインピーダンスＺの周波数特性の概略を示す。
いま、第５次高調波に対して■式に示す共振条件を満足
させると、図示の如く第５次高調波に対してインピーダ
ンスＺ．は十分小さくなる。また、コンデンサ容量Ｃを
変化させない条件のもとにおいて、第７次高調波に対し
ても同時に共振条件が満足されるため、第７次高調波に
対してもインピーダンスＺは小さくなる。なお、（３’
式は励磁リアクタンスｘｍ（：の，Ｍ）を無視している
が、実際には第５図に示すように存在している。
させると、図示の如く第５次高調波に対してインピーダ
ンスＺ．は十分小さくなる。また、コンデンサ容量Ｃを
変化させない条件のもとにおいて、第７次高調波に対し
ても同時に共振条件が満足されるため、第７次高調波に
対してもインピーダンスＺは小さくなる。なお、（３’
式は励磁リアクタンスｘｍ（：の，Ｍ）を無視している
が、実際には第５図に示すように存在している。
基本波に対するすべりｓがほぼ零で２次回路のインピー
ダンスが無限大としても、基本波に対する電動機１の入
力インピーダンスＺ，は励磁リアクタンスｘｍ相当の有
限の値となる。したがって、基本波に対するインピーダ
ンスＺ，は第３図に示すような特性になる。このように
、同一コンデンサ容量で、次数の異なる２つの高周波に
対し共振条件を満足する理由は、第５次と第７次の高周
波に対してｓ■，の値が同一であることによる。
ダンスが無限大としても、基本波に対する電動機１の入
力インピーダンスＺ，は励磁リアクタンスｘｍ相当の有
限の値となる。したがって、基本波に対するインピーダ
ンスＺ，は第３図に示すような特性になる。このように
、同一コンデンサ容量で、次数の異なる２つの高周波に
対し共振条件を満足する理由は、第５次と第７次の高周
波に対してｓ■，の値が同一であることによる。
例えば、第５次高調波はｓ：６／ふ の，＝５のｏ（但
し■ｏ は電源周波数）第７次高調波はｓ＝６／７，の
，こ７の。となる。したがって、両高調波のｓの，は同
一となる。ｓ■，が同一であれば、共通して共振条件が
成立することは【４’式により明らかである。第７次高
調波のすべりｓが６／７になることは第７次高調波が正
相分で、第７次高調波磁界が基本波磁界に対し同方向に
７倍の速さで回転するので第５次高調波と同様に考える
ことによって６／７が得られる。なお、第３図において
第３，６，９次の高調波に対しインピーダンスＺが無限
大となるのは誘導電動機１の１次巻線がスター結線であ
ることによる。
し■ｏ は電源周波数）第７次高調波はｓ＝６／７，の
，こ７の。となる。したがって、両高調波のｓの，は同
一となる。ｓ■，が同一であれば、共通して共振条件が
成立することは【４’式により明らかである。第７次高
調波のすべりｓが６／７になることは第７次高調波が正
相分で、第７次高調波磁界が基本波磁界に対し同方向に
７倍の速さで回転するので第５次高調波と同様に考える
ことによって６／７が得られる。なお、第３図において
第３，６，９次の高調波に対しインピーダンスＺが無限
大となるのは誘導電動機１の１次巻線がスター結線であ
ることによる。
以上のようにして、コンデンサｃの容量を上述の共振条
件を満足するよう選定すれば、第５次高調波はインピー
ダンスの小さい誘導電動機１１こ流れる。
件を満足するよう選定すれば、第５次高調波はインピー
ダンスの小さい誘導電動機１１こ流れる。
その結果、第５次高調波を吸収除去できる。勿論、第５
次高調波を吸収除去できれば、第３図から明らかなよう
に第７次高調波も吸収除去可能となる。一方、誘導電動
機１は無賃荷運転されるが、機械損に対応するトルクを
発生させるために僅かのすべりを生じ、２次巻線ｗ２に
すべり周波数成分の電流が流れる。
次高調波を吸収除去できれば、第３図から明らかなよう
に第７次高調波も吸収除去可能となる。一方、誘導電動
機１は無賃荷運転されるが、機械損に対応するトルクを
発生させるために僅かのすべりを生じ、２次巻線ｗ２に
すべり周波数成分の電流が流れる。
すべり周波数はＩＨ２程度以下の極く低い周波数となり
共振回路２を流れ得ない。バイパス回路３はこの２次電
を流すために設けられる。このようにして第５次高調波
（この場合には第７次高調波も含む）を除去するのであ
るが、他の高調波を除去する必要のある場合にはその周
波数に対して共振条件が満足する共振回路を２次巻線ｗ
２に接続すればよい。
共振回路２を流れ得ない。バイパス回路３はこの２次電
を流すために設けられる。このようにして第５次高調波
（この場合には第７次高調波も含む）を除去するのであ
るが、他の高調波を除去する必要のある場合にはその周
波数に対して共振条件が満足する共振回路を２次巻線ｗ
２に接続すればよい。
ここで、共振条件は、議導電動機１の１次、２次巻線ｗ
，，ｗ２のィンダクタンス、交流電源ＡＣのインダクタ
ンスおよびコンデンサｃの容量により定まる。
，，ｗ２のィンダクタンス、交流電源ＡＣのインダクタ
ンスおよびコンデンサｃの容量により定まる。
しかし、１次、２次巻線ｗ，，ｗ２および交流電源ＡＣ
のィンダクタンスは、設計値よりある程度の誤差を生じ
るのが普通である。したがって、共振回路２のコンデン
サｃを複数個に分割しておき、それらの接続個数を変更
することによりコンデンサ容量を調整可能としておくこ
とが実用上望ましい。上述のようにして高調波を除去す
るのであるが共振回路２は誘導電動機１の平常運転時の
み２次巻線ｗ２に接続される。
のィンダクタンスは、設計値よりある程度の誤差を生じ
るのが普通である。したがって、共振回路２のコンデン
サｃを複数個に分割しておき、それらの接続個数を変更
することによりコンデンサ容量を調整可能としておくこ
とが実用上望ましい。上述のようにして高調波を除去す
るのであるが共振回路２は誘導電動機１の平常運転時の
み２次巻線ｗ２に接続される。
その場合、２次巻線ｗ２には若干のすべり周波数成分の
電圧と、高調波分の電圧のみが誘起するだけである。し
たがって、共振回路２の設備容量は小さくて充分である
。すなわち、共振回路２には従来のフィル夕のように、
直接交流電源電圧が印加されることがないため、共振回
路（フィルター）の容量は従来のものに比べはるかに小
さくできる。また、この時、共振回路２には高調波分の
電流が流れるのみである。
電圧と、高調波分の電圧のみが誘起するだけである。し
たがって、共振回路２の設備容量は小さくて充分である
。すなわち、共振回路２には従来のフィル夕のように、
直接交流電源電圧が印加されることがないため、共振回
路（フィルター）の容量は従来のものに比べはるかに小
さくできる。また、この時、共振回路２には高調波分の
電流が流れるのみである。
したがって交流電源に進相電流を流すようなことはなく
、電源電圧を上昇させるという問題も生じない。〔発明
の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、交流電源の力率
を変化させることなく高調波を確実に除去できる。
、電源電圧を上昇させるという問題も生じない。〔発明
の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、交流電源の力率
を変化させることなく高調波を確実に除去できる。
また、フィル夕は誘導電動機の２次巻線に共振回路を接
続するだけでフィル夕の容量を小さくできる。なお、以
上の説明では３相交流電動機を用いているが、他の相数
であっても同様の効果が得られる。
続するだけでフィル夕の容量を小さくできる。なお、以
上の説明では３相交流電動機を用いているが、他の相数
であっても同様の効果が得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図の平常運転時における筒略した回路図、第３図は誘導
電動機の入力インピーダンスと高調波次数の関係を示す
特性図、第４，５図は本発明を説明するための等価回路
図である。 １・・・・・・巻線形誘導電動機、２・・・・・・共振
回路、３……バイパス、５，６……スイッチ、ＡＣ……
父流露源。 弟／図 多２図 ７〆斑 多３図 才ｒｌａ
図の平常運転時における筒略した回路図、第３図は誘導
電動機の入力インピーダンスと高調波次数の関係を示す
特性図、第４，５図は本発明を説明するための等価回路
図である。 １・・・・・・巻線形誘導電動機、２・・・・・・共振
回路、３……バイパス、５，６……スイッチ、ＡＣ……
父流露源。 弟／図 多２図 ７〆斑 多３図 才ｒｌａ
Claims (1)
- １ 交流電源と、多相の１次および２次巻線を有し、１
次巻線が前記交流電源に接続された巻線型誘導電動機と
、前記２次巻線に接続され、前記交流電源の除去すべき
高調波に対する前記誘導電動機の入力インピーダンスが
小さくなるように設定された共振回路とを具備した高調
波除去装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52022653A JPS6041536B2 (ja) | 1977-03-04 | 1977-03-04 | 高調波除去装置 |
| US05/882,763 US4206395A (en) | 1977-03-04 | 1978-03-02 | Harmonic eliminating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52022653A JPS6041536B2 (ja) | 1977-03-04 | 1977-03-04 | 高調波除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53109154A JPS53109154A (en) | 1978-09-22 |
| JPS6041536B2 true JPS6041536B2 (ja) | 1985-09-17 |
Family
ID=12088795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52022653A Expired JPS6041536B2 (ja) | 1977-03-04 | 1977-03-04 | 高調波除去装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4206395A (ja) |
| JP (1) | JPS6041536B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3380948D1 (de) * | 1982-09-28 | 1990-01-11 | Yang Tai Her | Motor fuer gedruckte schaltungen. |
| JPS6310737U (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-23 | ||
| US5587643A (en) * | 1988-07-12 | 1996-12-24 | Heller Dejulio Corporation | Rotary induction machine having control of secondary winding impedance |
| JP3267790B2 (ja) * | 1994-02-15 | 2002-03-25 | 関西電力株式会社 | 高調波吸収同期機 |
| US5686806A (en) * | 1994-12-19 | 1997-11-11 | Trans-Coil, Inc. | Low-pass filter and electronic speed control system for electric motors |
| SE9704421D0 (sv) * | 1997-02-03 | 1997-11-28 | Asea Brown Boveri | Seriekompensering av elektrisk växelströmsmaskin |
| US5990654A (en) * | 1998-01-21 | 1999-11-23 | Allen-Bradley Company, Llc | Apparatus for eliminating motor voltage reflections and reducing EMI currents |
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