JPS6039728Y2 - 空冷コンデンシングユニツト - Google Patents
空冷コンデンシングユニツトInfo
- Publication number
- JPS6039728Y2 JPS6039728Y2 JP19623781U JP19623781U JPS6039728Y2 JP S6039728 Y2 JPS6039728 Y2 JP S6039728Y2 JP 19623781 U JP19623781 U JP 19623781U JP 19623781 U JP19623781 U JP 19623781U JP S6039728 Y2 JPS6039728 Y2 JP S6039728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling fan
- accumulator
- resistor
- compressor
- condensing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、冷却ファン用モータに用いる抵抗器の発熱
を利用してアキュムレータを加温し、圧縮機への液戻り
を確実に防止するようにした空冷コンデンシングユニッ
トの改良に関する。
を利用してアキュムレータを加温し、圧縮機への液戻り
を確実に防止するようにした空冷コンデンシングユニッ
トの改良に関する。
空冷コンデンシングユニット、例えば空気調和機の室外
ユニット１では、第１図に示すように図示しない室内ユ
ニット内の蒸発器から送られてきた冷媒は本体ケース２
内のアキュムレータ３によって液冷媒とガス冷媒とに分
離され、ガス冷媒は駆動モータを内蔵する圧縮機４へ送
り込まれ圧縮される。
ユニット１では、第１図に示すように図示しない室内ユ
ニット内の蒸発器から送られてきた冷媒は本体ケース２
内のアキュムレータ３によって液冷媒とガス冷媒とに分
離され、ガス冷媒は駆動モータを内蔵する圧縮機４へ送
り込まれ圧縮される。
圧縮機４で高温高圧にされたガス冷媒は凝縮機５内を流
れる間に冷却されて凝縮液化し再び前記室内ユニットへ
送り込まれる。
れる間に冷却されて凝縮液化し再び前記室内ユニットへ
送り込まれる。
前記凝縮機５は冷却ファン６を備え、この冷却ファン６
によって送風される室外空気により前記冷媒の熱が凝縮
機５から放熱される。
によって送風される室外空気により前記冷媒の熱が凝縮
機５から放熱される。
前記冷却ファン６が備える冷却ファン用モータ７は、一
般に通電回路の途中に接続された抵抗器８を有し、抵抗
器８を介して低速回転が得られるようになされている。
般に通電回路の途中に接続された抵抗器８を有し、抵抗
器８を介して低速回転が得られるようになされている。
そして、常時は高速回転される冷却ファンを、外気の気
温が略２８℃以下の低温時には低速回転される。
温が略２８℃以下の低温時には低速回転される。
この場合、低温の外気による放熱効果が加わるので凝縮
機５は十分に放熱され、また冷却ファン６から生じる騒
音が低下する。
機５は十分に放熱され、また冷却ファン６から生じる騒
音が低下する。
ところで、前記構成においては、外気温度が低い際に、
アキュムレータ３から圧縮機４へ送られるガス冷媒の一
部が、外気によって冷却されて液化し圧縮機４に液冷媒
が流入する危険があった。
アキュムレータ３から圧縮機４へ送られるガス冷媒の一
部が、外気によって冷却されて液化し圧縮機４に液冷媒
が流入する危険があった。
一方前記抵抗器８は他の電気部品９と一緒に本体ケース
２内に配設されるのが普通で、この際抵抗器８から発生
する熱が他の電気部品に悪影響を与える心配があった。
２内に配設されるのが普通で、この際抵抗器８から発生
する熱が他の電気部品に悪影響を与える心配があった。
この考案の目的は、前述の欠点を解消して、圧縮機へ送
られるガス冷媒が液化することを防止し、かつ抵抗器に
よる他の電気部品への悪影響を排除した空冷コンデンシ
ングユニットを提供することにある。
られるガス冷媒が液化することを防止し、かつ抵抗器に
よる他の電気部品への悪影響を排除した空冷コンデンシ
ングユニットを提供することにある。
この目的は、この考案によれば、蒸発器から送られてき
たガス冷媒がアキュムレータを通して圧縮機へ送られ、
圧縮されたガス冷媒が冷却ファンを備えた凝縮機によっ
て液化される空冷フンデンシングユニットにおいて、前
記冷却ファン用モータを必要時に低速回転させるための
抵抗器を前記アキュムレータを加温するように設けるこ
とにより遠戚される。
たガス冷媒がアキュムレータを通して圧縮機へ送られ、
圧縮されたガス冷媒が冷却ファンを備えた凝縮機によっ
て液化される空冷フンデンシングユニットにおいて、前
記冷却ファン用モータを必要時に低速回転させるための
抵抗器を前記アキュムレータを加温するように設けるこ
とにより遠戚される。
以下、この考案の実施例を第２図に基づいて説明する。
第２図において、第１図と共通あるいは同一の部分は同
一の符号で示す。
一の符号で示す。
第２図において、３は前述の圧縮機４の冷媒入口に介挿
設置されたアキュムレータである。
設置されたアキュムレータである。
１１は冷却ファン用モータ７を低速回転させるための抵
抗器で、この場合面状発熱体として形成されており、他
の電気部品９とは隔離されアキュムレータ３の外周面に
密着させて巻装設置されている。
抗器で、この場合面状発熱体として形成されており、他
の電気部品９とは隔離されアキュムレータ３の外周面に
密着させて巻装設置されている。
第３図は室外ユニット１の電気回路を示すもので、第３
図において、４ａは前記圧縮機４の駆動モータ、１１は
前述の抵抗器、１２は温度継電器である。
図において、４ａは前記圧縮機４の駆動モータ、１１は
前述の抵抗器、１２は温度継電器である。
温度継電器１２は外気温度が略２８℃以上では接点が閉
じ、略２８°Ｃ以下で接点が開くように設定されている
。
じ、略２８°Ｃ以下で接点が開くように設定されている
。
また抵抗器１１と温度継電器１２とは冷却ファン用モー
タ７の通電回路に並列に接続されている。
タ７の通電回路に並列に接続されている。
上述の構成において、外気温度が略２８℃以上では、温
度継電器１２の接点が閉じ、冷却ファン６は高速回転し
て凝縮機５を冷却する。
度継電器１２の接点が閉じ、冷却ファン６は高速回転し
て凝縮機５を冷却する。
また外気温度が略２８℃以下では温度継電器１２の接点
が開き、冷却ファン用モータ７は抵抗器１１を介して通
電され冷却ファン６は低速回転する。
が開き、冷却ファン用モータ７は抵抗器１１を介して通
電され冷却ファン６は低速回転する。
そして抵抗器１１から発生した熱によって、アキュムレ
ータ３内のガス冷媒が加熱され、このガス冷媒は液化す
ることなく圧縮機４へ送り込まれる。
ータ３内のガス冷媒が加熱され、このガス冷媒は液化す
ることなく圧縮機４へ送り込まれる。
第４図は前記ガス冷媒の変化を示すモリエル線図で、冷
凍サイクルにおいて、圧縮機に送られる従来のガス冷媒
Ａは外気によって冷却されて飽和蒸気線の左側にあり液
冷媒が混在していることを示している。
凍サイクルにおいて、圧縮機に送られる従来のガス冷媒
Ａは外気によって冷却されて飽和蒸気線の左側にあり液
冷媒が混在していることを示している。
これに対しこの考案によるガス冷媒Ａ′は前記加熱によ
って飽和蒸気線の右側に移動し全て気体の状態であるこ
とを示しており、圧縮機４に液冷媒が流入する危険は排
除されている。
って飽和蒸気線の右側に移動し全て気体の状態であるこ
とを示しており、圧縮機４に液冷媒が流入する危険は排
除されている。
以上述べた通り、この考案によれば、冷却ファン用モー
タを低速回転させるための抵抗器をアキュムレータを加
温するように設置したので、他の電気部品が抵抗器の発
生する熱によって悪影響を受ける心配が無く、かつ前記
熱でアキュムレータ内のガス冷媒が加熱されて、圧縮機
に送り込まれるガス冷媒に液冷媒が混在する危険が排除
される。
タを低速回転させるための抵抗器をアキュムレータを加
温するように設置したので、他の電気部品が抵抗器の発
生する熱によって悪影響を受ける心配が無く、かつ前記
熱でアキュムレータ内のガス冷媒が加熱されて、圧縮機
に送り込まれるガス冷媒に液冷媒が混在する危険が排除
される。
なお、実施例では空気調和機の室外ユニットで説明した
が、この考案は実施例に限定されず種々の空冷コンデン
シングユニットに適用される。
が、この考案は実施例に限定されず種々の空冷コンデン
シングユニットに適用される。
第１図は従来の空冷コンデンシングユニットの正面図、
第２図はこの考案の一実施例を示す正面図、第３図は第
２図の実施例の電気回路図、第４図は従来と考案との冷
媒の変化を示すためのモリエル線図である。 ３・・・・・・アキュムレータ、４・・・・・・圧縮機
、５・・・・・・凝縮機、６・・・・・・冷却ファン、
７・・・・・・冷却ファン用モータ、８，１１・・・・
・・抵抗器。
第２図はこの考案の一実施例を示す正面図、第３図は第
２図の実施例の電気回路図、第４図は従来と考案との冷
媒の変化を示すためのモリエル線図である。 ３・・・・・・アキュムレータ、４・・・・・・圧縮機
、５・・・・・・凝縮機、６・・・・・・冷却ファン、
７・・・・・・冷却ファン用モータ、８，１１・・・・
・・抵抗器。
Claims (1)
- 蒸発器から送られてきたガス冷媒がアキュムレータを通
して圧縮機へ送られ、圧縮されたガス冷媒が冷却ファン
を備えた凝縮機によって液化される空冷コンデンシング
ユニットにおいて、前記冷却ファン用モータを必要時に
低速回転させるための抵抗器を前記アキュムレータを加
温するように設けたことを特徴とする空冷コンデンシン
グユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19623781U JPS6039728Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 空冷コンデンシングユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19623781U JPS6039728Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 空冷コンデンシングユニツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58102182U JPS58102182U (ja) | 1983-07-12 |
| JPS6039728Y2 true JPS6039728Y2 (ja) | 1985-11-28 |
Family
ID=30109485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19623781U Expired JPS6039728Y2 (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 空冷コンデンシングユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039728Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19623781U patent/JPS6039728Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58102182U (ja) | 1983-07-12 |
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